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茶話坐忘機 再び
同僚の、とは言っても25歳以上も歳の離れた、子供と同い年の女性2人を連れてのお食事会。
うちのお一人が大病を克服して職場復帰したいわゆる快気祝いを兼ねてのお食事会。
彼女は京都出身で在住であり、食事会をするにあたって、私の大好きな近又の名前を挙げると、もう飛び上がって喜んでくれた。以前から行ってみたかった憧れのお店と。
お連れする方も、そこまで言われて悪い気はしません。
午後6時半にお店での待ち合わせに。
私はやや遅れてしまい33分頃に着いたのですが、女性組はすでについており、テンションあげあげです。
席は、以前にも使わせていただいた例の額のお部屋。
床の間にはお正月らしい掛け軸と松が飾られています。
若旦那さんのご挨拶があり、いよいよ開宴です。
まずは、ふぐ、あん肝、鴨のアンサンブル。器の底にはポン酢が注がれてあります。
見た目も、お味も言うことなし。
女性陣、ますますテンション上がってます。
椀物はカニ味噌豆腐のあんかけ。カニ味噌豆腐って?
食べてびっくり。本当にカニ味噌です。
てっきり正道の吸物が出てくると踏んでいただけに、驚きも一層です。
みごとなうっちゃりです。
造りは、鰆、甘鯛、たいら貝。美味しくてもっとたくさん食べたいです。
蒸し物は、海老芋の胡麻揚げ包み。上にはアクセントのカニが。あんかけでこれまたいいお味。これぞ料理です。
揚物は、クワイのすり身団子、堀川ごぼう、聖護院大根と京野菜トリオ。現七代目のご主人がご挨拶がてらご紹介してくださいます。
ここで、サプライズが。
なんと赤飯と紅白なますが出されました。
若旦那さんが、今回の食事会が快気祝いと聞かれたことからと。
嬉しいお心遣いです。
焚き物は、穴子巻き、菜種、大豆、かぶらです。いいお出汁にうっとり。
閉めはあさりご飯、白みそ汁、鰤の照り焼きです。
白ご飯もあり、ご飯が進むこと、進むこと。
最後はお抹茶と苺、リンゴジュレの羊羹。
お酒は、坤滴のひやおろし。大変あっさりして優しいお酒で、まったくアルコールがだめな主人公の女性も少しいただける優しさです。
今回も、お店のお心遣い、お味、雰囲気で、”茶話坐忘機”でした。
茶話坐忘機
中国の正月である春節の時期でもあり、四条通や錦市場は中国人観光客で大賑わい。
2つの通りの間にある近又に行きました。
とあるTV番組でこのお店を紹介した際から気になっていました。
宿泊もできる料亭旅館。
道行く人たちは有形文化財である建物の魅力や近又と書かれたランタンに誰もが目を留めていました。
中は幾松よりもやや暗めで小さめです。
恭しくお部屋に通されました。
予めテーブルと椅子をお願いしていましたので、らくちんです。
料理は
先付として、大根、あん肝、鴨肉の一品。
ポン酢に添えられたもみじおろしの紅と大根の白のお正月らしい縁起ものです。
いきなり美味しいです。
それぞれが丁寧に味が付けられており、ややきつめのポン酢がまずは口に広がり、その後にそれぞれの味が追ってきます。
あん肝でさえ、味が控えめになっており、どれ一つ目立つお味の品はありません。
いわゆるアンサンブルです。
造りは、ヒラマサとグジ。
品の説明を受けた際に、よく聞き取れず、何の魚かもめました。
妻はエビのような…
叔母はタイのような…
私、ずばりグジと。
妻はグジなんか海辺でないとお造りはできないと反論。
後で、若主人より、漁師さんから直接手に入れたアマダイと聞かされ、一同納得。
添え物も、芽甘草や○?海苔など風変わりな食材ばかり。
続いて出ました。蕪蒸し饅頭。
中にはアマダイ、ユリ根、銀杏、昆布などが入れられています。
上に乗せられたわさびをあんに溶かしていただきます。
とにかく、出汁とあんが最高に美味しいです。
本日の逸品でした。
揚げ物は、クワイ饅頭、聖護院大根・玉ねぎの天ぷらです。
このクワイ饅頭は初めての経験で美味しかった。
炊き合わせはご主人が御自ら運んで来られました。エビイモ、芽キャベツ、大豆、ウズラのつくね。
いずれも美味しいですが、これまたお出汁が最高に美味しい。
ウズラのつくねなんて、これまた初めてでした。
最後は、ブリの照り焼き、シジミ飯、かす汁のセット。
同時にほうじ茶と白飯も用意してくださり、ほうじ茶の茶漬けも楽しみました。
水果は自家製の黒豆羊羹とお抹茶。
アルコールに関しては、最初はビール、あとで、梅酒や玉乃光をいただきました。
お酒も美味しかったです。
いや、実によかったです。
妻からは、こんな食材と大勢の従業員さんで、このお値段(10,000円のコース)でいけるの?と心配の声が。
しかし、伝票を見るとサービス料15%は算定されており、心配?は無用のようです。
お部屋の額には”茶話坐忘機”と。
茶話そぞろに機をわする。
そう、美味しいものをわいわいと話しながらいただくことで、俗事を忘れることは最高です。
妻いわく、祇園祭の時なんか泊まるのは最高やね。
女性はおそろしい…。
ただ、後から考えるに、今日の料理のメインは何だったんだろう?
