【あべの・天王寺】お揚げさんのうどん【きつね・きざみ】
甘く煮含めたお揚げさんを乗せた「きつねうどん」。油抜きしたお揚げさんを刻んでトッピングしたのが「きざみうどん」。このどちらのうどんも出汁と具材にこだわる大阪うどんのスターたちです。あべの・天王寺周辺で、美味しいお揚げさんのいただけるうどんを集めてみました。大阪うどんの出汁の旨さに浸ってみませんか。
更新日:2024/01/02 (2021/01/20作成)
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このまとめ記事は食べログレビュアーによる431件の口コミを参考にまとめました。
目次
甘く煮含めたお揚げさんを乗せた「きつねうどん」は大阪うどんの代表格。そのまろやかな甘さに心癒やされます。いっぽう、軽く油抜きしたお揚げさんを刻んでトッピングしたのが「きざみうどん」。あっさりとした口当たりが身上で、薄揚げ本来の味が楽しめます。
このどちらのうどんもアイコンはお揚げさん。出汁と具材にこだわる大阪うどんのスターたちです。
あべの・天王寺周辺で、美味しいお揚げさんのいただけるうどんを集めてみました。大阪うどんの出汁の旨さに浸ってみませんか?
出典: kurodaさん
大阪環状線・寺田町駅の北口から国道25号線を西に進み、次の角を北にしばらく進んだところにあるうどん店です。一見、カフェかと見紛うが、うどんの幟があるのでそれと判ります。
店内は厨房に面したカウンター席と、その奥のテーブル席合わせて18席。外観同様、カフェみたいな空間は、さすがにまだ新しいので明るくクリーンな雰囲気です。
きつねうどん(700円)は、かなり大きめの器に淡い色のお出汁が満たされ、乳白色の饂飩が横たわっています。ふわっとお出汁のいい香りが漂ってきます。
啜ってみると、昆布と節の旨みが強い大阪らしいお出汁。やや薄味ながら、特に節系の風味がかなり強いですね。ほんのり甘いのはお揚げさんから 甘みが移ってるのでしょう。
きつねは長方形のふんわりしたお揚げさん。口に含むと控えめな甘さの煮汁がジュワッと滲みだしてきます。優しい癒し系の風合いです。
饂飩は中ぐらいの太さで、断面の四角い讃岐風。しかし大阪らしく艶やかでプリプリした風合いに仕上がっています。
98人
4792人
090-7753-7990
出典: kurodaさん
近鉄南大阪線・大阪阿部野橋駅に直結、「あべのハルカス」の地下2階、「あべの市場食堂」にあるうどん店です。
店内は中央に大テーブルと、その周りのテーブル席で40席余り。新しいお店だけあって全体はやや暗めながら、テーブル面はLEDのスポットライトで料理が映えるように設えられています。
「きざみ九条ネギうどん」(990円)は、少し白濁したお出汁の中に饂飩が横たわり、肉厚の揚げさんと大量の九条葱、そして蒲鉾と柚子皮が乗せられています。
お出汁を啜ってみると、最初に節系の風味が立つ、深みあるまったりとした風合い。さらに揚げのさんの油が染み出してコクを深めています。
揚げさんはかなり分厚く、大きめにカットされているので豆の腐味を強く感じさせます。葱のハリハリした食感も良好です。卓上の黒七味を掛けたら山椒の爽やかさによってさらに味が締まります。
饂飩はやや細め。コシは弱いがツルツルしこしこした典型的な大阪の饂飩です。やさしい口当たりは上質のお出汁とのマッチングが最良です。
70人
1177人
06-6625-2391
出典: kurodaさん
JR大阪環状線の寺田町駅の南出口を出て北西方向に2分ぐらい歩いたところ。西行き一方通行の道沿い、玉造筋に至る少し手前あたりの大道5丁目にある、ちゃんことうどんのお店です。
お店は4階建ての小規模なビルになっていて、1階が厨房とホール席で、カウンター席少々とテーブル席。2階がお座敷になっているようで、合わせて50名を収容することができるとのこと。
