マダム・チェチーリアさんのマイ★ベストレストラン 2018

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フォトエッセイで綴るマダム・チェチーリアのレストラン探訪

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マダム・チェチーリア (女性・東京都) 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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2018年を振り返るとアンジェリーナと一緒に行かれる新しいお店が
増えて5位から10位まではペット可のホテルとカフェになりました。
1位のアピシウスは銀座でフレンチ35年の歴史を今も紡ぎ、時代の
変遷を生き今尚 色褪せることのないクラシックな美味探訪に乾杯〜♬
2位のビキニシスはカジュアルなセッティングの中に確固たるビキニの
理念と美意識、裏付けのあるスペインの食文化を斬新な切り口での感動
的な一皿として供するスタンスに敬意を表して、3位のジャンカルロは
ピッツァの本場ナポリでピッツァイオーロの称号を獲得したシェフとシ
ェフを支えるスタッフの熱い心が窯から伝わる美味しいピッツアと一品
料理を応援して、4位のご馳走たか波は新しい和食カウンターの愉しみ
方の提案に、5位の別邸石の家は全国の愛犬家に自信を持ってお薦め〜
伊豆高原の贅沢な休日〜♬ 6位の北出食堂は絶品タコス!! 更にワン
店内 OK〜♬ と居心地のよさに、7位の旬采もペットに優しいお店で〜
六本木の穴場でございます。8位のニド・カフェも同様に青山のワン店
内 OK〜♬ 隠れ家でアットホームな寛ぎの空間、9位の Wee Bee's は
豊洲でゴハンも楽しめるお洒落なカフェ、10位の港町バルは(私が牡
蠣好きなもので)一年を通して愉しめる牡蠣のバリエーション、使い勝
手とホスピタリティーに〜♬ どのお店もそれぞれのスケールに応じて、
そして適って美しく、それぞれの立ち位置でシェフ、スタッフ共々日々
頑張っていらっしゃいます。もちろん、お料理が美味しいことが大前提
ですが、上記10軒の中で接客・サービス、CP で皆様をガッカリさせ
てしまうお店は一軒もないと思います。ワン達も!!きっと大満足!!
連れて行ってあげてくださいませ。
今年は新元号元年〜♬ 皆様が健康で ’食の愉しみ’ を満喫できる幸多き
一年でありますよう・・お祈りと共に・・♡  

マイ★ベストレストラン

1位

アピシウス (日比谷、有楽町、銀座 / フレンチ)

1回

  • 夜の点数: 4.4

    • [ 料理・味 4.4
    • | サービス 4.4
    • | 雰囲気 4.3
    • | CP 4.3
    • | 酒・ドリンク 4.3 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥40,000~¥49,999 -

2018/02訪問 2019/02/04

世界最古の料理書:著者の名を冠したレストラン

古代ローマ時代に世界最古の料理書と言われる ’料理大全’ を世に残し
調理学校を創設し、生涯を通して美食を追い求めたエピキュリアン、
マルクス・ガヴィウス・アピシウスの名を冠するフレンチ・レストラ
ンがオープンしたのは1983年・・今でこそイルミネーションが美
しいお洒落な丸の内仲通りですが当時ここは単に有楽町から東京駅丸
の内口に通じるフツーの通り(夜は真っ暗〜ライトアップなどはなし)
で1966年に竣工した国際ビル(正しくは有楽町国際ビルヂング!)
はありましたが有楽町マリオンが情報発信基地として席巻していた西
武セゾングループ全盛時代でマリオンの B館で仕事をしていた私の通
勤路がマリオンからアピシウス前を通って日比谷通りだったものです
から帰宅途中〜階段前に出ているディナーメニューを眺めるのが楽し
みだった思い出深いレストランでございます。当時、銀座の御三家と
言えばマキシム、レカン、アピシウスだったのではないでしょうか!

今も昔も一歩一歩階段を下りるアプローチでカーペット敷きフロアー
のコリドーでロダンとシャガールのお出迎え〜♬ 人間のお出迎えも
さることながらダイニング・ルーム手前二ヶ所に天井まで届く見事な
生花が置かれていてクラシカルなウエイティング・バーがあって隅々
にまで正統派グラン・メゾンの風格が漂います。しっとりと落ち着い
た大人の雰囲気・・予約は6:30pm に入れておりましたが、左隣
は既にディナー中盤に差し掛かろうかという両親と娘、婿というテー
ブル、右隣は美しいお着物で同伴出勤の銀座のママと顧客で此の日は
私達を入れてカップルが4組、その内一組はペニンシュラ滞在中と思
しき香港からのお客様でした。アピシウスはずっ〜〜と此処でブレる
ことなく時代の変遷をオーセンティック・フレンチ・キュイジーヌで
生き抜き、時間が流れて並びにペニンシュラが建ち、丸ビルと新丸が
でき、博報堂が引越して東京中央郵便局が KITTE になり東京ステー
ションホテルがリニューアル・オープンして周囲が様変わりしたとい
うことなのでございます。Changes for the Better for Apicius 〜♬

お電話で予約を入れた時 ”お誕生日か記念日でいらっしゃいますか?”
と女性スタッフに聞かれました。正確には3日遅れのバースデー・デ
ィナーでございます。コースは真ん中のサヴールでお願い致しました。
前菜とお肉料理がチョイスで〜前菜→お魚→お肉→チーズ→デセール
という構成のメニューがテーブルに置かれていて〜乾杯は如何されま
すか?との問いにワタクシはシャンパーニュでお願い致します、とお
答えしますとシャガールの前にあったクリュッグのボトルが登場〜♬
パワフルで厚みのあるクリュッグ(¥4320)とノンアルのロゼ
(¥1300)で乾杯〜♬ 前菜は(A)フォアグラを世に広めてフラ
ンス料理界に大きく貢献したアピシウス伝統のテリーヌ、蜂蜜のジュ
レと苺添え、私はクエがいただきたくて(B)九絵と帆立貝のナージ
ュ〜ほんのりとライム風味でクエの上品な白身に大根と金時人参を合
わせた淡白な一品。お魚料理はカナダ産オマール海老のポシェ〜♬
ソース・アメリケーヌにアルバ産白トリュフ・オイルのアクセント・・
ダイニング・ルームのアール・ヌーヴォーの鏡と呼応するかのような
A プレートから各お料理の器が美しく、素敵ですネ!と申し上げまし
たら〜全て特注で大倉陶園とのこと・・だと思いました。

さて、ワインはいかが致しましょう・・セラーに約500種、3万本
が眠るそうですがリストは大きな一枚でサンテミリオンを見に行きま
すとシャトー・ボーセジュール1999年、シャトー・パヴィ199
9年(共に ¥25920)シャトー・シュヴァル・ブラン1999年
(¥70200)ポムロールではカトリック国フランスらしいネーミ
ングでボン・パストゥール:良き牧者1999年(¥24920)と
いったラインナップ(もちろん、グラン・ヴァンは枚挙にいとまなし)
ブルゴーニュに目を転じるとコート・ドゥ・ボーヌに ’幼な子イエス’
がいるではありませんか? ’ヴィーニュ・ドゥ・ランファン・ジェズ’
ブシャール・ペール・エ・フィスはパリからオスピス・ドゥ・ボーヌ
を訪ねたくてボーヌまで行った時、最初に訪問したワイナリーで思い
出深くドゥミ(¥16200)がありましたので即!決定〜♬ 一応、
ボルドーのシャトー・バレスタールと二本見せて戴き、羊飼いの杖を
持った幼な子イエスのラベルを見て決めました。グラスに注がれた時
のファースト・ノートは枯葉と湿り気のある土。お肉料理とチーズに
合わせた時は正に究極のハーモニー〜至福の時間でございました。

お肉は(A)シストロン産仔羊背肉のオーヴン焼き・ソースは黒ニン
ニク(B)鴨胸肉のロティは薄切り故サルミ・ソースで風味よくワイ
ンとのシナジーには絶大なものがありました。どちらが欠けても成り
立たないフランス料理の原点!! チーズはジュラの生乳モンドール、
ミモレット、モンドールが牛なので山羊のヴェズレー、チーズの途中
で ’幼な子イエス’ がなくなりシャトー・ヌッフ・デュ・パプ(200
8年 ¥3240)をお願いして〜私はタルト・タタンまでヌッフで愉
しみました。デセールのワゴン・サービスはラインナップが圧巻〜♬
食後のミニャルディーズとカフェは場所を変えて!バーのソファーで
いただきましたが、まぁ〜よくぞ、ここまで!! 小さなマドレーヌ、
小さなフィナンシェ、小さなガレット、マカロンは元よりタルト、ヌ
ガティーヌ、ムースまで本当に可愛らしく、一つ一つが丁寧に作られ
た珠玉の逸品で目に美しく味わって美味しく予約ベースのレストラン
とは言え、日々の仕事量と此の日のテーブル数を考えると感動してし
まいました。パティシエが4名いらっしゃるとのこと・・さすがです。
バーには私達だけでしたので個室のようなプライベート感の中で食後
のひと時をゆっくり過ごさせて戴き、ふと時計を見ると9:30pm
〜裕に3h ディナーでございました。最初のご挨拶からコートを渡し
ていただくまで一部の隙もない完璧なサービス!!10年前に手直し
をされたそうですが、どこもかしこもピカピカに磨き上げられていて
35年の歴史が息づくフレンチの名店で私はフィナーレのデセールに
魅せられ〜圧倒されたのでした。( F.Y.I:今宵のディナー凡そ8万)

  • クリュッグで乾杯〜♬
  • 鴨胸肉のロティ
  • マカロンの色が美しい〜♬

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2位

BIKiNi SIS (六本木、乃木坂、麻布十番 / スペイン料理、牛料理、イタリアン)

8回

  • 夜の点数: 3.8

    • [ 料理・味 3.8
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク 3.8 ]
  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.9
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 ¥4,000~¥4,999

2025/04訪問 2025/04/11

今回は映画の前に!

先月 東宝シネマ でボブ・ディランの映画を観た時に予告編で流れて〜♬
日本ではロングランにはならないだろうと思い、早めに観ておこうと思
った映画が第97回アカデミー脚色賞を受賞した '教皇選挙' でバチカン
のシスティーナ礼拝堂で行われる次期ローマ教皇選出の投票をめぐる極
上のミステリー仕立て、ということで楽しみにしておりました。予報ど
おり気温5℃ の雨になった火曜日ベアトリーチェはお留守番〜いつもの
窓際は女性二人組のみでしたが予約で満席〜♬ でもカウンターが見える
テーブルもライブ感があってよかったかな、と思います。春のお薦めメ
ニューから新ジャガとソーセージ、スペインのチーズ ’マンチェゴ’ のグ
ラタン(¥1200)牛肉のプランチャ(¥980)ワインはカタルーニ
ャのティント・ロス・コンデス(¥660)パエリアは鴨とポロ葱(ハ
ーフ ¥2280)をお願い致しました。牛肉のプランチャはソースがガ
ーリックとアンチョビですが、どちらも強過ぎることなく風味付け程度
でお肉も柔らかく気軽に楽しめる一品、新ジャガとソーセージのグラタ
ンもマイルドなマンチェゴとジューシーなソーセージがハーモニーを奏
でて春らしい一品でございます。鴨と言えばネギ?でポロ葱を合わせた
パエリアも春のお薦めでしたがベースにお醤油が使われていて個人的に
は和っぽい仕上がりに感じられパエリア感が遠のいてしまった感がなき
にしもあらず・・されど、ローストした鴨肉の旨味とポロ葱の甘さで救
われました。いつおじゃましても安定感のあるビキニ・シスのお料理!
そして、接客とサービスは特筆に値すると思います!!
映画が終わったのが8:30pm で、階段を下り ラトリエ・ドゥ・ロブション
でディナー?と思いましたら〜受付が8pm まで!店内にはお客様がたくさん
いらっしゃって6pm にオープンして2時間で受付終了なのですね・・映画が
始まる前に ブティック・ドゥ・ロブション でお願いしてアイス・カフェ・ラ
テを楽しんだフリー・スペースを通って WEST WALK 5Fへ・・老四川 は前
回も今回も定休日、ふくぼく は満席!で、またまた映画帰りは BIKiNi シス!
ということになりました(笑)前回の映画帰りは〜去年の夏で MX4D席で観た
Mission Impossible〜今回もポップコーン・セットは塩・バターですが MX4D
席はなし、エントランスで ”ご案内はできますがすぐにラスト・オーダーでも
よろしいですか?” 窓際のテーブルは満席で店内中央のブースへ・・桜海老の
アヒージョ(¥880)とパン(¥220x2)新じゃがとソーセージのグラタ
ン(¥880)イベリコ豚のプランチャ(¥1980)ワインはカタルーニャ
のティント(ロス・コンデス ¥3500) 開けてすぐに楽しめて美味しいティ
ントはテーブル・ワインの優等生ですよネッ!抜栓後〜空気に触れて暫くして
から開いてくるワイン、デキャンタしてゆっくり眠りから覚めるヴィンテージ
・ワイン、ちょっと冷やした方が美味しくなるワインと、赤ワインには様々な
個性がありますがテンプラニーリョのティントは開けてすぐ美味しく赤いベリ
ー系果実の凝縮感とアロマが秀逸!! ほんのり熟成感まで〜♬ 桜海老とキャ
ベツのアヒージョは熱々でグラタンのチーズはスペインのマンチェゴ!!プラ
ンチャはレンコン、ナス、カボチャブロッコリーなどのグリル野菜が美しく添
えられてスペインよりお洒落〜♬ 時間的にデザートまでは行かれませんでした
が小西店長のサーヴで気持的にはゆったり〜楽しませて戴きました!!
ベアトリーチェを JOKER に預けてエレベーターで5Fへ・・1月5日の
店内は静かで落ち着きますネ! 清塚店長のお姿が見えなかったので今日
は店長お休み?と伺いましたら ”清塚は異動になりまして” と、小西一也
店長〜ビキニ・シスは昔から店長はもちろんのこと!スタッフの接客・
サービスのレベルが高く、安心感のあるお店で人事異動があってもハイ
・スタンダードをキープされているところがさすが!お料理も毎回タパ
スが楽しみで〜♬ 今回も、まず冬のタパス6種盛合せ(¥1320)を
お願い致しました。高さのある一品はマッシュルームと獅子唐・生ハム
のピンチョス、スモークサーモンとクリーム・チーズ、鱈の白子入りブ
ニュエロ、ジョルディ、寒鰤とパプリカのメルメラーダ、鶏レバーのパ
テで鱈の白子が美味〜♬ プレゼンも美しく、季節感があって一品一品!
丁寧に作られています。白子だから衣が厚くなっても仕方ないわネ!と
思っていただいたブニュエロでしたが衣の食感が軽くてビックリ〜美味
しい〜〜♬ サクッ!ふわっ!!

アヒージョは広島県産の牡蠣と下仁田ネギ(¥1200)牡蠣が大粒で
下仁田ネギがとろとろ〜お鍋に入れても甘くて美味しい下仁田ネギです
が!アヒージョにするとオリーブオイルでより高温になりトロトロ具合
いがハンパなく!絶品でございます!! 合わせるパン(¥440)は少
しボソッとしたクラム粗めでクラストがパリッ!素朴な田舎パンがこれ
またアヒージョにピッタリで〜♬ とろとろ下仁田ネギを載せてアヒー
ジョを満喫!! パエリア→ 冬のお薦めはバスク地方の郷土料理チャン
グロで、これは蟹の味噌入り〜アイオリがけ→蟹のほぐし身とトマト、
玉ネギ、パン粉などをバターでソテーして軽く煮込んだもの・・私は興
味津々でちょっと試してみたかったけど甲殻オトコのリーチェパパがや
や難色を示しパエリア・ミクスタ(シーフード・パエリアに鶏肉 ¥32
00・ハーフ ¥2080)に落ち着きました。ワインはカタルーニャ産
ロス・コンデスのティント(¥3500)ほんのり熟成感が感じられる
濃厚なベリー系の味わい・・大満足ディナーでございました。デザート
はタルタ・デ・サンティアゴ(¥660)ココナッツ風味のタルトにア
ーモンド・スライスのトッピング!アール・グレイ(¥500)で冬の
コースを堪能〜♬ 私達は此処にビキニ・シスがオープンした2016年
の9月からおじゃましておりますので愛着がありますし応援したい気持
でいっぱい!カジュアルなセッティングとは言え、レストランとしての
エレメントは(前述の接客・サービスを含め)充分に兼ね備えています
ので此のプライスで!堪能できるスペイン料理をぜひ!お洒落な空間で
味わって戴けたら〜♬ と思います!!
夕食はビキニ・シスと決めていましたが久し振りでしたのでウエスト・
ウォークを一周してみますとおじゃましたお店で変わらないのはお隣の
リゴレット老四川ふくぼく黒長堂ヒルズダルマット の5軒だ
けで、4F のイワキの前にあってベアトリーチェと何回かおじゃました
テイラード・カフェ は随分前に閉店、下の階では ディヤ は健在ですが
ハリウッド・プラザにあった時代からアンジェリーナと一緒にテラスに
おじゃましていて Excellent と卵の Egg を合わせた店名も、お洒落な
店内とメニューも、お気に入りだった Eggcellent が閉店していました。
ヒルサイドに越してからの Eggcellent はグランドハイアットのテラス
まで徒歩1分〜フィオレンティーナ が満席の時にちょっとお寄りする
のにも便利でした。これからは JOKER か毛利庭園しかありませんね・・
老四川は真っ暗でしたがビキニ・シスは女性スタッフの姿が見えました
のでガラスのドアから合図→8:30pm に予約を入れて東宝シネマへ
向かい Mission Impossible をMX4Dで観て再びビキニ・シスへ・・この
日はお夜食という感じでタパスとパエリアで簡単に!

美しいショー・プレートが変わっていなくて嬉しい〜〜♬ 泡は CAVAに
しようと思いましたら〜初めて見る日本の泡というスパークリング・ワ
イン(¥780)があってラベルをチェックするとシャトー・メルシャ
ンですね・・甲州とシャルドネのアッサンブラージュで味わいはドライ
でクリーン!夏にピッタリな爽やかスパークリングですが没個性と申し
ますか、正しく辛口な仕上がりは嬉しいけれどもう少しキャラクターが
ほしいかしら?ミネラル感が弱くシャルドネらしさは希薄な印象・・ピ
ンチョスの鱈のブニュエロ(¥730)にはよく合いましたが!タパス
はカタラーナのオムレツ(¥830)メニューにはヘーゼルナッツ入り
と書いてありましたが入っていたのは松の実とレーズンでパエリアはイ
カとアスパラ(¥1880)をいただきました。イカのカットが大きく
て美味〜♬ スペインのスパークリング・ウォーターは750ml だった
為スティル500ml をお願いしてソランデ・カブ・ラス(¥780)を
いただきましたが非常に柔らかいお水でした。最近いただいたパエリア
がスペイン本店と同じパエリア・パンを使う ミゲル・ファニ でしたの
で〜そう言えばビキニ・シスのパエリア・パンはお焦げがパンの底に付
かないパエリアだったのよネ!と思い出すことに!前回は昨年の4月で
お招きしたお客様とお隣のテーブルでフルコース・ディナー・・一年以
上振りでしたのに、さすが!清塚店長が私達のことを覚えてくださって
いて恐縮の至りでございました。六本木ヒルズはベアトリーチェと一緒
にイワキに行かれるのでメガネの微調整でもついついワンOK〜♬ 店に
行くことになってしまい人間だけで行くレストランの優先順位が上がら
なくてごめんなさい!次回は来年と言わず!!
美味しさとクオリティーに変わりなし!
***********

’メガネのイワキ’ はウエスト・ウォーク4F でビキニ・シスは5F〜♬
この日は出先からでベアトリーチェを連れて来てなかったのでお向か
いの テイラード・カフェ にはお寄りせず(できますけど!)残念!!
メガネを修理に出して人間だけで5F へ・・時間が早かったこともあ
りますが5F でエレベーターを下りると廊下に人影がなく、いつもス
タンディング・バーさながらに賑わっているお隣の リゴレット にも
お客様の姿がなくビキニ・シスも私達オンリー・・なかなか予約が入
らなかった頃が夢のようですが 、窓際テーブルが広々〜ゆったり〜♬
(つい嬉しい!と口を滑らせてしまいました)前回3名から予約でき
るブースでソムリエ厳選ペアリング・ディナーをした時のメニューが
甦る中〜3年振りとは言え(美しいショー・プレートは変わらず!)
メニューが余りにもコンパクトになっていて驚きました。時勢に対応
していらっしゃるのですね・・寂しいけれど仕方がありません。

ピンチョスから獅子唐のフリット(¥650) 桜エビと春キャベツの
アヒージョ(¥850)日本の桜エビは静岡県の駿河湾で水揚げされ
るものだけを桜エビって言うんですってネ! パンは別売りで(¥22
0x2)ワインは1898年創業のカーサ・フンダーダが造るロス・
コンデスのティント(テンプラニーリョ100% ¥3200)イカ・
タコ好きなリーチェパパが目をつけたパエリアはホタルイカと魚介の
メロッソ(¥1600)でしたがメニューの写真の感じでは〜おじや
風? 日本ソムリエ協会認定のソムリエでもいらっしゃる清塚店長に
伺ってみますと ”ノーマルなパエリアで作れるか聞いて参りますね!”

お答はイエス! 一級レストラン・サービス技能士の資格もお持ちの
清塚店長は柔らかな接客のみならず、お客様の気持に寄り添うサービ
スを最優先にしていらっしゃって私達がバルセロナのパン・コン・ト
マテが忘れられない!などと話しておりますと ”現在メニューには載
っておりませんが、できるか聞いて参ります” そして5分後テーブル
の上にはパン・コン・トマテ(¥500)が! アヒージョと同時にテ
ーブルに載ったバゲットも温かくて美味〜♬ クラムしっとり〜クラ
スト ’パリッ!’ 春キャベツと桜エビのアヒージョで堪能〜♬ 昨年の
インターナショナル・チャレンジで金賞を受賞したティントも文句な
し! 濃いルビー色でベリー系の深い味わい、なめらかなタンニンが
心地よくホタルイカのパエリアにもピッタリ〜♬ この季節ならでは
のホタルイカもさることながら魚介の旨味が滲み出る美味しいパエリ
アで大満足の内にデザート・タイムとなりました。リーチェパパはフ
レサ!フレサ!フレサ!とネーミングされたフレッシュ・ストロベリ
ーの下に苺のソルベ、ヨーグルト、苺のコンポート、クリームと苺を
重ねたイチゴ尽くし(¥650)私はオレンジ・ヨーグルト(¥630)
も捨て難いなと思いつつ無類の無花果好きとしてはラム酒が香るスペ
イン産イチジクとヘーゼルナッツのタルト(¥680)を選択〜♬

デザートは自家製で素晴らしい出来栄え!!フレサ x3で前回はナラ
ンハ x3だったことを思い出しました。ヘーゼルナッツのタルトはラ
ム酒がジュワ〜ッ!とリッチで風味豊かな仕上がり〜♬ スペイン産
の無花果はホテル・ニューグランド のパウンドケーキのようにふん
だんには入っていませんが(笑)無花果好きとしては大満足!! メ
ニューはかなり絞られていましたが、どの一品も丁寧に作られていて
接客・サービス共に申し分なく! レストランとしてのクオリティー
が高いまま保たれていてビキニシス・ファンとしては大変嬉しく!!
今はお客様の接待で、は難しいけれど此の日のように二人で、だった
ら〜また来られます。森ビルの方針は上顧客を狙う!とのお話でした
が、もはや5F に六本木ヒルズ・オープンからのお店は一軒も残って
いないそうで(ディヤはオープンから生き残りました!) ”うちは2
018年9月にオープンして一年やりましたがその後はコロナでまと
もに営業したことがなかったんですよ〜緊急事態宣言下では夜の営業
ができませんのでコースとアラカルト見直してメニュー ’全とっ替え’
したんです” 私達はイワキでも TO GO オンリーで一日の売上が ¥1
000だったこともある ディヤ でも、これまでにいろいろお話を伺
って参りましたので身につまされる思いで清塚店長のお話に耳を傾け
ました。本当に!いつになったらコロナ以前の世界が戻ってくるので
しょうか? 一日も早く平穏な日常が戻ってきますように!

前回おじゃました時、既にディナーのお約束をしているお客様があり
お気に入り窓際の角にある楕円形テーブルで伺ってみますと・・3名
で予約OK〜♬ 一ヶ月後に大切な日がやって参りました。お客様には
どうしても女王様の為の魚介のパエリア ’パエリア・セニョリート’ を
召し上がって戴きたく ¥7500のコース、私達は ¥5000のコー
スで選べるメインで女王様のパエリアと詰め物をしたヤリイカとホワ
イト・アスパラガスのプランチャ、お客様は女王様のパエリアと仔羊
の煮込み ’チリンドロン’ というチョイスにソムリエ厳選のシェリーと
ワイン5種(¥3000x2)を付けることに致しました。最初に供さ
れたルスタウ・シェリー・フィノ(60cc)はこれまでにいただいて
参りましたシェリーとは一線を画す円やかで奥行きのある味わい〜♬
続く CAVA はクロ・ラ・ソレヤ・ブリュ・ナチュレ(90cc)白ワイ
ンはヴィーニャ・エスメラルダ(90cc)シャルドネ、ソーヴィニヨ
ン・ブラン、赤ワインの品種スペイン原産のガルナッチャを入れた白
でシャルドネだけフレンチ・オークで熟成させている為、色味がやや
黄色がかっています。嬉しいですねぇ・・スペインならではの白〜♡

ディナーはイベリコ豚ペジョータの生ハムとモッツァレラのビキニで
始まり、ピンチョスは私達がジョルディ(トマト・うずらの卵・アン
チョビ・黒オリーブ)赤いパプリカのメルメラーダと新鮮なイワシ、
冷たいエビのアヒージョとクリームチーズのクレープ、ヒルダ(ギン
ディージャ・アンチョビ、オリーブ、ピクルス)マンチェゴとソプラ
サーダの5品、お客様は8品でジョルディ、ソプラサーダの他、キャ
ラメリゼした自家製フォアグラのテリーヌとエスカリヴァーダ、鱈と
ジャガイモのフリット、サーモン・マリネとクリームチーズ、ナスの
オムレツも美味しそう〜〜♬ コルドバの冷製トマト・スープ ’サル
モレホ'、雲丹のグラティナードは一緒です。冷製トマト・スープは
初めていただいた時の感動が甦る不滅の逸品で此の濃厚、且つ、フレ
ッシュなトマトの甘みが時を止めるのではないかと思われるスープは
お客様も大絶賛!! よかった〜お気に召して戴けて〜♡ 私は本気で
此のスープの為だけにビキニ・シスを訪れる価値あり、と思っている
のでございます。パエリア・セニョリートも喜んで戴けてヤリイカと
ホワイト・アスパラのプランチャはサルサ・ヴェルデとレモンの香り
が印象的な牛乳のムース仕立てで非常に軽やかな仕上がり〜♬ 仔羊
の煮込みに合わせて赤ワイン:ピノ・ノワールとシラー(90cc)が
供されデザート前にテーブルに載ったイダルゴ・ペドロ・ヒメネス
(45cc)がしっとりとディナーをまとめてくれて此のワイン・ペア
リングは個性溢れるスペインらしい5種で素晴らしかったと思います。

デザートはバスク風チーズケーキ(焼き菓子ですが中しっとり〜♬)
とヌガーのアイスクリーム、チョコレートの冷たい ’茶碗蒸し’ とミュ
ジコ、オレンジとヨーグルト ’ナランハ・ナランハ・ナランハ’ (フゴ
・デ・ナランハとカフェ・コン・レチェは私がカリフォルニアで初め
て覚えたスペイン語!!)オレンジのシロップ漬け、オレンジのエス
プーマの下にヨーグルト!! 食後のコーヒーに添えられる小菓子は一
ヶ月前のランチ同様カリンの羊羹、うぐいす豆と小豆の ’甘納豆’〜和
のタッチでフィナーレです。接客・サービス共にグレードが高く、お
客様をご招待している側の人間が安心して共にディナーが楽しめると
いうところは大きなポイント!! 月曜日の7:30pm から満席!!
カップル多めながら接待テーブルも散見〜何をかは言わんや・・♡


  
六本木ヒルズのウエストウォーク4F:イワキでメガネの調整をお願い
している間にランチ〜♬ 先にイワキにメガネを置いてエスカレーター
で5F へ・・お電話で予約の上おじゃま致しまして〜土曜日の1:30
pm という時間でしたので混んでいるかと思いきや意外に静かで店内に
はカップル2組(私達のランチが後半に差し掛かる頃お隣のテーブルに
香港チャイニーズ4名様ご着席)ランチはコーヒー or 紅茶付きでサラ
ダとパスタのパエリア(¥1500)サラダとイベリコ豚のグリル(¥
1700)アンジーパパはお魚の方で軽く炙ったマグロのたたき&フ
ムス(ひよこ豆のペースト)と女王様の為の魚介のパエリア ’セニョリ
ート’ と紅茶、私はビキニのシグネチャー:イベリコ豚ぺジョータの生
ハムとモッツァレラの極薄ホットサンドで始まる5品のコース(¥35
00)にエントランスでお出迎えしてくださった清塚マネージャー
(ソムリエと一級レストラン・サービス技能士〜なんて!あるんです
ネ!一級建築士しか知りませんでした!! の資格をお持ち)厳選のワ
イン3種のペアリング〜♬ CAVA → 白:ラ・カーニャ→ 赤:アルト
ス・デ・ロサダで愉しむことに致しました。

ピンチョスの前に先ずビキニのシグネチャーで至福の一口〜♬ 本日の
ピンチョス5種は右からジョルディ(薄いトーストの上にトマト・う
ずらの卵・アンチョビ・黒オリーブ)紅ずわい蟹と海老のクレープ包
み、自家製鶏レバーのパテにブランデーでマリネしたレーズン、モザ
イク(根菜のオムレツ・バーニャソース)サーモンとクリー・チーズ、
揺るがぬ美味しさと完成度の高さ!! そして、続く一品はジョセップ
料理長の ’祖母の思い出の味’ とサブ・タイトルが付いたニンニクのス
ープ ’ソパ・デ・アホ'〜♬ これが絶品でございます。ニンニクのスー
プなのに〜なんて優しいお味なんでしょう〜〜♡ 細かく砕かれたバゲ
ットが熱いスープに溶けて〜そこに卵黄が絡む白いガスパチョ!! ス
ープの上にイベリコ・ぺジョータが散りばめられて・・塩味が計算し
尽くされた珠玉の一品〜♬ 次回も忘れずに! お願いしたい逸品でご
ざいました。メインはイベリコ豚のグリルか、パエリア ’ア・バンダ’
と本日の鮮魚のプランチャで〜私も、お魚を選択〜♡ お出汁多めのパ
エリアがふっくらと焼き上がった真鯛の鉄板焼きに添えられて華麗な
二重奏のハーモニーが流れます。女王様のパエリアも海老や貝の殻で
出汁がとられていますが豚や鶏も入る贅沢なパエリアで〜♬ 一人前で
パエリアがいただけることも特筆に値することですが、おこげが楽し
める此の薄い層になったパエリアはビキニならでは!! デザートはク
レマ・カタラナ〜♬ モスカテルでマリネした苺がクリームの中に隠れ
ています。カリンの羊羹、うぐいす豆と小豆の ’甘納豆’ が添えられて
和のタッチで締め括る土曜日のランチ・・窓の外はドン曇りで気温7
℃ の冬日でしたが店内は明るく3pm 前にスペイン人ご夫妻が奥の半
個室に入って行かれました。土・日・祝日はランチの後ディナー・タ
イムまでカフェとして利用できるのです。皆様よくご存知ですネッ!

