【夕陽丘】四天王寺周辺の中国料理・厳選5店【石の鳥居】

出典: kurodaさん

【夕陽丘】四天王寺周辺の中国料理・厳選5店【石の鳥居】

四天王寺界隈は、学校や病院、高級マンションが建ち並ぶ、大阪の文教地区です。それもあってか、質の高い料理を提供するレストランも数多く見られます。そんな四天王寺周辺で、舌の肥えた人たちを唸らせる、本格中華の数々を味わってみませんか?

キーワード
ランチ
個室
テラス
テイクアウト
担々麺

記事作成日:2018/09/26

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西方浄土を観想しつつ西方の中国料理を味わう

 大阪市内随一の規模を誇る寺院、四天王寺は、1400年前の推古天皇元年(593)、四天王にこの世の全ての人々を救いたいと誓願され、平和な国づくりの為建立されました日本仏法最初の官寺です。
 この四天王寺の西門の先にあるのが、吉野金峰山の「銅の鳥居」、安芸の宮島の「楠の鳥居」とともに「日本三鳥居」のひとつに数えられるとともに、重文にも指定されている石の鳥居です。
 四天王寺が建立されたころは、この西には海が迫っていて、その海に大鳥居の真ん中を通って夕陽が沈むので「彼岸の中日に石鳥居の向こうに沈む夕日を拝し、極楽浄土を観想する」という風習、「日想観(じっそうかん)」がおこりました。現在では海も遠くなりましたが、お彼岸の中日には鳥居に落ちる夕陽は昔と変わることなく拝むことができます。
 聖徳太子の時代のこの場所は、まさしく海の玄関口として遣隋使を送り出した場所。ここは中国との接点だったんですね。そんな場所で、長安の都に想いを馳せながらいただく中国料理、歴史のロマンを満喫できます。

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台湾タンパオ 四天王寺店

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 地下鉄谷町線・四天王寺前夕陽丘駅から南方向。四天王寺の西門前、石の鳥居の足元にある小籠湯をフィーチャーしたお店です。
 店内は壁に面したカウンター席とテーブル席が並び、合わせて30人ぐらいの収容かな?食券制のようで、入口のところに券売機が置いてあります。

 「台湾小籠湯包」(410円)は、蒸籠の中に6個が並んでいます。破いてスープがこぼれないよう注意しながら箸で持ち上げ、レンゲに乗せていただきます。

 慎重に囓ってみると、鶏のスープが浸みだし、粗挽きの豚肉餡が歯ごたえと共に旨みを溢れさせています。皮もムチッとしていい具合。
 小籠包はそのままでも充分美味しいが、酢醤油ベースの特製タレを少しつけてもいいですね。

 「タピオカミルクティー」(380円)は、いい香りの紅茶に、著しい弾力を持つタピオカが沈んでいます。極太のストローで吸い出して、独特の食感を楽しむことができます。

アルファ

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 地下鉄谷町線の天王寺駅と四天王寺前夕陽ヶ丘駅とのちょうど中間ぐらい、四天王寺前の西門前から西方向の一心寺近くにある中国料理のお店です。
 店内は4人掛けのテーブルが5つほどの全18席。品よく装飾され、JAZZのBGMも相俟って落ち着いた雰囲気になっています。

 麻婆豆腐ランチ(950円)は、麻婆豆腐に小皿の一品と、スープ、ライス、ライチがセットになっています。

 麻婆豆腐は油分多めの艶々した質感で、サイコロ状の絹ごし豆腐に中挽き肉の餡が合わされ、花椒が振り掛けられています。適度な辛さと痺れを持たせたチューニングです。
 特徴的なほどシャバっとした風合いながら、実に濃厚な旨みがあり、高度な質感を感じさせます。

