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【去年より少し味付けをあっさりさせた?】
アミューズは夏のキノコ、上に乗るは玉子茸
キノコ
信州産鮎のパテ、胡瓜のソースと泡には山椒の香りを乗せている
鰻と焼き茄子の玉子寄せ、ポルト酒のソース
鰻と焼き茄子の玉子寄せ、ポルト酒のソース
豚足と根曲竹、デュカの風味のゼリー、ソースはハーブのアイオリ
豚足と根曲竹、デュカの風味のゼリー、ソースはハーブのアイオリ
県産牛ホホ肉の赤ワイン煮込み
県産牛ホホ肉の赤ワイン煮込み
白身魚のポアレ、ソース・オー・ショロン。魚はキジハタ。
ストウブご飯
ストウブご飯は夏キノコと挽肉の軽いクリーム仕立て
信州産杏のコンポートと杏仁霜のパンナコッタ、カカオのグラニテ・ミルクジェラート
ミニャルディーズ
全粒粉と米粉のパン
メニュー
入口
【軽井沢でお気に入りの店に出会った】
軽井沢で美味しいと噂のお店数軒探訪…。
今年20周年だと言うフレンチレストラン「メリ・メロ」を訪問。
この塩沢交差点近くに移転してきたのは2017年のこと。2回目の移転だそう。
長野県産食材を多く使用し、信州の旬を味わえる。
ランチ・ディナーともに、コース料理。この日も単品でも食べられるとランチにフリー客が入ってきたが、帰って行く姿があった。
外のテラス席はペットとの食事も出来る。
この日はランチ「ムニュ デギスタシオン(税サ込8400円)」をあらかじめ予約。
コロナの影響もあって席数を減らしていて、ゆったり空間で食事をいただく。
飲み物は「ペリエ」で進行。
まずはアミューズ
「高糖度トマトと自家製カラスミ」…甘いトマトと塩分控えめのカラスミのミルフィーユ。味のコントラストが良かった。
続いて前菜。
同時に「米粉と全粒子の自家製パン」も提供される。
「信州産鮎のパテ ガスパチョソースと花山椒の泡」…
鮎の苦味が美味しいパテを中心に花山椒の泡を混ぜながらガスパチョをいただく。相当レベルが高いことがこの一皿で分かる。
上に刺さっているのは三角形の薄い生地のパートブリック。それもソースにつけていただく。マイクロ胡瓜、胡瓜、花山椒の花が添えられ食感、彩りに華やかさを増す。余ったソースは自家製パンで皿をすくうようにしていただく。
「帆立のキッシュ 海老風味のすり流し」…
白い花はにんじんの花。海老の風味が香ばしい。ホタテの旨味もキッチリ感じるこれまた満足の一品。
続いてスープ「軽井沢産のとうもろこしの冷製スープ」…単なる甘いコーンスープではなく、コンソメゼリーと焦がしバター風味のポップコーンが入ることで、味に深みと変化をもたらしてくれる。
「イサキのポワレ デュグレレソース」…
デュグレレソースはマッシュルーム、エシャロット、香草を白ワインで煮込んだとフランス料理の伝統的なソース。ふくよかに調理されたサッパリ系の白身のイサキとこのソースがよく合う感じがした。まろやかな中にコクがあるソース。
メインの肉は鶏を選択。
相方は+1500して「信州プレミアム牛(みねむら牛)ざぶとんのグリル、フォンドヴォーのソース」を選択。…これもシェアしてもらって食べたが、肉の柔らかさとジューシーな感じがよく伝わってくる。
僕の方のメインディッシュは
「鶏肉のガランディーヌ真田丸のレバーと砂肝入り」…添えられた野菜はスナップエンドウ、白い、オクラ、ズッキーニ、ブロッコリー。鶏肉の中にレバー、砂肝の詰め物。味は濃厚美味。 手間のかかっている料理であることが鶏肉をカットした瞬間にわかるほど、時間をかけた料理。「galant=洗練された」という言葉から命名されたメニューであることもよく分かる。
ソースは信州プレミアム牛に使われているのと同様フォンドヴォーソース。
と同時にこの店の名物である洋風の「ストウブご飯」が提供される。(sincereのイワシとフォアグラを思い浮かべてしまった)
…今月は「たまご茸とベーコンの炊き込みご飯」…古代米を使っていてよくかき混ぜていただく。印象に残るスペシャリテ。
最後はデセール…
「パンナコッタ、桃のゼリー、コンポート、ヨーグルトアイス、マスカット、ブルーベリー、桃」の乗っかるデザート。もちろん美味しいが、これは盛り過ぎ複雑すぎるのでパンナコッタ+桃だけのシンプルデザートでも良かったかも。ワガママ言って、すいません。
「ミニャルディーズ」…
コーヒーのキャラメル、マドレーヌ、マカロンの3種。串に刺さったキャラメルは溶けやすいので早めに食べること。
マカロン、マドレーヌはコーヒーと一緒にいただくとベスト。
軽井沢ではフレンチ、イタリアンは激戦区だが、この店は頭ひとつふたつ抜けている気がする高いレベル。
あまり広めたくないけど、味はもちろん、店の雰囲気、マダムの対応、シェフも最後には挨拶に出てきてくださるホスピタリティ、…軽井沢でのお気に入りになった
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川井 潤
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川井 潤さんの他のお店の口コミ
| 店名 |
メリ・メロ(Meli-Melo)
|
|---|---|
| ジャンル | フレンチ、イタリアン、ステーキ |
|
予約・ お問い合わせ |
0267-41-0345 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
しなの鉄道 軽井沢 よりタクシー10分 中軽井沢駅から1,701m |
