とんかつ喰ひたしっ!

とんかつ喰ひたしっ!

 説明するまでもないだろう、日本を代表する洋食【とんかつ】について、あらゆる観点から語っていこうと思う。

更新日:2023/05/23 (2022/10/31作成)

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このまとめ記事は食べログレビュアーによる2594の口コミを参考にまとめました。

コートレットを食べてみたい…。

 西洋から「コートレット」が導入されて、日本人のクチに合うように(このプロセスで、いかなる料理も日本食化する=洋食)され「カツレツ」に、さらに豚肉のカツレツということで『とんかつ』となる。
 時代を溯ってコートレットを食べてみたい気にもなるが、美味しいとんかつが世に溢れているのだから、大いにとんかつを食べようじゃないかっ!

千葉県松戸市のお店

港や

港や - 上ロース定食

 とんかつは洋食だろうか…。限りなく洋食に近い”和食”のような気がする。だが、「揚げたりして、ソースなどの味付けで茶色」からすると、洋食にカテゴライズされるのではないか。
 流鉄流山線幸谷駅・JR新松戸駅から徒歩数分の所にあるとんかつ屋さん『港や』さん。屋でも家でもない『や』だ。駅前食堂、いわゆるよくあるとんかつ屋さんである。街中華ならぬ、街とんかつといったところか。

港や

 「ロースかつ定食」(1000円・税込)をオーダーしました。お店の奥にはご主人がいて、とんとんと肉を叩く音が聞こえてくる。奥さんは愛想よく接客している。落ち着ける空間だ。
 出てきたロースかつ定食は、幸せな、約束された美味しさがある一品だった。

さぼてん

さぼてん

 テイクアウト専門のデリカテッセン『新宿とんかつ さぼてん』さん、イオンフードスタイル新松戸店の2階にひっそりと存在しています。
 とんかつを中心とした揚げ物のお弁当などを主力として扱っています。

さぼてん

 レシートにわざわざ〈TAKE OUT〉と書いてありますが、イートインコーナーはないような…。でも、テイクアウトだから、消費税は軽減税率8%です(笑)。
 基本、スーパーダイエー(スーパーマーケットとしては、まだ存在しているようだ…)と同じフロアだから、ダイエーの安い総菜に苦戦しているような感じがします。

長松

長松

 住宅街の中にポツンとあるとんかつ屋さん『長松』さん、ランチは特にお得なお店です。通りの風景を見るに、かつてはそれなりの商店街だったような面影があります。
 (すでに閉店されています)

長松

 ランチの「ロースかつ定食」(860円)をオーダーしました。ランチは4品あり、オール860円です。ロースのみならず、色々楽しめそうですね。そういった意味でも、かなりお得なお店といえます。
 キャベツが、キンキンに立って切られているのがすごいですね、歯応えがあります。肝心のロースかつですが、味付け、揚げ具合、肉厚感、どれも満足の行く品です。重ねて言いますが、860円はかなりお得なお値段です。

とんかつ 三太

 JR常磐線・新京成電鉄新京成線松戸駅西口から15分ほど歩いた所にある、松戸におけるとんかつの老舗『とんかつ 三太』さんに、とある平日のランチタイムにお邪魔させていただいた。とはいっても、ランチメニューとか無いけど…。

とんかつ 三太

 流石にランチ時ということもあり、空席待ちである。私は1人客なので、カウンターが空いているのだが…、…。…、待つ。先客3名様が呼ばれて、そのまま流れるようにカウンター席に誘われました。さっきからの空席に。一体何の為に待っていたのか。その際に他の客は温かいお茶にするかお冷やにするか…と聞かれていましたが、私は聞かれませんでした。お冷やが来ました(暑かったから良しとする)。
 「ロースカツ定食」(1,480円・税込)をオーダーしました。隣の客は、ご飯普通盛りでいいですか?(と聞くからには大盛りサービスでもあるのだろうか)と問いかけがありましたが、私にはありませんでした。
 確かに一人客は、大してお店に銭を落とさない。だからといって、きめ細やかなサービスを怠っていい物ではないと思う。美味しかっただけに、残念なサービスだった。

とんかつ とみた

 2022年9月29日(木曜日)、そう、この日は毎月好例の「肉(29)の日」だ。そんな訳で、『焼肉………』いや、『とんかつ割烹とみ田』さんへ行ってきた。あの中華蕎麦の名店『とみ田』さんの直営店だ。
 東京Xポークと柏幻霜豚といった銘柄豚肉を使用しており、こだわりを感じさせられます。きっと本店絡みで仕入れルートを確立しているのでしょう。

