ゴマピイさんのマイ★ベストレストラン 2011

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ゴマピイの美味いもん食べましょ!

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ゴマピイ (60代前半・男性・宮城県) 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

2011年は自分の人生の中でも忘れられない年になるであろう。
3月の東日本大震災を仙台で被災したかと思えば、4月には東京に単身赴任という出来事は重大であった。
東京に来て思うことはレストランのレベルの地域格差を肌で感じてしまうことだ。
味・サービス・雰囲気と情報の違いである。
味は優れた料理人と優れた食材によるものだがその優れたものは大都市に集まるものである。
さらに客の満足度を高めるための努力が日夜営まれることで、それがより優れたサービスや雰囲気として結集される。
そしてそこに導かれるための信頼性の高い情報である。雑誌やココ食べログにも優れた情報・信頼性の高く精度の良い情報が集まる。
我々客も美味しい食べ物を求めて玉石混交の情報を取捨選択したり予約の難しさを克服してしのぎを削るのである。
残念なのはもっとたくさんのレストランに行きたいが、金銭的・時間的な制約が厳しいことだ…

『千松しま』震災後店を閉めていたが最近再開したと聞く。来年は是非再訪したい宮城の名店。
『レフェルヴェソンス』最近伺ったフレンチ。料理の味と芸術性、サービスと雰囲気に心奪われたレストラン。
『SALONE2007』横浜の高感度イタリアン。四次元の味とワインのマリアージュを楽しめる。
『本城』用賀で味わう京料理。暑い東京の夏で涼やかに日本料理を楽しめた。
『横浜 うかい亭』記念日に家族で楽しむのに最適だろうと思います。
『日本料理 晴山』三田の口コミ数とレイティングが急増中のスタイリッシュな日本料理。
『茅乃舎』福岡の藁葺き屋根が印象的なスローフードのお店。記念日利用にも最適。珈琲を美味い。
『LOVE & PIZZA DelSol』未だココより美味いピッツァを食べていない。
『かつせい』やっぱりココの特ロースだよね!
『麺組』やっぱりココの味噌ラーメンが日本一かも

2012年は、名古屋〜京都〜大阪と遠征してみたいです。

マイ★ベストレストラン

1位

千松しま (本塩釜、東塩釜、西塩釜 / 日本料理)

8回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.8
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 ¥10,000~¥14,999

2023/05訪問 2023/09/16

【再訪13★】嗚呼!感動の千松しま

 5月に訪れるのは初めてだった。今回も千賀ノ浦を眺めながらの穏やかなランチである。

【鯨、山菜】◎ 
【ヤマカン】◎ 勝山と阿部勘がコラボした日本酒
【ホヤ、ハゼ、タラの芽の天ぷら】◎ ホヤの天ぷらは初めて食べた。美味し!
【汁物】★ メヌケ、粟餅、鶉卵が入る汁物の美味さは格別!
【お造り】★ 渡り蟹、ハゼ、アオリイカ
【ムシガレイ】◎ 
【シャコと新生姜】◎
【茗荷寒天とアスパラガス白和え】◎
【食事】★ 鰹と鰻が美味しくてご飯何杯もいける!
【浅利汁】◎
【冷し饅頭】◎

 ホヤの天ぷらは初めて食べたのだけど想像以上に美味しかったし、毎回思うのは椀物・汁物が美味しい。
 鰻と鰹刺し身で食べる食事があまりにも美味しくて、普段控えめにしているご飯を何度もお替りしてお腹いっぱい満足ランチとなりました。
 秋になったら里芋をいただきに再訪したいと思います。ごちそうさまでした。
 今年も秋の季節に伺いました。その日も天気がよく千賀ノ浦を眺めながらのお食事。里芋や土瓶蒸し、ひがしものにはぜが楽しみですね!

【ビールで乾杯!】
【はらこ、ハゼ煮浸し、鯨・しし唐・らっきょ】◎ さけといくらにはぜも鯨も美味すぎ!の一皿目。
【南瓜豆腐・辛子蓮根・ミョウガ】♪
【松茸土瓶蒸し】★ 秋は土瓶蒸しです!
【ひがしもの、アオリイカ、ハゼ】★ 此処で食べる鮪が一番
【阿部勘 金魚】♪
【秋刀魚飯蒸し】◎ さんまが美味しすぎ!
【鮑、銀杏、ササギ、みずの実、つるむらさき】◎ なにげに銀杏が美味しい
【阿部勘 亀の尾】◎ やっぱり亀の尾が好きな酒です
【渡蟹】◎ 待ってました渡蟹!
【里芋】★ ここで里芋とは予想外!でもぺろりと食べられる旨さ!
【梨と柿のすりながし】◎
【ハゼとアオリイカの天丼】◎ サクッと軽い口当たりの天ぷらは相変わらず美味しい!
【無花果と饅頭】◎

 この季節で特に妻が楽しみにしている里芋が序盤で提供されなかったので、今年は食べられないのかなと思っていたら食事前に着皿するサプライズ!自分は日本酒も飲んでいたしお腹も結構いっぱいだったから全部食べられるかなと思ったけど、食べ始めると美味しいんだよね〜里芋。しかもぺろりと食べられたから自分も驚きデス。
 大将や女将さんには一年ぶりの私達をおもてなしいただきまして毎回嬉しく思います。ごちそうさまでした。
 今年も昼食での訪問です。この季節の楽しみは妻がお気に入りの里芋なのだ。この日も天気良く千賀ノ浦を眺めながらの食事ができるのは嬉しい。
 内観は改装したそうでカウンターがなくなっていました。厨房からの動線もスムーズなようなので配膳も便利になったでしょうし、テーブル席から見ても広くなって明るく綺麗になりました。

【はぜ昆布締め鮨と煮浸し、鯨湯引き】★ ピリ辛のはぜ鮨に鯨畝須が旨い!
【里芋】★ この季節のお気に入り!
【浜千鳥】◎ 岩手県の浜千鳥という純米酒
【ニシ貝と渡り蟹】★ こりゃぁ酒飲むしかない!
【はぜの雑煮】◎ 仙台名物ハゼのお雑煮ですね。すっきりした汁が美味しい。
【ひがしもの、しめ鯖、アオリイカ、渡り蟹】★ 此処で食べる鮪が一番
【亀の尾】◎ 純米吟醸酒
【無花果、薩摩芋檸檬煮、菊酢漬け、ズッキーニなど】◎
【つと豆腐、柚子釜、玉こんにゃく、飯蒸しなど】★ この香りと味が秋なんです!
【大根とニシ貝】◎ 
【梨のすりながし】◎
【牡蠣とハゼの天丼】◎ しばらくぶりの天ぷらは美味しい。
【干し柿と饅頭】◎ もち粉と豆乳の生地に粒あん・昆布巻

 毎年いただいているハゼですが色々な食べ方があってとても美味しいですね〜今年は鮨をいただいたら驚きの美味しさでした。そして里芋の絶妙な美味しさには毎年感服しています。酔っ払いの蟹と貝も堪らない旨さであるし此処で食べる「ひがしもの」が最高だと思います。あとは秋を感じる朴葉焼きの香りも堪りません。
 あとは最後の干し柿!干し過ぎた柿は噛み切れないほどの硬さになっていますがそれを大将の技で見事な菓子になっています。自分は干し柿ならあまり手を伸ばさないのですがこれウイスキーとかハイボール飲みながらつまむのに最適だなぁと。
 今回も美味しくて満足できましたが最近11月の訪問ばかりになっている…まぁ里芋食べたいというのもあるがコロナも終息するなら違う季節にも来店してみたいと思います。ごちそうさまでした。
 昼食で一年ぶりに訪問。この日も天気がよくて千賀ノ浦もよく見えたし、今回初めて個室にご案内いただきゆっくりと過ごしながら美味しい食事を楽しむことができました。

【車海老、豆腐】◎
【ハゼの天ぷら、車海老頭、あけび】★ からりと揚がった今年のハゼは身がふっくら!
【独楽蔵・純米酒】♫
【里芋】★ みんな大好き!里芋!
【松茸土瓶蒸し】★ 岩手県産の松茸、すだちで味変を楽しみながら!
【百合根、無花果、薩摩芋檸檬煮、椎茸、寒天、菊酢漬け、ズッキーニ、インゲン】◎
【ハゼ、ひがしもの、真蛸、アオリイカ、鮑】★ 鮪に今年のハゼは美味いなぁ!
【つと豆腐、柚子釜、玉こんにゃく、秋刀魚飯蒸し】★ 秋はこれ!香りと味が満彩!
【墨廼江・600K】◎
【梨のすりながし】◎
【はらこ飯】◎ ご飯の美味さが格別でした
【鳴瀬川天然鰻のごはん】◎ 大将が鳴瀬川で釣り上げた天然鰻!
【冷し饅頭】◎ もち粉と豆乳と抹茶の生地に粒あん

 秋刀魚の飯蒸しは、ぬか漬けの秋刀魚に胡瓜の古漬けが素晴らしく美味しい!
 ハゼの天ぷらや刺身は毎年いただいているけど今年のハゼは身がふっくらとしていて特に美味しかった。それともっと驚いたのが大将自ら鳴瀬川で釣り上げてくるという鰻だ!鰻ご飯でいただきましたが癖がない美味しさは鳴瀬川の水面を思い出しながらいただきました。さらに山椒煮の鰻もお土産にいただきまして嬉しかったです。夕食で美味しくいただきました。ごちそうさまでした。
 今回も昼の訪問となった。この日も天気がよく遠くまで眺められる景色を楽しみながら、しかもお客は私達二人だけだったのでゆっくりと過ごすことができました。

【鮭・いくら・米麹】◎ いわゆる紅葉漬けで秋らしい彩りとともに美味いのです
【ワタリガニ】★ 柔らかで旨味ある身を食べていたら日本酒が飲みたくなった! 
【陸奥八仙・日本酒】♫
【百合根・無花果・ほうれん草と菊・ズッキーニとモロッコいんげん・おから・銀杏】◎ 自分としては銀杏があればなんぼでも飲める
【鯨】◎ 鯨の胸の部分のようだ。ヘルシーな脂でこれも酒が進む一品
【春雨蒸し】★ 葱・鮪・粟餅の汁物が美味すぎ!
【牡蠣】◎ 野菜や出汁醤油煮こごりで食べる旨みたっぷりの牡蠣!
【お造り】◎ ハゼ、鮪、ボタンエビ、赤貝、アオリイカ、真蛸
【亀の尾・日本酒】◎
【つと豆腐、里芋、ゆず、玉こんにゃく、秋刀魚飯蒸し】★ 秋の香りと味が満彩!
【ハゼと銀宝と牡蠣の天ぷら】★ からっと揚がって美味しい
【冷やしもの】◎ 柿なます、ラ・フランス、豆乳・サフランでさっぱり
【牡蠣ご飯】★ 牡蠣にせりとじゃがいもが入っている!
【葛切り】◎ つけめんのような葛切り、黒蜜でさっぱり食べられる

 今回のランチも美味しくいただけた。秋らしい彩りや食材にわらやほうばなどの香りが加わって特別感のある料理に大満足させてもらいました。特に妻は楽しみにしていた里芋が食べられて大満足だったようだ。
 牡蠣の天ぷらや牡蠣の土鍋ごはんが特別に美味しかったのだけど、訪れたのがちょうど牡蠣が一番美味しい頃と大将がおっしゃっていたので良い時期に行くことができて幸運でした。そもそも牡蠣ご飯や天ぷらって調べてみると自分達はこれまで食したことがないようで初物どころが人生で初だったし牡蠣フライなど目じゃないとも思った。
 それと鮪を使った汁物があまりに美味しくて自宅でも作れないかを大将に聞いたら、「ひがしもの」の残った部位を使っていてそこから美味しい出汁がでるようで、スーパーで買う鮪ではそうはならないらしい…それではまた美味しいものを食べさせてもらいに訪れよう。ごちそうさまでした。
 今年は久しぶりに義母をお連れし昼の訪問となった。昼に訪れる楽しみの一つは晴れていると千賀ノ浦や金華山まで見渡せる景色が楽しめることだが、この日も運良く眺めることができたのが嬉しい。

■壱万円の料理
【かぼちゃの豆腐、小豆、茗荷】◎
【アケビ、栗の赤飯】◎…アケビのほろ苦さが絶妙
【甘鯛・焼茄子・粟餅のお椀】★…いつもの絶妙なお椀に今回は甘鯛が素晴らしい!
【ワタリガニ】★…柔らかくしっとりした身が美味くて感激!
【ひがしもの・ハゼ・真烏賊・ボタンエビ・甘鯛・鯨】★…ハゼのお造りは最高!
【赤烏賊飯し、玉こんにゃく、ハゼ】◎
【里芋】★…妻がいつも楽しみにしているのが里芋
【辛子蓮根、冬瓜、ズッキーニ、さつま芋、枝豆、おひたし】◎…檸檬煮のさつま芋はなにげに自分大好き!
【太刀魚笹蒸寿司】★…義母が美味しいを連発していたのが印象的でした
【あさりの冷麺】◎…サフランソースが爽やかな旨味
【ハゼと銀宝の天丼】◎…さっくり揚がった天丼は毎回美味し
【いちじくと抹茶粒あん】◎

 お造りでは湯引きした鯨や昆布締めの甘鯛も美味しかったがなんといっても「ひがしもの」の旨味は抜群だったし、いつも以上にハゼが最高でぷっくり&コリコリした身が美味いこと!
 それと里芋!初めて訪れたときからいただいていて妻は毎度楽しみにしているのだが今年は自分も感動するほどの驚きがあった。その柔らかさととろりとしたスイーツ以上の甘みが素晴らしく、もし普通の里芋がこの時点でこの大きさで出てきたら自分は絶対に食べられないと思うのだがペロリと平らげてしまうのだった。
 いつも以上にどの料理にも一層のうま味を感じたのだが何だろう?もしかするとビールや酒を飲まないから酔っ払わずに一つ一つの料理を繊細に味わえたと言うこと?そうだとすると次回訪問は昼か夜か迷うところである。義母も大満足していたようであるし今回も良き訪問となりました。ごちそうさまでした。
 10ヶ月ぶりに7回目の再訪となった。そのうち9月が3回目であるし…どういうわけかこの季節に伺うことになるから不思議である。今回もテーブル席だったので大将とも直接話すことが出来ます!

■壱万円の料理と合わせたお酒
【YEBISUビールで乾杯!】
【南瓜と豆腐、茗荷・梅の寒天】♫
【ワタリガニとハゼ佃煮】◎ …大将自らが釣ってくるハゼ、小さくて可愛い
【アケビと銀杏】◎ …最近妙に銀杏が美味しくて口に合うんだよね
【甘鯛・冬瓜・粟餅のお椀】◎ …千松しまのお椀は毎回絶妙な美味しさです
【飛露喜 大吟醸|廣木酒造本店】◎ …大将からの嬉しい一献!透明感が素晴らしい
【マグロ、赤貝、ボタン海老、ハゼ・スミイカ】★ …マグロが美味いんだよね
【ズッキーニ、ラッキョウ、赤飯、さつま芋レモン煮、だだ茶豆など】◎
【鰆・イチジク・みずの実】♫
【鮑の笹蒸し】★ …香りといい鮑の旨味といい堪りません!
【墨廼江 600k|墨廼江酒造】◎ …吟醸香が良く綺麗でキレのある酒です
【玉子豆腐と焼き茄子】♫
【鰻・里芋・オクラ】◎ …千松しまの里芋食べたいと思っていたので最高!
【ハゼと銀宝の天丼】◎ …さっくり揚がった天ぷらで天丼でもペロリと食べられる
【浅利の味噌汁】♫
【わらび餅と焼栗】♫

 今回もゆっくりと楽しく過ごすことができました。大将自らが釣り上げてくるというハゼを佃煮、お造り、天丼でいただきました。ハゼの刺身はコリコリ感とブリブリ感が同居していてクセが無くて上品な味です。でもお造りはやっぱり鮪であってこちらでいただく鮪はいつも格別です!さつま芋のレモン煮も意外と美味しくて…でもだだ茶豆の味が濃くて美味すぎる豆に感激!鶴岡のだだ茶豆だそうでサスガに一味違うなぁと。あとは久々の鮑の笹蒸し!香りも味も言うことなし。
 最近はミシュランの影響からか外国人の方も多くなっていると聞きましたが、次回は春先〜初夏にでも伺うことができれば良いなと思っています。ごちそうさまでした。
 久しぶりにやって来ました。奥の座敷は使わないようにしたのかな?。カウンターの反対側に設置されたテーブル席でいただきました。此処は大将と直接話しができるので今までにない新鮮な感覚があります。

【南瓜と豆腐、茗荷・梅の寒天】♫
【ハゼ】◎
【秋鮭にイクラと米麹】★
【たまご豆腐・粟餅・アナゴの椀】◎
【ハゼ味噌和え】◎
【四季の松島 純米|阿部勘酒造】♫
【ひがしもの、真鯛、真イカ】◎
【秋刀魚ご飯】★
【里芋、イチジクなど】◎
【亀の尾 純米吟醸|阿部勘酒造】◎
【ハゼと銀宝の天ぷら】◎
【柿流し】◎
【胡麻豆腐】◎
【鮑ご飯】★
【菓子】♫
【抹茶】◎

 「鮑ご飯」は美味しかったなぁ!蓋を開けると磯の香りが立ち、食べても鮑とわかめとご飯のそれぞれの旨味が口福にさせてくれる。大根が入っていてシャキシャキ食感によってどんどん食べ進めることができてあっという間に完食。
 お造りは「ひがしもの」は見た目も美しいし食べても格別に美味しいと思う。「秋刀魚ご飯」もその香ばしい焼き加減で堪らなく美味しいのだった。油物では久しぶりに「ハゼと銀宝」の天ぷらが食べられて嬉しかった。
 そのハゼがなかなか手に入らないからと、大将自らが釣ったハゼだそうだ。また酒器は魯山人作だそうで自分には恐れ多いけどそんな器から注がれる亀の尾は格別だった。
 これまで奥の座敷でしか食事してなかった。雰囲気や過ごしやすさは座敷で食事するのが好きだけど、今日の席なら今までできなかった大将との会話ができるので、ハゼ釣りの話や魯山人の器の事など、料理にまつわる情報が得られたりしたから新鮮な感覚で食事を楽しむことが出来た。
 今回の再訪までに1年半以上経過したのだけど、次回はまだ訪れていない夏の季節に合わせて再訪したいと考えています。ごちそうさまでした。

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'15/03/13 ('15/02訪問)4.06
【再訪5★】嗚呼!感動の千松しま
昼★★★★★ 5.0(料理・味 4.5 | サービス 5.0 | 雰囲気 5.0 | CP 4.6 )
夜★★★★★ 5.0(料理・味 4.2 | サービス 5.0 | 雰囲気 5.0 | CP 4.5 )
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 2014年は伺いたいと思っていながら機会に恵まれなかったので、2015年は早速2月に伺わせていただきました。この季節にはどのような料理がいただけるか楽しみです。
 伺ってみて久しぶりに店主と女将さんの顔を見ると戻ってくる場所があって嬉しいなぁ…なんて思います。この晩は15,000円の内容でお願いし、お座敷でゆっくりといただくことができました。

【YEBISUビール】で乾杯!
【鮑・蛸・海苔巻き】♫

・鮑も蛸も味付けがイイですね。最近銀座の寿司屋で食べた鮑や蛸のしっかりとした味付けも美味しいけど、それにくらべると滋味深い味付けに感じられこれはこれで好きです
・海苔巻きは魚のカナガシラで梅がアクセントになっています
【蛤の玉締め】♫
・蛤の玉締めにウルイである。汁の美味しさと玉締めの優しい味わいが素敵です
【お造り】◎
・マグロ、ヒラメ、アンコウ、毛蟹、ヤリイカなどの海の幸を楽しむ
・特にあん肝が美味いなぁ!海の香がたまらん!
【八寸】♫
・クワイ煎餅とアボカド、鯨とししとう、山ごぼう、焼きリンゴとなますはサフランと豆乳仕立て、ほうれん草胡麻和えにかぼちゃ煮、辛し蓮根などなどを堪能
【浦霞しぼりたて】◎
・このお酒美味かった!瑞々しさと華やかな甘みが印象的デス
【メヌケの春雨蒸し】♫
・メヌケは脂がのった旨味が美味しいね。汁はポン酢で味変化も楽しめましたが、自分は素のままでも充分美味しくいただけます
【揚物】◎
・ひりゅうず、豆腐の白和え、柚子釜は蜜で炊いてあるので食べられるそうだ
・フキノトウで作ったというお塩がイイんだよね!苦味がたまらない感じ!
・自分は柚子釜まで美味しくいただきました
【阿部勘 純米吟醸(亀の尾)】
・美味しいけど、うーん、さっきのしぼりたてが美味しかったからパットしない印象に
【胡麻豆腐】♫
【鮑と牡蠣の雑炊】◎

・この雑炊はそれは美味いわね!贅沢すぎる雑炊だわね。
【菓子と抹茶】♫

 今回もゆっくりと美味しい料理とお酒で満足することができました。ただ季節的なものなのかな…夏とか秋に訪れた時に比べると見劣りするような気がした。今年はもう一回ぐらい訪れることができたらいいなぁと考えています。またウニが食べたいなぁ!

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'13/10/07 ('13/09 訪問)4.36
【再訪4★】嗚呼!感動の千松しま
昼★★★★★ 5.0(料理・味 4.5 | サービス 5.0 | 雰囲気 5.0 | CP 4.6 )
夜★★★★★ 5.0(料理・味 4.2 | サービス 5.0 | 雰囲気 5.0 | CP 4.3 )
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一年ぶりに再訪しました。
今回は昼に伺って壱万円のお料理です。
仙台は曇り空だったのだけどお店から望む千賀ノ浦はくっきりと金華山まで見ることができたのは幸運でした。

【牡蠣の燻製オイル漬け、甘鯛の寿司、胡瓜と鰆に尾花】★
・絶品の牡蠣の燻製オイル漬けは感動的に美味し!日本酒欲しい〜
・甘鯛の寿司も美味い〜としか言えね
・胡瓜の中に鰆、そしてきめ細かくフワっとした尾花だ。これが絶妙なコラボに感嘆

【二子芋とあけび】★
・以前も感動したけど岩手の二子芋(里芋)が美味しいんだよなぁ!
・味噌ダレがかかったあけびの苦味が懐かしくも美味しい。

【松茸の土瓶蒸し】★
・先日まで暑かったけど秋なのです!松茸です!。
・さっぱりしたお汁だけど味わうほどに滋味深い。

【ヒガシもの、ボタンエビ、ホシガレイ、牡蠣、渡り蟹】★ 
ヒガシものも今年は特に美味しいと感じた。
牡蠣はあの畠山さんのが手に入ったそうだ。自分もNHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」で放送された畠山重篤さんをよく覚えている。あの大震災後も「海を信じて」牡蠣の養殖を再開させたのだ。その牡蠣は豊かな鉄分を感じ濃厚で凝縮された旨味となって味わうことができた。

【カボチャ卵流し、油揚げとひじきとゼンマイ、蓮根、菊、枝豆、茄子、ミズの実】♫
・カボチャに卵を流して蒸してあり、小豆とともに美味しく食べられる
・枝豆の濃い味!に悶絶。

【ヤナギガレイとイカ飯】◎ アカイカのイカ飯の美味さに思わず唸る!

【渡り蟹の甲羅揚げ】♫ 定番の揚物だね!