ドイツ人のクライアントが久し振りで来日〜さて、ディナーは何処で?
で、一週間前にオープンしたばかりのビキニ シスにおじゃましてみる
ことに致しました。彼女は ’豚肉♡’ な方ですので西麻布の 豚組 には
何回かご案内しておりますが世界に誇るグルメタウン東京で毎回とん
かつ or 豚しゃぶではねぇ〜(笑)プラス! 実は、私達が大のビキニ・
ファンであることが大きな理由でございます。赤坂サカスの ビキニ
初めておじゃました時お料理に大感激致しまして〜その後、彼女のパー
トナーの通訳で日本橋三越に行った帰り彼とコレド室町にある ピカール
にもおじゃま致しましたが六本木だと近くて嬉しい〜〜♬ ちょうど彼
女の甥のクリスチャンがアメリカのロー・スクールでクラスメイトだっ
た東京在住の友人を訪ねて来ていて彼は赤坂の今半に招待されていまし
たが ’六本木ヒルズ探訪’ がてら食前のドリンクで参加〜♬ ”白のサング
リアなんて初めて聞いたよ!”と興奮気味〜そうよ、東京にはスペイン・
カタルーニャ伝統の味と日本の四季折々の食材を使った美しいピンチョ
スと絵画のようなスープが愉しめるスペイン料理界の第一人者〜別名ピ
ンチョスの伝道師ジョセップ・バラオナ・ピニェス監修のモダン・カタ
ラン・スパニッシュがあるのよ〜♬ 私とクライアントはラティード・
デ・サラ・ロザード(ナヴァーラ&ガルナッチャ ¥3800)アンジー
パパはガス入りサンタニオル(¥650)で乾杯〜♬ 予約は奥の個室で
とれていました。植物が描かれたプレートと照明がお洒落〜〜♬

クリスチャンとは10年前アイルランドで会って以来の再会〜あまりに
も彼のサングリアが美味しそうでサビーナと二人でお味見させて戴いち
ゃいました。美味!甘過ぎず深みのあるサングリアで私達のロゼも力強
さを感じる骨太なロゼで大満足〜♬ お料理はアンジーパパと私が9月
のスペシャル・コース(¥5000)サビーナはア・ラ・カルトでアン
ダルシア地方コルドバのイベリコ生ハムで愉しむ冷製スープ ’サルモレ
ホ’(¥1080)イベリコ・ベジョータ ’プルマ’ のブランチャと秋なす
(シェリーのソース ¥2160)イベリコ豚とキノコのパエリア(¥2
160)コースはビキニのシグネチャー:イベリコ豚ベジョータの生ハ
ムとモッツァレラの温かいサンドウィッチを手にとる瞬間から始まりま
す!! 極薄でトーストがしんなり〜相も変わらず絶品でございます!!
このビキニをいただくと・・あ〜ビキニに帰って来たんだなぁ〜♡ と、
しみじみ・・ラッキーなことに此の日私達のテーブルを担当してくださ
ったのがオープンに先駆け赤坂店で研修されてらした本多俊介くんで彼
の接客とサービス・説明でコースが10倍美味しくなりました。

最初の6品は和風のプレートに載って登場〜写真右から1:ビニェス氏
最愛の息子の名を冠したジョルディは本多くんの説明に依りますと彼の
好物トマト、アンチョビ、ブラック・オリーブ、ウズラの卵を載せて〜
2:冷製・海老のアヒージョをクリームチーズで和えてクレープ包みに
3:自家製鶏レバーのパテ(上に載っているレーズンはラムだと甘くな
り過ぎる為ブランデーでマリネ)4:モザイクと命名された根菜のオム
レツ w/バーニャ・ソース 5:真鰯とパプリカのメルメラーダ(スペイ
ン語でマーマレード→ イワシのようなお魚にマーマレードという発想)
6:5種類のハムとクリームチーズのミルフィーユでございます。ビジ
ュアルの美しさ、一品ごとの完成度の高さ、発想の豊かさ、そして情熱
〜とことん凝っていても眉間にしわを寄せて頑張るのではなく、お料理
が ”楽しくてしょうがない” という・・作り手が楽しんでいるからこそ
伝わってくるワクワク感があるのです。魔法にかけられたように〜♬
5年前バースデー・ディナーでおじゃました 小笠原伯爵邸 でも大感激
致しましたが、ピニェス氏が初代総料理長でいらしたのですネ!

続くサルモレホ・デ・トマテは生き返るようなフレッシュネス!!スー
プはなめらかなのにトマトの野菜感が生きていて爽やかなのコクがあっ
てリッチな美味しさ!! イベリコ・ベジョータの生ハムと共に〜♬ バ
カラオのブランダータ・ピキージョ詰めのフリット(春巻の皮)ポロ葱
のソース( ロメスコ・ソースは皆様ご存知アリオリと並ぶスペインの
3大ソースの一つ)メイン2品は北海道産帆立とイカのブランチャ(ソ
ースはアサリとパセリを使ったサルサ・ヴェルデ)と女王様の為の魚介
パエリア ’パエリア・セニョリータ’ をいただきました。パエリアがちょ
うどよいボリュームで焦げ感を残しつつ、ジューシーでお米がベチャベ
チャになることなく立っていて神業のような仕上がり〜♬ 奇跡のよう
な一人前で少量なのに丁寧に美味しく仕上がっております。さすが〜♬
お米好きなクライアントも感激しておりました。もちろん一粒残さず!  

デザートはチョコレートの茶碗蒸しと名付けられたナッツ入りチョコレ
ート・ムース(¥800)お茶托に載った蓋付きのお湯呑みで供されま
した。日本人には微かな違和感がなきにしも非らずですがチョコレート
が濃厚で自由な発想と遊び心が感じられて楽しい一品〜♬ ティーカッ
プもお茶托に載っておりますよ〜私はカトリック巡礼の聖地サンチャゴ
・デ・コンポステラの大香炉が聖堂を舞う御ミサを思い出しながら〜タ
ルタ・デ・サンティアゴとトゥロンのアイスクリーム(共に¥800)
サンティアゴの十字架〜素敵です!! エスプレッソと共に・・和が香る
器は全てスペイン側で選んだとのお話。クレマ・カタラナもあって選べ
るデザートは3つ。完璧なコースでございました。ビキニは今年10周
年を迎えた渋谷のマークシティー店の他、池袋と仙台に店舗があり六本
木ヒルズは6店舗目〜だからシス’6’ 此処は今年の春まで やさい家めい
があったところですがウエストウォーク5F の飲食店で昔から変わって
いないのは〜お隣の’ほぼ常時’ 通路まで人が溢れている リゴレット だけ
になってしまいました。そうそう、カンパーニュのようなパンも美味!!
次回は秋も深まった頃〜季節野菜のブランチャと6種類のキノコのコン
フィ、イカ墨のメロッソあたりを楽しみに〜♬ ぜひ!!おじゃまさせて
いただきたいと思いま〜す。

  • 牛肉のプランチャ
  • これは私のティント!
  • ’春のお薦め’ で決定〜♬

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3位

リストランテ ピッツェリア ジャンカルロ トウキョウ (六本木一丁目、麻布十番、神谷町 / ピザ、イタリアン、ステーキ)

17回

  • 夜の点数: 3.9

    • [ 料理・味 3.9
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.9
    • | CP 3.9
    • | 酒・ドリンク 3.9 ]
  • 昼の点数: 3.8

    • [ 料理・味 3.8
    • | サービス 3.9
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク 3.8 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 ¥5,000~¥5,999

2025/02訪問 2025/02/14

Happy Belated Birthday〜♬

年末に 恵比寿エス でお母様に美味しいピッツァを!!と思って予約の
お電話を入れたところピッツァがなくて・・というお話を伺って Y君を
ジャンカルロにご招待〜♬ 改装後の店内をご案内してサンマルツァー
ノはコレッツィーオーネのチンクワンタで50周年記念ボトルかしら?
バリックで熟成 (¥9000)で乾杯〜♬ ブラック・ラベルはボトルが
分厚くて重い!熟成する赤ワインのようですネ!アンティヴィーノ 忘年
会以来で Y君は2日前の4日がマイ・バースデーだったことを覚えてく
ださっていて日比谷花壇の素晴らしい花束と奈良のお土産を携えて "葉
山から六本木まで2時間かかりました。クルマで来ないとちょっと遠い
ですネ!マダムとワインはご一緒できますけど” と、そこへアンティパ
スト盛合せはご用意してるんですけどその後どうされますか?と小曽根
シェフ登場〜今日はどうしてもピッツァを召し上がっていただかなけれ
ばならないお話をしてマルゲリータはマスト!でもう一枚はシェフにお
任せ致しました。

アンティパスト・ミストはココットに入った蛸のインサラータ・リゾッ
ト、時計回りにパッパール・ポモドーロとイカ、鶏肉のアマルフィダー
ナ、鯛のカルパッチョ、焼きナスとボッタルガ&リコッタ、中央に大き
なウズラ豆と生ハム・パプリカの軽い煮込みと6種類〜♬ オリーブオイ
ルを垂らした焼き立ての素焼きピッツァで楽しみます。グリーンオリー
ブ、タコ、大きな粒のお米を合わせてサラダ仕立てにした一品が美味!
小曽根シェフのセンスが光ります(¥1800x3)そして、とろとろ熱
々のマルゲリータ(¥2310)の美味しさと言ったら〜もう形容のし
ようもなく、ただただ感服・・世界一のマルゲリータ!!Y君もアンジ
ェリーナ→ ベアトリーチェと毎年バースデーの都度供されるマルゲリー
タはご存知ですが名ピッツァイオーロのシェフが店内奥に鎮座するイタ
リア製ピッツァ窯から焼き立てを直々にテラスまで届けて下さって美味
しさも一入〜♬ シェフのマルゲリータは世界一と私達は揃って大絶賛!
”僕マルゲリータ姫と誕生日が11月20日で一緒なんですヨ” 生まれた
時からナポリの国際ピッツァ・コンテストで日本人で初めて総合優勝を
果たす運命だったのネ!と私は納得!もう一品は店名を冠したジャンカ
ルロ(¥3500)で元々ビスマルク大好き人間ですがこのビスマルク
は卵がとろとろで自家製ポルケッタ(ローストポーク)とモッツァレラ
が織りなすハーモニーに白トリュフの香り〜♬ 至福の逸品でございます。
白トリュフの季節には白トリュフを載せられるんですけどネ!と小曽根
シェフ・・香ばしいポルケッタと香る白トリュフ、卵にとろけるモッツ
ァレラ!!2019年に小曽根シェフの紹介でソレントの COCUMELLA
に滞在して L'Agrumeto Grand Hotel でピッツァイオーロのフランキー
が焼くピッツァをいただきましたが!麻布台でこれまでの人生でイチバ
ン美味しいピッツァ2種でございました。

バジルがよく香るトマトとバジルのニョッキ(¥1730)もニョッキ
がパーフェクトな耳たぶの柔らかさで感動〜ラムのグリル(¥5280)
もパーフェクト!ドルチェ(¥2500)はエスプレッソ(¥660)と
紅茶(¥880)でフルコース・ディナーを堪能致しました。カンノー
ロは前回もいただきましたがオレンジとチョコレートのケーキも美味し
くてシェフのチョコレート文字が美しく私は大ハッピー・・きれいに書
けていて〜♬ とシェフにお礼を申し上げましたらイタリアで ”ミサオ,
Happy Birthday は HとB を揃えることが大事だからね”と教えられた
そう〜マスターされましたネ!Y君は昔シェフが作ってらしたバトン・
ピッツァのことも覚えていて2種類のピッツァを楽しんで戴けてホント
によかった!お母様にマルゲリータを TO GO でパックして戴きました。
Buon appetito!! e ci vediamo in marzo〜♬
半年振りで酒井さんのお出迎え?と思いましたら〜ニューフェイスの堀井
くん!1月4日のランチでおじゃま致しました。2025年は3日のディ
ナーから営業開始だそう〜凄い!元気!!1pm に予約して参りましたが
店内は満席で”ピッツァが食べたいから来たよ!”と仰るイタリア人のお客
様も!オーナーの小曽根シェフは ”イタリアを北から南まで楽しんで〜♬”
というスタンスで 恵比寿エス の姉妹店としてオープンされて今年の7月
で8周年!!”これからも ’嘘をつかない料理’ を出して行きたいです” と
シェフ・・店内はほぼ満席で!クリスマス前から満席の日が続いてるんで
す、と堀井くん・・私達は3代目の屋根と窓が付いたテラスでアンティパ
ストはナスのポルペッタ・コッパとルーコラのインヴォルティーニ、モル
タデッラ、鰤のカルパッチョ、レバーペーストのブルスケッタ、フルーツ
トマトとリコッタを楽しみました。東京タワー側の ’窓’ がワイドに大きく
なりましたので夜はこれまで以上にライトアップされた夜景が楽しめそう
ですネッ!

”今日はチンギアーレがありますよ” と、小曽根シェフがお顔を出してくだ
さってアンティパストの後はトスカーナの郷土料理チンギアーレをパッパ
ルデッレで〜♬ ジビエは先月 パンツェロッテリア で蝦夷鹿をいただいて
以来〜シェフは私達の好みをよくご存知ですので!ここでも恵比寿エスで
も近年はメニューを一度も見たことがありません。ジャンカルロはオープ
ンのパーティー(私が初投稿者!)から、エスはシェフが独立される前か
ら・・永いお付き合いになって参りました。チンギアーレ(イノシシ)は
ソースが重たくなり過ぎない絶妙な煮込みでシェフの仰る ’嘘をつかない’
ソースなのだと改めて〜♬ ドルチェはカンノーロをいただいて3月のベ
アトリーチェ6歳バースデーの予約のお願いをして新しくなったジャンカ
ルロを後に致しました。
小曽根シェフからラインでリニューアル完了のお知らせが届き、即!予約
を入れるも満席で月が変わって6月第一週の金曜日に前以て予約!改装後
の店内をゆっくり拝見したかったのでディナーのドア・オープン @5pm
にボナセーラ〜酒井さんとは12月の忘年会ディナー以来〜♬ シェフは当
恵比寿エス の日でお目にかかれず、ベアトリーチェ5歳のバースデー・
パーティー以来で店内のご案内をして戴きました。まぁ〜改装どころの話
ではなく!全く別のお店に生まれ変わって完全個室を含むプライベート感
溢れる落ち着いたリストランテに!ナポリから来たピッツァ窯は奥に造ら
れた厨房に鎮座!ブースもあって〜こんなに奥が広いお店だった?と驚く
ばかり!2016年イタリアのピッツァ大会で日本人初の総合優勝に輝い
た小曽根シェフは2019年にもピッツァ・ワールドカップに挑み見事!
総合優勝を果たされて数々の業績を称えるトロフィーが壁を飾ります。恵
比寿エスのダイニング・ルームは昔からオープン・キッチンでカジュアル
な雰囲気ですので狙い通りの差別化ですネ!この日も完全個室に6名で予
約が入っていました。ちょっと嬉しかったのはテラスのピッツァ・プレー
トと店名が改装前のまま同じ場所にあったこと!

シェフから本日のお薦めがあり、お祝いにドラゴン・イヤーのサントリー
・ロイヤル干支ボトルをプレゼント!前回クリュッグをお楽しみ戴けなか
った酒井さん〜今回は楽しんでくださいネッ!酒井さんが用意してくださ
っていたワインはタウラージでカンパーニャで D.O.C.G.って珍しいなぁ〜
と思ったら獲得は1993年!南のバローロと言われるパワフルなアリア
ニコで豊かな果実味と凝縮感がハンパありませんネ!樽熟16ヶ月の後→
瓶熟→3年の熟成を経てリリースされるディープなワイン・レッド、柔ら
かなタンニンと余韻に残る微かな渋み、甘みさえ感じるフル・ボディーな
らではの旨味!酒井さんは私のワインの好みを本当によくご存知なのです。
(2016年 ¥5500)いつもありがとうございます!

アンティパスト盛合せ(¥1800x2)はイワシのコンフィ、みかん鯛の
カルパッチョ、鶏肉のアマルフィダーナでレモンクリーム煮、パテ・ドゥ・
カンパーニュ、カレイのマンテカータ、焼きナスのボッタルガかけでパテ
カンは素焼きのピッツァに載せてジャンカルロ風に満喫〜♬ちょうど向か
い側が麻布台ヒルズでまた ボガマリの石鯛の話になりましたがシェフの甘
鯛のウロコ・ソテー(¥2800)は皮目が立って身はふんわり〜食感が
素晴らしくナスを入れたラヴィオリ(¥2400)も優しいソースで繊細
な仕上がり〜♬ 次々にお客様ご来店で店内へ・・女性3人組はテラスへ来
られて生ビールで乾杯〜♬ 私達は既にドルチェ・タイムでカンノーリをお
願い致しました。ジャンカルロのカンノーリは カフェ・ニーノ のカンノー
リより硬め、揚げ色も濃くハードなフィニッシュ!昔から キャンティ の下
は急な坂でこの一帯は狸穴(まみあな)と呼ばれていましたがこの日、狸
穴の下が更なる坂で植木坂と名付けられていたことを発見!ここに並んで
いた菊人形もなくなり飯倉片町にキャンティとニコラスしかなかった19
70年代初めにデザイナー達が住んだスペイン村もなくなり麻布台ヒルズ
側は'森'村になりジャンカルロは個室完備になって〜♬ 先日 KNOCK から
帰った時のように!また信号でマリオの車列と一緒になりました。
完成した麻布台ヒルズは前回ディナーで予約した Va-tout に向かう前
メゾン・ランドメンヌ のテラスから見た時がオープン2日前でしたが
2週間後の此の日ディナーにご招待したお客様のお話によればカフェ
は60組待ち!だそうで・・アンジェリーナの時代から椅子の上でカ
フェ・マットが滑らないように必ず手作り滑り止めシートを用意して
待ってくださっていた此の方に今年もベアトリーチェはたくさん可愛
がって戴きました。元 Va-tout 店長 F氏は昨年1月に浅草の しま正
転職され其の後は銀座の某有名店に就職されてベアトリーチェちゃん
と遊べなくなったのが淋しい〜〜と仰ってくださってたので私は特別
なクリスマス・プレゼントを用意してレストランは他にお客様がいら
っしゃらなければ私達だけでゆっくりできるジャンカルロと決めてい
ました。リーチェパパも戴き物の秘蔵クリュッグを(私がキンキンに
冷やした状態で持参!)ところが!テラスは私達の貸切でしたがクリ
ュッグが完全に泡が抜けていてオレンジ色の古くなった梅酒・・ミレ
ニアムで2K問題が取り沙汰された1999年の大晦日に開けたドン
ペリより悲惨な状態でした。クリュッグですから微発泡くらい残って
るんじゃないですか?と仰ってた酒井さんも真っ青!

JALのマイレージで航空券で使わなくても JALホテルだったら2泊し
てもお釣りが出るくらい貯まっていた1999年の大晦日から3日ま
でお友達のいる京都に行って日航プリンスのジュニア・スイートに宿
泊(決めたのが12月に入ってからで客室は既に完売〜スイートしか
空いていなかったのですがお友達が強力なコネを使ってくれて)とこ
ろが!1985年ヴィンテージのドンペリは微発泡の凝縮した黄金色
のシャルドネになっていました。でも此の日のクリュッグほどは劣化
していませんでしたので "ドンペリのヴィンテージはやっぱり 〇〇っ
ても鯛ネッ!”などと二人ではしゃいでルーム・サービスを満喫〜♬
9pm 頃 Mのお母様から電話が入って ”あなた達まだホテル?八坂さ
ん行くんやったらもう出なあかん!” 慌ててタクシーで八坂神社まで
行き列に入って12am から二人で除夜の鐘を突いた大晦日のドンペ
リが甦りました(Mは京都生まれ、京都育ち、今も京都在住ですが除
夜の鐘を突いたのは此の夜が初めて!)

ヒドいクリュッグで一緒に楽しんで戴けなかった酒井さんから本日の
食材の紹介とお薦めがあり先ず兵庫県産サムライ・オイスターを蒸し
牡蠣で〜♬ F氏は私のプレゼントを大喜びしてくださって諦めのワル
い私に付き合って ’梅酒’ も付き合ってくださってサンペレ(¥121
0)で中和しながら(笑)二人でもう少し・・前菜盛合せ(¥180
0)は豚タンのボリート・サルサ・ヴェルデ、イワシのマリネ、ロマ
ネスコのアンチョビ・ソテー、蕪のサフラン煮を満喫〜♬ 私は哺乳
類の舌だから同じかと思っていましたが F氏曰く ”トンタンはホルモ
ンで出す店ありますけどクサイので僕は絶対に頼みません!ここまで
きれいに仕上げるなんて凄いですヨ” と絶賛!!パスタ(¥3000)
は高知県産カマスのペペロンチーノでトッピングにボッタルガとナッ
ツというところがお洒落なジャンカルロで〜♬ お魚料理は北海道産
黒ソイをアクアパッツァで楽しみました。お供はアサリ、蛤、ムール
貝(¥3000)酒井さんは私のワインの好みを熟知していらっしゃ
るのでお任せ〜♬ サルデーニャのサルド(¥5000)がテーブルに
載りました。カマスも黒ソイもトレーで見せて戴きましたが手前に
あったポークは南ぬ豚(パイヌ豚)という石垣産の年間300匹しか
とれない貴重なブランド豚で(もちろん!私達も初めて〜♬)関東で
恵比寿エス と此処でしかいただけない逸品(¥3850)火入れ完
璧!!しっかり歯応えがあるのに肉質は柔らかく香りよく甘みもあっ
て絶品でございました。

ドルチェ・タイムに i-pad で小曽根シェフがイタリアで2001年か
ら続くピッツァ・ワールドカップの審査員をされた時の写真(私はシ
ェフからご報告まで!と写真がラインで届きましたが F氏は初めて)
と南ぬ豚の認定書を見せて戴き、フレームの中に港区内共通商品券使
えます!を発見〜♬ 電子スマイル商品券なんてあるんですネッ!私は
昔ながらの紙の商品券で昨年ベアトリーチェと レッサム・フィリリ
バーガーマニアハッピー・アワー の3軒で使いましたがお散歩で行
かれる範囲しかお店をチェックしていませんでした。ドルチェは F氏
がババとカンノーリ、リーチェパパはカンノーリ・オンリー(¥96
8)私はババ(¥880)ワインも未だあって〜 F氏とワインでドル
チェ・タイムを満喫〜♬ 私は東京でババをいただくたびに気分はナポ
リの ガンブリヌス!ベアトリーチェ5歳のバースデー・パーティー@
エスに F氏をご招待して VERVE のライトアップを見て帰宅・・クリ
ュッグは残念でしたがディナーのコースが完璧で!プレゼント喜んで
戴けて本当によかった!!
同じマンションで仲良くしているご夫妻とベアトリーチェとディナー
でおじゃま致しました。4月に予定しているベアトリーチェ4歳の
バースデー・パーティーにもご招待していて・・ご夫妻はパーティー
会場の下見も兼ねて先日 恵比寿エス にいらして ”とっても素敵な
レストランで美味しかった!” と、気に入ってくださって・・今年は
小曽根シェフが此方なのでシェフにもご紹介したかったのです。この
夜〜東京タワーはバレンタインのライトアップで!今年はピンクの♡
がこちら向きではありませんでしたが東京タワーに向かって大きく切
り取られたビニール張り窓からライトアップがきれいに見えて今宵の
テラスは貸切〜ディナーはご夫妻も私達も苦手な食材・アレルギーは
なく ’シェフにお任せ’ のコース!! ワインは私にお任せでしたので
前回美味しかったヴェルサーチのネロ・ダーヴォラで決まり〜♬

アンティパスト・ミストは真ん中にトリッパ、その周りをヒラスズキ
のスモーク、カルピオーネ、プロシュートと白菜、レンズ豆を添えた
サルシッチャが囲んで北イタリア湖水地方の郷土料理(ガルダ湖の鱒
は有名)カルピオーネは南蛮漬けに似ているので日本人になじみやす
い調理法ですが甘酸っぱいだけで終わる南蛮漬けより香味野菜の旨み
と微かなガーリック風味が活きるカルピオーネは白ワイン・ビネガー
にスパイスとハーブのニュアンスが溶け出して〜より味わい深く、お
通しで必ず出る素焼きのピッツァと共にいただくと美味しさ倍増〜♬
イタリアン・ハーモニーに舌鼓み〜♬ ブラック・ペッパーとオレガノ
だけで!ここまで楽しめる素焼きって凄い!! ピッツァはドイツ統一
の原動力となった名宰相ビスマルクが目玉焼きを載せたステーキが好
物だったことから此の美食家の名が付いたビスマルクで・・シェフが
テーブルで黒トリュフをシャッシャッ!! 削り立てのトリュフの香り
がテーブルの上に広がってベアトリーチェもお鼻をヒクヒク・・”8等
分してありますから手でとってお召し上がりください” と、シェフ・・
たっぷりモッツァレラに手作りパンチェッタ、とろとろ卵に黒トリュ
フと来れば鬼に金棒と思いきや!ほどよい塩味は手作りポルケッタで
香草を詰めて焼き上げたイタリアン・ローストポークのスライスのト
ッピングでございました。ピッツァ・ビアンカの醍醐味!ここに極め
けり〜♬

