また食べたい! 90年代、東京を彩ったラーメン!

出典:ゆーじむさん

また食べたい! 90年代、東京を彩ったラーメン!

バブル前後の90年代に東京を彩ったラーメンが今でも食べられる! 団塊~団塊Jr.世代は行ったことがあるヒトたちが多いのでは。 食べて元気に働こう!

更新日:2021/02/07 (2017/08/11作成)

18434view

このまとめ記事は食べログレビュアーによる24112の口コミを参考にまとめました。

麺屋武蔵 新宿本店

創始 麺屋武蔵 - 武蔵ラーメン

さんま節とこってり(海老の香味油)で一世風靡した90年代の大行列店。今は昔ほどこってりを推してないけど、言えばやってくれる。
チャーシューは角煮になり、大盛無料になり、卓上の薬味も変遷があって、今のラーメンに。昔ほどではないという人もいるが、未だに変化し続けており、私は今が一番おいしいと思う。
昔は炊き込みご飯とラーメンを頼んでいたけど、今はご飯食べる元気がない。。。

創始 麺屋武蔵 - 生七味

生七味のような卓上薬味。とてもあう。
昔はかんずりみたいな感じ、一時期、豆板醤みたいだった(これはあんまりあわなかった)と思う。

らあめん 満来

ちゃーざるやチャーシュー麺で有名な店。チャーシューの大きさで目立っていたが、プルプルの麺、げんこつでとったうま味たっぷりのスープなど、本当においしかった。昔はほりうちの店主さんがカウンターの入り口付近でチャーシューをカットしてたかな。ほりうちさんもおいしいが、麺はやっぱり満来!
”笑っていいと●”でタ●リがゲストとチャーシューについて話していたのも覚えている。どっちかがチャーシュー麺 (わらじみたいとか) の話で、どっちかがチャーざる(何枚も入ってるとか)の話をしていて、噛み合っておらず、もどかしかった(^^;

らぁめん 満来 - ちゃーざる

ちゃーざる!値段が上がったが、昔よりチャーシューが多いと思う。

納豆ラーメン、納豆ざるも昔からある。

らぁめん 満来

ラーメンもうまい!

巨大なチャーシュー!

桂花ラーメン 新宿ふあんてん

桂花ラーメン 新宿ふぁんてん

90年代初頭は東京でとんこつラーメンといえばなんでんかんでんか桂花だった。渋谷に福ちゃんもあったが。
太肉麺は当時で900円して高価だったと思うが衝撃的においしかった!その後のらーしゃんという唐辛子もとてもあう。存続が危ぶまれたときもあったけど続いてくれて本当によかった。味千、ありがとう!

桂花ラーメン 新宿ふぁんてん

今はターローやキャベツを自由に増せるし、替玉までできる!有料だけど!

二代目 げんこつ屋

新宿はげんこつ屋が何軒もあったし、全部の店のクオリティが高かったと思う。ワンタンメンでよく雑誌に載っていたが、とくに好きだったのは角煮がのった豪快塩ラーメン。切り出し麺にマグロ節スープ、脂身がバターのような風味がするけど意外としつこくない角煮など、ほぼ完全再現されているのだと思う。
ラードの美味しそうな浮かせ方に当時の店主がこだわりがあったようなのを店員に指導するのをテレビで見たことがある。
ラー博で復活して食べられるのは本当にうれしい。

博多天神 新宿西口店

博多天神 新宿西口店 - ネギのり(750円)

90年代は”都内一の濃度”などと言っていたと思う。白かったけどなんでんかんでんの方が濃かった。
でも、比較的さっぱりと食べられて、替玉無料(サービス券)制度も貧乏学生にはありがたかった。500円でおなか一杯。
生姜、ゴマ、辛子高菜が卓上にあるが、元のスープが”コーヒーでいえばブラック”とか書いてあった。
昔は太麺と細麺があって、太麺でも普通の博多ラーメン程度、細麺はめちゃくちゃ細かったような気がする。結構前に太麺くらいのに統一された。それで十分だよ~。
自分的には博多ラーメンとは別ジャンルの味。
たまに食べたくなる。

喜多方ラーメン 坂内 歌舞伎町店

すっきりスープにプルプルの麺。チャーシューの香りがほのかにスープにうつるのがまたよい。
考えてみれば、こんなにクオリティの高いチャーシューがお手頃価格で食べられるっていうのはすごい。
どこのお店でもそんなに外さない素晴らしいチェーン店。

喜多方ラーメン 坂内 歌舞伎町店 - 焼豚ラーメン

こんなに食べられなそう、と思っていてもペロッと食べちゃう。ランチの半ライスにおしんことチャーシューをのせて食べると最高。

はな火屋

ちゃぶ屋のコピー的なイメージだったが、今はちゃぶ屋とんこつ=ちゃぶとんの方が豚骨メイン…。当時のちゃぶ屋の味を思い起こさせてくれる貴重な店。

はな火屋 - 醤油らーめん 650円(並盛)

なんといっても醤油!

