【あべの・天王寺】親子丼vs.他人丼・厳選4+4店
同じ玉子とじ丼ながら、鶏肉を使うのが「親子丼」、牛肉を使うのが「他人丼」。どちらもうどん・そば店や大衆食堂での定番です。あべの・天王寺周辺で、「親子丼」・「他人丼」の美味しいお店6店を厳選、ここに紹介します。
更新日:2025/03/02 (2018/07/10作成)
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このまとめ記事は食べログレビュアーによる544件の口コミを参考にまとめました。
割下などで煮た鶏肉を溶き卵でとじ、ご飯の上に乗せた丼物が「親子丼」です。うどん・そば店や大衆食堂で定番の丼のひとつです。
名前の由来は、親子関係となる鶏肉と鶏卵が主役の丼なのでこの名になったとのこと。卵と鶏、どちらが親かの議論は別にして、解かりやすくて粋な命名ですね。
かたや、鶏肉ではなく牛肉としたのが「他人丼」です。牛肉と鶏卵とは親子関係にないから「他人」。これは親子丼が先にあって、それに対抗しての名付けなんでしょうが、こちらも粋な命名です。
関西以外では牛肉ではなく豚肉の他人丼もあるそうだが、牛肉文化の関西で、豚肉の他人丼をお店で出してみようものなら、クレーム殺到になること間違いありません。
あべの・天王寺周辺で、安くて美味しい「親子丼」・「他人丼」がいただけるお店を集めてみました。「鶏」か「牛」か…好みの丼を見つけてみませんか?
出典: kurodaさん
あべのハルカス近鉄本店のデパ地下、「あべの市場食堂」と称する軽食堂街にあるお店です。店内は複雑に入り組んだカウンター席と少しばかりのテーブル席、合わせて40席足らずです。
ここはグルメ杵屋の運営する丼業態のお店。各種丼物をリーズナブルな値段で提供してくれています。
アタマの玉子はしっかり火入れされ、味付けもしっかり。鶏肉は大ぶりで肉質も良好。全体に可もなく不可もなくといった親子丼。しかし便利な場所にあるお店なので、使い勝手が良好です。
親子丼(580円)はお味噌汁とお漬物がセットで出されます。天には葱と刻み海苔がのっています。
最近、三つ葉の乗っていな親子丼が多いがここも然り。見た目がちょっとさびしいが…
93人
592人
06-6625-2614
出典: kurodaさん
JR天王寺駅の北口出て右、玉造筋を1分ほど歩いたところの、吉野家の隣にある大衆食堂…っちゅうか、いわゆるめし屋です。
店内はテーブル席が並ぶ30席足らず。昭和から時代が止まったままの佇まいで、今にも岡八郎や花紀京が扉をガラッと開けて入ってきそうな雰囲気です…
他人丼(440円)は、中盛りのご飯の上に青葱と蒲鉾、そして牛肉がとじられたアタマが乗せられています。玉子はしっかり火が入ってやや堅く、味付けも濃いめの懐かしい風合い。
お肉の量は多いとは言えないが、この立地とこの値段、文句はありません。
玉子には玉子を…ということで、玉吸い(210円)を一緒にいただくのもいいですね。お汁はやや濃い味で、昔ながらの定食屋風。お店の雰囲気とともに、ノスタルジーに浸れます。
210人
6582人
06-6771-1181
出典: kurodaさん
近鉄・大阪阿部野橋駅に直結、各線・天王寺駅の直近。「あべのハルカス」の12階の一角、「大坂通」にある和食のお店です。
和風モダンの店内は、2人から4人のテーブル席が並び、奥には少し仕切られた空間がある全42席です。
「地鶏の親子丼膳」(1,580円)は親子丼と饂飩(または蕎麦)、豆腐などのセットです。
トレイに親子丼と豆腐、蕎麦の器、小鉢2種、お漬物が並び、親子丼の中央には卵の黄身が鎮座しています。
丼の玉子はしっかりとした仕上がりで、味付けもやや濃いめ。鶏肉は地鶏というだけあって、適度な噛み応えと肉の旨みが感じられます。
黄身を乗せてざっくりかき混ぜてご飯をいただくと、全体にとろっとした風合いとなり、まったり優しい味に変化します。
26人
413人
06-6115-6458
出典: kurodaさん
大阪メトロ谷町線・文の里駅の2号出入口からあびこ筋を北に少し進んだところ。阿倍野区役所の真向かいにある「力餅食堂」です。
「力餅食堂」は、暖簾分けによって各地に広がったうどん・丼物やおはぎを主にした大衆食堂。しかし、商店街の衰退や店主の高齢化などにより、最近見かけることが少なくなりました。
「他人丼」(590円)はプルプルの玉子で覆われた綺麗なお肉が装われています。さっそく口に運んでみると、うっすら甘辛で柔らかいお肉の味わいと、ふんわりした玉子の風合いがベストマッチ。
お肉が甘く煮こまれているので、全体に甘口の仕上がりになっています。出汁も多めで、つゆだく状態。これは二日酔いで食欲のないときでもするする食べれるんではないかな?