【葛きりと花無花果の煮込み】★
・葛きりは蓮芋に梨の摺り下ろし、無花果の煮込みとともに実に爽やかな一品。

【お食事】★
大根秋刀魚の炊合せに栗ご飯!!秋やなぁ!
・この秋刀魚がまぁ立派な事!そして栗ご飯で幸せな食事をいただきました。
・お新香も味噌汁も美味しいなぁ

【香煎(はったい粉)と百合根、抹茶】◎

【牡蠣のオイル漬け】★
・お持ち帰りでお願いしました。大びんで3,300円だったかな?
・女将に作るときの大変さを伺いました。早起きして何回も重ねて味を染み込ませていくようです。だから一口食べて虜になってしまう美味しさなのですね!
・お取り寄せは現在はしていないようで、持ち帰れるのは大変ラッキーだったようだ。

今回のサプライズは女将がサザンオールスターズの大ファンだったことだ。
ライブ前日からサザンのシャツを着て来店する人がいて気が気でなかったとの事。
私たちも昨晩のライブに行った事を告げるととても羨ましがられてしまいました。
結局、前日から翌日までライブと千松しまをセットにして他県から訪れるお客さんがほとんどだったようで女将も「行きたかった〜」と残念がっていました。
まぁ地元の自分がこの特等席を独占して申し訳ない気持ちもあったけど、自分も似たようなもので一応東京から来ているからね…
自分はサザンのライブのチケットをゲットしたと同時に千松しまの予約をしたのだけど、夜はすでに埋まっていたのでランチにしたという事だからね。

どういうわけかいつも秋口の訪問になってしまうので、次回こそは季節を変えて伺ってみたいと切に思うのでした。

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'12/10/20 ('12/10 訪問)4.46
【再訪3★】嗚呼!感動の千松しま
昼★★★★★ 5.0(料理・味 4.5 | サービス 5.0 | 雰囲気 5.0 | CP 4.5 )
夜★★★★★ 5.0(料理・味 4.2 | サービス 5.0 | 雰囲気 5.0 | CP 4.3 )
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前回訪問は震災前だったのでその後のお店の様子も気になっていましたが、やっと先日、母親を連れて三人で再訪しました。
夜の部は初の訪問になります。
あの震災からは1年半、前回訪問からは1年10ヶ月ほどの時間が経過しています。
自分たちは利府街道で塩竈の北側からアクセスするので、日も落ちて周囲もよく見えないこともあるし、お店に伺ってみても以前と何も変わりがないように見えます。
ただ女将さんに話を聴くとつい四〜五日前まで工事をしていたとか…
そしてまだまだ目につかない部分は充分な状態ではないそうです。震災の影響はまだまだ残っているのですね。
以降はこの日のお料理壱万円の内容です。

【エビスビール】
・母も妻も飲まないので自分だけで乾杯!

【酢漬け茗荷・冬瓜・南瓜】◎
・かぼちゃには卵豆腐が入り、手が込んだ一品。

【鮑・秋刀魚】◎
・鮑は柔らかく肝も美味いが、その香ばしさや皮がパリパリの秋刀魚は激うま!

【胡麻豆腐・鯛・梅干・菊の花の椀物】★
・絶妙な薄味が絶妙で母も絶賛していました。

【九頭龍】♫
・福井県の有名ドコロの純米吟醸酒。自分は好きなので最初に注文。

【ハゼ、イカ、ひがしもの、ミンククジラ、秋刀魚、渡り蟹のお造り】◎
・やはり千松しまのメインイベントはこのお造りでしょう。
・鮪は「ひがしもの」がこの日も食べられて嬉しかったですね。
・鯨も久々に食べられて満足。

【あけび、無花果、椎茸、糸南京など】♫
・あけびって久しぶりに食べた。

【牡蠣オイル漬け】★
・広島の牡蠣を燻製にしてオイル漬けにしてあるそうだ。
・これがまぁ実に絶品で激うまでお土産に買おうかと最後まで悩んだ。
・でもこれで深酒しそうだし、東京まで持ち帰るのにも躊躇したので購入はしなかった。

【金澤屋と益荒男】
・手前のお猪口がお試しの益荒男(石川県)。TV番組で紹介されたそうだ。
・確かに独特で重厚で複雑な飲み味で好き嫌い分かれそう。
・金澤屋は福島県のお酒。自分は結局は九頭龍が好みだね。

【ハゼと渡り蟹の甲羅揚げ】◎
・いつもながら美味しい揚物。サクッとパリっと揚がって美味しいね。骨が特に好き。

【天神ばやし】
・ついつい注文してしまった新潟の特別純米酒。もう酔って味はよくわかりません。

【冷物】♫
・茄子の檸檬焚きに茗荷・黄身の寒天に米麹の汁。
・サッパリして美味しく食べられます。

【漬物】◎
【お食事】◎

・いつも漬物の美味しさには感嘆します。これだけでご飯食べられます。
・ご飯、味噌汁、煮物に漬物でついつい食べ過ぎてしまいます。

【葛切り】◎
【抹茶】◎

・特に黒蜜が上品なお味でとっても美味しくいただけます。
・すっかり酔いましたがこれならチュルチュルといくらでも食べられそうです。
・美味しい抹茶で〆。

母も大変満足したようですし、自分は今回、夜の部の初訪問でしたがついつい飲み過ぎてしまうほどで、やはりお酒を飲みながらの『千松しま』さんの料理を食べられることは幸せだと思います。不慣れな運転手となった妻にとっては、塩竈から仙台まで夜に運転する事になって大変だったようですが…
ただ前回や前々回の料理と比べるとすこし物足りなかったかな。
それは味とかボリュームではなくて、料理が運ばれてきた時から「うわぁ!」と驚くようなサプライズ感が不足しているような気がしたということ。
震災の影響等でまだまだいろいろなご苦労があるとは思いますが頑張って欲しいです。
またそのうちお伺いしたいと思います。ごちそうさまでした。

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'10/12/12 ('10/12 訪問)
【再訪2★】嗚呼!感動の千松しま
昼★★★★★ 5.0(料理・味 4.5 | サービス 5.0 | 雰囲気 5.0 | CP 4.5 )
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自分にとって唯一の5.0★の『千松しま』にやっと再訪を果たして来ました。
初回訪問となる前回が昨年の9月のことですから1年3ケ月ぶりになります。
季節は晩夏から晩秋となりこの時候にはいったどのような食材でどんな素晴らしい料理が食べられるのかが大変楽しみでもありました。
折角のこのような機会なので義母をお誘いし三人でやって来ました。
相変わらず優しそうな店主に素敵な女将の出迎えを受けます。
この日も天気が良く千賀の浦やその先には金華山まで見える佳き日でありました。

今回も前回と同じく1万円のコースを予約しており、約二時間半の至福のコースの始まりです。

【牡蠣のスモーク】♬
・香り高くスモークされています。濃いめの味が印象的。

【鯨と蓮根】♬
・シャキッとした蓮根とともに久々に鯨肉の旨味を堪能。

【赤西貝と大根】♬
・登場した瞬間からいい匂い…笹と醤油の焼ける匂いにウットリ!
赤西貝のコリコリとした食感を楽しむ。中には大根があった。
・貝の肝の風味(少し苦い)を感じる大根煮となっている。日本酒が恋しい。

【切干大根、もってのほか(食用菊)ととんぶり、ぜんまい、冬至南瓜、獅子唐と天然鰻、胡麻とほうれん草、黄身酢寒天、茗荷寒天】◎
・「ほうれん草」にのった「胡麻」の新鮮・鮮烈な風味が印象的だった。その時に炒って摺るからなのだろう。
・「天然鰻」のしまった身と香ばしい味わいに感激。

【椀物:聖護院蕪の吹雪仕立】◎
聖護院蕪を摩り下ろして薄い餡にしている吹雪仕立ての椀。
・胡麻豆腐、粟餅と柚子、梅が入っている。
・梅は酸っぱいわけでもなくて絶妙な酸味を呈しており大変美味しくいただきました。

【お造り】★
・「ハゼ」腹と背は炙って肝味噌を載せてある。美味しい!特に肝味噌の味が鮮烈。
・「ひがしもの」の生鮪。脂ののったトロに香り高い赤身!さすが塩竈ブランドです。
・「毛蟹」日本酒とともに食べたかった。
・「塩辛」妻が気に入ったようだ。「あとでご飯と食べる」と少し残しているらしい。
・「巻物」は金頭・胡麻・生姜に白板昆布を巻いてある。この皿の中で自分はコレが一番美味しく印象に残りました。

【里芋・柚子釜・つと豆腐・玉こんにゃくとタニシ・わらごはん】★ 
・登場するとみんなビックリ!朴葉に載った料理の数々は秋を感じることができ、その見た目だけでも存分に楽しまさせてもらえます。
・「わらごはん」これもとにかく美味しいねぇ。熱々のうちに食べる至福のごはん。
・「蔵王の里芋」との事。自分は里芋自体好みでないのだけど、ココで食べる里芋だけは本当に美味しい!前回も美味しくて感激したのだけど今回もこれだけの大きさの里芋をペロリと食べちゃうのだから…自分自身にビックリである!
・「つと豆腐」もちわらで包んで蒸すのだそうで滋味深く美味しい豆腐である。
・「玉こんにゃくとタニシ」久しぶりに玉こんにゃくを美味しくいただく。
・「柚子釜」はすべて食べられるように炊いたり蒸かしたりしているらしい。中には、栗・銀杏・胡桃が入り柚蜜の味が美味。柚子釜を食べると甘くもあり苦味もあり柑橘の味もありでいろいろな味わいを楽しめます。口の中もサッパリしました。

【蟹甲羅揚げ】♬
・美味しい身が詰まった甲羅揚。ビールが飲みたくなる。ご飯でも良い(笑)

【ラ・フランスの生酢】♬
・ラ・フランスをコンポート風に白ワインで炊いているとの事
・サフラン・豆乳・梅酒で煮切ったスープ
・サッパリと爽やかなお味でした。

【天丼と布海苔味噌汁、漬け物】★
ハゼ銀宝の天ぷらです。
・天ぷらはサクサクで軽い食感が素晴らしかった!
・ハゼのホワァっとした身に銀宝の弾力のある身と、どちらもその旨味を存分に堪能させてもらいました。
・たれに甘味を入れていない天丼なのでサッパリといただけます。
・こちらのご飯自体が十分に甘味もあり美味しく、天ぷらの食感とタレとで三位一体となる調和が最高。
布海苔の味噌汁も濃い味だけど美味しい。この会席終盤において絶妙な量であり、だからこそこの濃さで良いと思う。
・義母には天丼はどうかなぁと心配したけど見ていたらペロリと食べていました。
・天丼は元来大好きな食べ物なのでこれまでたくさん食してきましたが、これはずうっと印象と記憶に残る天丼になるでしょう。

【菓子】♬
【抹茶】♬

・「あんぼがき」をきな粉・もち粉などで延して巻いてある。
・もちもちして甘さひかえめで美味しいし抹茶にあうね。

やはり『千松しま』の料理は見た目でも存分に楽しむことができるし二時間半を超える長丁場だったけど、絶妙のタイミングで料理が供されるし女将との会話も楽しいので、この時間はあっと言う間にもうこんなに時間が経ったのか!という印象でした。
義母もすべての料理を美味しく食べられたようで大満足してもらえたようです。
妻にいたっては残しておいた塩辛で一杯余分にご飯をもらって食べたからね!ビックリです。
自分はというと同じ一万円の内容ですが前回のほうが満足度・感激度が高かったような気がします。季節的な事や前日が天候大荒れの日だったこともあり食材にも影響がでるのかもしれませんね。なんといっても二回目という事もあるのでしょう。(料理・味4.5★)

雰囲気はこの日は私たち一組だけでした。
誰にも気兼ねすることなく、遠く金華山や千賀の浦などの景色も堪能することができるこの雰囲気は最高レベルとして良いでしょう。(雰囲気5.0★)

そして女将さんの接客や対応は素晴らしいと思います。
義母とは料理やお店の事とはまったく関係のない事まで真摯に向きあって会話をされていた事がなかなかに素晴らしいと感じました。また会話が楽しいのですね。何度も盛り上がって自然と笑ってしまいました。(サービス5.0★)

最近は食べログの全国ランキングトップからは陥落してしまいましたが、自分としては未だこれ以上のお店を知りません。
機会あれば東京や京都の和食のお店に伺ってみたいものですが少なくてもそれは来年以降ですね。
なので総合評価5.0★継続です。
次回はどの季節に再訪しようか!大変楽しみであります。

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'09/09/10 ('09/09 訪問)
嗚呼!感動の千松しま
昼★★★★★ 5.0(料理・味 5.0 | サービス 5.0 | 雰囲気 4.5 | CP 4.5 )

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食べログの全国ランキングの頂点である千松しま
その店は自分の住んでいる仙台市のお隣の塩釜市にあるのだがなかなか訪問することができなかった。
やっと先日念願叶って行って参りました。噂に違わぬ素晴らしき名店でした。
以降、賛辞の嵐です。乱筆乱文をお許しください。

日曜日のお昼に伺いました。
お店に入ると女将さんがお出迎え。大将も顔を出して下さいました。
案内されたのは奥の座敷の間。この日は晴れで「千賀の浦(塩釜港)」を望む風景が眺められました。
風景やロケーションなどは満点とは行きませんが、座敷はとても落ち着ける空間で充分上質で満足できる雰囲気を有しています(雰囲気4.5★)

お料理は予約時に一万円のコースをお願いしてあります。

まずは飲み物ですが車で行ったので自分は飲めません。
メニューにノンアルコールの【キリンフリー・・・500円】があったので注文してみました。
妻には「麦茶」がサービスされました。
ところが「キリンフリー」はあまり冷えてなかったとのことでサービスしていただきました。
でもこれ「ビール」とはだいぶ違い料理の味わいにまで影響しそうな癖のある味ですね。

【尾花和え・・・ハゼにミョウガ寒天など】♪
 白くきめ細かな「尾花」が印象的な一品。ふんわりとほのかな出汁の味わいが上品で美味しい。

【鮑の笹蒸し】◎
 突如登場した笹の緑が鮮やかな石焼きのアワビ!
 食べるととっても柔らかいのです。妻はその美味さに絶句していましたが自分はいまひとつ味わいが不明瞭・・・「キリンFree」の影響か・・・

【里芋田舎煮とアケビ】★
 驚いたのが里芋の美味しさだ!熱々ホクホクの里芋の旨みと味噌のバランスが最高なんです。里芋で感動できるんですね!驚きました。
 女将の話では「最高の状態で召し上がっていただくために時間を測って炊き始めている」とのこと。
 この日私達は予約の時間より少し早めに訪問しましたが、最初の料理が供されるまで少し時間がかかったのですがこういうことだったんですね。納得です。

【椀物・・・梅干・メヌケ・粟餅・菊の花】◎
 黄色い菊の花が印象的な素朴で上品なお吸い物。梅干やメヌケの味も見事でした。

【お造り・・・マグロ、カレイ、サンマ糠漬け、渡り蟹、ウニ】★
 自分は刺身好きなのですがもうしばらくスーパーの刺身が食べられないかも・・・(笑)
 マグロはとろけるし、サンマ糠漬けだって美味い。渡り蟹なんて特製醤油でいただくのですが美味いたらありゃしない!ブリブリの身をしゃぶる幸せってやつです(笑)
 ところが!驚きは「ウニ」なんです!箸で摘むと柔らかくて白濁した液が飛び出ます。それを口の中に入れると・・・淡雪を食べるがごとく一瞬で消え去った後には甘みだけが残る・・・暫く絶句しました。
 この驚きを女将に伝えると今シーズンの「ウニ」は今日が最後なんですって!来シーズンは5月かららしいです。よかったぁ(笑)

【八寸・・・秋刀魚笹蒸寿司、みんく鯨、ホウレンソウ、ナス、など】★
 この皿は軽く炙った「みんく鯨」も美味しいし、茄子の漬物も美味いのだが、「サンマ笹蒸寿司」が驚愕の一品だ!
 丁寧に包まれた笹を解くと・・・ツヤツヤご飯の熱々で甘みを感じる湯気にサンマ焼きの香ばしさが一体となって立ち昇る!これがまた食べて幸せ・・・香りが口の中でそのまま再現されます。もっと食べたい!と思う絶品料理。

【滝川豆腐】◎
 豆腐をトコロ天突きで突き出したとの事でよく見ると蕎麦のように棒状に重なっている。
 出汁の香るタレでいただくと濃厚な豆腐の味わいが口の中を席捲する。夏らしく清々しい一品。

【揚げ物・・・蟹の甲羅揚げとハゼの天婦羅】★
 甲羅揚げも美味かったなぁ・・・蟹のほぐし身に椎茸・玉ねぎなどの詰め物がぎっしり!
 ハゼの天婦羅だって美味い。尻尾も骨もそれぞれを美味しくいただく。

【だだちゃ豆の冷汁】★
 ご飯の前の口直しの一品。鮮やかな色のだだちゃ豆製冷汁に米麹と梅肉がチョコンと載っている。
 汁を飲みますとざらりとした食感に豆そのものの味と絶妙な塩加減でさっぱりします。

【ご飯、冬瓜・マグロの煮物、漬物】★
 冬瓜とマグロの煮物も美味いのであるが、ご飯がツヤツヤでふっくらと見た目も美しく、食べるとありえない甘さと美味さに驚く!
 「米は何ですか?」と女将に聞いたら「ササニシキ」との事・・・なるほどココは宮城です、「コシヒカリ」もいいがヤッパリ「ササニシキ」の美味さを再認識した次第。しかしこれが電子ジャーで炊かれていることにもビックリである。

【菓子・・・香煎(はったい粉)と抹茶】◎
 女将曰く地元の年配の方は「こうせん」と言うと判るらしいが自分はまったく知らない・・・「羊羹」にしか見えない。京都では「はったい粉」と言うらしいが、静岡あたりを境目に「香煎(こうせん)」と言うらしく、麦を炒って挽いたものらしい。
 食すと予想外に香ばしくて甘すぎないので美味しいではないですか!ちょっと拒否反応(羊羹が好きでない)があった自分も完食しました!

すべて食べ終えて思うことは最高に至福な2時間半でした。生涯最高の大満足と言ってよいでしょう。

料理・味としては、仙台の萬み高橋が味と技術なら勝っているかもしれない・・・でも甲乙つけ難しである。しかし料理は盛り付けの美しさや厳選素材などで感動できる点も重要であり充分最高評価に値する(料理・味5★)

サービスも最高である。女将の付かず離れずの接客は素晴らしいですが、話し始めると饒舌で楽しい会話となります。そしてお客様がいかに楽しまれるか満足されるかに細心の注意を払っていることが伝わってきます。
大将とはお会計の時に話させていただきましたが人柄の良さが伝わってくるお方でした。
帰りに車がバックするのを誘導してくれた女将は道路で車が見えなくなるまで見送って下さいました。
本当に感動し満足し心が暖まる一日となりました。(サービス5★)

もちろん全国にはこれを凌駕するお店があるだろうことは否定しませんし東京や京都の名店を訪問して食べ比べたわけではありません。しかし私が敬愛するレビュアーの皆様がこぞって高評価されている点などを鑑みても自分としてはここで「和食」の最高評価とします。(総合評価5★)

もっと早くから訪問すべきお店でした。季節が変わるたびに訪問したくなるお店です。
車で30分も走ればこちらの店があることに感謝!ここに導いてくれた先行レビュアーの皆様に感謝!食べログに感謝!であります。

それで・・・
実はあの民主党が大勝した衆議院選挙の前日に期日前投票をした直後の事です。
 自分「そういえば定額給付金ってどうしたっけ?」
 妻 「もうもらっているよ2万4千円」
ということで速攻で予約しての訪問となったのです・・・お会計23,100円
ありがとう!麻生さん(笑)

  • 【つと豆腐、柚子釜、玉こんにゃく、飯蒸しなど】★2021/11
  • 【つと豆腐、柚子釜、玉こんにゃく、飯蒸しなど】★2021/11
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2位

レフェルヴェソンス (表参道、乃木坂、広尾 / フレンチ)

2回

  • 夜の点数: 4.4

    • [ 料理・味 4.4
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 4.4
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク 4.4 ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥8,000~¥9,999

2018/07訪問 2018/08/01

【再訪4★】’18の夏〜鮎が食べたくて

 平成16年夏に食べた鮎料理の感激が忘れられなくて昨年も予約を試みたが失敗したので今年は万全を期して予約をGETした。2年前の改装直後に訪れたので店内の雰囲気は変わらないようだがスタッフ陣は結構変わっているようだ。
 この日も自分はアルコールペアリング、妻はノンアルコールペアリングをお願いした。ルネサンス「再興」と名付けられたコースである。

【歳時記】◎ 雲丹、とうもろこし/南高梅
【アップルパイのように #33】◎ 穴子、柳川牛蒡、あおさのり
【敬愛するアルチザン】◎ 時季のお野菜たち
【涼み】★ アオリイカ、冷茄子、コンブチャセロリ、青柚子、河内晩柑のヴィネグレット
【定点】♫ 蕪とパセリ、キントアハム、ブリオッシュ
【あの森の風】◎ 鮎とシャンピニオンうるか、おかひじき、山山椒オイル、白味噌エミュルションと富士酢
【継がれる味】◎ ちいさな茶碗蒸し、毛蟹、枝豆、トマト
【海の神 山の神】◎ 今帰仁アグー、アバのジュ、みる貝、赤生姜、茗荷、クレソンアレノア
【生命力】♫ 山羊チーズのムース、ルバーブ、ローズマリー
【陽射しの香り】♫ さくらんぼ、蓬のアイスクリーム、アカシアの花、餅、ムラング・バリニーズ
【小菓子とお薄】

 楽しみにしていた鮎はコンソメスープにカリカリの頭など2年ぶりに美味しくいただくことができたが2回目だからか大きな感銘とまでは至らなかった。同様にスペシャリテの蕪も食べ慣れてしまうから困ったものである。今回感銘したのは「涼み」というアオリイカの料理でイカに青柚子、河内晩柑の涼味溢れる香りと味わいは素晴らしかった。
 しかしながら、料理、サービス、コスパにおいて前回訪問が頂上だったような気がしてならない。
 再訪してみたいフレンチの筆頭にありながらもなかなか訪れることができなかったが、やっと4年半ぶりの再訪を果たすことができた。昨年にはリューアルしたようで外観もウェイティングルームも変わり、地下にあったトイレも一階に移ったのでかなり使いやすくなったようです。またダイニングも黒を基調としたモノトーンの空間となり、窓から見える植物の緑のコントラストが夕暮れが近づくとともに刻々と変化し最後には闇に包まれ黒い壁と同調する…実に素晴らしい情景であった。私達は半個室のソファー席に案内していただいたが此処もウッディな空間となって一層心地よく生江シェフの料理をいただくことができる。
 最初に酒杯が供された。「日本酒と白ワインをみぞれ風に凍らせている」そうだ。この日のディナーには自分はグラスワインをペアリングで、妻はノンアルコールのカクテルやお出しなどのペアリングができるというからお願いした。

■おもいがけない美しい出逢い…18,000円
【シャンパンと甘夏のノンアルコールカクテルで乾杯!】◎
【ブラックオリーブ】◎
【鱧、南瓜、バジル、すだち〜】◎

・南瓜のピュレとバジルの泡の中には鱧、梅肉とともに美味しくいただける。スダチのグラニテ。

【アップルパイのように #24〜 伊勢海老、エシャロット、レモンタイム】★
・定番のアップルパイも24verになるそうで熱々になっているらしい。前回、私達がいただいのは恐らく始まったばかりの頃だろう、そのパイがどんどん進化し味も抜群というか一口食べてその美味さには感嘆した。
【自然酒五人娘 純米吟醸|寺田本家】♫
・酸味を感じる日本酒である。

【パンとクリーム】◎
・『ラ・ボンヌターブル』でもお馴染みの大阪の『ル シュクレクール』のパン。美味いよね。
・クリームはサワークリームと豆腐のペーストが合わされ、その美味しさにパン食べ過ぎ注意報発令!

