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食べログ 寿司 TOKYO 百名店 2022 選出店
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矢崎翁の13貫
赤身です。切り出す前の柵を見て、直ぐに天端と分かりました。この凝縮した鉄臭さがクセになります。
青柳です。赤貝は禁漁。本ミルは季節外れ。貝は此方と蒸し鮑、煮蛤、小柱の四種でした。
青柳の柱です。この海苔に感動してしまいました。詳細は本文をご一読下さい。
イカをお願いしたら、ウフッ、新イカでした。この季節だけの柔らかい食感を堪能します。
利尻の馬糞ウニです。コイツは上物でした。
鮃です。昔は真夏の鮃なんて猫跨ぎと呼ばれていたのですが、もう、分かんないですね。陸奥湾あたりなのかな、冬場の鮃と全く遜色がありませんでした。
小肌です。〆加減が上々。
蒸し鮑です。昭和のお鮨屋さんの煮物は完璧ですね。
春子鯛です。でっかい。他店だと半付けにするのでは?
煮蛤です。貝の旨味が充満しておりました。
鯵です。塩〆、酢〆がパーフェクト。
穴子を塩でいただきます。
此方の穴子はツメで。
ビールを頼んだら、アテで新イカのゲソが出てきました。これを見て、握りのイカは新イカやな、と確信。
〆は干瓢巻きでしょ、昭和の鮨屋は、アハッ\(//∇//)\
外観です
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raccostar
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raccostarさんの他のお店の口コミ
店名 |
ほかけ
|
---|---|
受賞・選出歴 |
2020年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2020 Bronze 受賞店
2019年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2019 Bronze 受賞店
寿司 百名店 2022 選出店
食べログ 寿司 TOKYO 百名店 2022 選出店
寿司 百名店 2021 選出店
食べログ 寿司 TOKYO 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | 寿司 |
予約・ お問い合わせ |
03-6383-3300 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
東銀座駅徒歩2分 東銀座駅から107m |
営業時間 |
|
予算(口コミ集計) |
¥20,000~¥29,999
¥10,000~¥14,999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、VISA、Master、Diners) |
席数 |
9席 (カウンター9席、個室1室) |
---|---|
個室 |
有 (4人可) |
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり、座敷あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる、焼酎にこだわる |
---|---|
料理 | 魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | ドリンク持込可 |
お子様連れ |
お子様には向かない。 |
備考 |
【2008年2月中央区銀座4より移転】 |
初投稿者 |
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金曜日のお昼です。
銀座です。
今日は凡そ三十年ぶりのこちら、ほかけ、さんにお伺いしました。その当時は、今の三越新館の晴海通り沿いに佇む、白い暖簾の眩しい、確か一軒家だったでしょうか。
隣は高級洋食のみかわやさん。
バブル期だったので、晴海通りから入ったその細い路地には黒塗りの社用車がひしめき、『ほかけ』や『みかわや』から出てくる社用族を待っておりました。
創刊当時のダンチュウの記事に魅了されていた若かりし頃のラッコ。なんの記念日だったか忘れましたが、『場違いじゃないのかしら?』と、可愛ゆく小首を傾げる良識派の亡き家内を説得し、意を決して暖簾をくぐった夜。
カウンターには仕立ての良いスーツを召したオジ様がズラリと並び、その末席を濁したラッコ夫婦。その緊張をほぐしてくれたのが、矢崎親方の優しい笑顔。
勝手の分からぬ若輩者を前に『此方で見繕いましょうか?』と助け舟。予算をお伝えし、その範囲で摘んで握って、それなりに呑ませていただきました。
カッコ良かったなぁ!
小粋で鯔背で気風も良し。
親方のように歳を取ろう、と密かに誓いました。
その後仕事で都内を離れたせいも有り、再訪する機会にも恵まれず。気がつけば三十年が経過。
それが夏休みの金曜日、ようやくその願いが叶います。
それでは本題。
いただいたものは、握りが13貫。
大河の『鎌倉殿の13人』にハマっているので、意識して13貫にまとめました。アッ、お通しと〆の巻物は別ということで。
そしてご馳走さまでした。
<まとめ>
三十年ぶりの矢崎翁。
随分とお歳を召されましたが、その優しい笑顔と眼差しには昔の面影が宿ります。
少々耳も遠いようですが、数寄屋橋の神様のように無表情ではないところが人間臭い。それに脇を固める方が、隙の無い仕事と所作でサポートされておりました。
さてさてその両手から繰り出される握りは、昭和感が満載。斬りつけたネタもシャリも、今流行りの他店の1.5倍は有りそうです。
フフッ、嬉しいな。
やはり、お鮨はこうじゃないと!
海苔も一言触れないといけませんね。
軍艦をいただいた時に感じた薫風が素晴らしい。
青の香りでは有りません。なんだろう、強いミネラル感とでも言うのでしょうか、深い旨味が脳幹に刺さり、これは抜群にウンマイ。
まさか毎朝、火鉢で炙ってらっしゃるのかな?
帰りがけに外でコソッと聞いてみました。
『丸山の有明一番ですか?』
『いえいえ、丸山にいらした方が独立されたチョメチョメを使わせていただいております』とのこと。
チョメチョメか!
なるほど。丸山は手を広げ過ぎて品質の差が激しいのが玉に瑕。まるで山口の●祭みたいかも。
それはともかく、そのチョメチョメ。屋号は明かせませんが、実は昔、築地場内で何度か購入したことのあるお店。今は豊洲で商いされているし、ネットでも購入できるので近いうちに試してみますね。
半時間にも満たない時間でしたが、さっといただいて颯爽と尻を上げるのが鮨屋の基本。
人の世の大先輩に握っていただく幸せはこの上もなく、季節ごとにお伺いすることに決めました。
<握り>
番外:新イカのゲソ
1:赤身:天端
2:新イカ
3:小肌
4:鮃
5:青柳
6:蒸し鮑
7:小柱
8:馬糞ウニ
9:煮蛤
10:春子鯛
11:鯵
12:穴子:塩
13:穴子:ツメ
番外:干瓢巻き
<飲み物>
・サッポロ:小瓶
・緑茶