30人
449人
06-6623-1150
出典: tabelog.com
あべのキューズモール4階にある焼き鳥がメインのお店です。
店内は焼き鳥店といえども他のお店に負けず劣らず洒落た雰囲気。窓際にはテーブル席と壁側に小上がり。そして中央に大きな三角形のテーブルがあって、全部で64席とのこと。
「至高の炭焼親子丼」」(1,280円)は、丼というよりは大きなお椀に盛られた雑炊…といった見た目。ちょっと親子丼のイメージ と違います。てっぺんに生卵の黄身が乗っかっていて、これをつぶして半熟状にする、最近よく見かけるスタイルです。
鶏肉は名古屋コーチンらしい弾力のある肉質で、炭火焼いてあるので香ばしく、割下は味噌仕立てになっていてかなり濃厚です。名古屋コーチンだから名古屋風の濃厚味噌仕立てにしているのかな?
ここの親子丼は2種類あって、丹波肉鶏を使った「鳥屋の親子丼」(980円)もあります。丼にはサラダ、お漬物、そしてお味噌汁が付いているのがうれしいですね。
80人
1066人
06-6556-7123
出典: kurodaさん
あべのハルカス近鉄本店のデパ地下には、上層階のレストラン街とは別に「あべの市場食堂」と称する軽食堂街があり、気軽に食事することができます。
このうどん店の店内は、中央に大テーブルと、その周りのテーブル席で40席余り。テーブル面はLEDのスポットライトで料理が映えるように設えられています。
和牛肉の他人丼(1,296円)は、丼とともにミニうどんが付いています。たっぷりの和牛肉が半熟の玉子でとじられ、頂に三つ葉が乗せられています。
肉はさすが和牛肉だけあって柔らかくて味わい深い。かなりの「つゆだく」ながら、薄味の仕上がりで玉子の風味を活かしています。
うどんはやや細めの饂飩を使い、湯葉が泳いでいます。柚子の香りが華やかで上品な風味に仕上がっており、他人丼との相性も抜群です。
97人
1456人
06-6625-2391
出典: kurodaさん
近鉄大阪あべの橋駅直結、各線天王寺駅直近。あべのハルカス近鉄本店・ウイング館B2Fのいわゆるデパ地下にあるうどん・惣菜のお店です。
ここは大阪の老舗うどん店「道頓堀今井」が運営するテイクアウト専門のショップです。
「親子丼」(896円)は、紙製容器にご飯が詰められ、上部はプラスティック製で丼のアタマが納められています。
蒸気抜きのシールをはがして電子レンジで1分半温め、アタマをご飯に乗っけて出来上がり。実に簡単です。
スプーンを入れてみると、さすがに今井。アタマの玉子とじは電子レンジで加温しているのに関わらずふわふわの状態を保っています。ご飯とともに口に運ぶと出汁の深い旨みが広がります。
鶏肉はたっっぷり入っていて、しっかりした鶏肉の食感とふわふわ卵との食感の対比もいいですね。青葱の風味も良好です。
5人
157人
06-6624-1111
出典: kurodaさん
近鉄南大阪線・河堀口駅から東方向、大阪シティバス・中桑津BSから南西方向。デイリーカナート桑津店の裏手の住宅街に潜む大衆食堂です。
昭和をそのまま引きずっているような感のある店内は、テーブル席ばかりの20席程度。やや年かさのご夫妻で営業されています。
「他人丼」(700円)は、プルプルの玉子で覆われた綺麗なお肉が装われています。アタマはうっすら甘辛ながら濃厚な出汁味のある仕上がりです。
お肉は多くはないものの柔らかく、ふんわりした玉子の風合いがベストマッチ。つゆだくで優しい味わいに仕上がっています。
お肉は多くはないものの柔らかく、ふんわりした玉子の風合いがベストマッチ。つゆだくで優しい味わいに仕上がっています。
小松菜の炊いたん(180円)も味よく炊かれています。これは丼物との相性がいいですね。栄養バランスも良くなると思います。
3人
50人
06-6714-1647
※本記事は、2025/03/02に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。