【すずかぜ〜 翡翠茄子と蝦夷あわび、ディル、白味噌と茗荷
】★
・鰹やこぶ出汁とつけた翡翠茄子にアワビ、茗荷も白味噌など「発酵と熟成の旨味を皿の中で表現」との事。
・日本料理のような香りがしていたが食べて想像以上の美味しさに驚いた。発酵や熟成という日本料理の伝統をうまく捉えフレンチでも日本料理でもない域に到達しているように思えた。
【TSCHIDA Christian Himmel auf ErdenⅡ】♫・オーストリアのワイン
【マンゴージュース】♫・茗荷なども合わせてあるそうで「不思議なテイスト」と妻の評

【定点〜 蕪とパセリ、キントアハム、ブリオッシュ】◎
・お馴染みのスペシャリテだが、7月は青森県野辺地の蕪を使い瑞々しくて甘味に辛味も伴うそうだ。
・驚くほどジューシーで甘い蕪にはパセリソースも美味いし、キントアハムとブリオッシュのカリカリ&サクサクの食感と旨味が重なり心地よい。
【La Cuvée de l'Oncle Léon 2008|Gérard Schueller et Fils】♫
・アルザスのマグナムボトルが印象的なワイン
【お出し】◎
・鰹だしと昆布だしを合わせた温かいお出汁。蕪とのマリアージュに妻は感激していた。

【’16の夏〜 生き生きと焼いた鮎をそのコンソメと、自家製うるかとマッシュルーム、とうもろこし、クレソン、山山椒】★★
・鮎のコンソメスープ、冷たいコンソメで鮎を凝縮した味わいが美味し
・頭はカリカリの素揚げ…なんというカリカリ感&何という美味さ!
・骨付きの身…揚げてうるかを塗って仕上げてある
・蒸篭蒸しの半身…米酢と山椒による爽やかなスパイシー感が極上のテイストに仕上がっている。
・鮎と言えば苦味だがプラス山椒や米酢などから爽やかな後味が感じられるのが素晴らしい
・日本料理を超越した新しい鮎料理がこの一皿で表現されています!素晴らしい!
【RADIKON Oslavieとスイカジュース】◎
・鮎の香ばしさに合わせた北イタリアのワイン
・スイカジュースには米酢も加えてあるそうだ

【とある池〜 スッポンと葱の冷たいジュ、アーティーチョーク、蓴菜、枝豆、雲丹、金蓮花】★
・秋田の蓴菜、浜名湖のスッポン、生うに、ナスタチウム、アーティーチョークのソテー
・とある池のそれぞれの食材のそれぞれの旨味を感じることができ、それがスープに至ってはこれまでに味わったことのない斬新な味わいに融合している。先ほどの鮎料理もあって、もはや日本の食材を使った日本料理をも超えた新しい和のフレンチなのだということを妻とも共感した。
【酒こまち|新政酒造】◎・すっきりとした旨味で料理ともよく合う
【梅のジュース】◎・梅に紅茶キノコ、ハーブ

【おばあちゃんの味〜 ちいさな茶碗蒸し、鴨とふじつぼのコンソメ、おろし立て山葵】♫
・スプーン先の山葵が印象的な茶碗蒸し。

【焚き火の香り〜 蝦夷鹿の鞍下肉を薪で焼いて、帆立貝のムスリーヌ、赤ピーマンの炭化ピュレ、赤紫蘇、空芯菜】♫
・あっさりとした夏鹿の肉に合わせた赤紫蘇のさっぱりとしたソースと赤ピーマンを焦がした黒いピューレ、白いピューレは帆立貝、色味から夏らしい爽やかさを感じるね。ワインとジュースも同じ色合いで楽しくいただける。
【 vosne-romanee 2012|Domaine Bizotと紫蘇のジュース】♫
・爽やかな果実味を感じるワイン、鹿肉にもよくあう。紫蘇に紅茶キノコのジュース。

【西と東と〜 47種類のお野菜たち】◎
【醍醐のしずく|寺田本家】◎

・チーズか野菜かで私達はどちらも野菜を選択。この皿に47種類の野菜が盛られているそうだ、それぞれの野菜一つ一つの味が感じられるような新鮮さとドレッシングの妙がある。それに加えて驚いたのがこれに合わせた酒で「醍醐のしずく」という菩提もと仕込みのお酒だが、乳酸発酵の甘酸っぱい味がしたからビックリするとともにこれが野菜とも抜群にマッチして驚きとともに味わえたのである。

【真夏の果実〜

 梅と桃、夏のハーブのジュレと軽いショコラブランのムース】◎
【La Petite Folie 2013|Laurent Bannwarth】◎

・手前から奥に食べ進むと甘さから爽やかさに変化します。またデザートに合わせたワインも供された。発泡性のワインでドライで軽い泡がデザートにも合ってしまうから困ったものだ(笑)

【夕涼み〜 メロン、バニラ、セロリ、ルバーブ】♫
【ミニャルディーズ & お薄】♫


 支配人の青島さんは食材やその産地、作り方などにも精通しているようで料理のそれぞれを丁寧に説明していただける。スタッフも気さくに話しかけてこられるので重々しくならず楽しい気分で過ごすことができる。以前よりも外国人客が多くなったようで外国人スタッフもいるので耳を澄ませばインターナショナルなダイニングとなっている。
 今宵の料理では鮎の皿には驚愕し感銘を受けた。日本料理なら焼いて蓼酢で苦味を感じるのが醍醐味となるが、この皿の上には三様の料理があり、コンソメも含めてそれぞれがこれまで食べたことがないけど感嘆する新しい鮎料理のあり方に出逢えた。今まで食べた鮎料理の中で最高と言ってしまえるものだった。鮎に苦味がどうとかではなく米酢や山椒などとともに爽やかに味わえるなんて…’16の夏とあるように毎年進化を続けているらしいので是非来年も訪れていただいてみたい。この鮎だけでも食べに来る価値がある。
 鮎の他にも日本の食材に拘っているようで、この日も鱧、アワビ、ウニ、茄子、スッポンなど日本料理でもよく使われる食材であったが素晴らしいことはそれぞれの食材の味を引き出しこれまでにない味がいただけるフレンチなのである。ただ最後のお薄は少々違和感があった。目の前で点ててもちろん美味しい抹茶がいただけるし日本が誇るものなので外国人客には良いのかもしれないが、自分も妻もデセールと小菓子の後は珈琲を飲みたいわけでその選択肢があっても良かったと思う。
 ワインや日本酒による皿ごとのペアリングも楽しいが、ノンアルコールドリンクとのペアリングも素晴らしく自分も今度はこちらにしようかと思える完成度の高さであった。なので自分も妻も再訪に4年半もの間を空けたことを後悔…季節を変えて再訪したいフレンチ…いや生江シェフの料理を楽しみにまた伺いたい。

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'12/01/29('12/01 訪問)
ディナーでも心奪われる
昼★★★★☆ 4.5 ( 料理・味 4.5 | サービス 4.5 | 雰囲気 4.5 | CP 4.0 )
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心奪われたランチから二ヶ月が過ぎ、アニバーサリーのディナーでの再訪です。
自分はあの恵比寿のお城にしたかったのだけど間違いのないレストランに行きたいという妻の意見を尊重して予約しました。
この二ヶ月の間に見事ミシュランの星を獲得したようですね。おめでとうございます。

今回の席はホールの席ではなく半個室のような席なので此処は大変落ち着いて過ごすことができて居心地がすこぶる良い。記念日のディナーには最適です。

ディナーは「願いと光」と名付けられた15,750円のコースのみです。

まずは、
【シャンパン(Bruno Paillard)】と【クランベリージュース】で乾杯。

オリーブ」は6個のうち3個がオレンジ味だそうだけど、かなり微妙な味加減で区別が難しかったけどいきなりそんなことから楽しめますね。

【北の海から〜ツブ貝、生海苔、デコポンとフェンネルを2口で】♫
・アミューズ・ブーシュは小さなグラスが二つの内容だ。
・ツブ貝とウイキョウのピューレにツブ貝エキスのゼリー、そして生海苔が泡状だ。
・もう一つはデコポンを瞬間冷却しかき氷状にしたもの。
・ツブ貝は軽く火を通しただけでそのシャキシャキの食感と生海苔の風味がマッチする。
・デコポンでさっぱり!

【アップルパイ#2〜手長海老、ほうれん草、フォワグラ、アーモンド】★
・アップルパイというから前回のランチのアップルパイを想定していたが別物だった。
・登場したのが某有名ファーストフード店のような姿にシェフのメッセージも添えられていて全くの予想外。
・箱から引き出して熱々のアップルパイを噛るのはなかなか楽しい!
・そして驚くべき餡の美味さ。手長海老、ほうれん草、フォワグラなどが満載なのだ。

この日のワインは料理に合わせてグラスで出してもらうようにお願いした。
前菜に合わせるのは次の白ワイン。

【Meursault clos des meix chavaux 2008】★
・ブルゴーニュのシャルドネの白ワイン
・たいへん優しくて口に含むと自然に笑みがでてしまうエレガントな酸味が特徴。

【パン】◎
・小さいフランスパンとライ麦のパンでバターにはレフェルヴェソンスのロゴがあった。
・前回も感じたけど此処のパンは大好きなのだ。

【雪のように〜甲イカと百日舞茸のポワレ、ピュレとクリュのカリフラワー、ブリーをレフェルヴェソンスに】◎
・舞茸が山で甲イカとカリフラワーのピューレが海をイメージし、そこに雪が積もったような情景を表現した皿だそうだ。白カビチーズのブリーが泡状になり雪を表現している。辛水菜がアクセント。
・ピューレを口に含むと実に上品な味わいで甲イカの柔らかさがこのピューレに実によくマッチする。そして甲イカの上のカリフラワーと二種類の食感と感動が味わえるオードブルである。

【五月長根葡萄園 2009】♫
・エーデルワインという岩手県花巻市のワイナリーの白ワイン。
・リースリングと甲州を交配させたリースリングリオンのワインとの事。
・優しい味わいでかなりさっぱりした清涼感がある白ワインだと思った。

【丸ごと火入れした蕪とイタリアンパセリのエミュルション、ハモンイベリコ&ブリオッシュ】★
・今回もスペシャリテで登場した熱々の蕪の料理だ。
・真冬を迎えて蕪の甘みがより深みを増したようで、『甘い!』という言葉がつい出る。
・相変わらずパセリソースやイベリコ&ブリオッシュと合わせて食べるのも美味し。

【ピーチジュース】◎
・妻オーダーのジュース

【Domaine Olivier Santenay 2009 】◎
・次は魚料理なのに赤ワインなの?と思った。
・ブルゴーニュのドメーヌ・オリヴィエのサントネィという赤ワイン。
・繊細な果実味なのでヴィネガーのソースによく合うわけだ。
・自分はピノ・ノワールがやっぱり好きなのだなぁと再認識。

【黒の世界から〜北海道余市から来たアンコウをノワゼットとブールノワゼットで焼いて黒大根のピュレとクリュ、黒キャベツと黒オリーブ、ヴィネーグルレデュイ】◎
・深海にいるアンコウから黒の世界をイメージし、黒大根に黒キャベツ、黒オリーブで揃えているのだそうだ。焦がしバターで炒めたナッツがアクセントだ。
・プルプルながら弾力のあるアンコウのポワレである。
・まったりしたアンコウに酸味あるソースと黒キャベツに黒大根の辛味などが味わえる。
・確かにこの皿なら白ワインを合わせるよりは赤ワインの果実味がマッチするわけだ。

【Vilmart RATAFIA】◎
・次のフォワグラの皿に合わせるのは、シャンパーニュのヴィルマールのラタフィア。
・何という美しい琥珀色なのでしょう。
・物凄い芳醇さと濃厚でスモーキー、シガー、樽、甘美が見え隠れする複雑な味わい。

【フォワグラのナチュラル、花梨、金柑、ピンクペッパー、修道院のジュレ】◎
・花梨のピューレが印象的だ。修道院のジュレは40種類のハーブを使っているそうだ。
・濃厚で重くなりがちなフォアグラを花梨ピュレで爽やかに、修道院ジュレの甘さなどが口の中で絡み合いたいへん爽やかにフルーティさとともにいただくことができます。
・またそれに合わせる『ヴィルマールのラタフィア』は素晴らしいマリアージュ。

【右と左で〜金宣烏龍茶】◎
・メニューを見ると何?と思う。実際に登場すると普通の小さなカップに入った烏龍茶。
・飲んでビックリ!右と左で温度差のある烏龍茶がそのまま口の中に入ってきます。
・冷たくて暖かくて、半分はフルーティさも感じる不思議な烏龍茶。おもろ〜!

恒例の好みのナイフを選びます。自分は「ラメ」、妻は「水牛の角」だそうだ。

【CLOS DES GRIVES 2004】◎
・ローヌ地方のドメーヌ・コンビエのクロ・デ・グリーヴでビオワインのようだ。
・このワインも好きだわ〜。自然な果実味でバランスが良く何杯でも飲みたくなる。

【東北ー東京 岩手短角牛サーロインのロティとそのジュ、堀川ごぼうのピュレ、赤軸ほうれん草、陸前高田の椎茸】★
・東北〜東京とは、肉と椎茸が岩手、茨城のゴボウに千葉のほうれん草と産地を線でつなげているようだ。
・ごぼうのピュレの素晴らしさが印象的で牛肉とマリアージュすることでただただ感激!
・牛肉への絶妙な火入れとピュレの味(塩)加減が素晴らしいとしか表現できない。

【厳選チーズ あるいは 時季のお野菜】◎
・チーズを0.3口ぐらいにカットして野菜も付けてくれるというのでお願いした。
・チーズ単体で食べるのが苦手な自分にもこれなら美味しくいただけて満足しました。
・青カビのチーズまで無難にいただけました。

【壊したいスノーマン〜苺とムースバナーヌ、バニラアイス、アーモンド&ココナッツ、マルガリータのジュレ&野生ミントの泡、黒オリーブ】◎
・またまた楽しいデセールを考えますなぁ〜雪だるまですか。
・スプーンでコンと叩くとスカっと割れます。この殻は口に含むとスゥっとなくなる。
・下の段にあった苺にムースバナーヌやアイスなどがトロ〜リとまぁ美味しい事。

【ハーブティー】◎
・妻のドリンクは前回のランチでお馴染みのハーブティー。
・青色から黄色に変化するんだよね〜妻はとっても気に入っているようです。

【コーヒー】◎
・自分のドリンク。これも相変わらず美味しいコーヒーだ。

【軽いモンブランと洋梨「ル・レクチェ」、パンドエピスと牛乳のアイス】◎
【ミニャルディーズ】◎

・ムース状のモンブランの中には洋梨やパンドエピスなどが入っている。
・爽やかにモンブランを食べられて楽しい。
・最近も有名洋菓子店のモンブランを食べたけど断然こちらが好きです。
・小菓子も相変わらずいろいろと楽しめます。

今回のディナーでの滞在時間は三時間半を超えていたと思いますが、ワクワクするようなネーミングだったりビックリするヴィジュアルの皿を食べると、それぞれが感動的だったり印象や記憶に残る料理を味わうことが出来て大満足です。だからディナーになって皿数が多くなっているにもかかわらず時間が経っていることなどをまったく感じないのです。
サービススタッフも絶妙なタイミングで楽しい話をされることも時間を忘れる要因でしょう。私たちのアイデンティティも最初の訪問ですっかりと覚えられてしまっているようですからね。今回の料理が東北に関連することが多かったのも何かの縁でしょうか。
また皿に合わせてお任せしたグラスワインも実によく考えられており見事に料理と味にマリアージュしていました。自分の好みのワインも知っているのかと思ったほどです。

生江シェフがテーブルに来られた時に妻は烏龍茶がどうして左右で違うのかの種明かしを聞いていました。なるほど〜と思いましたがどの料理にもワクワクさせられることばかりで見事に生江シェフの術中にはまっている私達であります。
そのシェフは今回私たちが帰る際にも雨の中わざわざタクシーに乗るまでお見送りをいただきその真摯な姿勢は素晴らしいと感じました。
さて次はいつ来てワクワクしましょう〜

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'11/11/17('11/11 訪問)
心奪われたランチ
昼★★★★☆ 4.5 ( 料理・味 4.5 | サービス 4.5 | 雰囲気 4.5 | CP 4.0 )
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レフェルヴェソンスとはを意味するのだという。
西麻布にあるレストランに伺うと、なんと近くにお寺があって不思議な雰囲気。
アプローチからエントランスにかけての雰囲気にも期待が高まる。
今思えばそこも「泡」だったかもしれない。
レストランの中は予想より広く上質な空間が落ち着いた雰囲気とともに広がっていた。
もちろん「泡」はいろいろな部分のモチーフになっている。

店内のレイアウトはゆったりと配置されており近くのテーブルの会話が気になることはまずないだろう。窓際の卓なら植裁の緑と穏やかな陽光を感じ、壁側の席ならパーティションで区切られた個室のような感覚を楽しむことができるでしょう。私たちはその間のホールにある卓だったのでこの中では落ち着かないほうでしたが店内の全体の雰囲気を感じるには良かったと思う。厨房とお手洗いは階段を降りた地下にあるのだけど、そこには大きな個室があってグループで利用するにはこれまた最適であろうと思った。

まずは、シャンパンとグレープフルーツジュースで乾杯。
注文は三種類あるランチコースの中から、
自分が『牧場…4,800円』、妻が『より道…4,800円』とした。サービス料は10%。

【渡り蟹を用いたロワイヤル ピスタチオの泡をかけて 柚子のグラニテ】◎
・アミューズブッシュ
・予想より濃厚な蟹のテイストを感じる。
・ピスタチオの泡とマリアージュされて美味しい。
・グラニテとラ・フランスでさっぱり。

【秋刀魚をクリュで、その肝とブラックオリーブオイルのソース、ヴァイオレットトマト、紫蘇、芥子水菜】★
・より道の前菜で紫色で統一された皿が印象的である。
・北海道の秋刀魚が刺身の状態だ、黒オリーブと秋刀魚の肝を合わせた濃厚ソース。
・秋刀魚(刺身)をフレンチで食べるというのはちょっと驚き。
・美味しいを連発中の妻から少しだけもらったが、海老料理を食べている最中に秋刀魚刺身を食べると少し生臭さが強調されたがソースの濃厚な美味さが印象的だった。
・でも妻はこちらの皿が好きなようだ。

【天使海老のポワレ 人参のソースとクリュ、泡立てたヘーゼルナッツとパンプルネル】★
・牧場の前菜でこちらはオレンジ色が印象的な一皿だ。
・ニューカレドニア産の天使海老のポワレ、オマール海老のブイヨン。ヘーゼルナッツの泡が添えられている。
・ブリブリ海老にヘーゼルナッツの泡が加算されると複雑ながら病みつきになる美味さ。
・海老好きの自分も唸ってしまう見事な皿です。彩りも素晴らしいね。
・前菜は片方がバイオレットで片方がオレンジ、そういうコントラストも素敵に映った。

お野菜の一皿【カブの料理】★
・こちらのスペシャリテとの事。登場したときからの香ばしい匂いが堪らない。
・4時間ゆっくりと火を加え、直前にバターでコーティングするのだそうだ。
・イタリアンパセリとイベリコ豚の生ハムで風味付けしたブリオッシュ。
・熱々で香ばしさとジューシーさと甘味にカブ独特の繊維感もある。
・う〜ん!カブがこれほど美味しいとは!驚き!

【アップルパイの様に〜熊野地鶏のラグー、手長海老、フォワグラ 淡路島の玉葱ソース、時季のサラダ】★
・より道のメイン皿。見た目も楽しいパイだ。
・ふんだんな野菜に囲まれたパイの中からは美味しい物がザクザクと。
・断面写真はお楽しみということで掲載しません。

【収穫〜信州和牛モモ肉のロティとそのジュ、バターナッツのピュレとヴィネーグルレデュイ、フダンソウ、ジロール茸】★
・牧場のメイン皿。断面が鮮やかな赤身とカボチャのピューレの彩りに息を呑む。
・適度な火入れが素晴らしく、和牛の旨味が凝縮されていて噛むほどに旨味がでる。
・塩が載っておりシンプルに楽しむのもよし。ピューレで楽しむのも良し。
・ジロール茸などと合わせても良し。全部と合わせても良し。
・メインのしかも肉料理でこれほど自分が感銘を受けた皿は初めてです。

【軽快なモンブラン】★
・より道のデセール。モンブランとは思えない真っ白な容姿。
・こちらも中身の画像は控えましょう。
・一口食べた自分は栗そのものの味じゃん!という驚きと感想。

【蝶のさがしもの〜カルダモン香る紅玉と発酵乳のアイスクリーム、ジャックローズのジュレとフイヤンティーヌ、ベコニアのお花】◎
・牧場のデセール。蝶ですね〜アートですね〜見るだけでも楽しい。
・美味しいです。でもインパクトがないので物足りなさを感じたりして。

【ハーブティー】★
・ハーブティも提供された時は緑色だけど次にポットから注ぐと黄色なのである。
・スパイシーな味わいはハーブティーを好まない自分も次はこちらにしようと思うほど美味しいと思った。
・おかわりもしてもらって大満足。

【コーヒー】◎
・もちろん美味しいコーヒーでした。
・こちらもおかわりもできて満足。

【おしゃべりのひととき】★
・紅芋のマカロンやプルプルのキャラメルゼリーも美味しい。
・でもね〜チュッパチャップスがね〜楽しい!どう楽しいかは是非お店で!

料理はアミューズから最後のコーヒーやハーブティーまで素晴らしく心奪われるものが供されたと感じる。
食彩というか見た目もハッとするような驚きと楽しめるように構成された皿、もちろん食べて味わっても想像以上に美味しい。それでいて何か遊び心というか食べる人をいかに楽しませるかにも主眼をおいているように思える。
自分もだがそれ以上に妻が大変なお気に入りになってしまったようだ。「心奪われた!」と申しております。

サービス陣もそつがなく上質でプロフェッショナルを感じました。料理の説明、タイミングの取り方、各テーブルへの気配り、そして配膳の所作も魅せてくれますね。また自分が写真を撮る際にも大変に気遣っていただき恐縮してしまった。
最後の挨拶に来られた生江史伸シェフはスラリとしたイケメンシェフ。
雑誌などでは掲載される度に容姿が違うものだから実際はどんな方かとおもいきや目の前に登場した生江さんは謙虚で控えめでインテリジェンスな印象でした。私たちのしょうもない質問にも丁寧にお答えいただきとっても好印象。

帰り際、お土産にいただいたクッキー
2つもらったけどこの日仙台に帰る妻に新幹線の中で食べたら?と全部妻に渡してしまった。
仙台に持ち帰って食べた妻の感想は「激ウマ!」だったと。ゲッ!「食べないで取っておいて!」と自分。
一週間後仙台に戻った自分もやっと食べることが出来ましたが苦味あるキャラメル味のクッキーは美味しかったぁ!

そんな訳で妻はこちらのレストランに完全に心奪われたようで、ディナーでの再訪を強く要望されている状態であります。もちろん自分も再訪したいのだけどネ!

