相変わらず最高すぎるワインバーイベント！ : 銀座 鼓門

5度目の鼓門さん。
この日はワインバーイベントに2度目の参戦です。

和創作の絶品おつまみと共に、なかなか普段グラスで出てくることがない厳選されたハイクラスワインたちを、1杯3,000〜5,000円ほどで楽しむことができます。
かなりお高いですが、野出さんのセレクトはいつも間違いなく、ワイン好きには至極のとき。

◇お通し：七草粥
◆カラスミ春雨
◆海老芋の包み揚げ
◆白子焼き
◆ヒレ焼き

この日はシャンパーニュ2種、白2種、赤2種とやや抑えめにしましたが、追加で何種か試飲までさせていただいちゃって、大満足でした！
もちろん料理も相変わらずどれも絶品です。

なんだかんだ4度目の鼓門さんですが、この日は初めてワインバーイベントでの訪問です。
創作和食の高級店なんですけどね。
時々変わったことをやってくれます。しかも超本格的。
おつまみ的な料理をいただきつつ、イケメンソムリエ野出氏が自らセレクトした高級レアワインをリーズナブルな価格でいただくことができます。

◇お通し：半茹でいくら
◆水タコのカルパッチョ
◆カラスミ春雨
◆ムネカツすだち

何を飲んだかの披露は差し控えますが、1杯2〜6千円程度のものを計8杯ほど堪能。
1杯1万円ほどの超高額レンジのものもあり、これをグラスで飲めることなんて滅多にないな、という代物なので、ワイン好きにはたまらないイベントです。

普段は創作和食系のお店なのに、この日はワインに合わせて洋風な料理も多く、しかもどれも激ウマ。
料理はおつまみ程度でしたが大満足。
ついつい予定より飲んでしまって想定予算をオーバーしましたが、満足感が大きい良い夜でした！

三度目の鼓門さん。
この日は大将のコースなのでお高め。
半年に一度の贅沢です！

◆おまかせコース
　●鮑の旬菜添え
　●京豆腐のシャインマスカットといちじく添え
　●のどぐろのちまき
　●八寸：リアルとんがりコーン、くろも、茄子田楽、
　　　　　クリームコロッケ、塩辛
　●蕪のすっぽん椀
　●刺身：鱧、琵琶鱒、真子鰈、雲丹
　●鹿児島県 横山さんのオーガニック鰻の蒲焼き
　●シャトーブリアンのヒレカツ
　　オーストラリアのウィンタートリュフがけ
　●毛蟹の飛龍頭
　●3年もの素麺「白龍」
　　じゅんさいと梅シャーベット添え
　●万願寺としらすの土鍋ごはん
　●毛蟹と伊勢海老のカレー
　●自家製プリンとミニマルのチョコレート

怒涛のこだわり高級食材で織りなす見事なコース！
中華や洋の要素を取り入れた独創的な品を盛り込みながら、しっかり本格的な和食コースをいただける幸せ。
そして、それらをこだわりのワインとマリアージュできる至福のひとときです。

どれもさすがの美味しさでしたが、この日まず印象的だったのは刺身。
鱧は湯引きではなく軽く焼いたものを刺身でいただいたのですが、香ばしくも鱧の食感としっかりした味で、この鱧の食べ方は初めてでした。
琵琶鱒もお初でしたが、軽く藁焼きされていて、塩でもすだちでも抜群の美味しさ。
さらに雲丹は鹿児島県産とのことで、これも初めて食べた気がしますが濃厚な旨味が凝縮されていました。

鰻は世界で初めてオーガニック養殖に成功したという横山さんが育てる鰻だったのだそうで、詳しいことはわかりませんがなんだか凄いらしいw

シャンパンをボトルでいただいたこともあり、お会計はちょうど6万円/人ほど。
やっぱりお高めですが、半年に一度くらい、これを目指して頑張るのはアリか。
ただ、ほぼ同じ価格でも、個人的には 4月に初めて来たときの大将のコースの方が、食材的にも料理的にも好みでした。
次は冬の食材に期待です！

この日は待ちに待った初参戦の矢萩ナイト！
普段の大将ではなく、料理長の矢萩氏によるおまかせコースで、飲み放題が付いて2万5千円ポッキリ。
鼓太郎大将のコースとは食材等が違うとはいえ、鼓門さんの雰囲気やクオリティをこの価格で楽しめるのは、かなりオトクだと思います！

