【あべの・天王寺】欧風のカレーライスが味わえるお店【まったりスパイシー】
カレーソースをライスとともにいただくカレーライスは、明治の世から、もうすぐ終わろうとする平成の世まで、日本人の食卓に欠かせない根強い人気メニューです。 あべの・天王寺の駅近で、手軽に美味しいカレーライスを味わうことのできるお店11店舗を厳選し、ここにご紹介します。
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このまとめ記事は食べログレビュアーによる716件の口コミを参考にまとめました。
インド発祥ながら、イギリス経由で日本に伝わったカレーは、インドカレーとは異なった欧風カレーとして日本で独自に進化を遂げてきました。
今では本場のインドカリーも身近な存在になったが、それでも欧風カレーをライスとともにいただくカレーライスは、明治の世から、もうすぐ終わろうとする平成の世まで、日本人の食卓に欠かせない根強い人気メニューです。
スパイスの利いた大人のカレーから、マイルドな味わいのカレーまで、あべの・天王寺付近でカレーライスを楽しんでみませんか。
ビーフカレー(中・650円)は、三日月のような変形のお皿にライスが平らに盛られ、カレーが全体に天掛けされています。
一匙口に運ぶと…最初に甘さが、その後からカレーの刺激がやってきます。甘くて辛い、大阪で好まれるタイプのカレーですね。
形のしっかり残ったビーフも旨みがあって柔らかい。このカレー、その質感というか、バランス感というか、実に高度なチューニングです。
別皿のピクルスはキャベツ。酸味と甘みを控えたあっさりしたタイプで、少しばかりパイナップルが添えられているのもありがたいですね。
22人
288人
06-6719-3346
出典: kurodaさん
地下鉄御堂筋線・昭和町駅からすぐ近く。昭和町の交差点から松虫通りを東に少し進んだところにあるイギリス料理のお店です。
白を基調にした店内は、テーブル席と壁に面したカウンターがあるのみの10数席。加えて2階にも席があるそうです。ところどころ抑制的にイギリス風の装飾がされています。
ビーフカレー(972円)は、楕円形のお皿にカレーが横掛けされ、大ぶりのラッキョウが添えられています。カレーにはビーフが見え隠れしています。
「100時間煮込んだ!」というカレー、野菜類は姿を失い、おそらくバラ肉らしきビーフが口の中でほろほろ解ける…肉の質感は充分です。辛さは抑制的ながら、スパイスの香味は充分です。
カレー、ライスともに量的にも充分で、結構お腹いっぱいになるとともに、額から汗が滲んできた。スパイスが効いているんでしょう。
イギリス料理は食材や調理法が貧弱なことから、イギリスで旨いものを食べたいならインド料理店か中国料理店へ行け!っと言われたりするほどイギリス料理の評価は低いが、やはり伝統のビーフカレーは間違いないですね。
5人
178人
06-6622-0023
出典: kurodaさん
「あべのハルカス」の南隣、岸本ビ ルの1階にあるとんかつの「KYK」とカレーの「サンマルコ」とをコラボさせた、トンカツとカレーをツートップに据えたお店です。
左側に大きなU字型のカウンター席、右側と入り口横にテーブル席・ボックス席が並ぶ、全44席の明るく広い造りとなっています。
季節野菜カレー(820円)は、春夏秋冬、それぞれの季節の旬の野菜を盛り込んだ人気商品です。春野菜のカレーでは、菜の花・グリーンアスパラ・ロマネスコ・たけのこ・ヤングコーン・パプリカ・人参・桜かいわれがあしらわれています。これが実に色鮮やか。
カレーソースはまさしく欧風カレーの風合いで、スパイシーながら辛すぎない。そして、酸味と甘みも押さえ目ながらしっかりコクを出している、サンマルコらしい安定した味わい。老若男女、誰からにも好かれる理由が判ります。
ここは薬味も特徴的で、名物のキャベツのピクルスに加え、ナッツ、レーズン、パイナップル、胡瓜の漬物が専用の容器に入ってやってきます。
さらにお替り可能のサラダもあり、カレーの口をリセットできるのもいいですね。
141人
3476人
06-6621-6639
出典: kurodaさん
あべのベルタ西館1Fにある老舗のお米屋さんに併設する形でランチやカレーを提供するカフェです。
カフェは精米機の置いてあるお米屋さんと同じ入口となっており、カウンター席とテーブル席合わせて20席程度かな。