  • 【’16の夏〜 生き生きと焼いた鮎をそのコンソメと、自家製うるかとマッシュルーム、とうもろこし、クレソン、山山椒】★★2016/7
  • 【アップルパイのように #24〜 伊勢海老、エシャロット、レモンタイム】★2016/7
  • 【すずかぜ〜 翡翠茄子と蝦夷あわび、ディル、白味噌と茗荷
】★2016/7

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3位

SALONE 2007 (元町・中華街、日本大通り、石川町 / イタリアン、パスタ)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 4.3
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.3 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2015/10訪問 2016/03/01

【再訪3★】移転して一層エレガントに

 前回訪問から2年以上経過すると『SALONE』に行きたい!となってくるのである、しかも移転したと聞くから新たな雰囲気も楽しんでみたい。
 アクセスは抜群に良くなりましたね。みなとみらい線の元町・中華街駅からすぐのビルの地下にあります。横浜マリンタワーの斜向かいでもあり、少し早く行っても山下公園を散策したりできるから最高のロケーションだろう。
 店内は広くなりましたね。テーブル数も増えましたが隣席との距離も広がりゆったりと過ごすことが出来ます。以前のようなゴージャス感のあるシャンデリアがなくなったからかシンプルな印象にも感じたが、アニバーサリー利用できるリストランテである事は間違いなく、その雰囲気や上質な対応をされるスタッフにより一層そのステータスを高めていると言えるだろう。
 シェフは「細田 健太郎」氏、来るたびにシェフが違うのだが料理のコンセプトやその系譜がしっかりと続いていることがSALONEの特徴であり安心感にも繋がるのだ。

■2015年10月のディナー
【A5サーロイン・ポテト・トリュフ】◎
【甘海老・モヒート・カラスミ】★
【ガルガネッリ・牡蠣・トリッパ】◎
【鮮魚・タコ・ハマグリ】★
【ホロホロ鳥・アールグレイ・泡】♫
【リゾット・バジリコ・アオリイカ】♫
【猪・フランボワーズ・チョコレート】♫
【牛イチボ・炭・白インゲン豆】◎
【リンゴ・生姜・ウイスキー】♫
【ピッコラパスティッチェリア】♫
【コーヒー】♫
■ワインのデギスタシオン
【CARTE BLANCHE BRUT NM / JAMART】
【VITOVSKA 2012 / KANTE】
【BIANCO 2013 / LE COSTE】
【SOTTO LE FRESCHE FRASCHE 2013 / VILLA BELLINI】
【CATAVELA 2013 / DENAVOLO】
【MERLOT / CARLJUNE】
【A-YUZUKI 2009 / TRINCHERO】
【LANGHE ROSSO 2008 / ROAGNA】

 最初に「A5サーロイン」が登場した。その懐かしいスペシャリテをいただくと2年のブランクが一気に縮まるようである。続く「甘海老・モヒート」はこれまで味わっとことのないようなオシャレで爽やかさを感じる味わいが素晴らしい。それとやはり「鮮魚のヴァポーレ」だろう、この日は蛸に蛤で柑橘系の旨味に唸ってしまう。「牛イチボの炭焼き」も白いんげん豆のピューレとともに美味しくいただく。料理とそれに合わせた上質なビオワインを楽しめるのがサローネの特徴でもあるが、そのワインのデギスタシオンコースはフルとハーフから選べる。自分はハーフで丁度良かった。
 移転し一層エレガントさとその魅力を増したサローネであるが、以前はスタッフが運んできた料理を説明するだけでもその真摯な姿勢とフレンドリーな接客からホスピタリティを感じられた事が懐かしく思うのである。
 不思議な事に毎回同じような季節に伺ってしまうので、次回は春先や初夏などの横浜とサローネ劇場を楽しめるようにしたいと思う。

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'13/09/17 ('13/09 訪問)4.22
【再訪2★】横浜はローマの香り
夜★★★★☆ 4.5(料理・味 4.4 | サービス 4.4 | 雰囲気 4.1 | CP 4.1 )
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東京に来て二年半。行ってみたいレストランはまだまだたくさんあるが、最近はまた再訪してみたいと思っているレストランがいろいろと頭をよぎるのだ。
オンライン予約サイトをチェックしていると『SALONE2007』のディナー予約ができる日があるではないか!珍しいね!これまで空いていることなんてなかったのだけどね。
最近横浜方面にも脚が向いていなかったので早速予約を敢行したのだった。

二年ぶりの再訪となった。
元町界隈をブラブラしてからお店に向かうと懐かしいファザードだ。
店内のレイアウトとか雰囲気は変わりがないようだ。重厚さとゴージャス感がアダルトな雰囲気を醸し出していますね。だからお客もほとんどがアダルトなカップルで占められていた。
サービス陣は入れ替わったのかな?以前のようなフレンドリーな接客ではなくて、少しよそよそしい雰囲気が伝わって来るのだった。
はじめに「渡部竜太郎」シェフのご挨拶をいただきこの日のコースのスタートだ。

「9月のディナー」は次の内容だった。
【山形牛サーロインのスピエディーノ】★
【鴨のメダリーネ 無花果のタルターラ】★
【鮮魚のヴァポーレ】◎
【ストラッシナーティ オレッキエ ディ マーレ】◎
【カンパチのバッサ テンペラトゥーラ エ サルサ ブロデット】♫
【赤海老のクッキアイオ】♫
【パッパルデッレ ホロホロ鳥のラグー アル ポッロ】◎
【牛フィレのアッロスト コン ペスト ディ タルトゥーフォ】★
【カンノーリ ストレガータ】★
【小菓子】◎
【エスプレッソ】◎
【コーヒー】◎

前回感銘を受けた料理ごとにチョイスされたグラスワインのマリアージュは、コースとして用意されていた。フルポーションとハープポーションが選択できるのは嬉しいね。
ハーフでお願いしたが、この場合の値段は料理・ワイン・サービス料・消費税すべて含んで約2万円の明朗会計だ。
【Champagne】◎
【A-iuto!Bianco10/Trinchero】◎
【Langhe Bianco 2007/Matteo Correggia】♫
【Ponte di Toi 2012/Stefano Legnani】♫
【Volpe Rosa 2011/Cantina Giardino】♫
【Vitovska Classica 2005/Votopivec】♫
【Selezione Le Cese 2007/Colle Capretta】♫

この日、特に印象に残った料理を記そう。
【山形牛サーロインのスピエディーノ】は最初に供される定番料理だが、前回より美味しいと感じた。牛肉の旨味がより一層感じられた。
【鴨のメダリーネ 無花果のタルターラ】は、イチジクにフォアグラと鴨のテリーヌのマリアージュに感動する料理だ。ヘーゼルナッツやフランボワ−ズビネガーのソースも良いアクセントになっている。
【鮮魚のヴァポーレ】はスペシャリテだ。前回も感じたが魚介の味と柑橘系の味がマリアージュされ、和風のテイストすら感じられるのが相変わらず素晴らしいな。
【赤海老のクッキアイオ】はちょっと物足りない感が残ったかな。前回のレビューで「四次元の味を感じて」とタイトルを付与したのはこのクッキアイオとそれにマリアージュされたワインに依る処が大だったからね…
【牛フィレのアッロスト コン ペスト ディ タルトゥーフォ】は、牛フィレ肉にサマートリュフのデュクセルが乗り心地よい旨味だ。4個のサイコロ状の果実はだ。しかもそのうち2個に山葵の味がして驚いた。とても良いアクセントで重くなりがちな肉料理に変化を与えてくれる。後でシェフに聞いたらホースラディッシュだそうだ。
【カンノーリ ストレガータ】は冷たいドルチェだ。ピスタチオのクレマカタラーナの上にカンノーリが乗っている。クレームブリュレの祖先とされるクレマカタラーナはその冷たさとピスタチオがマリアージュされて抜群に美味しいし、筒状のパイの中にリコッタチーズやチョコレート、ピールが詰まっていていろいろな味が楽しめた絶品ドルチェでした。
この日のワインは最初のシャンパーニュは喉が渇いていたから当然美味しいとして、その次に【鮮魚のヴァポーレ】と合わせて供された【A-iuto!Bianco10/Trinchero】の熟成したような深い味わいが気に入った。でもそれ以外は割りと普通だったかな。

此処は妻がお気に入りだね。今回もとても美味しいと感激していたようだ。
でも自分は実は手放しには美味しいとは言えないかなぁと…いや美味しい料理をたくさん食べることが出来て妻も満足で嬉しいんですけどね。
ポイントはシェフが交代したことなんだろうと思う。渡部シェフは確かローマで修行したと言っていたから、ワインも含めて料理の傾向も変わったようなのだ。自分は前回、シチリアの料理とワインにこだわった構成に大変感銘をうけたし、その後自分で購入するワインもシチリアが主体になってしまうほど影響を受けたのだ…そこの期待値の差だったのかな。
いずれにしても横浜でまた素敵なディナーとなりました。ごちそうさまでした。

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'11/09/04 ('11/08 訪問)
四次元の味を感じて…SALONE2007
夜★★★★☆ 4.5(料理・味 4.5 | サービス 4.5 | 雰囲気 4.0 | CP 4.0 )
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食べログを見始めた時から訪問を夢見ていた横浜にあるイタリアンである。
当時の全国ランキングでは今よりもかなり上位だったと記憶している。
でも仙台に住んでいた自分は訪問することはまずないだろうし、皆さんの激賞レビューをただ指をくわえて見ているだけであった。

今年になって東京には来たけど、どの高評価レストランにも共通なのがなかなか予約がとれないことだ。
さらに東京で自分も妻も揃う土曜日のディナーなどはまず難しい。
しかし、たまたまこちらの予約をチェックすると空いているではないか!
迷わずディナーの予約をした。それでも約一ヶ月前の事である。

東急の元町中華街駅からは近いし山下公園横浜マリンタワーもすぐそこにある。
予約の時間からちょっと早めに来て夕暮れの公園を散策したりまったりするのも気分がよく、横浜らしいロケーションはディナー前のひと時のテンションを一段と高揚することができる。

SALONE2007は裏の細い道路沿いにさりげなく佇む。
もうちょっと立派なビルの中にあって非日常感を感じさせるようなリストランテなのだろうという先入観があったのだけど、俗世間と高級リストランテを隔てているのは意外や意外たった一枚のドアである。
しかしドアを開けるとそこは黒を貴重とした重厚さ感じる空間であるし、シャンデリアなどもゴージャス感をしっかりと演出している。
ただ店内は思ったより広くはなくテーブル数も9卓ぐらいか。

客層はアダルトなカップルが多数を占める。
この日は皆が目線を送るようなちょっと大声で蘊蓄を語るような女性が一人いらしていたが、その方々がお帰りになるとそこからは重厚かつ濃密な楽しい時間があっという間に過ぎ去るようなディナータイムであった。

こちらのディナーコースのメニューは一つだけで月替わりである。
これは2011年8月の内容である。

まずは「グラススプマンテ」と「ベリーニ(シャンパン+ピーチジュース)」で乾杯。
写真撮って良いか?と聞いて「もちろん!」と言われたのは初めてだ。

【山形牛サーロインのスピエディーノ】◎
・こちらの定番料理で毎月最初に供される「串刺し」だそうだ。
・柔らかい山形牛サーロインと北海道産メークインのピューレの滑らかさが一体化してとろける食感を織り成しその驚きとともに喉を通過する。
・味としてはそれほどインパクトのあるものではないが、スプマンテとともに最初に食べる料理としては口と喉の丁度良い準備運動になる。

【プロシュート エ メローネ】◎
・つまりは「生ハムメロン」である。
・パルマ産生ハムはプロシュートとカリカリのクロカンテの二種類。
・メロンもレモン汁でマリネしたものと、ピューレ状でスープ仕立てにした二種類
・真ん中にはリコッタチーズ、黒いリクリツィアゼリーとスペアミント。
・とにかくいろいろな食感と食べ合わせを楽しむことができる。
・特にクロカンテのカリカリとした食感と塩味が出現すると楽しい。
・それとミントの爽やかな味わいやリコッタクリームのマイルドさ、そしてリクリツィアゼリーの苦甘さがほどよいアクセントを演出している。
・それらが口の中でミックスされるときに非日常の生ハムメロンが完成するのである。

料理がサーブされた時の女性店員の懇切丁寧な料理の説明が印象的だ。
この前菜の説明だけでも90秒ほどだ。しかもスマートに説明をしてくれるのがレビュアーとしてはありがたい。

【ブラッドオレンジジュース】
・妻注文のジュース。特に普通だったそうだ。

【鮮魚のヴァポーレ】★
・ヴァポーレはイタリア語で蒸すという意味だそうだ。
・鹿児島産天然真鯛、明石の蛸と千葉産ハマグリ。スープはハマグリの出汁のみとの事。
・イタリアンパセリとオレンジとオリーブを同時に絞ったオイルをかけてあるという。
・スープの印象はオレンジ!とはいってもオレンジの味わいがオリーブやハマグリの出汁などと見事に調和され和のテイストも感じながら魚介の旨味を上品に堪能できるスペシャリテである。
・前半は真鯛の柔らかくもふっくらとした旨味とオレンジテイストを堪能し、後半は予想外に底の深い容器に蛸やハマグリなどがゴロゴロと入っておりスープとともにその旨味を存分に味わう。
・一緒にパンが供せされる。器の底に残ったスープをこのパンに染み込ませて食べるのだそうだ。
・これで最後の最後までスープを余す事なく堪能できるわけ。ヴァポーレは素晴らしかった。

このあたりで自分のグラスワインも注文。このワインのシステムがSALONE2007の真骨頂だ。
それぞれの料理に合わせた味わいのグラスワインをお店の方であらかじめチョイスしてあり料理とワインのマリアージュを楽しめるのだそうだ。しかもグラスいっぱいでは多いだろうという事で、二分の一や四分の一でもOKなのだそうだ。
そう言われては試してみるしかありませんね!

【SAHARAY SAHARAY CATARRATTO 2008】◎
・シチリアのワイン。四分の一でお願いしたら…悲しいくらいに少量だ。
・でも美味しかった〜もうチョット飲みたかったけど皿毎に飲むから我慢だね。
・白ワインなのだけど赤みがかった色のワインだったのが印象的。

【タリオリーニ ズッキーニと雲丹のマンテカート】◎
・ここでパスタ、タリオリー二の登場だ。
・ウニにレモン果汁とニンニクを足し、マンテカートとは乳化させたパスタのことだ。
・ソテーしたズッキーニ、ケッパー、バジルにニンニクの香りをつけたパン粉がからまる。
・ウニの旨味が溶け込みトロリとしたソースとパスタ!バジルやズッキーニの味わい!
・これもいろいろな旨味が融合したパスタだね〜美味しい。
・自分的にはところどころでガリッとしたパン粉を食べるのが邪魔な気がした。

【Palme】◎
・パルメというシャルドネを使ったピエモンテ州の白ワイン
・次の料理がワンスプーン料理だと言う事でワインも一口ワインだそうだ。
・まずは食べる前にワインを一口味わう。その後に6種類の食材の乗ったワンスプーン料理を食べると6種類の味が口の中でぶつかり合う。そしてフィニッシュにワインを飲み干すそうだ。そして前と後でのワインの味わいの変化を楽しむのだと言う。面白い提案だ。

【豚ホホコンフィのクッキアイオ】★
・これがそのワンスプーンの料理(クッキアイオ)
・主役は豚ホホコンフィだけど、ペコリーノチーズ、ヘーゼルナッツ、アマレットゼリー、ピンクペッパー、エストラゴンなどがスープンに乗っている。
・まずはPalmeのワインを半分飲むと…うん!美味しいね。飲み干さないように注意。
・続いてスプーン料理を一口でパクリ!
・豚ホホの柔らかさに続き各食材の甘味やら酸味やらエストラゴンの独特の香りやらがブワッと広がりしかも時間差で微妙な味わい変化も楽しめる。

さてこの後にワインを飲むとどうなるか?なんとなく辛味が増したような味わいを感じた。
それを店員さんに伝えるとその通りだそうで、エストラゴンのハーブ的な香りが影響するそうだ。
このように同じワインでもその味わいが食べた料理に左右されてしまうと言う事は、ややもするとお店の押しつけにも思えるような料理の皿ごとにワインを変えて楽しむという提案は、ワインの蘊蓄もない自分には素直に受け入ることができるわけで面白く楽しい経験ができたと思う。

【LAMORESCA】◎
・「ラモレスカ」というシチリアの白ワインで葡萄の品種は「ヴェルメンティーノ」
・これもピンク色を呈した白ワイン。
・四分の一では物足りないので二分の一でお願いした。
・太刀魚の料理ともよくマッチし美味しかった。

【太刀魚のアルフォルノ キノコのティンバッロ】★
・赤ワインのソースが印象的な太刀魚の料理だ。
・太刀魚はオーブンでローストされ、エシャロットの酢漬けにディルが乗る。
・太刀魚の下にはボルチー二茸などのキノコの出汁とマッシュルームを卵や生クリームでムース状にしたものだ。
・太刀魚のふっくらとした身は絶品だしその下のムースと合わせて食べると悶絶もんだ。
・さらに赤ワインソースの濃厚な味わいをプラスして楽しんだりするのも良い。
・自分としてはこの日一番の皿かも。ラモレスカの白ワインも美味しく難なく飲み干す。

【Massa Vecchia Rosato】◎
・「マッサ・ヴェッキア」トスカーナ地方のロザートいうロゼワイン
・これまでの白ワインからロゼに。これも深い色をした美味しいワインだね〜

【ファルフォッレ 兎のラグー】★
・兎肉を塩でマリネ後ソテーしてから白ワイン、香味野菜・トマトペーストで煮込んだラグーをパッキーノ、トレヴィス、ペコリーノパウダー、トリュフオイルを蝶の形をしたファルファッレにからめたショートパスタだ。
・とても良い香りがするのが印象的だ。スイートマジョラムというハーブが影響しているようだ。
・ファルファッレのモッチリした食感に兎のラグーソースの香ばしくコクのある旨味がからんで美味しいのだ。
・そこに苦味(トラビス)や甘味と酸味(プラムのジャム)、香り(スイートマジョラム)が味わいに立体感を持たせて来る。
・いろいろな食材とその味が計算されたように口の中で3Dのような立体感まで味わえることに感服した。そして時系列で複雑な味が次々と顔を出してくるので噛むたびに楽しさと感動を味わえるパスタであった。

【Rubeo】
・ルベオ、ヴェネト州の赤ワインで甘口だという、だから次の料理の赤玉ねぎのジャム単体とこのワインを一緒に飲むなとのご指南だ(笑)
・深い赤色のワインでエレガントな甘さが印象的だった。

【牛フィレット、フォアグラのテリーヌ 南瓜とマルサラのソース】★
・牛フィレのメイン料理。皿が供された時からの立ち香が素晴らしくて濃厚かつ深みのある料理を主張していた。
・牛フィレは結構な塊肉だけどありえないほどに柔らかくその上にフォアグラのテリーヌが乗る。牛フィレは脂身が少ないのでそれを補うようにフォアグラテリーヌを合わせていると説明を受けたけど、この部分を食べるだけでもう悶絶ものね!
・牛フィレが敷かれているのはカルダモンで香りづけしたカボチャのピューレ、そしてセージが乗っているのだけど、これもその計算された複雑な味わいと香りの虜になります。
・セージがいい仕事するんですよ。
・茶色のソースは甘いマルサラソース、そして皿の端の黒っぽいのが赤ワインと食べ合わせてはいけないとご指南をうけた、赤玉ネギと赤ワイン、赤ワインビネガーなどで煮詰められた「赤玉マルメラータ」ね。
・この甘酸っぱい「赤玉マルメラータ」を「牛フィレ」につけて食べるとまたしても悶絶ね。
・そこにエレガントな赤ワインを飲むともうノックアウト状態です。
・もうこの濃厚かつ複雑な味わいはメイン料理に相応しくゴージャス&至福な皿でした。

【白桃コンポスタとクローブ、シナモンのセミフレッド】◎
・セミフレッドはシナモン、クローブ、コショウ、オレンジ皮、レモン皮などを使ったスパイシーな味に仕上がっていた。
・フランボワーズソースに、桃は白ワイングラニューレモンでコンポートしてあり、その甘さにショウガコンフィやペパーミントがアクセントとなるような味わいだ。
・このスパイシーなセミフレッドを食べていると薬膳ではないけど健康になるような気がしたのだけど。

【小菓子】♬
・グレーツフルーツ皮の菓子、サラミリチョコラータ、レモン皮ゼリー、アマレッティ、パンナコッタ、バローネ、生チョコレート、マシュマロなどなんと8種類もあって嬉しい。

【コーヒー】◎
・コーヒーもバッチリ美味しかったです。濃いめの味わいで満足。

料理とワインについては大変満足しレビュアーの皆様がよく表現している「横浜SALONE劇場」を存分に満喫した気分です。
料理の一皿一皿にはたくさんの食材が使われ、特にハーブやスパイス使いが印象的です。それらの食材が口の中でぶつかると複雑な味わいが重なり香りも含めて立体的な美味しさが堪能出来ます。そしてさらに時間経過による変化をも感じ取れるので自分は四次元的な美味しさを堪能できたように思えます。
そして何と言っても料理とグラスワインのマリアージュでしょう。
自分はあまりワインを知らないしもちろん蘊蓄もない。でも美味しいワインは飲みたい訳です。
そんな我々にビッタリなのが此処の料理の皿にあうグラスワインをしかもハーフや四分の一でもOKという大変嬉しい提案です。これには自分も嬉しくて楽しくて大満足なディナーでした。
イタリアの伝統料理をクリエイティブに構成しそれに合わせたワインを提供するのが此処のコンセプトなのでしょう。9月のコースも楽しみですね。

サービスとしての接客はホスピタリティを充分に感じ取れる上質なものです。
ホールの方々の料理やワインの丁寧な説明だったり、なによりも皆さん目が輝いていてそれぞれのお客さんが楽しんでもらえるように明るく笑顔の素晴らしい接客をされます。
一流店にありがちな格式張った上から目線の接客ではありませんので大変気分が良かったです。

恐らくもう9月や10月の土曜日のディナーの予約は取れないのでしょうけどまた是非再訪したいですね。
でも都内には系列のサローネがオープンしているのですよね〜気になる

  • 【鮮魚・タコ・ハマグリ】★2015/10
  • 【甘海老・モヒート・カラスミ】★2015/10
  • 【A5サーロイン・ポテト・トリュフ】◎2015/10

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4位

本城 (用賀、桜新町 / 日本料理)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2011/07訪問 2011/07/21

用賀で京の夏を味わう

東京に来てからの外食はフレンチやイタリアンに行くことが多い。
口コミ800件も近いしここいらで本格的な和食の店に夜の部で行ってみたいと思っていた。
そこでいろいろ勘案してピックアップしたのがこちらの用賀にあって2009年にオープンしながらもすでに食べログでは高評価(4.14)となっている店である。
しかし予約は簡単には取れない。
特にカウンター席をとるためには数週間前からの電話が必要であろう。

用賀駅を出て5分程道沿いを真っ直ぐ歩いて来るとお店がある。
「本日満席」の案内を見ながら戸をあけるとカウンター席は左側、その奥には店主の本城達也さんとほかに二人の料理人が忙しそうにされている。
重厚なカウンター席は居心地、雰囲気ともに良く、これからの料理を堪能できそうな予感がした。

注文は、予約時にお願いしていた『月』のコースで8,400円。
他にはその上には『花』コース(10,500円)もあるがこれはこの次に再訪するときの楽しみにしようと。

まずは暑い中歩いてきたのでビールと葡萄酢で乾杯。
【生ビール(サントリープレミアムモルツ)小…525円】
【ベルジュ風飲む葡萄酢…315円】


【そうめん南瓜と蒸し鮑の胡麻和え】♬
・ちょっと不思議な味わいだったけど最初の先付けとしてビールも美味しい。

【枝豆豆腐、イクラ、ウニにトマトのジュレ】◎
・出汁の味がしっかりとして美味しい
・トマトのジュレと聞いて合うのかと思ったが杞憂であった。絶妙に絡む美味しさ。
やっぱり日本料理だよね〜と言葉がでてしまう。

【冬瓜と巻湯葉の蟹あんかけ】◎
・シャキッとした冬瓜と巻湯葉にからむ熱々の蟹あんかけが美味い。
冬瓜を本当に美味しいと感じたのはこの一品が初めてかもしれない。

【お造り:鯛、いか、メジマグロ、小鰭、鰈】★
・どれも新鮮で美味しいです。
鯛が炙ってあるのだけど香ばしくて口に含んだ瞬間に舞い上がりそうな幸福感です。

【梅酒(ロック)…525円】
・妻が梅酒を注文!絶好調の証拠

【初日の出(京都・北山)純米吟醸…840円】
・氷に囲まれているのでキンキンに冷えた冷酒が嬉しいです
・初日の出は初めて飲んだと思うがオーソドックスな日本酒ですね。

