日本橋でそばを嗜む!押さえておきたい新旧名店10選

出典:bottanさん

日本橋でそばを嗜む!押さえておきたい新旧名店10選

水路、陸路ともに発達をしてきた日本橋は、多彩な食文化もうまれました。寿司や鰻、天ぷら、また、そばも日本橋が発祥とされています。そんな発祥の地、日本橋で、そばをすすりながら一献と、ちょっと大人な楽しみ方を紹介。日本橋の新旧の名店をまとめました。

記事作成日:2020/07/10

2686view

このまとめ記事は食べログレビュアーによる4764の口コミを参考にまとめました。

日本橋人形町のそば店

日本橋 蕎ノ字

人形町駅から徒歩3分、甘酒横丁から一筋西へ入った場所にある、中央区日本橋人形町の「日本橋 蕎ノ字」。

2016年、静岡島田から移転してきた当時より話題になっていた気鋭の店主が営むという名店で、予約がなかなか困難なのだそう。

日本橋 蕎ノ字 - 浜名湖の牡蠣

暖簾の通り「まずは天ぷら、〆に蕎麦」が「日本橋 蕎ノ字」の信条とのこと。天ぷらに魅せられ、天ぷらから自身のルーツであるそばへの流れを確立したそうです。

素材をいかした天ぷらは、まさに絶品とか。写真は珍しい浜名湖の「牡蠣」です。

日本橋 蕎ノ字 - 桜えびかき揚げ蕎麦

〆のそばは、益子や川根産のそば粉を使った二八の手打ちだそうです。日本酒は店主地元の島田市大村屋酒造の銘柄のみとか。

代表作「女泣かせ」「重兵衛」など、東京ではなかなかお目にかかれない日本酒を季節ごとに3~4種類味わえるとのことです。

店主 鈴木氏は、静岡県島田市で15年以上「蕎ノ字」を営業され、3年前に天ぷらそば発祥の地である日本橋に移転。現在では予約困難な人気店となり、予約受付も一時的にストップしている状況。

出典: ココ マドモアゼルさんの口コミ

静岡の素材と静岡の地酒にこだわる。天ぷらも揚げ方の違いや油の違いなど、本当に良い素材を美味しく提供してくれます。相変わらず、温度差を変えて揚げた海老は素晴らしいです。静岡の野菜や、サクッとカットして湯気の上がる穴子も旨い。毎度天ぷらの追加は基本せずに、〆のそばをせいろと温そばと二種類頂きました。

出典: ジオモルさんの口コミ

日本橋室町のそば店

室町砂場

室町砂場 日本橋本店 - 外観

新日本橋駅から徒歩3分、日本橋室町の路地に店を構える「室町砂場」は、明治2年創業のそばの名店とか。

店内には中庭が設けられ、1、2階と合わせて100席ほどあるそうです。

「室町砂場」は天ざる、天もりの発祥のお店とも言われているそうです。

そばの芯だけを挽いた更科粉を玉子でつないだ「ざる」は、癖のない甘みが特徴なのだとか。二八の「もり」は、そば粉の香りや色合いなどの個性を生かした風味豊かな味わいが特徴とのこと。

室町砂場 日本橋本店

そばの他に、旬の素材を使った「季節のおすすめ」も人気です。

春には竹の子や桜そば、夏には枝豆をつまみに一杯、という常連客も多いそう。2階席では、定番料理をコース仕立てで味わえる「コース献立」もあるとのことです。

風格のある佇まいで、1Fにはテーブル、小上がり、2Fには座敷(堀炬燵のある個室6室)があり、席数100席あります。庭も眺められる純和風の、落ち着いた素敵な店内です。

出典: カフェモカ男さんの口コミ

・合鴨焼き(塩)、天もり、菊正宗純米樽酒
老舗蕎麦屋で酒は必須でしょう。どんなにCPが悪いとしても飲むのと飲まないのでは満足度が異なります。【合鴨焼き(塩)】はカリッと焼き上げており、ウェルダン寄り。焼き加減や付け合せのレモンは老舗らしいエッセンス。