支那そば屋 こうや

支那そば屋 こうや

やさしい食感の中華麺と白濁したうま味たっぷりの何度もすくって飲んでしまう塩スープ。ワンタンもすごくおいしい。台湾屋台風のつまみも秀逸!今も理想的なラーメンの一つ。

支那そば屋 こうや

ワンタンメン!

支那そば屋 こうや - 手羽と卵!

手羽先と玉子!醬油煮。

支那そば屋 こうや

炒め物はおいしいが結構量が多い。

博多麺房 赤のれん

博多麺房 赤のれん 西麻布本店 - らーめん

濃厚豚骨スープに平打ち麺!旨味がたっぷりで、どこか上品。
福岡の赤のれんせっちゃんとは似て非なる濃厚東京豚骨ラーメンといった感じだった。今も遜色なくおいしい!

六本木の夜の〆の選択肢の筆頭だった!人数がいれば、香妃苑の鶏そばとかもよかったなあ。

ラーメン香月 六本木店

ラーメン香月 六本木店

香月のラーメンは背脂ちゃっちゃっだけど上品。最近六本木で発見して食べてみたが、地味ながらとてもよかった。
 個人的には世田谷の赤堤通りにあった、香月のお弟子さんのトッピングラーメンによく通った。もやしトッピングがノスタルジックでよく合う。

支那麺 はしご 本店

支那麺 はしご 本店

だんだん麺、というのがインパクトがあった。豚のから揚げであるパーコーがのっているのが名物。スパイシーで、中華らしいおいしいスープにゴマやナッツの醤が浮いている中華スタイル。でもゆずなどが入っており、たくあんが卓上にあるなどどこか和風。煮た店が何件かあるが、ここのはしごがやっぱりおいしいと思う。

美しいパーコーだんだん麺!

支那麺 はしご 本店

焼売や餃子のファンも多いっぽい。

喜楽

最初はワンタンメンをオーダーしていたが、カウンターに座って厨房を見ているともやしを炒めてるおじさんが念仏のように若い人に指導しているのが面白く、炒め野菜がおいしそうだったので、途中からもやしワンタンメンばかり食べるようになった。炒め野菜のコクが出てこっちが断然好き。チャーハンや餃子もおいしかったと思うけど、おなかいっぱいでもう食べる機会はないかも。。。
麺あげする胸がはだけた髭のおじさんやレジのおばあちゃんもよかった。

中華麺店 喜楽 - もやしワンタン麺

ワンタンは結構ボリュームがある。

永福町大勝軒

バケツのようなどんぶりにいっぱいのスープ。やさしい麺はいくらでも食べられた。ラードもたっぷりで物足りなさがない。
(生)玉子つきにして、途中、溶き玉子に少しスープと酢とラー油を足してつけ麺みたいに食べるのが美味しかった。
店主の蘊蓄新聞的なものが店内にあった。今ならお取り寄せしたいかも。

正しい食べ方だと思う(^^

田中商店

なんでんかんでんはすごいインパクトで本当においしかったと思う。社長が「ニンニク、ゴマはたっぷりと~、替玉二個は当たり前~」と唱えながら店内を歩き回っていた。。。
福岡でもあそこまで濃いのはなかなかなかったし、あの濃さが東京の豚骨のスタンダード的になっちゃったのはなんだったけど。替玉の時に塩気を追加する旨味汁とかネーミングセンスが秀逸。ネギバカラーメン、玉子バカラーメン、3バカラーメンとか、やりすぎメニューも楽しかった。
なくなっちゃったのは残念だが、まだ田中商店がある!チャーシューは断然田中商店の方がおいしい。

はるばるてい

はるばるてい - 201511 ワンタンメン(950円)。たんたん亭系の代名詞である"てるてる坊主式ワンタン"は絶品

たんたん亭の流れをくむ、おいしい魚介スープのラーメンにワンタン、オーブンで焼いた焼豚!
さらに鶏肉、や軟骨などハイセンスなつまみと日本酒、オリジナルカクテルやシェリー酒。店主の独特のセンスが光る。香麺という和えそばも油そばがはやるずっと前から出していた。
ラーメン居酒屋のはしりであり、ここを越えるそれは今もなかなかないと思う。
夏季長期休業といい、徐々に上がる価格といい、うらやましいライフスタイル。
90年代に好きだった経堂のラーメン屋さんはここと英、百麺、陸が健在だが、閉店した経堂らあめん、ろくあじなんかも飲めるラーメン屋で親父さんの個性もすごかった。千歳船橋の禅寺丸っていうラーメン屋さんも好きだった。どこもオンリーワンの味で、もう食べられないのは悲しい。

はるばるてい - とりそば!