【椀物:焼き鱧・枝豆のしんじょう、松茸・ジュンサイ】★
・素晴らしく美味しいお吸い物でした。
松茸の香りと味わいにうっとりしながらジュンサイの口当たりを楽しむ。
・そしてしんじょうがまた美味しいこと!
・出汁のお味がしっかりして絶妙な味のお吸い物をしみじみ美味しいなぁと堪能。

【焼物:鮎の塩焼き、鱧ごぼう巻き】★
・琵琶湖の鮎と言ったと思うけどこの塩焼きが絶品でした。
・鮎を頭から食べた時の苦味が自分は苦手だったのだけど驚くことに甘味を感じるのだ。
・これには心底驚いたし鮎の塩焼きまでも食べず嫌いであったことまで判明した。
・ポン酢につけて食べるのだろうけど自分はそのまま滋味ある味を堪能した。
・ごぼうを巻いたのはこの時期だから鰻だと思ってよく説明を聞いていなかった…
・でもこの歯応えは鱧だと思う…濃いめのタレで香ばしく美味しいごぼう巻きであった。

【酢の物:鱧の湯引き、水だこ、芋茎、海ぶどう、梅肉のゼリーがけ】★
・氷の上のこの時期ならではの鱧の湯引き、海ぶどうも夏の清涼感にぴったりだ。
湯引きされた鱧と梅肉は美味しいですね〜最高です。
・水だこも美味しいのです。
・梅肉ゼリーが絶妙に美味しくて…思わず氷に染みている部分まで食べてしまった。

【南部美人(岩手)…725円】
・初日の出の次は自分好みなことがわかっている南部美人にした。
・妻はこの時点で烏龍茶を注文。

【ドジョウの柳川鍋】♬
・鱧など食べて京の夏を堪能していた気分だったので柳川鍋が登場して驚いた。
・かなりしっかりした江戸らしい濃い味の鍋でした。もちろん美味しくいただく。

【食事:雑魚と梅と蓮根の炊き込みご飯、味噌汁、香の物】♬
・ご飯は蓮根のシャキシャキ感にほのかな梅の香りと雑魚のバランスを楽しむ。
・赤だしの味噌汁は結構濃い味
・香の物ももちろん美味しい
・結構お腹いっぱいだったけどペロリと美味しくいただきました。

【レアチーズムースとソフトクリーム、無花果ソースがけ】♬
・レアチーズは予想以上に美味しかったです。
・無花果ソースもしつこくなくてムースやソフトクリームにぴったり

この月コースの登場する料理の一品一品を大変美味しくいただくことができました。
お会計をしたら二人で二万円だったのも驚き。素晴らしいコスパです。

この日の東京は大変に暑い夜でしたが日本料理こそ暑い夏に負けずにいろいろな角度や趣向で私たちの舌を楽しませてくれる素晴らしさがあると感じた訪問でした。
そしてこの時期ならではの鱧料理を用賀でいただけるなんて…京の夏を味わった気分です。

会計を済ませお店を出て歩き始めたら店主がわざわざ追いかけて来てくれて丁寧なごあいさつを頂戴しました。かえってこちらが恐縮してしまいました。感激デス。
実は体調に不安もありながらの訪問でしたが帰るころには元気モリモリな状態とハイテンションな気分でお店を後にすることができました。
季節を変えて訪問したいお店です。
次回はワンランク上のコースで秋の味覚を味わってみたいと節に思えるお店でした。

  • 【焼物:鮎の塩焼き、鱧ごぼう巻き】★2011/7
  • 【酢の物:鱧の湯引き、水だこ、芋茎、海ぶどう、梅肉のゼリーがけ】★2011/7
  • 【お造り:鯛、いか、メジマグロ、小鰭、鰈】★2011/7

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5位

横浜うかい亭 (つきみ野、中央林間 / 鉄板焼き、ステーキ)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥8,000~¥9,999

2011/09訪問 2011/09/25

贅を極めるということ

食べログ全国ランキングで19位にレイティング(4.36)されている鉄板焼きのお店である。
神奈川県ランキングでは1位を誇る「横浜うかい亭」…大和市つきみ野という場所にある鉄板焼き店が何故ランキングトップであるのか?
自分はずぅっと昔から気になって仕方がありませんでしたが、今回の初訪問によりその答えと魅力を知ることになります。

7月頃に一度予約を試みたけど満席で断念し、今回は9月の三連休のランチをターゲットに一ヶ月以上前から予約しなんとかカウンター2席の確保に成功。
その日は車をレンタルしつきみ野まで向かったが…まぁとにかく大渋滞で大変でした。
国道246号は都内からつきみ野までほとんど動かずのろのろと…
予定より大幅に遅れて到着です。
駐車場に入ると係のおじさんがさぁっと寄ってきて車を誘導し、さらに両側のドアも開けてくれます。大渋滞でちょっとイライラしていましたが、いきなり好感度がアップです。

気分よくアプローチから母屋に向かいますが立派な日本庭園です。
緑濃くよく手入れされた庭木や鯉が泳ぐ池を眺めながら歩いて向かうだけでテンションが高まってきます。
店内に入り予約名を告げる。大幅に遅れることは連絡しておいたが何事もなかったようにウェイティングルームに案内された。バーもあるので時間があればドリンクなども振舞われそうですが私達はほんの数分ここで過ごしただけで移動になりました。
カウンター席は階段を昇った二階にあり、格調高い調度品などを見ながら案内されたのは大きな円形状のカウンター席で全部で20席はあるでしょうか?お客さんはほとんどがカップルかご夫婦ですがそれぞれにシェフがついて目の前の鉄板でステーキなどを焼いてくれるスタイルです。
カウンター奥のタイル貼りの円柱に沿って大量の氷が敷き詰められ、その上に新鮮そうで綺麗な野菜が置かれています。そんなカウンター席からの光景を眺めているだけでも想像以上であり、「来てよかった連れてきて良かった」と思える最良の雰囲気となっています。

注文は、ランチメニューの
『サーロインランチ…6,830円】
サービス料は10%。

【フルーツトマトのゼリー寄せ】♫
・トマトとゼリーの実に夏らしい爽やかな一品である。
・このトマトが想像以上に甘い!
・そしてこのジュレの味がトマトそのものの味でその裏にコンソメ味が隠れている。
・残暑厳しいこの日でさらに渋滞で疲れていた口腔を一瞬で爽やかにしてくれる料理だった。

【車海老のソテー】★
・エビ好きには堪らない一皿。
・車海老にオレンジ色のソースに紫玉ねぎにアスパラガス、カレー風味の塩の構成だ。
・この皿の極みはソースの美味さである。これはフレンチのアメリケーヌソースであろう。
・もう一つは紫玉ねぎでエビとソースのコラボは至福の味。

ここでシェフが登場しガーリックをオイルで丁寧に焼き始めます。

【かぼちゃの冷製スープ】♫
・細かく砕いた氷にスープが入った容器が乗り冷え冷えな状態で味わうことができます。
・ザラリとした食感を残しながらかぼちゃの風味とクリーミーな味が両立している。
・そしてヒンヤリと美味しくいただけました。量も多めなので十分に楽しめました。

【サーロインステーキ】◎
・100gの肉で熊本の黒毛和牛だとシェフは言っていた。
・何が印象に残ったかというと「玉ねぎ」だ!たしか淡路島産と言っていたと思う。
・そのスライスされた玉ねぎを食べると甘いのである。その甘味の虜になった自分。
・もちろん肉もトロケるような食感とともに脂の旨味を残しながらどこかに消えてゆく。
・薬味もありますが自分には必要ありません。
・ガーリックチップと肉で楽しんだり、さらに玉ねぎを加えて楽しむのもアリである。
・そして最高!と思ったのが脂身を丁寧に焼いたものだけどその脂の美味しさに悶絶。
・脂身の脂分をすべて落とすようにカリカリに焼いて供す店はあるけど、こちらでは周囲をこんがりと焼かれて供される。この塩コショウと脂身が美味いわけ。

【ガーリックライス】【味噌汁】♫
・ガーリックライスを実に丁寧にシェフが作っていたのが印象的だ。大変手間がかかるのだ。
・ガーリックの風味がほどよく香ります。
・ライスの食感はすこし周囲が硬くなっている分パサついた感がある。
・好みの問題だろうけど自分はもう少し柔らかい仕上がりが好きだ。
・岩海苔の味噌汁は味が濃くて塩気が強い。
・でもガーリックライスと味噌汁を食べ合わせるとほどよい味に感じた。

食べ終わると食後のデザートとドリンクは別の場所で提供されます。
その場所は喫茶専用となっておりカウンターを通ると珈琲の良き香りが漂い気分高揚!
案内されたところは大変に格調高く重厚な雰囲気でまたしても「来て良かった」と思うのだ。

【キャラメルのパフェ】★
・アイスクリームとムースがほろ苦いキャラメルソースと合体して抜群に美味い!
・かなり大人味の苦さであることが嬉しい。

【三田 湖梅園 栗のモンブラン】★
・モンブランとソースがお洒落なデザート
・食べて驚いたのが栗そのものの味がしたこと。中身はバニラのアイスクリームだ。
・モンブランを食べてこれだけのダイレクトな栗の味わいを感じたことはない。
・栗そのものはないのにマロンペーストだけでこれだけの栗の味は凄い!

【珈琲と菓子】◎
・珈琲も予想通り美味しいわけ。
・しっかりと淹れられた珈琲は若干の酸味とコクが味わえて満足デス。

うん!素晴らしい初訪問でした。
格調高い邸宅の内外の美しさや高級な調度品の数々、そしてサービスする方々の対応も含め全てが第一級のもので私たちもそのおもてなしに感激しました。
まさに『贅を極めた空間と料理で至福のひととき』を堪能することができました。

客層はおじいちゃんやおばあちゃんを連れた上品なご家族が多く、ほとんどのお客さんは何かしらのアニバーサリーで訪れているのだろうと思います。
そんな家族の記念日に利用するには最適だろうと思うし、その味、サービス、雰囲気はきっと良い記念になる事は間違いありません。

お会計の時には入り口の大きなオルゴールを回して演奏するのも印象的でした。
そして駐車場に行くと係のおじさん二人がさっと来て車の両側のドアを開け閉めしてくれます。
ん〜なにかニンマリとしながら出発デス。帰りは渋滞もなくスイスイと都内へと帰りました。

  • サーロインステーキ@2011/9
  • ステーキon鉄板@2011/9
  • 【サーロインステーキ】◎2011/9

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6位

日本料理 晴山 (田町、白金高輪、三田 / 日本料理)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.4
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2013/09訪問 2013/10/19

【再訪3★】スタイリッシュに日本料理を楽しむ

今年もこのスタイリッシュな日本料理のお店にやって来ました。
今回はカウンター席は予約できなかったので右奥のテーブル席での食事となった。
でもこの席もなかなか良い。この日は三組が食事したのだけどテーブルの間も広いし、テーブル自体も大きい。またソファーや内装なども高級なイタリアンかフレンチのような雰囲気でもあるのでデートなんかの利用にもピッタリである。
でも店主との会話やライブ感も楽しみの一つなので。自分としてはカウンター席が好きだな。
この日は前回の反省も踏まえ15,000円のコースにしてみた。

【プレミアムモルツ】と【烏龍茶】で乾杯!
【焼き茄子とイクラ、とんぶりの白和え】♫
【淡路の鱧と岩手の松茸の汁】◎
【淡路のヒラメ】◎
【醸し人九平次 純米吟醸】◎
【穴子焼き寿司】◎
【長良川の子持ち鮎】♫
【じゃがいものハリハリ】♫
【磯自慢 純米吟醸】♫
【蓮根饅頭とカマス】★
【松茸ご飯】★
【松茸ご飯でお食事】★
【梨すり流しと柿・無花果・カシスのソース】◎

焼き茄子とイクラにとんぶりの白和えという組み合わせの妙から始まったコースは、松茸と鱧のお吸い物で贅沢な気分に浸った。お造りも薬味を変えながら味わうのも楽しいし、穴子焼き寿司のふっくらした旨味に包まれるお寿司は絶品だと思った。新銀杏も美味しいね。前回のリベンジなのか念願の鮎まで登場した。でも今年は稚鮎を『フロリレージュ』と『赤坂詠月』で堪能しており、それらと比べると今回の子持ち鮎はやや劣るだろうか。でも満足感は間違いなく上がりましたね。定番料理のじゃが芋のハリハリはサスガに三回目になると、「あ〜これね…」になってしまう自分が恐い。
蓮根饅頭も定番だが今回はカマスが乗ってこれが美味しいのなんの!
そして松茸ご飯ね!もはや贅沢の極み。美味しくて一気に食べてしまうのだった。もう少しゆっくり味わえば良かったなぁと後悔。
そして此処の最後のデザートはいつも美味しくて洗練されていると思う。
ただいつもの壱万円を壱万五千円のコースに上げただけの満足感はあっただろうか?
松茸ご飯は嬉しかったし美味しかったがCPと満足度を考えれば、壱万円コースが総合的に満足感が高いのではないかとも感じた。
いずれ季節を変えたり今度はランチにも来てみたい、スタイリッシュな日本料理店である。

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'12/07/23 ('12/07 訪問)
【再訪2★】スタイリッシュに日本料理を楽しむ
夜★★★★☆ 4.5 ( 料理・味 4.5 | サービス 3.5 | 雰囲気 4.5 | CP 4.0 )
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昨年の10月以来の二回目の訪問となった。
前回は田町駅から徒歩で伺ったのだけど、サスガに東京の真夏を歩く気にはなれず行きも帰りもタクシーに乗りました。
もう少し駅に近ければ嬉しいのだけどね。

店内は特に変わった印象はなく、スタイリッシュな日本料理店ですね。
店主は嬉しいことに私達が二回目であることを覚えていてくれていました。
以降はお願いした壱万円のコースの内容です。
尚、記述している料理や食材の名称は自信がないものも含まれていますのであしからず。

【ビール】と【梅酒ロック】で乾杯!

【毛蟹と絲瓜と茄子】★
・絲瓜と聞こえたが…自信がない。
・最初から激うまな料理である。
・中心に茄子があってその上にコリっとした食感の絲瓜?で覆われている。
・さらに毛蟹の味噌酢がのっていてサッパリと美味しい。
・また添えられたジュレの上品な旨味が感動的。

【とうもろこしの冷製にジュンサイ】★
・氷を敷き詰めた容器に乗るとうもろこしの冷製スープだ。ジュンサイが入っている。
・冷製スープが半端なく美味い!
・昨晩もイタリアンでとうもろこしスープを食しているが、フレンチやイタリアンとは異なる和食のアプローチのとうもろこしスープで自分はコッチが好き。
・さらにジュンサイのヌルプチの食感がアクセントとなりこのスープにマッチする。
・ジュンサイをこれほど美味しく引き立てるとは!驚きと感動。

【カツオとアオリイカのお造り】◎
うちわのお皿に刺身がのって登場!夏らしい風情ですね!
・ほおづきの中にはアオリイカが入っています。
・カツオを塩で食べたり山葵で食べたりで何で食べても美味しい。
・なかなか面白いと思ったのは紫蘇を揚げたツマだった。

【醸し人九平次】♫
・前回に続いてお願いした愛知県のお酒。
・晴山の料理には最もよくあう日本酒だと思う。

【穴子とキュウリ】★
・キュウリの酢の物を穴子が覆っている。
・焼きたて穴子は香ばしく柔らかくて美味しくて、さらにキュウリの酢の物と合うわけ。
・優しい味わいの酢の物だけど穴子と食べ合わせると激うま!またしても絶句。
・九平次をチビチビやりながら愛おしく食べる穴子&キュウリで今宵も大満足。

【目鯛の赤ワイン焼、ゴボウの餅、万願寺獅子唐の玉ねぎソースがけ】★
・目鯛の赤ワイン焼の香りにソソられます。当然香りだけでなくて食べても美味しい。
・万願寺獅子唐と上品な酸味の玉ねぎソースで口の中をサッパリと
・三品目はお餅にゴボウを摺りおろして塗り焼いたものだそうだが、あまりの美味しさにまたしても絶句!

【じゃがいものハリハリ】◎
・定番料理だね!今回も食べたかった。
・相変わらずシャッキリしたジャガイモの味わいはGOOD
・でも今宵はコレ以前の皿の美味さが凄すぎて印象薄になってしまった。

【氷室】♫
・次のお酒はメニューを見て名前が気に入った飛騨高山のお酒。
・辛口でだいぶすっきりした味わいに感じた。
・それが物足りなさに繋がったので前に飲んだ九平次が自分の好みなのだろう。

【冬瓜とずいき】◎
・この料理も餡の味わいが素晴らしいと思う。
・冬瓜をこれほど美味しく食べさせてくれることに敬服。

【生海苔の茶漬】◎
・この茶漬けは前回より大幅にグレードアップしていますね!美味しい
・何かがアクセントに加わったようです。
・また沢庵の燻製(燻りがっこ?)もアクセントとして美味しい。

【クリームチーズとグレープフルーツと白ワインゼリー】◎
・最後まで美味しい氷菓ですね〜
・タイトル通り三種類の味わいがほどよく融合して美味しくて口の中サッパリです。

前回より間違いなくすべての料理がグレードアップしているようで美味しかったです。
大概二回目の訪問ともなると初回の感動が薄れて印象も低くなるのですけどね。
壱万円のコースでこれだけ次々と絶句するような料理が食べられて満足であるし、きっと店主の向上心も旺盛なものなのだろうと思います。

ただ残念な事をあえて述べれば、店主は他のVIP?への対応もあり大変忙しそうだったので料理や食材について話ができなかったこと、さらに料理を運ぶお弟子さんの声が小さくてほとんど聞き取れなかった事だ。

今回も壱万円のコースをお願いしたのだけど、この日カウンターに同席した他の三組はみなさん壱万五千円のコースだったらしく、供される料理を見ていると食べたくて…特に鮎が美味しそうだったなぁ…なにか悲しくなってきたのである。
だから「次回は絶対に15,000円コースをお願いするぞ!」と心に誓うのであった。

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'11/10/08 ('11/10 訪問)
スタイリッシュに日本料理を楽しむ
夜★★★★☆ 4.5 ( 料理・味 4.0 | サービス 4.0 | 雰囲気 4.5 | CP 4.0 )
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ある情報でブックマークして以来、目を見張る勢いでレイティングが高くなったお店である。
ヤバイ!このままでは『くろぎ』(未訪)のように予約困難なお店になってしまうのではないか…
そんな不安に駆られた自分は早速電話して予約を敢行。
「はるやまさんですか?」「いえ、せいざんです」…orz!
そんなやり取りもあったけど無事ある土曜日夜の予約ができたのである。

お店は田町駅から徒歩で約10分ほど。
歩道から見える「晴山」のサインは2箇所のみで目立たない…いい感じ!期待が高まります。
地下へと階段を降りるとモダンでスタイリッシュな雰囲気のアプローチにさらに気分が高まる。

カウンターの奥の席に案内された。
6月にオープンしたばかりの店内はもちろん綺麗であるし、そのモダンな雰囲気はイタリアンやフレンチであってもまったくおかしくない。ただ店主や店員の姿と包丁などから此処は日本料理の店なのだと認識させられる。
ちなみに入口右側にはスタイリッシュな個室(ガラスで仕切られている)にテーブルが置かれていた。またさらに奥にはテーブル席が2~3卓あったようだけど此処ではグループで食事をするには最適だろうと思った。
いずれにしてもイタリアンやフレンチでも十分に通用するインテリアであった。
もちろんこの日も満席だ。

予約時にお願いしたのは3種類ある夜のコースから真ん中の壱萬円のコースとした。
ではこの日の内容を。

【プレミアムモルツ】
【梅酒ロック】

・まずは私たちの定番のビールと梅酒で乾杯!

【とんぶり・焼きなす・新いくら・長芋の和え物】♫
・のっけから「美味しい!」。
・こんなイクラを食べると普段食べるいくらは何?と毎度毎度問うてしまう。
・ほのかに感じる出汁と柚子の香りや味が素晴らしい。
・いきなり「やっぱり日本料理だよね」と言う言葉が出てしまう。

【渡り蟹のしんじょうと魚沼産のしいたけ】★
・これも一口飲んでみて「美味しい!」
・分厚いしいたけやしんじょうの美味なること
・そして実に上品なお出しの汁で思わず汁から先にすべて飲み干してしまった。

【千葉県勝山のヒラメと利尻のウニ】◎
・ヒラメを食べて「美味しい!」
・びっくりしたのは物凄い弾力とコリコリ感だ。塩で食べるのもイイ!
・ウニももちろん美味しいデス。

【黒龍】♫
・ビールから日本酒へ。黒龍うまし。

【焼きかますの寿司・烏賊のわた和え・ほおずきトマト】♫
・焼きかますの香ばしさと甘みを感じるお寿司で美味しい
・イカのわた和えもとっても上品な旨みで日本酒が進む
・岐阜県で無農薬で作っているという「ほおずきトマト」のフレッシュな甘さにも驚く

【鰆の朴葉焼き】★
・朴葉と味噌の香ばしい香りにうっとり。
・鰆・お麩・ネギを引き立てているのは味噌の美味しさだ。
・この味噌は岐阜の郷土料理の朴葉味噌との事だ。
・特に焦げて朴葉にこびり付いている部分が美味しいわけ!これが日本酒にたまらないわけ!