パスタはプーリアの郷土料理オレッキエッテ〜耳たぶの厚みが絶妙で
もちもちとした食感が堪りませんネッ! ソースは ’くたくたにしてあ
る’ 菜の花をアンチョビで炒めたパン粉で絡めた一品でオレキエッテ
にソースがよく絡んでイタリアの北から南までパスポートなしで旅す
る贅沢なディナー・・もう少し若ければ此の後お肉に行きたいところ
ですが・・で〜全員一致でドルチェへと進むことに〜♬ ドルチェ盛
合せはティラミスとナッツのタルトで金柑の甘露煮とジェラートが添
えてありました。イタリアの食材にこだわり基本すべて手作り〜♬ が
小曽根シェフの信条で、冬場のオレッキエッテ作りは大変だと聞いて
おりましたが前回のショート・パスタはピエモンテのアニョロッキ・
ピエモンテーゼで飛行機に乗らずにイタリアの郷土料理を北から南ま
で堪能させて戴きました。翌朝 ”本当に美味しくて楽しくてクルマで
楽々で〜♬” と、お礼のお電話があり〜珍しい愛媛の甘平(カンペイ)
を届けてくださいました。甘〜い!!種なし、薄皮で味わいは蜜柑に
近くポンカン寄りな感じもあって〜そのどちらよりもジューシー!!
愛媛の柑橘ニュー・フェイスでディナーの余韻をもう一度!
小曽根シェフのラインで今年は 恵比寿エス ではなく、こちらの方
で伺い・・ディナーで〜♬ テント・ハウスが白に変わって窓も益々
立派に、前に聳える森ビルもかなり上まで完成していて夜も工事が
続いております。夏にはオープン予定とのお話でいよいよ飯倉片町
が新しい街になるのですネ!お二人どうしていらっしゃるかと僕も
気になってたんですが食べログ見たら〜あちこち行ってらっしゃる
ので安心したんです!と小曽根シェフ・・食べログで安否確認(笑)
ベアトリーチェは大好きな酒井さんに会えて大喜び〜♡ パピーの時
の刷り込みは一生消えることがないのです。”今日はいかが致しまし
ょうか?前菜はもうできてるんですけど” すべてシェフにお任せで
スプマンテ(¥900)とサンペレ(¥1200)アンティパスト・
ミスト(¥1430x2)と素焼きのピッツァがテーブルに・・お皿
が新しくなっていますネ!ノリタケです、と酒井くん・・右上から
牛ハツのレモン・マリネ、鶏レバーとブルーベリーを載せたブルス
ケッタ、エビの揚げ団子、ブロッコリーの香草パン粉焼き、焼きナ
スとボッタルガ、中央に空豆とペコリーノと、少しずつ6種類〜♬

パスタ(¥2000)は仔牛とホウレン草を包んだアニョロッキ・
ピエモンテーゼ〜♬ クリーミーで優しい味わい!テーブルにお皿が
載った瞬間!トリュフの芳醇な香りに包まれます。ワインも私の好
みをご存知ですのでお任せ〜酒井くんが嬉しそうに見せてくださっ
たボトル(¥5000)は2019年のネロ・ダーヴォラでフュー
ディ・デル・ピショット・・どこかで見たことのある・・あら、ヴ
ェルサーチのメデューサかしら?よく見るとラベルに小さくヴェル
サーチと入っていますネ!先月エノテカからガヤがエトナ山麓に作
ったワイナリーから入荷後即!完売になったイッダの白に続いて赤
が届きました、というお知らせが来たところ〜今シチリアが熱いで
すネッ!キャンティ・クラシコの名手カステラーレとヴェルサーチ
のコラボから生まれたネロ・ダーヴォラ(シチリア固有の品種)は
パワフルなのにアロマが繊細でブランドが確立するとファッション
→ 香水へと進む流れも感じられて20年振りのシチリアで新鋭ワイ
ナリー巡りがしたくなりました。収益の一部がシチリア文化遺産の
修復に充てられるそうでアグリジェンドやセリヌンテの遺跡に思い
を馳せながら〜メカジキのグリルをいただくことになりました。

シェフからメインにメカジキはいかがですか?とご提案があった時
・・メカジキ?? 私はメカジキと聞くとアメリカの Swordfish の
平たいカット、凡庸で大雑把な味わいしか思い浮かばず。いやいや
イタリアではペッシェ・スパーダは見た目も立派で結婚式で出され
る魚ですから!で、ルーコラの上に載ったメカジキにレモンを絞っ
ていただいてみますと目から鱗!! アメリカや日本のワン OK〜♬
カフェでいただいたメカジキとは全くの別物!! ふんわりと上質な
白身に脂が載って食感、味わい、共に極上で(¥2600)それも
その筈!お話を伺ってみますと違いは部位にありました。シェフの
選んだ部位は周囲1メートルのバラ肉からとれる大トロと中トロに
あたる希少部位〜♬ トマト、タイム、バジルの香りを移してしっか
りグリル〜絶品でございました。ドルチェはティラミスとイチゴの
タルト(¥1200)素材の選び方と素材のポテンシャルを最大限に
引き出す調理のセンスと腕が満喫できるのは ’シェフのいる’ レスト
ランでこそ!! 帰宅後・・ヴェルサーチのエスプレッソ・カップと
コーヒー・カップで天使の羽に漂うラベルの余韻を心ゆくまで〜♬
酒井さんにも古屋さんにも 恵比寿エス でお会いしておりますので
前回のレビューを見て一年振りの再訪と知ってビックリ〜更に!!
ビックリしたことは冬になるとテラスに出現するテントに立派なド
アが付いていたことでした!!恵比寿エスの一軒家のような大きな
温室のようなテント・ハウスもテラスのお庭も小曽根シェフとスタ
ッフによる手作りと伺っておりましたが ”2日前にできたばかりで
このドアも自分達で付けたんです!” 特注窓付きテントからは東京
タワーがよく見えて皆様の温かいお出迎えがあってベアトリーチェ
は酒井さんが大好きなのでエプロンに伸び上がって大喜び!!三つ
子の魂百まで、と申しますが犬は一歳で成犬になりますので生後4
ヶ月までの幼犬時に優しく接して戴いた方に甘えたい気持は一生変
わりません! お向かいの森ビル麻布台プロジェクトも着々と進んで
もうビルの外観がわかるまでになっております。来年はいよいよオ
ープンですネッ!

前菜盛合せ(¥1000x2)は自家製ハム、シュー生地にマスカル
ポーネを詰めてパンチェッタを載せたもの、ゲソや肝で作ったフィ
リングを巻いた小ヤリイカのテリーヌ風に鰈の酢漬け〜自家製ハム
はエスで何度かいただいておりますが塩味がマイルドで本当に美味
しい〜〜♬ 小ヤリイカのテリーヌ風は個人的に ’ヴェネツィアが甦
る味’ でワインは酒井さんがアマローネ好きの私に、とラベルに松
ぼっくりが描かれた2005年ヴィンテージのヴェネツィア-ジュ
リア I.G.T. (¥7500)を用意してくださっていました。心地よ
い渋みが印象的な複雑みのあるミディアム・ボディーで最初は酸が
立つ感じがありましたが抜栓後15分くらいで徐々に開いて土の香
りがしっとり〜♬ 味わいはさらっとドライなのでムール貝とアサリ
のジェノヴェーゼ(¥1600)にもピッタリ〜♬

11月6日放映のジョブチューン 'ドミノ・ピザ vs 超一流ピザ職人’
で3回目の出演となる小曽根シェフが審査員の中でダメ出しが一番
多かったと私は記憶しておりましたが酒井くんは ”ドミノ・ピザが
これを出してくることがただただ残念” とシェフが発言した予告編
がウケたと言いながら ”この後どうなさいますか?” イノシシもあ
るんですけど、の一言で決まり〜♬ トスカーナは別にして日本で
これまでにいただいたチンギアーレ(猪)の中の白眉!! ジュー
シーな猪のロースト(¥2400)は比類を見ない美味しさで大満
足!!ドルチェはリコッタと大きなヘーゼルナッツが入ったトルタ
(¥800)をいただき・・チェック時に ”猪はいかがでしたか?”
と古屋さんが厨房から〜天下一品だったと申し上げますと ”丹波か
ら半身を仕入れてエスで解体したんです” 骨ごと煮込んでパスタの
ラグーにしたり(はい、私達もエスでいただきました!)今日の猪
はとっておいた一番いい部位でお出ししたんで!” お料理が美味し
いことはもちろんですが小曽根ファミリーのメンバーは皆様お人柄
が穏やかで真面目で謙虚〜店内には常連様と思しき小さなお子様連
れファミリーがディナーをされていましたが ”川崎の店も順調で宮
前区にお住いのご家族がリピートしてくれるようになりました”と
酒井くん・・そうでしょう、そうでしょう〜♡ 子供にも優しいイタ
リアンであればママも寛げてお料理がゆっくり満喫できて嬉しいで
すよネッ! 美味しいお料理とホスピタリティー・・そのどちらも温
かい!!それがエスとジャンカルロの真骨頂なのだ・・と、改めて
思いました。

小曽根シェフから ”明日の TBS @8pm〜ジョブチューン・
ピザーラ vs 超一流ピザ職人に出るので笑ってやってくださ
い!” とラインを戴き楽しみに録画〜♬ 2時間スペシャルで
ピザーラの商品開発部が新規に打ち出したメニューが次々に
登場してゲストの審査員は全員名だたるピッツァイオーロ〜
その内の一名が小曽根シェフで審査員が一作ずつ試食→ 出来
映えとお味についてコメント!という形式で番組が進行〜♬
プルコギのピッツァなど奇想天外な作品もありましたが大海
老のピッツァには小曽根シェフが ○を掲げて "美味しい〜♬
今度うちでも!とります” とコメント・・土曜日のプライム・
タイムで視聴率も高かったのだと思いますが9月5日の放映
で翌6日の日曜日の 恵比寿エス はお断りしなければならな
いお客様が出るほどの来客数だったと酒井くんからお話を伺
ってビックリ〜〜♬ 元々人気番組なのかもしれませんが TV
の威力って凄いですネッ! ”食べログの訪問者数も普段は一
ヶ月平均4500くらいなんですけど此の時は一日で250
0来ました!!” と酒井くん・・大反響だったのですネッ!
出演していらしたピザーラの企画部長とスタッフも来てくだ
さって・・と満面の笑みでございました。

放映から2週間後11:45am に予約してベアトリーチェ
とテラスへ・・テラスは私達の貸切でしたが次々にお客様ご
来店で12:30pm には店内満席になっていたのでは?女
性二人組が主流でございます。ランチは一律 ¥1000(税
込)でサラダ・ドリンク付き、パスタはロッサがトマトで仔
羊とキノコ、ビアンカがシラスとキャベツのペペロンチーノ、
ピッツァ・ロッサはマルゲリータ、ビアンカはサルシッチャ
とマッシュルームのモッツァレラで私達はピッツァ・ビアン
カとプロセッコを(¥900)お願い致しました。”大きくな
りましたネ!もうアンジェリーナ・サイズじゃないですか!”
とベアトリーチェ一歳バースデーにランチ営業終了後エスに
駆けつけてくださった酒井くん・・人間の子供と違って犬は
一歳過ぎになると体高は一生変わらないのですが彼の愛を感
じる嬉しい ♡ひと言♡ パスタ 50g でもお作りできますよ
〜♬ とパパにボロネーゼも作ってくださって私は40g のパ
スタをこんなに美味しそうにお皿に載せるのはやはりプロの
技と感心することしきり・・ピッツァも変わらずに絶品で!
大満足テラス・ランチでございました。

森ビル麻布台プロジェクトが始まってトラックが続々とやっ
て参りますので夜に比べるとやや騒がしい感じがなきにしも
あらずではありますが気になるほどではなくメレンゲが載っ
たバニラ・アイスクリーム(¥250)をいただいてテラス
を後に致しました。何よりよかったと改めて思ったのは〜お
向かいの外務省外交資料館が残って330メートルにもなる
高層ビルがテラスの真ん前には建たないこと(宗教法人の建
物も残ったそうですが)令和元年に着工した工事が完了して
六本木ヒルズに隣接する森プロジェクトが完成するのは3年
後の3月〜オフィス、ホテル、インターナショナル・スクー
ルに商業施設というスケールですから小さな街が一つできる
ようなもので人の流れも大きく変わることでしょう〜ジャン
カルロの将来が楽しみ〜♬

先日 恵比寿 ES Classico の ロール・ピッツァをアップ致し
ましたがその前にジャンカルロのテラスに夕方おじゃました
ことがありまして(現在は臨時休業中)ブッラータのカプレ
ーゼと焼き立てのピッツァを満喫〜♬ ワインはマージのカン
ポフィオリン(2016年 ¥6000)11世紀から現代ま
で延々と行われているアパッシメント(陰干し→半乾燥のブ
ドウから造るワイン)でアマローネまでの甘みはないけれど
深みはしっかり〜♬ 余韻も充分にあり濃厚でクリーミーなブ
ッラータ(¥1600)にピッタリ〜♬ ESはジャンカルロよ
り早く休業に入り小曽根シェフは既に日々ロール・ピッツァ
作りに専念していらっしゃいましたが此の日ピッツァ窯を持
たない恵比寿のイタリアンに ES のピッツァ窯を提供してい
らっしゃるというお話を伺って感動致しました。苦しい時は
お互い様、助け合って此の危機を乗り越えて行きましょう〜
という小曽根シェフらしいイニシアティヴでジャンカルロの
スタッフも自転車通勤で奮闘中〜ご近所にも自転車でピッツ
ァの宅配をされているとのお話です。皆様、三鷹から六本木
まで自転車でどのくらいかかるとお思いですか? なんと!1
7.5キロの距離を1時間10分で、だそうですよ〜驚き!!

ピッツァはお薦めのサプライズでお願い致しましたら〜菜の
花とカニのビアンカ(¥2200)絶品!!でございました。
アンジェリーナのバースデーでもゲスト全員が感激したのが
ナポリから海を渡って来た窯でピッツァイオーロが焼くピッ
ツァ〜♬ 香ばしい薪の香りと熱々とろとろチーズが堪りませ
ん!! 大満足でドルチェ(ヨーグルトのアイスクリームとサ
ツマイモと栗のタルト ¥600x2)をいただいておりますと
ご近所からと思しき欧米系ご夫婦ご来店〜ドアの中に入って
すぐに出て来られて・・聞こえてきた会話から英語がちゃん
と通じていなかったとわかりソク!通訳!! あら、よかった
!と大変喜ばれてカウンターでピッツァが焼き上がるまで赤
ワイン x2〜私も売上げに協力できてよかった(笑)15分
後お二人は嬉しそうに焼き上がったピッツァを2枚持って出
て来られました。1枚はマルゲリータかしら? ベアトリーチ
ェの噛むトーイにピッツァを買ってあげたら上に載っていた
トマトから齧り始め・・今はスタッフィングも全て失くなり
トマトも3つとれて単なるペッタンコの三角形ですがまだか
じっております。元旦の ボンゲン・コーヒーのレビューに
美味しそうなピッツァの形がわかる写真が残っていましたが
初めてジャンカルロのテラスに来た時は未だパピーで口に入
るものなら何でも齧っていましたので好みのものだけを齧る
ようになったということは成長している証拠なのでしょうか
・・また、お目にかかれる日まで合言葉は ’希望のバトン’ ロ
ール・ピッツァで〜♬

ベアトリーチェがいなかったら数年間再訪できなかったかも
しれないジャンカルロのテラスで5月に 恵比寿エス でアン
ジェリーナの11歳バースデー・パーティーをした時ランチ
を終えてお祝いに駆け付けてくださった酒井さんにベアトリ
ーチェを抱っこして戴きたくて日曜日の早い時間にディナー
でおじゃま致しました。こんなに可愛いコが来て本当によか
ったですネ!と2010年のバローロを開けて下さって記念
すべきジャンカルロでの一杯〜♬ バローロは14.5% と
アルコール度数が高いのが特徴ですがどっしりと重い赤では
なく、葡萄の葉にそよぐ風のようなニュアンスを感じる繊細
さのあるエレガントな赤・・ラベルに赤い薔薇が描かれたロ
ゾレットでアンティパストはトリッパをトマトソースでテリ
ーヌ仕立てにしたもの、カルピオーネ、生ハムとイチヂク、
平目のカルパッチョ、エビ、ブロッコリー、ナス、カボチャ
に自家製ドライトマトを添えて〜♬ 塩を効かせたピッツァ
生地のパンで前菜を愉しむのがジャンカルロ・スタイル。

秋のイタリアでは季節限定で小曽根シェフ監修の炉端焼きコ
ーナーができるソレントのホテルに宿泊したいと思っており
まして(今年はイタリア人が焼いているそうですが去年は恵
比寿エスで今ピッツァを焼いている松谷君が焼いていました)
酒井さんがタブレット端末で何枚か写真を見せてくださって
”この写真シェフ嫌がるんですけど!” あら、素敵〜♬ 和食
職人ネッ!ソレントの美しい夕焼けに染まる五ッ星ホテルの
テラス!! 昔ソレントで滞在したホテル・エクセルシオール
のテラスと向きが同じ・・また船でカプリ島散策に行ってみ
たいわ〜ナポリのガンブリヌスであまりの美味しさに2日間
続けてババ三昧をしたことや突然ストになって帰りの船が欠
航になりタクシーでソレントまで帰ったこと、そのタクシー
・ドライバーに懇願されて彼の従弟が働いているリストラン
テ 'カルーソ’ に行ってあげたら〜これが大当たり〜♬ だった
ことなど・・旅の思い出が甦ってきます。

今日はウサギが入ってるんですよ〜♬ と酒井さんのお薦めで
いただいた白ワインとバターでラグーにしたウサギとホウレ
ン草のパッパルデッレが絶品!!でございました。イタリア
まで行かなくても飯倉片町で美味しいパスタがいただけます
が! 昨年はヴェネツィア→ ラヴェンナ→ ミラノと北を周り
ましたので今年はローマから南に下って小曽根シェフのお膝
下でゆっくりしようかと考えているところなのでございます。
ドルチェはブドウのソルベ(私の方にはちゃんと!スプマン
テのジュレが載せてありました!!)夏のテラスにピッタリ
で美味〜♬ ベアトリーチェもテラスで夜風に吹かれて気持
よさそうにしておりました。あなたの一歳のお誕生日は来春
桜が咲き始める頃ね・・たくさん食べて大きくなってネ!     

アンジェリーナの前に飼っていたゴールデンのレイチェルが
天国に行った2ヶ月後に生まれたアンジェリーナが1歳のお
誕生日を迎えた5月16日に、なんと!10年間一度も咲く
ことのなかったカトレアが咲いて私はビックリ〜まるで天国
からレイチェルがアンジェリーナお誕生日おめでとう〜♬〜
って言ってくれているみたいで涙が溢れて止まりませんでし
た。が、サプライズはそれで終わることなく!以来毎年アン
ジェリーナのバースデー前後に一年に一度お花が咲くように
なったのです!! ですから毎年カトレアの小さな鉢もパー
ティー会場に・・小曽根シェフが以前いらした 恵比寿 ES
で6歳のバースデー・パーティーをした時も蕾のカトレアを
持って参りました。ところが今年は5月に入って暫くしても
蕾が付く気配がなく20年もたてばお花もいよいよ終わりに
なるのね・・と諦めていたところ5月25日にお花の芽を発
見〜♬ 6月に入って美しいお花が二つ咲きました。

今宵のディナーはバースデー・パーティーのちょうど一ヶ月
後で御礼方々お寄りしてみますと平日でしたが店内はカウン
ターまで満席!! テラスもフルコース・ディナーを楽しんで
いらっしゃるお客様がいらして残すは奥のワン・テーブル!
いつものようにシェフが本日のお薦め素材を手にテラスへ・・
お任せの前菜盛合せは自家製リコッタとトマトのコンフィ・
オマール海老とニンジンのマリネ・ジャガイモと白身魚のジ
ェノヴェーゼ和え・生ハムとルーコラでメロンのインボルテ
ィーニ・アスパラのボルチャーノ(卵が主役のマヨ風味)を
スプマンテで愉しみ、白ハマグリのスパゲッティと北海道産
の和牛ステーキをいただきました。ワインはシチリア・エト
ナのロッソ〜エトナ火山は今も噴火を続ける活火山ですが私
がシチリア一周をしたのは1999年でその時タオルミーナ
から見たエトナは休火山のような穏やかな佇まいでした。そ
の後2回噴火がありましたが火山灰土で育つブドウから造る
ワインですから量産はできません。さらっとしていて微かな
酸味、でも、ちゃんと主張があって明るい印象〜パスタにピ
ッタリ〜〜♬ 白ハマグリは大きくて見栄えが立派なだけで
なく、お味と食感が素晴らしい〜〜♬

小曽根シェフが日々食材を決定するわけですが牛肉に関して
は産地に拘らず ”お肉屋さんにお任せして不味ければとらな
い” を貫く主義〜火入れも完璧で北海道産 A-5 黒毛和牛は絶
品(¥3600)でございました。”アンジェリーナちゃん、
そろそろアタシのお肉出て来る頃かな?と思って待ってるん
ですネッ!” と酒井さん(アンジェリーナは彼の動線を追い
ながら身じろぎだにせず・・)テラスの先客様にデザート・
タイムが来てアメリカン・チェリーのパイをお薦めされてい
ます。聞きづてなりませんねぇ〜大好物!! ”ドルチェ盛合
せに入れるつもりでした”と小曽根シェフ〜ココナッツのジェ
ラートと共に〜♬ ココナッツもマレーシア系ではない爽やか
系で〜そう言えば、今日のトランプとキム・ジョン・ウンの
ワーキング・ランチ→ 前菜はマンゴーとアボカド・シュリン
プ、酢豚とチャウメンは聞こえましたがメインとデザートに
言及する部分は聞こえず。赤道直下のシンガポールですから
アイスクリームが供されないわけはなく無難にバニラだった
のか、それとも南の島らしくマンゴーとかココナッツだった
のか・・レビューを書きながら気になってしまいました(笑)
私達が10:30am に参りますと既にテラスには椅子がセット
されていて準備完了の様子〜ありがとうございます。11am の
風船部隊到着までランドゥメンヌでカフェ・タイム〜♬ 12pm
少し前からお客様が順次ご到着〜20名のパーティーでしたが店
内のテーブルにも2名ずつ6名が着席できて余裕のセッティング
でございました。カウンターに並んだアンティパストはグリーン
・サラダ、ルーコラのサラダ(これがバルサミコ・ドレッシング
で美味!!)生ハム盛り合わせ、サルシッチャ、仔牛のトンナー
ト・ソース(これが絶品!!)大分県産・真鯛のカルパッチョ、
生海苔のゼッポリーナ、フルーツ・トマトのカプレーゼとスモー
クサーモンが載ったバゲット(これも美味!!)と9種類、焼き
立てピッツァはマルゲリータとクアトロ・フォルマッジ、パスタ
はパッケリで黒毛和牛のラグー、お客様の半数が昨年のアンジェ
リーナ9歳バースデー @恵比寿 Es Classicoで窯焼ピッツアの美
味しさはご存知でしたがパッケリにも大感激〜♬ ドルチェはト
ルタ・フルッタ、ワン達の塩胡椒・味付けなしの牛肉バースデー
・ケーキ仕立ては佐々木裕太くんの絵に彩られて打ち合わせ通り
1pm ピッタリにお目見え〜♬

10回目とは言え、アンジェリーナは待ち構えていたかのように
裕太くんのエプロン目がけて飛んで行きました。最初お肉はサイ
コロ・ステーキのサイズでしたが犬が4匹(ネコのミーちゃんは
生クリーム専科!)でしたので、皆様にお箸で ’ちいちゃな’ お口
(お肉をお箸でとって一匹ずつ順番に与える)を楽しんでいただ
けるよう和田シェフにもう一度小さくカットして戴きました。今
年のバースデーには目黒のコション・ローズで仲良しになった1
6歳のデルフィーも5月生まれで〜♬ 一緒にお祝いができて本
当によかった!! 午後は雨との予報でしたがパーティーが終わる
まで雨が降り出すことはなく(前日、雨の予報が早まっているの
で時間をランチ・タイムに変更しませんか?と、お電話を下さっ
た酒井マネージャー本当にありがとうございました!!)ゲスト
の皆様とジャンカルロのスタッフ、岡山出張中の小曽根シェフの
思いとパワーが雨雲を東京の西で止めてくれました。お客様の美
味しい!! のお声はジャンカルロのスタッフのみならず、アン
ジェリーナ・ママの励みともなりました。デルフィー、来年もお
誕生日一緒にお祝いできますように!!
アンジェリーナ10歳バースデーの打ち合わせでテラスにおじゃま
致しますとカップルが2組・・土曜日 @7pm。9歳のバースデー
・パーティーは 恵比寿 Es Classico で・・2ヶ月後に小曽根シェフ
が独立されましたので来年のパーティーはジャンカルロで、とその
時から決めていました。バースデー・ケーキのレイアウトだけ描い
て後は佐々木クンにお任せです(此の日のジェラートは彼の桜〜♬)
前菜は天然のカンパチ、白レバーのコンフィ、マグレカナールのハ
ム、ウサギのインボルティーニ、アサリの香草パン粉焼き、という
アンティパスティ・ミスティ(¥1200 x2)でウサギのインボル
ティーニが美味!! 薄焼きプレーン・ピッツァの程よい塩みで愉し
みます。今宵のワインはシチリアで唯一の D.O.C.G. ネロ・ダーヴ
ォラ 70%・グラッパート 30% で造られるマスケローネ・バロ
ッコ(¥1000)ラベルにオークのバリックで36ヶ月熟成後→
更に12ヶ月ボトルで、と書いてありました。なんて深いルビー色
なんでしょう!! しっとりと味わい深く、アグリジェンドの壮大な
神殿ではなくタオルミーナの丘に吹く風を思い出す優しさがグラス
に溢れて〜♬ 初めていただくジガントーニは波打った四角いパス
タで食感の強弱を和牛とリコッタで愉しみました。小曽根シェフお
薦めのオッソの髄(¥2250)はシェフ曰く "良いものが入らない
とリゾットではお出しできません。良い髄を入れてもすぐに出なけ
れば出汁にするんです” そうですよね・・テーブルサイドでシェフ
がリゾットを取り分け、お皿の底をトントンと軽く叩いてリゾット
を平たくして骨から掬い出した髄をリゾットの上に載せるパフォー
マンスを堪能させて戴きましたが出来上がったものが厨房から運ば
れて来るより100倍楽しめますネ!そして髄はトロットロ〜っと
至福の味わい〜♬ チーズ盛合せ(パルミジャーノ、タレッジョ、ゴ
ルゴンゾーラ ¥800)とバニラのジェラート(¥700)までアン
ジェリーナとゆっくりディナーを愉しませて戴きました。8pm 過
ぎに初老の白人男性お一人様が立ち止まって通りに出ているメニュー
を読み始め・・シェフが May I help you? とアプローチ→ カウンタ
ーに着席されるという一場面がありました。ビール片手に何を召し
上がったのかしら・・♡ ピッツァ窯の前でしたので〜お一人でも
楽しめたのでは、と思います。Hope you enjoyed your dinner〜♬
今年も11月の第3木曜日がやってまいりまして〜1983年に
SOPEXA 主催フランスのワイン研修で錚々たる先生方に紛れ紅一
点で参加した旅がきっかけで知ることになったボージョレ・ヌー
ヴォーは34回目(ボトルの数で行けば100本目くらい?)と
なりヌーヴォーの余韻冷めやらぬ頃ジャンカルロのテラスがテン
ト小屋のようになっていることを発見〜♬ 春になるまでアンジェ
リーナと一緒に行かれないと思っておりましたので〜さっそく!
おじゃまして前菜からドルチェまで小さな山小屋のようなコージ
ーなセッティングで愉しんでまいりました。

アマローネ好きな私に小曽根シェフが ”今日はアマローネいかが
ですか?" とグラスで出してくださいましたので前菜の前にイタ
リアのチーズ盛り合せ(¥1300)で先ずアマローネを愉しみ
(¥1500)前菜は甘みが凝縮されたトマトのコンフィから〜
時計回りにポレンタの上に白身魚の擂り身を載せたフリウリの郷
土料理→ タコのトマト煮→ 仔牛のトンナート→ 牛の胃袋のサル
サ・ヴェルデ→ カボチャのニョッキのフリット→ 黒く映ってい
るのが京人参と贅沢な7種〜♬(¥1500 x2)見た目に派手
さはありませんが、ひとつひとつ丁寧に仕込まれていてピッツァ
に代表される南イタリアのお料理だけでなくフリウリ、ヴェネツ
ィア、前回いただいたポルケッタのようにローマ料理まで愉しめ
るところがジャンカルロの魅力でもあります。

毎回、本日の食材を見せてくださってシェフのお薦めを伺うのも
楽しみ!! 此の日は大粒の国産白ハマグリ(¥1800)をお
薦めのリングイネで〜♬ それから美しい赤身〜牛フィレのグリ
ル(¥3400)ドルチェ・ミスト(¥1400x2)をいただ
きました。ふわっとティラミス、洋梨とリコッタ、チョコレート
とアーモンドと相性のよい組み合わせで食後のひと口〜至福のフ
ィニッシュでございます(2名でトータル¥15000)ぬくぬ
くと暖かく居心地のよいテント空間が妙に気に入ってしまいクリ
スマス・ディナーの予約を入れ山小屋を出ますと東京タワーの左
に満月が上がって来て飯倉片町の夜は更けゆく・・で、クリスマ
ス・イヴはミサ後アンジェリーナとクリスマス・コース(¥79
80x2でトータル¥20368)店内は賑わっておりましたが
8pm の山小屋は貸し切り〜♬ 東京タワーにもピンクのハート
が灯り〜♡ 店内ではプロポーズ大作戦があって成功されたとの
こと・・テントには手作りの窓?が付いておりますので婚約成立
カップルがシェフとスタッフに見送られて幸せそうに出て行かれ
るところを拝見〜お二人は人生の大切な場面でジャンカルロのク
リスマス・ディナーを選択されたのですネッ!