とんかつ とみた

 ランチ「上ロース定食」(1,800円・税込)をオーダーしました。地元愛から柏幻霜豚をチョイスしました(笑)。この日は肉(29)の日のせいか東京Xポークのメニューは300円引きでしたが、1,000円近い差がありますので、今回はあくまで地元愛です。
 食べ方のおすすめにもこだわりがあり、1.そのままで、2.インカ天日塩で肉の甘みを、3.からしやわさび(有料)で変化を、4.オリジナルソースで、それぞれ肉の旨味や味を楽しんでほしい…との旨のお店からのメッセージがあります。
 確かにそのままでも美味しいし、インカの天日塩も良いし、からしとソースも定番のお味といった感じ。一番気に入ったのはインカの天日塩。塩も肉もイイから成り立つお味だろう。今度余裕のある時は東京Xポークの方も試してみたい。が、柏幻霜豚でも十二分に美味しい逸品でした。

とんかつ とん吉

とんかつ とん吉

 ごちゃごちゃっとした、市境に近い、細いくねくね道を辿り着くと、そこはとんかつ屋であった。そう、地域に根差す隠れた人気店『とんかつ とん吉』さんである。駐車場は5台分ほどある模様です。
 伺ったのは日曜日の13時過ぎ、お店は地元の方々で大盛況といった感じでした。「ちょっとお待ちになりますが、大丈夫ですか~?」と女将さんからエクスキューズがあり、食べたくて来たのだから「大丈夫です」と答えてスマホいじってた。頭の悪そうなオジサンです(苦笑)。

とんかつ とん吉

 「もちぶたロース定食」は90g(980円)からあり、私は150g(1,200円・税込1,320円)をオーダーしました。オーダー後、とんかつソース・ピンク岩塩・唐辛子・そして爪楊枝が、共に戦う仲間として参戦してくれます。
 ややあってやって来たのは、重量感の有る一品でした。衣は立っていますが、サラリと揚がっています。これは老若男女に親しまれる味ですね。一切れが大きいですが、二口くらいでいけますね。岩塩で1枚、ソースで1枚…と楽しんで栄養を摂取できます。
 キャベツ千切りはお替り有料(確か120円)ですが、ご飯お替りは無料とのことです。これはご飯が進むとんかつですョ!

松乃家 北小金店

 JR常磐緩行線北小金駅東口を出ると、すぐの所にある、松屋グループのとんかつ屋さん『松のや 北小金店』さん。松屋といえば牛めしだが、私は何故かカレーばかりを食べているような気がする。とんかつを洋食とするか和食とするか悩むところだが、海老フライも付くので洋食判定した。
 そんな訳で、「かつカレー」(590円・税込)と思わず決め込んでしまいそうだが、思い踏みとどまって海老フライも堪能してみた。

松のや 北小金店

 「増量ロース海老フライ2尾定食」(860円)をオーダーした。増量って、何が増量かというと、海老フライが通常1尾のところ、2尾に増量中なのだ。これはお得!と思わず注文してしまった。
 タルタルソースが付いてくるところが嬉しいではないか。みそ汁は豚汁か…と期待したが、何のことは無い、松屋の普通のみそ汁だった。考えてみれば当たり前の話だが…。後からしてみれば、ロースカツに海老フライはいささか指し過ぎだった、胃に来たぜ。年齢だなぁ…(´;ω;`)

千葉県流山市のお店

かつや 南流山店

 全国チェーン店のとんかつやさん『かつや』さん。時々のフェアメニュー「全力メシ」では、様々な高カロリー飯を提供してきてくれます。
 基本メニューであるカツ丼(これは和食っぽいんだよなぁ…)やロース定食は、しっかりとした路線を保っています。

かつや 南流山店 - ナイスボリューム!

 定期的にお得フェアをやる『かつや』さん、今回はロースかつ定食、ヒレカツ定食(とそれぞれお弁当)が150円引きです。
 そこで、「ロースかつ定食(120g)」(540円)をオーダーしました。最近とんかつなんて食べていなかったな…なんて思っていたら、登場。美味しそうなとんかつにたっぷりのキャベツ、具沢山な豚汁、そしてホカホカのご飯。なかなかのボリュームです。流石にかつは美味しく、野菜も多くとれて良い昼食になりました。

かつ太郎 流山店

かつ太郎 流山店

 流山街道沿いにある外食チェーン店『かつ太郎 流山店』さんにおじゃまさせていただいた。こちらのチェーンの前情報はないが、まぁ、とんかつ屋さんだろう(笑)…くらいの直観的情報しかなかった。しかし、意外なことに、とんかつ以外にも釜飯や煮込みうどんなども扱っている模様。どういう方向性だ…。