カレー(550円)は平皿に盛られたライスに、さらっとしたカレーソースが横掛けされています。
形の残る具はお肉のみ。野菜類は形を無くすほど煮込まれているようです。
スパイスの香味や辛さはマイルドで、お肉の旨みを立たせている…これは実にやさしい風合いです。甘口カレーの見本とも言える味わい。
特筆すべきはライスです。その日に精米したばかりのお米を使っているとのことで、つやつやでふっくら。お米の一粒一粒がしっかりと主張してきます。
日本のカレーはお米が重要な役割を果たすが、ここではむしろライスが主役と言えます。
72人
7136人
06-6641-4321
出典: kurodaさん
寺田町の駅から北西方面、興国高校の近くにあるとんかつとカレーのお店です。
喫茶店のような店内にカウンターが10席程度、奥に大テーブルがあって8人ほどが掛けられるようになっています。女性2人で営業されているようで、まったりとした雰囲気です。
カレー(サラダ付き550円)カレーはややシャブバ目のソースが横がけされています。
ひと匙すくってみると…店の雰囲気とは対照的にスパイシーです。辛さは控え目だがシャープな香味が小気味いい。
とんかつも専門のこのお店、当然のようにカツカレーも供されています。とんかつカレー(1,000円)は、このシャープなカレーに、しっかりした味わいの分厚いとんかつが載っています。
28人
479人
06-6779-8227
出典: kurodaさん
JR大阪環状線・桃谷駅の北口から出て、スーパーのマンダイ方向に少し歩いたところにあるカレーショップです。
店内はカウンター席が7席と4人掛けテーブル席がひとつあるだけの狭小ながら、リノベーションされたばかりなので明るくクリーンです。
「豚骨カレー」(700円)は、瞼の形をした白い深皿の一方にご飯が盛られ、もう一方にカレーが横掛けされています。
カレーは豚骨スープをベースにして玉ねぎなどの野菜と各種スパイスを煮込んでいるとのこと。
豚骨による深みのある旨みとスパイスの香味が合わさって高位な風味に仕上 がっています。適度な辛さなので、老若男女に受け入れられやすいでしょう。
ご飯は短粒種のジャポニカなのに長粒種のような粘りがほとんどない炊きあがり。これは湯取り法で炊いているのかな?カレーに合わせて敢えてこのような炊き方をしているようです。
67人
2679人
06-6773-0033
出典: kurodaさん
近鉄南大阪線・河堀口駅のすぐ近く、JR阪和線・美章園駅からもそう遠くないところ。国道25号線・高松交差点を南に入って、阪和線のガードの手前にある、お好み焼き店を間借りするカレー店です。
店内はU字形のカウンター席からなる全14席、カウンターにはぴかぴかに磨き上げられた鉄板が仕込まれているが、カレーの時間帯では使用しません。
「手づくりハンバーグカレー」(750円)は、丸いお皿にカレーが横掛けされ、カレーソースの中にハンバーグが埋もれています。
先ずはソースだけを口に運ぶと、玉ねぎの甘みと牛脂の甘みが口の中に広がります。辛さは控えめで、スパイスの香味よりも牛肉や野菜のコクを活かした仕上がりです。
ビーフはスジ肉を使っていてプルプルとした口当たりがあり実に柔らかです。ハンバーグは確かに手作りらしい仕上がりでジューシーです。
7人
76人
06-6714-0712
出典: kurodaさん
JR・天王寺駅の直上の複合ビル、天王寺ミオ・プラザ館の4階にある、阿倍野の洋食の老舗、グリルマルヨシの支店です。
店内は敷地面積の狭さをカヴァーする開放的な造りで、カウンター席とテーブル席からなる30席足らず。以前より少しキャパが増しているようです。
ビーフカレーライス(800円税別)では、ソースは最近では見かけることの少なくなった黄色っぽい色合い。細かくカットされた牛肉が散りばめられています。風格とレトロ感が漂っている感じです。
独特なスパイスの風味が効いているが、 辛さはあまり感じません。それより特徴的なのが、実に深い出汁の旨みとコクです。濃厚なフォン・ド・ヴォーが織り成す重層的な味わいなのは、丁寧な仕事をされているからなんでしょうね。
ここのカレーにはスープがついています。このスープ、塩麹のスープだそうで、まったりした風味で結構おいしい。お代わり無料なのがありがたいですね。
257人
8583人
06-6773-2168
出典: kurodaさん
あべの・天王寺のターミナルに直結する大型SCのあべのキューズモール・3階フードコートにあるカレーショップです。
