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店名 |
かわむら
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The Tabelog Award 2025 Bronze 受賞店
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The Tabelog Award 受賞歴
2025年Bronze受賞店
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The Tabelog Award 2017 Bronze 受賞店
百名店 選出歴
ステーキ・鉄板焼き 百名店 2024 選出店
食べログ ステーキ・鉄板焼き EAST 百名店 2024 選出店
ステーキ・鉄板焼き 百名店 2022 選出店
食べログ ステーキ・鉄板焼き 百名店 2022 選出店
ステーキ 百名店 2021 選出店
食べログ ステーキ 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | ステーキ |
予約・ お問い合わせ |
非公開 |
予約可否 |
完全予約制 紹介制 |
住所 | |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥100,000~ |
予算(口コミ集計) |
¥100,000~
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
7席 (カウンター7席) |
---|---|
最大予約可能人数 |
着席時 7人 |
個室 |
無 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙
貸切時のみ可 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり |
ドリンク | ワインにこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | ソムリエがいる |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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言わずと知れた、食通が集まる店の中でも別格の中に位置付けられている銀座のかわむら。
予約の取れなささも際立っているが、一人10万円かかるとか、紹介者の同伴がなければ入れないとか、都市伝説的な噂もある。
実際のところ、かわむらで一晩で300万円を使ったイカれ…もとい、お金持ちもいるようである。料金のほとんどはロマネコンティだったようだけれども。
そんなかわむらには常々行ってみたいと思っていた。しかも、とあるモノが出てくる11月中旬から12月中旬までの間に…。
そんな想いが通じたのか、たまたま常連でもあるマイレビュアーのたろすけちゃん様がその時期に予約を持っており「いいよ。行く?でも、高いよ」とお誘い頂けた。
行くに決まっているだろうw
金は稼げば何とでもなるが、こんな機会は逃すといつ来るか分からない。という事で、行ってきた。
店は数寄屋橋から外堀通りを少し歩き、一本裏に入った辺りにある。ちなみに、外堀通りを挟んで向かい側にはカタカナのカワムラという鉄板焼きの店があり、紛らわしいので要注意。
実際、私はスマホナビで誤入力してしまい、見事に間違えたw
ドアを開けた瞬間、強烈な匂いが鼻を衝く。こんな強烈な匂いは初めてだ…。
時期的にお分かりの方もいるだろう、参加したのは白トリュフの会である。
ただでさえ高いかわむらの金額が、最も高くなる会とのことだが、だからこそ行ってみたいと思ってもいた。白トリュフを丸齧りするとか聞いた。
なんだそりゃ!?とも思いつつ、でも、噂に聞くそれには参加したいという想いもあり…。
さまざまな気持ちを持ってはいたが、ドアを開けた瞬間の匂いで来て良かったと正直に感じた。
「本日、使うものです」と、河村シェフが目の前に特大の白トリュフを出す。
本当に大きい。ジャガイモ大なんて喩えは良く聞くが、ジャガイモどころか、グレープフルーツくらいの大きさだ。
当然のようにアルバ産である。白トリュフは大きければ大きいほど良いと教えて頂いたのだが、その理由は後述する。
ちなみに、アルバ産のは殆ど決まった外商が抑えてしまっており、日本に入って来ているのの相当数がかわむらに卸されているそうだ。
食事の終わり際に店で保管しているのを見せて貰ったが、びっくりするくらいの量だった。
ちなみにかわむらは、白トリュフの保有以外にもキャビアもアワビも尋常でないストックがあり、加えてロマネコンティの保有も相当数と聞いた。
火災や地震の災害に遭わないことを切に願う。
これも後々聞いた話なのだが、白トリュフは最高の状態で扱うには賞味期限的なものが非常に短い。
乾燥してしまうと香りも味も変化してしまう(保管はタッパーに米敷き詰めて数個づつしていた)からなのだが、そんな白トリュフの塊を使い切るというのだから、この白トリュフの会を味わうために客が日本中から来るってことだよねぇ…。
かわむらには決まったメニューはなく、その日の内容は河村シェフが決めて出す。本日は、以下の内容だった。
・目玉焼き 白トリュフ乗せ
一皿目から、コレである。白トリュフを削っているなと思ったら、一気に乗せてきた。正直なところ、この皿に乗っている白トリュフのスライスだけで、昨年食べた総量より多いと思う。
とりあえず齧ってみると、鮮烈な匂いが鼻に抜ける。その後に来る、味わいの深さというか、濃い味。なんだこれ!今まで食べた白トリュフとは全然違うぞ!
