厳選・燕系豚脂ちゃっちゃ「醤油ラーメン」
定義1 スープは煮干しダシのきいた豚骨のほぼ乳化しないあっさり系。定義2 16番以上の太麺か平打ち。伝統的スタイルは茹で置き。定義3 タレ醤油ベース。定義4 全体に豚脂がかかる。老舗は背脂ではなく腹脂が多い。定義5 薬味は玉ねぎみじん切り。
このまとめ記事は食べログレビュアーによる1481件の口コミを参考にまとめました。
新潟五大ラーメンの二番目に挙げられるのがこれだ。洋食器産業の最盛期だった燕の職工さんたちに、出前が届いても忙しくてすぐに食べられないため「のびにくい」太麺、「冷めにくい」豚脂でふたをしたスープでおいしく食べてもらおうと工夫したラーメンだ。ちなみに「背油ちゃっちゃ」は、東京環7で人気店だった「土佐っ子」があみだしたもので、燕の豚脂ちゃっちゃとは別物だ。燕の老舗のラーメンには、背脂よりもむしろ腹脂が使われている。
出典: うどんが主食さん
今や全国区となった総本山。週末は県外ナンバーの車が駐車場にぎっしり。豚背脂ではなく、融点の低い腹脂中心のちゃっちゃ系だということは、ラーメン好きなら常識。
出典: Ryumanさん
おそらく日本で初めて、ラーメンに岩のりを合わせるという画期的なマリアージュを発明した松本潤一社長の「潤」グループ総本店。『一麺入魂』がスローガン。
出典: ayaya855さん
三条の行列店。大油、中脂のいずれかを選ぶ。もちろん「油抜き」もオーダーできるが、だったらここに来るなよ。黙っていると中脂。
出典: ナジョモべっちさん
杭州飯店ののれん分け店。額が飾られている。ただし、初代が急死したため、奥さんが記憶を頼りに復活させたお店のため、燕系とは少々違う組み立てのラーメンになっている。こってり系の人気店。
出典: tabelog.com
一定期間は潤のフランチャイズ店だったが、修業期間を終えて独立。玉ねぎトッピングにするなど燕系へ先祖返りしている。煮干しだしの旨さは特筆もの。チャーシューにもこだわっている。
出典: アドさんさん
醤油味強めに仕上げた燕系ラーメン。醤油の塩味だけでなく、旨みや酸味まで生かし切った、醤油だれのスペシャリスト。標準仕様の玉ねぎに加え、長ネギをどっさりトッピングする「ネギラーメン」が人気。
出典: X-TWELVEさん
家族経営の人情食堂。丼物などもあるが、「燕豚油系ラーメン」の提供店としても屈指の良店。背油がやや控えめで、スープの味もまろやか。燕系ラーメン体験の初心者向け、または超上級者向け。
出典: kumagoro1997さん
燕系豚油ちゃっちゃの新店だが、何と醤油だれと塩だれの二枚看板でオープン。燕系のラーメンを塩味にしたらどうなるか、興味のある方はぜひご来店を。
出典: cyokuさん
新潟市でも何店か燕系を提供する店があるが、こちらもその一つ。燕系リスペクト店だけに、オリジナルとはちょっと解釈の違うところもあり、その差異をさがすのもマニアの楽しみ。
出典: Yooh1さん
新潟市役所の近くに店を構え、燕系ラーメンを提供している。デロデロ麺、シャキシャキ玉ねぎみじん切り、豚脂ドシャーッ。基本のスープは煮干しダシがぐっときいた、意外にもあっさりスープ。まさに、定義通りの一杯。
※本記事は、2020/08/24に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。