出典: 辣油は飲み物さんの口コミ

手打蕎麦 むとう

手打蕎麦 むとう

三越前駅から徒歩1分ほど、「コレド室町3」の裏手の路地に店をかまえる「手打蕎麦 むとう」。

落ち着きのある店内には20のテーブル席が用意され、夜の営業では、一杯飲めるそば居酒屋として人気です。

国産の良質のそば粉を取り扱う栃木の製粉所から、使う分だけを取り寄せているとのことです。

現在は千葉県佐倉市の農園と共同で、そばの自家栽培にも取り組んでいるのだそう。

手打蕎麦 むとう

メニューは、季節の料理に手打そばを加えた「おまかせ献立」のみのようです。昼は5品で3390円ほど、夜は8000円からとのこと。

定評のある鴨を使った「鴨せいろ」や、「合鴨の鉄板焼き」はぜひ味わってみたいものですね。

コレド室町の路地を入ったところに出された、清楚な暖簾。昼でも夜でも「おまかせ」を基本に、料理と手打ち十割蕎麦を楽しんで、というお店です。HPを見ると、脱サラして蕎麦打ちから入ったご主人が、蕎麦屋を営みつつ日本料理の修業を積んだ末、このスタイルに行き着いたのだとか。

出典: sophia703さんの口コミ

こちらの主人は蕎麦打ちの基本は「九段一茶庵」で学んだそうだが、蕎麦は十割で細かめの挽きでやや太めに打たれている。最近は十割というと粗めに挽いたり、細めの堅打ちにする傾向が見られるが、こちらの蕎麦はある程度のコシが有りながら滑らかな舌触りの東京人好みの食感。

出典: 蓼喰人さんの口コミ

紅葉川

紅葉川

三越前駅B5出口から徒歩1分、日本橋駅からは徒歩3分ほどの場所にある「紅葉川」は、木鉢会所属の石臼挽きそば&鴨料理店だそうです。

広々とした店内には80席ほどがあり、個室の用意もあるようです。

紅葉川 - かもザル

定評のある鴨を使った「鴨せいろ」は、紅葉川の人気のメニューの1つとのこと。

温かなつけ汁には鴨のスライスや鴨団子が入っていて、鴨特有の甘い香りが漂うのだとか。鴨出汁のきいた汁が、シコシコとした食感のそばに良く絡むのだそうです。

紅葉川

「紅葉川」に来たら、ぜひ食べたいと評判なのが鴨料理。「鴨しゃぶうどんすき」も人気のコースで、単品もあるのだそう。

うどんを、そばに変えることもできるようです。鴨の風味にあわせた地酒と味わってみては。

大きな一枚板の年季が入った看板、店の格子戸には・・・緑色のペナントに「新そば」!客席は奥に、お一人様用のカウンター、その他はBOX型のテーブル席となっており、愛想の良いオバちゃん(花番さん)に空いていたテーブル席に通された・・・。

出典: むんじさんの口コミ

メインの鴨鍋は先につくねと野菜を入れてから最後に薄切り鴨肉をしゃぶしゃぶ。食べ応えがある量が○。最後は蕎麦で〆てホカホカ。

出典: Hero.Eさんの口コミ

利久庵 日本橋店

三越前A1出口から徒歩1分、むろまち小路沿いに店を構える「利久庵 日本橋店」は、昭和27年創業のそば店とのこと。

地下には25席、1F20席、2F20席(定食・和食)、3F個室(3~18席)と利用シーンによってフロアが分かれているようです。

「利久庵 日本橋店」の看板メニューといえば「納豆そば(1,050円)」とか。

大粒の納豆と、香り高い鰹節、海苔を混ぜあわせることで、そばの旨みを引き出してクセになる味わいになるのだそう。

利久庵 日本橋店

浅利の旨味がしみ込んだ「新取菜と浅利の煮浸し」や、「銀鱈の西京焼き」など、一品料理も多彩なメニューが用意されているようです。

夜は、コース料理も充実しているとのこと。刺身、焼き物、煮物にそばがついた6品は6800円からだそうです。

入り口の看板にも写真が掲げられている名物の納豆そばを頂きました。こちらの納豆、粗挽きな状態と言いますか市販の粒とひきわりの間ほどの大きさなんですね。それが少し甘口な汁と蕎麦に絡んで良い塩梅となり、美味しく頂けました。

