京都 和のランチ

京都 和のランチ

京都と云えば和食。いろいろなお店がありますが、肩ひじ張らずにリーズナブルにいただける ランチがあるお店をご紹介します。

記事作成日:2020/07/07

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このまとめ記事は食べログレビュアーによる885の口コミを参考にまとめました。

京都らしい町家でいただけます

ひとつのお店を除き、京都らしい町家でいただけるのも魅力です。

ここら屋 御幸町本店

ここら屋 御幸町本店

御幸町通りにある比較的大きな町家。
一階は二間で満員なので二階に
案内されました。
天井が低いが、十畳ほどの座敷に
ちゃぶ台と座布団。
メインが肉か魚が選べる
日替わりランチの、魚の方を
いただきました。

魚は鰆に味噌が塗られて焼いて
あります。その味噌はよくある
西京味噌では無く、シソも練りこんで
ある風味豊かなお味。
それに大ぶりな人参と賀茂茄子を
焼いた付け合わせ。
小鉢も茄子の煮びたし、野菜の天ぷら
三種、大根のサラダ、杏仁豆腐に
ご飯と味噌汁で盛り沢山。

おうちごはんと言うだけあり、
気取り無くお腹いっぱいになる
家庭的な味と雰囲気を堪能できます。

ここら屋 御幸町本店

ここら屋 御幸町本店 - 鶏のトマト煮

ここら屋 御幸町本店 - 鶏のマスタード焼き

ここら屋 御幸町本店

ここら屋 御幸町本店

串くら 本店

串くら 本店

たいへん大きな町家。
玄関は土間で高い天井。
坪庭というより中庭ほどもある、
庭を眺められる座敷も広々。

鶏もも炭火焼丼を注文しました。
味噌汁と漬物付き。
炭火で焼いてあるという鶏もも肉は、
やや味は控えめですが
こんがりと焼けていて
山椒の香りがいい。
玉子焼きとししとうも乗り、
玉子焼きが甘めでおいしい。
白みその味噌汁はまったりとして、
ランチでは最高かと思うくらい。

廊下を歩いてみましたが、
個室もあるようです。
申し分の無い素晴らしい雰囲気の
町家を、手頃なランチで堪能できます。

串くら 本店

串くら 本店 - 鶏のもも炭火焼きどんぶり

串くら 本店

葱や平吉 高瀬川店

葱や平吉 高瀬川店 - 高瀬川沿い

霙交じりの寒い日、店内へ。
大変趣ある建物、火鉢や建具なども
良い雰囲気。
二階も気になりましたが、一階の
高瀬川が見えるテーブルに
案内されました。

温かいものが食べたかったので、
カレーうどん鍋を注文。ご飯は五目で。
最初に出てくる、大きな升に入った
刻んだ葱をかけていただきます。
カレーうどんは和風でありながら
濃厚なお味。よく蕎麦屋であるような
味では無い。
反面、五目ご飯はあっさり気味で
やや物足りない。
あんなに寒かったのに、食べ終わるころ
にはポカポカで汗ばむくらい。

高瀬川のよい眺めを楽しみたかった
のですが、少し落ち着けない感じも・・
でも、他のメニューも美味しそうなので
また食べてみたいところです。
(※ お料理の写真が無くて、
すみません・・)

葱や平吉 高瀬川店 - ふくら雀?のガラス

小きみ

小きみ - 上七軒の町家

上七軒歌舞練場の近く、町家の並びの
目立たないところにあります。
引き戸をひいて中に入ると、
約10名ていどが座れるカウンターのみ。
なのであまり大勢で行くのはあきません。

常連のかたが集う小料理屋なのですが、
お昼はお得な定食がいただけます。
メインがその日に違う煮魚・・なまぶし、
鰈など、焼き魚・・鯖、さんま等。
それか、おでん。
それにおばんざいが、茄子、
南瓜の炊いたん、酢の物、五目豆、
お造り等その日によって4~5品。
お味噌汁、ご飯、漬物付きです。
ご飯はお代わりできます。
魚は目の前で焼きたて、おばんざいも
とても美味しい。