東京発のこのカレー店、神田カレーグランプリで2冠を獲得したとの触れ込みのお店です。
「半日分の野菜がとれるカレー」(770円)は、各種の野菜を載せたライスの平皿と、濃褐色のカレーで満たされたソースポットが並んでいます。カレーにはクリームが回し掛けられていて、ちょっとユーモラスなヴィジュアルです。
カレーソースは、辛味より先にお肉から引き出されたのであろう深いコクが感じられ、そのあとにスパイスの香味が広がってくる。甘み・酸味は弱いが刺激はそこそこ強め。
ビーフや野菜は完全に溶け切っているが、独特の旨みが溢れてきます。適度に寝かす事で、旨味が熟成されているようです。
野菜は茄子、蓮根、パプリカ、南京、さつまいも、オクラです。それぞれ素揚げや下茹でなどの処理がされていて美味しくいただけます。
31人
230人
未開通
出典: kurodaさん
地下鉄谷町線・阿倍野駅の5号出入口から路面電車が行き交う阿倍野筋を南に少し下がり、中華料理店の手前の路地を少し入ったところにあるカレーショップです。
店内はキッチンを囲うカウンターと壁に面したカウンターのみの10席ほど。元々お好み焼き屋さんだったそうで、鉄板のあったスペースをカウンターにしているそうです。
「鶏南蛮カレー」(各700円)は、大きめの平皿にキャベツの千切りとともにライスがこんもり盛られ、カレーが底面に流し込まれています。さらに真っ赤な福神漬が添えられます。
カレーソースをひと匙含んでみると、やや甘めでフルーティーな仕上がりで、スパイス感はあるものの辛さは抑制的。上品な仕上がりです。
数種類の野菜がすべて形を失うほど煮こまれていて、甘みと酸味が程よくバランスされています。かなり煮込まれたであろう実に柔らかいお肉が一切れオマケされていました。
鶏南蛮は別皿に盛られています。鶏南蛮は3切れ。もちろん揚げたてで肉質はジューシーです。
艶やかな餡は甘みと酸味は控えめで、カレーソースに浸すと重層的な味わいになります。
8人
156人
不明の為情報お待ちしております
出典: kurodaさん
JR大和路線・東部市場前駅から南西方向、JR阪和線・美章園駅から東方向。大阪シティバス・桑津東口BS近くにある紅茶専門店です。
カウンターバックに紅茶の缶が並び、茶器やグリーンが品よく飾られた店内は明るくクリーン。5席のカウンター席と20席ほどのテーブル席がゆったり配置されています。
1日10食限定の「グリル野菜のスパイスカレーセット」(1,800円)はカレー・サラダ・ミニデザート・紅茶がセットになっています。
カレーは雑穀米のブレンドされたライスに素材の姿を失うまで煮こまれたカレーソースが横掛けされ、ライスの上にグリルされた野菜が盛られています。
辛味より先に素材から引き出されたのであろう深いコクが感じられ、そのあとにスパイスの香味が広がってくる。欧風の刺激がマイルドな上品な味わいです。
ティーポットで提供されるホットティー(950円)は、セイロンティーやダージリンなどのブラックティーをはじめ、フレーバーティーなど、なんと50種類以上そろえています。
「アンバーシュアー」は、このお店の名前の由来となったお店を代表する紅茶だそう。やや軽い風味ながら実にいい香りが漂う…なんか優雅な気分になりますね。
39人
2225人
06-4303-5920
出典: tabelog.com
近鉄・大阪阿部野橋駅の直上、各線・天王寺駅に隣接。あべのハルカス近鉄本店のレストラン街・14階にある洋食店です。
店内はカジュアルな意匠で、テーブル席ばかりの全90席。メニューはハンバーグ、ポークカツ、タンシチュー、ステーキ重、カレーなど、割とシンプルな構成です。
「スパイシーブラックカレー」(1,400円)はソースポットで出されるクラシックなスタイル。
レーソースはその名の通り黒色に近い濃褐色で、クリームが回し掛けられています。慎重にカレーをご飯に掛けて口に含むと、名称に反してスパイス感はマイルドだが濃厚なコクを感じます。
極めてオーソドックスなカレーながら、ほんのり苦みを感じるあたり、大人な仕上がりになっています。ビーフも柔らかく煮込まれていて口の中でとろけます。
ライスは艶よくふっくら炊かれています。
39人
534人
050-5595-2611
※本記事は、2025/03/17に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。