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昼の点数:3.7
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¥2,000~¥2,999 / 1人
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料理・味 3.7
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|サービス 3.7
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|雰囲気 5.0
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|CP 3.7
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|酒・ドリンク 2.6
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[ 料理・味3.7
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| サービス3.7
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| 雰囲気5.0
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| CP3.7
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| 酒・ドリンク2.6 ]
舟遊びあとは柳川名物うなぎせいろ蒸しで
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2011/10/10 更新
北原白秋のゆかりの地、柳川と言えば“川くだり”。一見すると、ただのよくある観光地なのですが、そこにはホスピタリティがあります。船頭さんが柳川弁で語りながら歌を交えて一時間。長いようだが、とても短く感じ、心がほっとします。
そして、もうひとつ忘れちゃいけないのが、“うなぎ蒸し”です。今では柳川の多くの店でやっている名物メニューです。
うなぎというのはとてもおもしろい食べ物です。その土地それぞれで食べ方が違うんですからね。
蒸してから焼く、東京風に香ばしい関西風。京都は、飲食店は東京風、お惣菜用は関西風てな具合です。
柳川のうなぎもユニークです。長崎に蒸し寿司という変わった食べ物がありますが、ここ柳川のうなぎはご飯にのせて蒸しあげた「蒸しうなぎ」スタイルですから。すだれにのせたうなぎ飯を蒸し器で蒸した逸品です。
あつあつでとても体が温まる、個性があるうなぎの食べ方です。一度食べたら病み付きです。
このうなぎ蒸しを食べられる店は柳川のいたるところにありますが、なんといっても、歴史や文化とともに堪能できる旧柳川藩主立花家の子孫が経営する料亭「柳川御花」が最高です。
「柳川御花」は四代藩主鑑虎が総面積七千坪のこの土地に、四方堀を廻らせた集景亭という邸を構えて、遊息の所としたのが始まり。この地域が「花畠」という地名であったことから、柳川の人は「御花」と呼んだそうで、今では観光の中心となっています。
「柳川御花」には、立花伯爵亭を利用した料亭と国指定名勝 松濤園という庭を見ながら食事のできる和室や、明治時代の迎賓館として建てられた西洋館などがあり、とても充実した施設で、ウエディングにも人気があります。
まず、「柳川御花」についたら、まず、食堂のレジに行きます。そして、時間のかかる“うなぎ蒸し”を注文して、予約を入れます。あとはこの歴史ある建造物や美しい庭を見ながら楽しんで待ちます。そうしていると、20分かかる“うなぎ蒸し”を待つ時間もあっと言う間に感じるはずです。
柳川という街は、古いものを生かし、街づくりに役立てています。各店がうなぎ蒸しという名物料理を売り、観光客に対して何かを感じさせてくれます。その背景にあるのは、この街のホスピタリティなのです。
古いものを壊すのでではなく、生かす。みんなで名物料理を売り、観光の目玉にする。そんな、共生こそが今求められているのです。