おかあさんは上七軒のもと芸妓さんで、
お手が空いたらいろいろお話を
聞かせてくれます。
(※ お料理の写真が無くて、
すみません・・)

小きみ

Cafe Restaurant Bの階段

Cafe Restaurant Bの階段 - 焼き鮭と三つ葉の出汁茶漬け

このBの階段という少し風変りな名前に
憶えがあって、たぶん初訪問。
場所は寺町商店街の並びで、店名の通りの
階段を上がった2階にあります。

2階の店内には2つのフロアがあって、
最初案内された奥の席の説明では
私はこの建物はビルだと思って
いたんですが、天井には梁があり
大正2年築の町家を
改装したカフェなのだそうです。
お店の開店は1986年。

手前のステンドグラス窓の見える
ソファ席に着きました。
このお店は出汁茶漬けが名物だと
知っていたので、メニューを見て
焼き鮭と三つ葉の出汁茶漬けを
オーダーしました、950円。

運ばれた、焼き鮭の乗ったお茶漬けの
お椀に土瓶に入った出汁を注ぎ
添えられたあられ・海苔をかけて
食べてみます~出汁はあっさりめ
鮭も塩味はほんのりで、全体のお味は
上品な薄味です。

鮭は厚みがあって食べごたえがあり、
塩昆布と三つ葉も良いアクセント。
1品の切り干し大根の煮つけは、
濃いめであっさりしたお茶漬けに合う。
もう1品の温泉卵、大根の漬物、
自家製高菜漬けが添えられます。

窓から覗ける商店街は祇園祭には
神輿が通り、店内で落語会もあるそう。
出汁茶漬けがいただけるカフェと
云うのが、いかにも京都らしいお店だと
思いました。

Cafe Restaurant Bの階段 - 梁

Cafe Restaurant Bの階段

Cafe Restaurant Bの階段 - 出汁茶漬け

Cafe Restaurant Bの階段 - 海苔と高菜漬け

Cafe Restaurant Bの階段 - 天窓

Cafe Restaurant Bの階段

Cafe Restaurant Bの階段

串の坊 京都駅店

串の坊 京都駅店 - 海老・うずら玉子

大阪の串の坊で大変美味しかった
記憶があるので、京都でランチを
利用しています。
京都駅The CUBE の11階にあります。
店はカウンターがあり内の職人の人が
揚げていきます。

前は880円の風を食べましたが、
今回は花1050円にしました。
違いは、人気の生椎茸に海老の
すり身をつけタルタルソースで
味付けした串が追加されているのです。
他の内容は、豚ヒレ・ピーマン肉詰め・
うずら玉子・南瓜・鶏・
こんにゃく味噌付け・海老。
ランチでも揚げたてを食べていくので、
当然熱々でとても美味しい。
椎茸も凝った味わい。
テーブルにソース・ポン酢・塩・辛子などが置いてあり、好みで味付けます。
調味料も味がいい。
それにサラダ、ちりめん山椒の小鉢、
お替りできるご飯、味噌汁付き。
味噌汁の出汁が美味しかったので
お替りしました。

ランチなので夜のような創作性は
足りませんが、夜の料金を考えれば
大変お得なメニューと言えます。
多彩な調味料や凝った器、
民芸調の雰囲気は各店共通のようで
庶民的串かつとは違った趣で
落ち着いて楽しめます。

串の坊 京都駅店

串の坊 京都駅店 - 椎茸エビのすり身付け

串の坊 京都駅店 - 豚ヒレ・こんにゃく味噌付け

串の坊 京都駅店 - 面白い器

串の坊 京都駅店 - テーブルの調味料

串の坊 京都駅店 - 食べたあとの串はハゼに食べさせる

串の坊 京都駅店 - 民芸調

串の坊 京都駅店 - お馴染みの暖簾

※本記事は、2020/07/07に作成されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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