かつ太郎 流山店

 さて、ランチの「熟成ロース&ヒレかつ定食(限定10食・1,639円・税込)をオーダーしました。ロースかつにヒレかつが2枚付いた、お得なセットだ。ライスが普通のご飯と21穀米が選べ、汁物も豚汁かキノコの澄まし汁から選べる。無論、オプション料金は無しだ。嬉しいサービスである。しかもキャベツ・ライス・漬け物はお替わり可能ときている。大喰いさんにはもってこいだ。
 とんかつは流石にからっと揚がっていて、美味しい。ソースでもいいし、別皿に薄く塩をひいてくれているという、微妙に嬉しいサービスもある。盛られているよりも、微妙にかつに付けやすいのだ。
 サービス満点、ボリューム満点で、大満足で帰途に着くことができた。

美里

美里 - この日のランチ定食です。

 混迷の時代に翻弄されるような個人店、流山市宮園にある『とんかつ美里』さんにうかがいました。たまたまでしょうか、先客も後客も無し、3連休最終日のランチ時としては、寂しい感じのする雰囲気でした。

美里

 「ロースかつ定食」(979円・税込)をオーダーしました。ご夫婦2人で切り盛りされている為か、接客・調理共にのんびりペース。
 お料理は到着するも、みそ汁は遅刻。調理が同時並行できないのかな。お店オリジナルのとんかつソースが甘口で美味しかったです。ロースかつは香ばしいやや強めな揚げ口。付け合わせのキャベツを中心とした野菜もたっぷり、漬け物は自家製かな、小皿にこんもりと盛られていて、イイ感じでした。

かつ工房 和幸 流山おおたかの森S・C店

 流山おおたかの森ショッピングセンターに用があったので、ランチも同施設内で済ますことに。このおおたかの森SCは、成長する流山市のをシンボライズするかの如く、行くたびに成長…要するに拡張しています。本館・ANEX館・FLAP館・ANEX2と建物だけでも増殖していき、駅周辺にも効果が波及しています。

かつ工房 和幸 流山おおたかの森S・C店

 さて、本館3階レストラン街にある『かつ工房 和幸』さんで、久し振りにとんかつでランチと洒落こみました。いつもの主戦場新松戸には、意外なほどとんかつ屋さんが少なく、ここにきてとんかつ欲に火が付きました(笑)。
 さて、こちらは、美味しいとんかつにも定評があるが、なんて言っても小さな羽釜で炊き立てで出てくるご飯の美味しさにも、一定のファンがいる様子です。
 とんかつもご飯も美味しく、満足して家路につきました。

千葉県柏市のお店

富金豚 ららぽーと柏の葉店

富金豚 ららぽーと柏の葉店

 TXつくばエキスプレス線柏の葉キャンパス駅隣接の、ららぽーと柏の葉3階の飲食店街にありますとんかつ店『富金豚(トミキントン)』さんで、美味しいとんカツをいただいて参りました。

富金豚 ららぽーと柏の葉店

 「ロースとんカツ御膳」(1,180円・税込)をオーダーしました。その際に「ランチの御膳ではありませんね!?」と聞かれまして、思わず「え!?あぁ、はい…」と答えてしまいました。よくメニューを見るとランチメニューがあり、極小さく認められていました。まぁ、イイか、違いも良く分からなかったし…。
 しかし、お料理到着時に言うに事欠いて「ランチロースでございます!」と。「えっ?ランチ!?」と聞くと「あ、ウソウソ!普通のロースです!」だって。間違えるのはしょうがないが、言葉遣いについて、スタッフ教育がしっかりと為されていないような気がします。
 まぁ、お料理は美味しかったからよかったのですが。

とんかつ瓢

 かつてあまりの行列に入店を諦めたことのある『とんかつ瓢』さん、あの時はウルトラC級のコペルニクスの転回的発想で『サイゼリヤ』さんに入店するという荒業を発揮したものだったが、今回は寒いということもあってか、行列が少なかったので、思わず反射的に並んでしまった。ちなみに食券を買ってから並ぶスタイルのです。現金決済のみです。
 JR常磐線・東武鉄道アーバンパークライン(野田線)柏駅西口から、徒歩10分くらいの所にあります。

とんかつ瓢

 「ロース定食」(1,300円・税込)である、行列店としては破格値といえる。こういう所が、更に行列に拍車をかけている所であると言えよう。順番になって入店、店内はやや狭めかといえる。卓上調味料は充実している。とんかつソース・ブラック岩塩とピンク岩塩・レモン汁等が所狭しと置かれている。SPF豚肉(はやし)を使用していることのシールも目に付く。
 やって来た一膳は満足のいくものだった。根菜類が具沢山の豚汁に美味しいご飯、そしてカリッと揚がったとんかつに、シンプルな千切りキャベツの一皿、1,300円の枠内に見事に当て込んでいると思える。2種類の岩塩にとんかつソース、そこにレモン汁と、様々な味わい方ができる。個人的には、ブラック岩塩を一切れに振り、半分をそのままいただき、残りにはレモン汁をかけていただく…というのが気に入りました。

