熊本市の『名物』料理まとめ、ただしぶたチョイス

熊本市の『名物』料理まとめ、ただしぶたチョイス

熊本市にも老舗飲食店がありますな。半世紀ほどの歴史があるお店、そこで創業期からずっと提供され続けた看板メニュー。若者は知らないが、老人が懐かしんだりするもの。 熊本市の食の歴史を語ることがあるとすれば、おさえといたらイインジャネーノと思う『名物』を、ぶたの独断と偏見で紹介したく思います。

キーワード
ランチ
名物
肉料理

記事作成日:2019/09/18

240view

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

『名物』それは男のロマン、男と仲間・家族・友人達の歴史 ('ω' )

一国一城の主たちが、その人生の主軸として掲げてきたメニューです。多くのドラマが、多くの研鑽が、ときに失敗が、そこにあったはず。

長い長い時間の末、我々の前に現れる『名物』。そこには矜持、誇り、様々なものが内在しているはず。

ブロスよしむら

クラブ通り。
創業昭和57年(1982年)。

2019 - 1982 = 37
営業年数37年。

こちらの名物というべきはやはり
「チョップド・ビーフ・ステーキ」

ブロスというとハンマーブロスくらいしか知らなかったぶたも、こちらのお店にきてハンバーグの認識が変わったのである。

チョップドビーフステーキ。ハンバーグだがハンバーグとは似て非なるもの。

これを食さずして熊本のハンバーグステーキを語るべきでない、などと勝手にレギュレーションを決めてみる。

粗挽き、というか、挽いてはないのである。チョップドだから。

まぁなんつうか、チタタプの親戚である。ゴールデンカムイは市民権あんのかな。それはともかく、日頃口にするハンバーグとは違うので、期待してていいですよ。

ビアホールMAN

安政町。
創業昭和51年(1976年)

2019 - 1976 = 43
営業年数43年。

こちらの名物はマスターなのだが、マスターは料理ではない。

「サーデン」 と 「スペアリブ」
 を推したい。

熊本最古のビアホール。プロレスがテーマのお店。とにかく元気を貰える。元気があれば何でも出来る。

サーデン。サーディンではない。

サンヨーのオイルサーディン缶詰である。もともと良いものであるが、こちらでタマネギその他と闘魂が注入されて更なる進化を遂げる。迷わず行けよ。行けばわかるさ。

スペアリブ。サーデンが艶やかな美女だとすれば、鬼カラシで頂くスペアリブは二枚目である。

こちらのお店は、とにかくビールが進む。気が付けば5杯6杯当たり前。限界なんて言葉はこの世の中にはない、限界と言うから限界ができるんだ。

画像おかりする。見たことあると思ったら、有名ブロガー 朔^-^氏の写真ですか。いい写真だね。

いまや齢90を超えて益々お元気、だと思うけど近々お邪魔してくる!マスターいつまでもお元気で!

恵三

西銀座通り。

創業年不明。営業年数は50年以上。

西銀座通りから細く薄暗い脇道に入ったところにある。一品料理と、和風とんかつ、蟹の甲羅焼きのお店。

「蟹の甲羅焼き」
 を推したい。とんかつも良いものだがね。

ちなみに「エミ」であるらしい。「ケイゾウ」だと今しがたまで思い込んでいた。

蟹の甲羅焼き。半世紀前ともなれば、こちらは贅沢な一品だったと思うがワカンネ。

半世紀前って、高度成長期かい?バブルははじけてないね。なんだろ、時代を感じます。ぶた生まれてないし。

蟹の身がふんだんに用いられている。ホワイトソースとかない。マジでカニ。限りなく純粋にカニなのであります。

ケルンよしもと

城見町。
創業、1967年。

2019 - 1967 = 52
営業年数52年。

ハンバーグが有名なお店であるが、敢えてここは

「マグレカナール」
 を推したい。

こちらのお店は確か、オーナーシェフが3代目。世襲ではなく、お弟子さんが継いでいくスタイルと聞いたことがある。紛うことなき一子相伝。ぜひ21世紀の終わりまでもそれからも続いていって欲しい。

マグレカナール(magret de canard)。

フォアグラ用の鴨の胸肉(ササミ)。フォアグラといえば皆さんご存知でしょうが、世界三大珍味の一つとされるものですな。

フォアグラってつまり脂肪肝だからね、そりゃー肉も脂がのって芳醇なわけですよ。稀少な肉、機会があればぜひ頂いてみるべきですぞ。

画像おかりする。さすが朔^-^氏、よい画像だなあ。食べログはお休みしてるけどブログは更新されているので、ぜひご覧ください。

んで、無論、ハンバーグは良いものだ。ランチともなればだいたいハンバーグ食べてる人がほとんど。まぁぶたもハンバーグ食べたけどさ。

珈琲アロー

銀杏(北)通り。
創業昭和39年(1964年)

2019 - 1954 = 55
営業年数55年。

こちらのメニューは只一つのみ。

「珈琲」
 であります。

コーヒーとは何であるか考える稀有な機会と表現したことがあります。実際、そんなかんじ。こちらに来たことがあるという故・三島由紀夫氏も大いに悩んだかも知れない、知らんけど。

