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050-5592-7315
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ウィーンの森の物語さんの他のお店の口コミ
店名 |
中国懐石料理 一元
|
---|---|
ジャンル | 中華料理、担々麺 |
予約・ お問い合わせ |
050-5592-7315 |
予約可否 |
完全予約制 |
住所 | |
交通手段 |
JR仙山線東照宮駅より徒歩2分 東照宮駅から72m |
営業時間 |
|
予算 |
¥5,000~¥5,999 ¥4,000~¥4,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
20席 |
---|---|
最大予約可能人数 |
着席時 20人 |
個室 |
有 2名~20名様でご利用でき、 ご利用人数関係なく、20畳の客室を一室貸切です。 接待や会議、お子様連れの方もご安心してお食事をおたのしみください。 ※個室ではなく、客室一室の貸切となります。 |
貸切 |
可 (20人以下可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 4台まで専用P、近隣に提携コインP有 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、席が広い、電源あり、車椅子で入店可 |
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる、健康・美容メニューあり、アレルギー表示あり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
サービス | 2時間半以上の宴会可、お祝い・サプライズ可、ドリンク持込可、テイクアウト |
お子様連れ |
子供可(乳児可、未就学児可、小学生可)、お子様メニューあり、ベビーカー入店可 お子様歓迎です! |
公式アカウント | |
オープン日 |
1996年 |
電話番号 |
022-234-1544 |
初投稿者 |
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「日本人にとって最も身近な海外の料理は?」との問いに対し、
「中華(国)料理」と回答する人は、少なくないと思います。
現在では街中の至る所で中華料理の看板を目にしますが、
明治期には海外の要人を相手とする一部の層にしか浸透しておらず、
日清・日露戦争の勝利で大陸での経験者が増えたことで、
次第に国内に浸透していったとも言われています。
戦後の日本における中国料理発展の歴史を語る上で、
絶対に外せない人物と言えば、湯島聖堂内の「中国料理研究部」に在籍していた
現 竹爐山房のオーナーシェフである山本豊氏と四川料理の父とも称される陳建民氏の二人でしょう。
御両名の料理のスタイルは極めて対照的とも言えますが、
高度な技術と知識を兼ね備えた多くの優秀な料理人を育て上げたということについては、異論はないと思います。
こちらの御主人の高成田哲二氏は、
陳建民氏がオーナーシェフを勤める田村町時代の四川飯店で3年腕を振るい、
恵比寿の中華料理学院では最年少で講師として抜擢され、
四川料理の巨匠、黄昌泉氏の元でも修業を積まれた筋金入りの料理人です。
恐らく、黄昌泉氏の愛弟子で現役の方は全国でも数名しか残っていないのではないでしょうか。
店は仙台市内の住宅街の一角にあるのですが、
目立つ看板も泣く、腕に余程自信がなければ、まず、店を開こうとは思えない立地にあります。
料理は完全お任せ制で、今回は一万円で料理を作って戴きました。
<以下、内容>
■砂肝と気仙沼秋刀魚、朝鮮人参と生姜とネギ、
■鮑の肝と帆立のXO醤炒め
■アナツバメの巣と蟹肉のスープ
■車海老のチリソース
■三陸の海鞘(ほや)と松島の穴子
■担々麺
■抹茶のアイスと朝鮮人参を漬け込んだ蜂蜜を使った中華風カスタード
料理は三陸の幸を使った、油や塩を抑え、素材の味を大切にした舌にも身体にも優しい料理です。
燕の巣と蟹肉のスープは、これまでスープやデザートで申し分程度しか口にしたことがない燕の巣が
尋常ではない量が入っていたので驚きました。
聞けば、ボルネオ島から帰国した客が持って来たので奮発して入れたとのことですが、スープ自体も味わい深く大満足!
本来はフカヒレ料理であったのですが、仕入れ先が中華高橋であることを聞いて、変えてもらって正解でした。w
海鞘と穴子の炒め物も面白い一皿でした。
海鞘という貝は好き嫌いがハッキリと分かれますが、私は好きな食材です。
というのは、五味を兼ね備えた珍しい食材の一つであり、
生でも茹でても、焼いても、揚げても、それぞれ違った魅力が感じられるからです。
担々麺は辣油や花椒ではなく、胡麻や挽き肉の旨味を活かしたお腹に優しいお味。
料理は全体的にクラシカルな味付けながら、しみじみとした美味しさがあります。
食事の後、御主人にお話を伺ったのですが、
本来は、四川の料理人であるのに辛味をきかせた料理が少ないのは、
四川料理:川菜は客単価を稼げる料理ではないので、
現在の素材を活かした懐石スタイルの料理にしたとのこと。
また、調味料は全て手作りで、湯は毛湯のみで仕上げているとのこと。
本当は、もっと多くの湯を用いたいが、夫婦二人だけで経営しており、物理的に限度がある為、
調味センスと、火入れの技術で、その分、味をカバーするようにしているとのことでした。
なお、田村町時代の話を伺うと、働いていた当時は本当に多忙で、
麻婆豆腐に花椒はおろか、調味は豆板醤のみで行っていたとのこと。
ここには書けないショーワ時代の中華(国)料理の歴史を他にも色々と知ることが出来、貴重な体験となりました。