「きざみうどん」(600円)は、たっぷりの刻み揚げと青葱、ワカメが覆っていて饂飩がほとんど見えません。
お出汁は昆布の旨みの勝る上品なタイプで、大阪らしい薄味に仕上がってます。
ここの饂飩は自家製麺とのことで、注文が通ってから湯がき始めます。やや細めで薄め、ツルツルっとした艶っぽい歯触りで、お出汁との絡みが実にいいですね。揚げさんもシコシコして美味しい。
15人
728人
050-5593-7627
出典: kurodaさん
地下鉄谷町線・阿倍野駅の7号出口直結、阪堺電車・阿倍野電停の目の前、阿倍野再開発のはしりとなった複合ビル、あべのベルタの地下2階にあるお店です。
店内は厨房に面したカウンター席が9席、お店中央と入り口辺りに大きなテーブルがあって、それぞれ10席ほどの全30席ぐらい。店内の本棚やカウンターの下に雑誌や漫画の単行本が並んでいて、「うどんカフェ」というコンセプトを表しています。
「白たぬき」(580円)は何のことことやと思いきや、きつねうどんのこと。店名が店名だけに「きつね」とは名乗れないのでしょう。店名の記された黒っぽい器にお出汁が満たされ、やや太めの饂飩の上にきつね揚げと蒲鉾が乗り、刻み葱と揚げ玉が散らされています。そして小皿と貝杓子も添えられています。
お出汁をすすると昆布出汁の風味が広がるとともに深いコクが感じられます。きつね揚げから浸み出す甘みが合わさって、まろやかな風合いです。
饂飩はやや太めで不揃いな部分もある。コシが強くてしなやかな歯触り。大阪の饂飩とは対照的なごつごつとした風合いで、しっかりとした噛み応え。
甘く煮付けられたきつね揚げは実にジューシー、そして驚異の甘さです。この甘さ、なんだか懐かしい感じがするのはなんででしょう。これは上白糖のストレートな甘さなのかもしれない。この素朴な感のある甘さに琴線が刺激されます。
24人
374人
06-6634-3378
出典: kurodaさん
JR・天王寺駅の北口を出て玉造筋を東に進み、天王寺バイパスと交差する南河堀の交差点を北に上った次の角の所にあるうどん屋さんです。
店内は手前が厨房に面したカウンター席が10数席、奥は小上がりで、合わせて20数人が収容できるような構造です。さすがにまだ新しいので明るくクリーンな雰囲気です。
きつねうどん(600円)は器一面を覆うぐらいの大きさのお揚げさんが乗っています。
お出汁をすすってみる。昆布と節の旨みが強い大阪らしいお出汁です。しっかりした味付けで、特に甘みがかなり強いですね。お揚げさんから甘みが移ってるのでしょうか。
饂飩は自家製麺。中ぐらいの太さで断面の丸い、こちらも大阪らしいプリプリした艶やかなタイプ。きつねは長方形のふんわりしたお揚げさん。口に含 むと甘い煮汁がジュワッと滲みだしてきます。
全体的に優しい癒し系の風合い、これは女性に好まれるやろな…っと思いながら店内を見渡すと、大多数が女性でした。
128人
6478人
06-7173-8850
出典: kurodaさん
あべのハルカスの足元、近鉄・大阪あべの橋駅の地下改札から地上に出る階段の途中の踊り場にあるお店です。
近鉄からJRへの乗り換え通路にある便利な場所にあり、かなり古くからこの屋号で営業されているが、現在は近鉄リテーリングの運営になってるようです。
立ち食いながら5脚ほどの椅子も設置されています。
店頭の券売機で「きざみうどん」(270円)を購入して食券を渡すと、すぐに用意して差し出されます。
ここではお出汁とカエシをその場で調合するスタイルで、薄味ながらしっかりした出汁の旨みを感じる仕上がりになっています。
刻みあげと揚げ玉、ネギがバランスよくトッピングされています。饂飩はややゴツゴツした特徴的な口当たりです。
96人
954人
06-6624-7115
※本記事は、2024/01/02に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。