半熟の卵黄を絡めて食べると、全く持って味わいが変わる。しかし、トリュフの味は消えない。
・秘密の皿
二皿目は、諸事情により秘密。行った人のみのお楽しみということで。
・白トリュフ、丸齧り
噂には聞いていた丸齧り。正直、そんなものが美味いわけないだろうと思っていた。
全然違う。齧ると匂いも、味わいも、今まで食べて来たものとは全然違う。
アミノ酸の塊的な…暴力的な味わいにも似ていると思うが、生で齧ることが、ここまで味わい深いとは思わなかった。
チーズ以上に、赤ワインに合う。こんな美味いとは完全に予想外。
河村シェフより、白トリュフは中央の部分が一番旨みが濃縮しており、そこを使う為には大きければ大きいほど良いと聞いた。
ここまで旨みが強いもの=大きいものは、アルバ産しかないのだとか。
また、市場に流通しているものの殆どは味も匂いも飛んでおり、今食べているものと同等のものはイタリアまで行かないと食べられない。
つまり、今食べているものは間違いなく日本で手に入る最高のものだという説明を受けた。
「そこそこの物をちまちま食べるより、最高級のものをガッツリ食べる方が印象に残る」と述べていたが、まこと正鵠だと感じる。
・焼いたフグの白子 白トリュフ乗せ
もうね、この辺りから白トリュフのありがたみが無くなってきたw
白子の強い旨みと白トリュフの旨みが合わさって、これまた暴力的な味わい。
だんだん、白トリュフの匂いが鼻の奥から取れなくなって来たと共に、匂いに酔ってきた。葉巻酔いに似ている。
・ウニのパスタ 白トリュフ乗せ
河村シェフ曰く、ウニは卵黄のイメージ。ということは、ウニで作ったカルボナーラということか。
濃い味に濃い味を重ねるとしつこい味になりそうなものだが、味と味が喧嘩していない。トリュフは何にでも合う万能食材と聞いたことがるが、本当にその通りなんだね。
・コンソメスープ 白トリュフ乗せ
本日、私が一番「これは!」と感じた一品。
コンソメスープ自体も凄く味が濃く、かつ上品な味わいなのだが、これに白トリュフが入ることによってコンソメの味は残しつつも全く違うスープとなっていた。
食べることに夢中なり、無言で飲み干してしまったw
・白トリュフのクリームコロッケ
加熱すると、全く味わいが変わることが良く分かった一品。それでも匂いが全く消えていない。
本当の白トリュフとは、こういうものだと感じられた。
・ステーキ 白トリュフ乗せ
部位はヒレか、シャトーブリアンだと思う。普段だったら間違いなく牛の銘柄も部位も聞くのだが、白トリュフに酔ってしまって失念してしまった。
肉をカットし、間に前もって出て来た白トリュフを挟む。
この頃には乾燥してきており、繊維まで良く見えていた白トリュフの表面がささくれだっている。これがまた生の状態の時とは違う食感になり、ステーキを彩るアクセントとなっていた。
ここまで計算し尽くされていることが見事。
・白トリュフのリゾット
このリゾットの米は、白トリュフを保管していた時に乾燥防止に敷き詰められていた米。
美味いは美味いのだが、リゾットと合わせると味が濃すぎる気もする。本日、唯一不完全燃焼した品。
・バニラアイス 白トリュフ和え
微塵切りにした白トリュフをバニラアイスの中に入れて和えた品。アイスにまで入れるとはwww
バニラの甘味と、白トリュフの旨みが絶妙にマッチしているのはビックリ。
以上、10品である。気になる値段は…コース自体は15万円。それなりのワインを飲んでいるので、実際はもう少し高い。
安くはない金額だが、これだけの白トリュフをこれだけ使ったのなら、特別高い金額でもないように思う。
と言うよりも、かなり仕入れの原価ギリギリに近いのでは?
しかし、食べる前だったら「一食20万円超え!?高いわ!」と思っていた事だろう。経験する前と後で、ここまで感じ方が変わるものとはね。
この味を求めて、次も食べに来ようと思ってしまうものね。ポンと支払えるように仕事を頑張ろうという気にもさせてくれる。
正に経験した者にしか分からない価値がある一食であった。