焙煎されていない。だから黒くない。珈琲豆本来の姿といえる。

画像お借りする。

この場所で、二十歳そこそこ若いころから、半世紀以上。深く掘り下げられた空間だと思いますぞ。

画廊喫茶ぶらうん

銀杏中通り。
創業昭和38年(1963年)。

2019 - 1963 = 56
営業年数56年。

歴史ある喫茶店だが、
「カレー」
 が名物となる。

元祖、とある。熊本カレーの定義がどうなのかは判らないのだが、おそらく熊本カレーとして、少なくとも喫茶店のカレーとしては元祖なのは間違いなさげ。

以前は別の場所にあった。どこにあったのか知ってたら、熊本市民検定的にいい線いっている。

『食うなら此処 熊本カレー元祖の店 辛さに人生あり』

画像は大盛りですな。ライスが2倍あるんやね。

「熊本カレー」のレギュレーション決定権は、こちらのお店にあると確信しますぞ。

熊本市のコーヒーといえば。焙煎されている珈琲といえば。

UCCでもKEYでもないッ!

「まる味屋珈琲店」であるッ!異論は認めないッ!!

郷土の歴史あるものを大事にしましょう、ぜひそうしましょう。

さんえすカレーの店

銀杏南通り。
創業1947年。

2019 - 1947 = 72
営業年数72年。

言うまでもなく
「カレー」
 を名物としよう。

熊本市のカレー店としては、現存する中では最古なのではないか?

いわゆる王道の欧風カレー。

キスフライのカレーは初めて食べたな。これも歴史があるんだろうと思う。カレーにキスフライという編成は、後にも先にもこれ一度。

こちらに週1で通っているほどの常連さんに敬意を表して、画像をお借りする。

これは、カツカレーにコロッケをトッピングかな。さすがですな。

洋食岡田

東区新外。
創業?年。調べてきます、ちょっとまってね。

今回は(繁華街)に限らないようにしたので、こちらも追加。以前はホテル日航の隣だったし。その次はバスターミナル、そして今、こちらに。

名物はもちろん、日本橋たいめいけんの流れをくむ

「オムライス」

でしょうね。ドキュメンタリー番組1本作れるくらい歴史があると思います。代替わりされたんだったかな?

いわずもがな、オムライス。

「タンポポ」ではなかったけれどね。本当に綺麗なオムライスです。

ぶたは・・・グリーンピースが嫌いだから!農家さんごめんなさいだけど。まぁ出たらたべます。

その点見てくださいな、このシンプルにして完全体なオムライスを!「こういうのでいいんだよ、こういうので」の至高ではないでしょうか?

ほんだ

南区田迎。
創業?年。調べてもわからんので、今度いってきます。少なくとも30年以上。

繁華街に限らないなら、こちらもイケル!と思って追加。

名物として、

「ナポリタン」
 を推したい。つうか名物である。

喫茶店、古きよき喫茶店。御高齢のマスターと、奥様と。お店を大事にする常連の皆さんと。

なかなか特徴的よね。下に敷いてあるかのように見えるのは、タマゴですわ。

なぜナポリタンは赤いのだろうか ? 昼飯のスパゲティナポリタンを眺めながら、積年の疑問を考えていた。 「赤いから赤いのだ」などとトートロジーを並べて悦に入る浅薄な人間もいるが、 それは思考停止に他ならず、(ry

こじゃれた、創業当時にすればとてもモダンな建物であったはず。屋根が地面まである建物はレアだし目を引くよね。

そりゃもう、若かりし日のマスターが、気合入れて人生かけて建てられたんでしょうから。

山本屋食堂

藤崎宮前駅 前。
創業明治10年(1877年)。

2019 - 1888 = 142
営業年数142年。

ここで百年食堂を持ってくるのは乱暴かとも思ったが、〆はこちらをおいて他にない。

「馬肉煮」 と 「鯖煮」
 を推す。

ぶたが推さなくても、これらは熊本市民が明治大正昭和平成そして令和と長らく愛した名物なのだ。

馬肉煮。

肥後熊本といえば馬刺であったろう。いつから馬刺くってるんだろうな?少なくとも文明開化、散切り頭を叩いていたころには食べられていたのではなかろうか。

調べればわかることだが、それは次の機会としよう。

鯖煮。

鯖といえば大衆魚、多くの人々に愛された青魚の代表格、なんせ魚に青だからね。

142年ですよ、その味は誰かがトレース出来たとしても、その歴史は覆らない。熊本の食を語ることがあるならば、行っておかないわけには、ねえ?

雑誌に載るばかりが料理じゃないさ('ω' )

ときに舌鼓を打たせ、大切な思い出となり、励まし元気を与え、死ぬ前にもう一度食べたいと思わせたりもしたかも、そんな『名物』たち。

それらを頂くときは、敬意を以て臨みたいもの。勿論、食材と料理人への感謝と敬意は、老若男女分け隔てないものですが、そこは一つ、亀の甲より年の劫(誤字ではない)というやつですぞ。

※本記事は、2019/09/18に作成されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

ページの先頭へ