◆飲み放題付きおまかせコース（税込25,000円）
　・じゅんさい酢
　・焼アカムツの朴葉ずし
　・八寸：
　　　めひかり、数の子、枝豆、クロモのもずく酢、
　　　毛蟹のクリームコロッケなど
　・椀物：花ズッキーニと毛蟹のお吸い物
　・刺身：
　　　真子鰈、鳥貝、あおりいか、赤雲丹、イボダイ
　・稚鮎ととうもろこしの天ぷら
　・鱧とシャトーブリアンのホットサンド
　・茄子の炊き物
　・万願寺とマンガリッツァ豚の土鍋炊き込みご飯
　・プリンとチョコレート

相変わらずどの料理も丁寧で抜群に美味しいです。
餅米と焼いたアカムツを使った朴葉ずしでいきなりノックアウトされ、刺身や天ぷらもとても美味しかったし、鱧のフィレオフィッシュサンドとシャトーブリアンのステーキサンドが一体となったホットサンドは絶品。
ラストを飾る土鍋ご飯は、辛さは抑えつつ風味豊かな万願寺唐辛子と、国産マンガリッツァポークの絶妙な組み合わせで、これまた止まらない美味しさでした！

飲み放題はメニューが無いのですが、生ビールやハイボールはもちろんありますし、むしろ楽しみなのはなかなか他店ではお目にかかれないような日本酒やワイン！
ソムリエのチョイスに任せておけば間違いなしです。
その都度ソムリエのチョイスで仕入れているので、そりゃメニュー表を作れませんね。
おまかせでいただけるのですが、結局この日は生ビールの後にワインを7種堪能させていただきました。
どのワインにもこだわりがあって、珍しさもあり、そして何よりどれもとても美味しいです。

僕はなかなか高頻度で同じ店を訪問することはないのですが、鼓太郎大将のコースを次回予約してから退店。
値が張るので気合が要りますが、今から楽しみです！
ちなみに、前回訪問からこの2ヶ月の間に食べログの点数は3.1→3.5に急上昇しており、今後まだまだ伸びること間違いなし！と思えるお店です。

高級なお店ほど失敗したくないので百名店や高評価店を選びがちな今日この頃ですが、こちらのお店は定期的にグルメなサシ飯を楽しむ相方が最近ハマっているお店。
オープンしてまだ1年ということもあり食べログの点数は高くないですが、これほどまでに美味しい料理の数々はなかなか食べられません！

カウンターのみ10席の小さなお店で、お値段は張りますが、まだお若い鼓太郎大将が織りなす数々の逸品を気張らずに楽しめる気さくな日本料理屋です。

◆おまかせコース
　・のどぐろの飯蒸し
　・中トロとホワイトアスパラ
　・前菜盛り合わせ（蟹クリームコロッケ、蛍烏賊等）
　・車海老と筍の真薯
　・雲丹と茄子、烏賊の刺身
　・伊勢海老のマッカラン18年漬け 雲丹ソース
　・鰻の北京ダック風
　・シャトーブリアンのホットサンド
　・わかめのすり流し、筍、鱈
　・すっぽんのにゅうめん
　・蟹と筍の炊き込みご飯
　・鰻丼
　・甘味

何が凄いって、どれがメインかわからないほど、どの料理も主役を張れる存在であること！
使っている食材も、一度に全部まとめて食べちゃって良いんですか！？と畏れ多くなるほどです。
本格的かつ正統派でありながらも、ちょっと遊び心があってあえての異端な雰囲気がまたニクい。

どの料理も凄かったのですが、しいて挙げるなら「伊勢海老のマッカラン18年漬け」と「シャトーブリアンのホットサンド」でしょうか。
特に伊勢海老を高級マッカランに漬けた料理は、もったいないような超豪華なような。
これは永遠に呑みながら食べたい最高の逸品でした！
シャトーブリアンのホットサンドは、まさか日本料理店でコレを食べられるとは、という驚きと、お肉が食べたくなってきた最高のタイミングでのサーヴだったので、抜群に美味しかったです！

ちなみに相方いわく、予約した際に伝えられたこの日のメインは「鰻」だったそうです。
確かに北京ダック風の食べ方は初めてでしたが、これまた絶品で思い出すと涎が...

日本酒はもちろん、ワインもブルゴーニュ中心に2〜3万円台のものがたくさんラインナップされています。
日本料理店なのにフィノまで置いてありました。
ボトルで市価1万円台中盤から後半のもののように思うので、結構リーズナブルに提供してくださっている印象。
この日は2006年モノのムルソーの1級畑をいただき、まだまだ若々しい酸や果実味と、ほど良い熟成感が相まってワイン単体でも身も心もとろける美味しさ。
そしてもちろん料理にも抜群に合い、至福の夜に華を添えてくれました！

次回は6月に予約。
ちょっと趣向が異なる企画のようなので、今から楽しみです！