【醸し人九平次】♫
「辛口なお酒を」とお願いしたら供されたお酒。
・愛知県のお酒でとてもすっきりとした飲みやすいお酒です。

【じゃがいものハリハリ】★
・じゃがいもを桂剥きにして炒めたものだと言う。
・これもびっくりの食べたことのない食感とお味。
・ねっとりして少し油っこい感じだけど食べるとシャキシャキとしていて美味しい!
・魚卵も入って塩気とじゃがいもの甘さとが実に面白く、自分のお気に入りとなった一品。

【蓮根まんじゅう】★
・これも美味しいよね〜
・海老や帆立が入り上品な出汁の味と柚子の香り。

【鯛の容器に入った大根の漬物】
・鯛の蓋を取ると大根の漬物だった。
・蓋をとった写真を撮り忘れてしまった。

【生海苔の茶漬】♫
・お出汁の味がほどよくて生海苔の心地よい風味を感じながら一気に喉を通りすぎていった。

【いちじくのワイン煮とシャインマスカット】◎
・デザートはちょっと洋風な趣きです。
・透明感のある爽やかなジュレの中にはモッチリ感のあるいちじく、そしてカリッとした食感のマスカットが実に美味しい。
・最後を爽やかに彩るデザートに店主のセンスを感じる。

とにかくカウンター周辺のお客さんがみんな口を揃えて「美味しい!」を連発していたのが可笑しかった。
もちろん自分たちもそうなのである「美味しい!」これ以外の言葉がないのである。
初回訪問ながら満足感もあり感激感もありました。

店主の山本晴彦さんは岐阜の『たか田八祥』の出身だという。
それゆえか食材やお酒は岐阜や愛知のものを多用しているようだ。
私たちは岐阜や愛知にはほとんど縁がないために初めて口にする新鮮さや感激も多分にあったかもしれません。
そういえば最近の食べログは洋食も含めて名古屋のお店のレイティングが高いのが気になってはいる…

まだ32歳という若さの店主は料理もさることながら、サービス面も好感が持てるものである。
お客全員への気配りが行き届いていることも素晴らしいと思う。
弟子達がもう少し「できる」ようになると非の打ちどころがないお店に成長しそうだ。
これからはもっと予約が難しくなるお店に成長するのだろうと予感ができてしまう。
そんな事に天狗にならず今後も精進してもらって私たちを楽しませてほしいと思います。

  • 【松茸ご飯】★2013/9
  • 【焼き茄子とイクラ、とんぶりの白和え】♫2013/9
  • 【淡路の鱧と岩手の松茸の汁】◎2013/9

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7位

茅乃舎 (久山町その他 / 日本料理、カフェ)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥5,000~¥5,999

2011/08訪問 2011/08/16

日本の伝統美と食の滋味を味わう

今回キリ番レビューなのでちょっと順番が前後しますが、この夏の福岡旅行の最終日に伺いとっても感動と感銘を受けたスローフードのレストランを先に紹介します。
此処での昼食を最後に福岡空港に向かいレンタカーを返却し羽田空港へ飛び立ちました。

博多の市街地からは約30分程ですが車はどんどん清流沿いに山奥に入って行きます。
道路はすべて舗装されていますが途中子供たちが水遊びをしているような箇所もあって注意が必要です。
建物は左カーブにあって車で通ると気が付きにくいです。突然「茅乃舎」駐車場の看板が見えてくるので此処なのか?そしてよくよく見ると立派な茅葺きの建物があるのです。
周囲は山と緑と清流がありまさに山里といった風景でその場所に溶けこむように自然に佇むことができるのが茅葺きの家なのでしょう、まさに日本の懐かしい光景そして伝統美とも言えるでしょう。

駐車場に車を止めて清流にかかる橋を渡り茅葺き屋根に近づきます。ここは蛍も飛び交うらしいので夜に来てその光景を見ることが出来たなら感動もひとしおなのでしょうね。
橋からのアプローチは綺麗に整備されているので少し人工的な印象はありますが、清流が流れる音や鳥のさえずり、蝉の声などが日々の喧騒で忘れている日本人の魂と心を呼び覚まさせてくれるような気がします。
最初にたどり着く茅葺き家屋が『楽舎』という離れでイベントやパーティなど多目的に使われると言うことですがこの日も貸切で結婚のお祝い行事などがあるようです。
さらに進むとそれは大きな母屋、茅葺屋根を見上げるとその厚みと美しさに圧倒されます。自分が子供の頃にはほぼ末期の茅葺屋根の住宅を見たことがありますがどの家の茅葺きも見窄らしくて決して立派とは言えないものだったものです。
そんな印象が覆るようなエッジが効いてきちんと手入れがされている茅葺屋根はまさに日本の伝統美であり、夏涼しく冬暖かいと言われる家屋とともに先人のその知恵と技術はまさに現代のエコそのものに通じるものでもありますね。

母屋に入り予約の名前を告げましたが、予約した13:00にはまだ時間があったのでお土産コーナーをチェックしたりしていました。
右手が茶舎になっておりそこから漂う麗しき珈琲の香りの虜になりました。だって美味しい珈琲が飲める喫茶店に共通する香りというのを自分も妻も知っているからです。建物に染み付いている匂いや珈琲豆の香りからして此処では絶対珈琲飲むべきと直感
その後は囲炉裏のある待合室でしばし待ちます。

そしてホールの席に案内されました。テーブルは隣席ともほどよく離れ落ち着いて食事ができます。そして高い天井には立派な梁を見ることができます。黒茶色の窓から見える濃い緑のコントラストが印象的です。ホールの奥には三連の竃が鎮座しておりそれだけでも何故かわかりませんが美味しいご飯が食べられるような気がします

予約をしたのが訪問の約一ヶ月前ですがこの時点で恐らく二回り目と思われる13時からの時間となりましたので当然に人気店です。母屋前で帰っていた人たちも何組か見かけましたので予約は必須だろうと思います。また予約時にどのコースを注文するかを聞かれてお願いしたのが一番リーズナブルなコースの「種(たね)」というコースでした。

テーブルに着席してセッティングを見ると、なんと自分の名前が花文字で印刷された紙が置かれています。もちろん妻には妻の名前の紙が置かれており、食事をする前のサプライズとして感激ものです。これを持って帰りたいと言う妻にはさりげなく手提げ袋が用意されましたから素晴らしいですね。

【種(たね)…3,675円】★ 
葉月の献立です。
最初に「柚子酢」で喉を潤します。すっきりさっぱり美味しかったけど、ドリンクに「柚子スカッシュ」を注文していた自分は柚子がかぶってしまった。

別注文でドリンクを頼みます。残念ながらお酒は頼めないのでソフトドリンクで。
・柚子スカッシュ(850円)♬
・苺のスパークリング(750円)♬

どちらも美味しかったですね。苺のスパークリングはあまおうの酢を炭酸水で割ったとの事ですが飲みやすくて美味しかったです。
柚子スカッシュも別容器の柚子のエキスをお好みで入れながら飲みますがいろいろと濃度を変えながら楽しむことができました。妙な甘味を抑えたすっきりした味わいが好きだ。

・前菜 ♬
「ズッキーニと蓮根の辛子和え」…ほのかな辛味がたまらない
「茄子と黒豚の甘辛煮」…噛み締めるほどに豊かな味わいが
「冬瓜白クリームがけ」…冬瓜とクリームとクコの実ですね!健康になりそう
「蓮芋寿司」…地のものを寿司ネタにしても美味しいのね〜
「南瓜トマトチーズ焼き」…さすが!クッチーナ茅乃舎でもあります。
どれもこれも美味しかったですねぇ!

ここで登場したのがスープに入れる調味
「赤柚子胡椒」、「天草で取れた塩」、「生七味」
とくに生七味が茅乃舎人気の商品だそうで山椒の香りが特徴らしい。

・大地の恵みスープ ♬
「根菜を天日干しして甘味を引き出したまるごと野菜のスープです。今月はとうもろこしと冬瓜が入ったスープです。」by 献立
スープは薄口に仕上げてあるので先ほど供された調味を適宜入れるのだそうだ。
その調味を何も入れなくても野菜そのものの滋味深いとっても優しい味わいのあるスープであった。試しに調味を入れてみると…美味しい!赤柚子胡椒の鮮烈な辛味がスープの味を別物にする。塩も美味しいが一番驚いたのが「生七味」を入れた時だ。ピリッとした味わいと優しいスープが見事にマッチして虜になった。この生七味どんな料理と掛けあわせても美味しいだろうと直感した。お土産に買って帰ることがこの時点で決定だ。

ここで十穀鍋が火にかけられる。

・蓮根餅 ♬
「米粉と貝柱の入ったとろっとした食感の蓮根餅です。」by 献立
これもスローフードって感じの一品です。
蓮根餅を生姜の効いた餡で美味しくいただけます。

・南瓜のいとこ煮 ♬
「今月の長野おばあちゃんの逸品は、南瓜のいとこ煮です。」by 献立
これは普通に美味しい南瓜と小豆の煮物ですね。
もちろんこれが激ウマだったりしたらそのほうがビックリしますものね。

・茅乃舎特製野菜ジュース(600円)♬
妻が野菜ジュースを飲んでみたいというので注文。数量限定だそうです。
野菜そのものという感じの鮮度抜群の野菜ジュース。

・十穀鍋 ◎
「十種の雑穀・白胡麻・にんにく・ねぎ・クコの実・大豆・生姜をブレンドしたオリジナルスープに耶馬渓産の黒豚が良く合います。体に優しいお鍋です。」by 献立
鍋の蓋をとると褐色を呈した鍋は実にうまそう。
そこに別皿で登場した黒豚肉の美しさに息を飲む!その肉を鍋に入れて白っぽくなったところで食べる…うまぁい!
この鍋にはいろいろな具材が沈んでいてそれらの食感やお味も美味しくて。
もう一つのお楽しみは例の「生七味」とちょっと合わせてみると…美味いよね〜
妻と二人でこの「生七味」が取り合いになって無くなってしまいました。
店員さんに申し出て追加してもらってまた食べるのです(笑)

【ご飯・味噌汁・香の物】
・十穀米ご飯 ★
「今朝、籾すりと精米をしました。減農薬の嘉穂のひのひかりを土鍋で炊き上げます。」
(十穀…黒米・赤米・丸麦・押し麦・はと麦・きび・ひえ・あわ・発芽玄米・香り米)by 献立

白米も選べるが折角だから十穀米をお願いしていた。
土竃で炊き上がったばかりのご飯です。ピカピカ出来たて熱々でほんのりとピンクがかった十穀米ですが白米の量が多いので誰でも美味しくいただけると思います。
お替りするとお焦げが!堪らん。そして「生七味」ね!美味すぎ。

・納豆汁 ◎
「自社醸造合わせ味噌、ムラユタカを使用した納豆、フクユタカで作った豆腐、大豆づくしのお味噌汁です。」by 献立
それほど納豆臭さがなくて美味しくいただけました。
この汁にも例の「生七味」を入れて飲んでみたらまたしても美味しくて驚き。

・本日の香の物 ♬
味噌は地鶏が入った甘味噌なんだけどこれだけでご飯食べられます。
あとは茄子の漬物も美味しかった。

【デザート】
・葡萄ゼリー ♬
これは優しい味わいのゼリーです。普通に美味しくいただく。

【ドリンク(別注文)】
・珈琲(400円)♬
・アイスコーヒー(400円)★

店内に入った時最初に感じた旨い珈琲が飲める予感は的中した。
珈琲は自分達の嗜好からすると若干酸味が強く惜しいのだけど丁寧に淹れられた美味しい珈琲には間違いがなかった。
そしてアイスコーヒーだけど…今シーズン最高の味でした。見事なコクと豊かでゴージャスな味が素敵。これだけのアイスコーヒーは滅多に飲めません。
これならきっとスイーツも美味しい物を出す気がしますのでカフェだけの利用に此処まで来てもイイですね。近くに住んでいたならですけど…

すべての料理が滋味深く優しく、まさにスローフードの素晴らしさを体感できるものでした。また物足りないとかが一切無くどれもこれも自分の口にあって美味しいのです。
また生七味がどの料理にもビックリするほど合うのでお替りをお願いしさらにはお土産に買いこむ始末でしてその美味しさの虜になった自分達です。
一つ一つの料理を単純に思い出せばそれほど鮮烈で感動するような味を呈しているものではありませんがコース全体として捉えれば美味しかったなぁ、素晴らしかったなぁ、また食べたいなぁと素直に思える所が茅乃舎が提唱するスローフード、大地の恵から供される料理なのだと思った。

接客も丁寧かつお客一人ひとりへの気遣いが感じられる上質なものです。先人のレビューにも接遇というキーワードが出ていますがまさにそれを実感でき、ホスピタリティ溢れる接遇は何度でも再訪したいと思えるものです。

店内もホールの雰囲気も良いですが個室もあるようですし各種のアニバーサリーや季節ごとに来訪したいレストランですね。山里の季節を感じるだけでもこの場所に来てみる価値というものがあります。

食べログのおかげで福岡旅行の最後に大変に満足できるレストランで素晴らしい食事と時間を過ごすことができ感謝であります。
このレビューでレストラン800レビューとなりました。
2007年の北海道旅行で飲み食い処を決めるのに大いに役だったのでその後ギブアンドテイクの思いで始めた食べログレビューですが、文章を書く事が元来苦手な自分が4年以上も続けていることに我ながら驚くと共に、これは日頃読んで下さる読者の皆様やいつも投票やコメントを頂戴する方々に支えられているからです。あらためて皆様に感謝致します。

  • ・十穀鍋 ◎2011/8
  • ・十穀米ご飯と納豆汁◎2011/8
  • ・アイスコーヒーと珈琲★2011/8

もっと見る

8位

ウッデンシップ (富谷町その他 / ピザ)

7回

  • 昼の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 4.1
    • | CP 4.6
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2023/04訪問 2023/05/12

【再訪19★】LOVEこそすべて

 昨年12月以来の再訪。この日も予約で一杯のようです。

【マルゲリータD.O.C…1,500円】◎
【きのこの塩ピザ…1,000円】◎
【粒あんとくるみとマスカルポーネ・アイスのせ…1,700円】◎


 定番のDOCマルゲリータに今回はきのこの塩ピザ。相変わらず美味しいピッツァに満足。
 あれ?ドルチェピザの写真がない…
 マルゲリータはトマトソースまたは塩があってハーフ&ハーフもあるのね。次回迷いそう…

5月以来の訪問で2022年は3回目の訪問となる。

【マルゲリータD.O.C…1,400円】◎
【リモーネ…1,600円】◎ 国産健康豚のスモークパンチェッタとレモンの塩ピザ
【粒あんとくるみとマスカルポーネ・アイスのせ…1,600円】◎

此処に来たらマルゲリータDOCとドルチェピッツァの粒あんマスカルポーネを注文するのはもはや私達のお決まりであとは塩系ピッツァから何を食べるか?
リモーネは初めての注文だと思うがパンチェッタの旨味とレモン味がバッチリ効いていて癖になりそうな塩ピザでした。

2023年の訪問も楽しみなピザ店である。
 1月に続いてGWにも訪問!

【マルゲリータD.O.C…1,400円】◎
「これしか食さない、常連様多数!!根強い人気!!」とメニューに書いてあります。
・その通り!これ食べないと来た甲斐がありません。
・塩味も出来ると書いてある!気になるなぁ…

【きのこの塩ピザ…1,000円】◎
「モッツァレラチーズときのこ、季節の野菜、人気の塩ピザ」by menu
・マルゲリータを必ず注文するのでもう一つは塩味を注文することになります。
・今回、同時に着皿したので食べ比べてみたけど交互に食べるのが実に美味い!

【粒あんとクルミとマスカルポーネ・アイスのせ…1,600円】◎
・去年あたりからドルチェピッツァも大きいサイズになったので食べきれないと困るので注文を躊躇したけどやっぱり注文してしまった!しかもアイスのせも外せない(笑)
・で、ぺろりと食べてしまう相変わらずの美味しさ!

 これまでは一皿ずつの提供だったけど今回は二皿同時に来た。時短にもなるし交互に味わえるからこれはこれで良いと思う。
 この日は遅い週末ランチとなって富谷町方面にでかけたのだけどお目当てのお店がまさかの満席…諦めて当店に電話してみたら閉店間際なので時間制限あるけどなんとか席を確保できたので急いで伺いました。

【アフミカータ(燻製モッツアレラのマルゲリータ…1,500円】◎
【マルゲリータD.O.C…1,400円】◎

・マルゲリータDOCは毎回注文しているわけですが生地の旨味、チーズの旨味はとびきり美味しいと毎回思えるわけで大好きなピッツァです。
・アフミカータは藁で燻製したというチーズらしく初体験でしたが塩と香ばしいチーズの組み合わせは抜群です。ほのかに残る燻製香も癖になりそう!

 ということで閉店間際に飛び込んでピッツァを食べることができましたが私達の後にも飛び込みで入ってきたお客さんがいたことにびっくり!次は予約をとってデザートピッツァまで楽しみたいものです。
 4年ぶりの訪問です。最近は北仙台駅近くのピッツァ店で満足しているので富谷町まで足を伸ばすのはなかなか面倒なので時がたってしまいました。
 お店はTAKEOUTの看板が目立ちます。店内にいても結構テイクアウトのお客様が訪れます。近くに住んでいれば活用しない手はありませんね。それもあってか店内は割とすっきりしたように思います。カウンター席の利用はなくしたようでその影響が大きいように思います。

【マルゲリータ ドック…1,400円】◎
【生ハムのサラダ風…1,400円】◎
【粒あんとクルミとマスカルポーネ・アイスのせ…1,400円】◎

・久しぶりのマルゲリータ!熱々&とろとろとしたモッツァレラチーズが最高だ。
・甲乙つけがたい北仙台のマルゲリータを剛とするならこちらは軟なイメージでどちらもうまいのである。
・初めて注文してみた生ハムサラダ風はどっさり盛られたサラダに生ハムがのってこれも美味しい!生ハムの塩気をサラダでさっぱりと食べられるのだ。
・ドルチェピッツァもいつものように粒あんをお願いしたのだけどサイズが大きくなっていてびっくり!こんなに食べられないよ〜と思ったけど食べ始めると相変わらず美味しいし結局完食(笑)。

 久しぶりにウッデンシップにやってくるといつもの北仙台のお店とはまた異なる魅力的なピッツァが食べられるわけで次回は期間をあけずに再訪してみたいものです。
 久しぶりの富谷町、いや富谷市だね。もちろんウッデンシップにやって来たわけだけどなんと1年3ヶ月も訪れていなかった事に驚いてしまう。予約でランチのマルゲリータD.O.Cを取り置いてもらっての訪問です。

【マルゲリータ D.O.C…1,400円】★
【ビアンカ…1,000円】♫
【粒あんとマスカルポーネのピッツァ・アイスのせ…1,100円】★

・珍しくビアンカから提供された。それが関係するのかわからないがこの日のビアンカは少々塩気も足りなくいつも感じる満足感には遠かった。
・マルゲリータはやっぱり美味しいね!チーズとトマトの旨味はやっぱり抜群!
・さらにデザートピッツアの粒あんマスカルポーネも美味しいんだけど、以前と異なるのは抹茶パウダーがかかっていた…色味は良くなったとは思うけど。

 今回ビアンカの感激が足りなかったのは食べた順番だろうか?まぁ次回に期待したい。
 昨年の秋頃に行ってみようと思ったら窯が壊れて新窯制作中との事だった。窯が変わるというのは味とかが変化してしまうのではないかとちょっと心配だった。
 年が変わり先日伺ってみると店内のレイアウトや内装も変わり、何よりピザ窯が目立ちますね〜なんと獅子面なんですよ!口を開けて歯もありますね〜面白い!
 この日も私達定番の注文で、ランチのマルゲリータD.O.Cと塩味ピッツァにデザートピッツァというわけだ。

【ピッツァマルゲリータ D.O.C】★
【きのことひよこ豆とルッコラのビアンコ】★
【苺のピッツァ・アイスのせ】◎

・窯が変わった事なんて心配無用だね!相変わらず美味しいピッツァです。
・マルゲリータのモッツァレラチーズとトマトの旨味とコクは抜群だ。
・ビアンコの塩味の加減も美味いんだな〜
・そしてデザートピッツァは苺ね!以前より少々苺感が…と思ったが美味いのだ。

 しかし新しい窯はなんぼみても面白いなぁ。ピッツァも相変わらず美味しいし!また来よう。

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’15/04/30 ('15/04 訪問)3.70
【再訪12★】LOVEこそすべて
昼★★★★☆ 4.7(料理・味 4.7 | サービス 4.2 | 雰囲気 4.2 | CP 4.7 )
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 冬が終わって暖かくなるとなにか活動範囲を広げて行動したくなりますが、外食も同じで少し遠出してもどこか美味しいところに食べに行きたくなります。すると「デルソル」にピザ食べに行きたい!となるわけです。まぁそんなわけで最近は春先の再訪が多くなっているのです。早速予約して行ってきました。
 この日も私達定番の注文で、ランチのマルゲリータD.O.Cと塩味ピッツァにデザートピッツァというわけだ。合計3,780円

【ピッツァマルゲリータ D.O.C】★
【舞茸しめじ豆ルッコラ塩味のピッツァ】◎
【粒あんとマスカルポーネチーズ・アイスのせ】★

・ランチにスープはつかなくなったようでその代わりにサラダにパンが乗っていました。
・パンも美味しかったですがサラダのドレッシングかな?美味しかったです。
・あとは毎回書いているので…今年も美味しいピッツァが食べられて大満足という事。
・そしてデザートピッツァね!自分はこれが最強のスイーツだと思っています。ちなみにアイスクリームが一回り大きくなったようです。

 まぁそんなに遠くはない富谷町ですが昨年マイカーを処分してしまったのでわざわざ車を借りて向かうわけで、私達の外食のハードルも高くなりましたね。そういう意味ではわざわざ車を借りてまで伺いたい美味しいピッツァのお店、それがデルソルという事になるのです。

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’14/04/06 ('14/03 訪問)3.89
【再訪11★】LOVEこそすべて
昼★★★★☆ 4.6(料理・味 4.6 | サービス 4.1 | 雰囲気 4.1 | CP 4.6 )
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 仙台でランチにどこに行く〜?と悩むと必ず「デルソル行く?」となる。前回訪問から10ヶ月も経過していたので「じゃぁ行ってみようか〜」となった。もちろん予約してからの訪問で実に11回目の再訪となりました。
 この日は、いつものマルゲリータD.O.Cと塩味のピッツアのランチセットに、なんと「苺のピッツァ」もありました!久しぶり〜!もちろん注文です。

【ピッツァマルゲリータ D.O.C…1,400円】★
【舞茸としめじ、ひよこ豆、ルッコラの塩味のピッツァ…1,000円】◎
【苺のピッツァ1/2サイズ・アイスのせ…1,000円】★


 いつもは塩味のピッツァが美味しいと思う自分達だけど、今日は二人共マルゲリータのD.O.Cの美味さにノックアウトだった。チーズの旨味、控えめなトマトソースの味わい、そして生地の旨味が抜群にマッチした美味しさは感動ものだった。これはどうしたのだろう?マルゲリータの何かが変わったのだろうか?
 そして、やっぱり感激するのがデザートピッツァである。皆さんの口コミを拝見しても注文する方は少ないようですが、この店で抜群に美味しくて感動するのがデザートピッツァなんです。1/2サイズなのでペロリと食べられますからオススメです。尚、オーダー時に店員さんから追加でのオーダーを受け付けない事を念押しされるし、ボードにも記載してあります。最初に注文する必要がありますから要注意です。
 この日は5年前の再訪2で食べて以来待望していた「苺のピッツァ」があったので久々に注文してみた。もちろんアイスのせである。激ウマでした!苺は薄くスライスされ、このピッツァの裏側を支える味わいで、大半は生地の旨味と練乳や蜂蜜の極上の美味しさを存分に堪能させていただきました。ごちそうさまでした。

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'13/06/08 ('13/05 訪問)3.97
【再訪10★】LOVEこそすべて
昼★★★★☆ 4.5(料理・味 4.5 | サービス 4.0 | 雰囲気 4.0 | CP 4.5 )
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約一年ぶりで10回目の訪問となった。
前回は約一年前なのでこの時期になると食べに行きたくなるのかもね。
店内でテーブルに座ってみるとなんか様子が違うような…
そうテーブルが新しくなっている気がします。
いや壁面も違うようだし厨房からの動線も違いますね。右側のレイアウトが変わり出来上がったピッツァもスムーズに運べる動線になったようです。すこしゴチャゴチャしたイメージがあった内装もスッキリとして良くなりましたね。

【マルゲリータ…1,000円】★
【舞茸としめじと新ジャガとルッコラの塩味…1,000円】★
【粒あんとマスカルポーネのピッツァ・アイスのせ…1,000円】★

・詳細は以前の口コミに書いてあるので…
・いつも食べる「マルゲリータD.O.C」よりも普通の「マルゲリータ」のほうが自分は好きなのかもしれないと感じた。なんとなくチーズのコクとか旨味は普通のほうが美味しいのかも。

今回サービス評価を下げました。
というのは予約時にランチのお取り置きをお願いしたのだけど、訪問時に別のピッツァを食べたいなぁとメニューを見ていたら突然に思ったわけ。で店員さんにお願いしたらそれはできないとの事で仕方なくランチを注文することになった。
まぁ客の突然のワガママだけど、より高い値段のピッツァを食べたいという客の願望に答えられないというのはチト気になりましたね。この点はLOVEでなかったデス。

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'12/06/20 ('12/06 訪問)
【再訪9★】LOVEこそすべて
昼★★★★☆ 4.5(料理・味 4.5 | サービス 4.5 | 雰囲気 4.0 | CP 4.5 )
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久しぶりの仙台だけどどこに行きたいかと考えるとココは常に第一候補なのだ。
先日の土曜日も昼に予約しての訪問。珍しくも母を連れて3人での訪問となった。
注文はランチセット×2でマルゲリータDOCと塩味ピッツァ、単品でクアトロ・フォルマッジ
そして最期にはもちろんデザートピッツァね!