コースはサレルノから空輸されたフレッシュ・モッツァレラのカ
プレーゼ、レンズ豆の上に載ったコテキーノ、ホタテのカルパッ
チョ、自家製鴨のハムで始まり〜南イタリアではポピュラーなパ
ッケリと言うショート・パスタ(ほのかにミルクの香り〜♬)で
鹿肉のラグー、リース型のピッツァ(ふわっと美味!!)→オマ
ール海老→ 牛フィレをジェノヴェーゼのソースで愉しませて戴き
ました。オマールのミソとトマトベースのビスクが美味、牛フィ
レの下に隠れていたジャガイモのピューレが秀逸でございました。
ジャガイモのピューレは基本中の基本ですがこういうところで手
を抜かない丁寧な仕事振りが本当に素敵だと思います。ワインは
ボルドーでしたら一生脇役と申しますか、調整役でしか使われな
いカベルネ・フラン100% で造られたレアなヴェネツィアの赤
ワインをいただきました。きれいな酸味、充分にボディーもコク
もあって香りよく大満足〜♬ 主役になれてよかったわネッ! そ
して、クリスマス・イヴ最大のサプライズは佐々木くんが満面の
笑みで(サービスの酒井くんではなく!)厨房から運んで来た驚
きの手作りクリスマス・プレートでした!!

チョコレートの台に載ったクリスマス・ツリーの横にピッツァ窯、
窯の前にはパーラーとピッツァ、そりとマジパンのトナカイ4頭
(顔が可愛い過ぎ〜〜♡)もったいなくて召し上がってください
と奨めてくださっても、おいそれといただくわけにはまいりませ
ぬ。お星様のクッキー(大変に美味!!)とクリスマス・ツリー
の横にあった大きな苺をいただいてみますと甘〜い!! 佐々木く
ん自ら築地に出向いて買って来てくださった甘王デラックスだそ
うで珍しい淡雪というと白い苺もありました。赤味がないので一
見酸っぱそうなイメージがありますが非常に甘みが強くジューシ
ーで美味しい苺でございます。圧巻は佐々木くんがピッツァ窯の
中で燃えているキャンドルを吹き消した時で〜なんと!煙突から
煙がふわ〜〜っと立ち昇るではありませんか! 彼は煙の演出効果
まで想定していたのでしょうか・・”或る日、厨房に入るとお菓子
が並んでるんで何作ってるの?と聞くとお客様に喜んで戴きたい
からって〜苺も自腹だったんですよ” と小曽根シェフ・・スタッ
フに恵まれるのもシェフの力量の内ですが素晴らしいですよネ!
それからモンテ・ビアンコ(マロン・クリーム☆☆☆☆4つ)と
カフェが来て2時間のコースが終了し、皆様に送られて東京タワ
ーのピンクの ♡が点滅する道を渡ってパーキングへ・・今年も
アンジェリーナ共々お世話になりました。どうぞ、皆様よい年を
お迎えくださいませ。

8月になって・・お店の前をクルマで通りましたら〜テラス全体
を包み込むような大きなパラソルが!! お天気のよい日にアン
ジェリーナとランチでおじゃましたいな、と思っておりました。
そして9月最初の土曜日・・朝から理想的なお天気になりまして
1pm 過ぎに大きなパラソルが付いた新装テラスにおじゃまして
参りました。

前菜5種盛り合せ(¥1400 x2)に思いがけず大好きなコテ
キーノが入っていました。嬉しいではありませんか〜お魚の酢漬
けも、お酢しっかり、タコとジャガイモのジェノヴェーゼも美味
〜よく冷えたスプマンテ(¥900)で至福のひととき〜♬ ”今
日はモン・サン・ミッシェルのムール貝が入ってますよ〜メイン
はローマでポルケッタいかがでしょう?” と小曽根シェフ・・ポ
ルケッタ(¥1980)とはローマの郷土料理で豚肉の塊にロー
ズマリーなどの香草とガーリックで味付け→ 低温のオーヴンで丁
寧にじっくり焼き上げるもので、私達はレオーネ・マルチアーノ
でいただいて以来〜東京のイタリアン・レストランでも、どこに
でもある一品ではありませんので楽しみに待ちます・・お昼から
ポルケッタなんて贅沢ですネッ〜♬

モン・サン・ミッシェルのムール貝(¥1400)は小粒ですが
濃厚な味わいで色も濃いオレンジがかったイエローをしています。
空いた貝殻を花びらに見立てて貝殻入れのお皿を飾ってみました。
貝殻の裏の美しいブルー・・♡ モン・サン・ミッシェルをカトリ
ック聖地巡礼で訪れたのはもう10年も前のことですが頂上に聳
え立つゴシック建築の修道院の中にある細長くてひんやりとした
食堂のことを思い出します。食事中、修道士達は一切の会話を禁
じられていました。楽しくお喋りをしながら陽を浴びながらパラ
ソルの下でお食事が愉しめる今を感謝しながら〜ママはちょっと
キャンティまでお買い物〜♬ テラスに戻るとポルケッタがちょう
ど焼き上がったところで見事な焼き上がり〜〜見事な焼き色〜♬
外側はカリッと香ばしく甘みのある豚の脂身がジュワ〜〜ッと広
がります。やはり、ここで赤ワインがほしくなり〜酒井G.M お薦
めのグラス(¥1000)をいただきました。ヴェローナの I.G.
T. ラルコ ’ルベオ’ は2010年〜カベルネ・フランを干し葡萄に
して仕込む赤ワインだそうで深いルビー色〜♬ アパッシメント
ですネッ!アマローネのような味わい!! 味わい深くエレガント
なワインで大感激〜♬ 次回のディナーはこれで決まり〜〜♡

最近ハッピー・アワー(6pm→7pm 生ビール、赤・白ワイン、
ハイボール、アペロール・ソーダ、ジントニック、ラムコークな
どオール¥500)も始めたんですよ〜♬ と小曽根シェフ・・和
田シェフも厨房から出てらして私達はつい先日の HappyHour @
GARB でお話が盛り上がり ’昨日出来上がったばっかり' お揃いの
シャツで全員集合〜♡ 記念撮影をして〜キャンティのクッキー
を持って高輪の友人宅へと向かいました。ジャンカルロのランチ
はソフト・ドリンク付きで ¥1000〜前菜とサラダ→ この日
のパスタはシラスとキャベツのペペロンチーノ or ベーコンとタ
マネギのアマトリチャーナ、ピッツァはキノコ、サルシッチャと
モッツァレラ or マルゲリータでパスタ、ピッツァ共に白と赤が
あって時間が限られているランチ・タイムでも選びやすくバラン
スのよいメニュー構成でございます。一度お試しになってみませ
んか? イタリアから海を越えて東京の飯倉片町まで旅をした特注
ピッツァ窯でナポリで認められたピッツァイオーロが焼くピッツ
ァが絶品なことは・・申し上げるまでもありませんが〜♡



6月のペナンでお友達のマンションに滞在中〜あら、今日◯◯◯の誕生
日だわ、とお友達・・二人で ’おめでとう’ ラインを送り、私は ”帰った
らバースデー・ディナーしましょうネッ!” で〜帰国後ソク予約を入れ
小曽根シェフにネーム入りバースデー・プレートのお願いを致しました。
お任せください!! まだテラスにパラソルがないので雨だったらどー
しようと、ちょっと心配だったのですが神様はちゃんと私達に晴れの日
を用意してくださいました。キャンティ(〜から東京タワーに向かって
真っ直ぐ100m ほど先)はわかるということでテラス@7:30pm
待ち合わせはノー・プロブレム・・さすがキャンティ第二の全盛時代を
生きた母の娘でございます。

三重県産の大粒の生牡蠣(¥1200x3)とスプマンテ(¥900x2)
でディナーが始まり〜アンティパスト盛り合せ(¥4200)にはオー
プニングの日に私が恋に落ちた逸品コテキーノも!! パンがフォッカッ
チャではなくピッツァ生地なところがまたジャンカルロらしくて〜薪が
香ばしくてよいではありませんか〜♬ ワインは北のバルベーラ(¥60
00)ピエモンテを代表するエレガントな赤に致しました。アルバの丘
陵地帯を覆う朝の霧を思い出します。ホントに幻想的なネッビオーロが
たなびくんですよ〜アルバって〜♬ フローラルで華やかなオーラが際
立ちますネ! 余韻も長い!! お任せのパスタはポルチーニとサマー・
トリュフ〜♬(¥2600)リッチな味わいのフェットチーネでバルベ
ーラがススミます。ピッツァはマルゲリータ(¥1450)が窯に入っ
ておりました。遥々イタリアから届いた特注ピッツァ窯は2.5トンもあ
るそうです!! シェフが前菜からドルチェまでのディナーの流れを決め
てくださっていて非常にスムーズな流れ〜♬ 歓談中にマリカー軍団が
通ってテラスの前で信号待ち・・楽しそう〜〜♬ でも寒がりの私は冬
寒くないのかしら、とちょっと心配になりながら〜東京タワーのライト
アップは夏バージョンで涼しげな光を放ち、そして美しく・・♡ 六本木
の喧噪からは遠く離れた理想的なロケーションでございます。彼女が広
尾の愛育病院で生まれた時から知っているワタクシとしては叔母のよう
な気分で感無量・・一緒にワインを飲む日が来るなんて〜♡

お肉はもうムリかと思われるほど全員お腹いっぱいでしたので〜ホンの
少ししかお願いできませんでしたが最高級ブランド牛ならではのジュー
シーで甘みのあるフィレはシンプルなグリルが大正解〜♬ 余韻を愉し
んでおりますと・・突然!テラスの灯りが消えて大きなバースデー・プ
レート(¥2500)がテーブルへ・・♡ バッグにイタグレ(寒がり
だから夏でも必ず T-シャツ、四肢は針金のように細く体重はアンジェ
リーナの10分の一かと思ったら〜意外にも半分でした!!)を一匹ず
つ入れて8pm 過ぎにテラスにいらした女性2名もお祝いしてくださっ
て〜テラスが暗くなると・・東京タワーのライトアップもひと際美しく
輝いて〜Happy Birthday〜♬ フルーツの中にマンゴスティーンが入っ
ていて〜♬ 今宵も素敵なディナー♡ 皆様ありがとうございました!!
恵比寿の ES Classicoマザーアース・カフェ の総料理長でいらした
小曽根美佐夫シェフが独立→東京タワーが見えるテラス付きリストラン
テをオープンされてプレ・オープン飲み放題、食べ放題¥5000とい
う立食パーティーに7月2日の日曜日おじゃまして参りました。飯倉片
町の キャンティ本店 の少し先〜お隣は炭火焼鳥(細長いお店は小さな
テラス付きで奥まで満席〜人気店のようでございます)2F はハラル・
アラビア料理のレストラン(5:30pm〜7pm までドリンク¥300
のハッピー・アワー、ケバブやタブレ・サラダ等 TO GO あり)此処は
お寿司屋さんがあった処で、もっと昔は狸穴そばがあって今も小さなレ
ストランが並ぶ(ブルーシャトーなどという70年代が甦る ’スナック’
??もあって)80年代にはお友達が並びにあるライオンズ・マンショ
ンに住んでいて個人的には非常にノスタルジックな一角でございます。

小曽根シェフはイタリアでピッツァ指導時に着用される師範シェフ’ズ・
コート(ISTRUTTORE→ 英語ではインストラクターの意)に身を固め、
満面の笑みでお客様にご挨拶されていました。ES でお世話になったマ
ネージャーも並んでいて〜♬ これからお二人で新しい船出ですネッ!
おめでとうございます!! シェフとマネージャーには5月のアンジェ
リーナ9歳バースデー・パーティーでもお世話になり、その一週間後シ
ェフは一度イタリアに行かれ ’満を持して’ 一国一城の主となられたわけ
ですが、ES では階段横の棚に入っていた2016年3月にイタリアで
行われたエントリー200人以上ピッツァ・ナポレターナのイタリアン
・カップで見事!日本人初!!総合優勝(マルゲリータ部門での、では
なく、何を焼かせても最優秀賞ということ)の栄誉に輝いた優勝カップ
がカウンターに置いてありました。私が彼が偉いなぁ〜と思うのは20
10年にピッツァ・ワールドカップで準優勝された後もう一度コンテス
トにチャレンジしてみようと決心する彼の心意気と彼のピッツァに対す
る並々ならぬ '熱い思い' に他なりません。

当日はピッツァ窯前の5席ほどのカウンターに生ハム、カルパッチョ、
カジキマグロの酢漬け、カラマリ、ブルスケッタ、パテなどアンティ
パスティが並び〜♬ 店内、テラスとも満席!! 私達はテラスで前菜か
らマルゲリータ、クアトロ・フォルマッジ、豚フィレ、ドルチェはカン
ノーリ、ティラミス、パンナコッタまで夕暮れから夜のブルーに変わる
空の色を東京タワーのライトアップと共に満喫〜♬ 列に並ぶのが億劫
で2回しか取りに行きませんでしたがお料理は40品目近くあったので
はないでしょうか・・最後にマネージャーがババを持って来てくださっ
てアイス・ティーと共に堪能させて戴きました。ババはソレントに滞在
している時に船でナポリまで行きウンブリヌスで大感激したお菓子でカ
プリ島の帰りにもお寄りしてウンブリヌスには2日連チャンで通ってし
まいましたが、ナポリまで行かなくてもナポリのピッツァとドルチェが
飯倉片町で愉しめてナポリ気分が味わえるなんて夢のようでございます。

小曽根シェフのピッツァ・ナポレターナは本場仕込みなだけでななく、
その日の温度と湿度に合わせて生イースト、水、塩、小麦粉の配合を決
め、並々ならぬ愛情というミストを振りかけながらイースト菌にムリを
させず30時間以上かけて練り上げた生地をじっくり育てイタリア製の
オーダーメイド窯で薪の火を見ながら45秒の窯焼きの勝負に挑むもの
で、ふっくらと焼き上がった彼のピッツァの生地には ’甘み’があります。
カンパーニャのみならず、トスカーナからロンバルディアと北イタリア
でも郷土料理を学ばれたシェフは日本人の感性を活かした鮮魚のカルパ
ッチョやアクアパッツァ、グリルの他ジビエ料理もお得意で ES では猪
やウサギ、ウズラなど愉しませて戴きました。ジャン・カルロでも和牛、
銘柄豚、乳のみ仔豚、ラム、鶏、鴨〜等々、絶品ピッツァと共にテーブ
ルに載ることでしょう〜♬ イタリアで7年半、その後英国で培った10
年間の結晶をシェフの思いが詰まったリストランテで愉しんでみません
か? グランド・オープンは明日!!7月6日でランチは平日11:30
am〜3pm・ディナー6pm〜11:30pm、土曜日はランチ12pm
〜3:30pm・ディナー6pm〜11:30pm( L.O. はランチ・ディ
ナー共1時間前)日曜定休でございます。

ジャン・カルロって〜シェフの恩師のお名前なのかしら? と思って伺っ
てみましたら ”イタリアで過酷な仕事をしていた時にいつも隣で働いて
いた同僚の名前なんです。彼がいたからこそ今の自分がいる・・そんな
彼の名前を掲げて立派なレストランを作ろうと考えたわけです” 師匠で
はなく同僚〜♡ というところに小曽根シェフのお人柄がよく出ていて私
は感じ入ってしまいました。グランド・オープン翌週に予約を入れて参
りましたのでディナーの内容は近々〜♡ また、お伝え致しますネッ! 
 

  • アンティパスト・ミスト
  • ラムのグリル
  • ジャンカルロ

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4位

ご馳走たか波 (広尾、六本木 / 居酒屋、日本料理、海鮮)

2回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.1
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2018/08訪問 2018/09/22

総料理長が道場六三郎の懐刀に変わって〜♬

総料理長が相馬さんから清 直木氏に変わったことは飯川元店長から伺って
おりましたが相馬ファンだったワタクシと致しましてはカウンターがどん
な感じになったのか・・ちょっとドキドキしながら親しいお友達と2名で
おじゃま致しました。現在、飯川氏は銀座 とりや幸 と六本木 とりや幸
統括マネージャーを兼任されていらっしゃいますが此の日は早い時間たか
波に入ってくださって私達の到着を通りに出て待っていてくださいました。
昨年は6名の宴席をお願いしてお世話になり、もちろん、お料理は大好評
でしたが紹介者だった私はサービスに飯川店長がいてくだされば間違いな
し、と確信しておりました。飯川氏とは3ヶ月振りの再会〜♬ 今回ご紹
介して戴いた高村新店長は野菜ソムリエでもいらして〜新潟県津南町の清
流かじかの奥に清 総料理長のお姿がありました。

お通しは北海道産磯つぶ貝・キタアカリはカボチャとクリームチーズ、ヘ
タまでいただける茄子、蜜だけだと甘いのでブランデーに漬けてあります、
と総料理長〜たか波が北方四島で操業する契約漁船から買い付ける北海道
の至宝 ’超大ぶりボタン海老’ が入ったお造りには大分の鯛、長崎の白イカ、
対馬の本マグロを総料理長自ら調合した特製醤油でいただきます。本鮪は
中トロで甘みが強い!! 日本海で獲れるイカは400g くらいが身がプリ
プリしていて美味しんですよ〜♬ と清氏・・お話が聞ける総料理長立ち位
置前のカウンターは最高〜♬ 何よりの贅沢でございます。続く焼き物は
やはり総料理長の手による自家製・銀鱈の西京焼き〜続く茶碗蒸しは餡掛
けで餡の層が厚くたっぷり〜♬ ホタテの貝柱、椎茸、白身魚など具だく
さんで餡が美味!! 茶碗蒸しにスプーンを入れた後は魚介入り濃厚出汁ス
ープで最後の一滴まで楽しめます。お肉は熊本産の黒毛和牛 ’火乃牛’〜♬
赤身の旨味が凝縮された和風ローストビーフは甘みがふわっと広がって至
福の味わい!! 〆は豊後水道で育ったボタン鯛のゴマだれ丼で、清総料
理長のタレが大きなポイント〜堪能致しました。お食事はブラン・ブラン
のシャンパーニュで満喫させて戴きましたが、呑兵衛のワタクシと致しま
しては〜清流かじかの炙り酒をいただかずに帰るわけには参りませぬ(最
初から〜そのつもり)元々、魚好きですが今から30数年前〜生まれて初
めてフグのヒレ酒なるものを大阪でいただき・・以来〜香ばしいヒレ酒フ
ァンに〜♬ かじかの炙り酒はフグのヒレのみを炙るヒレ酒と違ってマル
なので魚臭くなるのかしら・・と少々危惧しておりましたが、とんでもな
い!! むしろ第一印象はサラッとしていて日本酒の輪郭がくっきりと描か
れるようなクリアーな飲み心地〜♬ 魚臭さとは無縁の美味しい炙り酒で
ございました。お友達も此れは珍しいネッ!と大満足〜♬ ハッピーな鯛
のゴマだれ丼前のひと時となりました。

私達が6pm の予約でシェフ’ズ・テーブル一番乗りでしたが6:30pm 
にご近所からと思しき初老の紳士二人組ご来店、続いて女性二人組とカッ
プル一組がカウンターへ・・私達が焙じ茶のアイスクリームをいただく頃
お仕事帰りのビジネスマン2名がテーブルへ・・通りから店内の様子を窺
い知ることができない為、外観からは敷居が高く感じられますがご近所に
お住いの方がお散歩がてら〜ふらっと寄れる気楽さがありながらデートに
よし、商談もできて、大人の女性が似合うオールマイティーで使い勝手の
良いスタイリッシュでリーズナブルな和食処〜お薦めです!!
以前フラムセーヌだったところが和の海鮮に特化したお店として生まれ変わり
ました。おじゃましたのはオープンして2週間後〜胡蝶蘭や築地の仲卸・嘉徳、
札幌の中央卸売市場・水産仲卸の祝開店の生花が並ぶエントランスから和の趣
きになった階段を下りますと・・更に店内へと続く階段の手前に国産クラフト
ビールが入った冷蔵庫が置かれています。厳選19種類〜私が知っているのは
COEDO だけ、こだわりを感じるセレクションでございます。ビールだけでな
くワイン、特に最新トレンドのジン、ウォッカ、ウイスキーを全て国産で揃え
るという徹底した ’ご馳走たか波’ の ’こだわり’ ぶり〜♬ アンジェリーナの IR
バースデー以来一年振りでの再会を祝して甲州スパークリングで乾盃〜♡ そ
の後、たか波にご招待してくださった方は修善寺で日本人妻をめとったアメリ
カ人が造るクラフトビール ’ライジング・サン’ (この日の出をひと口お味見さ
せていただきましたらベルギーのビールを彷彿とさせるフルーティーなペール
・エールでございました ¥980)白ワインは山梨県産グリド甲州(¥700
0)とグランポレールの泉(去年の夏、横浜のシロノシーで愉しんだ淡麗な白
¥4500)私はシャルドネ好きなもので今宵はスペイン産ビオのシャルドネ
(¥3500)を選んでみました。赤は山梨県産グランポレールの絢(¥45
00)と長野県産の井筒メルロー(もはや重鎮の存在感ですねぇ〜♡ ¥600
0)というリストアップ〜♬ アレルギーも苦手な食材もないワタクシはメニ
ューからの選択は全て彼にお任せ♡ コースは以下のようになりました。 

お通し:幻のボタン海老
お造り:写真左から〜真鯛・本鮪・真鯵・さごち・いさき・金目鯛
小鉢:本ずわい蟹とホワイトアスパラの玉子豆富/北寄貝酢/真鯛白子ポン酢
サラダ:焼き明太子と根菜のハリハリ・サラダ
温かもの:天然真鯛とカマンベールの湯葉巻き揚げ
本日の一夜干し:根ホッケ
ご飯:真鯛の土鍋ごはん
デザート:名古屋コーチン卵の濃厚プリン/焙じ茶アイス

先ず驚いたのが!総漁獲量の僅か2% しか水揚げされない為、北方四島で操業
する契約漁船から買い付けるという北海道の至宝〜♬ 超大ぶりのボタン海老の
お通しで、しかも!焼霜造り、湯霜造り、お刺身からお好みの調理法が選択で
きるという贅沢!! 彼はお刺身、私はバーナーで軽く炙る焼霜でいただきます。
包丁が素晴らしいですネッ! エビが美しい!! 味噌も美味しい〜〜♬ お造り
は器の中央に厚めの桂剥きにした大根を S字に置いてイチバン高くなったとこ
ろに白身のイサキを載せて淡いピンクの縁取り〜♡ 高低差を付けて魅せる!!
真鯵とサゴチにも絶妙な包丁が入っていました。職人の包丁が入ると食感がき
め細やかになって〜お刺身が一味も二味も違ってきます!! 真鯛が甘い!真鯵
もとろとろで甘い!! 鮪も鯵も絶品!! さごちは初めてでしたので〜どんな
お魚なの?と相馬料理長に伺いますと "さわらの幼魚なんです” さごちの分布
は南日本から東シナ海にかけてで普段は沖合の深い所で生活していて産卵期の
4月から5月は内海に入るのでこの時期に多く漁獲される成長するにつれて名
称が変わる出世魚とのこと。旬のお魚だったのですネ!(鮮魚6種盛り合せ¥
2850)相馬料理長はお話が上手で楽しくてカウンター席満喫でございます。

本ずわい蟹とホワイトアスパラの玉子豆富(¥600)は濃厚でリッチな味わ
い、北寄貝の酢の物(¥680)に続く真鯛白子ポン酢は板長スペシャル、胡
麻油が香るハリハリ・サラダ(¥950)は支配人スペシャルでパフォーマン
スを堪能してからいただきます。フラムセーヌの時もそうでしたが焼き物が見
える臨場感はカウンターならではのお楽しみ〜♬ 特大ホッケの一夜干し(¥
2500)は圧巻でございました。元々ホッケは大好物で、あると必ずお願い
する焼魚ですがこんなに大きくて脂が載っていて身離れのよいホッケは見たこ
とがありません。感動!!激旨!! 回遊しない北方に棲み着くホッケで築地
市場には入らず・・北海道の札幌中央市場にしか入らない逸品だそうでござい
ます。このホッケに会えただけでも至福の夕べ〜♡ 天然真鯛とカマンベール
の湯葉巻き揚げ(¥850)は赤ワインで愉しみました。と、突然!”僕はこ
のジン・トニックが大好きなんですよ”→ どうやら彼はお気に入りのジン・ト
ニックで焼き物と揚げ物を愉しむ計画だったようでございます。日本初のクラ
フト・ジン京都蒸溜所が英国と京都の伝統を融合させて造られた季の美はお米
から造ったスピリッツと伏見の名水をベースに京都老舗の玉露、柚子などの素
材を6つに分類し別々に蒸留後、絶妙なバランスでブレンドしたものでボトル
のデザインは1624年京都で創業〜日本で唯一江戸時代から続く唐紙屋を継
承する雲母唐長が文様監修したデザインが用いられています。もう一本!美し
いと思ったボトルは滋賀県音羽山系の長石に磨かれた超軟水と沖縄産サトウキ
ビとの出会いから生まれたクリアーなラム ’ナイン・リーヴス’ で葉のデザイン
は竹廣株式会社・竹内義治社長の家紋九枚笹からからとられたそうです。ご興
味のある方はぜひ〜♬ トレンディーなドリンクで ’ご馳走’ を!!

そして、ご馳走たか波の締め括りの逸品が伊賀焼き土鍋ご飯でございます。一
合¥700で雲丹とイクラ(一合¥1200)天然真鯛(一合 ¥1000)店
主飯川隆が一目惚れしたという長谷園の’かまどさん’は気泡の多い土を使った
分厚い土鍋で重い内蓋と外蓋の二重構造になっていて〜これをいきなり強火に
かけ外蓋の孔から湯気が吹き出してきたら火を止める、ただこれだけで誰でも
ご飯炊き名人になれるという優れもので吹きこぼれなし!! いただく方は遠赤
外線効果の高い釉薬のおかげでお米の芯まで熱が通りふっくらと炊けた至福の
ご飯で昔〜沼津で鯛めしをいただいて感激して以来の大感激〜♬ ご飯の甘み
と旨味がほっこりと鯛に絡んで日本に生まれてよかったの感謝と醍醐味が味わ
えるマストの逸品でございます。天然真鯛のしゃぶしゃぶも二名様から¥15
00というプライス〜やさい家めいで天然ぶりののしゃぶしゃぶが美味しかっ
たことを思い出しましたが、ご馳走たか波のご飯の美味しさと CP は無敵です。
デザートの焙じ茶アイスと黒蜜でいただく濃厚プリンも絶品〜♬ で大満足!!

