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江戸の親父とギンポの天ぷら
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いぬくま
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店名 |
天ささ
|
---|---|
ジャンル | 天ぷら |
お問い合わせ |
090-9954-4987 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
東京メトロ銀座線 / 京橋駅すぐ 京橋駅から124m |
営業時間 | |
予算 |
~¥999 |
予算(口コミ集計) |
¥3,000~¥3,999
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済可 (PayPay) |
席数 |
12席 (カウンター6席※コロナ対策により減席テーブル席3名×1卓 ※ランチでは使用せず) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
駐車場 |
無 近くにコインパーキング、大型駐車場あり |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
お子様連れ |
子供可(小学生可) paypay使用可能 |
備考 |
2023年現在で、この場所で40年ほど営業だそうです(店主談) |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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私は今年北海道から東京に引越してきましたが、東京に住んだら食べてみたいと思っていたものの一つにギンポの天ぷらがあります。流通の大半が東京都内のみ、しかも4~5月の1ヶ月間程度しか食べられないとなると地元以外の人はなかなかチャンスが無いですよね。
そんな訳で江戸前天ぷらを食べようと伺ったのがこちらのお店。
店内はカウンター8席と奥に小さいテーブルが一つあるのみです。
平日の20時頃でしたが先客は2名のみでした。威勢の良い親父さんと奥様の2人で営業しています。
店内にメニューというものは一切存在しません。コースのみのようですね。
ただ先客は天ぷらの前に刺身を食べていたので個別に注文すれば出してくれるのかもしれません。
我々は当然天ぷらオンリーで。
塩と天つゆの皿が目の前に置かれ、コースのスタートです。
まずははじかみ生姜の天ぷらです。
焼き魚に添えられているのは見た事がありますが天ぷらは初めてです。
さっぱりしていて食欲が刺激されますね。これは新発見。
次は鮎です。大きさがちょうど良く、はらわたの苦味が旨いです。
その後はアスパラと車海老×2本が出て、お待ちかねのギンポです。
親父さんに聞いたところ4月であれば能登の方でも獲れるとのこと。
この時期築地に卸されるものは店同士で奪い合いだそうです。
うーん、食感は穴子のようにぷりぷりしていますが食べるとふんわりとしていて軽いです。
初めて食べる味と食感ですねー。今日は来て良かった!
その後は天然のたらの芽、ギョウジャニンニク、キス、桜海老と玉ねぎのかき揚げ、青柳と三つ葉のかき揚げ、穴子、かぼちゃ・・・だったかな?もうおなかがいっぱいです。
最後のごはんは天茶か何かかなーと思っていたら、親父さんが目の前でかつお節を削り始めました。
削りたてのかつお節としそをごはんの上に載せ、しょうゆを少しかけたごはんと味噌汁がしみじみ旨いです。
気になるお会計は2人で6500円でした。安い!
正直言うと衣が少し重いかなーと思う品もいくつかあったのですが、その時期に最も美味しい旬の素材だけを安く食べさせたいという店のコンセプトがとても気に入りました。
親父さんに「江戸前のものは7月が一番美味しい、11月はハゼも美味しい」などと言われてしまったので、その時期にまた来たいと思います。