【あべの・天王寺】湯麺(中華汁そば)の旨い店・厳選7店

出典: kurodaさん

【あべの・天王寺】湯麺(中華汁そば)の旨い店・厳選7店

鶏ガラなどの上質なスープをベースに、肉や海鮮、野菜などがたっぷり入った中華汁そばは、ラーメンと似つつも、そのアプローチはまったく異なっています。あべの・天王寺界隈で、メニューの片隅に密かに記されている中華汁そばにスポットライトを当ててみました。栄養豊富で美味しい中華汁そばを味わってみませんか?

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駅前・駅近

記事作成日:2018/12/31

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ラーメンとは似て非なるもの

 各地で日々新しいラーメン店がオープンし、各店が趣向を凝らしてその味を競うなど、未だ衰えを見せないラーメンブーム。そのいっぽう、中華料理店では昔ながらのスタイルの中華汁そばが静かに生き残っています。
 麺にそれほど特徴はないものの、鶏ガラなど滋味豊かで品がある上質なスープをベースに、肉や海鮮、野菜などがたっぷり入った中華汁そばは、ラーメンと似つつも、そのアプローチはまったく異なっています。
 メニューの片隅に密かに記されている、いささか地味な存在の中華汁そばにスポットライトを当ててみました。栄養豊富で美味しい中華汁そばを味わってみませんか?

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中国料理 紅龍

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 JR大阪環状線・寺田町駅の北口から国道25号線を東へ5分くらい歩いたところ、生野本通商店街の入口近くにある中華料理店です。
 店内は1階が厨房に面したカウンター席のみの10席程度、2階は20席ほどのテーブル席が並ぶ全30席ほどです。

パワフルな仕上がりの「汁そば」

 汁そば(500円税別)はいわゆるタンメン。大阪でタンメンは珍しいですね。淡い色のスープに黄色い麺の上に炒め野菜が載っています。

 麺は中華屋さんでよくある中細麺。野菜は白菜、ネギ、モヤシ、玉ねぎで、これに豚バラ肉が散らされています。やや油と塩気が強めなので量は多くないがガッツリな感があります。

楓林閣 アベノ店

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 あべのアポロビルの9階、エレベーターを出ると大きなレセプションデスクのある、昔ながらの巨大中華料理店です。
 店内は全部で450席とかなりの大箱。中華料理店らしい大きな丸テーブルに回転台。椅子には結婚式場のようにカバーが掛っています。

全体のバランスが優れた「菜湯麺」

 菜湯麺(780円税別)は野菜の湯麺のこと。少しとろみを持つ澄んだ塩スープの中に麺が横たわり、沢山の野菜がその上に散らばっています。
 スープには深い旨みがあり、塩気は控えめで上品な風合い。野菜はキャベツ、ニンジン、モヤシ、キクラゲ、インゲンなど。さらに小エビやイカも入り、色合いも鮮やかです。

 麺は少し縮れを持つ中細麺で、とろみのあるスープによく絡む。麺自体に際立つところはないが全体のバランス感が素晴しいですね。

銀座アスター麺点庁 あべのハルカスダイニング店

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 あべのハルカス近鉄本店のタワー館・ハルカスダイニングの12階にある有名中国料理店です。
 このお店は他の「銀座アスター」とは位置づけが異なり、麺・点心といった軽めのメニュー構成となっています。 店内は70席程のテーブル席と窓際にカウンター席が6席。高級中国料理店らしからぬカジュアルな意匠です。

老舗の安定感を見せる「麺点アスター麺」

 麺点アスター麺(1,404円)とはいわゆる五目うま煮そば。色鮮やかな海老と絹さやに目が奪われるが、他の具も実に豪華。豚肉、白菜、葱、筍、ブナシメジ、キクラゲ…
 中国料理の常道、それぞれの具材は湯通し、油通しされているし、エビは片栗粉をまぶして揚げられている。各素材、噛めば旨みがじんわり染み出てきます。
 スープはコクのある味噌味で、鷹の爪で少しピリッとさせている。老舗の安定感を感じます。