早い時間はご近所からのご夫婦二組(どちらも、お花に気付いてエントランス
前のメニューを見てご来店)7pm 過ぎに外国人接待の日本人ビジネスマンと
30代前半カップルが一組〜ご近所にお住まいの奥様曰く ”前の ’お肉の時’ と
違って主人と気軽に来れるお店で嬉しいわ〜♬” 夕方〜表通りに出ている黒板
の本日のお薦めに目を留めて立ち止まる方多数でしたからポテンシャル高し。
名物いくら・ずわい蟹・生うに〜のっけ寿司(¥980)に目が留まらない方
はいらっしゃらないでしょう〜天然さごち焼霜造り(¥950)生うに紫蘇巻
き天ぷら(¥1200)有機野菜の野菜の味噌バーニャカウダ(¥950)な
どオリジナル・アイテム多数〜♬ 5月10日よりランチも始まり海鮮御膳 ¥
1500、黒毛和牛のひつまぶし御膳¥1800という嬉しいプライシングで
ございます。スタイリッシュな空間で究極の美味しいご飯・・如何でしょう?

  • 清 総料理長
  • 巻き物でございます
  • 超大ぶりボタン海老

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5位

別邸 石の家 (城ケ崎海岸、伊豆高原 / 料理旅館)

2回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.1
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 ¥20,000~¥29,999

2018/09訪問 2018/10/03

ピクニック・バスケットで運ばれる朝食

翌朝の朝食はルーム・サービスでピクニック・バスケットに朝食一式を
入れたスタッフが階段を上がって来る音がするとアンジェリーナはお玄
関で待機→ お出迎え〜♬ コーヒーはポット、温かいコーン・スープ、
グレープフルーツ・ジュース(パパはトマト)サンドウィッチ2種にミ
ニ・サラダ、マカロニ、フルーツ、ジャガイモの粗いピュレの上に半熟
卵を載せたものと完璧な骨マークのような本物の骨に自家製ソーセージ
を纏わせたものにオリジナリティー(しかも美味しい〜〜♬)があって
サンドウィッチのザウアークラウトとピクルスで楽しむハムとチーズも
楽しい一品〜♬ イングリッシュ・ガーデンの芝生の上のピクニック気
分が味わえます。アンジーパパは朝風呂も楽しみアンジェリーナは縁で
見学・・プールで泳ぐのは大好きですがお風呂は苦手(ちなみに露天風
呂で愛犬を泳がせるのは禁止です)朝食 @8:30am→チェック・ア
ウト @11am という伊豆高原で迎える新しい一日〜♬

実は、薄々感じていたのですが・・チェック・アウトが本館で2F へ続
く階段を見て確信!! やはり ’石の家’ は二度目でした。完璧な接客と
サービス、斎藤氏のお顔に見覚えがあったことと・・別館からは見えな
かったクマのプーさんの故郷をイメージしたイングリッシュ・ガーデン
を拝見して〜もう間違いなし!! アンジェリーナの生後半年をお祝いし
て10年前の11月16日にフロント横の階段を上がった2F の角部屋
(後日 HPで本館3号室であったことが判明)に一泊したことがあった
のです。10年前ですから食べログにレビューを投稿するようになる前
で時代も未だプリント全盛で写真は全てフォト・アルバムの中ですがプ
ライベート露天風呂がバラ風呂だったこと、特製ホールケーキを作って
戴いたこと、モエのドゥミのロゼがピンクのテーブル・クロスに映えて
美しかったことなど写真を鮮明に記憶しておりました。チェック・アウ
ト後はスタッフ全員でお見送り〜クルマが坂道から消えて見えなくなる
まで手を振ってくださって最後は最敬礼〜前日この坂道を下って石の家
が見えて来た時もアングルに懐かしい感じがあったのですが宿泊したの
が別館の方でしたので確信に至るまでに時間がかかりました。奇しくも
アンジェリーナと10年振りの再訪〜♬ 斎藤氏からもう20年になる
と伺いましたが、どうぞ!これからも!永く永く伊豆高原の名宿でいて
くださいますよう・・感謝の内に ♡
伊豆高原で過ごすアンジェリーナの夏休み初日にファミーユで別邸 石の家
のご案内を発見〜♬ ディナーだけでもお願いできないかしら、と思い・・
お電話を入れてみますと・・”本日のディナーは間に合いませんが明日の夜
でしたら受け賜わります。宜しければ、お部屋もご覧になりますか?明日
の晩は一部屋空いておりますが” と非常に丁寧な対応〜♡ 素晴らしい!!
翌日〜宿泊できるお部屋の他に ”未だお客様が到着されておりませんので”
と、お隣の立派なキャット・タワーが設置されたお部屋も見せて戴き・・
英国の田園地方に建つイメージの石の家、英国調の家具、窓辺のあしらい、
ウィリアム・モリスの壁紙、照明、内湯もお洒落〜且つ、プライベート露
天風呂が付いた別館の8号室に私は一目惚れ〜♬ その場で二泊で予約して
いた’わんパラ’の一泊をキャンセルして此方に移ることに決定致しました。

伊豆高原滞在二日目は朝から雨が降ったり止んだりの一日で夕方からは大
雨になり11kg までの犬は一緒に乗れるリフトで大室山の山頂から眺める
相模湾に浮かぶ大島、伊豆七島から天城連山、富士山、箱根へと続く山並
み360度の大パノラマの眺望は諦め、伊豆シャボテン公園に向かいまし
たが雨はもはや豪雨でクルマから出ることもできず駐車場代寄付という結
果に終わり石の家チェック・インとなりました。正確な到着時間をお知ら
せしていたわけではありませんのに前日ご案内してくださった方が別館前
で傘を手に待機〜チェック・インはお部屋で自家製パウンドケーキと共に
〜♬ ディナーは6pm からで準備が整いましたとお電話がありましたが
雷が凄くて地震と雷が何より怖いアンジェリーナをなだめ別館の階段側か
ら入れるダイニング・ルームのドアを開けて戴き、最短距離で・・テーブ
ルの上に小さなお釜が載っていて壁にはジョン・レノン(お宝〜♡ 私も
持っている東芝 EMI アップル・レーベルで1975年製)とローリンス
トーンズの LP〜♬ コンポから流れているのはインストゥルメンタルのジ
ャズ〜照明落とし気味で私達の他にお客様はいらっしゃらず、アンジェリ
ーナにはバギーが用意されていて一緒にテーブルに着けるスタイル〜♬
アンジェリーナはママが宿泊(一泊二食付き)予約時にお願いしてあった
鶏ムネ肉のグリル(¥300)がテーブルに載ると雷など何処吹く風で〜
もう夢中〜♬ 思いがけず、なんとも贅沢なフル・サービス付きプライベ
ート貸切り空間でございますよ〜♬

お献立は前菜5点盛りが写真右上からメルバトーストのようなバゲットが
添えられた生ハムとクリームチーズ、ずわい蟹のカクテル、ローストビー
フ w/マッシュポテトのグレービー、殻付きハマグリのソースはベシャメ
ル、ボイルドエッグのフライはトマトのタルタル添え、旬の地魚は尾長鯛
で蒸し焼きのスープ仕立て〜♬ ふっくらと優しい味わい!! 続く牛フィ
レのロッシーニ風はカリッと焼けたフォアグラの下にラタトゥイユ、トリ
ュフを散りばめた一品〜フィレは表面にしっかり焦げ目がついたミディア
ム・レアーで火入れ完璧〜♬ ラベルに16世紀建立の歴史あるシャトー
が描かれたボルドーのプティ・シャトー(小農家)直詰のシャトー・トラ
ンコー(2014年 ¥3500)でフィレとフォアグラの一体感が際立ち
ます。お造りは夏のお魚で鰹、イサキ、姫鯛〜♬ でも、なぜ?お肉の後
でお造りなのか?? 不思議に思って伺ってみましたら〜前菜をワインで
始めて名物・釜飯の前に日本酒をご所望されるお客様が多いからとのお話。
なるほど・・コースのお食事はディナー前にサイド・テーブルに移された
鮮魚の釜飯で本日のお魚は金目鯛とホウボウ〜♬ 至福の味わいでござい
ます。地海苔のお味噌汁と自家製香の物も文句なし!! そして ”お代わり
はデザート(レモンのソルベとチョコレートのムース)と一緒にお部屋の
方にお持ち致します” まぁ〜なんという贅沢!! 前日のお電話での対応と
お部屋のご案内をして下さった斎藤氏と共にサーヴをしてくださった向谷
店長がお運びくださいまして最後の最後まで至れり尽くせり〜♬ ディナ
ーのみならず、室礼からルーム・サービスまで20年という歴史が刻み込
まれた上質な時間と空間を満喫させて戴きました。おにぎりになった金目
鯛とホウボウの釜飯はお焦げたっぷり〜天下一品〜♬ 伊豆高原イチと太
鼓判を押したくなる正に 'イチ押し' お薦めの宿でございます。

  • ピンポーーン
  • でも、元気に朝ゴハン〜♬
  • マカロニの左にソーセージ

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6位

北出食堂 (小伝馬町、馬喰町、馬喰横山 / ダイニングバー、メキシコ料理、創作料理)

8回

  • 夜の点数: 3.9

    • [ 料理・味 3.9
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 3.9
    • | 酒・ドリンク 3.8 ]
  • 昼の点数: 3.9

    • [ 料理・味 3.9
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 ¥1,000~¥1,999

2022/12訪問 2022/12/18

2年振りでタコスを満喫〜♬

Y君をご招待して谷中で笑吉劇場の指人形劇を3:30pm に予約して
ディナーは北出食堂の2F〜4人テーブルで一ヶ月前に予約を入れてお
りました。不忍通りから神田馬喰町に出てコイン・パーキングも空い
ていて到着予定時刻より早く着きましたので フクモリ で前菜を楽しみ
”北出食堂のタコスが楽しみです!” とメールをくださったY君と階段
を上がりました。黒板メニューに山口県の梶岡牛があったりタコスの
’正しい’ 食べ方をイラストと共に紹介している A-4ラミネートがあっ
たりコースターが新しくできていたりと・・2年間ごぶさたしており
ましたので新しい発見がいっぱい〜♬ オーナーの北出さんと再会でき
なくて残念でしたが ”北出がマダムに宜しく!と申しておりました”と
スタッフの女性・・Y君はタコスに〆鯖なんてあるんですネッ!と驚
きながらポーク・カニータスとチポトレ・シュリンプ、私は定番のチ
キン・ティンガはマストで黒板メニューの梶岡牛のスモークにキタア
カリとマッシュルームにするかヌアデロにするかで3分ほど悩み、や
はりタコスはサイコロ・ステーキのようになったものより低温調理の
牛バラ肉ほぐし身の方がしっとりとしたタコ・シェルになじむと思い
ヌアデロでお願い致しました。ワインはエル・ティント(¥5400)
スペイン語ですが南仏のシラーで此の日はクルマを置いてらした Y君
と笑吉とタコスに乾杯〜♬ ノン・フィルターで果実味たっぷり〜♬
ちょっとブラック・ペッパーの風味がスパイシーなラングドックのシ
ラーが自家製トルティーヤ・チップスで楽しむグァカモレ(¥990)
にピッタリ〜♬ リーチェパパはパイナップル・ジュース(¥550)
7pm 過ぎるとお隣のコミューナル・テーブルにお仕事帰りと思しき
ビジネススーツ着用の男性6名〜1F は圧倒的に女性二人組でほぼ満
席でございます。

最初にリーチェパパのグラスフェッド・ビーフ100% のハンバー
グ(¥1573)が来て Y君と私のタコスがテーブルに(2p ¥100
0)Y君は辛党でチポトレ(唐辛子)もクリーミーな薄いグリーンの
ハラペーニョ入りソースをタコスのフィリングに載せて!ご満悦〜♬
よかった!よかった!! 北海道産トウモロコシ100%・添加物不
使用で作られるタコスは絶品!! 私もサイコロ・ステーキではなく
ほぐし身がしっとりとソフト・シェル・のタコスになじむヌアデロで
大満足!! これまで日本で美味しいタコス食べたことなくて、と Y
君・・”渋谷の TACO BELL に行ってがっかりしました” 私は東京の港
区で2回 TACO BELL のクルマを見たことがあって最新では乃木坂の
ニーノ・カフェ 前〜東京に TACO BELL ができたのネ!と、ちょっと
嬉しく思っていましたがファーストフードのフランチャイズですから
アメリカでも本物のコーン・トルティーヤではありません。北出食堂
のタコスは自家製で本物なだけでなく!フィリングにオリジナリティ
ーがあってトッピングが’タコス愛’〜♡ それもハンパなく!!天下一
品でございます。デザートに温かいマロン・ケーキ(¥700)をいた
だいて外に出るとスカイツリーの上に満月が上がって来て北出食堂前
の通りを走るクルマもなく私達はコイン・パーキング前で暫し満月と
木星を堪能してから帰路へと着きました。
7pm の予約で4名&3匹で2F へ・・チワワちゃん連れカップル
が程なく帰られて私達の貸切でゆったり〜お料理はお任せコースで
スターターは豊洲水長より仕入れる本日の活〆鮮魚で長崎のカンパ
チ→ 作り立て温かいトルティーヤ・チップスでグァカモレ→ テン
ペ(素揚げした丸大豆)が載った季節野菜のサラダ→ イワシのハ
ーブ・グリル→ お好みのタコス2種→ デザートというディナーで
ございます。ワインはコート・デュ・ローヌかプリミティーヴォ2
本の選択で〜伊藤さんが ”マダムは濃厚でしっとりめな赤がお好み
でしたよね? なので、お薦めはプリミティーヴォです。ホント美
味しいです!!” お薦め以前にボトルを見て私はプリミティーヴォ
だわと思いましたがプライスが ¥8540で躊躇しておりましたら
ミーちゃんママがマダムお好きな方で!と仰ってくださって・・プ
リミティーヴォ・ディ・マンドゥーリア2017年 D.O.C.G. です
よ〜♬ ラベルにドルチェ・ナトゥラーレと書いてありますが文字
通りブドウの自然な濃い甘み、果実味の凝縮感が秀逸で熟成感もハ
ンパなく、これまで北出でいただいた赤ワインの中の最高峰!!
出来立てトルティーヤやシャン菜とライムで楽しむイワシのグリル
と共にいただく美味しいイタリアン・ワインは北出ならでは〜♬

選べるタコス2種は私の予想どおりミーちゃんママが一つは〆サバ、
パパと Y君はアンガス・ビーフを選び、私はパクチー・シュリンプ
(¥460)かチキン・ティンガ(¥400)で一瞬迷いましたが
チキン・ティンガと初めてのラム・ステーキ(¥450)にしてみ
ました。ラム・ステーキにはクミン・シード 、シャン菜、赤タマ
ネギを合わせていて久し振りにいただくチキン・ティンガもカテー
ジ・チーズと赤タマネギが変わらずにいい仕事をしていて両品とも
美味〜♬ しっとりと味わい深いトウモロコシのトルティーヤでプ
リミティーヴォもチェリー香が益々開いて華やかさも加わり最高の
タコス・ディナーでございました。ランチに間に合わなかった今年
の夏 フクモリ を教えてくださった阿久津くんも此の日サービスを
してくださった伊藤さんも北出食堂のスタッフは皆さん本当に優秀
でオーナーの Mr.北出は8月3日にオープンした丸の内のタコス・
ショップも順調で、もう一軒小伝馬町にもタコス・スタンドを開店
されたと伊藤さんから伺いました。デザートのアップル・クランブ
ル、レモン・ケーキ、クルミのタルトはそれぞれ違うパティシエが
焼いて持ってきてくださるとのお話で・・北出オーナーのお人柄と
手腕ですよネッ! 今年はコロナ災禍で飲食業界も前代未聞のダメー
ジを被ることになりましたが北出食堂は8:30pm のオーダー・
ストップまで1F は顧客で埋まりスタッフが明るい笑顔でお見送り〜
私達も美味しいタコスで元気いっぱいになれて〜帰りの首都高から
見えた東京タワーにはピンクの♡が点いていました。

北出食堂ではタコスのテイクアウトができます! タコス・プレート
は税込み ¥1800でトルティーヤが5枚、フィリングはアンガス
ビーフ・ステーキ、牛タン、ラム・クミン、チキン・ティンガ、パ
クチー・シュリンプの5種類から〜お好きなタコスを2種類組み合
わせることができます。今回の私の TACOS TO GO はラム・クミン
とパクチー・シュリンプ〜♬ いかがですか? 美味しそうでしょ?
北出食堂のタコスは手作りトルティーヤが天下一品でフィリングに
独創性があり、センスのよい組み合わせにも北出らしいオリジナリ
ティーと工夫があってトウモロコシのトルティーヤの美味しさは日
本一ではないかと思っているのですが・・とにかく、何が凄い!!
って〜トルティーヤもフィリングも、シャン菜も、グァカモレも、
すべてが!お店でいただく感覚と全く変わらずに!! いただけるテ
イクアウトだというところなのでございます。食材が新鮮なことの
証拠でもありますがトルティーヤが硬くならないように工夫がなさ
れていてアルミホイルの下にもう一枚〜写真からもおわかりのよう
にトルティーヤを巻いている紙が湿っていて水滴が見えますよネ!
このダブル・ラップがタコスの美味しさをキープする最大のキーな
のだと思います。”百聞は一食に如かず” で・・お試しになってみま
せんか? お店ではチキン・ティンガとマグロ・ステーキをお願いす
ることの多いワタクシですのでラム・クミンは初めてでしたがラム
美味しいですねぇ〜〜♬ グリル完璧!! 北出食堂名物とも言える
牛タンはお墨付きですし、パクチー・シュリンプは期待を遥かに上
回る完成度の高さでございました。今年はゴールデン・ウィーク中
お出かけできませんが、お天気の良い日にベランダにミニ・カクタ
スでも置いてマリアッチ気分で美味しいタコスを楽しんでみては?
メキシカン・ビアもソル、テカテ、ネグラ・モデーロ(オール ¥5
00)と3種類揃っていますよ〜♬ 私も次回は太陽を浴びながら
ベランダでラパスやポルトヴァヤータの海を思い浮かべて〜絶品タ
コスを満喫したいな、と思います。

ミーちゃんママと Y君が2日早いバースデー・ディナーで予約して
くださって人間3名と3匹でコースを堪能〜♬ ”マダム、どこか
行きたいお店ありますか?” と聞いてくださった時、真っ先に浮か
んだのがベアトリーチェと一緒に行かれて皆で寛げる北出の2F で
した。もちろん、タコス大好き人間と致しましては絶品タコスが決
め手ですが!ゆっくりディナー・タイムが楽しめるというところが
大きなポイント!! スパークリングとお好みの分量の炭酸で割る北
出オリジナル特製ジンジャーエールで乾杯〜♬ ミーちゃんママがお
店と相談して決めて下さったバースデー・ディナーは5品のコース
で最初に出世魚ブリの稚魚イナダが載ったトスターダス (トルティ
ーヤを揚げたもの)が登場〜アボカド、レッド・オニオン、賽の目
にカットされたキューリが爽やかな一品はトスターダがパリパリで
美味しい〜〜♬ 前菜盛合せは私達の大好きなパルミジャーノとク
ルミを散らした紫キャベツのラペ、アオリイカのフリット、スタッ
フド・マッシュルーム・・ワインはフランスのフリュイ(メルロー
70%・カベルネ15%・マルベック15% 2年間シュール・リー
熟成 ¥6960)かオーストラリアのオーガニック・シラーかで迷
いましたがラベルのドックにも惹かれてロズネー2015年にして
みましたら〜これが大当たり!!1997年に植えられたシラーは
1月に適量の雨が降り、その後暖かくドライな天候に恵まれ35℃
以上に気温が上がる日もあって2015年2月14日にかつてない
好条件下で収穫されたとのこと。凝縮感が半端なくオーク樽での熟
成香、ラズベリーのコンフィチュールのようなテクスチャー、柔ら
かく円みがあってシラーというよりメルローに近い味わいでござい
ます。おじゃまする度にちょっと凝ったセレクションで美味しいワ
インに出会える北出食堂はワイン好きにとっては堪りませんよネッ!

”ベアトリーチェちゃん、大きくなりましたネッ! この後タコスに
なりますがお好みで〜♬” と北出オーナー・・北出氏は新展開がお
ありでお忙しく此方のお店にいらっしゃらない日も多く ”今日は北
出さんの存在が何よりのマダムへのお誕生日プレゼント!!” と・・
シメ鯖(¥400)とパクチー・シュリンプ(¥450)を選んだミ
ーちゃんママ。彼女は初回からタコスではシメ鯖を頼んでいてカテー
ジ・チーズ、パクチー、わさびサルサ・ソースでいただくシメ鯖が
お気に入り〜自家製パクチー・ガーリック・オイルでいただくシュ
リンプ・タコスも美味しそう〜♬ Y君はメキシコ風に柔らかくした
牛タンのステーキ(¥450)とクリスピー・シュリンプ(¥460)
私は定番のマグロ・ステーキ(¥460)とチキン・ティンガ(¥4
00)をお願い致しました。マグロ・ステーキはピコ・デ・ガヨと
アボカド、チポトレ・マヨ(チポトレはピリ辛ですがマヨネーズで
まろやかな味わいに)チキン・ティンガはカテージ・チーズ、レッ
ド・オニオン、トマトで満喫!! 何と言ってもトウモロコシの粉で
作る手作りタコスが天下一品でございます。そしてキーワードはミ
ント・バジル・パクチー!!(チミチュリ・ソースもありますが!)
北出名物・厚切りの上・牛タン・ステーキの横に真ん丸肉団子を添
えたメインの後アップル・クランブルとレモンケーキが載ったバー
スデー・プレートがテーブルに載り OEUVRE(フローリスト田口氏
はかなり有名な方らしい・・)の大きな花束〜♡ ミーちゃんママ、
Y君いつも有難うございます。日曜日の店内 @8pm は1F も2F
も満席で大きくなり過ぎないボリュームでレゲエが流れ皆様ホント
に寛いでいらして我々の犬も猫も我が家にいるかの如くリラックス
・・北出ならではのディナー・タイム♡本当に有難うございました♡

とにかく北出食堂は予約必須!! 夏タコスが恋しくなって六本木の
フィオレンティーナから夕方お電話を入れたことがありましたが満
席で中目黒のマザーエスタへ・・あの頃はベアトリーチェがコホコ
ホしてて JOKER で定期的にネブライザーという時期でした。おかげ
様で無事ケンネル・コフも卒業して季節は秋になりミーちゃんママ
のご友人に香り付き空気清浄機をお譲りしたくて拙宅まで来て戴き
北出に行こうかということになり・・2ヶ月振りのトライで OK〜♬

ジントニック、ジンジャーエール、仏ワインで乾杯後〜定番の赤キャ
ベツとパルミジャーノのラペ(ディル・クルミ入りで美味!¥680)
目新しいところでイワシのオーヴン焼き(2p ¥900)と肉厚椎茸
とチーズのロースト(2p ¥600)イワシの上にシャン菜がたっぷ
り載っているところが北出の流儀で私達は3名ともシャン菜党ですの
で大喜び!! ライムを絞ってエスニックなイワシを堪能〜♬ 続く椎
茸のローストも熱々チーズに椎茸オイル〜リッチな味わいは北出なら
ではの一品〜♬ とにかく! 私は此処でガッカリしたアイテムには出
会ったことがないという大の北出ファン〜西海岸に住んでいたことが
ありますのでメキシコにも複数回滞在しておりまして〜タコスとブリ
トーにはちょっと煩いのです。北出のトルティーヤは一枚一枚手作り
でトウモロコシがキチンと香る本物!! 適度に湿り気があって厚み
も完璧〜♬ 本当に美味!! 更に和の素材を取り入れたタコスにはオ
リジナリティーがあり、しかも組み合わせの妙にムリがなく考え抜か
れた完成度の高い一品揃いなのでございます。ミーちゃんママは〆鯖
(¥400)がお気に入りで私は鮪ステーキ(¥460)をリピート・・
アボカドに自家製チポトレマヨで絶品!! 〆鯖にはカッテージ・チー
ズがパラパラと振り掛けてありシャン菜とわさびサルサで愉しみます。
こんなタコスどこにある? 此処にしかありません!! ご友人は赤玉
葱とタイムで楽しむ八幡平マッシュルームのソテー(¥400)3名で
厚切り上牛タン・ステーキ(100g ¥1500)を満喫後ミーちゃん
ママは別○でアップル・クランブル(バナナとクルミのタルトもサー
ビスで添えられて〜♬)アンジェリーナがいた去年のハロウィーンか
ら一年・・♡ 今年のハロウィーンはベアトリーチェと一緒に、とい
うことになります。次回も天下一品!! 絶品タコスを楽しみに〜〜♬

アメリカ在住の高校時代の親友 ’大のネコ好き’から次回の東京でミー
ちゃんに会えるかしら?とメールが来て〜私がイタリアから帰る週に
ミーちゃんママに調整して戴き、ビーテラス で一度お会いした黒猫
ビビちゃんも来られることになって10月最後の土曜日6:30pm
から北出食堂で ’ネコ祭り’兼ハロウィーン・パーティー開催の運びと
なりました。ネヴァダ州のシェルターで保護した兄妹のネコ2匹と
暮らす友人のケイは フィオレンティーナ以来一年振りのミーちゃん
との再会に大喜び!! アンジェリーナも夏の 箸庵 以来〜ミーちゃん
のカートを見ると・・いつも!飛んで行って!!カートに前脚を掛け
”ハロー、ミーちゃん” とビッグ・スマイル〜♬ するとミーちゃんは
”シャーーー!!” 毎回このパターンが繰り返されますが何回 '吹かれ
ても' アンジェリーナは一向にメゲることなく、ニコニコ顔で毎回ご
挨拶に行くのです。ミーちゃん、ビビちゃん、アンジェリーナの3匹
はミーちゃんママがオーダーして下さったプレゼントの特製ハロウィ
ーン・カラーを着けて記念撮影に臨みました。が、絶妙にとられた3
匹の距離感が縮まることは遂になく・・・