【マルゲリータ D.O.C…1,400円】★
【きのことイタリア産グリーンピースとハムの塩味のピッツァ…1,000円】★
【粒あんとマスカルポーネ1/2アイスのせ…1,000円】★

・これらは過去に食べているから詳細は割愛…とにかく相変わらず美味しい!

【ピッツァ クアトロ・フォルマッジ…1,600円】★
・これ初めて注文しました。
「4種のチーズが生地の上で複雑に混ざり合った濃厚クリーミーなピッツァ」との事
・これ美味いです!こういうチーズがたっぷり濃厚&コクのあるピッツァは大好き!
・もしランチセットでこれが選べるならマルゲリータDOCではなくてコレです。
・東京のどこかでもクアトロ系を食べたけどチーズがクドすぎと思ったがコレはホントいくらでも飽きることバクバク食べられます。

もうすぐ80歳の母親が「おいしい」と言いながら私達と同じ量のピッツァを食べたから驚きました。
おまけにデザートピッツァもペロリと食べましたからね。
この店では良い感じのおじいちゃん、おばあちゃんのご夫婦がカウンターで仲良くピッツァを食べている姿をよく見かけます。
ご老人てこういうこってりチーズ系とかピッツァとかあまり食べないような先入観があったのですがどうやら間違いのようです。
みんな美味しいピッツァは大好きなんですね。

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'11/10/17 ('11/10 訪問)
【再訪8★】LOVEこそすべて
昼★★★★☆ 4.5(料理・味 4.5 | サービス 4.5 | 雰囲気 4.0 | CP 4.5 )
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半年ぶりの訪問である。
それにしても予約がないと休日などはまず食べられない店になっているようです。
当然お店に行ってみると満席で大繁盛である。
しかも予約なしで来られる方も多いみたいで、遅い時間に順番に呼び出してもらうか、諦めて帰るしかないようです。

今回の注文はランチセット(1,000円)とデザートピッツァ(1,000円)です。

【ピッツァマルゲリータ】★
・今回は限定のD.O.Cが売り切れでした。
・店員の女の子がダッシュで運んでくるピッツァ!もちろん熱々なのだ。
・そして美味しいのだね〜
・もちもちの生地はやっぱり此処のが抜群に美味しいと思う。
・D.O.Cでないけどチーズも美味い!

【きのこ豆・モルタデッラハムの塩味ピッツァ】★
・この塩味のピッツァも笑っちゃうほど美味い!
・自分はマルゲリータと食べ比べるとこっちが好き。

【粒あんとマスカルポーネ?アイスのせ】
・どこにもないデザートピッツァは最高&至福&LOVEなのである。
世の中にデザートやスイーツなど数々あれど自分としてはこれが最高峰である。
・満腹で食べられないと思っていてもペロリと食べちゃうのだからね!Great!

最近結構頻繁にピッツァを食べている。東京のお店、仙台のお店、真のナポリピッツァ協会認定店も含まれている。その中ではピカイチのピッツァである。
そしてピッツァだけではない。店員のサービスなどは見ているだけど微笑ましくなるようなピカイチのサービスなのである。
これこそLOVE!
意味のない称号など関係ない。
LOVEこそすべてなのである。

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'11/04/05 ('11/04 訪問)
【再訪7★】震災後の笑顔のために!
昼★★★★☆ 4.5(料理・味 4.5 | サービス 4.5 | 雰囲気 4.0 | CP 4.5 )
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あの大震災から数週間が経過していますが我が家にはまだガスが復旧しておらず風呂に入れない日々が続いています。電気ポットでお湯を沸かしバケツにため、蛇口から出る水とお湯を洗面器で調合しながら髪と体を洗うだけです。
そしてやってくるたまの休日には美味しい物を食べたいですね。
デルソルさんも震災後のかなり早い段階でオープンし持ち帰りピッツァを販売してたようです。さすが薪窯のピッツァ屋さん!ですね。
お店に行ってみるといつもと変わらずの繁盛ぶりでした。

ランチセットは、
「特別!本日の限定ランチセット」としてなんと900円でした!
いつものランチセットより内容変わらないのに100円安いですね!素晴らしい!
サービス評価を加点しちゃおう。
【ターメリックコンソメスープ】◎
【サラダ】
【ピッツァ マルゲリータ D.O.C…+400円】★
【きのことルッコラとモルタデッラハムの塩味ピッツァ】★

そしてデザートピッツァも苺系と粒あん系と林檎系の三種類がちゃんとあって感激!
【粒あんのピッツァ アイスのせ…1000円】★

相変わらず美味しかったです。スープも絶妙な淡い感じの味付けが良かった。
特にいつもより余計にマルゲリータのチーズの美味しさが際立っていた。
マルゲリータも塩味ピッツァもいつもより塩味が効いているように感じた。震災後の食生活などの影響もあるのかな?でもこれはこれで美味しくいただけました。
ホントこの熱々もちもちのピッツァは食べると笑顔になります。
そしてさらに笑っちゃうのがデザートピッツァを食べている時ね!至福の味です。

この日は二人とも満腹で苦しかったです。日々の節制生活で胃袋も縮小しているのかな?
苦しいけど満足感のあるランチタイムでした。ごちそうさま。

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'10/12/05 ('10/11 訪問)
【再訪6★】粒あんとマスカルポーネチーズ★
★★★★☆ 4.5(料理・味 4.5 | サービス 4.0 | 雰囲気 4.0 | CP 4.5 )
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さて今日のランチはどうする~?
そうするとまず候補にあがるのが『デルソル』なんです。
デザートピッツァだけなら毎週にでも食べに行きたいのですけどね・・・
そうも行かないでしょうから、この日も予約しての訪問です。
もう予約しないとかなり厳しい感じですよ。この店。

注文はいつもの。ランチセット二つで一つがマルゲリータD.O.Cでもう一つが塩味ピッツァで。そして忘れちゃいけないデザートピッツァね。
この日は「粒あんとマスカルポーネチーズ」にしました。

ランチセットのサラダやスープもなかなかに美味しいです。
続いてメインのマルゲリータや塩味ピッツァも相変わらず最高に美味しいです。
【ピッツァ マルゲリータ D.O.C】★
【キノコと豆とモルタデッラハムの塩味ピッツァ】★
これらのレビューはもう前回の書き込みを見てくださいね。

さてこの日のお初はデザートピッツァ
【粒あんとマスカルポーネチーズ1/2サイズ アイスのせ…1,000円】★
・またしても感動のデザートピッツァ!
・なんて美味しいんだろう!
・口に入れるたびに妻と目を合わせてにやけてしまう
・粒あんとくるみが入っていてマスカルポーネが絶妙にコラボする。
・そしてもっちりした熱々のピザ生地と融合して至福の食感と見事な味わい
・さらに冷たいアイスクリームにトドメを打たれて自分は悶絶しまうのです。美味い!

和菓子系が嫌いな自分は粒あんのピッツァなんて拒否ですよ。これまではね。
この日は秋も深まったのでそういうのを試してもよいかなと思って注文したのだけど、まさかまさかの粒あんとピッツァの融合は想像を超越した美味しさでした!
ピッツァにアンコなんていったい誰が美味しいと思うの?誰が考えたの?
まぁ、あんパンを生み出したこの日本ですから、これもあって然るべきなんでしょうね!

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'10/09/18 ('10/08 訪問)
【再訪5★】トロピカルピザ!
★★★★☆ 4.5(料理・味 4.5 | サービス 4.0 | 雰囲気 4.0 | CP 4.5 )
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3月以来5ヶ月ぶりに行ってみた。
入口にはおもむろに「注意 店内は暑いです!」の貼り紙(笑)
でもそれほど暑くてたまらん!の状態ではなかったですよ。

今回もいつもの休日用ランチセットをマルゲリータD.O.Cと塩味で。
さらに今回のドルチェピッツァは夏らしくトロピカーナだって!

【PIZZA LUNCH SET…1,000円】土・日・祝日のピッツァランチセット
3種類のピッツァから選択し、他に「季節のサラダ」と「本日のスープ」がつきます。
最初にサラダとスープが供される。
見た目はいつもと同じサラダとスープだったけどなんだか味がワンランク上がった気がする。
サラダのドレッシングの美味しさやスープもとろみがついたような味わいがついて、
徐々に進化して来ているようだ。

【ピッツァ マルゲリータ D.O.C (+400円)】★
・うん!相変わらず美味しい生地にチーズに満足

【夏野菜とルッコラの塩味ピッツァ】★
・うん!やっぱり美味いわ!マルゲリータも美味いが自分はココの塩味が大好き!

【ピッツァトロピカーナ(マンゴー、バナナ、パイン)アイスのせ…1,000円】★
・わぉ!トロピカルだぁ!マンゴーもバナナもパインも最高だね!
・熱々の生地のモッチリ感と甘味とフルーツの爽やかな美味しさにアイスのコクが
 オーバードライブだぜぃ!

店員さんもみんなイイ感じです!動きも良いし、気配りと笑顔のある接客も素敵だよ!

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'10/03/31 ('10/03 訪問)
【再訪4★】林檎とハチミツ!
★★★★☆ 4.5 ( 料理・味 4.5 | サービス 3.5 | 雰囲気 4.0 | CP 4.5 )
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前回訪問から5ヶ月が経ちました。
妻に「今日はどこ行く?」と聞くと必ず「デルソル」と返ってきます。
いつの間にかお店の名前も変わっているようです。
LOVE&PIZZA PIZZERIA del SOLE』がお店の名刺に掲載してある名称です。
店内に入ると…あれ?何か雰囲気が前と違う。とても明るくて良い感じなのです。
それもそのはず可愛い女性店員がお出迎え!
テーブル上の小瓶には小さな生花が!
そしてペーパータオルだったのが熱々のおしぼりタオルが出てきました。これは嬉しいですね。
ピッツァを食べるときにペーパータオルではすぐに汚れてしまうからね!
【サービス&雰囲気 上方修正+0.5★】

【PIZZA LUNCH SET…1,000円】土・日・祝日のピッツァランチセット
3種類のピッツァから選択し、他に「季節のサラダ」と「本日のスープ」がつきます。
最初にサラダとスープが供されますがこれは相変わらず普通です。

【ピッツァ マルゲリータ D.O.C (+400円)】★
「イタリア・カンパーニャ州にあるポンテコルボ社製の水牛のモッツァレラチーズを使用します。完全無添加の伝統的な昔ながらの手作業で、週2回新鮮な状態で空輸されます。」by menu
・うん!やっぱり美味いわ〜チーズのダイレクトな甘味と旨味、そしてモッチリした生地です。

【きのこ、ひよこ豆、モルタデッラの塩味ピッツァ】★
・うん!やっぱり美味いわ〜ココのピッツァは塩味が美味いんだよね

追加で必ず注文するドルチェピッツァは数種類あって悩みましたが次を注文
【ハチミツとゴルゴンゾーラと林檎のドルチェピッツァ…1,000円】★
「店主が最近旨い!と思っている。ピスタチオがアクセント!」 by menu
・このドルチェピッツァはアイス載せにはならないようです。
 なんでも載せない方が美味しいからというのが理由らしいです。
・たっぷりのゴルゴンゾーラに小片の林檎、それとピスタチオも載っています
・別添のハチミツをたっぷりとかけて〜一口いただくと・・・
・うわ〜何たる美味さ!ゴルゴンゾーラの濃厚なコクと旨味に林檎のシャキシャキ感に
 ハチミツと林檎の甘さ、そしてピスタチオの塩味のアクセントがとんでもない美味しさに!
・久々に感激&感動を覚える食べ物を頂きました!

行く度に新たな発見と感激があるお店だと思います。
ドルチェピッツァにも感激しましたがサービス&雰囲気も格段に良くなりました。
春先だけの期間限定でなければいいな・・・

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'09/10/22 ('09/10 訪問)
【再訪3★↑】やっぱ最高でしょ!上方修正
★★★★☆ 4.5 ( 料理・味 4.5 | サービス 3.0 | 雰囲気 3.5 | CP 4.0 )
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先週山形で食した真のナポリピッツァが自分の味覚に合わなかったので
自分の舌と味覚を再確認するために再訪してみた。

お店に行くと「本日のPIZZAランチ」がありました!
限定7枚のD.O.Cも注文できた、ラッキー!
二人で注文したのは、
【土・日・祝のランチセット・・・1,000円】
 ・ピッツァマルゲリータ D.O.C +400円
 ・旬のサラダ
 ・季節のスープ付
【土・日・祝のランチセット・・・1,000円】
 ・大和町舞茸、ひよこ豆、パンチェッタの塩味ピッツァ
 ・旬のサラダ
 ・季節のスープ付
【りんごとマスカルポーネチーズのピッツァにアイスのせ・・・1,000円】
【エスプレッソ・・・380円】
【マキアート・・・380円】
 
このなかからピックアップして紹介すると

【ピッツァマルゲリータ D.O.C】◎
 やはりこれ美味いわぁ♪
 D.O.Cとトマトのそれぞれの味わいとバランスが良い。
 何より生地が美味しい。額縁のもっちり感や生地を噛み締めるほどに感じる旨みは
 群を抜いていると思う。

【大和町舞茸、ひよこ豆、パンチェッタの塩味ピッツァ】★
 実はこちらの店のお気に入りは塩味ピッツァである。
 前回も思ったのだがマルゲリータと塩味ピッツァを食べ比べると自分は塩味の圧勝であるし
 妻も同意見だ。
 今日のピッツァも舞茸、ひよこ豆、そして本当に小片のパンチェッタだが、それぞれの
 食材の旨みを感じることが出来て調和がとれているのが堪らない。

【りんごとマスカルポーネチーズのピッツァにアイスのせ・・・1,000円】★
 これがねぇ・・・美味いのなんのって♪
 画像を見て下さいって感じです(笑)
 熱々ピッツァにアイスが載っております。りんごはアップルパイ状態です。
 このアップルパイとピッツァが融合した美味しさがアイスで加速されてオーバードライブ!
 もう1枚注文しようかという衝動を抑えるのに苦労しました。
 妻の感激度もmax☆

尚、サラダ、スープは至って普通です。ランチセットですから・・・。
あと「エスプレッソ」などのドリンク系も特筆するものではございません。

しかし今回の訪問で「ピッツァ」と「デザートピッツァ」に関しては生涯最高であることを
確信しました。料理・味および総合評価を4.5★に上方修正します。

あっ!でも生涯最高なんて表現しましたが・・・
実は自分はピッツァ専門店では他にピッツェリアデナプレイスキアぐらいでしか
食していない味音痴でございますので(笑)・・・悪しからず。
もっと全国のピッツァ専門店を食べ歩いてみたいと思う今日この頃です。

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'09/05/20 ('09/05 訪問)
【再訪2◎】デザートピッツァにもはまる!!
★★★★ 4.0 ( 料理・味 4.0 | サービス 3.0 | 雰囲気 3.5 | CP 4.0 | 酒・ドリンク - )
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前回訪問ではその美味しさに驚いたピッツァ屋さんを再訪。
現在仙台地区で本格的な「ピッツァ」を食べたいとなるとピッツェリアデナプレと双璧をなすお店と個人的には感じている。順番からすると本当はナプレに行くべきでしょうが富谷まで来ちゃいました。(街中はハーフマラソンとか開催しているので回避したんですけど)

お店には予約無しで着席することができましたが予約席の表示も数卓あって、後からのお客さんは皆さん予約して来店しているようです。次回は私達も予約する必要がありそうです。

この日の注文は、ランチセットがまだあった!ので
 薪窯焼きPIZZAランチセット 和風ミネストローネスープ、サラダ付・・・1,000円×2
  PIZZAは3種類から選択できますが以下を選択
   ◎マルゲリータ D.O.C. +400円
   ◎新ジャガ、きのこ、挽肉の塩味ピッツァ
 デザートには
  ◎いちごのデザートピッツァ・・・850円
  ♪自家製ティラミス・・・300円
 この日はコーヒーは注文しませんでした(^^;)

ランチセットのサラダとミネストローネスープは普通には美味しいといったところ。
さて久々にご対面の「マルゲリータ」は小ぶりでミミの厚みが印象的だがこのミミが美味いんだよね・・・モチモチ感を楽しみながらペロリと食べられます。そしてD.O.Cは週2回空輸される新鮮な水牛のモッツァレラチーズを使用しているとの事で、とろとろのチーズの濃厚な味が際立つピッツァです。

「塩味ピッツァ」・・・やっぱ好きだわ~!塩味系。スパイシーな味わいがいいんです。
これで1,000円ですからね!休日ランチにこれはお得ですよ。

デザートに注文した「いちごのデザートピッツァ」ですが値段は高めですが頼んで正解。
1/2サイズの熱いピッツァに苺とクリームの一体感がお見事・・・美味いです。失敗したのは「アイスのせ」1,000円にしなかった事だ。ピッツァにアイスを乗せることの想像ができなかった為なんですけど・・・絶対美味しいハズだぁ・・・

この日は「つぶあんとマルカルピーネチーズのドルチェピッツァ」もあったのです。
くるみの香ばしさとほうじ茶の香り・・・新感覚!!黒みつをかけたアイスのせがオススメ!
だって・・・食べておけば良かったかぁ・・・残念(>_<)

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2009/1のレビュー(ポテンシャルの高いピッツァ店が富谷町に出現)★★★★
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このレビューは日記に移動しました
http://u.tabelog.com/00044340/diarydtl/26551/

  • 【ピッツァマルゲリータ D.O.C】★2016/2
  • 【きのことひよこ豆とルッコラのビアンコ】★2016/2
  • 【苺のピッツァ・アイスのせ】◎2016/2

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9位

とんかつ かつせい (五橋、あおば通、愛宕橋 / とんかつ、かつ丼)

2回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 3.9

    • [ 料理・味 3.8
    • | サービス 3.2
    • | 雰囲気 3.4
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999

2020/08訪問 2020/10/14

【再訪7★】5年を経ての特ロースかつ

 お盆の頃、なんと前回訪問から5年ぶりの再訪。昨今のコロナ禍などの情勢もあるから早めに再訪してあの特ロースかつを食べたいと考えていた。11時30頃に到着すると店前には9人が並んでいた。『かつせい』で並ぶのは初めてで暑いしどうしようかと思ったけどやっぱりどうしても今日食べておきたいので並ぶことにした。約30分ほど並び小上がり卓に相席で着席。昔から変わらない雰囲気です。

【特ロースかつ+ご飯+なめこ汁…1,700円】♫
・変わらないビジュアルの特ロースかつ&ご飯&なめこ汁です。
・特ロースかつを何をつけずにそのまま食べてみます。柔らかめの衣にロースの旨味に脂感がほんのりと味わえて美味しいロースかつです。ただもう少しカラッとした揚げ具合の衣でロース肉からすぐ剥がれないようになってほしいと思った。
・その後ソースをつけてみましたがソースの酸味が強くてとんかつの旨味が味わえないので、その後は塩や辛子の味で楽しみましたがやっぱり何もつけずに味わうのが自分は好きです。

 都内で好きなとんかつ屋さんがあるのでそれと比べると少々物足りないのですが仙台市で食べるとんかつならダントツで『かつせい』だと思っています。
 二年ぶりにランチタイムに訪問。前回も二年ぶりと書いてあるからそういうペースでの定期訪問ということになるのか…お店の看板の「か」の字の点、つまり最後の一画が消えていたのが随分前から気になっていたのだけど、ついに整備されたようだ。
 GWの平日のお昼前だったのですぐにカウンターに着席できたが、昼過ぎからは続々と近隣のサラリーマンや観光客などで満席となった。
 注文はもちろん特ロースにご飯・なめこ汁である。

【特ロースかつ…1,100円】◎
【ご飯…180円】
【なめこ汁…180円】

・二年ぶりの特ロースかつとのご対面。変わらないかつせいのビジュアルである。
・おぉ!前回なかったポテサラがついているではないですか!
・しっとりめで柔らかい衣は変わらず美味しいが、今回はいまひとつ豚肉の旨味が口の中に広がらないように思えた。
・以前は口の中に脂身の旨味が広がってくるのだが…それがあまりなくて脂身がだいぶ少ないようだったし豚肉自体もジューシーさが足りないような感じだった。
・だから以前はソースも辛子も塩も必要なくて素のとんかつだけでも美味しくいただけたのだが…今回はそれらを全部試したが何が美味しいというわけではなかった。

 うーむ…前回訪問では評価ダウンを記述したけど、あれから2年経過し再訪したが今回もさらに評価ダウンとせざるを得ない。震災前と豚肉が違うのか自分自身が東京は蒲田のとんかつに慣れたのかはわからない…
 ただし、総合的には美味しいし満足できる特ロースかつである。値段は少々高くなりましたが特ロースのCPは抜群である。仙台駅周辺でいただけるとんかつを考えればまた再訪して食べたいと思う特ロースかつであることに変わりはない。

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'13/05/12 ('13/05 訪問)4.00
【再訪5★】二年を経ての特ロースかつ
昼★★★★☆ 4.3(料理・味 4.5 | サービス 3.0 | 雰囲気 3.5 | CP 5.0 )
夜★★★★☆ 4.5(料理・味 5.0 | サービス 3.0 | 雰囲気 3.5 | CP 5.0 )
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自分がこれまで食べたとんかつでは一番と思っている『かつせい』であるが、2年5ヶ月ぶりにランチで伺ってみた。
GW合間の平日のお昼前だったのですぐにカウンターに着席できた。しかしお昼過ぎると続々と近隣のサラリーマンや観光客も来店し満席の状態だ。
お店は大将と女性二名の陣営だ。大将は元気そうで以前にも増して大きな声が聞こえたのが嬉しかった。
注文はもちろん特ロースにご飯・なめこ汁である。

【特ロースかつ…1,050円】◎
【ご飯…160円】
【なめこ汁…160円】

・あれ?ポテトサラダがないのかよ…以前はあったよね…
・二年半ぶりの特ロースかつを食べる
・サクッと柔らかい衣と肉の厚みは変わらないね!だが妙に衣が剥がれやすかった。
・口に含むと肉の厚みを感じ若干の塩気を感じる。
・肉の旨味がぶわっと口に入ってきてコレコレ、コレだよ〜という感じた。
・ただこの後には衣と一体化した旨味というか甘味が来るのだが感じられず…
・それと肉質もすこし固くてジューシーさもあまり感じられなかった。
・端っこの部位で脂身を食べてみる…うん!このトロケル脂身コレです!美味しい。
ご飯はもう少しつやつやで熱々のご飯が欲しいところ。
なめこ汁はまぁまぁ満足できるようになっていますね。

なんか大将の作業場所や手順が以前と違うように思えたのだけど気のせいだろうか。
そして正直、今日の特ロースかつはいまひとつだと思った。
もし自分が今日、初訪問だったら3.5〜3.7★の評価にしてしまうだろう。
一体この二年半の時間の中で何が変わったのか?
・東日本大震災があった。厨房・調理機材や食材などにも変化があったのかもしれない。
・自分が東京に行った事でしばらくかつせいに伺えなかったこと。
・東京で多くのとんかつの名店で食べてしまっていること。
自分の舌は肥えたし震災の影響も相当あるのかもしれないが、自分はあの頃の特ロースかつの旨味と食べた時の感激は充分に記憶している。現在でもこの値段であれ以上のとんかつには巡りあえていないのである。

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'10/12/26 ('10/12 訪問)
【再訪4★】かつせいの夜
昼★★★★☆ 4.5(料理・味 5.0 | サービス 3.0 | 雰囲気 3.5 | CP 5.0 )
夜★★★★☆ 4.5(料理・味 5.0 | サービス 3.0 | 雰囲気 3.5 | CP 5.0 )
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一度夜のかつせいに行ってみたいと考えていてとある平日の夜に伺ってみました。
19:00過ぎにお店に入ると卓には先客がいましたので誰もいないカウンター席に座りました。4席あるカウンター席もしまいには後から二人来ましたので夜も繁盛しています。
昼は初老の店主とおばさん二人で切り盛りしている光景だったのですが、夜はおばさん二人の代わりに若いお姉さんと二人のようでした。

