拘りワイン通のための銀座フレンチ 5選

拘りワイン通のための銀座フレンチ 5選

筋金入りのブルゴーニュ好き。シャルドネは熟成と樽香が肝と思っている。ピノノワールはまず白いテーブルクロスの上で色を確認、香りだけでワインを表現してしまう。ドメーヌを聞いただけで当主の顔や畑の場所と醸造場所が思い浮かぶ。そんな拘りのワイン通が楽しく通える銀座の気軽なレストラン。

キーワード
ワイン

記事作成日:2015/10/04

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銀座でワインを飲むならこんな店

銀座といってもエリアは広い。グランメゾンもホテルフレンチも、老舗も新進気鋭もたくさんある。そんな中でも特に狭義の銀座、最寄り駅が銀座駅というフレンチに焦点を当ててお奨めの店を紹介。

最高のワインサービス エスキス

開業わずか1年でミシュラン2つ星を獲得した銀座の一等地ビル最上階にあるフレンチ。元2つ星の総支配人が立ち上げから支配人兼シュフソムリエとなり、この店を支えている。シチリア生まれの母親をもつフランス人シェフは、今、日本のフレンチ、日本料理の世界で最も活躍する若手世代と同じ年齢。美し過ぎるビジュアルと塩を感じない手間隙掛けた料理に合わせて日本最高峰のワインサービスを楽しめる、新たな伝説となること必至な銀座フレンチ。

銀座に新たな伝説の予感

グルヌイユのフリット
 アスパラガスのソバージュ
 豆のピュレとオゼイユのソース

フランス産ホワイトアスパラガスと本ミル貝
 鰹出汁のボイル
 ウイキョウのジュレ
 2004年シャトーシャンソンを煮詰めたソース
 ヘーゼルナッツ掛け

ワインは各皿に合せるデギュスタシオンコースが素晴らしい。2万円で8種類、合せてボトル1本分の量を心行くまで楽しめる。シャンパーニュはドスーザのグランクリュ畑、ブランドブラン。なんと初夏らしいセレクト。プーリア州のチーズに合せるのはボーマールのサンカトリーヌ2009。初めから楽し過ぎる。シャトーシャンソン2004を煮詰めた究極のソースには、パプクレマン1995。フォアグラには2000年のポイヤック。カエルにはピュリニー2007、しかもエティエンヌソゼ。よくぞここまで続けられるもの。支配人、流石。そして極め付きは何と言ってもオスピスのコルトン2001、造り手はルイジャド。コルトン最高の飲み頃を迎えている。

貫禄のグランメゾン ロオジエ

資生堂の新館オープンと共についに王者が帰ってきた。新しいシェフを迎えた店の雰囲気は、スタッフ全員の意気込みを感じるような、ある意味活気さえ漂わせる。特にワインサービスは抜群の満足感。他を圧倒する華麗なるサービス。一皿一皿に合わせて料理に合うグラスワインを依頼すると、南瓜と栗にはピュリニーとムルソー、帆立貝にサンセールと再びムルソー。間に飲み比べて欲しいとレバノンワインとコンドリュー。まるでワイン会を開いているような楽しい錯覚に陥る。

復活した銀座フレンチの王者

新鮮な帆立貝のポアレ
 カルダモン香るオレンジのシュック
 セップ茸のロワイヤル
 秋の味覚と共に

海藻バターでポッシェした金目鯛
 酸味を加えたつぶ貝のシリアル
 生雲丹のブイヨン

ワインはとにかく楽しい。料理に合う最良な希少価値とも思えるボトルを、グラス用に惜しげもなく開けていく。見ていて気持ちが良いくらい。そしてああだこうだ言って飲んでいるやからには、飲み比べて欲しいと料理に別の角度から合わせる別世界のワインを持って来てくれる。各皿に最も合うワインとの無謀な依頼は、好き嫌いを考慮すればこういうやり方しかないのも確か。しかしそんな親切なレストランは他には知らない。