お料理はお任せで(Y君が8pm 過ぎからの参加でしたので5名で ¥
18000)お通しは茹でピーナッツ→ブラン・ドゥ・ブランの泡で
(¥3410)乾杯後、ミーちゃんママと私が一品だけリクエストし
たパルミジャーノとクルミを散らした赤キャベツとチーズのラペが来
て鰤のカルパッチョ→ お蕎麦のサラダ→ トルティーヤ・スープとい
う流れ〜♬ ライムが添えられたスープを一口いただいてみますとピ
リッと美味ながら私には激辛(ケイと私はこれまで一緒に辛いものを
オーダーしたことがなく知らなかったのですが彼女にも辛くて)私達
はスープはパスで→ お料理はカラマリ→ マッシュルームとチーズの
ケサディアと進み・・と、そこにバターナッツ・カボチャのスープが
登場!! パスで結構です、と申し上げておりましたのに・・辛くな
いスープを作って下さっていたのですネッ! 感激!! タコス2品は
それぞれお好みで〜♬ 盛合せになるとビジュアルが楽しくて美味し
さ倍増〜♬ でございます。ケイと私は絶品タコスまでで充分でした
が、牛タンとローズマリーを添えたポークのグリルが出てデザートの
洋梨のタルトとバニラ・アイスクリームでお任せディナー・コース終
了となりました。アッと言う間の3時間〜♬ 前回もお世話になった
宮沢さんが私達のテーブルを担当して下さいました。ワインは最初ボ
ルドーのシャトー・モンディオン(2014年 ¥4860)2本目も
私が選びましたがシチリアの I.G.P. ヌー(2016年 ¥5270)は
重厚なネロ・ダーヴォラで大当たり!! タコス後半から牛タンとポー
クにピッタリ〜♬ でございました。ビビちゃんのパパは更にハバナク
ラブのラム(¥750)来年ママになるフィアンセの方はカルア・ミ
ルク(¥750)後はコーヒーと紅茶(¥450)9月にお誘い戴き
ウシマルでランチをご一させて戴いた Y君はディナー後半の8pm着
〜お取り分けしてあったコース数枚のお皿でキャッチ・アップ〜♬
”明日は大変なことになりそうなんです100人くらい来そうで!!”
と恒例のハロウィーン・パーティーを翌日に控えた北出オーナーの笑
顔に見送られて Y君のクルマに乗り込みました。美味しくて ’バエる’
パーティー盛りで明日のお客様は間違いなく Happy Halloween〜♬
ですネッ!
人間7名プラス猫1匹、犬2匹で日曜日の夜〜東大のサマースクール
を終え翌日帰国するアンナのお別れパーティーでおじゃま致しました。
2F のロング・テーブルでオリジナル・ジンジャーエール(ブルック
リン・リボン・フライズのジンジャー・シロップと野中ニッポン・タ
ンサンを使用 ¥650)ガルバニーナ・オーガニック・ブラッドオレ
ンジ・ ソーダ(有機ブラッドオレンジとシエナの天然炭酸 ¥500)
サッポロ生(¥650)女性陣3名はブラン・ドゥ・ブラン(ボトル
¥4000)で乾杯〜♬ テーブルに ’お薦め料理’ が次々に並びます。
バジル・チキンのコブ・サラダ、赤キャベツとチーズのラペ、カツオ
のカルパッチョと続きましたが、それぞれオリジナリティー溢れる逸
品揃いで〜♬ コブ・サラダは此処にブラック・オリーブとフェタが
入っていたら〜グリーク・サラダというニュアンスが漂う一品で赤キ
ャベツとチーズのラペもパルミジャーノとクルミが本当にいい仕事を
していて〜思わず!美味しい!!と、声を上げたくなる一品でござい
ました。カツオのカルパッチョもレッド・オニオンが功を奏したサラ
ダ仕立てで北出パワー炸裂〜♬ ズッキーニを厚めの輪切りにしてマ
ルゲリータの上にシャン菜を載せた一品も素晴らしかったと思います。

タコス盛り合わせと牛タンは木製のプレートで供され、テーブルもナ
チュラル・ウッドなのでピッタリ〜♬ ビジュアル最高〜♬ パーティ
ーならではのプレゼンでございます。タコスは前回書きましたように
トウモロコシ粉100% 日本一のトルティーヤですからフィリングに
何を選んでもハズレようがありません。それぞれタコスのメニューか
ら単品で選ぶことになり、私は前回お願いしなかったチキン・ティン
ガにしてみようかと思いましたがピリ辛と伺い、前回同様マグロのス
テーキ・・秀逸でございました。北出食堂初めての方々も全員口を揃
えて ”美味しいですねぇ〜〜♬” 牛タンは、これがまた絶妙な火入れ
で歯応えの奥にしっとりとした味わい・・♡ タンの旨味を堪能させ
て戴きました。7pm から始まった会食は Englishi Only 英会話タイ
ム、記念撮影を挟んで9pm 前にようやくデザート・タイムになり〜
私はアップル・クランブルが売り切れでしたのでパス・・アンジェリ
ーナは Be Terrace でお会いした T先生のことをちゃんと覚えていて
甘えておりました。ミーちゃんもチュールいただけてよかったわネ!
ゴハンが美味しくて、ペットに優しくて〜北出食堂に ’たりないもの'
はない!! が今日のワタクシの結論でございました。T先生、ミーち
ゃんママ〜お誘い有難うございました。そして、もう一度ごちそう様。
アンジェリーナの前に飼っていたゴールデン〜レイチェルの時代から
バースデー・パーティーのレギュラー・ゲストご夫妻が今年は鳥取で
ジャンカルロ でお会いできなかった為、一ヶ月遅れでアンジェリー
ナとミーちゃんママお薦めのカフェでランチをして参りました。全く
土地勘のない所でしたのでカーナビだけが頼り・・一方通行が続く道
をグルグル回ってちょうど一台分空いていたコイン・パーキングにク
ルマを入れると大通りの反対側にストライプのオーニングが見えまし
た。間違いなし! なんと此の4車線の大通りでさえ一方通行でした。
驚き!! ピークを外して1:30pm でミーママに予約をお願いして
おりましたが店内は満席でございます。私達が一番乗りで1F 窓際の
テーブルに6名(ミーパパは仕事になり3pm から参加)2F にチワ
ワを連れたカップルが見えます。階段で上がる4階建てビルの1F で
古さが心地よく、お店の前には大きなイチョウの木〜♬ 雨がだんだ
ん大粒になって参りましたが雨の日が似合う居心地のよいカフェ・・
落ち着きますねぇ〜〜♡

ウィークエンド・ブランチはカップ・スープとサラダが付く鯵フライ
・サンド(¥980)チキン・タコライス(¥980)本日のパスタの
3種類。A ご夫妻はタコライスと原産国はオランダ、SOL:太陽とい
う名のメキシカン・プレミアム・ビア〜♬(コロナみたいな苦味のな
いクリアーなビール〜お気に召されたようでお代わりもされて3本 ¥
2040) ミーちゃんママと私は泡(¥600)で乾杯〜♬ アンジー
パパは鯵フライ・サンドで、お味見を致しましたら〜自家製タルタル
・ピコ・デ・ガヨが素晴らしいですネッ! パンは日本橋のビーバー・
ブレッドのパン・ド・ミー、トースト具合も完璧で鯵フライはサクサ
ク、スープ付きタコライスもチキン・ティンガ、お野菜たっぷりグリ
ーンズにシャン菜!! 温泉卵、カッテージ・チーズが大きな仕事をし
ています。どちらも出色の一皿!! ミーママは前回〆サバのタコスが
美味しかった!って〜嬉しそうに単品で〆サバ(¥400)牛タン(¥
450x2)マッシュルーム(¥400)のタコスをオーダー。実は、
私は大のタコス・フリークで15種類もあるタコスのラインナップを
見て狂喜乱舞〜迷うこと5分!! 下した決断は ”メキシコでポピュラ
ーなカルネ・アサダ系ではないものにしよう〜♬”

アンガス・ビーフ、牛タン、ラム、チキン・ティンガ、ポーク・カニ
ータス、白金豚チョリソー、フィッシュ・スライ、〆サバ、テンペカ
ツ、野菜ソテー、ブラウン・マッシュルーム、パクチー・シュリンプ、
クリスピー・シュリンプ、マグロ・ステーキというチョイスの中から
パクチー・シュリンプとマグロ・ステーキをダブル・タコス・プレー
ト(¥1800)で〜♬ トルティーヤは6枚でございます。北出食堂
のタコスは Tex-Mex のパリパリ〜タコ・シェルではなく遺伝子組み
換えでないトウモロコシの粉100% で手作りされるトルティーヤ
(一枚一枚ハンドプレス)こんな美味しい本物のトルティーヤは日本
で初めて!! 気分はポルトバヤータのビーチかグアダラハラのマリ
アッチ〜♬ お休みの度に101を南下してサンディエゴからティフ
ァナ経由メキシコを旅した LA 時代が恋しくなりました。トウモロコ
シの香りとざらつきのある独特の食感、しっとりと水気があり適度な
厚さが絶妙で文句なし!! パクチー・シュリンプは自家製パクチー・
ガーリックオイルにドライ・トマト、そこにサルサとシャン菜をトッ
ピング→ ライムをギュッと絞れば気分はメキシコ〜♬ レッド・オニ
オンがいい仕事をしています。マグロ・ステーキのピコ・デ・ガヨも
秀逸で私はまさかのトルティーヤ5枚完食!!(小休止一回→パパに
一枚作って進呈→ グラスの赤 ¥1000一杯補充〜♬)

3pm にミーパパがスーツ姿で現れてお仕事終わりのサッポロ生(¥
650)お疲れ様でした!!で〜私達は5pm までデザート・タイム。
ミーママはアップル・クランブル(¥750)私はバナナとクルミの
タルト(¥750)共にバニラ・アイス添え〜♬ アンジーパパは最後
の一つになった NY チーズケーキ(¥700)ブルーベリー・ソース
もリッチで美味!! ランチのアイスティー(¥200)のままだった
パパを除いて全員コーヒー(¥450 このコーヒーがまた美味しい!)
全員大満足!!4pm 過ぎに配達のお兄さんがダンボールを担いで入
って来て?と思いきや〜オーナーの北出茂雄氏で戴いたお名刺には神
田金物通り北出食堂・代表取締役 CEO と書かれていました。ダンボ
ールを担ぐ CEO いいですねぇ〜♡ タコスがホンモノ、コーヒーもタ
ルトも美味しい!!と申し上げましたら〜珈琲専門店にお願いして豆
を挽いてもらってるんです!! トルティーヤはトウモロコシ粉と水だ
け、なんとチーズケーキは奥様の手作り〜♬ 帰り際〜雨が大振りに
なってきてA ご夫妻とミー・ファミリーがタクシーに乗り込む時にオ
ーニングがお役立ち・・ここは昔〜香水なんか作ってたみたいでオー
ニングもその時のまま使ってるんですよ〜♬ 店内のテーブル、椅子、
什器もイイ味を出してますよネッ! お皿が欠けているところも北出
食堂ならチャーミング!! もう少し近くにあったら週イチでアンジェ
リーナとタコスをいただきに来たいけれど!! 窓際に置いてあった小
冊子’味の味’6月号に北出食堂と並んでグリル満点星、香味屋、煉瓦亭、
次のページに駒形どぜう、きくかわ、竹葉亭などが名を連ねていました。
ランチ・タイムのピークは満席!! ピーク後、欧米系の男性お一人様が
ふらりとカウンターへ・・居心地のヨイ寛ぎのカフェ〜VIVA TACOS〜♬

  • タコス4種
  • コミューナル・テーブル
  • スカイツリー

もっと見る

7位

旬采 (六本木、乃木坂、六本木一丁目 / イタリアン、ピザ、パスタ)

17回

  • 夜の点数: 3.8

    • [ 料理・味 3.8
    • | サービス 3.9
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク 3.8 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2024/11訪問 2024/12/25

けやき坂のライトアップを見て・・

前日にオープンと同時6pm に予約を入れて〜けやき坂のライトアップ
を満喫後おじゃま致しました。私達に続いて女性二人組がカウンターに、
その後やはり20代と思しきカップル、続いてスーツ着用お仕事帰りの
男性二人組〜それから30代前半の男女8名グループが窓際のテーブル
に入ってその後も続々とお客様で7pm には満席!6年前の夏に初めて
アンジェリーナとおじゃまして今回で17回目になりますがここまで賑
やかなのは初めてかも!昨日はどヒマだったんですけど!と、ママ・・
オーダーは通ってましたので私達はゆっくりでだいじょうぶ!と、お伝
え致しましたがお料理はすべてスムーズに供されました。さすが!いた
だいたのは海老とアボカド(¥1350)ザク切りキャベツ(¥980)
ジャンボ・コロッケ(¥780)白ナスのステーキ(¥1080)明太子
のクリームソース(¥1580)ワインはいつものプーリアのジンファン
デル ’マンモス’(¥5600)旬采のロング・セラー爆弾コロッケはチー
ズと挽き肉の真ん丸コロッケでジャガイモが半マッシュで歯応えのある
食感が嬉しい〜♬ 白ナスは夏休みの終わりに横須賀の すかなごっそ
Y君が ”マダム、朝採れの白ナスがありますよ!” と喜んでいた丸いナス
をバルサミコのソースで!ジューシーですネッ!メニューにお野菜がい
っぱいあって嬉しい旬采!!

私は人生で一度も合コンというものを体験したことがないのですが・・
窓際のテーブルから聞こえてくる会話によると、まず郷里の話から入る
んですネッ!それから郷里に絡む好きな食べ物の話になり〜最近食べた
美味しいものの話になり・・と、食が占める割合が大半というところが
興味深く、どうしても右耳が彼らの会話の方向に・・と、そこへママが
”冨山先生が3名でいつものお席に!” 実は、前回の旬采で1984年
オリンピック LA大会でレスリング・フリースタイル57キロ級ゴール
ド・メダリスト、2021年から日本レスリング協会会長をされる冨山
英明日大特任教授とお話をさせて戴き、夏のパリ・オリンピックのレス
リングは先生から戴いた日本レスリング協会作製2024年カレンダー
を横に置いて ”この4人はゼッタイとりますから” と仰っていた選手の
試合を観戦〜終わってみれば金8個、銀1個、銅2個という快挙で鏡と
清岡が金〜1月の須崎、3月の藤波、6月の文田、8月の日下、カレン
ダーに載っていなかった尾崎もメダルを獲得し次回の旬采はカレンダー
持参で!と決めていてママと凄かったわネッ!とオープン直後に話して
いたところでした。その一時間後に冨山先生にお会いできるとは!私達
から何か、とリーチェパパ・・ハイボールを召し上がっていらっしゃる
とのことでハイボール x3をプレゼント・・前回と同じエントランスす
ぐのカウンターの端にいらした先生にご挨拶して家路に着きました。
久し振りでおじゃましましたら〜お店の前に初めて見るクルマが停まって
いてオーナー・シェフが買い換えたのかしら?と思いましたら "先生のク
ルマなのよ” とママ〜先生をご紹介してくださってママと並んでいるのは
先生の大学の学生で一響(ひなり)ちゃん!可愛い〜〜♬ 富山英明先生は
1984年オリンピック L.A.大会のゴールド・メダリストで競技種目は5
7kg 級フリー・スタイルのレスリング!3日後 ’レスリング界のレジェン
ド’ と、東京オリンピックで国旗掲揚ボーイを務め法政二高から68年の
メキシコ、72年のミュンヘン大会にレスリングの補欠として出場した幼
なじみ ST君から聞きましたがランチで隣に座っていた S君も横須賀高校
レスリング部で二人で目を丸くしてエェ〜!ニチダイ・ト・ミ・ヤ・マ?
八田イチロウじゃなくて?凄いなぁ〜♡ 確かに!’先生’は日大教授→ 日大
レスリング部監督→ 現日大レスリング協会会長でいらっしゃって〜初めて
旬采におじゃました時ワイン・セラーの上を見て顧客に力士がいらっしゃ
ることは一目瞭然でしたがオリンピック4連覇を果たした伊調 薫、吉田沙
保里選手も訪れたお店だったとは!

半年振りの再訪でしたが、プーリアの I.G.P. マンモスがあってよかった!
南イタリアの自生種ネロ・ダーヴォラ〜ジンファンデル I.G.P. は リッチ
なフル・ボディーで甘い口当たり〜余韻に残る微かなブドウの渋みとギュ
ッ!と凝縮された旨味が最大の魅力で私は旬采に来たらマンモス!それと
何はなくとも!ジャガイモと海老のガレット!!あるかしら?マダムには
この一本!パパはサンペレね、とママ〜”昨日は激混みだったので今日で
よかった!明日も予約けっこう入ってるので!!” 黒板にガレット(¥16
80)がありました!オニオン・グラタン(¥950)を黒板で初めて見
つけてリーチェパパは大喜び〜♬ ベアトリーチェもお水をいただいて南
房総直走の菜の花とサルシッチャのチーズ焼き(¥1150)もお願い致
しました。オニオン・グラタンには大きなバゲットが二つ入っていてチー
ズたっぷり〜♬ しっかり煮込まれた玉ねぎがたくさん入っていて仕込みに
何時間かかるのでしょうか・・とろとろで甘いこと、甘いこと!バゲット
も周りがカリッ!と絶品でございますよ〜♬ 六本木グランドハイアットの
フレンチ・キッチン でいただいたオニオン・グラタンより美味しかったか
も!リーチェパパはスープ好きなのでもう少しスープの汁気がほしかった
みたいでしたが私はノー・プロブレム!とろとろオニオンの濃厚な甘さと
チーズのマリアージュを満喫〜♬ こんがりと焦げ目がついたガレットも
安定の美味しさで菜の花とサルシッチャのチーズ焼きもボリューム満点!

パスタにはカチョ・エ・ペペ(¥1400)大粒牡蠣と菜の花(¥1620)
鶏肉とゴボウの煮込み(¥1520)ヴェネツィア風玉ネギとアンチョビ・
ソース(¥1380)など、カチョ・エ・ペペは ビルバンテ ・ジョコンド
以来〜甲乙つけ難いラインナップでしたが私達はお腹いっぱいでやむなく
断念〜するとママが ”来週バレンタインなのでパンナコッタとタルト・タ
タン作ったんです。いかがですか?嬉しいですネ!タルトタタン!!リン
ゴの透明感が秀逸で天下一品!フレッシュ・ストロベリーとコンフィチュ
ールにしたイチゴの両方で楽しむパンナコッタもゆる過ぎず絶妙な質感を
キープ!富山先生がお帰りになる前に2024年カレンダー ’レスリング
IN ジャパン’ を持ってきてくださって ”この4名は間違いなく!パリで金
とれます” 今年の夏はレスリング・カレンダーでお名前を確認しながら応
援しなくては!いつものようにママが道路に出て此の日はバイトの一響ち
ゃんと二人でお見送りしてくださって・・この時は3日後の グラン・ソル
のランチで幼なじみ2名から羨ましがられることになるなんて〜考えても
みなかったのでした。
なんと!去年ベアトリーチェと八芳園に向かうバイデン大統領の
車列を目黒通りで見て以来〜1年2ヶ月振りの再訪となりました。
今年の冬これからどうかしら?的なお電話を一度入れたことがあ
りましたが混んでいて ”ゆっくりして戴けないので” と、ママ・・
今回は3日前に予約のお電話が入れられる日がありましたので前
以て予約の上オープンと同時の6pm に!連続の猛暑日に辟易〜
ベアトリーチェは一週間外に出ておりませんでしたのでママがよ
くアンジェリーナをお散歩させてくださった公園に初めて連れて
行きディナー前に夕涼み・・公園の前は巨大ビル建設中で旬采が
入るマンションの隣も大掛かりな工事が始まっていて〜まだまだ
六本木にも新しいビルが建つ余裕があったのか!と目を疑います。
旬采のカウンターも新しいプランターと絵皿が可愛いですネッ!
キッチン・スタッフの男の子は初めて見る方でしたがママがオー
ダーをとって〜ご主人のシェフが調理〜定番アイテムに旬の食材
を活かした一品が並ぶ黒板メニューから選ぶ旬采スタイル・・変
わっていません。アットホームで美味しい旬采は此のスタイルで
30余年!!すぐ近くにあってアンジェリーナと2回ほどおじゃ
ました やさいや は他のお店になっていましたので激戦区六本木
で凄いことですよネッ!

マダムがお好きだったマンモス・ワインとってありますよ〜とマ
マ・・プーリアのジンファンデル I.G.P. は2021年〜こちらも
果実味豊かでリッチなフル・ボディー・・お久し振り〜♬ 山羊
のチーズとリンゴのサラダ(¥1380)桃と水牛モッツァレラ
のカプレーゼ(¥1680)海老とジャガイモのガレット(¥16
80)完熟トマトの冷製スパゲッティ(¥1550)で堪能させ
て戴きました。ママとも久し振りでお話が弾み、たまたま此の日
は私達の他に早い時間はお客様がいらっしゃらず、ゆっくり寛げ
て・・この旬采だけでしか味わえない ’里帰り感’ のような安心感
には変えがたいものがあります。フランス産の山羊のチーズを温
めたバゲットに載せて隠し味に蜂蜜を効かせた一品はリンゴのス
ライス、クルミ、レーズン入りサラダが添えてあり〜忘れがたい
美味しさでございました。フレンドリーで家庭料理のような親し
みやすさの中にプロの技がキラリと光る一皿〜♬ 帰りがけ・・
シェフが厨房から出てきてくださって丁寧なお見送り〜♡ 有難う
ございました。また、おじゃまさせて戴きま〜す!
六本木で永年〜ひっそりと知る人ぞ知るご夫婦経営
*******

ボエム で遅めのランチをして家に戻ると夕方からヘリコプターの
音が凄くてベランダに出てみると目黒通りにパトカーと装甲車が
赤色灯を点滅させて停まっているではありませんか!検問も行わ
れていて沿道には人が集まり出していました。この日7pm から
八芳園で岸田総理主催の夕食会があり、日本の美を伝えたいとい
う総理の意向で夫人が和服姿でバイデン大統領にお点前を披露し
て ’おもてなし’ という趣向でございます。これまで八芳園で外国
の要人、ましてや現職の大統領をもてなしたという話は耳にした
ことがありませんので八芳園にとっても大変な栄誉ですよね・・
八芳園は3月末の或る朝 ル・パン・コティディアン のクロワッ
サン・オ・ザマンドをいただいてから吉野桜の古木を見に行って
駐車場の枝垂れ桜とソメイヨシノもチェックして写真をアップ致
しましたが!まさか2ヶ月後にバイデン大統領の車列が駐車場に
停まることになるとは!! ベアトリーチェは本当におかしなコ
で最初は私の足元でじっとしていましたが、私が上空を飛ぶヘリ
コプターの動画を撮ったりしていますと・・ひとりで前に進み出
て ’よその方’ の間に入ってその方の足元で ’お座り’〜列に参加し
て待機しておりました。車列20台は7:05pm に医科研前を
通過〜待つこと1時間〜アッ!という間の出来事でございました。
30分後〜旬采で1分03秒の動画をママにもお見せして〜♬

旬采は8ヶ月振りで・・やはりガレットをいただかないことには
旬采に帰ってきた気がしません。黒板メニューにはありませんで
したが ”エビならできます!” とのこと(¥1480)よかった!
ワインはママのお薦め4本の中にサッシカイアならぬトスカイア
という一本があってトスカーナならではのネーミングに私は一人
で大ウケ〜98年というヴィンテージも気になりましたがシエナ
のピアッツァ・デル・カンポが懐かしくてシエナに決定〜♬ メ
ルローとサンジョヴェーゼとか?・・と思いながら楽しみに!!
水牛のモッツァレラとアボカド(¥1580)海老のアヒージョ
(¥1050)とパン(¥200)パスタはカラスミ(¥1900)
をお願い致しました。イタリアのシエナ産かと思ったシエナ D.
O.C. はルーマニアのメルローで産地はヴァンジュ・マーレ、プ
レミアム・オークでした。結果は大当たり〜〜♬ 樽熟ならでは
の凝縮感があり濃厚なベリー香と円やかな味わい・・生産者はテ
ラス・ダヌビアンヌ、輸入業者はピーロート・ジャパンで久し振
りでいただく海老のガレットが美味!!カラスミのパスタも極薄
スライスのトッピングだけでなく粒々がスパゲッティにまぶして
あってリッチな味わい・・大変美味しゅうございました。先客は
女性お一人様でしたが8:30pm 過ぎにママが ”お久し振り!”
と迎えていた父・息子と女性二人組ご来店。顧客だけで成り立つ
旬采で私達も温かく迎えて戴き ”本当に美人!さっきもきれいな
お姉さんが呼んでも行かないで私のところに来て甘えてくれてホ
ント可愛い〜♡” とベアトリーチェも可愛がって戴き、美味しい
ガレットがあってハッピーになれる旬采は六本木の裏道にあるご
夫婦経営ならでは!のアットホームな雰囲気の隠れ家レストラン
なのでございます。

昨年の12月・・けやき坂のイルミネーションを見ながら家路
に着いて以来〜9ヶ月振りの再訪となりました。クリスマスま
であと2週間というアドヴェントから今年もアドヴェントまで
あと2ヶ月・・コロナに始まりコロナに終わる一年でございま
した。旬采は全く変わらず、静かに淡々と6pm から8pm ま
で2時間の営業を続けていらっしゃって私達は一番乗りでした
が6pm を待っていたかのようにカップルが二組続けて入られ
て6:30pm にもう一組・・固定客がついているお店ならで
はですネッ! 日によってバラツキはあるんですけどね、とマ
マ・・ご主人が調理、ヘルパーは1名〜昔は2名、オーダー、
接客、席決め、サービス、お会計のすべてを彼女が取り仕切り
ます。この日黒板にガレットが載っていませんでしたが一応伺
ってみますとエビならできます!とのこと。よかった!! 私
はガレットをいただかないことには旬采に来た実感が湧かず!

この日は桃のカプレーゼ(¥1550)アボカドとエビのサラ
ダ(¥980)明太子と大葉のスパゲッティ(¥1200)を
いただきました。桃のカプレーゼは生ハム添え、アボカドも
カットが大きくて美味〜♬ ガレットは文句なし!! 焼き色が
ついた黄金色の極細ポテトとしっとりとジューシーな内側の
極細ポテトが絶妙なマリアージュでエビでも鱈でも(何も入
らなくても!)他ではいただけない一品〜♬ 天下一品でござ
います。私はどんな時でも旬采のガレットさえいただけば生
きて行かれると思えるほどガレットを愛してやまず・・必ず
元気になれます!! 明太子と大葉のスパゲッティも青ネギの
クリームソースで大変結構でございました。ベアトリーチェ
もパピーの時からこのベンチに座って参りましたのでママの
こともわかりますし、安心して寛いでおります。この日初め
てママにメンシェンをご披露〜♬ アンジェリーナのように芸
達者なコではありませんが来年にはもう一つくらい新しい芸
をマスターして旬采ママにお見せしたいと思っております。
頑張りましょうね〜ベアトリーチェ〜♡ You can do it!!

6pm に予約を入れ半年振りでベアトリーチェと旬采へ・・♡
いつも旬采ではママのお薦めワインをいただいているのですが
此の日のピエモンテ D.O.C.2018年の赤は第22回ベルリ
ン・ワイン・トロフィーで金賞を獲得したピエモンテを代表す
る8品種バルベラ、ドルチェット、アルバロッサ、メルロー、
シラー、カベルネ・ソーヴィニヨンに初めて聞くフレイザとボ
ナルダのブレンドが見事に結実した素晴らしい赤ワインで今ま
で旬采でいただいてきたワインの中でも飛び抜けて美味しく!
人間で言えば10年に一度出会えるか、のような逸材発見!!
とでも申しますか、明るく華やかさのあるエレガントな味わい
と気品のあるブーケは真にファイン・ワインでございました。

リーチェパパと一緒にベアトリーチェを挟んでカウンターの
定席に着くのは9ヶ月振り〜蕪のポタージュ(¥750)なん
て優しい蕪の甘みなんでしょう〜♡ しっかり繊維質を残した
優しい自然の甘さに癒されます。旬采はゴハンが美味しいだ
けでなく実家に帰ったような安らぎがあって〜♡ ヤリイカの
グリル・カラスミがけ(¥1580)もイカ本来の味わいが生
きていて部位ごとの食感の違いが際立ち、そこにカラスミが
ねっとり〜絡まってリッチな味わいが堪りませんネ! この一
品さえあれば!の私にとって旬采のレゾン・デートルとも言
えるジャガイモとエビのガレット(¥1380)は外側のカリ
カリッ!とジューシーなジャガイモの千切りが妙なる調べを
奏で〜♬ 三陸産のカキフライ(¥1350)も自家製タルタ
ルでサクサクッ!と軽い衣で大粒の牡蠣を堪能〜♬ プロの仕
事は天使のエビのパスタ(¥1850)でも光りスパゲッティ
が太めで迫力のある逸品でございます。美味しいワインで至
福の時間・・出がけにアメリカから届いたクリスマス・カー
ドを読みながら〜ゆっくり寛げる旬采のカウンターの向こう
側(お互いに顔は見えない造り)にはお一人様とカップル一
組、窓際のテーブルに3名〜大人のみで密もなくアンジェリ
ーナの時代から私達の指定席はカウンターのイチバン奥で落
ち着きます。マスターもママもお元気でよかった!20歳ま
で生きるのよ、とママに言われてベアトリーチェはハイみた
いな顔をしてくれて・・♡ 例年より人出の少ない けやき坂
を下り〜窓越しにイルミネーションを見て家路に着きました。
来年もまた旬采で美味しいゴハンがいただけますように!