とりそば!

はるばるてい - 201511 香麺(950円)。ローストチキンや青菜が乗り、オリーブオイルの入ったまぜそば

香麺!昔より具が増えた。増えすぎ(^^;

はるばるてい

チャーシュー海苔巻きもマスターの発案だと思う。

らあめん英

らあめん英 - らあめん海苔

90年代に経堂に現れたらあめん英!桂花となんでんかんでんがベストだと思っていた時に現れたこの店は衝撃だった!
臭くなく、うま味たっぷり、チャーシューなどの具もおいしかった。麺が違うけど六本木赤のれんによく似たスープとめんま。
チャーハンやちゃんぽんなど豊富なメニュー。途中で現れた豚骨のつけ麺(こちらは赤のれん的平打ち麺)も画期的でうまかった。
昔はびしっとしたお兄さんたちがやっていたけど今は少し雰囲気変わった気がする。でもまだまだおいしい。

ちゃんぽんもうまそう!

らあめん英 - チャーシュー皿

ビールが安いのでつまみを頼んで飲むのもいい。

らあめん英 - セットの焼き飯

焼きめしもうまい。さすが本店。

平打ち細麺のつけ麺もうまい!

百麺

百麺 世田谷店

太麺は今でいう家系、細麺は博多ラーメンっぽい感じ。太麺食べて細麺で替玉というのは今でも画期的?
当時は家系は都内ではそれほどひろく知られていなかったように思う。家系とは認識せず食べていた。”全国食べ歩いて自分でラーメンを開発して開発番号が100だったのがうまかったので店名を百麺にした”的な蘊蓄が壁に書いてあったが。
昔は味が濃すぎないバラロールの薄切りのチャーシューだったように思う。結構好きだった。
卓上の揚げニンニク入れるのもよかったなあ。若かったから替玉もご飯も両方頼んじゃったとことも何度か(^^;

家系的御姿の太麺!家系と比べるとトッピングがいちいち高かった気がする(^^;

替玉!

たけちゃんにぼしらーめん 調布店

たけちゃんにぼしらーめん

当時の煮干しラーメンは魚粉を直接投入するような荒業はなかなかみなかった。上品に、濃厚にとったたけちゃんにぼしらーめんは昔は深大寺にあって、アクセスが悪かったが伝説的なうまいラーメン屋だった、私には。行ってみてスープ、麺、具のクオリティがすごく高く、大好きだったが立地的に滅多に行けなかった。
当時の調布は鯛骨ラーメンと称して上品な鮮魚系のラーメンを出すお姉さんがやっている店があった。学生大盛無料がうれしかったな。当時、石神氏の一推しだった。海神のアラ炊き塩ラーメンはそれとかなり似ている。

たけちゃんにぼしらーめん

今の立地は前よりかなりいいのでお手軽に食べられてうれしい。

宝華

宝そば(=あぶらそば)で昔から有名な店!当時としては濃厚なたれと脂に絡めてコシのある中太麺を食べたのはとてもインパクトがあったしおいしかった。スープがつけてくれるのも、口直しになってよかった。
 桜上水のあぶら~亭などができて、いろんな油そばが流行ったけど、なんか甘かったり、具が多すぎたりで個人的には食べにくかった。
 今はここと立川店の宝そばとはるばる亭出身の嚆矢の香麺、我孫子の麺倶楽部の光麺あたりがわたしにはちょうどいい油そば。また行きたい。

スープがつくことが大事!

餃子もかなりうまい!

ラーメン富士丸 神谷本店

ラーメン富士丸 神谷本店 - 国産ぶためん 麺半分

’92年に二郎というものをしらず、行列をみて移転前の三田の二郎に並んでしまったことがあった。客総入れ替え制度で、麺の大小を聞かれ、私のところで止まってしまい親父さんが「大盛か普通か、選んで」と言い換えてくれた(^^; 呪文わけがわからず、やはり私のところで「チャーシューとニンニクいれる
?」と。粉と脂の香りとぶよぶよした食感の麺にびっくりした。
 二郎赤羽店=富士丸はその時の感覚を思い出させてくれる麺とスープで私にはちょっと特別だった。

このぶよぶよした食感の麺が食べたい!

※本記事は、2021/02/07に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

ページの先頭へ