2018年中に 初めて出逢った「御蕎麦」

出典: 越前市のちょうさんさん

2018年中に 初めて出逢った「御蕎麦」

 2012年に蕎麦の食べ歩きの感想を残す為に食ベロガーになりました。最初の2~3年は毎週マンデーランチとして何処かの蕎麦屋さんに行ってましたが、6年目の今年は新しい出逢いは13軒 でした。  『「和食」世界無形文化遺産登録から 早や五年』

キーワード
ランチ
食べ歩き

更新日:2018/12/14 (2018/12/13作成)

1301view

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

「和食」世界無形文化遺産登録から 早や五年

 平成25年12月に『和食;日本人の伝統的な食文化』がユネスコ無形文化遺産に登録されて、早や5年が経過しました。その間、我々は『和食』の何を感じ何を伝えて来たのでしょうか?
 さて御存知の方もおありでしょうが、『和食』の後に『;日本人の伝統的な食文化』と追記されてるのです。つまり世界遺産に登録されたのは、単なる二文字の『和食』だけではなく日本古来の『和食文化』なのです。受け継がれながら長い間我々の命を支えてくださっている『和食文化』なのです。更に付け加えるなら、徐々に姿を変えながらそのうち我々の前から消えつつある『和食文化』なのです。そうなると世界遺産としての登録は喜ぶべき事ではなく、むしろ悲しむべき事と捉えたほうが良いのかも知れません。
 でもこの先です。消えつつある貴重な『和食』に別涙するだけで本当に良いのでしょうか?そして、我々に少しでも何か出来る事はないのでしょうか?ってな問いかけに対して、単に食べ歩きをしているだけのちょうさんには、その明快な答えが見つからないのです。
 
 実は、登録をされた際に「和食」の4つの特徴として
 ①多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重
 ②健康的な食生活を支える栄養バランス
 ③自然の美しさや季節の移ろいの表現
 ④正月などの年中行事との密接な関わり
 が揚げられてました。
 今更ながら、このひとつひとつに『日本古来の和食文化』の凄味を感じ、今一度噛み締めると何かしらの答えの欠片が見つかるような気がするのです。だから、これからは日本独特の四季の美しさを感じながら、旬の食材を使用したバランスの良い食と向き合う事に更に精進したいと思います。
 で終わってしまうとダメですよね。もう少しお付き合いくださいね。

 昨今、我々日本人が生きていくのに必要な「和食文化」の質や方向性がコンビニやファーストフードチェーン店の台頭で変わってきています。福井も負けず劣らず凄い店舗数で、皮肉にも地元密着型のお店より流行ってるのが現状です。おっと、私はそれが悪いとは言っておりません。コンビニにも、おにぎりや和惣菜等を売っていますので、上手にチョイスすればバランス良く味わう事は可能ですし、チェーン店にも和食メニューがかなり増えてきました。だから、行かずボケにならないように社会勉強でちょくちょくお邪魔させていただいてます。ただ私が悲しいのは、何処も彼処も「金太郎飴」現象になっていて、そこには地域食(色)と言う個性が見当たらないのです。つまり、地域地域で受け継がれている「郷(さと)食文化」をもう少し大切にして欲しいと思っているのです。
 そこでその「郷食文化」を残す方法のひとつとして誰でも思い付くのは、その郷産の旬のモノを使って「郷土(伝承)料理」を作る事ではないかと思います。それもグループで楽しく試行錯誤しながらです。って事を、箸は持てても包丁の持てない私が言っても説得力がありませんね。そこで考えたのですが、どうしても難しいなら現地まで直接出掛けていって、郷(自然)を感じ・郷人に逢い・郷産を味わえば良いのですよね。そんな事、誰でも思い付くと思われた貴方は幸せな方ですね。だってそれは万人にとっては当たり前の方法ではないですからね。行きたくても行けない人は世の中にたくさんたくさんおられるのです。そこで、最後の手段です。そうです、行けなくても良いのです。日本全国にどのような「郷食文化」が有るのか?を調べるのです。この調べる(知る)と言う作業もしっかり後生へ伝えていくには、充分過ぎるほど貴重な行動だと思うのです。そして、何れ『本物』に出逢えるチャンスが来るのを、好きな人に心を打ち明けるような気持ちで、自分を磨きながらひたすら辛抱強く待つのです。
 
