ワンクラス上を目指して : ブレストンコート ユカワタン

2015年09月
　18000円のコースのみとなっていたが、品数を減らすこともできるとのこと。
　牛肉のパン包み焼き、お肉が柔らかい。パイ包みより柔らかい。
　シーズン過ぎの平日なのに満席、料理もお店も進化している。
　総合評価を4.5から4.7に上げさせていただいた。

2014年09月
　9月になるとキノコがメニューに入ってくる。
　プティフルールが鳥の巣箱に入っていて開くサプライズ演出になっていた。

2013年08月
　星のやさんに宿泊し再々訪
　8月はブレストンコートの庭のキャンドルナイトがきれいだ。
　チーズのチュイルが鮎に替わっていた。
　料理にあったワインを薦めていただきおいしかったです。
　いつも浜田シェフと写真を撮らせていただき感謝です。

2013年05月
　ボキューズドール記念の特別メニュー２３１００円をいただきにうかがった。
　一度は世界一のお魚料理を食べてみたいよね。

　　１．チーズのチュイル
　　２．6種のアミューズ
　　３．佐久鯉のタルタル
　　４．吉見農園の新鮮アスパラガス
　　５．コンソメと稚鮎
　　６．平目とオマール　ボキューズドール国際料理コンクール本選の仕立て
　　７．ボキューズドール国際料理コンクール　課題食材：牛肉
　　８．信州産フロマージュ
　　９．巣ごもり卵（デザート）
　　10．タンポポ仕立てのティラミス（4種からチョイス）
　　11．プティフルール
　　12．小布施ワイナリーの葡萄の葉の紅茶

　世界一と評価された平目とオマールの料理は木のお弁当箱にお皿が入っていて、駅弁を加熱するものが敷いてあり湯気が出ている。
　細工と味に加えてこのアイデアと演出も評価されたと思う。
　
　当初、5月末までのボキューズドール記念の特別メニューだったが、予約がとれないほど人気があり8月末まで延長された。
　早めの予約をお勧めする。


2013年02月01日追記
　昨日、うれしいニュースが飛び込んできた。
　浜田総料理長　ボキューズ・ドール国際料理コンクール銅メダルおめでとうございます。
　目指すのは世界からユカワタンの料理を食べに軽井沢に来るようになることかな。

2013年01月26日追記
　昨日、アイアンシェフに浜田総料理長が出ていた。
　残念ながら負けてしまったが、まだ若いので経験を積んで料理の鉄人になっていただきたい。
　ユカワタンにうかがった時、食事後に入口でお見送りに来られたので、握手をさせていただいたのを思い出し、
　追記のコメントと暗くてピントが合っていないが写真をアップしようと思った。


2011年06月26日

星のや2泊目の夕食を3月にオープンしたユカワタンにした。今回の旅行の目玉だ。

ユカワタンはホテル　ブレストンコート内のノーワンズレシピを個人客用にワンランクアップさせ、浜田総料理長が水のジビエをテーマに地元長野の素材を使い理想を追求しているレストランだ。

星のやから車で送ってくれる。

ブレストンコートフロント反対側森の奥にあり、入口までの演出に期待がふくらむ。

24席、テーブル間のゆとりはある。最近は個室に改装しているレストランが多いが。

15000円のコースをいただいた。6種のアミューズははずせない。


チーズのチュイル
　　チーズ風味の薄く焼いたパリパリのお菓子が石の切れ目にはさまっている。
　　こくがあり料理が出るまでのつなぎに良い。

6種のアミューズ
　　一口サイズの手のこんだ料理を磨いた丸い石の上に乗せている。
　　6個の料理は前菜からのコースに見たてられ、それぞれ石が冷たかったり暖かかったりする。
　　佐久鯉の内臓も臭みはない。
　　しかもこの料理で客の好みの塩加減を決めるとのこと。

信州リンゴのシャルロット？（ワインで記憶が曖昧な為にお店のホームページを参考にした）
　　チョコレートで波模様を描かれた上に鯉やフォアグラ等を重ねたもの等

ポタージュ
　　冷たいスープと温かいポタージュから選ぶ。肌寒かったので芽玉ねぎのポタージュにした。
　　ロワイヤル風。贅沢な味だ。

大岩魚のムニエル
　　カレー風味だが、6種のアミューズの中にもカレー風味があったような。
　　焼かげんも・・・むずかしいな。皮も厚いし

信州上田地どり真田丸
　　信州上田地どり真田丸と安曇野放牧豚から前日嘉助で安曇野豚をいただいていたので地どりをチョイス
　　一口サイズの生・たたき風・火を通したものにレバーや砂肝などが乗っている。

デザート
　　温かい抹茶スポンジとクリームに冷たいアイスクリーム
　　その後に10種類のミニケーキ、それぞれ手がこんでいる。
　　この感じはノーワンズレシピゆずりか。
　　食べきれないと包んでくれる。
　　種類が少なくても本当においしいもの1品で良いが、この演出も感激する。

飲み物
　　コーヒーと曽我さんのぶどう葉のティーからグランクリュのコーヒーをチョイス
　　水出しコーヒーのように薄い色だが香りがすごい。日本一のコーヒー？

アルコール
　　シャンパーニュをグラスで、白と赤はグラスの3種セットで。
　　シャンパーニュはディアボロ・バロア？、前日嘉助でもいただいたような気もするが。
　　いやみが無く、泡もきれいで味もまとまっている。
　　白　ソガ　シャルドネ　セカンド　前日飲んだファーストのムラサキビンヤードより味が強いかも。
　　白　Ryu de Vin のシャルドネ　ステンレスタンク　　ピュアでストイックなワインだ。
　　赤　ソガ　メルロー　と井筒のカベルネフランからチョイスだが、かみさんと別々のものにし飲み比べた。
　　　　　ソガ　メルローはメルロー主体でカベルネソービニオンも入っている？滑らかな中に少しはなやかさがある。
　　　　　井筒　NACのマークあり、カベルネフランにしては力強い。
　　　　　長野のワインはレベルが上がってきた。しかし、同じ値段では海外のほうがまだレベルは上だろう。
　　　　　長野の食材を使った料理を長野のワインで味わう。しかもカルトワイン化して手に入りにくいワインで。


お会計をしている間に星のやから車をよんでくれていた。あたりまえか。

料理は好き嫌いもあるし、コースの中で同じ味・同じ食材・同じ演出を使わないほうが好きだが、細かい細工をし、いろいろな味を食べさせようとする努力。スタッフもお客においしいものをという意気込みが感じられる。
東京からユカワタンの料理を食べるために軽井沢にくるようなレストラン、がんばってください。