梅木雄平さんの行った（口コミ）お店一覧

カテゴライズ不能。玄人好みのバランス感覚

お得すぎて、いヤーン

金沢といえば！と、すでに知名度が高いお店。先にpisoのチーズケーキをお取り寄せして食べた方も多いのではないか。私も食べたことあります。 10皿＋デザート2皿＋小菓子の構成。ズバ抜けてどの皿が美味しい！という印象は正直なく、全体的に、嗚呼、美味しいなあ。。という感じ。コースとして調和が取れているという印象でしょうか。 強いて好きな品を挙げると、パンですね。評価が高いフレンチ、イタリアン、イノベーティブであっても、パンがイマイチな店は少なくない。一方で、パンが美味しい店は、確実に全体的に美味しい傾向にある気がします。メニューには掲載されない存在ですが、エース級の美味しさでしたw スペシャリテであろうアミューズの甘海老は、見た目の光り輝く感じは、オレンジでコーティングしたデザートに見えなくもないが、食べるとしっかりと甘海老で美味しい。 素材が豊富な金沢ですから、地元の旬な素材を活かした品が多かったです。パエリアは蛍烏賊がメインでしたが、ついでに？蟹のパエリアも出してくださったのは嬉しいお気遣い。螢烏賊は3/1解禁とのことで、蟹は3/20で禁漁に。3月上旬は、金沢でも蟹と蛍烏賊を同時に食べられる、貴重なタイミングなのですね。 ローカルガストロノミー的な言葉をたまに耳にする気がする昨今ですが、私もいくつか伺いました。ただ、相当不便な立地にある場合においては、その不便さを補って余りある体験がないとリピートは正直できないなと思ってしまう。 その意味では、レスピラシオンさんはローカルではありますが、金沢駅からタクシーで10分程度と全く苦ではない立地ですし、味も相当に美味しい。2022年食べログシルバーですが、進化によってはゴールドもあり得るクオリティに思えます。個人的には富山の某店より好きですね。 この立地と内容なら、リピートは確実です。金沢といえば鮨や和食が強いですから、某店でディナーを食べて日帰り。というプレイも過去にやったことはありますが、1日目は鮨か和食を食べて、2日目ランチでレスピラシオン（昼夜内容同じはず）というプランは満足度が高いはず。レスピラシオンのために、1泊する価値はあると思います。 予約は今はまだ取りやすい部類ですし、コース料金も2万円程度と良心的。

スガラボ出身の薬師寺シェフの新店。2020年12月オープン。友人がおすすめしていたので訪問。 結論、料理はかなりユニークでありながら、しっかりとかなり美味しい。劇場型レストランとしても有名ですが、押し付けがましさもなく、壁の大きな有田焼にライゾマの映像が季節ごとに変わって流れる。 器がかなり個性的でしかも美しい。ほとんどが特注だったり、中には貰い物もあるとのこと。器好きな方には、かなり楽しめるでしょうね。無表情な私でも、こっそり心の中で楽しみました。 料理で一番印象的だったのは、丹波栗の発祥と言われる大阪の銀寄栗を使用したスープ。栗の写真も普通の栗より濃いめな気がして、渋皮が美味しいらしいです。普通の栗より奥深い味わいを感じた気がします。 唯一気になるのは価格。コース3万で相方はノンアルペアリング。私は2杯で8.5万。ペアリングがかなり高いのか、サービス料なのか。価格においては支持が分かれそう。しかし、体験や味としてはオリジナリティがあり、価格気にしない人は大満足でしょうね。 イノベーティブ系で雑に括ると、チウネより少し高い可能性があります。 いずれにせよ美味しかったのでまた行きたいですが、男性2人で行くには、ハードル高めな空間に感じるので、基本はデートが女子会かと思われます。

坦々麺食べたさに1か月置かずに再訪。同じお店に1か月経たず再訪することは滅多にありません。 1か月経ってないのにメニューはガラッと変わり、和食屋以上に美味な松茸の土瓶蒸しまでありました。メインのお肉も相当美味しく、鱧とジェノベーゼ風リゾットは独創的な味わい。 そして期待の坦々麺はかなり好みな味！最後の蜂蜜アイスクリームも相当な美味。チウネの紹興酒アイスが好きな人は好きそうだなと勝手に思いました。 ワインを飲まないとお会計がかなり優し目になりますね。僕はワイン飲めないので、ワインが飲める方と割り勘で行きたいお店です笑 グルメな方々の間で話題な紹介制なこちら。k+のシェフだった方のお店です。 パスタ好きなこともあり、エクアトゥールよりk+派でしたが、k+よりもクオリティが高まっていた気がしました。特に細麺パスタは他では味わえないオリジナリティ！ 最初に出てくる写真ではコーヒーにしか見えないスープも美味でした。 ワインバー的な感じでアラカルト利用もでき、坦々麺が美味しいらしいと聞いたので、次回はぜひアラカルトで伺いたいです^_^ 最近はイタリアンやフレンチは鮨和食人気に押されてますが、ここは是非行ってみていただきたいお店。新鮮味もあり、しっかり美味しい。

