平塚市のラーメンの歴史を感じられる10軒

平塚市のラーメンの歴史を感じられる10軒

湘南地区でもラーメン激戦区の平塚。その平塚のラーメンの歴史を感じられる10軒を選びました。

記事作成日:2014/11/16

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このまとめ記事は食べログレビュアーによる2935の口コミを参考にまとめました。

ラーメンブームの前から地元で人気のお店が中心ですので、今時の人気店ではないお店もありますが、是非一度食べてもらいたい個性的なお店ばかりです。

老郷 本店

老郷 本店 - タンメン

平塚系の本家本元。
根っからの地元人でこのお店を知らない人はいないくらい、昔からの有名店。
ここの湯麺はかなり独特で、お酢が利いた酸っぱい湯麺。
初代が満州で食べた湯麺を元に日本で作り始めたのだそう。
自家製ラー油を加えて食べてください。

花水ラオシャン 本店

花水ラオシャン 本店 - 【ワカメタンメン】¥400

こちらも平塚系のお店。
老郷は、漢字の「老郷」とカタカナの「ラオシャン」の2系統がありますが、こちらがカタカナ系統の中心店。
元祖の平塚系湯麺の味は、こちらの系統に近かったんだとか。
こちらもラー油をかけて食べてください。

らーめん石狩 平塚ラスカ店

昭和の平塚のラーメンを語るのに、外せないお店がこちら。
地元人以外には、駅ビルのラーメンでしかありませんが、かつては平塚で唯一西山製麺の麺を使用を許された、大行列のできる札幌ラーメンの人気店でした。
その後、料理長が退職すると札幌ラーメン店ではなくなり、中華料理を中心としたスタイルに変わりました。

太助

らーめん石狩の料理長が独立して開業したお店で、かつての味を今も提供するお店。
ラーメンが進化した今を基準に食べると、あっさりしていて懐かしいラーメン以外の感想は出てこないかもしれませんが、これを30年前を基準に食べたら、如何に凄いラーメンだったかがわかると思います。
隠し味は、なんと「あれ」。

味の大西 高麗店

小田原系の名店「味の大西」の高麗店。
厳密には平塚ではありませんが、元々は南原にあった店舗が移転したところなので、例外として許してください。
かつては平塚には味の大西が3店舗あったのですが、そのいずれもなくなってしまい、この付近で小田原系が食べられるのはここだけになってしまいました。
豚ガラの出汁が利いた少し甘みもあるスープ、しっかりした焼き豚チャーシュー、餃子のような大きさのワンタン。
量も物凄いので、覚悟して食べてください。チャーシューワンタン麺がオススメです。

利しり

オロチョンラーメンの元祖。
こちらの暖簾分けのお店は、平塚を中心に何店舗かあり、遠くは新宿歌舞伎町にもあります。
激辛味噌ラーメンの草分け的お店と言えるでしょう。
なお、営業は夜のみで、かなり不便なところにあるので、車必須です。

大黒庵本店

大黒庵本店 - 塩ラーメン(2014.10)

お蕎麦屋さんで食べられるラーメン。
平塚は個性的なラーメンを提供するお店が多いですが、ここもその代表格。
蕎麦屋なのにラーメンを食べる客の方が多く、スープもお蕎麦とは全く別に作っています。
スープは蛤を大量に用い、麺は蕎麦粉を使った自家製麺。
是非、お店の符号「ジョーランドンパリ」と唱えて食べてみてください。

三幸苑

野毛にある三幸苑の暖簾分け店。
キタナシュランにも選ばれた野毛のお店と同じく、こちらもタンメンとサンマーメンが人気で、ほとんどすべてのお客さんがこのどちらかを注文しています。
場所はほとんど厚木市。車必須なのでご注意を。

麺肆 秀膽

麺肆 秀膽 - 塩ラーメン(鶏白湯)

塩ラーメンが人気で、最も権威が高いラーメン本である石神本の常連だったお店。
元々は花水川のそばで営業していて、洗練された塩ラーメンが大変おいしかったお店でした。
駅前へ移転した後は、どちらかというと若者向けの濃いめこってり塩ラーメンのお店になってしまい、石神本からも外されてしまいましたが、商業的には以前とは比べものにならないほど成功を収めています。

味の味噌一

平成に入ってからの平塚の味噌ラーメンを牽引してきたお店。
追分の店舗の時代からかなりの人気がありましたが、移転して限りなく秦野に行ってしまってからも、行列のできる人気店です。
何度かマイナーチェンジを行っているので、以前の味ではありませんが、是非一度食べていただきたいお店です。
ここも車必須。
なお、同名のチェーン店とは関係はありません。

※本記事は、2014/11/16に作成されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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