シェフの人柄 : リストランテ ラ チャウ

久々にランチで訪問。週末はやはり混みますね。全席予約で埋まってました。

3つあるランチコースの中から前菜、パスタ、メイン、デザートが付いた3,500円のコースをチョイス。パスタとメインは自分で選ぶことができます。

料理はしっかり作り込まれていて、本場感もしっかりあります。満席のせいか料理の出るぺペースがイマイチだったことを除けばとても満足のできる内容でした。

シェフも厨房が（恐らく）ばたつく中でもゲスト1人1人に挨拶して周り、相変わらずのお人柄でした。またお邪魔させていただきます。

芝浦にあるイタリア・ピエモンテ料理の名店。最寄の田町駅からは徒歩5分程度。雑居ビルの地下1階（階段しかありません）にお店はあり、店内は個室1室とテーブル席20席ほどとカウンター席があります。

ディナーは、アラカルトも可能ですが、特に最初はコース（5,000円台～10,000円台）を選ぶ方が間違いはないかと思います。コースの中にはアラカルトメニューを組み合わせるものもありますし。5,000円台のコースでも前菜、パスタ2皿、メイン（お肉と魚から1つをチョイス）、デザート、カフェにグラスワインが1杯付くので、カジュアルに利用する場合などはこのコースで十分です。

料理は、イタリアの北方料理だけあって、魚介よりもお肉系の料理にその特徴が良く出ています。味付けはしっかり目で、どっしりとしたフルボディの赤ワインに良く合う気がします。

ピエモンテワインの二大巨頭、バローロ、バルバレスコはボトルでもグラス（もちろん種類は少ないですが）でもいただくこともできます。

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【2013年12月再訪】
ラ・チャウの移転を知ったのは半年ほど前。東京電力系列のビジネスホテルの1階に入ってたので、その関係かな？と思ってはいたのですが、幸い移転後も芝浦には残ってくれたので、すぐに行かねばと思いつつこの日まで足を運べてませんでした。

土曜の昼、辺りは平日と変わって人もまばらですが、ここは相変わらずお客さんで賑わってました。子ども連れなので、通されたのはエントランス脇の個室。予約なしでよくこんなとこ空いてたな、と思ったら今は子ども連れはこの部屋しか使えないとのこと、また1時間後には予約のお客様が来るので、あまり時間ないけど良いですか？とのこと。

はい、それは仕方ないです、急ぎますということでランチスタート。例によってBコース（前菜＋パスタ＋メイン1品＋デザート・コーヒー）をオーダー。前菜に大好きなヒコイワシのマリネが入らなかったのは残念。。。

【ランチ「Bコース」】
★ピエモンテ風ポテトサラダ
★牛肉と豚肉のパテ
★豚ヒレ肉のロースト
★イタリアハム2種
★牡蠣とキャベツのラザニア
★豚もも肉のグリル、バルサミコとマスタードソース

パスタは相変わらずのボリュームです。。牡蠣はスプーンですくえる大きさにカットしてくれてます。確かにこの方が牡蠣の風味がラザニア全体に行きわたるかも。キャベツの食感が良いアクセントになってます。

メインの豚もも肉のグリルはバルサミコとマスタードのソースの酸味とグリルした肉香ばしさがマッチした逸品。お肉もある程度歯ごたえのあるものを選んでるけど、このソースにはこれくらいのお肉の方が合ってます。2,000円程度のランチコースでこのレベルのメインがいただけるのは嬉しいですね。

デザート4種もムース、プディング、アイスクリーム、ケーキと1口サイズながら大満足。

ちょっと慌ただしいランチになってしまいましたが、シェフも忙しい中、顔出してくれて、スタッフの方も良くケアしてくれて本当に良いリストランテです。

※同じビルの1階に姉妹店（ヴィネリア ラ・チャウ）を出したようです。
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（旧店舗のレビュー）
田町駅から徒歩5分、何の変哲もないビジネスホテルの1階に入っているイタリアン。そのロケーションや外観からは想像も付かないピエモンテ料理の超名店です。

近所ながらまだランチでしか利用したことないですが、ランチとはいえコースの種類がたくさんあり、空腹度合いと時間的な余裕に応じてセレクトすることができます。

自分はたいてい前菜、パスタ、メイン1品＋デザートの「Bコース」にすることが多いです。2,000円ちょっとでかなり満足のいくランチが堪能できます。スタートから最後のコーヒーまで何も言わないと1時間では終わりませんので、時間のない方は要注意。それくらい本格的なコースランチが楽しめます。

この日は前菜5品の盛り合わせ。野菜、お肉、魚介を少量ずつバランスよく。パスタは春らしくホタルイカ。ブラックオリーブの香りとホタルイカのワタの苦みがとても強烈。パスタの量はかなりあります。

メインはラチャウの名物にもなっている霧島豚のグリル。パプリカの彩りも美しく、肉の脂も軽く、焼き加減も申し分ないです。周りにかかっているのはバルサミコではなく、赤ワインのソース。

これにデザート（5品くらいから1つを選択）とコーヒー。

ランチでもきちんとシェフが顔を出してくれます。昼時はかなり混むのにきめ細やかなホスピタリティもこのリストランテの魅力。

いつかはディナーでお邪魔して、ピエモンテのバローロ、バルバレスコを思う存分堪能してみたいものです。