寿し処くに
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隠れ家で味わう上品な寿司と時間
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佐渡の鮪
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美しい昆布〆
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赤貝
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ねぎとろ巻き
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塩いくら御飯
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子持ちししゃも
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鰤を辛味大根で
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焼き白子
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穴子
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〆は梅しそ巻き茶漬け
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カウンター7席/個室4席
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ごちそうさまでした
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
寿し処くに（すしところくに）
|
|---|---|
| ジャンル | 寿司 |
|
予約・ お問い合わせ |
03-3478-6848 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
広尾駅から609m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算 |
￥20,000～￥29,999 |
| 予算（口コミ集計） |
￥20,000～￥29,999
|
| 支払い方法 |
カード可 （JCB、AMEX、Diners、VISA、Master） 電子マネー不可 |
席・設備
| 席数 |
11席 （カウンター7席、個室１部屋4席） |
|---|---|
| 個室 |
有 （4人可） |
| 貸切 |
可 （20人以下可） |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 |
| 空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり |
メニュー
| ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
|---|
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 隠れ家レストラン |
| 備考 |
【港区六本木7より移転】 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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以前は六本木にあり、6年前にこちらへ移転してきた西麻布の高級住宅地にぽつんと佇むお寿司屋さんです。入口で靴を脱ぐと白木のL字カウンター7席と弦楽クラシックの調べ、そして笑顔の美人女将が迎えてくれます。右手には掘り炬燵式の4人用個室。照明は卓上の料理を美しく照らすスポットライト、まさに大人の隠れ家であります。握るのは40代と思しき御主人ひとり、実家が老舗の寿司屋という事で受け継いだDNAはさすがと後になって感じた次第。先ずは名刺代わりの蜆汁を頂き肝機能をフルパワーにした後、御主人にお任せして頂いたのは以下のものです。
～つまみ～
ひらめポン酢〇 →白海老握り〇 →かわはぎ 肝醤油添え◎ →いくらごはん〇 →子持ちししゃも〇 →塩辛〇 →鰤の炙り 辛味大根で△ →焼き白子△
～握り～
鮪づけ◎→つぶ貝（塩）→昆布〆→赤貝→鯖→ねぎとろ→すみいか（塩）→こはだ→うに軍艦→穴子
～追加～
あじ→かんぴょう巻→梅しそ巻（出汁茶漬けで）◎
これにビール3杯、白ワイン（マコンヴィラージュ）1本、日本酒2合、麦焼酎2合、を三名で頂き一人2万弱。
つまみではカワハギの肝がふくよかで蕩ける滑らかさ。ワインとの相性もいい。魚の質は上の下というところでしょうか。そして握りの特徴はシャリの塩や酢が控えめで固め炊き、小ぶりなサイズで女性には受けるでしょう。ネタとシャリが口中で同時にほどける上手な握りであります。〆はシャリ同様控えめで良く言えば上品、悪く言えば存在感が薄いという感じでしょうか。煮物はしっかりとそして甘さ控えめな煮方でやはり上品、なんとなく店の方向性が見えてきました。
カウンター上にディスプレイを兼ねたネタケースはあるのですが、赤身など保存に気を遣うべきものは木箱にしまわれており安心感をお客さんに与えております。そういえば鮪の美味しい季節になりましたね、って事で佐渡鮪の赤身は香りも十分あり見た目も綺麗。〆の梅しそ巻は「うちらしいものにしますね」と仰り写真の如く出汁茶漬け風に供され「N谷園に売り込もうかと考えてます」とお茶目な御主人。上品な出汁と梅の酸味と紫蘇の爽やかな青味で充実の一杯。どちらかというとストレートな握りですが御主人の世界観を探求しているやに見えます。風貌からしても理論派な印象であります。
もちろん接客は柔らかく奥様共々目配り気配り、そして笑顔のトークに心和むひと時、サービスに関しては落ち度は見当たりません。CPに関しては閑静な高級住宅街と清潔感溢れる設えを考慮すれば割安に思えますが、爆発的な感動があるかというと微妙なので、まあ価格相応というところでしょうか。酒や焼酎やワインの品揃えは5種類ずつ程度で寿司屋としては十分に感じます。
最後は女将による見送りを受け西麻布の闇に消え行く三名、さてどちらに伺いましょうか（笑）
ごちそうさまでした♪