幸せの黄色いカレーを求めて…

幸せの黄色いカレーを求めて…

★有名な「西洋料理指南」により日本で初めてカレーが紹介されたのは1872年の事である。 本場インドではなくイギリス海軍カレーを発祥とする日本のカレーは、その後オリエンタル社から家庭用の即席カレーを発売した事により 爆発的に普及した。その頃日本人が皆食べていたのは「幸せの黄色いカレー」だった。。。

キーワード
B級グルメ
肉料理
駅前・駅近
お土産

更新日:2018/07/20 (2016/11/03作成)

7632view

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

カレーライスではなく「ライスカレー」!?

◆1986年、倉本聰脚本のテレビドラマで「ライスカレー」という番組があった!

それによると「ライスカレー」の定義は、、、
①ご飯の上に粘度の高いカレーソースが乗っている。
②口直しとして福神漬かラッキョウが添えられている。
③具のジャガ芋や人参は大きめの物が入っており、グリーンピースが3つ上に乗っている。
④放っておくとカレーソースの上に膜が張る。
・・・という事である。(あくまでもドラマ上での定義だが!)

このイメージは、おそらく一般的に人々が想像する「黄色いカレー」に近い印象だと思う。
ここでは極力上記に近い、カレーソースが黄色いカレーに拘って調査してみた。。。
自分も大好きな黄色いカレー!食べた店、是非行きたい店を独断と偏見で編集しました。

6a0671836c77394194d99e20e80daea8

◆岩手県胆沢『高砂食堂』のカレーライス!

●今、全国的に「黄色いカレー」として有名・人気になったのが此方のカレーである!
地方の一食堂のカレーにも関わらず、B級グルメとしてあっという間に口コミで全国に広まった。。。

●見るからに粘度のある黄色いカレールウにたっぷりの盛り、ワンポイントの真っ赤な福神漬などメチャメチャ美味そう!!今自分も最も食べてみたいカレーライスのひとつである…!

●雪の降り積もる屋根の中にはあったかい黄色いカレーライスが待っている。。。

●黄色いカレーは圧倒的に甘口が多いが、上載した告知ポスターにある「辛口」のバージョンも是非食べてみたい~~!!

◆新潟市中央区『万代そば』のカレーライス!

Clear

●今、自分が最も食べたい「黄色いカレー」のひとつ!新潟のバスターミナルの中にあるTGSの店で、1日600食程出るという超人気のカレーライスである。。。
●旨さの秘密はWスープにあり、1つは自家製のカレー粉をラードで炒め、もう1つはゴロゴロと入った豚肉と野菜を豚骨スープで煮込み、それを合わせたとろっとろの濃厚&マイルドなカレーである。しかも並盛で600gもあるという超ボリューミーな逸品なのである。マジに食べたくてストレスが溜まる。

●店はなんとTGS(立ち喰いそば屋)形式である!気軽に入ってパパッと食べられる環境も羨ましい。。。

◆埼玉県行田市『相生軒』のカレーライス!

Clear

●此方も自分はまだ未食でBMしているお店。
レビューを拝見するとやはり懐かしい昭和のカレーのイメージそのまんまな印象を受ける。写真から伺えるこのカレーの粘度、グリーンピースの存在が最高である…!

●メニュー看板に記された「カレー 650円」の文字にめちゃそそられる。。。

◆横浜鶴見『亀鶴』のカレーライス!

Clear

●此方は「明治キンケイインドカレー」の看板を出している、一部の懐かしマニアの間では有名なお店である。看板からも敢えて昭和の懐かしいカレーファンを取り込む意図が見て取れる。皆様のレビューを拝見すると、比較的あっさり風味のカレーライスのようである。

●入口窓には大きな矢沢永吉のポスター!
此方の店主は大のYAZAWAファンらしいが、都内には意外とこうした「矢沢大好き!」をわざわざ表明する店は少なくない。。。

◆江戸川橋『キッチンタロー』のカツカレー!

Clear

●此方はカレー屋ではなく洋食屋さんので、是非「カツカレー」を食べよう!普通のカレーと100円しか差がないので絶対食べた方が得である。なんと680円という安さだ!!

