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食べログ イタリアン TOKYO 百名店 2023 選出店
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店名 |
プリズマ(PRISMA)
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受賞・選出歴 |
2022年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2022 Bronze 受賞店
2021年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2021 Bronze 受賞店
2020年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2020 Bronze 受賞店
2019年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2019 Bronze 受賞店
2018年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2018 Bronze 受賞店
2017年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2017 Bronze 受賞店
イタリアン 百名店 2023 選出店
食べログ イタリアン TOKYO 百名店 2023 選出店
イタリアン 百名店 2021 選出店
食べログ イタリアン TOKYO 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | イタリアン |
予約・ お問い合わせ |
03-3406-3050 |
予約可否 |
予約可 2ヶ月先までの予約受付 |
住所 | |
交通手段 |
東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線【表参道駅】徒歩8分 表参道駅から543m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥30,000~¥39,999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、VISA、Diners) 電子マネー不可 |
サービス料・ チャージ |
サービス料10% |
席数 |
10席 (テーブル10席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い |
ドリンク | ワインあり、ワインにこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
備考 | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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色味を減らし、食材の数も限定的。要素をぎりぎりまでそぎ落とした結果、1ミリもゆるがせにできないものだけが皿の上にある、その凄みに圧倒された。日本で唯一のミシュラン2つ星のイタリアン。
そもそもこれはイタリア料理なのだろうか?
アミューズ3種。
食べたあとの皿をしばらく無意味に見つめてしまった。
「ホワイトアスパラとカプリッチョチーズのビアンコマンジャーレ」のアスパラのみっしり感。次の鶏の白レバーに白トリフも、その次のヤリイカのグリリアも。
どれも五百円硬貨ほどの小さなたたずまいに、膨大な味覚が詰まっていた。
「出水産真アジのアフミカート、サフランライスのインサラータ」
燻製香のアジの下に、数種類のオリーブや、刻んだ野菜を入れたサフランライス。
味付けも香りもぎりぎりの少なさで、そこにサフランと数種のオリーブのわずかな風味が残る。
料理のなかの小さいいくつもの声を、慎重に聞き取る注意力が要る。
プリズマの料理は洗練の美だ。
洗練といっても華やかさは少なく、祝祭のハレ感も薄いが、それは地味であることを意味しない。
見える食材の種類を敢えて絞っているように見える。そのスタンスでゲストに感動を残すことがどれだけ難しいか、その困難さに挑むシェフ齋藤智史さんの気概を感じる。
ドルチェを選ぶ。
この季節だからか、7~8種類のうち半分が白トリュフとの組合せだ。
選んだのは「紅玉りんごのスフォーリアティーナと白トリフ」。
極度に薄い紅玉を幾重にも重ねた熱いタルトの上から白トリュフを載せる。爽やかな紅玉りんごの酸味を妖艶に変えてしまう白トリュフの香りは忘れがたい。
シェフ斎藤智史さんはイタリア修業帰国後、フランス料理店でしばらく勤務されていた。
モナリザ河野透さんのもとでフランス料理を学ばれた理由は、イタリアと異なるフランス料理の肉の火入れを体得したかったからとのこと。肉の焼き方や目指す方向は、イタリアンとフレンチでは確かに違う。瞬間のライブ感vs厳密性とでもいおうか。
斎藤さんご自身は「(イタリアンの肉焼きは)瞬間芸」と表現されていた。瞬間を愛でるというような意味だろうか。
そう考えると、斎藤さんの料理はそれとは少し異なる気がする。私が冒頭で「そもそもイタリア料理なのか?」と書いたのは、典型的イタリアンから越境している斎藤さんの料理への、私なりのリスペクトでもある。
(余談)
斎藤さんが修業した伊ミラノ郊外ベルガモ「ダ・ヴィットリオ」をかつて訪れたことがある。斎藤さんが修業した時期とあまり違わない頃だ。「ダ・ヴィットリオ」は現在地に移転前でまだ2つ星、駅前のリストランテだった。
そのときのエピソードを話すと、それまで厳しい表情だった斎藤さんが、ふっと相好を崩された。
15年前の経験が、意外なところで役立った。
Twitterでもご紹介しています
https://twitter.com/caille2006/status/1349555639912001542?s=20