【上本町】天王寺区の洋食【桃谷】

出典: kurodaさん

【上本町】天王寺区の洋食【桃谷】

文明開化の明治以降、欧米から学んだ西洋料理は、「洋食」としてこの日本で独自の進化を遂げ、百花繚乱の様相を呈しています。病院や学校が数多く存在する 大阪市内随一の文教地区・天王寺区で、「洋食」の名店5店を厳選、ここに紹介します。

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ランチ

記事作成日:2018/11/25

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もはや日本料理の一分野

 西洋料理が発祥ではあるものの、日本で独自に発展した洋食は、とんかつ、カレーライス、コロッケ、カキフライ、エビフライ、オムライスなど、西洋には存在しない料理を生み出したため、これはもう日本料理のひとつとして昇華しています。
 日本最初の官寺・四天王寺を擁し、病院や学校が数多く存在する 大阪市内随一の文教地区・天王寺区で、老若男女、誰もが大好きな洋食の数々を、手頃な料金でいただけるお店を厳選して紹介します。

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AOTA

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 JR大阪環状線・桃谷駅から西方向にすぐのところにあるお店です。
 カジュアルかつ派手な店構えからはにわかに洋食屋とは思えないような雰囲気。店内に入るとこれまたシンプルで明るい雰囲気です。

 日替わりランチ(800円)は、この日はミンチカツと秋刀魚のグリルとのこと。ミンチカツは実にフワッと柔らかく、口に含むとホロホロと崩れていく…これは高級なタイプのミンチカツやぁ!

上に掛かっているデミグラスソースは軽めの仕上がり。素朴でノスタルジックな味わいです。

 秋刀魚は香ばしくグリルされている。旬の素材を使ってリーズナブルに提供する姿勢は共感できます。
 特筆すべきはライスが実に美味しいことです。ツヤツヤでふくよか。こういった洋食屋さんではライスが全体の印象をガラッと変えてしまうと言ってもいいのだが、この店はしっかり押さえています。

ボナンザ

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 JR大阪環状線・桃谷駅から西方向、NTT西日本大阪病院の正面にあるお店です。
 店内は喫茶店風。4~5卓のテーブル席と5席だけのカウンター席のある、ごく小さなお店です。マガジンラック雑誌やスポーツ新聞があるところも喫茶店っぽい…

 日替わり定食(680円)は、この日はポークカツとイタスパとのこと。ポークカツは薄めながらお肉の味がしっかりしていて、デミグラスソースも濃厚。生野菜もたっぷり盛ってあります。
 横に添えられているのが「イタスパ」です。イタスパとはイタリアンスパゲティーのこと。関西以外ではナポリタンというそうですが…これは昔の洋食には定番の添え物ですね。「アルデンテ」とは程遠いヌチャっとした食感は、ノスタルジックな感覚が味わえます。

お味噌汁はなぜか甘い。お味噌の種類によるものなのかな?全体的に、飛びぬけて美味しいってわけではないが、なんだかほのぼのとした味わいを感じさせます。

レストランかのう

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 地下鉄・谷町九丁目駅から谷町筋を南へ進み、生玉通りを東にひと筋入ったところにある、ルアーを主とした釣具店に併設されているお店です。
 店内は割合広く、テーブル席が6卓ほどと、奥にカウンター席。2階は釣具店になっているようです。

 日替りランチ(650円)は、この日の日替わりはエビフライとのこと。
 エビフライはなんと有頭で、衣はしっかり揚がって香ばしく、中のエビもプリプリです。頭の部分には濃厚なミソが入っていて味わい深いです。

 小さいフライは茄子。これもあっさりしていいですね。ポットに入ったドレッシング、フレンチ風だがちょっとチーズの風味もあって爽やかにして濃厚。
 メニューには豊富な種類の洋食に加え、喫茶店のようにコーヒーなども充実しています。洋食か喫茶店か…それとも釣具店か…この店の立ち位置が不思議だが、料理の質はしっかりしています。

グリル浜 石ヶ辻店

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 近鉄・大阪上本町駅から東方向、大阪赤十字病院の近くにあるお店です。
 ビルの1階にあるお店の中はカウンター席とテーブル席からなる全16席。上本町の路地裏で古くから営業されていた旧店の面影はありません。

路地裏名店の面影が残る二代目の洋食

 この洋食店の自慢はカツレツで、特にチキンカツ(1,150円)が絶品。もも肉の片足分を丁寧に包丁を入れて下処理し、まんべんなく火が通るよう部位によって時間を変えてラードで揚げている。皮は事前に引いておいてカリカリに素揚げしてくれます。
 昔から継ぎ足されてきたデミグラスソースも絶品。奥深い美味さは伝統の味です。辛子を混ぜるとさらに風味が増します。

 ランチだとミニサラダ、ポタージュスープ、ライスが付いているます。このポタージュ、どちらかというとシャバシャバの軽口なんだが、どこか懐かしい味わいの美味しいスープです。

ロア

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 四天王寺から東方向、JR大阪環状線の桃谷駅と寺田町駅の間ぐらいの天王寺区勝山にあるお店です。
 店内は狭く、10人ぐらいが座れるカウンターと、2人掛けテーブルが2卓あるだけで、近隣のサラリーマンが主な客層のようです。

 ロースカツ(945円)は、目の前でカツを揚げてもらってる間、先ずコーンスープが出されます。実に濃厚でコーンの甘みがよく引き出されています。

 メインのロースカツは予想以上の大きさ。口に入れるとサクサクした食感の後からジュワッと肉汁が溢れてくる。
 ソースは淡い色あいながら風味豊か。やや甘い味付けながらワインの薫りが立っています。

 付け合わせはポテト、カレー風味のモヤシ、キャベツのサラダで、これに多めに盛られたご飯が付いてくると、かなりのボリウムになります。

大阪の山の手・天王寺区

大阪市内随一の文教地区、天王寺区では、まだ知られていない実力店が多数あります。自分の好きな穴場のお店を見つけてみてはいかがですか?

※本記事は、2018/11/25に作成されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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