いつもお世話になっている Y君のバースデーにミーちゃんと
ベアトリーチェと一緒に行かれる美味しいお店、ということ
でミーちゃんママが予約を入れてくださって4名でおじゃま
致しました。ベアトリーチェは1ヶ月近くサロンに行かれな
くてボサボサでしたがミーちゃんのお下がりチュールを着て
気分だけはパーティー・プリンセス・・東京の緊急事態宣言
のステップ1が解除されて数日たっておりましたが先客はな
く私達は大きなテーブルにご案内して戴き1メートルおきに
着席〜ママは私の顔を見るなりガレット通しておきますネ!
前回気に入って戴いたワインもありますよ〜♬ プーリアの
マンモス・ラベルで決まり!!ミーちゃんママも ”このワイ
ン美味しいですネッ!” よかった(このプーリアのジンファ
ンデルについては明日の旬采でアップ致しますが仕事帰りで
遅れて参加したミーちゃんのパパも生ビールの後マンモスを
堪能〜もうちょっと飲みたいですね、となりましたが最後の
一本でした)フレッシュ・モッツァレラのカラスミがけ(¥
980)蒸し焼きビーツとモルタデッラのサラダ(¥800)
アスパラガスのソテー・ビスマルク風(¥1150)を楽し
み小エビ入りのガレットが焼き上がってバゲットにフォアグ
ラのソテーを載せた一品(¥1480)の登場〜♬ 赤ワイン
に合うこと、合うこと!! バクダン(旬采名物:挽き肉とチ
ーズ入りのコロッケ)も見事に真ん丸でソースの掛け方がこ
れまでの最高峰〜♬ 芸術的、且つ、感動的でございました。
皆様〜大満足!! 私はこの辺でちょうどよい感じでしたが Y
君の甥っ子は旬采 '初’〜16歳の食べ盛り K君は美味しい、
美味しい、と大喜びでビスマルクの後ボロネーゼのラザニエ
ッテ(¥1550)まできれいに!! 私達は彼のお役目であ
るかのように最初から任せっきりでしたが彼はお取り分けが
丁寧で上手・・私がラザニエッテとカタラーナは一口でいい
わよ、と言うとちゃんと可愛らしく・・♡ きちんとお家で
躾けられた子供は外に出した時に違いが際立ちます。カタラ
ーナにキャンドルが点いて ”Y君おめでとうございます!!”
結果的に貸切りとなったディナー後は皆で東京タワーのライ
トアップを見て〜幸せ一杯〜満腹の一夜でございました。 

この日は6pm オープンと同時に定席へ・・カサブランカの
お出迎え〜♬ どお?と伺うと "うちは常連さんが来てくださ
るので” とママ・・7pm になると奥のテーブルに5名のグ
ループ、カウンターにもカップルが2組入りました。この日
のお薦めワインはプーリアの I.G.P. ’マンモス・ラベル’ でご
ざいます。イタリアのワインでジンファンデルと表記するの
は珍しい!!と、申しますのもプーリアを代表するブドウ品
種プリミティーヴォは1990年代に30年以上に亘る検証
と議論の結果カリフォルニアのナパで栽培されるジンファン
デルと同じ DNA を持つことが確認されましたが2000年
前にイタリアに渡ったクロアチア原産の最古のぶどう品種は
他の品種に比べて早く熟すことからプリミティーヴォと呼ば
れてきたからです。此の機会に、と思い・・アメリカでのジ
ンファンデルの歴史を紐解いてみましたら〜1822年にジ
ョージ・ギフスというニューヨークの苗木商がオーストラリ
アから輸入したのが始まりだとされているようでございます。
1849年頃からカリフォルニアで栽培されるようになり、
全生産量の10% を超えるまでになりました。濃く深い色
みは同じですが同じ品種でもテロワールの違いで味わいが全
く異なり・・私は昔からジンファンデルは好みのワインでプ
リミティーヴォと同じセパージュであることも知っておりま
したし、いろいろ飲んで参りましたが今回いただいたマンモ
スのように甘みさえ感じる明るく華やかなフル・ボディーは
初めて〜♬ 幸せ!!

前菜に焼き野菜のマリネ・アンチョビ載せ(¥980)マッ
シュルーム多めでお願いした海老とマッシュルームのアヒー
ジョ(¥980)私の顔を見るなりシェフが準備に取りかか
ってくださった鱈のガレット・自家製タルタル添えも変わら
ずに!絶品で〜♬ 初めていただいた蟹の身入りクロケッタ
(蟹クリーム・コロッケ ¥780)はカラッと揚がったタイ
トな衣となめらかでクリーミー・リッチな蟹クリームのそれ
ぞれが独立宣言をしていながら双方を最大限に活かし合って
いて際立った食感はプロの仕事!! 前回〜写真を撮るより
早くリーチェパパがフォークを入れてしまい角が欠けてしま
ったフルーツ・タルトの写真が気になり何があるかしら?と
思って伺ってみますとカタラーナとガトー・ショコラのみの
ご用意とのこと。そうですよねぇ・・本当に一日も早く終息
してほしい COVID19〜いつも旬采の帰りにクルマからチ
ェックしている高橋くんの 華園 も此の日はひっそり〜でも
電気が点いていてよかった・・人命のみならず、世界経済に
大打撃を与えているコロナ危機は収束のメドすら立たず東京
オリンピック・パラリンピックの開催も危ぶまれます。世界
中の飲食業界へのダメージにも計り知れないものがあります
が知恵を出し合って人類が此の困難極まる事態を乗り越えて
行かれますように!!

実は、ワタクシ・・ガレットがいただきたくなると旬采〜♬ と
いうところがなきにしもあらずで・・以心伝心の如く、ママは
私の顔を見るなり ”店長〜今日ガレットできますか?” 嬉しいで
すねぇ〜〜♡ この日は赤坂病院の帰りにベアトリーチェとおじ
ゃましてガレット以外では明太子マスカルポーネのディップを
載せたガーリック・トースト(¥900)とイタリア産スモーク
チーズのオムレツ(¥1300)をママお薦めのジョルダーノの
トスカーナ・ロッソで愉しみました。ガレットは桜エビ入りで
真鯛より味覚のアウトラインがくっきり出て大変に美味〜〜♬
自家製タルタルがまたいい仕事をしています。絶品!! もうジ
ャガイモの焦げ具合が堪りません。明太子マスカルポーネもマ
イルドな美味しさとそこに重なるバゲットのこんがり感がホン
トに絶妙で〜♬ ふんわりオムレツもスモークチーズが勝ち過ぎ
ることなく、シェフのバランス感覚あってこそ、の逸品揃いで
ございました。毎回!自家製のフルーツ・タルトも楽しみで今
回はバニラ・アイスを添えて戴きました。写真を撮る前にパパ
が口をつけてしまい、形が整っておりませんがご容赦を・・ベ
アトリーチェは4キロを超えたのでアンジェリーナの ’お下がり’
(すぐにキツくなってしまってホンの短期間しか着けてなかっ
たハーネス)どうかな?と思って着せてみましたが、やはりブ
カブカ・・7.6キロまで大きくなったアンジェリーナと生後1
0ヶ月(人間の子供で言えば、もうこれ以上背が伸びない年齢)
で4.6キロのベアトリーチェとでは体格に大きな差があります。
可愛さに変わりはありませんのに!!
ネコのミーちゃんも快く迎えてくれる旬采はホントに有難いお店
ですが土曜日でしたのでどうかしら?と、お電話を入れてみます
と・・3名様 OK〜♬ ですよ、とママ。ラッキーなことに大きな
テーブルの片側が4名分空いていて先客のカップルはネコも犬も
大好きなお二人でした。コトちゃんを連れた Y君は旬采初めてで
”此処お箸でもいただけるんですネッ!” 柿とカプレーゼ(¥15
80)の後、秋刀魚のコンフィ(¥1200)をお箸でいただき
ました。サンマ一尾を三等分にして私は尻尾の部分を・・脂の載
りがよく充分に楽しめました!! やはり秋刀魚はお箸ですよネ!
ガレットをお薦めして(よかった! Y君に気に入って戴けました)
パスタはミーちゃんママのリクエストでカチョ・エ・ペペ〜♬
ワインは珍しいプーリアの I.G.T. ジンファンデルで愉しみました。
私達がおじゃましたのは8pm 過ぎでしたので9:30pm には
お帰りになるお客様がピークを迎えてカウンターの奥は貸切状態
に・・コトちゃんはミーちゃんの帽子と胸飾り、ベアトリーチェ
はマントを譲り受け撮影会に臨みました。ベアトリーチェは初顔
合わせのコトちゃんとも仲良くできて人見知りも好き嫌いもなく
てホントにいいコ!! 旬采のママもスマホで3匹の撮影〜♬ 思
いがけず、今年は5日早いハロウィーンで人間も和み、美味しい
ゴハンは旬采の 'いつもの'お約束!!

赤坂病院での待ち合わせは7pm〜私は6:45pm に歌舞伎座を
出ましたが、お堀に向かう方向の車線で工事をしていて晴海通り
は大渋滞!! タクシーがなかなか来なくて銀座四丁目近くまで歩
いてやっと一台!! 運転手さんに行き先を告げると赤坂見附です
か?と渋い顔・・メゲている時間もないので日比谷通りから国会
に抜けて246に入ってください!! 主治医のS先生にお電話を
入れて5分ほど遅れますが今向かっています!! 赤坂病院の前に
パパのクルマが停まっていました。ベアトリーチェはちょうど合
うサイズがなくて、とダックス用の術後服を着せられてホットド
ッグ状態で出て来ましたが元気そうで何より〜アンジェリーナも
避妊手術をしましたが日帰り〜赤坂病院では ’過保護なほど’ がポ
リシーで通常一週間の入院になるところを抜糸の日に再度来院し
ますので、と術後服必着お約束で3日目に退院させて戴きました。

クルマの中からお電話を入れて六本木に向かいます。アンジェリ
ーナが退院した日にもおじゃま致しましたが、ちょっと心細い時
は優しいママと元気になれるゴハンが待っている旬采に限ります。
美味しいガレットもいただけるし!! 今宵はスモークチーズの
オムレツ(¥1300)真鯛とジャガイモのガレット(¥1580)
バクダン(挽き肉とチーズが入った自家製コロッケ ¥680)し
らすの生パスタ(¥1450)というチョイスになりました。旬采
はお料理に安定感があってどの一品もホッとするお味〜♬ ちょう
ど御嶽海が3日前の大相撲秋場所の千秋楽で昨年名古屋場所以来
二度目の優勝を果たしたところで ”絵番付の下にサインした時、
絶対!優勝します!!〜って彼〜明言したのよ〜♬” と嬉しそう
なママ・・いつも旬采ではママがワインを2,3本セラーから出し
て選ばせてくださるのですが今回はバルベラ・ダルバとマージが
あって私はヴェローナからクルマで行った MASI のワイナリーに
は思い入れがありラベルを見て即決!11世紀から続くマージの
伝統アッパシメント製法の極みがアマローネですが、このボトル
はレッジェーロ・アッパシメント〜セミ・ドライにしたブドウを
混ぜることで味わい豊かな味とアロマに仕上がったマージとのコ
ラボから生まれたアルゼンチン産のワインで極上の仕上がり〜♬
オーガニック・ワインでマルベック85%・コルヴィーナ15%
でございます。丸みのある凝縮感、しっとりと味わい深く本当に
美味!! 甘い余韻が長く続きベアトリーチェのホットドッグ姿も
目に慣れてきてデザートはコーヒー・ゼリー・・♡ 今宵も癒しの
旬采タイムを満喫させて戴きました。

アンジェリーナが生後3ヶ月で家に来た時〜英語のレッスンで週に
一回拙宅に来ていた T子は幼いアンジェリーナにとって忘れられな
い人になり〜後年も T子が来ると玄関の外まで飛び出して喜び T子
の腰の高さまで飛び上がって毎回!狂喜乱舞!! ベアトリーチェ
も赤ちゃんの時に抱っこして戴きたくて並んで座れる旬采にご招待
→ 会社から六本木まで大江戸線で一本とのことで現地待ち合わせ〜
此の日は隣の公園までアンジェリーナをお散歩で連れて行って下さ
るほど可愛がってくださったママにベアトリーチェ ’お披露目’ の日
でもありました。ママが6:30pm にいらしてお薦めのワイン3
本の中から ’私の夢’ という白(ソンニョ・ミオ・ビアンコ)をお願
い致しましたが、その前にガレットあるかしら?→ 今日はご用意が
ないんですよ〜そうなのね・・ガッカリ・・と、次の瞬間! 厨房か
らシェフのお声が聞こえて ”お作りしますよ〜♬” ありがとうござ
います!!という嬉しい一幕があって〜ふくよかなニュアンスのあ
る辛口ビアンコと真鯛のガレット(¥1480)のマリアージュは
完璧〜♬ ホウレン草とカリカリ・ベーコンのサラダ(¥1080)
イワシのカリカリ焼き(¥1080)海老とマッシュルームのアヒー
ジョ(¥980)朝採れズッキーニのグリル(¥900)バターたっ
ぷりのふわふわオムレツ(¥1300)わかっていたこととは言え
お料理も全てお気に召して戴けてホントによかった!!

私達が旬采でゼッタイ外せないのがガレットと焦がしバターで香ば
しいイワシですがシェリー・ヴィネガー風味のホウレン草のサラダ
も、パルミジャーノがけのズッキーニも美味〜♬ イタリア産カラ
スミのパスタ・フレスカ(¥1800)をシェアーしてドルチェは
アッフォガートとガトー・ショコラをいただきました。旬采のガト
ー・ショコラは重くなくデザートにピッタリな口溶け〜♬ ベアト
リーチェは生後3ヶ月半ですが本当におっとりしたコで一声も出さ
ず、物音に怯えることもなくバスケットから出すとお膝の上で2時
間おとなしくしておりました。前回おじゃましてからちょうど2ヶ
月・・ママはアンジェリーナが来るものと思っていらしたので〜ち
っちゃなベアトリーチェを見て〜にわかに現実を受け止められない
といった複雑な表情を浮かべていらっしゃいましたがアンジェリー
ナの分も可愛がってくださいませ。
今後とも人間共々、宜しくお願い申し上げます。
アンジェリーナが退院したら真っ先におじゃましたかった旬采・・
ママにアンジェリーナ頑張ったわネ〜って!褒めて戴きたくて・・
だったのですが、抜糸の前日に外泊許可が出ましたので(私として
は一日でも早くお家のベッドで寝かせてあげたかったのでリクエス
ト致しまして)赤坂病院から六本木経由でお家に帰ることに致しま
した。夕方お電話を入れてみますとシェフがお電話口に・・”マダム
お久し振りです!! お元気ですかぁ〜?” まさか!アンジェリーナ
が緊急入院して一週間前に2時間にも及ぶ大手術をしたなんて〜と
てもお電話では言えず、取り敢えず通常営業でいらっしゃることを
確認・・”今日は団体様が来週に変更になりまして静かですから〜お
時間あったらぜひ!! いらしてください” それでは7:30pm に、
ということになり・・エリザベス・カラーを着けたアンジェリーナ
とカウンター奥へ・・”あら、どうされたんですか!?” と驚くママ。

実は、と顛末をお話しすると・・お客様のワンちゃんで17歳〜メ
ニューに載ってるもので食べてないものはほぼないトイプーの写真
を見せてくださって ”このお客様、何でも食べさせちゃうんですよ”
とお薦めのワインを開けて私を励ましてくださいました。この夜い
ただいたワインはパヴィアのピノ・ノワール I.G.T で紫がかった美
しいルビー色、深みのあるミディアム・ボディーで大変に美味〜♬
大好きなガレットもあって(福岡のホウボウとジャガイモのガレッ
ト ¥1480)蛸のマリネ(¥890)ヤリイカのグリル・カラス
ミがけ(¥1380) 生パスタのボロネーゼ(¥1450)で愉し
みました。カウンターにいらしたカップルがお帰りになると店内は
私達だけになり敷物の上でアンジェリーナもゆっくり〜〜♡ 皆様
の優しい波動に癒されて我が家に帰ったように寛いでおりました。
正式な退院は明日の抜糸が終わってからですのでデザートはいただ
かずに早めに失礼致しましたが、シェフとママが通りまで出てお見
送りして下さって安らぎの時間〜♡ 本当にありがとうございました。
実は真鯛のガレットとキャベツの旬采風がいただきたくて再訪〜♬
いつもより遅い8pm にカウンターへ・・先客は40代前半と思し
き男性2名、窓際のテーブルには若者グループ5名という2月最初
の金曜日でございます。着席してすぐ!焼き上がったばかりのタル
ト・タタンが見えてソク予約〜♬ それからキャベツとイワシ、真
鯛のガレットをお願い致しましたら〜ガレットは黒板メニューだっ
たのですね・・”本日はご用意がないんです!” エエッ〜〜そんなぁ
〜(今日はガレットを独り占めしようと思って参りましたのに)と
思わず・・すると私の落胆ぶりを見た有満クンが "シェフに聞いて
みます!!” 待つこと約30秒→”エビかプレーンでお作りできます”
プレーンでお願いして〜ママのお薦めワイン3本の中にアマローネ
を思わせるラベル発見〜♬ PREMIUM と英語表記ですが Apasio→
産地がヴェローナですからアッパシメントを連想してしまいます。
ヴェローナ I.G.T. で瓶詰め前に12ヶ月熟成と書いてありますね・・
陰干しのアッパシメントではありませんが深いルビー色、芳しいア
ロマ、凝縮した旨味のある濃厚なフル・ボディーで大満足〜♬ ア
ンジーパパはカップ・スープをリクエスト→ 香ばしいイワシと丸ご
と甘いキャベツに続いて待望のガレットがカウンターに載りました。

この3点で今回の再訪の目的は達成ですが、もう一品!ジャンボ・
マッシュルームと言えば今はなき 恵比寿の 籠女 のジャンボ・マッ
シュルームも美味でしたが旬采のフリット(¥1080)をお願い
してみることに!! ’静岡の長谷川さん’ が育てる巨大なマッシュ
ルームは大きいのに大味じゃなくて美味!! ディープ・フライで
このサイズですから生だと直径20cm はあろうかという大物〜次
回もあればリピート必至〜♬ ガレットが焼き上がるのを待ってい
る時 ”ワンちゃん飼ってらっしゃる常連様がアンジェリーナちゃん
に会いたいって仰って・・とママ〜カウンターのエントランス寄り
で私達からは見えない処にいらしたお客様と暫し楽しい犬談義・・
3日後がマイ・バースデーということで先に予約したタルト・タタ
ンと出来立てほやほやのティラミスはママからのプレゼントでバー
スデー・プレートに此の方が文字入れをして下さいました。思いが
けない出会い、そしてプレゼントありがとうございます(バイオハ
ザードのデザイナー A氏でいらっしゃいました)この日はサッカー
のアジア・カップ決勝戦がありカタールとの決戦を応援すべく東京
タワーがサムライ・ブルーになりましたのでライトアップを鑑賞し
て帰宅〜11pm から始まった試合を5分遅れで観戦〜翌朝はラッ
プトップで A氏の映像作品の数々を鑑賞〜♬ 画面の動きを追って
アンジェリーナが大はしゃぎ!! TVコマーシャルに頻繁に登場す
る白い犬と ’ちゃおちゅーる’ のネコが大好きで毎回 CMソングに
合わせてワンワン〜♬ が大変なのですが、アナウンサーにもドラ
マの俳優にも一切反応致しませんのでアニメのキャラクターは人間
ではなく動物に見えるのかしら? 家のTVでアニメを見ることはあ
りませんのでアンジェリーナの反応が新鮮でした。まさか!作者が
彼だとわかって喜んでいたなんてことはない?でしょうネッ!
12月1日にミーちゃんとパパ、ママ、人間4名とアンジェリーナで
おじゃまして前菜からデザートまで2時間半〜旬采タイムを満喫させ
て戴きました。ネコ好きママにミーちゃんの話は以前よりしておりま
して歓待して戴き、私達がいつも着席するカウンター角→ L字で予約
を入れておりましたのに ”大きなテーブルでゆっくりお食事なさって
ください” とママ・・グループの予約が入っていないラッキーな土曜
日でございました。スプマンテとビールで乾杯後→カラスミ大根(¥
920)富有柿と水牛モッツァレラ、生ハムのカプレーゼ(¥138
0)海老とマッシュルームのアヒージョ(¥950)ヤリイカのグリ
ル(カラスミがけ ¥1300)三陸産カキのアヒージョ(¥1380)
その後、ママお薦めの一本ポルヴェリエーラ(エミリア・バルベーラ
I.G.T. 2016年)が素晴らしくて〜♬ 共にいただいたカリカリ鰯
(大きなフィレはふんわり〜♬)とキャベツの旬采風炒め(¥980)
のキャベツがオイル・ローストで絶品でございました。イタリアンと
いう括りの中でオリジナリティー溢れる一品を創造されるシェフに乾
杯〜♬ 7pm になるとカウンターはカップルで満席になりました。
皆様、美味しいお店をよくご存知ですネッ! カプリチョーザ(¥14
50)を待っている間にお願いした鮃とジャガイモのガレット(¥1 
480)がまた大当たり〜♬ アメリカではハッシュ・ブラウンと呼
ばれるジャガイモ料理(ジャガイモのみで)で元々大好物ですがここ
に鮃をプラス!するというところにシェフの閃きがあって大感激〜♬
ローマ料理の代名詞とも言えるペコリーノと黒胡椒の共演カチョ・エ
・ペペ(¥1380)も秀逸でございました。タルト・タタンも大満
足でミーちゃんママは次回の予約を入れて帰る勢い・・ワタクシも旬
采やっとご案内できて本当によかった!!
お天気が不安定な日で夕方のテラスは危険と判断〜旬采に6pm で予約
を入れました。此の日、早い時間は私達だけで前回から気になっていた
白鵬のサインが何処にあるのかスタッフに伺っておりますとシェフが厨
房から出て来て下さって・・これですよ〜♬ エントランス入ってすぐ
左の柱で他の壁はたくさんのサインで埋まっていますがその柱は ’白鵬
柱’ で畏れ多くも上はあり得ませんが何人も下にも横にも書けません!
という記念塔でございます。”白鵬さんは3回ほどお見えになりました”
へぇ・・お相撲さんって〜どのくらい召し上がるの?(私の中で〜お相
撲さん・イコール・ちゃんこ鍋の定着したイメージ)”いやぁ〜至って
フツーですよ〜ワインがお好きだっておっしゃってました。ここに伊調
馨さんのサインもありますよ〜♬” と、ご案内して下さって初めておじ
ゃました時ママが説明して下さった絵番付の下にあったのは今場所の藤
沢で(そんな場所あるんだ!)優勝した関脇 御嶽海の2016年6月
20日のサインであったことが判明〜♬ 絵番付もじっくり拝見→ 平成
二十六年五月十一日から十五日間 於 国技館。 

初回と同じカウンターの奥で枝豆入りポテサラのイクラ載せ(¥900)
でスパークリングを愉しみながら〜今日は枝豆ではなく、だだちゃ豆な
んです、とお皿をカウンターに置いた調理アシストの男の子から枝豆と
だだちゃ豆の違いについてレクチャーを受けておりますとママ登場〜♬
”アンジェリーナちゃん! ママ!!(そーか、私もママね!)いらっし
ゃ〜い!!” 私は枝豆とだだちゃ豆の違いは産地での呼称にあるのかと
思っておりましたが ”調理する人間から見るとだだちゃ豆は枝豆のよう
に鮮やかな緑色をしてなくて少しくすんだ茶色っぽいところですかね!”
なるほど・・♡ 楽しいですねぇ〜DINING OUT〜♬ 勉強になります。
それからイタリア産カラスミ大根(¥920)とタコのマリネ(¥850)
をいただきました。 タコのマリネはパプリカの賽の目が美しく、お酢強
めで日本人テイストのしっかりしたヴィネガー味〜♬ 私達は二人共 ’焼
そばにお酢をかける派’ ですので嬉しくなってしまいました。夏場は特に
心地よく感じられて元気になれるタコのマリネでございます。

イクラぶっかけペペロンチーノ(¥1680)をお願いしてすぐ窓際の
テーブルに白い開襟シャツを来た若者2名が着席〜’指導が入った’ とい
うフレーズが聞こえて参りましたので柔道ですネッ! ほどなくコーチ
のような方が来られてビールで乾杯〜♬ 私達はスイカのソルベ(まさ
にスイカそのもの〜美味!! ¥550)をいただいてお先に失礼致しま
したが、あまりの居心地のよさに時間を忘れてしまいそう・・初回お話
できなかった朗らかで優しいシェフと此の日はゆっくりお話できて〜♬
ママは天性の接客の達人ですから〜暫くするとまた此のアットホームな
雰囲気とお料理が恋しくなるのですよネッ!どうぞ、ごゆっくり〜〜♬



連日の猛暑でディナー・タイムでもテラスはムリ・・店内ワン OK〜♬
との情報ですが・・万が一、ポリシーが変わっていてもすぐ近くにワン
店内OK〜♬ の やさいや鉄板焼野菜六本木店 がありますのでアンジェリ
ーナと様子を伺いに行ってみますと・・オーナーママらしき方がドアを
開けてくださってアンジェリーナを一瞥してから ”今日は金曜日で7pm
に団体の予約が二つ入っていますので〜かなり賑やかになると思います
が宜しければカウンターの奥のお席でお取りできます”→ それではクル
マを停めて参ります、という流れになりました。ドアの前が可愛らしい
テラスになっていてフレンドリーなお店構え〜♬

中に案内して戴くと・・L字のカウンター奥にテーブルがあって窓から
マンションの中庭が見えます。壁という壁が著名人のサインで埋め尽く
されていて・・よく見るとサッカーの元岡田監督 直筆の W.Cup の文字、
メダルの入ったフレームや記念プレート、オリンピックのレスリングか
ら白鵬が載っている絵番付まで!まさにスポーツの祭典と言ったオーナ
メントの数々!!と、思いきや、カウンターには多種多様なジャンルの
本が並んでいます。”うちは作家さんのお客様が多いんで・・岡田監督
や山下選手も見えたんですよ” とママ。グランド・メニューからアボカ
ドとエビのサラダ(¥980)イワシのカリカリ焼き(¥1080)モレ
シャンが必ずオーダーしたという自家製コロッケ(¥680)黒板メニ
ューから山梨県産・白桃とモッツァレラのカピレーゼ(¥1300)シ
チリアのネロ・ダーヴォラ(¥3500)をお願い致しました。カウン
ター・トップが幅広なので感覚的にはテーブルでの食事と変わりません。
(カフェ・テーブルよりはずっと大きめ)で落ち着きます。ネロ・ダー
ヴォラはイタリアン・レストランのワイン・リストには必ず載っている
お手頃ワインですがシチリア産の上級ワインに用いられる格付けされた
赤ワインの品種名で、なめらかなパレット、バランスのとれたミディア
ム・ボディーで前菜のコロッケからパスタまでオールマイティー〜♬

白桃のジューシーな甘さは此の季節ならでは、で〜満喫させていただき
ビジュアルの美しいアボカドとエビに続いて登場したコロッケは挽き肉
とチーズ入り、と書いてありましたが存在感は希薄でむしろジャガイモ
そのものを楽しむホクホクのマッシュポテトを真ん丸に成形して揚げた
もので別名バクダン!! イワシのカリカリ焼きは熱々の焦がしバターに
レモンをギュッと絞っていただきます。シンプルに美味しい逸品でござ
いました。”30数年このスタイルで何ひとつ変えてないんです” とママ
・・ご主人がシェフ、アシスタントは若い男の子2名〜7pm になると
窓際のテーブルにダブル・デートと言った感じの若者4名、明らかに体
育系男子3名、カウンターにもカップル2組が入り賑やかになって参り
まして私達は生のりとシラス、カラスミ風味のペペロンチーノ(¥16
50)ドルチェはアイス・ティーでティラミスをいただき、可愛い!!
と言ってくださった皆様にアンジェリーナの得意芸ベレリーナをご披露
して〜お店を後に致しました。今でこそ珍しくない造りですが30数年
前はカウンターを広くとった斬新なイタリアンだったことでしょう〜♬

オーナーママは本当に犬好きな方で〜あら、お水が減ってきたわね〜新
しいお水お持ちしますネ!(犬はボウルの周りにお水を垂らすのでタオ
ルを下に敷いて)お隣が賑やかになってくると ”負けるな、アンジェリ
ーナ!!” と応援してくださって ”皆さん、ワンちゃんお膝の上に乗せ
て召し上がっていらっしゃいますから〜♬”(食いしん坊なアンジェリ
ーナには到底できない芸当ですが!)と人間も犬もリラックスできる環
境を整えてくださるのです。ワンちゃんと一緒に行かれるレストランを
お探しの皆様ここはお薦め〜♬ 美味しさだけでなく比類なき居心地の
良さ!! ペット同伴可という情報のみでおじゃま致しましたが大当た
りイタリアンでございました。アンジェリーナも上機嫌で皆様に芸をご
披露した後、階段と見れば登らないと気が済まないキャラクター故〜今
はなき ヌッフ デュ パプ〜現在は ’格之進 neuf ぬふ’ の階段を駆け上が
り・・嬉しそうにコイン・パーキングへと向かいました。

  • 15分後には満席!
  • けやき坂のイルミネーション
  • 白ナスのステーキ

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8位

ニド・カフェ (表参道、外苑前、明治神宮前 / ビストロ、カフェ、ケーキ)

3回

  • 夜の点数: 3.9

    • [ 料理・味 3.9
    • | サービス 3.9
    • | 雰囲気 3.9
    • | CP 3.9
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2020/11訪問 2020/11/21

ベアトリーチェ’初’ のニド・カフェ

お料理も美味しいし、奥の半個室が落ち着いて大好きなカフェなので
すが、単に近くにパーキングがないという理由でなかなかおじゃまで
きず今回2年振りの再訪となりました。最初に予約のお電話を入れた
時お休みでお会いしたかった藤川店長とお話できませんでしたので翌
日改めて・・”お久し振りです! ワンちゃん、お元気ですか?” アン
ジェリーナが去年亡くなったことをお話しすると ”まだ若かったじゃ
ないですか?” そうなの・・で、事の次第をお話してベアトリーチェ
がパピーの時 セカンドハウス で抱っこして戴いて昨年のクリスマス
一週間前に Va-tout でディナーをしたカップルと3名で奥の半個室
@7pm の予約をお願い致しました。

Mちゃんがリモート明けの初出勤で少し遅れるとのラインが入り N氏
は最初は泡でハイネッケン(¥770)私はワイン選び・・お薦めワ
インからコート・デュ・ローヌ(¥4400)を選び、冷めない前菜
で〜ホタテ・ビーツ・梨・シェーヴルとマッシュルームのサラダ(¥
1980)を選択〜♬ 1947年からドメイン・ブリュセットとして
石灰岩質のテロワールを表現するワイン造りに専念しているブリュセ
ット・ファミリーが100% 手摘みで収穫する南仏の代表セパージュ
はグルナッシュ、シラー、カリニャン、ムール・ヴェードゥル〜20
17年ヴィンテージのローラン B〜これが大当たりで!南仏の太陽と
地中海の風を感じる明るい華やかさのあるコート・デュ・ローヌ!!
ふくよかさもあってハイネッケンが終わった N氏も ”これ旨い!!”
よかった、よかった・・ワン・ランク上のボトルなんで!と藤川店長
も笑顔〜♬ 前菜がこれまた秀逸で大きなふっくらホタテに甘くてジ
ューシな梨、そこにシェーヴルの風味がアクセントで加わり甘みの強
いビーツが輪切りではなく大きめブロックで入っているところと根セ
ロリの存在感がなんともお洒落でセンスのヨイ一品〜♬ お料理って
センスなんですよネッ! 特に、冷たい前菜の場合は料理人の腕という
より素材の合わせ方とカットのセンスが大きくモノを言います。さす
が!ニド・カフェ〜♬ Mちゃんも到着してジビエのテリーヌ(鴨と鹿
でございます!! ¥1040)先にラインで黒板メニューの写真を送
って選んで戴いていた山形産米澤豚のロティ(250g ¥3190)も
タイムリーに焼き上がって笑顔が弾けます。ポークは肩肉でショルダー
・ベーコンになるところですよネッ! 美味しい〜〜♬ ガルニのレンコ
ンが大きなカットでホクホク!! トランペット茸とゴボウが添えられ
て〜秋の味覚バンザイで大満足!!
   