 海老ワンタンのあんかけ麺(1,512円)は、実に深い味わいのスープにつるつるしたワンタンとプリプリした海老がともに味わえ、香りとコクが素晴らしい一品です。

悦来閣

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 JR・天王寺駅の北口から、まるでここだけ昭和のまま取り残されたかのようなレトロなアーケード街「天王寺駅前阪和商店街」を抜けて、明るい場所に出たところにある中華料理店です。
 店内はカウンター6席。テーブル席は20人ぐらい。庶民派の中華料理店といった雰囲気です。

本格中華の片鱗を見せる「北京麺」

 北京麺(750円)はいわゆる五目麺。やや濃い色のスープの中に五目がたっぷり浮かんでいて、スープの中に麺が横たわっています。
 スープはほんのりとろみを帯びた上湯で、深い旨みを持ちつつ塩気を控えた優しい味わい。具材はエビ、イカ、豚、白菜、チンゲン菜、キクラゲ、ニンジン。五目以上の七目ですね。食感が残るよう適度な火入れがされていて、調理師の腕の良さを感じさせます。

 麺はストレートの中華麺で、歯切れのいい風合いです。
 街場の大衆中華といった趣きながら、実は本格中華が味わえる屈指の実力店です。

四川餐館 あべのハルカスダイニング店

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 あべのハルカス近鉄本店のタワー館・ハルカスダイニングの12階にある中国料理店の、その名のとおり四川料理のお店です。
 店内は高級中華店らしいシックな意匠で、テーブル席が主体だが、中国料理店には珍しいカウンター席も10席ほど。合わせて60席程の、やや大きめの作りです。

パンチの利いた「激辛煮込湯麺」

 「牛フィレの劇辛煮込湯麺」(1,380円)は、赤褐色のスープに麺が沈み、軽く炒められたフィレ肉、白菜、ブナシメジが混ぜ込まれ、香菜、唐辛子が散らされています。
 激辛とはいうものの、唐辛子の辛さより花椒の痺れが利いています。それらの刺激の中、ほんのりとした甘みがあるツンデレ感が素敵です。

 フィレ肉は当然ながら柔らかく、肉の味も上々。麺はシコシコした風合いで、専門店のような質感。スープとの絡みは良好です。
 ハルカスの中のお店にしては、庶民的な値段なのも魅力のひとつです。

アベノ珉珉

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 「あべのキューズモール」の北側一角を占めるViaあべのWalkの地下1階にある中華のお店です。
 このお店は阿倍野再開発前には「あべの銀座」の路地裏にあったお店。当時の怪しげな雰囲気からは程遠い、劇的な変化を遂げています。

玉子入りなのが優しい「什景湯麺」

 什景湯麺(770円)はあっさりとした塩スープ仕立てで、玉子とじなのが特徴的です。
 具材は大エビ、小エビ、豚肉、白菜、モヤシ、ニンジン、椎茸、木耳、インゲンと実に多彩で、各具材のカットも大きく、食べ応えがあります。

 麺は細めの、少しかんすい臭を感じる中華麺です。柔らかい口当たりの優しい風合いです。スープと具材、麺とのバランスの良さを感じます。

中国料理 桃谷樓 阿倍野賓筵

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 あべのハルカス近鉄本店の13階の、ちょっと高級なレストランが集まるフロアーにある中国料理店です。
 ここは化学調味料や添加物は使わず、秘伝のスープと天然塩を使ってのナチュラルでヘルシーな本格中華とのこと。

 お店の名を冠した「桃谷樓麺」(1,290円)は、あんかけ仕立ての茶褐色のスープになっていて、誇らしげに海老が乗せられています。
 海老の風味をまとったスープは上品な味噌味。豚肉、白菜、小松菜、白木耳など具材もたっぷりです。

 麺を持ち上げると、スープの粘度が高いので箸からずっしりと重みが伝わってきます。やや細めながらもシコシコした食感のある麺は、ラーメン専門店に迫る質の高さです。

センスとオリジナリティー

具材やスープにこだわった湯麺は、各店のセンスやオリジナリティーが表れるので興味が尽きません。お気に入りの湯麺を探してみませんか。

※本記事は、2018/12/31に作成されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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