札幌に来たなら、ここに行け。

札幌に来たなら、ここに行け。

40年以上暮らしてきた街、札幌。 20歳のとき、ある人の言葉で食に開眼して道を求めて食べ歩いてきた。 2016年41歳現在で出会った札幌の職人たちをご紹介します。

キーワード
ランチ
隠れ家

更新日:2017/11/27 (2016/04/08作成)

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最高の飲食店とは何か。

 「美味しい」とはなんでしょう。僕が美味しいと感じるものが、すべての人に美味しいと感じられるかといえばそうではないはずです。「美味しい」とは"相対的"なものであり"絶対的"なものではない。

 「美味しいお店」があるのではなく、そのお店をおいしく楽しく使うスキルが客の側に必要なのだ。


料理と人と、過ごす時間。

 「美食家」を名乗る人たちが高級店でふんぞり返ってこの料理はどうのこうのと、職人に対して高いところからものを言う客がたまにいるが、そんな場面に出くわすと途端に料理がまずくなる。そんな客はきっと良い食事にはありつけない。職人にだってお客様を選ぶ権利はあるはずだ。失礼な客は、その店にとっても常連客にとっても非常に不愉快なものである。金を払っているのだから美味いものを食わせろとのたまう輩に、だれが本当に美味いものを食わせやるものかと普通なら思う。

 「美味しい」とは料理の味だけではなく、盛りつけの美しさ、温度、湿度、香り、食感、様々な五感の感覚と、職人との対話、連れや隣に座ったお客との間合いなどが奇跡的にリンクして「美味しい」という奇跡につながるのだ。そのような奇跡に出会うことは、とても楽しいものだ。

 美味しいとは、単なる味でもなく、単なる技でもなく、すべてを感じ、味わうことができる「スキル」だ。そもそも客の側に、料理を振る舞ってくれる職人に対する敬意と礼がなければ、決して本当の美味しいには巡り会うことはないだろう。

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創作和食 みえ田

職人、三枝さん。

 古典を知り尽くした三枝さんだからこそできる和と洋とオリジナルの見事な創作料理。

 スペシャリテのトリュフを使った料理は、一口で天にも登るような多幸感を感じる。

 茶室のような店内、器にも注目だ。

ウニとトリュフのTKG (☝ ՞ਊ ՞)☝
変態料理。

蝦夷前、ここに極まれり。

「北海道でしか食えないもの」と考えるなら、迷わずここに連れてくる。

 東京などから札幌に来る人たちが、札幌の食にどんな期待を持っているかを考えると、それはやはり蝦夷前料理(ここでしか食えないもの)だろう。

 どことも比べるべからず。ここにはここでしか食えないうまいもんがあるんだ。「東京のあれ」とくらべてどっちがどうだとかいう話は不毛。

 ここは思い切って三枝さんにお任せしてみよう。予算については事前に確認すること。おまかせなら2万〜3万は軽く行きますよ。料理は1万くらいから用意はしてくれます。

鮨菜 和喜智

鮨菜 和喜智

 すすきのの喧騒から離れた裏参道にひっそりと佇む和喜智。

 緊張感のある白木のカウンターに強面の職人、田村さん。

 寿司を食えば、すぐにその緊張はほぐれる。こんなに美味しいお寿司を握ってくれる職人にぐっと魅せられる。話してみると意外と優しい田村さん。そのギャップが良いんでしょうねえw

雰囲気に息を飲み、料理に舌鼓を打ち、大将の人柄と笑顔で三位一体の感動が押し寄せる。

僕は寿司が好きだ。

寿司、そば、などはいつでも食べたい。
そんな中、札幌の寿司店のなかでも僕にとって特別なお店「和喜智」。

すすきのからは少々離れている(車で15分くらい?)ので行く機会は少ないが、ずっと記憶に残っている、札幌を代表する素晴らしいお店だと思う。

麺屋 彩未

麺屋 彩未

おすすめは味噌。しょうがが乗っていてさっぱりと食べられる。

札幌に来たら食べたほうがいいラーメン店って?と聞かれたら、殆どの札幌人は「彩未」と答えるだろう

まぁ、そうなるでしょう。札幌あるあるです。

モリエール

レストラン・モリエール

札幌フレンチの代表格。

私の知る誰もが「感動した」と言った。

175°DENO〜担担麺〜 本店

175°DENO〜担担麺〜 本店

「しびれる」「すごくしびれる」などと、山椒のしびれ具合を選べる担々麺専門店。汁なし担々麺がメーン。平打のしこっとした麺に、濃厚なゴマ坦々汁。そして、中国の山奥にまで仕入れに行くというこだわりの山椒がびりり!としびれる。