 さて、この話をより判りやすくする為に、私の大好きな「蕎麦」に絞って更に続けてみようと思います。
 全国のあちらこちらの山村に独自の「蕎麦文化」が有り、そこでは他で味わうことの出来ない蕎麦の逸品に出逢える事は誰でも御存知ですよね。いろいろ詳しく調べると、
 越前おろしそば(福井県)  わんこそば(岩手県)  板そば・寒晒しそば(山形県)  へぎそば(新潟県)  高遠(たかとお)そば・信州そば・戸隠(とがくし)そば(長野県)  茶そば(静岡県)  出石(皿)そば(兵庫県)  出雲そば(島根県)  瓦そば(山口県)・・・・・
 蕎麦好きちょうさんですが、この中ではまだ6か所しか出逢っておりません。だからもう少し郷の「蕎麦文化」に出逢いたいのです。そこで、時と金と足が無い中できっと来るであろうチャンスを待ちながら、今のところは田舎福井の蕎麦を探索し続けておるわけです。

 ここで、私にはもう一つ大きな宿題があります。それは蕎麦の傍食(付け合せ)です。つまり蕎麦にそえて出される「郷土(伝承)料理」にも出逢いたいのです。勿論、蕎麦が脇役になっても良いのです。例えば、今年3月に出逢わせていただいた古民家レストラン「しげじろう」さんの「しげじろう御膳」は完璧でした。蕎麦県福井にも「郷食文化」を伝えようとこんなに頑張っている御店がある事に驚かされました。そしてその時にふと思った言葉を書いて、今回の戯言を終えたいと思います。
 “故郷を知れば、『和食文化』が生き延びる。『和食文化』が生き続ければ、故郷も元気で生き続ける。”
 
 追記①:『和食;日本人の伝統的な食文化』以外に、今までに登録された食文化には、「フランスの美食術」「地中海料理」「メキシコの伝統料理」「トルコのケシケキの伝統」「キムジャン:キムチの製造と分配」「トルココーヒーの文化と伝統」「クヴェヴリ(グルジア)」があるようです。おやおや、「中国料理」「モンゴル料理」「インドカレー」はまだなんですね。

 追記②:次回の戯言は『日本人なら「朝茶」がお薦め!!!』です。

「しげじろう」さん

 今庄宿(江戸時代の北國街道の宿場町のひとつ)にある古民家「しげじろう」さんの「しげじろう御膳」の最後に今庄のおろし蕎麦(お店の方の手打ち)が付いてきました。

 「しげじろう御膳」の内容は、茶めし(今庄の郷土料理:もち米&うるち米&炒り豆&番茶を入れて炊く)・お惣菜4種・御味噌汁でした。玉子焼きには地元の山菜が入っております。その横には珍しい蕎麦巻きもあります。他にはすこやホウレン草もございましてかなりヘルシーな御膳でした。これで1,200円なのも驚きです!!!

「御清水庵cafe」さん

 私の大好きなお蕎麦屋さんのひとつ『御清水庵』さんの姉妹店『御清水庵cafe』さんが、「万葉菊花園」内にオープンされたのが、今年(h30年)の2月15日でした。

 正にこれが「御清水庵」さんの蕎麦切りです。このちょい太目・ちょいかため・ちょい濃い目・ちょい辛目、本当に最高です。

 本店同様おまけの「きび団子」も、珈琲と一緒に美味しくいただきました。

 おまけの「きび団子」
 

「手打ちそば ゆうたろう」さん

 十割手打ち蕎麦のお店「手打ちそば ゆうたろう」さんです。
 ちょうさん狙い目の「蕎麦ランチセット」には、蕎麦4種(ざる・おろし・温かい・辛味)と御飯3種(山芋とろろ・ソースかつ・炙りへしこ)の中から選択出来ます。私は「おろし蕎麦&炙りへしこ御飯」にしました。

 十割ならではのほのかな香り、そして私の好きな平打ちなので歯に当たる感触が、何とも素晴らしい。

 おろし出汁をかけていただきますと、かなりの薄味です。これは何とも有り難い!!!  