5回目の蒼さん。昨年は4月10月に訪れています。昨年の4月の写真を見るとほぼ同じ構成ですが、今日は但馬玄がかなり美味しく感じました。 付け合わせの焼き筍もシャキシャキ感が好きです。筍が好きなので4月に伺っていますが、花山椒もたっぷりとありがとうございます 重めなお皿が多めですので、ランチは軽くしておくか何も食べずにディナーに伺うことをおすすめします。 ガツンと美味いフレンチで、カウンターなので男性2名で伺っても浮きません。 この日は黄金蟹のリゾットと、但馬牛の付け合わせのきたあかり、白トリュフアイスが特に美味しく感じました。 定番で好物のビスクも、いつもながら濃厚で美味。 3度目の訪問ですが、ますます美味しくなっている気がします。筍狙いで訪れましたが、花山椒も沢山かけていただき笑ありがたいです。 他にはぷりぷりの巨大赤座海老や、ホワイトアスパラガスが印象的。こちらのビスクが大好きで、濃厚で雑味のない味わいが美味。ここより美味しいビスクを知らない。ビスク体験豊富なわけではないですが。玉葱のムースの甘みも独創性が高くて好み。 カレーも美味しくて、お腹いっぱいにならなければもっと食べたい。デセールも充実していて大満足。 アルコールを飲まず、葡萄ジュースや玉露も相当美味しい。そしてお値段は3万円ジャストなので、お値段的にも満足度高いですね。また秋に再訪したいです。 約半年ぶり2回目の訪問。感覚的に前回より更に良くなっていた気がしました。 季節柄の松茸リゾットや、きのこが付け合わせな金目鯛が特に好きでした。 写真撮り忘れましたが、とても濃厚なビスクはここならではの味わい。 数少ない、もしかしたら唯一の？定期訪問予定フレンチです。 グルメ界隈で話題のビストロ。手書きのメニューの右上の数字は営業日だそうで、vol.58に参加しました。 フレンチだと大抵はテーブル席ですが、こちらは6-8席のカウンター。シェフとコミュニケーションしやすいのが楽しいです。 料理は工夫ある品が多く、ステンレス素材を使わない調理法だからなのか、雑味や角味を感じず、まろやかな仕上がりに感じました。 季節感ある桜鱒や筍も好きでしたが、アメリケーヌソースのブルーオマール海老や、玉ねぎのムース、牛頰肉の赤ワイン煮込みが印象に残りました。 鮨や和食はカウンターが多いですが、高級ビストロというジャンルは実はあまりないかもしれません。お値段は近隣のグルマンディーズさんよりは張りますが、内容的には満足感あります。内装も個人的には好きでした。 フレンチ人気はあまりない気がする昨今ですが、こちらならば楽しく肩肘張らずに、美味しいフレンチをいただけるので、舌が肥えた方にもおすすめです^_^

噂には独創性が高いと聞いてましたが、想像よりかなり独特でした。それでいてちゃんと美味しい。 夏のとうもろこしのご飯がおすすめと聞いて訪問しましたが、味が染み渡っていて美味。 個人的にはスペシャリテで毎回出てくるらしい、ミルフィーユの肉とガーリックや山葵を混ぜたものが一番好きでした。 蕎麦は今回トリュフでしたが、からすみが名物と聞くので、からすみ蕎麦食べたい。 カハラさん目的で大阪に遊びにきましたが、たしかに目的地にする価値があるレストランでした。また季節を変えてトライしたいですね。

やはり主役はパンだった

今回の福岡熊本旅行のメイン。黒崎駅は博多駅から特急で30分。結論、福岡市内の和食より断然良いと思います。ギリギリ3万円いかない価格設定もありがたい。 血抜きが完璧な鰆の瑞々しさや、走りの筍と木の芽のソース、変態的？なあまおう農家さんのあまおうは、あまおう的な酸味がほぼなくかなり美味しい苺大福。この辺りが印象的でした。 白味噌が好きなので、白味噌のお椀も嬉しい。 大将も愉快な方で、お話しが面白いです。 立地的には小倉の天寿しさんとセット訪問が多そうですが、博多から30分なので、行きやすい。帰りは北九州空港まで車で30分らしく、北九州空港でも良いかも。 食べログシルバーも納得なクオリティであり、インフレ激しい高級和食の中で、価格とクオリティのバランスで稀有なお店に感じました。福岡県で和食ならこちらがナンバーワンかと思います。