こんなにしびれたことはない!というくらいしびれます。すごくしびれるを選択した殆どの人は後悔してるので、まずはスタンダードなところから楽しむのがベスト。

痺れの世界へようこそ

鮨処有馬

 すすきので最も人気のある寿司店の一つでしょう。

 真面目な美味しい正統派の寿司を握るが、思ったよりもリーズナブルという印象。それが人気の理由だろう。

正統派。正統派。正統派。

コートドール

コートドール

ここの支配人の福田さんは、札幌でもトップクラスのサービスマンだと思う。いつも心地よく笑顔でサービスをしてくれる。だれかをフレンチでもてなす場合、このような信頼できる方がいるのはありがたいことだ。

建物はウェディングも行っているのでゴージャス感が半端ない。

何と言っても福田さん。

ラ・サンテ

ラ・サンテ

足寄の石田めん羊牧場のミルクラムを食べられる貴重なレストラン。一軒家レストランで高橋ご夫婦のゆったりとしたサービスを受けながら過ごせる落ち着いた空間。

誕生日や記念日などにもおすすめです。

個人的にデザートの白いプリン絶品すぎる。

高橋ご夫婦のところへ・・・

だるま 本店

だるま 本店

いわずもがな。さっぽろジンギスカンの代表的存在。

地元も観光客もごっちゃごちゃ

ピッツェリア・ダ・マッシモ

ピッツェリア ダ マッシモ

マリナーラとマルゲリータの2品にメニューを絞り、シンプルにすることでコストを抑えて格安で本格的窯焼きピザが食べられる。

本気すぎるピザ。

蕎麦喰処 利めい庵

蕎麦喰い処 利めい庵

週末の昼しか営業していない古民家そば店。とても感じのいいご夫婦が切り盛りする人気店だ。そばが美味しいのはもちろんだけど、ここのスモークベーコンが意表ついて美味しすぎて驚く。

藻岩の山の上にある、古民家そば店。

鮨ノ蔵

鮨ノ蔵

おつまみとおまかせ6貫3,800円〜というわかりやすくリーズナブルな設定。(現在は)しかもおつまみの品数がすごいんです。一度体験してみてください。

最後にデザート代わりに出てくる「リコッタチーズのお寿司」には度肝を抜かれた。北海道人には馴染み深い「バター醤油ご飯」の味わいに似てほのかにチーズが香る。リコッタはファットリアビオのものだ。

CP良すぎの呑兵衛鮨店。

こまつ

モダンな一軒家レストラン。階段を降りて扉を開けると、大きな窓の奥には自然の庭園が広がっている。

元エルムガーデン料理長であった小松さんが織りなす料理は美しいエンターテイメントのようだ。

ひっそり隠れ家レストラン。

飲茶はるのそら

飲茶はるのそら

僕の知る中華料理店の中でもダントツの美味しさ。しかも驚くのはそのCPである。ディナーメニューを見ても1000円を超えるメニューはない。しかし、その味はホテル中華以上なのだ。それもそのはず、僕が大好きだったルネッサンスホテル(現TSUBAKI)の美麗華で腕をふるっていたシェフが独立してオープンしたお店なのだ。

このCPでホテル中華以上の美味しさ。

最近のランチは行列になっていることも多い。夜も来週の予約が取れないということもある。すっかり人気店になってしまった。嬉しいような、寂しいような。

天ぷらあら木

 築地の一流店で修行した若い職人が揚げる天ぷらは、北海道の素材の良さをめいいっぱいに活かすことができる。

 僕はこのような北海道でしか食べられない料理を蝦夷前料理と呼んでいる。

 そして嬉しいのは、ここのデザートがまた絶品なのだ。

札幌には美味しい天ぷら屋がないなんて言わせない

 伸び続ける30代の若い大将の才能。開店3年、お店にはいい空気が宿り始めている。

ファイ

ファイ

ほそ〜い路地にあるその佇まいは、まさに隠れ家。初めての人はなかなか辿りつけないことも多々ある。でもその隠れ家っぽいところが大好きなイタリアンバーだ。

料理もお酒もとても充実している。セレクトはソムリエの久美子さんにお任せすれば大丈夫。

隠れ家イタリアン

沖縄そば 風遊斎

風遊斎

札幌の外れ。もし車移動なら行く価値あり。私の知る限り日本一の沖縄そば(札幌なのに?)

クロック

濃厚、奥深くスパイシー。ルーカレーの中では僕の中でナンバーワンのカレー店。カレーの盛り付けも美しい。喫茶店のような感じだけど、カレー店なのだ。

賛否両論あれど、私はここのカレーが一番好き!!!

ル・ミュゼ

ル・ミュゼ

まるで絵画のような料理たち

なかむら

カツ丼が食べたいときはここです!

札幌カツ丼No.1

CANTINETTA SALUS

CANTINETTA SALUS

 この夏もこのスペシャリテを食べたい。「塩水ウニの冷製パスタ」うますぎる。

 ソムリエの福島さんのアドバイスのままに、楽しい時間が過ぎていく。

 信頼できるソムリエがいる、信頼できるシェフがいる。それ以上にいい店ってないわけです。だからこのようなお店ではできるだけお店とのコミュニケーションに努めましょう。

札幌代表イタリアンバール。

※本記事は、2017/11/27に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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