塩梅

 JR常磐線・東武鉄道アーバンパークライン(野田線)柏駅西口、柏高島屋ステーションモールを背に、まっすぐ歩いて国道6号線をアンダーパスし、徒歩10分くらいの所にある地下1階店舗という立地ながら、引っ切り無しにお客さんがやってくる、とんかつ・ビフテキのお店『塩梅(あんばい)』さん、アポ無しでもいけますが、基本は予約の方が安牌の模様です。

塩梅

 ランチの「ロースかつ定食」(1,320円)をオーダーしました。ご飯は白いご飯かシソご飯か選ぶことができる、キャベツの千切りには4種のドレッシングから1つ選べ、山盛りでやってくる、ランチサービスで、モヤシの炒め物が鉄板に乗ってやってくる、香の物感覚の3種盛りが付いてくる、食後にデザートのアイスが付いてくる…と、真打のとんかつを食べる前にお腹いっぱいになってしまいそうになります。
 たれも2種類あり、他にもとんかつソースがあり、色々な食感を楽しむことができます。やっぱ、ソース+カラシがオーソドックスだけど美味しかったです。

千葉県鎌ヶ谷市のお店

かつ波奈 イオン鎌ヶ谷店

かつ波奈 イオン鎌ヶ谷店 - 満腹必至のランチセット

 イオン鎌ケ谷店1階飲食店ゾーンに新しく爆誕したとんかつ屋『かつ波奈』さん、お持ち帰りもできますが、もちろんイートインできるお店であります。最近の造作ですので、席にゆとりがあるのが嬉しいですね。

かつ波奈 イオン鎌ヶ谷店

 「合い盛りランチ」(税込1,353円)をオーダーしました。国産ヒレかつ2切と、国産ロースかつがセットになった、ボリューム満点のランチメニューです。ご飯は、白ご飯 or 混ぜご飯、汁物は、みそ汁 or とん汁をチョイスできますので、白ご飯&とん汁をセレクトしました。ご飯・汁物・キャベツはお替わり自由となっています。ちなみに、キャベツの千切りは、あごがいたくなるくらいシャキッとしています。いずれにせよ、嬉しいサービスです。
 ヒレかつは、さっくりと揚がっていますが、しっとりとした口当たり、ロースはからりと揚がっていて、ジューシーな味わいでした。ソースは甘口と辛口があり、私はすったゴマと合わせるように、すり鉢に辛口ソースをたらし入れて、かつを楽しみました。

東京都葛飾区のお店

 JR常磐緩行線金町駅北口から東京理科大学の方向へ、徒歩数分といったところにある、隠れ家的なとんかつ店、その名もズバリ『喝』さん、メニュー表からしてこだわりを感じさせるようなお店です。しかし、ちょっと値の張るお店でもあります。

喝

 「ロースランチ」(税込1,640円)をオーダーしました。ライスは白ご飯か玄麦ごはんを選べます。私は無論、玄麦ごはんをチョイスしました(お替わりはできない模様)。店内を見渡すと、とにかくマスクを付けよ…というポップが目立ちます。注文時、会計の時など、とにかく会話をするような時はマスクを付けてくれ、伝染病に打ち勝とう…との旨が書かれています。まぁ、賛成だね。
 お料理が到着、とんかつの迫力がすごいですネ、付け合わせの野菜もたっぷりです。汁椀は貝(ヒオウギ貝かな…)のみそ汁です。玄麦ごはんはちょっと小振りかな…。とんかつは揚げ色がややライトで、揚げ具合は格別という感じでした。ピンクソルトでもソースでも、とても美味しくいただけました。

和幸 ビーンズ亀有店

和幸 ビーンズ亀有店 - ロースかつご飯

 とんかつが無性に食べたくなる時がある。とんかつはちょっとしたごちそうだ。個人店でもチェーン店でもいいから、駆け込みたくなる衝動に駆られることも多々ある。そんな訳で、JR常磐緩行線亀有駅高架下の商業施設内に併設されている『とんかつ和幸 ビーンズ亀有店』さんに、突撃した。

和幸 ビーンズ亀有店

 「ロースかつご飯」(税込1,380円)をオーダーしました。いわゆるロースかつ定食である。ちなみにご飯・味噌汁・キャベツはお替わり自由であるとのこと、頼もしいですね。味噌汁は、身体に嬉しいしじみ汁でした。
 やってきたロースかつご飯は、ロースかつがボリューミーで、喜ばしい限りかな…といった感じでした。ソースとのマッチングもバッチシで、アクセントにカラシを添えると、刺激的な味わいに変身、思わずご飯がススム君であります。
 税込1,380円という価格をどうとらえるかによりますが、私は有りな選択だと思います。

※本記事は、2023/05/23に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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