知人何人かから評判を聞いて訪問。富山産の食材を中心とした構成は、独創性がありつつも美味しい、ここならではの料理。 個人的にはチーズ入りの大門素麺と、最初にいただく楓から抽出したお水が印象的。かなり甘みのある水で、新鮮な体験でした。 ジビエは5月という季節がらかさっぱりした感じで、それはそれで美味ですが、冬のガッツリ感あるやつを試してみたい。 空間やその地の土で焼いた焼物など、料理以外の面も楽しめました。 ただ、富山駅からタクシーで1.5時間、かなりの獣道をぐるぐる回る疲労度はかなりのもの。道中の景色は大変美しいのですが、移動が苦にならない方におすすめです。 初訪問は好奇心が勝って気合で行けますが、リピートする際には移動距離はけっこう大事だなと感じます。車酔いしやすい体質なこともあり涙、立地の不便さで-0.1ポイントとしました。 立地を無視して食だけ見ると、食べログゴールドやシルバークラスと遜色ないクオリティに思えます。

こちらを目当てに日帰りで名古屋へ。 「余韻と記憶」をコンセプトとするフレンチで、大抵のフレンチではコンセプトを全く思い出せない中、明確なコンセプトはまさに記憶に残りやすかった。 鰻やスープが余韻として残りました。都内にあれば、リピートしたいお店です。

東京いい店ヤレる店アプリで発見して訪問。2020年5月25日オープンで、シェフは中華のFURUTA出身。面白そうと思い、すぐ予約しました。 自粛明けということで、カウンター7席ですが予約は1組のみ。貸切状態で、密会に最適でした。 メインの黒むつや猪やフカヒレ？が美味で、ガツンとインパクトありました。繊細というよりは、力強い味わいです。壁ドンでオラついてくるイケメン的な感じ。 春巻きも好きでしたが、締めはスッポンラーメンのみで、フルタ的な展開を期待してしまうと拍子抜けするかもしれません。 個人的には締めはフルタ的なプレイが好きで、締め以外はむしろフルタより鞍馬さんの方が印象的でした。 食事9品、デザート2品でコース2.5万円税別。2杯飲んで3万円程度なので、割安感あります。 いつまでも貸切にはできないでしょうが、応相談でランチタイムも予約できるかもなので、力強い系中華をご希望の方にはよいかと思います。 ちなみに立地は元麻布住宅街の一角なので、暗い帰り道はデート利用にオススメできます。 ホイチョイでのヤレる度は1つ星でした。

普段はやっていないらしいランチで訪問。 ホイチョイのいい店ヤレる店アプリで3つ星のお店。恵比寿3丁目交差点付近の路地裏という立地もムーディー。シェフにお聞きすると、東京カレンダーの隠れ家特集を見て訪れたお客さんが多いと仰ってました。まだ集客力があるようで良かったです笑 シェフの青木さんは三軒茶屋のグッチーナのご出身。接客力も高く、しかも相当なイケメン。近所にこんな店があったら、アラサー女子は間違いなく通ってしまう。 タヤリン、ハンバーグ、カプレーゼ、パンナコッタをいただきましたが、いずれも独創性高い品々で、既視感ありません。美味しいです。 普段は深夜までやっているらしく、アラカルトでワインバー的に利用するお客さんも多いらしいです。8,000円のコースもあり。 内装もかなりカッコよく、ホイチョイがヤレる判定をするのも納得ですが、シェフがイケメンすぎて、デート相手のお気持ちがシェフに持ってかれてしまうリスクも覚悟しなくてはならないお店です笑 かなり雰囲気良いですが、肩肘張らなくて良いカジュアル感があり、こういう店に常連風にエスコートできると、モテそうだと感じます。

「激レア」な消えるハンバーグ

7月にアラカルト形式のBARにお邪魔しましたが、9月から本格始動でOMAKASE経由で訪問。 前菜ですらメイン級のインパクトある品が多く、特に長谷川稔ラボ的な解釈のすき焼きは斬新かつ美味でした。 長谷川稔本店にも伺ったことがありますが、モダンかつインパクトある系の仕上がりは踏襲されていると感じます。あまり似たフレンチを思い付きません。 お会計はコース2.3万円税サ別で少し飲んで単価3.1万ほど。 個人的にはこちらのデセールが好きで、前回アラカルト時にいただいたフィナンシェが忘れられません。

優しいコロッケ

ステーキ屋より美味い絶妙な火入れの肉

空間美に酔いしれ、食事も絶品の洒脱なBAR