 「担担麺」(750円)は、白いスープと赤い辣油の緑の水菜。色合いが美しいですね。
 スープには芝麻醤の深いコクがあって、そこにスパイシーな辛さがある。実にバランスのいい上品な味わいです。お肉は食感を活かす粗い挽肉です。肉の旨みがストレートに味わえます。
 大衆中華のお店並の値段で、高級感ある中国料理がいただけるこのお店、いつも満席になるのがよく解ります。

外灘紅緑灯 本館

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 各線・天王寺駅から谷町筋を北へ。四天王寺に向かって5分ほど歩き、参道が谷町筋から分かれたところにある中国の点心を味わえるお店です。
 店内はカジュアルで入りやすい雰囲気で1階はテーブル席、2階はお座敷。さらに隣の敷地にオープンエアのテラス席があって、すべて合わせて70席以上にもなるようです。

 「点心ランチ」(1,000円)は米麺にサラダ、杏仁豆腐が並んでいます。米麺の器には澄んだスープに白く半透明の麺が横たわっています。見た目も軽やか。
 サラダは大根サラダです。こちらにも松の実があしらわれていて、さっぱり爽やかな中、ナッツの甘みがよく合います。

 スープを啜ると、実に優しい味であっさりしている。麺はプルプルとして口当たりは柔らか。
 具は青梗菜と蒸し豚。それに白髪ネギ、糸唐辛子、松の実がトッピングされています。胡椒がピリッと効いていて、メリハリのある仕上がりになっています。

 点心は小籠包、蒸し餃子、海老蒸し餃子上海焼売からのチョイス。上海焼売は蒸したて熱々で運ばれてきます。ジューシーな仕上りで、お肉の上品な旨味が広がります。

元気茶房

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 地下鉄谷町線の天王寺駅と四天王寺前夕陽ヶ丘駅とのちょうど中間ぐらい、四天王寺の西門から一心寺に向かったところにある台湾料理、台湾茶のカフェです。
 店内は大小のテーブルが並ぶ全20席ほどの小さなお店ながら、茶葉の瓶やモダンアートが飾られて実にいい雰囲気です。

 台湾まぜ麺と水餃子のセット(1,050円)の台湾まぜ麺は、中太のややウエーブのかかった麺が横たわるその上に、お肉を煮込んでほろほろになった餡が盛られ、ネギが散らされています。
 ざっくり混ぜて麺を啜ってみる。肉の深い旨みが濃厚な味噌と合わさって実に美味しい。八角によるエスニックな香味と相俟って複雑な味わいを醸しています。

 水餃子はプルンプルンの仕上がりで、細かく刻まれた餡を薄めの皮で包んだ軽めの風合い。こういった軽い餃子は女性に好まれると思います。

其蘭

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 地下鉄・四天王寺前夕陽ヶ丘駅から東方向、大阪環状線・桃谷駅から西方向。この両駅のちょうど中間あたり、大阪けいさつ病院の真正面にある中国料理店です。
 店内はテーブル席がずらっと並び、右側が厨房、奥に8人程度の個室がある全40席。店頭で点心などのテイクアウトもされてて、この辺りは高級住宅街なので需要は多そうです。

「海鮮炒」はエビ・ホタテ・イカの炒めものです。味付けは抑制気味で、素材の持ち味を活かした仕上がり。飾り包丁も見事です。

「蠣油牛肉」。牛肉のオイスターソースで煮たものだが、牛肉は柔らかく、オイスターソースの中に生姜がほんのり利いていて、それがアクセントになっています。

「乾焼大正蝦」はいわゆるエビチリですね。本格中華のエビチリはエビの身が大きくて食感もプリプリ。かなりスパイシーで大人向けの風合いです。攻めてくるなぁ…

「海鮮泡飯」は海鮮雑炊といったところだが、スープに海鮮の旨みが凝縮されていて堪らん美味さ。調理師の技が冴えています。

今も昔も国際交流の玄関口

四天王寺周辺にも、外国人観光客が多くなってきました。中国人観光客の舌をも唸らしている中国料理を味わいに、四天王寺界隈を訪ねてみませんか?

※本記事は、2018/09/26に作成されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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