米沢市以外でいただく米沢中華＃ベストナイン☆

場所は山形市。しかし、米沢中華を洗練させた上品な仕上げで、本場の米沢市内でも中々お目にかかれない完成度の高いラーメン。ただ、前は注文時に言えば細切メンマを出してくれたのですが、今はそれがなく残念。お店の人に聞くと時々言われるそうなので、是非、細切メンマの復活を期待してますが、今の太メンマも噛み応えがあり、ブラックペッパーの香りを纏わせて絶妙。黄金色に輝くスープは透明感があって美しく、味わいのある薄口醤油が動物系のダシとうまく合い美味しく優しくあっさりと飲み口良く、ごくごくと飲み干すタイプ、ありそうで中々ないスープ。麺はコシの強い極細縮れ麺で、スープをしっかりと絡めとってくれます。

場所は高畠町。でも町中から離れた南側ですが見通しの良い所で分かりやすい。一人客のおじさん達が入れ替わり立ち替わりで来る口コミで人気のありそうな感じ。スープは透明感があって綺麗でダシも上品、麺は細縮れで食べやすく美味しい。米沢系より甘味のありそうな淡麗系醤油を使っているのか、しょっぱさは控え目でいながら薄く感じさせないのはしっかりとダシを取っているから旨味が効いているのでしょう。麺も一般的米沢系とは微妙に風味が違うものの却って素直に食べやすい。一見、何の変哲のない中華のようで丁寧に手をかけているのが感じられる。米沢市内とは明らかに一線を画する米沢中華です。米沢系の好きな方なら是非一食の価値あり｡

場所は高畠町。スープはとっても素敵にまろやかな節の味♪なかなか地味深い鶏と鰹のコラボしたスッキリスープ！麺はお約束の極細縮れ麺！麺の一本一本がしっかりと立っていて、口の中でも一本一本がよく分かります。素麺や半端な博多麺みたいに麺がふやけ混ざりするんじゃなく、変にだれて混ざりあうことなく、口の中で美味しく咀嚼できる。だからと言って硬い茹で加減でもなく本当に丁度良い感じ…ひょっとして、初めてひらまの中華を食べた時より感激は大きいんじゃないかな？麺はひらま麺だけどラーメンとしての総合評価はひらまさんより…♪チャーシュー、メンマ、脇役までこんなに丁寧に仕事してくださると、最後まで嬉しく食べ終えられます。

場所は高畠町。まったくの個人宅を改造したような店の造りで、入る時には本当に良いのかしらんと思います。見た目は透明感のあるスープですが思ったほどに薄くはなく、甘口醤油の美味しい味で米沢系・赤湯系とも違いますす。麺は米沢系の細縮れ麺ぽいです。具材はチャーシュー２枚にメンマ・ナルト・海苔・刻み葱。特に個性的な自己主張はないですが、地元に愛される飽きのこない美味しいラーメンです。

山形市の山形駅前です。bakabon-papaさん、画像をお借りします。モーパパは不覚にも撮影せずに食べてしまいました。でも、この鶏豚中華そばは特に米沢中華をうたってはおりませんし、飽くまでも麺藤田さんの自家製麺です。米沢中華にはない、八王子ラーメンでよくやると伝え聞く玉葱微塵切りも入っています。ですので、これはモーパパの勝ってな思いこみとご容赦ください。

米沢郊外、川西町の昔からのお店です。ラーメンのスープはあっさりした滋味溢れるスープで、特にインパクトはないものの馥郁たる余韻のある旨味が心地良いです。綺麗なスープですが、メンマから出たのか、ほのかなラー油？のような油が浮かんでいました。麺は米沢中華に似た極細縮れで、確かテレビ番組では自家製麺で国産小麦粉使用をうたっていたように記憶しています。それによる味の違いまでは分かりませんが、茹で加減もそこそこ程良く固めでコシもあり美味いです。ひとつ、面白いのがトッピングに付いたウズラの卵、口の中で潰すと黄身が意外にスープに絡んでねっとりした美味い感触ですね。

場所は高畠町、スープの味わいも麺もほどよい美味しさで、ほどよい茹で加減です。お店の壁には「伍麺会」の認定証が、でんっと構えてあります。メンマもチャーシューもほどよく美味しいです。トータルで、普通と言えば普通ですが、十分に批評に耐えうる普通に美味しい一杯にはなっています。ジャンル的に米沢中華と呼んで間違いない中華だと思いますが、これが、名もなくひっそりと常連さんだけで嗜まれている現状に驚きを禁じ得ません。高畠町の米沢中華、なかなかに侮れません。

場所は山形市から南西に峠を越えた白鷹町。今は亡き米沢の師匠から受け継いだ技術を、かたくなに守り続ける女将が作る一杯！麺は米沢岸製麺の極細縮れ麺。白鷹に息づく米沢中華の逸品です。

場所は南陽市にほど近い高畠町。麺物から定食・丼物まで何でもありの食堂でいただく米沢中華。麺はひらまのブランド麺です♪