出典: Carminaさんの口コミ

日本橋の美味しいお蕎麦やさんの一つ。更科のもりとおつまみをいただきました。おつまみが美味しいお蕎麦やさんはまた来たくなります。こちらもおつまみが美味しいです。九条ネギの出汁巻はたっぷりの量で美味しいです。

出典: Kiyoflowerさんの口コミ

その他日本橋エリアのそば店

そばよし

そばよし 日本橋店

三越前駅A1出口から徒歩2分ほど、日本橋駅からは徒歩5分ほどの場所にある「そばよし」。

カウンターのみの14席で、こちらは有名人も絶賛した立ち食いそば店なんだそう。

そばよし 日本橋店

かけそばが320円、たぬきは370円と、非常にリーズナブルな価格で人気のある「そばよし」。野菜天そばでも、460円ほどなのだとか。

トッピングもかき揚げやちくわ天など豊富なようです。期間限定メニューは、ツイッターなどでも確認できるそうですよ。

常連客の密かなヒットメニューが、写真の「おかかごはん」なのだとか。

半ライス注文でついてくる「おかかご飯用粉かつお」を、ごはんにかけただけのシンプルな一品とのこと。香り高い鰹粉が絶品なんだそうです。

事前にリサーチ不足で、こちらはおかかごはんが有名なようです。ご飯のみの販売は行っていないようで、そばかうどんを頼む必要があります。半ライス90円か並みライス180円の食券を買うと、粉かつおをご飯にかけ放題。このビルの3階で鰹節を削るときにできる、粉のようです。

出典: ジオモルさんの口コミ

うん、めっちゃそそられる立ち食いそば屋さん発見!?鰹節問屋直営!?もう行くよね。ってことで移動前に訪問。外観はめっちゃ鰹節問屋であることを推してますね。店内は椅子もあり、意外とゆったりとそばが楽しめそうです。

出典: ぱたぱたぱたごにあさんの口コミ

浜町かねこ

浜町かねこ

人形町駅から歩くこと7分。水天宮の交差点からは4分ほど、日本橋浜町にある「浜町かねこ」は、神楽坂の名店「蕎楽亭」出身の店主が営むそば店だそうです。

1階にはカウンター8席を含む12席、2階は18のテーブル席が配されているとのこと。

浜町かねこ - かき天ざる  1400円  (並盛り)

そばは、福島県会津柳津産と茨城県桜川市岩瀬町産を主に、店先の石臼で挽いたそば粉を使った十割の細打ち麺なのだとか。

石臼で挽いたそばの香りは高く、出汁のきいたそばつゆとの相性も抜群とのことです。

浜町かねこ - 蒼天伝特別純米

福島県会津産の日本酒を中心に、日本酒は常時13種類以上の銘柄を用意しているそうです。

季節によっては、限定の地酒もあるようです。当日提供される料理に合わせた日本酒をマッチングしてもらい、日本酒本来の味わいを楽しんでみるのもいいですね。

・むぎめおと
細打ちの蕎麦と冷麦の組み合わせ。つゆもそれぞれ別々に提供されます。蕎麦用の方が濃い味でしょうか、いずれも出汁がよく効いて旨味のあるつゆ。

出典: kanamilkさんの口コミ

今日はカレー蕎麦と冷たいお蕎麦を頂きました。このセットあったかいのと冷たいのなんて食べてからすると嬉しい。ボリュームも充分ですし、何よりお味が良い。線の細い蕎麦ですがしっかりしていて喉越しも良いです。カレーもお出汁が効いてるスジの入った蕎麦。なかなか美味いですね。

出典: 三浦紘衛門さんの口コミ

十割そば 東京バッソ

十割そば 東京バッソ

馬喰町駅2出口から徒歩5分、小伝馬町駅からは徒歩6分ほど、中央区日本橋馬喰町にある「十割そば 東京バッソ」。総武線浅草橋駅からも徒歩10分以内です。

シックな店内にはカウンター9席、テーブルは4席が2卓配されているそうです。

十割そば 東京バッソ

本格的な十割そばを、リーズナブルな価格で提供しているそば店として話題の「十割そば 東京バッソ」。

そば単品なら1コインで味わえるとのこと。そばは、「さらしなそば」「田舎そば」「ダッタンそば」の3種から選べるのだそうです。

十割そば 東京バッソ

十割そばと、もう1つの看板メニューだという「とり天」。やわらかな胸肉は薄めにスライスし、さっくりとした衣をまとった歯ざわりが良いんだとか。

塩をつけて食べると、田舎そばのアクセントにちょうど良い感じだそうです。

カウンター9席とテーブル席が3つ。そば屋としてはなかなか珍しいカフェ風の内装です。(内装は常に満席で写真が撮れませんでした)オーダーしたのは、十割そば(冷)ととり天。そばは三種類から選べて、・太打ち 田舎そば・細打ち さらしなそば・苦そば ダッタンそば。