「越前蕎麦倶楽部」さん

 福井市ガレリア元町のアーケード内にある蕎麦打ち体験施設「越前蕎麦倶楽部」さんです。十割蕎麦と二八蕎麦のどちらも味わえる「食べくらべセット」を注文しました。

 こちらが「十割蕎麦」です。

 こちらが「二八蕎麦」です。

「けやき庵」さん

 日本酒「明乃鶴」(酒造名:力泉酒造)を受け継いでこられた御夫婦が営んでおられるお蕎麦屋さんです。注文を受けてから打ち始めるという徹底ぶりです。しかも十割手打ちです。久々の御蕎麦なので「おろしそば大盛」を注文しました。

 御蕎麦が風味もコシもあって美味しいのは当たり前ですが、奥さまが作られた甘露煮・筍の煮たの・筍のお刺身も付けてくださって大変満足出来ました。

「カフェ ゆいまーる」さん

 「カフェ ゆいまーる」さんが、今年「おろし蕎麦」を始められました。早速、アフター5に行きました。

 オーナーさんの笑顔と共に登場した「おろし蕎麦」は、超細麺です。ネギの量は普通なのですが、大根おろしも鰹節がかなりサービス精神が旺盛です。有り難い事に蕎麦つゆが猪口で別に登場しましたので、まずは御蕎麦だけいただきますと、やや風味もありしっかりした腰有です。

 反対側からはこんな感じです。

 有り難い事に濃い目の蕎麦つゆが猪口で別に登場しました。あ~美味しかった~)^o^(

「そば処 臥竜 寿縁」さん

 JA福井市東部地域の直売所『喜ね舎愛菜館(アグリらんど喜ね舎)』さん内にあるお店です。管内産の風味豊かな玄ソバで打った越前おろしそばが頂けます。
 たっぷりの鰹節が乗った正真正銘の地産地消「越前おろし蕎麦」です。

 鰹節の苦手な私は、親友ににしっかりお譲りして、ゆっくりいただきました。麺はしっかりした細打ち・出汁は濃い目・おろしは辛くないです。

「若紫」さん

 しきぶ温泉湯楽里内のレストラン「若紫」さんでいただいた「豚ロースカツご膳」(ランパス使用で1,180円⇒540円)に「おろし蕎麦」が付いてきました。

 今回の御膳のロースは2枚です。他には2つの小鉢に御漬物も付いて有り難いご膳です。更に御飯は大盛りもおかわりもオッケーでした。

「永平寺そば亭 一休」さん

 永平寺門前にはまだまだ未訪問のお店がございます。その中から、マンデーを利用して「永平寺そば亭 一休」 さんへ行ってみる事にしました。

 「おろしそば」は福井ならではの平打ち麺でした。

 「そばだんご」も注文しました。お店の方によるとその内2個は餡が入っているとの事でした。何か大当たり~みたいな粋を感じて、楽しみながらいただきました。ちなみに自家製のそば団子は白玉粉2・蕎麦粉1の割合で作っておられるようです。 

「上街堂」さん

 永平寺門前のお店のひとつです。お店に向かって右側が警備派出所、左側が郵便局という非常に分かり易い場所です。
 奥のお部屋にとおしていただいてから、「永平寺そば」を注文しました。「やまかけそば」と「山菜そば」の二種の御蕎麦がいただけます。そこにミニごま豆腐・お味噌・メロンも付いてきます。

 こちらが「山菜そば」です。

 こちらが「山かけそば」です。

「ブタヤロウそば」さん

 あの超有名な「ブタヤロウ食堂」さんの姉妹店(2号店!?)です。「ざるそば(1玉)」「とり天」「チャーシューおにぎり」を注文しました。有り難い事に蕎麦つゆが猪口で別に登場しましたので、まずは御蕎麦だけいただきますと、やや風味もありしっかりした腰有です。

 刻み海苔のかかった灰色の「ざるそば」です。これで400円は安いです。

 しかも、そば1玉追加が100円でした。福井県内で一番安い蕎麦切りだと思います。

「波の華 食事コーナー」さん

 越前海岸沿いにある温泉「越前水仙の里 波の華」さんの御食事処で「おろし蕎麦」をいただきました。

 黒い蕎麦麺に乗っかっている大根おろし・ネギ・かつお節を混ぜ混ぜしていただきました。ちょっと御出汁は濃い目でした。

「永平寺温泉禅の里 食堂」さん

 今年マメに行った温泉巡りのひとつ「永平寺温泉禅の里」さんの御食事処で「おろし海老天そば」を注文しました。

 普通に美味しい田舎蕎麦です。おろしは辛くなく、出汁は濃い目でした。

※本記事は、2018/12/14に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

ページの先頭へ