| 営業時間 |
|
| 予算 |
¥6,000~¥7,999 ¥4,000~¥4,999 |
| 予算(口コミ集計) |
¥8,000~¥9,999
¥5,000~¥5,999
|
| 支払い方法 |
カード可 電子マネー不可 |
| 席数 |
16席 |
|---|---|
| 最大予約可能人数 |
着席時 16人、立食時 20人 |
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
可 |
| 禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
| 駐車場 |
有 |
| 空間・設備 | カウンター席あり |
| ドリンク | ワインあり、ワインにこだわる |
|---|
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
| お子様連れ |
中学生以上で大人と同量の食事ができる場合のみ可 |
| 公式アカウント | |
| オープン日 |
2017年8月3日 |
| 初投稿者 |
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去年のランチにお邪魔してすっかりお気に入りになったお店。
今回は夜に友人と4人で来てみた。
コースは税込7600円一本。メインだけをいくつかの料理の中から選択する方式。
(追加料金プラスのメニューもある)
車で来たのでノンアルコールビールでスタート。
【アミューズ】
ポルチーニのようなキノコにチーズ、スライスした玉子茸を乗せている。…先週シェフ自らが採って来た夏のキノコ。軽井沢、旬を感じるスターター。
【冷製のオードブル】「信州産鮎のパテ、胡瓜のソースと泡には山椒の香りを乗せている」…去年の夏も出してくれた鮎のパテ。今年はボリュームたっぷり。まったりした食感と少しの苦味が美味い。パテの上には花山椒が乗りアクセントになっている。
[米粉と全粒粉の自家製パン]
これは前回と同じ。オリーブオイルを付けていただく。このパンは買って帰りたいと思うパン。
【温製のオードブル】
「鰻と焼き茄子の玉子寄せ、ポルト酒のソース」
…サマートリュフがとっても良い匂い。上にはアマランサスというキヌアよりもミネラルが多いと言われるスーパーフードが乗る。
なんだか元気になるひと皿。
【スープ】
「豚足と根曲竹、デュカの風味のゼリー、ソースはハーブのアイオリ」…豚足でコラーゲンたっぷり。これがスープ?と言うゼリー状のちょっとビックリする料理。味は普通に美味しい。ソースと混ぜながら食べる。
【メイン料理】は次の5種からひとつ選ぶ方式。
①「白身魚のポアレ、ソース・オー・ショロン」
…本日の魚は漁獲量の少ない高級魚「キジハタ」だそう。…2人が選択。
②「発酵させた信州吟醸豚のロースト、モーリョ風ソース…発酵豚なので独特の発酵臭あり…ひとりが選択。
③「高山村で獲れた夏鹿のロース肉グリル、サルナシのソース」 +600円
④「信州プレミアム牛 ミスジのグリル、香茸風味のソース」 +1800円
⑤県産牛ホホ肉の赤ワイン煮込み +800円…これを僕が選択。肉はホロリと崩れる柔らかさ。ソースが予想よりもあっさりとした味で赤ワイン煮込みにしては若干淡白な印象。
〆にはこの店の名物、ストウブ料理で。
【ストウブご飯】
「夏キノコと挽肉の軽いクリーム仕立て」…熱々ストウブに古代米の黒米、その上にキノコと挽肉をクリーム煮にして美味しく味付けしてあり、これらをかき混ぜて食べる。…ストウブご飯はこの店のシグニチャー料理でもあり、さすがに美味い。
【デザート】
「信州産杏のコンポートと杏仁霜のパンナコッタ、カカオのグラニテ・ミルクジェラート」…甘さ控えめ、さっぱりと美味しい。
【小菓子=ミニャルディーズ】
何かの果実のセミドライを入れたクッキーとミントのキャラメル、レモンのマカロンが小菓子として提供される。
お腹もいっぱいだったので、クッキーだけいただいた。ちゃんと美味。
【飲み物】
「コーヒー」…ミニャルディーズと一緒に飲むとお互いがより美味しくなるのが分かっていても…お腹いっぱいでクッキーとしか今回は合わせられなかった。で、ちゃんと美味しい。
約2時間の会食。楽しく会話も出来たし、料理も良いペースで提供された。
1度目の訪問の時、篠原シェフの料理に相当感動した記憶がある。前回食べた焦がしバターを使ったポップコーンの入ったとうもろこしのスープ。あの甘さと美味さの印象が強かったのか…。未だに余韻が残っているくらい。
生意気な言い方だが、今回は味の決まり、メリハリがやや弱かったような気がした。夏だから、サッパリ目?でも去年来たのも夏だったからなぁ〜。
コース料金が前回のランチは今回のディナーよりも若干高いスペシャルメニューと言うのも影響してるのかな。
もちろん全体的にはレベルは高いので問題ないが、去年のスペシャルメニューがまた食べたいなぁ〜。
ところで店とは別に篠原シェフは秋(9月?)くらいを目処に八ヶ岳の麓から流れ出る清流の中で、ノンケミカルな餌で育てられた「信州サーモンの燻製」の販売もするんだそう。これを試食させてもらったが、これがなかなか美味い。ハーブ(ローリエ、タイム、ローズマリー)が効いていて奥深い味。各地の店頭に並ぶ可能性もあるので、期待しちゃう。酒のツマミとかに合う一品。
この日、隣の席は2回転目のお客さんも夜の20時に入って来た。夏の軽井沢はこれからが忙しくなる。
シェフ、頑張って下さい。