出典: 巌流さんの口コミ

そばを一本、つゆにつけずにそのまま食べる。歯応えが良い。風味が良い。ザラザラはしているがボソボソはしていない。十割そばよりも二八そば(そば粉8割)の方が食感も喉越しも良く好きなので、多くを期待していなかったが、これは美味しい。

出典: 麺と米が好きさんの口コミ

京都鴨そば専門店 浹

京都鴨そば専門店 浹

小伝馬町駅3番出口から徒歩7分、中央区日本橋小舟町にある「京都鴨そば専門店 浹」。

おしゃれな雰囲気の店内には、カウンターが8席、テーブル18席の全26席。ジャズが流れる中、ゆったりと食事が楽しめるようです。

「京都鴨そば専門店 浹」の看板メニューは、天然昆布と削り節で出汁をとっているという、温かい「鴨そば」だそうです。

毎朝丁寧にひく京風だしは、やさしい味わいで最後の一滴まで美味しく味わえるのだとか。

夜の部は、さまざまな鴨料理や旬の食材を使って作られる、趣向を凝らした一品料理が好評です。

料理と相性の良い日本酒や、ボトルワインなどと合わせて楽しむ人も多いのだとか。

鴨せいろが人気かと思ったが、店員さんに1番人気は鴨そばとかやくご飯のセットだと聞き、迷わずそれを選ぶ。綺麗な店内。スタッフの数も4~5人いる。これはきっと繁盛店なんだろうなとの想像通り、30分も経つと店内はお客さんでいっぱいになった。

出典: たかちゃんwさんの口コミ

出汁は昆布と削り節でしょうか、風味のよいつゆでとてもいい。表面には鴨肉特有の脂が浮いていますがイヤな脂っぽさはなく、見た目よりさっぱりしていてとても美味しい。また、鴨肉の旨みがつゆ全体に溶け込み実に旨い!蕎麦は喉越しが良く鴨汁がよく絡み、このつゆによ~く合っていると思います。美味しかった~。

出典: samurai5599890さんの口コミ

蕎麦遊膳 花吉辰

蕎麦遊膳 花吉辰 - 店内の様子

小伝馬町駅から徒歩4分、中央区日本橋堀留町にある「蕎麦遊膳 花吉辰」。

大きなガラス窓のある店内には、カウンターやテーブル席などが配され、様々なシチュエーションごとに使い勝手が良いのだそうです。

蕎麦遊膳 花吉辰 - しそ切り

毎朝手打ちされるそばには「せいろ」や、柚子切りやしそ切り(写真)などの「変わりそば」もあるそうです。

ランチタイム限定の、季節の日替りご飯とせいろ又は揚玉そばがセットになった「本日のランチセット」も好評です。

そばは、その時々届く旬のそば粉を使って打たれているとのことです。

ある年の新そばは、群馬県渋沢のキタワセとか。生産者も明記されているようなので、安心して食べられますね。

大半のお客さんが注文されている蕎麦と丼がセットになった本日のランチ(1000円)も気になりますが、ここは久しぶりのお蕎麦、三色盛り(1600円)で食べ比べを楽しむことにしました。変わり蕎麦に柚子切り、せいろは二八と十割、十割は摩周産で北早生の新そばとのことです。

出典: レールモントフさんの口コミ

お店は、とても綺麗で清潔感があります。1階と2階があるようですが、1階のテーブル席に案内してもらいました。1階はカウンター席に2名用テーブル席と、4名用のテーブル席があります。お蕎麦さんなので、お蕎麦が中心で、冷たい蕎麦、温かい蕎麦、それに蕎麦屋の酒肴、お蕎麦のアイスなどスイーツもあります。

出典: bishinbariさんの口コミ

※本記事は、2020/07/10に作成されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

ページの先頭へ