アントレ・ショーから〜もう一品!ということで Mちゃんと私が選ん
だのがエスカルゴ!! すると N氏が神妙な面持ちで ”エスカルゴって
カタツムリですよね?” そうよ、と私達・・すると ”僕エスカルゴって
食べたことないんです” エェ〜!! まさかぁ〜! 私はソファーからず
り落ちる勢いで笑い転げてしまいました。45歳で ’初’エスカルゴな
方に人生で初めてお会い致しました。だいじょうぶよ、美味しいから
パセリだけでもパンで掬って試してみたら? ブルゴーニュ産のエスカ
ルゴのオーヴン焼き(¥1980)が熱々でテーブルに載ると・・恐
る恐る手を伸ばす N氏・・そして笑顔〜♬ よかった!! パセリの微
塵切りたっぷりで美味しい、美味しいエスカルゴでございました。デ
セールはベイクドのガトー・フロマージュとクラシック・プリン(ど
ちらも絶品 ¥680)ガトー・フロマージュはチーズが濃厚で焦げ具
合が絶妙〜♬ 素晴らしい仕上がりで大満足ディナーのフィナーレと
なりました。初めてのお店を紹介して喜んで戴けると本当に嬉しいで
すよネッ! 表参道駅至近で Mちゃんはご自宅まで一本〜パーキング
は近くになくても地下鉄の駅があります!金曜日のニド・カフェはカ
ップル、3名テーブル、女性お一人様で和気藹々〜東京タワーが見え
る窓際は満席で窓はずっと10cm ずつ開いたままでしたが暖房が効
いていて寒い感じは少しもありませんでした。これから冬本番に入る
と寒がりの私はモコモコ厚着で頑張るしかなさそうですが此の日は小
春日和で日が暮れてからもそれほど気温が下がらずタクシーもすぐ来
て一年振りで Mちゃんとお会いできてニド・カフェのお料理お気に召
して戴けて嬉しゅうございました。また、N氏とお二人で楽しんでネ!

アンジェリーナとマックス・マーラに出来上がったスカートを取りに
行って〜お散歩でニド・カフェへ・・表参道もライトアップしてクリ
スマスまで一ヶ月と3日になりました。クリストフルのウインドーも
ブルーが映えるホワイト・クリスマスで此の時期はお店というお店が
クリスマス・デコレーションで街歩きが楽しい〜〜♬ ニド・カフェ
は女の子二人組とカップルで東京タワーが見える窓際のテーブルから
埋まっていて私達は奥の半個室へ・・キャンドルの灯りで落ち着きま
すねぇ〜♡ サン・ジョセフの若木、有機シラー100% のコートゥ
・デュ・ローヌ(¥3800)をお願い致しましたら〜藤川店長が持
って来てくださったのがワン・ランク上のヴィラージュ(¥5180)
でイノセント IV〜つややかで美味!! ワインが美味しいので食後で
はなく先ずフロマージュがいただきたくなってしまいました(盛合せ
3種 ¥1620)コンテとウォッシュ、ゴルゴンゾーラで至福の時間
・・アンジェリーナも優しくして戴いて嬉しそう〜〜♡

中目黒の ユイット の話をしておりましたので ”六本木ヒルズのお店"
カフェサロン ユイットブラッセリーカフェ ユイット も明治通り
のお店 HUIT harajuku も好きでアンジェリーナと何回か行きました
けどクローズで残念です” とアンジーパパ・・あら、そうだったんで
すネ! 有難うございます、と店長。お話も弾んで前回のアンコール
でナスのピューレでいただく鯵のマリネと三浦野菜の根菜 プティ・
ゴリ・サラダ(¥970)ムール貝とアサリの白ワイン蒸し(¥14
00)プラス ¥700で '余ったスープでリゾット' もお願い致しま
した。お味よし、寛げる雰囲気よし、適度にお洒落感もあり、手作り
感満載で7:30pm にアメリカ人グループ4名様ご来店で店内はほ
ぼ満席に!! お肉はジビエのロティ(岡山県産の鹿肉 ¥3450)
をいただきました。”マタギ若い女性なんですよ〜この間お会いした
んですけど以前はクラシック畑にいらした方で全然フツーの30代、
岡山に移住されて〜ご主人はお米作りされてるんです。本当に山の
中で猟がない時はキノコとか山菜採り・・” こういうお話が聞かれる
とお食事が2倍も3倍も楽しくなりますよネッ! 焼き加減が絶妙で
美味しいシュヴルイユ、貝の出汁がよく出たリゾット、どちらも佐藤
シェフの力量を感じるお料理で帰りがけにお会い致しましたら若きシ
ェフでビックリ〜パリとボルドーの間(って〜かなり大雑把ですが!)
で研修されたとのお話。息の合ったサポート役は児玉くん、お二人共
大きな夢に向かって日々頑張ってネ! Merci et a bientot〜♬

と言うわけで・・スガハラ・カフェ から表参道のアップル・ストアー
へ行ってパスワードの変更→ バイブル・クラスが休講になって "あの
魚屋(魚真)→じゃない処でゴハンできる!!” と喜ぶミーちゃんマ
マ・・お互い一度家に帰ってミーちゃんやアンジェリーナを連れて来
るのも大変だし雨もパラついていましたので人間だけでゴハンしよう
ということになり ”すぐ近くにパリの裏町にあるようなビストロがあ
ってマダム絶対に気に入るはず!” とミーちゃんママは自信満々〜♡
アップル・ストアーから5分ほど・・青山通り沿いのお花屋さんの上
に’そのビストロ’はありました。

梯子で上がる屋根裏部屋があって、その下が隠れ個室のようになって
いる小さなビストロで厨房側にテーブルが並んでいます。ミーちゃん
を連れて来る時は奥の半個室だそうで私達は東京タワーが見える窓際
のテーブルにご案内して戴きました。黒板メニューに並ぶお料理の感
じや店内の雰囲気が中目黒のユイット にあまりにもよく似ているので
女性マネージャーに伺ってみますと ”よくおわかりでしたねぇ〜実は
オーナーが一緒なんです!! うちの方が古いんですけどネ! オープ
ンして19年になります。私〜ユイットの立ち上げもやってて中目黒
に2年いたんですよ” エエッ〜! 目黒川の八重桜が楽しみでアンジェ
リーナと2年続けて窓際のテーブル予約してお花見したのよ〜〜♬

もう最初から大盛上がりで、鯵のマリネと三浦半島の根菜(¥970)
女性マネージャーお薦めの鶏ムネ肉とフォアグラのテリーヌ(¥16
20)ワインはボルドーのシャトー・ロルモー・ヴィユー2009年
をキャラフでお願い致しました。プティ・ゴリ・サラダと命名された
根菜のサラダは大好きなカブが何種類も入っていて歯応えのある食感
が堪りませんねぇ・・ひと口噛むごとに元気になれる美味しさ〜♬
ナスのペーストも美味〜レベル高いですネッ! さすが美味しいもの
好きミーちゃんママ(近くの美容室に来ていた時代に見つけたそう!)
プレッセ・フォアグラはフォアグラの間に鶏のムネ肉を挟んだひと手
間かけた逸品でボルドーの赤との相性は言うまでもなく、全く重さを
感じることなくバルサミコで堪能させて戴きました。それから私達は
島根県産イノシシの背ロースとネックのロティ(¥3240)をカオー
ルのシャトー・オ・レーダグラン 2012年(ビオのマルベック:グ
ラス ¥950・ボトル ¥3100)をキャラフでいただきました。ジ
ビエとワイルドな魅力のあるカオールのマリアージュは至福の極致!!
ガルニの黒ゴボウがまたパワフルでイノシシに負けない存在感を放ち、
シェフのセンスが光る一品でございました。お肉料理は他にハンガリー
産の鴨ムネ肉のロティ(¥2800)十勝産どろ豚・肩肉のロティ(¥
2200)オーストラリア産牛肉カイノミのロティ(¥2200)と4
種類ありました。此処は正に知る人ぞ知る青山の隠れ家〜♬

お絞りを3回取り替えてくださるなど接客・サービスもきめ細やかで
ミーちゃんママが5日前にバースデーだった話が聞こえるとデザート
のクラシック・プリンのバニラアイス添え(¥450)にはキャンドル
が灯り、バナナのタルト(¥620)も素晴らしかったと思います。ニ
ド・カフェは11:45am からランチ開始〜その後クローズなしでデ
ィナー・タイム終了までノン・ストップ〜だからコーヒー(¥550x
2)とタルトが美味しいことは重要なエレメントなのでございます!!
世界観がユイットに似ていたことから会話が弾んだ女性マネージャーは
チェックの時くださったお名刺で藤川祥子さんとお名前がわかり、お料
理が美味しいことがわかり、近々にアンジェリーナと一緒におじゃまさ
せて戴く日を楽しみに3F からエレベーターに乗りました。ミーちゃん
ママ〜素敵な隠れ家ビストロをご紹介してくださって〜ありがとうござ
います。またご一緒しましょ!

  • My Favorite table!!
  • 山形産米澤豚のロティ
  • デザート・タイム

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9位

WEE BEE'S (豊洲 / イタリアン、ビストロ、カフェ)

2回

  • 夜の点数: 3.9

    • [ 料理・味 3.9
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.9
    • | CP 3.9
    • | 酒・ドリンク 3.9 ]
  • 昼の点数: 3.8

    • [ 料理・味 3.7
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク 3.8 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 ¥1,000~¥1,999

2019/10訪問 2019/12/12

お行儀の良いワンちゃんウエルカム

祝日のランチ・タイムに一年以上振りでおじゃま致しましたら〜新店長が
いらして戴いたお名刺(深澤さん)から此処が代官山に本部があるリアル
・フード・ファクトリーの経営であることがわかりました。秋分の日は朝
から小雨がしとしと・・でも、レインボー・ブリッジを渡って豊洲市場を
通り過ぎる頃から雨も上がって私は大ハッピー!!(ランチで遠出できる
日はそうない!)リーチェパパはロースカツと野菜のカレー(¥1000)
私はランチ ’ハッピー泡〜♬’(CAVA の La Rosca Brut が嬉しい!! 土
・日・祝日限定11am〜3pm ¥620→ ¥520)とプレート・ランチ
のパンとサラダが付く本日の魚料理(¥1300)お魚はサゴシ(サワラ
の稚魚)でフィレのソテーにバジル・ペーストがビッシリ塗られておりま
す。ボソボソ気味の身をカバーする工夫がなされミニ・サラダとデリ3種
が付いてカフェご飯としては上々だと思います。(パンも思いの外!美味
!!)プレート・ランチは他にチーズ・チキンカツ(¥1300)牛ステ
ーキ(100g ¥1800)がありました。パパのロースカツを一口いた
だいてみますと・・サクッと揚がっていて宜しいのでは〜♬ ミーちゃん
のパパはオープン・サンド(チキンの粒マスタード・モルタデッラ・卵サ
ラダ・トマト・サラダ・フライド・ポテト付き ¥1000・セットのコー
ヒーは ¥250)見た目もカラフルでいかにもホリデー・ランチ!!

立食は最大80名様まで OK〜♬ パーティー・プランには飲み放題付き4
つのプランがあって牛肉メイン・プラン ¥5700、豚肉メイン・プラン
¥4900、パスタ・プラン ¥4400、二次会おつまみプラン ¥3900
というプライス設定〜二次会プランでもサラダ4種・魚介の冷菜2種・サ
ラミとモルタデッラ・シェフのお薦めパスタが付くという CP ですから〜
ご興味おありの方はお問い合わせになってみてくださいませ。ベアトリー
チェはミーちゃんと会えて帰りがけには常連様と思しきご夫婦に連れられ
たワンちゃん2匹に会えて嬉しそうにしておりました。雨も上がって今日
はお休み!! 以前からミーちゃんママの話題に上がっていたチョコレート
専門店と店内ペット OK〜♬ カフェが近くにあるということで〜これから
行ってみよう〜♬ ということになり4名プラス2匹でキュービック・ガー
デンの駐車場に下りました。楽しみ!

実は・・2014年5月1日から下書きに入れていて次回アンジェリーナと
明るい時間帯に豊洲に行く機会があったら〜ぜひ!!と思っていたカフェで
したが、今年になって〜ミーちゃんママから店内ワン OK〜♬ でミーちゃん
も OK〜♬ と伺い6月23日の土曜日に予約を入れて戴いたのですが貸切で
(土・日は結婚式の二次会で盛況とのこと・立食最大80名様まで OK〜♬)
北出食堂へ・・7月もまた貸切でおじゃまできず、今回で3度目のトライ〜
エストニアから帰国した翌日やっと!予約が入りました。下書きに入れた日
から4年3ヶ月かかって遂に!念願の WEE BEE'S 初訪問と相成りまして候。  

WEE BEE'S が入っている豊洲キュービック・ガーデンの地下駐にクルマを
入れてエレベーターで1F へ・・豊洲のこの辺は昨年3月の 石川亭 以来〜
ビルの周囲に水を配し立木が並ぶ都会のオアシスといった空間でございます。
WEE BEE'S の前はテラスになっていて店内はガラス張り〜天井が高くて自
然光たっぷり〜色の氾濫のないスタイリッシュなカフェ〜♬ おじゃました
8月1日は水曜日で4pm〜7pm がハッピー・アワー!! でラ・ロスカの
CAVA(¥500)ペリエ(¥600)籠に入るお土産が何点か手元にありま
してペリエが日本で言うところの引き出物の一つににジャスト・フィット!
3日前のエストニアン・ウエディング〜♡ 窓の向こうをお勤め帰りの方々
が豊洲駅に向かう夕方・・タスマニア産サーモンとアボカド(¥1200)
10種の野菜サラダ(酸味をしっかり感じるドレッシングが秀逸 ¥950)
をいただきながらアンジェリーナとゆっくり〜♬ フードの内容、接客・サ
ービスとも文句なし。ミーちゃんママからお話を伺っていた古賀店長は紀
尾井町のバカナルと赤坂のバカナルに11年いらした方で〜暫し懐かしい
バカナル話に花が咲きました。豊洲で再びお会いするとは!!

ご在宅だったら、と思いミーちゃんママにお電話を入れてみますと ”マダム
お帰りなさい!飛んで参ります!!” という展開になり本日のクラフト・ビ
ア(¥550)とジャコンディ・ロッソ(¥2700)で乾杯〜♬ お隣のテ
ーブルではお勤め帰り女性3人組のハッピー・アワー(オール ¥500でカ
ポナータ、キヌアのサラダ、オリーブ、ピクルス、サラミ、SABA 白ワイン
・マリネ、鶏レバーのコンフィ、カボチャのマリネ、豚肉の焼きテリーヌな
ど、お供が豊富)6pm 前からお散歩のワンちゃん達がちらほら出て来て夜
になるとイタグレやチワワ、トイプーなどの小型犬オン・パレード!! 大
型犬は歩いていませんが豊洲はペット・フレンドリーな街だそうで殆どのタ
ワー・マンションがペット可とのお話。でも、おもしろいですネ! アンジェ
リーナの前に飼っていたゴールデンのレイチェルと泊まった箱根のハイアッ
トもアンジェリーナと寛いだ 箱根ハイランドホテル・ラウンジもコテージに
泊まった箱根ハイランドもネコはバツ。此処は OK〜♬ 一緒にボローニャ風
ミートソース(¥1200)あわび茸とカラスミのペペロンチーノ(¥140
0)デザートはアッフォガート、桃とヨーグルトのムース(¥600)マン
ゴーとブランマンジェのパフェ(¥750)を楽しみました。WEE BEE'S の
オープンは2011年10月〜ベビーカーごと入店できてママ友ランチにも
オフィス・ワーカーのアフター5にも、犬にも猫にも皆に優しいお洒落で居
心地のよいカフェでございます。もちろん、結婚式のパーティーでも〜〜♬

  • 思わずにっこり〜♬
  • オープン・サンド
  • ランチ・プレート

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10位

白ワイン×魚介 港町バル (中目黒、代官山、祐天寺 / ダイニングバー、イタリアン、バル)

2回

  • 夜の点数: 3.9

    • [ 料理・味 3.9
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 3.9
    • | 酒・ドリンク 3.9 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2018/06訪問 2018/07/14

魅力はブランド牡蠣 ’新昌’ のみにとどまらず!!

6月に入って ”テラスが気持ちよくなる季節になりました。また、お気軽に
お寄りくださいね!”というメッセージを頂戴致しましたが・・実は、梅雨
に入る前から再訪を考えておりました。ただ、中目黒の駅周辺はパーキング
が大変で車を停めてから(テラスは一席しかありませんので)アンジェリー
ナを連れて何処か他へという展開になると・・ちょっと大変〜かなりの比率
で当日予約が多いこともありロジスティックが最大のネック・・しかし、好
機到来で前々日に予約のお願いができる日がありまして〜お電話を入れてみ
ますと6pm OK〜♬ 中目黒 GT駐車場(収容数27台)にクルマを入れて
アンジェリーナと久し振りで中目黒のお散歩〜♬ 高架下では開店したばか
りの焼き鳥屋さんやバルが軒を連ね、足を止めるお勤め帰りの人々で賑わい
ます。そんな都会の片隅で〜ひっそりと朝咲いていた蓮の白いお花を港町バ
ルの角で発見〜♬ 東京の夏の夕方にサイゴンの色・・♡

港町バルでは月→木限定で4pm〜6pm がハッピー・アワーでした(ドリ
ンク・オール ¥300)& ハッピー・オイスターアワー!! 冷製ヴァポー
レと焼き牡蠣が1p ¥300(6pm 以降は1p ¥400)冷製ヴァポーレは
宮城のブランド牡蠣・新昌を65℃でじっくり蒸し上げ再度冷やしエシャロ
ット・ヴィネガーで〜♬ 蒸してありますが ’生’ のような食感〜♬ むしろ
生牡蠣より牡蠣の旨味が凝縮されていて美味しい!! 焼き牡蠣の方は高温で
焼き上げシンプルに塩とレモンで〜♬ 続くゴルゴンゾーラのグラタン仕立
て(1p ¥470)は熱々で〜♬ チリのネブリナ・ブリュ(¥300)華や
かさのある辛口の泡で愉しませて戴きました。それから大きな牡蠣フライ
(4p ¥1706)衣は厚めで牡蠣はレアーな仕上がり〜ウスターソース、
タルタル、昆布塩が添えられて〜♬ カウンターにいらした先客・女性お一
人様の前にあったカクテル・グラスに入ったパフェのような一品が気になり
伺ってみますとイクラのカクテル(¥1058)とのこと→ お願い致しまし
ょう〜♬ 金華さばの香草ロースト(¥918)が焼き上がって参りました。
三陸の金華湾はリアス式海岸なので海が穏やかで牡蠣の養殖に適しているだ
けでなく、プランクトンが多く鯖の身が締まっていて美味しい・・鯖のフィ
レをこんな風に美しくまとめるなんて松岡シェフは天才!! 最初の一品ヴ
ァポーレで先ず!感じたことですが松岡シェフのお料理は端正で、とにかく
ビジュアルが美しく丁寧な仕事が光ります。ディルの使い方も!! 皮がこ
んがり焼けた鯖は身がふんわり〜ジューシー!! 付け合わせは三浦半島の
契約農家5代目・露地栽培に意欲的に取り組む鈴木優也氏の手によるカラフ
ル野菜、で〜もう一品!! 昔ながらの原木栽培と同様、薄明るい環境で ’形
の揃い’ よりも味の良い菌床にこだわった永島太一郎氏の手による軸まで美
味しい椎茸 ’おひさまシイタケ’ の肉詰め(2p ¥486)これがまた肉厚で
絶品!!でございました。

どの一品も全てが期待通り〜♬ 港町バルは応えてくれました!! イクラ・
生うに・渡り蟹のカクテル仕立て(¥1058)は一番下に石巻直送の渡り
蟹の濃厚なジュレ、その上に卵とハーブのタルタル、生うに、イクラのトッ
ピングという贅沢な一品で〜♬ メルバ・トーストに載せて満喫させて戴き
此の日は嬉しいサプライズが他にもあって・・一年前セブンイレブンの前を
お散歩していたオールド・イングリッシュ・シープドッグと再会致しました。
ママにお名前を伺いましたら〜ロブ君(5歳、体重40キロ)シープドッグ
は昨年の夏、野尻湖から東京に帰る日に ふるさと天望館で会って以来〜♬
アンジェリーナは大きなワンちゃんが大好きなので嬉しそうにしておりまし
た。宮城県石巻で '世界の牡蠣王' と称された宮城新昌氏が作り上げた三陸の
恵みと旨味を備えた牡蠣 ’新昌’ が港町バルが誇る食材ですが、牡蠣以外の海
の幸を使った一品も確かな技術に支えられていました。7pm 前から女性グ
ループ続々ご来店で皆様奥のテーブルへ・・激戦区中目黒で6年目に入った
港町バルは思ったとおりの名店で ”お散歩で来られる距離だったらアンジェ
リーナと毎日でも〜♬” お寄りしたいバルでございました。
4年前の夏アメリカから甥のアンソニーが青山の国連大学に留学が決まり
東京でマンションを借りることになって最初に指定された不動産屋が港町
バルがある通りの角にあって両親がサンフランシスコ在住の為、伯母の私
が保証人として不動産屋に出向いた際、申込金が10万円必要になりエー
ジェント曰く、”すぐそこのセブンイレブンで簡単に下ろせますから!!” 
私はコンビニでお金を下ろしたことがなく ATM 何度やり直してもエラー
続き・・もう一度、最初からやり直してくださいと機械に言われ担当者に
お電話を入れると ”今行きますけど隣で操作の指示はできないんですよ〜”
(そうか、私おばあさんだから〜オレオレ詐欺の疑いがかかるわけネ!)
結局、彼が来ても全然ダメで(私の操作が間違っていたわけではなく身体
認証口座でコンビニでは下ろせなかったのでした!!)疲れ果ててセブン
イレブンを出ると道路に面してテラス風に置かれたテーブルが見えて冷た
いスプマンテでも飲んで行きたいなぁ〜♬ という気分・・でも、不動産屋
と一緒では仕方なく(涙)結局!アンソニーは東京の弁護士の紹介で三軒
茶屋の不動産屋で下北沢にマンションを借りることになり、後日私は実印
を持って三軒茶屋まで行き銀座アスター三軒茶屋賓館でランチをして別れ
たのですが・・感じのよいバルの映像はしっかり私のメモリー・バンクに
記憶されました。

ですからファイブ・スター・カフェの後もう一軒!という展開になって此
方におじゃました時なんとも嬉しかったわけなのでございます。CEO K氏
はディナー後半でお電話が入り〜 ”すみません、僕これからちょっと六本
木まで行かなきゃならなくなって" とワン君と六本木に行かれましたので
3名でおじゃまして私はマイ・ドリーム・シートに着席〜♬ よく冷えた
ランブルスコで牡蠣のゴルゴンゾーラ・グラタン仕立て(1p ¥470)
をいただきました。美しい小石の上に載った大粒の牡蠣は熱々で美味!!
此処の名物は宮城県石巻産のブランド牡蠣 ’新昌’ で、ゴルゴンゾーラのグ
ラタン仕立て以外に冷製ヴァポーレ(1p ¥400)焼き牡蠣(1p ¥4
00)牡蠣フライ(1p ¥420)青唐辛子の旨辛ソース焼き(1p ¥4
50)雲丹クリームソース焼き生ウニ載せ(1p ¥550)牡蠣のタジン
燻製(1p ¥490)などがあり、 他にも谷中生姜のプロシュート巻き
(1p ¥650)生ウニと国産ローストビーフの軍艦(1p ¥480)こ
ぼれイクラと鮪のタルタル(¥800)長崎県産焼きサバと焼き茄子のテ
リーヌ(¥850)真鯵とフルーツトマトのカルパッチョ(¥900)な
ど個性的で美味しそうな海の幸の数々〜♬ 目白押し!! これは再訪決定
でございますよ〜〜♬ ランブルスコのグラス片手に振り返ると私が ATM
で苦労したセブンイレブンが見えて大きなワンちゃんが夜のお散歩中・・
カウンターにはご近所からと思しきご妙齢のご婦人お一人様と若い男性お
一人様、奥のテーブルではカップルが談笑中〜ローカル色の濃い居心地の
よいバルでございます。オール¥400で塩鱈とニンニクの芽のマリネ、
アンチョビ卵のタルタル、天草大王・鶏のリエット、人参のオレンジ・マ
リネなど、取り敢えずの一品もいろいろあって楽しめそう〜♬ 私達もパ
ーキングまでアンジェリーナと中目黒の夜散歩を愉しんで家路に着くこと
と致しましょう〜〜♬

  • 雲丹・イクラ・渡り蟹
  • 冷製ヴァポーレ
  • 宮城産 ’新昌’

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