【ビール(中)…500円】
【特ロースかつ…1,050円】★
【ご飯…160円】
【なめこ汁…160円】


まずは早速ビールを注文しました。
つまみには「オニオンスライス…210円」でも注文しようかとメニューを見ていたら「サッポロビール」が瓶で登場です。小鉢で「茎わかめ」も供されましたのが大変嬉しかった。
結局この茎わかめとビールでとんかつを食べる前の景気付けとしました。
しばらくして登場した特ロースかつとは約一年ぶりの対面だ。変わらぬビジュアル!
何も付けずに口に放り込む。衣と油と肉と脂身の旨味が口の中に広がり、さらにとろけゆく脂身の旨味によって高揚感が増幅する相変わらずのハーモニー!
そしてやっぱりビールとこのとんかつはマッチするよね〜最高
この日はこのとんかつにソースや塩をかける気にはならず、たまにカラシに付ける程度でほとんどをそのまま口に放り込んでその美味しさを存分に味わいました。
尚、ご飯はそれほどとは思いましたが、なめこ汁は回を重ねるたびに美味しくなっている気がしています。

さて夜のかつせい、というよりは特ロースかつとビールの相性もバッチリで満足でした。
なにやらテイクアウトを注文している方もいました。
今度は家に持ち帰ってゆっくりとテレビでもみながら堪能してみようかな。

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【再訪3★】特ロースかつは一番なり
'10/01/13 ('10/01 訪問)
★★★★☆ 4.5 ( 料理・味 5.0 | サービス 3.0 | 雰囲気 3.5 | CP 5.0 )
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久しぶりのかつせいでの休日ランチである。
一年半近く…つまり2009年には一度も食べに来られなかった訳だ。
4.5★の超お気に入り店でありながら来られなかったのは、実は妻の「特ロース」との
相性疑惑があったからだ。過去2回の訪問でお店では美味しく食べるのは良いのだが、
その後しばらくすると胃もたれがして具合が悪くなっていたのだ。
それはロース肉の脂分との相性ではないかと考えていたからだ。
この日は自分がどうしても行きたくなったのだが、躊躇する妻に「ヒレかつ」なら大丈夫
なのでは?と説き伏せての訪問。

久しぶりに店内に入ると何も変わっていないようですね。なんだかホッとします。
お店は3人体制で食べ終わった食器が積まれたままという事もなく常に満席状態の
お客さんを上手に捌けるようになっているようです。

注文は予定通り、
【特ロースかつ…1,050円】★【ご飯…160円】【なめこ汁…160円】
【ヒレかつ定食…1,050円】◎

「特ロースかつ」は相も変わらず至福の美味さを与えてくれる!
この衣が好きである。他店ではサクサクで固い衣とかベッチョリした衣とかがあるが
こちらのはサクサクながら柔らかい衣だと言う事(表現が変だが…)
豚肉は厚みと柔らかさとジューシーさと脂身の旨味が高次元に味わえる。
今回はソースも塩もつけずにそのままの状態で口に放り込みましたが、この食べ方が一番
美味しいような気がします。甘味を感じる肉と衣とご飯でガンガン食べられます。

やっと3回目で「とんかつ」だけでなくその他の付け合わせにも目が向くようになりました。
「キャベツ」が異様に美味しい事に気づきました。もちろん機械でカットしたようで繊細で
フワフワなのですが、その瑞々しさとそこに滲み出る甘さがあることが分かりました。

つまり「とんかつ」にも「キャベツ」にもソースや塩をかけずに供されるそのままの状態で
食べるのが一番美味しい事に気づいてしまいました。
あっ!でも自分は普段からドレッシングをあまりかけないし、寿司も醤油に絶対につけない
人間なので…皆様にはご推奨しません。

それとですねぇ、「なめこ汁」が美味しかったんですよ!
毎回美味しくなっている気がします。
いや、味が濃くなって味噌汁らしくなり普通に美味しいレベルになったということです。
妻も同様の感想だったので間違いなく変化しているようです。

「ヒレかつ」は一切れ食べましたが、これはごく普通の「ヒレかつ」にしか感じませんでした。
不思議なものです。

総合評価としては5★をつけたい気持ちです。
昨年は東京のランキング上位2店を訪問しましたが満足できるものではありませんでした。
そして現在の食べログの全国トップは郡山の仁亭なんですね(驚)
こちらは自分も4.5★評価していますが味だけならかつせいです!
今回は、料理・味5.0★とCPを5.0★評価にしておきます。
総合評価はもう少し全国のとんかつ店を経験してみてからにしたいと思います。

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★10ケ月ぶりの再訪(大満足!感謝!特ロースかつ)
'08/08/24 ('08/08 訪問)
★★★★☆ 4.5 ( 料理・味 4.5 | サービス 3.0 | 雰囲気 3.5 | CP - )
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前回の訪問以来「とんかつ」なるものを口にしたことがない。それほど他店を圧倒するほどの感動・感激の「とんかつ」であった訳でいつ再訪しようかと思いながら延び延びになっていたがこの週末に実現。
土曜のお昼前、近くの駐車場がことごとく満車で心配したが店内は先客1名に私達の後には1組で意外に空いている・・・みんな五輪野球でも家で見ているのか?

注文したのはもちろん、特ロースかつ(1,050円)+ご飯(160円)+なめこ汁(160円)
あぁ!やっぱりこの特ロースかつ・・・肉・脂身・衣のハーモーニーは健在!最高です。
この日は塩やソースはほとんど使用せずにそのまま食べた。それでも美味しいのである!
そして期待せずの「なめこ汁」・・・その先入観があったためか味噌の量が変わったのか少し印象が良くなった。

前回ほどの感激の要素は薄れるものですが、変わらない雰囲気・変わらない調理・味で満足でした。
そういえばお店には3人(大将と女性2人)になっていました。
皆様のレビューを拝見する度にこの「特ロースかつ」をすぐに食べられることは幸せなんだと思います。

★2007/10のレポート★★★★☆
五橋にあるこのお店はありきたりな町のとんかつ屋さんで普通ではとても入店することがありません。
食べログを閲覧始めた頃からとてもとても気になっていたお店です。
本当にこの仙台に全国ランキングするほどのとんかつを出す店があるのか?と・・・
さらに五橋ゆえに妙な億劫さもあってなかなか行く事ができませんでしたがこの週末にやっと行く事ができました。車は近くのコインパーキングに止めました。
感想・・・先輩レビュアーに感謝!とても美味しいとんかつを食べる事ができました。もっと早く行けばよかった。

小さなお店は年季を感じます。年配のご夫婦と思しき2人で切り盛りしています。土曜の13時前でしたがサラリーマン、赤ちゃんを連れた夫婦、常連のおじさん風や上品そうな老夫婦と多用な客層でした。運よく空いていたカウンターに着席でき、特ロースかつ+ご飯+なめこ汁を注文。

カウンターでは店主の料理がすべて見渡せます。
肉を取り出し分厚く切っているところが見えます。そしてとにかく忙しそうです。
特ロースかつは肉厚もあって結構な時間揚げているようです。揚げたかつは油にさらした包丁で切るのですが、その時にジュワと小気味良い音がします。
そして一口サイズに切られた特ロースかつが登場!
柔らかい衣に包まれた肉厚のかつを口に入れると笑顔になります。柔らかい食感そして口の中で衣と肉・脂身が一体となって溶けていくハーモニー・・・最高でした。

ご飯ですが気がつくとその存在を忘れてほとんど食べていました。この主張しない米こそササニシキですね。最近コシヒカリやヒトメボレに食べ慣れてしまうとあっさり・パラパラで物足りなさを感じやすいのですが、このとんかつを上手に引き立てるご飯として美味しく・最適だと思いました。ただ、なめこ汁は・・・チョットね。

それにしても出前もするんですね。お客さんも次から次へと来るし・・・店主が料理にお勘定に走り回ってました。子上がりの卓では先客の食べ終わった食器が山積みのまま新しいお客さんが食べてるし・・・。
でも何かいいんですよ。ほのぼのとした気分になってまた絶対食べに来ると誓ってお店を後にしました。

  • 特ロースかつ♫2020/8
  • 【特ロースかつ+ご飯+なめこ汁…1,700円】♫2020/8
  • ご飯となめこ汁♫2020/8

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10位

麺組 (岩沼 / ラーメン)

1回

  • 昼の点数: 4.6

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2012/11訪問 2012/12/04

【再訪8★】麺組詣で

今年もついに味噌ラーメンが恋しくなる季節となりました。
仙台に戻れば食べたくなるのが『麺組』の味噌ラーメンなのです。
別に一年に一回この季節と決めたわけではないけど、不思議とここ数年は秋になると来店しているから麺組詣でと言っても過言ではない。

それにしても驚くほどの大行列店になってしまいました。
休日のその日は開店前にして30人以上は並んでいただろうか。
そんな行列に並んだり一年に一回の詣でとなるとついついいろいろ余計なものまで注文してしまうのが悪い癖な自分。
この日はまだ注文した事のない「全トッピング」を注文しようとは行く前から予定していたが、「11月17日から新しく始めたというデザート」まで欲張って注文してしまったのである。この他にはもちろん「チャーシュー丼」も注文(食券購入)したのである。
折角来店したのだからね!

【味噌ラーメン…780円】★
【全トッピング…450円】

・スープを口に含むと忘れかけていた感激がぎゅうっと戻ってくるのである。
・美味い!まるで身体がこのスープを求めていたかのように染みていきます。
・飲みくちは甘さを感じるが次に味噌の旨味の後はピリ辛の後味が残る。素晴らしい。
・麺の加減も相変わらず美味しい。
・野菜のシャキシャキ感も極上である。
・この麺・野菜・味噌スープの織りなす一体感の旨味は完璧だと感じる。
・初めて注文した「全トッピング」には卵&メンマ&2種類のチャーシューが乗る。
・煮玉子は極上とは言えないが美味しいと思う。
・でもトッピングされたチャーシューは普通だな〜…冷たさも感じたし…
・そしてスープの中も肉だらけになるので折角の極上味噌ラーメンが損なわれた感覚だ。

【チャーシュー丼…300円】♫
・全トッピングでチャーシューがたくさんあったので、さらにチャーシュー丼を注文するというのはちょっと暴挙だったか…
・美味しいチャーシュー丼だけど、味噌ラーメンで肉を食べてからチャーシュー丼のチャーシューを食べ、また味噌ラーメンに戻るという繰り返しは結構飽きます。
・もちろん美味しいチャーシュー丼です。
・妻にも無理してもらって完食デス。

【手作り抹茶ぷりん…200円】
・味噌ラーメン全トッピングとチャーシュー丼で食べ過ぎた自分。
・抹茶味プリンは味の濃さが味噌ラーメンに全然負けているのでちょっと物足りなさを感じる。
・でもコレ以上濃い味だったり甘い味が出て来ても困るし…難しいねデザートは…
・まぁ好きな方はどうぞ〜って感じ。

正直、今回の全トッピングとデザートの注文は失敗だったかな。
次回はやはり『味噌ラーメン』と『チャーシュー丼』が私たちには丁度良いようです。

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'11/10/15 ('11/10 訪問)
【再訪7★】「味噌らーめん」の完成形
昼★★★★☆ 4.5(料理・味 5.0 | サービス 4.5 | 雰囲気 4.0 | CP 4.0 )
======================================
前回の訪問は昨年末の事だ。だからあの震災後初の訪問になる。
久しぶりにお店に行ってみたら隣のカラオケ店は解体中らしい。
このカラオケ店の看板を目印にしていたのでなくなると結構困るな〜。

注文は浮気すること無く二人とも味噌ラーメンである。

【味噌らーめん(辛味付)…780円】★
【味付き煮玉子…100円】◎

・今回は煮玉子をトッピングしてみた。
・登場した時からそのうっとりするような味噌の香りで涎が出るパブロフな自分。
・スープ・麺・もやしなど、その食感と旨味は変わっていないね!美味しい!
・ただ若干スープの辛味が増したような気もする。(前回も同じ事書いてあるし…)
煮玉子は再訪3以来のトッピングで当時は普通な印象だったから暫く注文しなかった。
・煮玉子を割ってみると鮮やかな色を呈しており美味しそうである。
・実際に食べてみっても旨味が染み込んでいてだいぶ美味しくなっていた!
・これなら今後は毎回トッピングすることにしよう。

【チャーシュー丼…300円】◎
・チューシュー丼も美味しかった。
・自分としては前回感じたポイントを一切感じなかったのがGood!

前回訪問でこの味噌ラーメンの美味しさを評して料理・味の評価を5.0★にしたのだけど今回も変える必要はないね。
この味を超える味噌ラーメンには出会えていないし一つの完成形なんだと思う。
2011年は結局今回の訪問だけかなぁ。
来年も変わらぬ美味しいラーメンを食べさせて欲しい。

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'11/01/03 ('10/12 訪問)
【再訪6★】追従をゆるさぬ「味噌らーめん」
昼★★★★☆ 4.5(料理・味 5.0 | サービス 4.5 | 雰囲気 4.0 | CP 4.0 )
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年末のラーメン食べ納めに『麺組』に行ってきました。
この日はさすがに年末…家の中でもやることたくさんで出発が遅れたぁ〜
お店に到着すると店舗正面の駐車場は満車。でも店外に行列はなかった。
裏側に廻ると丁度一台分のスペースが空いていてスムーズに駐車できた。
店内に入ると当然ながらウェイティングにもお客さんがいっぱい。
食券を購入すると店員さんがやって来て食券を渡すと「車でもお待ちいただけます」と。
おぉ〜!いつからそんなサービスをするようになったの?
嬉しいですね!車に戻りしばし待つことにしました。
しばらくすると店員さんが車まで呼びに来てくれて、お店に行くともう既に私たちが座る座卓にはお水がセッティングされていたのです。
これはグッドですねぇ。サービス評価を上方修正しましょう。

この日の注文はもう他の種類は気にならなくなりました。そうふたりとも味噌ラーメンを注文です。

【味噌らーめん(辛味つき)…780円】★
・味噌スープの色が少し以前と違うような…鮮やかさがなくなったような印象
・もやしなどの盛りも少なくなったか?山のようにこんもりと盛らなくなったからか?
・でもスープは相変わらず美味しく、まろやかさを感じた後にピリっと来る辛味は健在!
・以前よりは辛味が強くなった気はするが自分には問題なし
・麺の旨味と硬さ・食感・スープとの絡み具合や一体感などが完璧だ
・いずれにしても他店の追従をまだまだ許さぬ完璧なスープである。
・野菜はもやしなどのシャキシャキ感や旨味は変わらないのだけど量が少ないような?
・前回は炙りチャーシューのようなゴロッとした肉塊が入っていたのだけど、今回はぷっくりとした牛タンのようなチャーシューだった。柔らかくて美味しかったけど。

【チャーシュー丼…300円】◎
・チャーシューを頬張ったときの至福感は健在。
・この日のご飯は柔らかすぎ。尚、前回は固すぎとのレビューが残っている…
・タレも底部に沈み過ぎ。
・ご飯はもう少し固くてタレが底で溜まらないぐらいの掛け具合だと自分好みになる。

2010年は大好きな麺組には二度しか訪問できませんでした。
2011年こそは美味しい味噌ラーメンを食す回数をもっと増やしたいものです。

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'10/05/24 ('10/05 訪問)
【再訪5★】次からは心置きなく味噌らーめん!
★★★★☆ 4.5 ( 料理・味 5.0 | サービス 4.0 | 雰囲気 4.0 | CP 3.5 )
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約半年ぶりの訪問。
毎月でも来たいのだけどなかなか来れませんね〜
先日のGWも凄い行列を目撃したし・・・
この日の自分の目的は「塩ラーメン」。一応全種類食べておかないとね。

【塩らーめん】♪
・登場した塩ラーメンは、ナルト、シナチク、チャーシュー、万能ネギにネギが覆っている
・目の前に丼が置かれると香しい出汁の香りにうっとり〜
・ぼっこりストレート麺に強めの出汁スープは美味しいですね

【味噌らーめん】★
・やっぱり美味いのである。
・シャキシャキ野菜、麺、そして味噌スープの旨味とコク。相変わらず最高!!

【チャーシュー丼】◎
・美味いんだけど・・・この日は至福の一杯とは思えなかった
・チャーシューもご飯も硬めに感じた、それゆえ若干のパサパサ感も感じた。

相変わらず「味噌ラーメン」は美味いのである。
でも「塩ラーメン」は普通に美味しいぐらいかな。
そしてこの日の「チャーシュー丼」は?・・・うーん、ちょっと前に新大阪の『時屋』で食べた【刻み豚ご飯】の味覚が残っているからかな?もっちりご飯が美味しかったので!

これで心置きなく?次回訪問時は「味噌ラーメン」である(笑)

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'09/11/19 ('09/11 訪問)
【再訪4★】「味噌らーめん」と「チャーシュー丼」がお気に入り!
★★★★☆ 4.5 ( 料理・味 5.0 | サービス 4.0 | 雰囲気 4.0 | CP 3.5 )
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先日の休日に「エアリ」で買い物したいとなった。
ならば麺組!である。前回訪問が5月だからもう半年も行っていない。
自分の宮城県ラーメン店のお気に入り№1なのだが大変ご無沙汰となっていました。
お店は店外店内とも特別な変化はないようですね。
ただし!「11月限定 辛豚麺(からとんめん)」との貼り紙が!
「豚骨と魚介の辛いラーメンです。辛いのが苦手な方は、ご遠慮下さい。」との注意書きあり。

【辛豚麺・・・780円】♪
 登場した辛豚麺は、ソボロ挽肉に万能ねぎが載るがなんといっても檸檬が印象的だ。
 つまり麺組版坦々麺ですな。
 スープは辛い!と思いきやそれほど後味に辛さを引っ張らない大人しい辛さ。
 豚骨と魚介とあるが魚介の風味はかなり隠れている。
 スープを飲むと最初にビシっした辛さがあるが、豚骨が後味をマイルドにしているようだ。
 檸檬をよくみると放射状に切り込みが入っているので、絞らなくても檸檬のエキスが周囲に
 滲み出ており、夢中でそのあたりのスープを飲む・・・ほのかな清涼感のある酸味がたまらない!
 麺は「味噌らーめん」とは違い中細ストレート麺だ。これがほどよくスープと絡む上に
 辛味を緩和するような味わいでGOOD!
 初回訪問で食べた「醤油らーめん」の細麺とは違うような気がしたが・・・もはや定かではない
 この麺で「醤油」を食べてみたいと思った。 

【味噌らーめん(辛味つき)・・・780円】★
 妻の注文です。
 残したスープをすすると・・・嗚呼素晴らしい味わい!
 辛豚麺の辛味で自分の口の中は麻痺しているはずなのに、しっかりとあの甘く深い味噌の
 風味が口の中を席捲しました。もう夢中でスープを飲み続ける・・・(笑)

【チャーシュー丼・・・300円】★
 完璧・絶品・至福の一品です。
 ラーメン店に行くと大概このような丼物を注文し食べているわけですが、何かしらの不満が
 あるものです。しかしこの丼に関しては非の打ち所がナイゆえの表現です。
 味の表現は【再訪3】のレビューでどうぞ。

11月限定「辛豚麺」は美味しいのだが正直言うとこれが定番メニューになっても注文するか
は微妙だ。それほど「味噌ラーメン」の美味さと食べたい度が突出しているということ。
突出といえば「チャーシュー丼」の完成度も他店とは頭一つ、いやそれ以上の印象だ。
それとこの日は隣席で「醤油らーめん」を食べている人から魚介だしの風味ある香りが漂ってきて
「たまらん」状態になった。次回は醤油かな。

あとは店員の女性の真摯な仕事ぶり。何もしていない時の態度。
やはり違うのです。素晴らしいと思いました。
前日に行ったお店とは明らかに違うのです。

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'09/05/18 ('09/05 訪問)
【再訪3★】最高です!・・・味噌らーめん
★★★★☆ 4.5 ( 料理・味 4.5 | サービス 4.0 | 雰囲気 3.5 | CP 3.5 | 酒・ドリンク - )
---------------------------------------------------------------------------------------「どこかのラーメンを食べよう」となると必ず麺組の味噌らーめんが食べたい!となるのだが、自宅から1時間はキッチリと時間を要するためになかなか実現しなかった。その日は「名取エアリに買い物に行きたい」との妻の一言でそれなら昼食は「麺組」と即決!3回目の訪問です。

二人での注文は、
 ★味噌らーめん(780円)×2
 ★チャーシュー丼(300円)×1
 ♪半熟煮卵(100円)×1

「味噌らーめん」は相変わらず最高なのだ!
この「スープ」「麺」「野菜」には思わず唸ります。これ以上は何も注文をつける必要はありません。
このままで・・・次回来た時も美味しい味噌らーめんを食べさせてね!とそれだけ。

「チャーシュー丼」は初めての注文です。これもチャーシューの美味さにタレの美味さ・・・そして丼の美味さを決定付けるのがライスであるが、その少し固めの炊き上がり具合にタレのかかり具合なども完璧です。かつ、味噌ラーメンと食すと計算されたかのようなお互いの旨味をさらに引き出すようなバランス・調和された味わいだ。

「半熟煮卵」も初のトッピングであるが煮卵だけならまだ他に美味しい店がある。

やはりこの「味噌らーめん」には今回も感激させてもらいました。
自分のラーメン評価では食べログ初期に採点した麺屋 彩未が生涯最高を意味する5★としています。
これを再評価すべきかなぁと感じるが如何せん札幌まで簡単には訪問できないし、近場でいつでも食べられる麺組を5★にしたいのですが、それはもう少し全国のらーめん店を訪問してからにしてみたいので評価に変更なし。その代わり麺屋 彩未の評価を未訪ながら4.5★に修正することにしました。
何はともあれ現時点「味噌らーめん」に限れば5★なのです。

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2008/11のレビュー(★再訪しても衝撃の旨さ!・・・味噌らーめん)★★★★☆
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先日衝撃的な美味さに出会った麺組の味噌らーめんを食べたくなって再訪。
この日は月曜祝日・・・開店時間に合わせて行ってみると店頭には既に10人以上の行列。
前回と大きな違いは食券機で購入してからの注文になったこと・・・なので店が開いて順番に食券を買うので席に着くまで時間がかかるようになったがそれ以外は総じて効率的でそれもよいか。
注文は二人でもちろん
 ★味噌らーめん
トッピングは何もつけなかった・・・というより食券機になったので事前にどうするか話し合う時間も場もないし面倒(後ろの人たちにも気を遣うし・・・)なのが食券機の功罪でもある。
味噌らーめんはシンプルにもスープと麺に具のほとんどは「もやし」が占める。
麺は硬めに茹であがりその食感といいスープとの絡み具合といい言うことなし。
さらに「もやし」もシャキシャキで少しだけ混じっているタマネギ、キャベツ、チャーシュー、ネギなどがアクセントとなって旨味を引き出す。
スープはやっぱり美味すぎる!香り高いスープは辛さと甘さが絶妙にブレンドされ、その濃厚なコクと味わいは自分にとって正にど真ん中ストライク!一気に食べて飲み干してしまいました・・・食べるスピードが違うのでまだ食べている妻のスープが美味しそうで手を伸ばしそうになりましたよ・・・
ただ「にんにく」が少し強力かな・・・食べている最中よりも食後の口の中でそれを感じます。

自分が今仙台周辺でどのお店のラーメンを食べに行きたいかを考えると麺組さんの「味噌ラーメン」に間違いないですね。4.5評価に上方修正です。


★2008/9のレビュー(★★★★衝撃の旨さ・・・味噌らーめん)----------------------------------
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http://u.tabelog.com/00044340/diarydtl/28512/

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