●まろやか&スパイシーで、絵に描いたような膜の張る粘度のルウである。こういうカレーで育った世代は涙を流しながら食べるに違いない。。。

●江戸川橋駅から少し歩いた住宅街に在る店。
地元密着感がハンパなく、お客の9割は常連であろう…。シンプルで狭い店内は、店主夫婦の美意識が息衝く見事な清潔感が溢れている。。。
お客への目配りよりも、テレビのサスペンスドラマに見入っている主人と女将さんも如何にも下町的。

◆浅草清川『ニューダイカマ』のカレーライス!

Clear

●浅草は観光地からかなり離れた清川の商店街に在る、レトロで大人気のカレー屋である!
スパゲティナポリタンやミートソースも美味しいこの店は昭和レトロ料理の宝庫といってもいい。洋食屋と食堂の中間的な感じもむしろ魅力的だ。

●カレーのルウだけも販売しているので、買って自宅でコンビニの揚げ物などをトッピングして食べるとイマイチ美味しくない。やはり此方で揚げたカツじゃないとダメだ。。。

●死にかけた商店街の通りにポツンと在るお店である。黄色いカレーではないが極近所にやはりカレーの美味しい古い店『日正カレー』が在る。
マニアなカレーファンは此方とハシゴして食べるのが常となっている。。。

◆平和島『まるか そば店』のカレーライス!

●自分も近いうちに訪れようと目論んでいる店である。良い色味をしたカレーライスだ!豚肉や玉葱の感じもお約束感満載で好い。。。
そば屋のカレーなので味も想像出来て、考えているだけで涎が出てくる。

●レビューを拝見しても、如何にも蕎麦屋のカレーなのが食欲をそそる。ただ値段が800円とお高めなのが玉に瑕である…。

●『まるか』という屋号も都内では結構見掛ける。自分の地元浅草にも在るが、きっと遠い関係のお店なのであろう。。。

◆信濃町駅前『ジューン』のポークカレーライス!

Clear

●昭和の純喫茶風な店内がレトロで良い雰囲気!
ステンレスの器も懐かしく味のうちである。此方のカレーはサラっとしたタイプで、ほのかに残るフルーツ系の酸味と甘味が特徴だ。

●又此方は福神漬を最初に作った名店『酒悦』の品を使う拘りようで、福神漬だけの袋売りもしている。濃厚な福神漬とモダンなカレーの味がよく合っている。。。

●信濃町駅前のトーシン信濃町ビルの地下に在る店舗。新橋のニュー新橋ビルや、中野ブロードウェイ内に在る店と雰囲気は似ている。。。
カレーライスを食べた後にコーヒーでも飲んで少しゆっくりしたい憩いの場所である。

◆竜泉1丁目『東嶋屋』のカレーライス!

Clear

●自分が此方へ初めて食べに訪問した時、カウンター席の奥でお婆さん(推定75歳)が一人でこのカレーライスを食べていた! 単なる光景だが、そば屋で敢えてカレーを食べるその老人を見て、此方のカレーの旨さと存在意義を悟ったのである。。。
粘度の弱いサラサラの黄色いカレールウが白飯も見えないくらいにガッツリ掛かっている! 確かに、優しい風味が年配客にも喜ばれるのが分かる…。

●昭和通り沿い、入谷の交差点付近の歩道橋の下に在る此方。縦に長~いカウンター席の奥に4人掛けのテーブル席も在って中々落ち着ける。。。

◆御徒町佐竹商店街『白根屋』のカレーライス!

Clear

●かなり洋食寄りな味付けの黄色いカレーである。玉ねぎの甘味、ブイヨンの風味、粘度の少ないカレールウなど、此方のご主人のこだわりが活きたカレーライスだ。豚肉ではなく鶏肉というところも洋風を意識した結果であろう…。また480円という価格も驚きである!!

