『うを徳(東向島)2015年3月その2』やっぱりモツが好きさんの日記

春は山菜・夏は川魚・秋は茸・冬は獣肉・モツは一年中

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日記詳細

食べログのレビュアー様ら6人でのオフ会で利用しました。

カウンター席を6人で占拠。
入口を見ると貸切営業の札がかかっており、
大将と我々だけのプライベート空間で楽しむひととき。

おまかせで食べた料理は以下のとおり。

高野豆腐と木耳のお椀
新潟野萱草、東京ウド芥子酢味噌和え
余市アンキモ
京都湯葉と函館紫雲丹
京都大原タケノコ
明石星鰈
明石星鰈のエンガワ
明石甘手鰈(真子鰈)
明石甘手鰈の肝
富津特大ミル貝
筑波ワラビ、鹿児島グリンピース
岩手アワビと富津ミル貝のお椀
新潟山ワサビ
琵琶湖ホンモロコ
浜名湖養殖鰻
明石煮蛸
福岡合馬焼きタケノコ
萩甘鯛飯蒸し白味噌仕立て
車海老入り玉子焼き
佐島メカブと鯛酒盗
福岡トラフグ白子焼き
和歌山那智勝浦鰹藁焼き
伊勢ノドグロ煮付け
握り8貫
(明石甘手鰈、京都本鮪トロ、淡路閂、
岡山平貝、鹿児島出水鯵、北海道野付青柳、
船橋小肌、京都本鮪赤身ヅケ)
星鰈と甘手鰈の潮汁
徳島さくらももいちご

追加
鰹の藁焼き入り太巻き
京都本鮪赤身ヅケ鉄火巻

雪漫々を持ち込み、生ビール、鶴齢を飲んで、
6人でお会計82,800円、1人あたり13,800円。
日本酒代実費を含め1人14,800円。

本日は1品目からお椀。
初めて使ったという高野豆腐。
産地を尋ねると築地の乾物屋とのこと。

高野豆腐に切れ込みを入れてあり、
中に木耳と鴨の挽肉が入っています。
出汁が美味しいので高野豆腐も当然美味しい。
鴨から流れた脂なのか少しオイリーですが、
豆腐と木耳に油脂が加わってむしろ良し。

2品目は春を告げる山菜の共演。
野萱草(ノカンゾウ)とウド。
下には蛍烏賊も隠れていました。
シャキシャキの山菜が美味しいのはもちろん、
季節感も楽しめるのが日本人として嬉しい。

京都大原と福岡合馬のタケノコ食べ比べ。
ワラビ、グリンピース、山ワサビ、メカブ。
鮨屋とは思えないぐらい野菜が美味しいです。
グリンピースなんて彩りだけの飾りと思いきや、
硬めの歯応えで出汁も含んで何とも良き味。

リクエストしたアンキモはレアーな火入れ。
出来立てというより火入れが味を左右するそう。
国内最高ブランド余市のアンキモが、
絶妙な火入れでトロトロ、抜群の美味しさ。
これぞジャパニーズフォアグラ。

星鰈は築地で1匹3万円だったそうですが、
今回は甘手鰈(真子鰈)に軍配。
甘手鰈は肝刺し付きだったのですが、
濃厚な肝と旨味の強い白身が合わさって恍惚。

築地で仕入れ値5,800円の10年もの特大ミル貝。
磯の香りとシコシコした身が素晴らしい。
お椀はそのミル貝とアワビのまさかの共演。
汁より貝のほうが多いようなお椀。
原価は一体いくらなのでしょうか。

イカの塩辛やカラスミ作りが上手いうを徳。
メカブと合わせた鯛の酒盗も最高でした。
ネバネバのメカブと鯛の内臓のネットリ感。
爽快なメカブと酒盗の濃厚な旨味。
組み合わせの妙も感じました。
本当に酒が進んで盗まれていきます。

握りは出水の鯵と本鮪のヅケが良かったです。
この赤身の美味しさならと鉄火巻きも追加注文。
同じく追加の太巻きは鰹の藁焼き入り。
鮨屋なので当たり前ですが巻物も美味しいです。
巻いている海苔の質も申し分なし。

これだけ飲んで食べても1万5千円いかない奇跡。
4月も5月も予約を入れてあるので楽しみです。
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