【東京都内】わざわざ足を運ぶ価値あり!城東エリアの焼肉・ホルモンの名店とそのスペシャリテ9選

【東京都内】わざわざ足を運ぶ価値あり!城東エリアの焼肉・ホルモンの名店とそのスペシャリテ9選

焼肉・ホルモンの名店には、その名声を裏付ける看板メニュー(スペシャリテ)があるものです。東側に美味しいお店が多いと言われる焼肉・ホルモン。その美味しさのためなら城東エリアまで足を運ぶ価値があるであろう名店と、そこで絶対に食べるべき!と思うスペシャルなメニューをご紹介したいと思います。

記事作成日:2016/05/24

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このまとめ記事は食べログレビュアーによる12465の口コミを参考にまとめました。

感動必至!必食のスペシャリテはこちら!!

本まとめにおける「スペシャリテ」とは筆者がお店で実際に味わって、その美味しさに感動したメニューを主観的に選出したものです。
お店の人気メニューを選んでいることが多いですが、一部は筆者が勝手に「スペシャリテ」と認定してご紹介しております。あらかじめご了承ください。

正泰苑の「上もも」「ハラミのしっぽ」

芝大門、銀座、新橋、豊洲といった都心エリアにも支店を展開する「正泰苑の本店」は荒川区の町屋にあります。
その正泰苑で絶対に味わうべき感動クラスの美味しさなのが数量限定の「上もも(上ロース、1,550円)」。
ロースなのにカルビかと思うぐらい凄いサシが入っています。赤身肉特有の強烈な旨味がありながら、霜降り肉特有の脂の旨味も楽しめてしまうという必殺部位。この美味しさには食べログで4.00を超える焼肉屋でも出会えません。

モツラー(モツ好き)でアブラー(脂肪好き)な人には「ハラミのしっぽ(760円)」も必食!
ハラミ(1,250円)よりスジっぽくて脂も凄いのですが、内臓脂肪特有の強烈な旨味があって好きな人にはハラミより安くて美味しい夢のような部位。
「トップサーロイン」や「柔らかモモ」といった町屋限定メニューもあって、町屋駅から本店までかなり歩くとはいえ、わざわざ足を運ぶ価値はあるでしょう。

鶯谷園の「特上ランプ焼」

「ランプ」は牛の腰から尻にかけての大きな赤身で、モモ肉の特に柔らかい旨味のある部分。サシが入りにくいと言われている場所なのですが、鶯谷園の「特上ランプ焼き(1,300円)」は特上カルビの皿と並べて区別がつかなくなるぐらい霜降りで驚愕しました。
網の上で軽く炙って食べてみると、口の中で蕩けて肉の旨味が爆発!!赤身の部位ゆえかランプの脂がスーっと溶けるのです。先ほどの正泰苑「上もも」に通ずる美味しさで、これぞ鶯谷園のスペシャリテ!

焼肉ジャンボの「野原焼き」

薄切りのサーロインをすき焼き風に仕上げる「野原焼き(1枚1,750円)」はジャンボ不動のスペシャリテ。
同店は基本的に客側でお肉を焼くシステムになっているのですが、スペシャリテの野原焼きだけはお店のスタッフに焼いて貰えます。
甘辛いタレに浸ったサーロインは常温で融点に達しているようで、少し蕩けているその脂身を見ただけで美味しいことを確信!
ミルフィーユのように巻かれたサーロインを溶き卵とともに味わうのですが、薄切りでも層になっているので食べ応えがあり、噛み締めると口の中で肉の旨味が大爆発!!

本郷店はジャンボのご子息のお店

最寄りの篠崎駅や妙典駅からも1km以上離れた「陸の孤島」にあるジャンボの本店ですが、本店オーナーのご子息が経営する「本郷店」は都心からのアクセスが比較的良好!

本郷店には「はなれ」もあります!

個室でしっぽりとジャンボの良質な焼肉を楽しみたいときは「ジャンボはなれ」もお勧めです!

ジャンボ出身「よろにく」の実質3号店「生粋」

都心の南青山で人気の「よろにく」は2016年5月現在において食べログ焼肉ジャンル全国2位(4.36)の高評価店となっています。
よろにくのオーナーは実はジャンボでの修業経験があり、お店で使うタレをジャンボから仕入れているそう。
上野エリアの末広町駅すぐ近くにお店を構える「生粋(なまいき)」はよろにくの実質3号店。「肉盛合せ(5,000円)」というお得なコースが設定されているので、まずはコースで色々と試すのが良さそうです。