●仲御徒町は日本で二番目に古い商店街「佐竹商店街」の中に在るお店。甘味もドリンクも喫茶メニューもあるので、入店したらゆっくりくつろぎたい店である。

◆根岸4丁目『日吉屋』のカレーライス

Clear

●少なめの盛り。いい大人はコレ一杯で満足は出来ないだろう。だから「もりそば」も一緒に注文!それがこの店の作戦かもしれない。。。

●味は比較的個性的。残り野菜をぶち込んで適当に目分量で味を調整した感じ。甘く、少し酸っぱく、出汁感は弱い! 此方は「カレー南蛮うどん」が人気みたいだが、同じ仕様ではないだろうし、自分には正直合わなかった。

●此方も老舗のお店で、林家正蔵が幼い頃から通っている下町根岸のそば屋である。
蔦に覆われた外観は、もはや店舗の場所を分かり易くしようという意図は皆無。むしろ隠れて潜んで営業しているイメージの地元密着店である。

◆浅草雷門『生駒軒』のカレーライス!

Clear

●浅草の「中華のカレー」を代表出来るカレーライスである! 薄切り人参、豚肉、玉ねぎのバランスもよろしく、適度な粘度とスパイシー感が病み付きになる。「そば屋のカレー」と微妙に異なる全体の風味がとても好きだ。。。

●写真は270円という安さの「半カレー」!
ラーメンや他のメニューに付属させて食べるのに丁度良いサイズである。

●浅草雷門から直ぐ。スターバックスの脇道を入って更に路地に此方は在る。
ご夫婦だけで切り盛りしているのに、主人が頻繁にバイクで出前しに出掛ける!その手際の良さは流石下町の強さである。。。

◆吉原大門『大村 そば店』のカレーライス!

Clear

●浅草吉原地区の有名店『土手の伊勢屋』の隣に此方の店は在る。自分も含め、常連客には蕎麦よりもラーメンが人気で、このカレーライスを頼む人もよく見掛ける…。

●大きく形の残る玉ねぎ、そして此方は豚肉ではなく鶏肉が入ってるのが珍しい。。。
福神漬とのコラボがよく合う軽いカレーである。

●お隣の『土手の伊勢屋』にも負けず劣らずの古めかしい外観が良い。店内に入るともうそこは完全なる昭和へタイムスリップだ。。。

◆秋葉原『かんだ食堂』のカツカレー!

Clear

●ザクザクの衣に柔らかくてスプーンでも切れる淡白なロースカツが乗っている。

●カレーは懐かしい小麦粉ベースの昭和テイスト!全く辛くない真面目なポークカレーである。トロっとしたルウは豚カツに良く合い、真っ赤な福神漬けの色味も風味もピッタリな黄色いカレーだ!間違いのない旨さ。。。

◆浅草『食事処 まえ田』のカレーライス!

Clear

●これは如何にもお母さんが作ったようなカレーライスである。きっと敢えてそういう作りにしているあざとさも若干見え隠れするが、浅草に訪れた観光客は、この店の如何にもな佇まいに誘われ入店してこのカレーを食べれば、きっと満足して帰るに違いない…!

●「リッチモンドホテル」の脇道の「奥山おまいりまち」という通りに此方は在る。
有名な煮込んだ「おでん」で一杯やる常連客を横目に観光客も交じって軽食を済ませるという光景が此方の日常である。

◆ジョイフル三ノ輪『朝日屋』のカレーライス!

Clear

●如何にも「そば屋のカレー」といった感じの期待を裏切らないカレーライスであった!
甘味・旨味・コク・スパイス感、とても完成されたバランスが素晴らしく、また絶対食べたい…と思わせるクォリティである。。。

●三ノ輪橋駅前の大きな商店街ジョイフル三ノ輪内にあるお蕎麦屋さんである。家庭的な接客と雰囲気が居心地良く、ついつい長居してしまうお店である。

◆お茶の水『なか野』のカツカレー!

Clear

●分厚いロースカツがトッピングされた、如何にも「とんかつ屋さんのカツカレー」!!
柔らかい豚肉をサクサクで軽い衣が包み込む…。

●野菜由来のカレールウは粉っぽい粘度のカレーとは違い、どちらかといえばサラッとしたヘルシー志向のカレーである。甘辛くスパイシーな仕様はこの分厚いロースカツを引き立たせる為に造られたのだろうと納得出来る。

●本郷通りは、お茶の水坂の裏通り途中に位置する創業四十五年を誇る老舗!

●坂の途中ということで傾斜にあわせて暖簾がカットされているのがなんとも面白い…(出挙さん談)

◆神保町『まんてん』のカレーライス!