伝統の味わい ル・マノアール・ダスティン

フレンチの店に行くと良く聞くフレーズに五十嵐一派と言うものがある。ブルギニオンの菊池シェフや恵比寿ヒロミチの小玉シェフに代表されるクラシックなスタイルを踏襲するスタイル。彼らは五十嵐シェフがこのマノワールダスティンを出す前の原宿アンフォール出身。ここはまさに日本フレンチ界の重鎮となったシェフの店。スペシャリテは有名な人参のムースとコンソメジュレ、ウニ添え。弟子たちの店でも必ずこれがスペシャリテとなっている。

拘り続ける銀座の老舗フレンチ

スペシャリテ
 人参のムースとコンソメジュレ
 ウニ添え

料理同様インテリアもクラシック

ワインは各皿に合わせたグラスワインが素晴らしいセレクト。価格も銀座のフレンチとは思えぬ買い得感がある。ブルゴーニュのコストパフォーマンスを知り尽くしたチョイスに感動すら覚える品揃え。やはり銀座の老舗クラシックは素晴らしい。

スペシャリテは野菜 ル・ジャルダン・デ・サヴール

今年で25周年となるこの店のオーナーシェフは、日本のフレンチの第1人者の1人と言って過言ではない。ラギュオール村の3つ星、ミッシェルブラスとの交流から、ブラスのスペシャリテ、30種類の温野菜のガルグイユを、シェフ独特の感性でアレンジして、この店のスペシャリテにしている。若くしてフランスで修行後、帰国したシェフは、日本に本物のフレンチを根付かせるため、シェフ同士の交流を大事にしてきた。そしてワイン教室や料理教室、最近ではまだ幼い我が子のために開発した離乳食の教室まで開き、食べる側の文化醸成にも心を砕いている。

東銀座に風味の庭という名のフレンチ

オードブル
 ミッシェルブラスのスペシャリテ
 30種類の温野菜のガルグイユ

アミューズ
 茄子と蛤のカレー風味

シャンパーニュは、コストパフォーマンスの良いRMをハウスワインにしている。シェフのお気に入りらしい。伝統的な造りで飲みやすく、何より買い得価格が嬉しい。しっかりした味付けのシェフの料理にマリアージュする。赤はボアゼのピノノワールを選んでいるところも好感が持てる。ニュイサンジョルジュに限りなく近いACブルゴーニュ。シェフのワイン好きは相当なもの。グラスワインのセレクトだけで感激する。

夜景を見ながら 銀座 シェ・トモ

フレンチの鉄人の元で修行を積み、白金で独立を果たして名を馳せ、今や数店舗を展開するシェフの旗艦店。スペシャリテは無農薬野菜28種類から30種類を、それぞれの野菜に合った調理をした上で、真四角なスガハラガラス製の皿に並べたオードブル。惜しみなく手間を掛けたオードブルは、時間を掛けて一つ一つ、ワインに合わせながらつまんでいく楽しみがある。シャロレー種の牛ヒレ肉が柔らかくて美味しい。肉の素材はフランスへの拘りを感じる。

銀座で無農薬野菜のスペシャリテ

オードブル
 スペシャリテ
 30種類の山形県産無農薬野菜

ポアソン
 真鯛のソテーとモンサンミッシェル産ムール貝
 マッシュポテトのクレープ包み
 サフラン風味のソース

コース全体として、皿ごとに色々なワインを楽しめる構成となっている。デセールの前には使われる素材自体を持って来て、パティシエ自らが料理の説明をする。カカオなど使われている色々な実のそのものを乗せたトレイを抱えて、楽しそうにデセールへの思い入れを語るパティシエが可愛らしい。ワインは乾杯がアヤラのシャンパーニュ。ブルゴーニュの白、赤はグラスもボトルも買い得価格のものが用意されていて使い勝手が良い。

※本記事は、2015/10/04に作成されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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