京城の「上巻ロース」

恵比寿や水道橋にも支店を展開する「京城の本店」は北千住(足立区)の路地裏にひっそりとお店を構えます。
松阪肉牛、近江肉牛の販売指定店としても有名なお店ですが同店のスペシャリテと思ったのは「上巻ロース(2,300円)」。上ロースの芯の部分を巻いている部位だから巻ロースだそうで、上ロースよりも細長いのが特徴的。
口に入れると脂の蕩け具合が上ロースより優れており、官能的な食感と強烈な旨味が口の中で交雑。この日食べた色々な部位の中でも飛び抜けた美味しさでした。

スタミナ苑の「上タン」「特上ハラミ」「煮込み」「テグタン」

タレントの寺門ジモンさんが「肉の天竺」と称する「スタミナ苑」はホルモン好きには最強の焼肉屋かも知れません。
同店のスペシャリテと思う「上タン」、「特上ハラミ」の美味しさは都内の焼肉屋の中でも最高クラス。
カルビやロースなど「一般的に肉と言われる部位」は他の有名焼肉店のほうが美味しいとも思うのですが、「上タン」と「特上ハラミ」は他の追随を許しません。

そして最高!と断言出来るぐらい圧倒的に美味しかったのが「煮込み」。モツラーとして「東京五大煮込み」をはじめ色々なお店の煮込みを食べ歩きましたが、同店の煮込みを超える煮込みには未だ出会えません。
さらにサイドメニューの「カクテキ」や「テグタン」といった韓国料理系メニューまで感動クラスに美味しいという奇跡。
ジャンボ本店より更に「陸の孤島」といった立地ですが、ホルモン好きであればわざわざでも訪れなければならない名店!

山田屋の「なんちゃってフォアグラ」

日暮里駅直結のステーションガーデンタワーに「山田屋」が出店した、ホルモン好きには衝撃のニュースでした。
ホルモン焼きの名店と知られる山田屋ですが、常磐線のマイナー駅三河島かつ駅から歩くのでアクセスの悪さが訪問へのハードルとなっていました。日暮里店の誕生でその問題が解決。
「なんちゃってエンガワ(豚ガツ)」、「なんちゃってフォアグラ(牛胸腺)」など謙遜したネーミングでホルモンを供しますが、1,000円未満(810円)でも1万円クラスのフレンチで出てくるフォアグラより美味しい!

山田屋の本店は三河島にあります

駅ビルに入る日暮里店はデート利用のカップル客も多い綺麗なお店ですが、「昭和の焼肉屋」な雰囲気の本店も良いものですよ!

亀戸ホルモンの「トロミノ」

上タンや特上ハラミ、シビレなどは前掲「スタミナ苑」とも思うのですが、レバーやホルモン(コプチャン)、シマチョウ、ミノなど「ホルモンらしい部位」に関しては都内最高峰と思う「亀戸ホルモン」。
特にモツラーでアブラーな人間を魅了してやまないスペシャリテが「トロミノ」。ミノサンドより更に脂に特化したミノで、内臓脂肪ならではの複雑かつ強力な旨味が至福の時間をお約束します。
亀戸ホルモンは恵比寿に支店、他にも同店で修業後に独立したお店が多数。下記リンク先の「亀戸ホルモン系まとめ」もよろしければご参考ください。

まるいの「馬刺し」「黒タン」「白」

かつては超厚切りの「レバ刺し」を4種類も楽しめて「レバ刺しの聖地」とモツラーたちから崇め奉られていた「まるい」。
厳罰化の時代となってスペシャリテの1つは失われましたが、現在でも生肉好き、ホルモンマニアを唸らせる逸品多数。
「馬刺し」はヒレやロースといった赤身主体の部位で熊本の霜降り馬刺しとは趣きが異なりますが、熊本現地でもなかなか味わえないクオリティの高さ。
炭火で豪快に焼かれる「白(豚のシロモツ)」や「黒タン(黒毛和牛の舌)」も入荷時には必食!

【おまけ】炭火焼肉なかはらの「幻のタン」「リブ芯」

かつては城東エリアの三ノ輪(台東区)にて「七厘」という店名で営業していた「炭火焼肉なかはら」。
現在は市ヶ谷に移転して城東エリアのお店とは言いにくくなりましたが、美味しいお店なので「おまけ」としてご紹介したいと思います。
同店でまず予約すべきなのが、入荷量が少なくて先着順の限定提供となる「幻のタン(2,200円)」。黒毛和牛の舌(黒タン)のタンモト、タンサキ、タンスジの盛り合わせです。

蕩けるやわらかさの霜降りタンモトに恍惚となった後は「おまかせコース(6,800円~8,500円の時価)」でその日のお勧め部位を堪能するのが良さそうです。
この日は特に「リブ芯」が飛び抜けて美味しかったです。唇で千切れてしまうほどの肉質で「これぞ霜降り肉の真髄」とも思える驚異的なやわらかさと強烈な旨味を併有していました!

※本記事は、2016/05/24に作成されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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