【あべの・天王寺】広島風お好み焼き・厳選5店【マイノリティー】
鉄板にメリケン粉の生地を薄く伸ばして、その上にキャベツをワサッと広げて形を整える…広島風のお好み焼きは軽快な口当たりが持ち味です。お好み焼きの本拠地大阪でも、広島風に焼きあげるお好み焼き店は存在します。あべの・天王寺界隈で、広島風のお好み焼き店をピックアップ、ここにご紹介します。
更新日:2021/04/14 (2020/01/24作成)
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このまとめ記事は食べログレビュアーによる302件の口コミを参考にまとめました。
広島のお好み焼きは、クレープ状の生地の上にキャベツ・モヤシ・お肉などの具を重ねてひっくり返し、生地でふたをして「蒸し焼き」にします。
その焼き方は、戦前に子供のおやつであった「一銭洋食」の名残を残していると言われています。具と小麦粉で出来た生地を混ぜて作る大阪の「混ぜ焼き」とはまったく異なる味わいです。
お好み焼きの本場と自称する大阪でも、広島風のお好み焼きも根強い人気を保っています。あべの・天王寺周辺で味わえる広島風お好み焼きを集めてみました。美味しい「広島焼き」を味わってみませんか。
出典: kurodaさん
JR阪和線・美章園駅の改札を出て、目の前の道路を西へ2分ほど歩いたところにあるお好み焼き・鉄板焼きのお店です。
かなり年季の入った店内は、L字型の鉄板カウンターに10数席とテーブル席少々の全20席ぐらい。「孤独のグルメ」のドラマ版で取り上げられて一躍有名になりました。
「豚玉子」(550円)は、上面にソースが塗られ、真ん中にマヨネーズ、ケチャップ、マスタードが落とされています。マヨネーズなどをコテでまんべんに均していただきます。
上面の豚肉はカリカリに焼かれていて、サクッとコテが入ります。口に含むとキャベツの甘さとともに、豚肉と一緒に焼かれた鰹節が香ばしさを漂わせています。ソースは甘さと辛さのバランスが良好で正に甘辛。さらにマヨネーズやマスタードで重層的な味わいになります。
このお店のすぐ近く、美章園駅北側の阪和線のガード下にも同名のお店があり、そちらもガードの鉄骨がむき出しの独特の雰囲気があります。ただし、そちらとは本店・支店の関係ではないようです。
150人
13519人
06-6629-1470
出典: kurodaさん
美章園駅のプラットフォームの真下。改札口を出て阪和線に沿って天王寺方向に少し歩けばすぐにある、電車が通るたびにガタゴトと響くガード下のお好み焼き店です。
線路と直角方向にある路地に面した入口は、ひとつはテーブル席用、あとのふたつは鉄板のあるカウンター用の、合わせて3ヶ所の入り口がある。
このきわめて特殊な構造なのは、ガード下を有効利用しているからこそ。プラットフォーム を支えるリベットの穿たれた鉄柱を避けるように無理やりレイアウトしたのがよくわかります。
豚玉子(600円)にコテを入れて口に運んでハフハフしてみると、キャベツの程よい歯ごたえが残っているのが実に絶妙。それとともにキャベツの持つ甘みが溢れてきます。豚肉もそこはかとなく主張している。それより、ソースの甘辛がいいな。
前述のとおり、この近くに同名のお店があり、そちらは「孤独のグルメ」にも取り上げられたことからよく知られているが、こちらはガード下の場末感が漂っているので、マニア好みです。
昭和初期、阪和線が国鉄になる前の阪和電鉄時代を彷彿とさせる美章園 周辺の佇まいもまた、魅力のひとつです。
37人
2170人
06-6719-7324
出典: kurodaさん
大阪環状線・寺田町駅から西に向かったところ、五差路になってる寺田町交差点のいちばん細い道を東に入ったところにある、広島風お好み焼きとラーメンをツートップにしているお店です。
店内はテーブル席と小上りからなる全22席です。
広島風お好み焼きのイカは生イカではなく、香ばしいイカ天を入れるのが定番とのこと。豚・イカ天のお好み焼きを口に運ぶと、柔らかいキャベツと、このお店こだわりの生麺が見事な食感。
そこに焦げたソースとイカ天の香ばしさが加わって、絶妙な調和となって舌を唸らせてくれます。
こだわりの生麺による焼きそばも、むっちりした麺にソースが絡んで、これまた美味です!夜には、20品ほどの一品料理もあって、これをアテに焼酎で楽しむこともできます。
22人
542人
06-6772-4685
出典: kurodaさん
近鉄南大阪線・河堀口駅のすぐ近く、JR阪和線・美章園駅からもそう遠くないところにあるお好み焼き店です。
店内はU字形のカウンター席からなる全14席、カウンターにはぴかぴかに磨き上げられた鉄板が仕込まれています。
広島焼(750円)は、コテを入れるとサクッと心地よい切れ味。口に運ぶとソースの甘辛の中にキャベツの甘みが感じられます。さらにマヨネーズのまろやかさと辛子のピリッと感がアクセントになっています。
キャベツの他にモヤシも入っているが、イカ天はありません。豚肉は蒸された感じで優しい口当たり。麺は極細の生麺で、パリッとした食感もいいですね。
9人
184人
06-6714-0712
出典: kurodaさん
JR天王寺駅の直上、天王寺ミオプラザ館の4階にある、キタの曽根崎で昭和28年に創業した老舗の支店です。
店内は4人席と2人席からなる、すべて鉄板が仕込まれたテーブル席で、各席がローパーテーションで仕切られています。このときは11時半にもかかわらずほぼ満席。人気の程が伺えます。
ランチメニューの「広島焼き(サラダ・ソフトドリンク付き)」(1,280円)は、上面には月曜日だけのサービスの目玉焼きが乗っています。あらかじめソースとマヨネーズが掛かっており、花鰹と青海苔は自分で掛けます。
ここの広島焼きはかなり分厚いので慎重かつ大胆にコテを入れると、心地よい切れ味ながら、底面はやや硬さを感じます。
口に運ぶとソースの甘辛の中にキャベツの甘みが感じられます。さらにマヨネーズのまろやかさと焼き面の香ばしさが合わさって、上質の味わいになっています。
具材はキャベツ、モヤシに豚肉、イカ、エビと実に豪華豚肉は蒸された感じで優しい口当たり。麺は中太の玉子麺で、パリッとした食感もいいですね。
上面の目玉焼きは黄身が蕩け、それがソースと交わって風味が増します。
84人
3125人
06-6776-9115
※本記事は、2021/04/14に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。