ふらりと行ける老舗焼き鳥 : 渋谷 森本

渋谷で創業60年ほどの老舗焼き鳥店「森本」。
いついってもだいたい満席で、店内・店外で待つ客もいるくらいの人気店。
一人ディナーの日に思い立って行ってみると、タイミングがたまたまよかったのかカウンターに一人で入れた。アラカルトでいくつか頼み、ビールと共に。予約していくような感じの店じゃないんだけど、ふらっといく店の中ではかなりレベルが高いお店として重宝する。渋谷の宝物だな。

渋谷で創業60年ほどの老舗焼き鳥店「森本」。
いついってもだいたい満席で、店内・店外で待つ客もいるくらいの人気店。

こちらの焼き鳥よりもとろける鶏レバー刺しが好きで、
さらには美しいルビー色のらっきょが大好きで、
通りかかると思わず吸い込まれてしまう。

女性ひとりでもこんなに入りやすい焼き鳥屋はないんじゃないかな？
ざわついている中ひとり瓶ビールを呑んでいてもなんだか落ち着く。
これが老舗の包容力という感じか。

この日は目の前が焼き場だったので、
串旨そうだな〜と眺めつつも、次があるからガマンと言い聞かせたつもりが、
結局うずらとネギとか中途半端なもん食っちまったよ。
ちっ。

渋谷駅マークシティそばにある老舗焼鳥店「森本」。
予約は取れないため当日行って状況を見るしかないが、回転は早いのでそれほど待つことはない。
この日は平日の20時頃1人だったので15分ほどで着座、2名までが限界でそれ以上は基本困難。

ここは基本的に渋谷としては高めの値段設定なのだが、
肉質レベルは非常に高く、レバ刺しをはじめとした刺身系がすこぶる美味い。
焼鳥は突き抜けてすごいわけではないのだが、肉質と焼きともに一定以上の安心感のある焼鳥。
さすが老舗というところだろう。
東京軍鶏など値段の高い串はそれなりにうまく、わかりやすい。

しかしながら、もう１つ重要な惹きつける魅力はらっきょうである。
ルビー色をしたワイン漬けのらっきょうはこの店の大きな魅力の１つ、わたしを惹きつけてやまないのだ。
まあそう思ってるのは私だけなのだろうが。

まあいい、女性ひとり焼鳥でも気兼ねなく使えるこの店は、
とにかくありがたい存在なのだよ。

久しぶりにあのルビーのようならっきょに会いたくなり、
土曜日の16時半に訪問してみた。（土曜は16時オープン）
それでもほぼ満席でなんとか２人座るスペースを確保。

軽く食べる感じでらっきょと鳥レバ刺し（湯びきしてますよ）、
そして名物のつくねと東京軍鶏を2本ずつ、うなぎ串を1本頼んだ。

東京軍鶏は1本400円だし、うなぎは1333円。
ドリンクも瓶ビール600円越えだし渋谷にしては価格が高いのだけど、
待ち客が出るほどの人気の老舗店であるというのはやはり美味いから。

久しぶりのらっきょは甘みと酸味が絶妙、見た目も美しい！
玉ねぎが粗めで甘みを感じるつくねはやはり名物たるもの。
うなぎも軍鶏も高いが焼き具合もパーフェクトだった。

お会計は２人で5400円ほど。
ここでお腹いっぱい食べて飲むとそれはまた大変なので、
これくらいの収まりがちょうどいいように思う。

===2015.02===
あなたに会いたくて…我慢できなくて渋谷にきたの。
老舗焼鳥店『森本』、「季節限定の真鴨を食べにいくの♪」なんてただの言い訳、
本当はあなたに会いたかったの。ルビーのように光るらっきょ、今日は2回もおかわりしちゃった。

真鴨は2,000円で串3本。
珍しい肝もつけてくれたのは嬉しい♪
野性味あふれるジューシーな鴨はなかなか！

でもらっきょがやっぱり美味しかった。

===2015.02===
で、数日後に再びらっきょに会いたくて来店。
土曜日は16:30から空いているんですねえ。

●らっきょワイン漬け334円×２
らっきょはやはり美しい・・・今日はおかわりしてしまいました。
幸せです。

●レバ刺し838円
とろりと柔らかいレバー、臭みは全くありません！
これもうまいね！

●椎茸姿焼き572円
ちょいとお高めだけど分厚い椎茸を軽く焼いて。
焼き具合がばっちり、椎茸の食感と風味が心地よい。

今の季節マガモがあるとのことで気になる。
さすがにこれは１人で食べられない・・・。
誰か誘ってまた行くか。

===2015.02===
創業1952年、言わずと知れた渋谷の焼き鳥の老舗。
京王井の頭線渋谷駅からすぐという好立地にありながら、
昔ながらの大衆的な雰囲気を今も残している名店です。

昔何度か来たことがありましたが、ホントに10年ぶりくらい。
食事前の０次会に軽く・・・と訪問。
平日の夜でもカウンターはほぼ満席、何とかひとり席を確保。

まずは生ビール中667円。
串2本に大好きならっきょをオーダー。
単なるらっきょでなくワイン漬けということろに
期待で胸が膨らみます♪

●らっきょワイン漬け334円
らっきょの丸みを帯びた部分からなめらかに細くなる部分の
ちょうどいい頃合いでカットされたコロリと美しいフォルム。
鮮やかなワイン色のらっきょは紫蘇の葉とともに、まるでルビーのよう。
適度な甘みと酸味、特に紫蘇の風味がとてもいい。
これは今まで食べた中でも最高レベルのらっきょ！！！
ああ、こんなところで素晴らしいらっきょに出会うとは！

●名物つくね200円
名物つくねはぎゅっとしまってぷりっとした弾力と
軟骨のこりこりした食感を楽しめる。ジューシーでなかなか美味しい。

●血きも200円
血きもはタレで、ポーションがでかく全体に火を通し過ぎで
あまり好みではないかもしれない。

もう焼き鳥とかそっちのけでらっきょがうまかった。