Clear

●黄色いカレーとは言い難いが、今の茶色いカレーとも違う、確実なる「昭和」のカレーである。他店とは違い、此方のは粘度のある挽肉仕様のカレールウ。そのスパイシーな旨さは世代を超えて沢山のファンを持つ。。。

●写真は真っ赤なウインナー乗せカレー。他にも揚げ焼売やロースカツのトッピングがある!全部乗せは物凄いボリュームで学生に人気だ。安価なのとプチコーヒーがサービスなのも人気の秘密である。

●此方もメイン通りから離れた探しにくい路地に在る。それでも常連客が行列していていつも活気がある。小腹を満たしにちょこっと入っても、結果凄いボリュームのカレーでデブまっしぐらとなる!

◆上野御徒町『好養軒』カツカレー!

●此方のカレーも見方や光の当たり具合によって黄色くも茶色くも見える微妙に色味。
だが、全体の懐かしい味や仕様、定食に見られる素晴らしい昭和感等も含めると、やはりノスタカレーの店として外す訳には行かない!

●基本的にはトンカツ屋さんである此方は、やっぱり「カツカレー」が人気で旨い!
ボリューム満点の豚カツと安心出来るカレーの風味。味噌汁・手作りのマカロニサラダがまた美味しくて納得してしまう。。。

◆沖縄『ジャッキー ステーキハウス』のカレー!

Clear

●色々調べると「黄色いカレー」は都内の次に何故か東北と沖縄に人気店が集中している。特に沖縄はあの「ボンカレー」がバカ売れしている地域で、しかもパッケージが初期の松山容子のバージョンそのままでないと売上げが落ちるという不思議な現象なのである!
このカレーライスの写真を見ても「ボンカレー」が好きな沖縄県民に如何にもアピールしそうなビジュアルだといえる。福神漬ではなく沢庵というのもそそられる。。。

●沖縄県民は皆、何故か飲んだ後の〆にラーメンではなくステーキを食べるという習慣がある。なので当然ステーキ屋も多く、そこでカレーライスも出しているパターンが多く見られる。。。
沖縄に行ったら定番の沖縄料理だけでなく、是非ともステーキもカレーも食べたいと思う!

◆那覇市樋川『まんぞく家』のカレーライス!

●此方も沖縄に在る「黄色いカレー」が人気のお店らしい…。 レビューによれば、盛りもガッツリで300円というアンビリバボーな安さである!!

●ジャガイモやニンジンもゴロゴロ入った昔ながらの家庭のカレーライスをイメージしたものと思われる。商品名も「昔のカレーライス」である。

●此方も外観からして期待感が増す佇まいと言える。自分だったら、絶対に沖縄そばとカレーライスを一緒に頂きたいな。。。

名店『万代バスセンター』のカレーをお土産に!

Clear

●前途紹介した「黄色い豚骨カレー」で有名な新潟バスセンターの『万代そば』!!

●此方でカレーのレトルトが販売してるかは未確認です…。

●新潟の本店ではなく、越後湯沢駅内のコンビニで購入!
まったく期待していなかったので見付けた時は狂喜乱舞でした~。1箱540円。

●さっそく自宅で美味しく頂きました!!

今の時代、黄色いカレーの方が珍しい…。

★1973年の大ヒット曲、トニー・オーランド&ドーンの「幸せの黄色いリボン」にインスパイアされて、山田洋次監督が名作映画「幸せの黄色いハンカチ」を作った!(1977年)まさにそんな時代の1970年代に食べられていたのがまさに「黄色いカレー」である。
その後カレーはどんどん進化し今日に至っているが、今外国人にも日本人にも根強く人気があるのは、こうした「昭和の黄色いカレー」の流れを汲んだ「日本式カレーライス」である…!!

★昭和名残の懐かしいカレーは、比例して懐かしさの残る街に多い…。だから都内では比較的戦火を免れた城東・城北地区に多い。我が町「浅草」なんかはその典型的な地区である。上記したように、浅草だけでもいくつもの「黄色いカレー」が食べられるのも有り難い。。。

※本記事は、2018/07/20に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

ページの先頭へ