県外客が間違わない,徳島で中華そば・ラーメンを食べるなら

県外客が間違わない,徳島で中華そば・ラーメンを食べるなら

徳島は徳島本来の中華そば・支那そばや新興の徳島ラーメン,非徳島ラーメンも頑張っており, 競争が激しいところです。ラーメンやうどんはそれぞれに熱い思いやこだわりがあるので一朝一夕には難しい。 そんななかで,オススメの徳島系の中華そば・支那そばとつけ麺や醤油ラーメンなどの非徳島ラーメンを紹介します。

更新日:2015/06/14 (2014/12/27作成)

9174view

このまとめ記事は食べログレビュアーによる1309の口コミを参考にまとめました。

中華そば かわい

中華そば かわい - 中華そば 大

この中華そばは支那そば系というか,いもおのような薄茶色(黄系)の醤油味です。
マイルドな甘み系の旨みがある味ですね。
麺は細めのストレート麺であり,やや歯ごたえのある固めの茹で加減です。
平ざるで麺を掬うので麺は固めといっても,湯がき加減がいいと思いました。
スープは背脂を少し感じ,脂感はそこそこありますがあっさり系です。前回よりも鶏ガラや鶏エキス,野菜感を強く感じます。
そしてスープは丁寧に仕事をしているのがわかります。
塩分はやや強めですが,スープとの絡みも良いと感じました。
老若男女に愛されるバランスの良い一杯ですが,徳島ラーメンのようなコッテリ系ではないので,年輩者に愛されるのだと思います。
店主のお母さんが「阿波一」に勤められたことで,その味を引き継いでいるといわれますが,いい店であることには間違いがありませんが,現在に関しては,もう記憶もだいぶん忘れかけていますが,「阿波一」さんは,もう少し白系であり,ここの醤油味よりも塩味を感じる,小松島的な中華そばであったような気がしますし,閉店した 「やたつ」 さんの方が味わいが似ていたような気もします 。

中華そば いもお

徳島の中華そば・支那そばの黄系の店です。

乳白色というか黄金色のスープに見えます。濃い味に慣れてるかたは薄く感じるかもしれませんが、繊細でありながら、輪郭のしっかりとしたスープです。
私なんかは濃厚的なところも感じます。
奥深い柔らかい味で、バランスが良いですし、本当によくできています。
ここも平ざるを使うので,麺が釜に均一に湯通しできています。

西食

徳島の中華そば・支那そばの茶系の店です。どちらかというと濃厚系でしょうか。
ここの味は地元客にも観光客にも評価されると思います。ここはバラ肉ではない,チャーシューを使用しています。チャーシューがいい。分厚くて軟らかい,歯ごたえを感じつつも,とろけるチャーシュー。煮玉子もいいですね。
しっかりした味付けに柔らかいのに弾力が有って美味しいと感じます。
旨みメンマや雪崩もやしなどトッピングが充実しています。
麺の茹で加減も,湯通しが甘く,ただ固いだけではなく,
ちゃんと湯通しした適度な柔らかさがあります。

二朗麺

二朗麺

「二朗麺」さん
インスパイア系の二郎系のラーメン店ではありません。あちらは「二郎」ですが,こちらは「二朗」で「郎」と「朗」の字が異なります。今は無き名店「よあけ二軒屋本店」の味を受け継いだ店です。徳島ラーメンではなくて,昔からの徳島の中華そば・支那そばの味を続けていると思います。 よあけ二軒屋本店は,徳島の中華そばの草分け的な存在であり,黎明期を支え続けた名店であります。そもそも「よあけ二軒屋本店」は,屋台から始まり,夜明けまでの営業が発端で,深夜営業の店ということもあり,そのスープはあっさりとしていて,飲んだ後でも安心して食べられるものでした。その後,二代目店主から,素材へのこだわりに執着した「無化調スープ(化学調味料を使用しない)」へとこだわり,二代目店主から娘さんの三代目と代替わり,豚骨使用率の高い比較的に濃厚なスープへと変わってきました。
それでも,「徳島ラーメン」を看板に掲げる他店舗と比べれば,その濃厚さは弱くて,徳島県内で古くから提供され続けてきた「支那そば」ベースのあっさりスープといったラインでした。そして,ここに来ると,豪華ではありませんが,手作り感があり,小奇麗にまとまっていて,この店主がやりたいお店を体現してるのでは・・・と思います。


牟岐55ラーメン

牟岐55ラーメン

非徳島ラーメンで香川県はまんど系の店。
ここも鶏ガラと魚介系のWスープです。
はまんどのラインは感じつつも,独自のオリジナリティーがあります。
ここは牟岐の漁港に近いためか,牟岐の地元の地場(徳島)ラーメンというイメージでしょうか。
コクがあるけど,あっさりしていて美味しい。鶏ガラと魚介節の扱いが巧みだと感じます。

麺屋 藤

非徳島ラーメンの代表格の店。
鶏ガラと魚介系Wスープを基本とする。
無化調にこだわり,高い志しを持ち続け,丁寧な仕事ぶり。そして清潔な店内と奥さまのいい接客ぶり。
月曜日の祝日の朝8時半に営業確認の電話しても,この時間帯からきちんと仕込みや準備をしていますし,
受け答えは気持ちよくしてくださいます。
ここはラーメン屋としてのレベル高さを感じます。

麺屋 六根

非徳島ラーメンであり,つけ麺主体の店。
『茨城大勝軒』麺屋こうじグループご出身の親父さんと息子さんが気合いをいれて作っています。
つけスープは関東系ではおなじみの魚介豚骨Wスープの「つけスープ」。
関東系のつけ麺ゆえ濃度はけっこうあります。 
スープを軽快にススレないほどにドロッとしています。
味は豚骨・鶏ガラ・モミジに煮干・鯖節・鰹節がうまく調和しており,魚介豚骨の臭みを感じさせず,
中華そばの香りを残した仕上がりで,良く出来たスープだと思います。
豚の旨み,骨が旨みがしっかりしてます。
魚介節の粉っぽさを感じますが,魚粉のいやみな部分はありません。

※本記事は、2015/06/14に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

ページの先頭へ