炊き合わせ? ブリの照り焼き?
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餓神
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店名 |
近又(きんまた)
|
---|---|
ジャンル | 日本料理 |
予約・ お問い合わせ |
075-221-1039 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
地下鉄烏丸線「四条駅」から徒歩10分 京都河原町駅から237m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥15,000~¥19,999
¥10,000~¥14,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済可 (PayPay) |
サービス料・ チャージ |
サービス料15% |
席数 |
50席 |
---|---|
個室 |
有 (2人可、4人可、6人可、8人可、10~20人可) |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあり |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり、座敷あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | ホテルのレストラン、一軒家レストラン |
サービス | ドリンク持込可、ソムリエがいる、テイクアウト |
お子様連れ |
子供可 お座敷個室のみ可。テーブル席は12歳以上から。 |
ホームページ | |
オープン日 |
1801年 |
お店のPR |
文化財の京町家で、坪庭の四季を愛でつつ味わう伝統の食文化
懐かしい京都情緒が漂う錦市場。【近又】の立地は、その錦市場の東端に近い御幸町通り沿い。ここは京料理の伝統ともてなしの心を受け継ぐ老舗料亭です。創業は享和元年(1801)。明治に建てられた典型的な町家造りの建物は、2001年3月に文化庁による「国の登録有形文化財」に登録されました。そして饗される料理を一言でいえば「旬のおいしいもの」。決まったメニューはここにはありません。季節によって、またゲストの要望に応じ、和食の粋を極めた料理人たちが心に残る料理の数々を提供してくれます。繊細にだしを引き、素材の持ち味を最大限に生かす。料理の本質はこれなのだと、まさに目からうろこが落ちる思いです。 |
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土曜の午後、京都での天ぷらランチを希望。
ネットで調べた有名店に電話するも、今日は満席ですと。
さすが好景気の京都です。
四条河原町に着いてしまったので、急遽、近又さんに電話。
幸い、用意してくださると。8000円のコースをお願いしました。
電話して5分後にはお店に到着。
今回初めて2階に上がりました。
畳席です。窓や天井や欄間は、小さいころに住んでいた家を思い出させます。
急なお願いでしたので、ビールを飲んでのんびり待つことに。
若旦那さんもご挨拶にお越しくださいました。
まずは初鰹。柏の葉に乗っています。まさしく初夏の風情です。
酢味噌や清美オレンジがアクセントで美味しいです。
造りはあまだい、ひらめ、造り豆腐。意外にもあまだいがトロトロで美味しかった。
待望の天ぷらは、もろこ、たらのめ、ふきのとう、こごり、のびる。中でももろこは揚げるまで生きていた新鮮さだそうです。生きていた姿の様に揚げられています。頭からがぶりといただきます。もう最高です。
焚き物は若竹煮。季節を感じさせます。また、かけられたかつお節も、お出汁も最高です。これぞ老舗料亭の和食です。若竹を食べ終わった後、無作法ですが容器の出汁を飲み干しちゃいました。
ご飯も筍御飯。別にちゃんと白米も用意してくれています。
水菓は羊羹と抹茶。羊羹もお店の手作りだそうです。
急なランチでも堪能しました。