【渋谷のカレー】ランチのランキング2017夏

出典: 耶馬英彦さん

【渋谷のカレー】ランチのランキング2017夏

渋谷駅周辺のカレー店のランチを自分で食べ歩いて紹介。自分の目で見て耳で聞いて鼻で嗅いで舌で味わって、そして考えたことだけを書く。ランキングはあくまで私の独断と偏見である。ご賢察いただきたい。30店舗までしか登録できないので、ランチ営業したりしていなかったりする店舗、評価外の店舗は除いた。

キーワード
ランチ
肉料理

更新日:2018/01/28 (2017/08/24作成)

2274view

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

本当に美味しいカレーを求めて

 カレーに限らず、外食は強い味付けになりがちだ。味が薄いとパンチ力に欠け、印象の弱い料理になる。だから凡百の店舗は味の濃い料理を出す。しかしむやみに味の濃い料理は食材の味を損なってしまう。素材の滋味を大切にする和食では、しょっぱくしないために出汁にこだわる。出汁がちゃんととれていれば、薄味でも十分にコクを感じられるからだ。味が濃いのとコクがあるのは全く違う。カレーの場合はそもそもスパイスが味覚を鋭くするから、普通に味をつけたのではしょっぱくなる。カレーの難しさは、パンチ力がありながらしょっぱくならない絶妙な塩加減にある。野菜の甘みやトマト、ワインの酸味、スパイスの辛味や苦みなど、中華料理でいう甜咸酸苦麻辣香(ティエンシェンスワンクーマーラーシャン)のバランスが非常に大事だ。そして料理のコクというのは糖質、脂質、タンパク質のバランスから生まれてくる。味とコクの両方のバランスが取れた本当に美味しいカレーに出逢うことが密かな楽しみである。

第1位 カレーハウス チリチリ

私の点数4.2。
 ミックスマサラにゆで卵のトッピング1,300円。カレーは熱々で湯気が立っている。ご飯は少し固めでモチモチしている。申し分のない炊き加減だ。カレーはトマトの酸味が効いている。スパイスの香りもとても豊か。ルウだけでも食べ続けられるくらいに塩分が抑えているのに、ライスと一緒に食べるのにも最適な味だ。小麦粉系のとろみがないから粉っぽさもない。なにより味のバランスが素晴らしい。カレーの美味さで言えば、この店が渋谷でナンバーワンだ。駅からずいぶん離れているのに行列ができる理由がよくわかる。

第2位 ムルギー

私の点数4.1。
 玉子入りムルギー1050円。保温器からただ盛るのではなく、注文が入ってから小鍋で温めるのだろう、それなりの時間が経ってから提供されるカレーは湯気が立つほど熱々だ。ご飯は固めで若干ふっくら感に欠けるが、モチモチしている。カレーは家庭料理系のカレーと異なり、小麦粉系のルウは使っていない。サラサラ気味で色の黒いカレーである。肉の旨味がよく出ていて、野菜の甘みも感じられる。酸味と苦みもあって、とても美味しいカレーだ。辛さもちょうどよく、人によってはもっと辛くても大丈夫だろう。塩味を控えてあるので飽きずに食べられる。食べ終えるとスパイスの辛さと香りが残り、爽やかな食後感である。ルウにお金も時間もかかっているのが感じられるからコスパは悪くない。サービスは客本位でハキハキと無駄がない。

第3位 カレーやさん LITTLE SHOP

私の点数4.0。
 トッピング全部のせスペシャル800円。皿を動かすとずっしりとした重味がある。フライドピーマンと軽く火が通されたキャベツはルウを少しつけていただくと、野菜の甘みが感じられておいしい。唐揚げはよく揚がっているが固くなく、簡単に噛み切れる。肉に下味がついていて風味もある。カツは揚げたてのようでサクッとしている。こちらも肉に薄い下味があり、丁寧な仕事ぶりに好感が持てる。ルウの塩分も文字通りいい塩梅だ。
 ほんの少し固めに炊かれたご飯は、とろみのあるルウに絡む。いろいろな味があって、結構な大盛なのに飽きずにおいしく食べられる。少し溶けたチーズが糸を引いて味と風味をプラスし、プチトマトの酸味も楽しい。なんだかんだで一口目から食べ終えるまで、ずうっと美味しい。これで800円なら行列ができるのも当然。みんなよくわかっている。渋谷のカレーのコスパナンバーワンはこの店で間違いない。

第4位 ケニック カレー

私の点数3.9。
 ケニックカレー1,000円。味といい、食感といい、これまでに経験した記憶がない。複雑な味はコクと旨味と香りのバランスがとてもよろしい。ところどころガリガリという食感も楽しく、なかなかに飽きさせない。半熟卵との相性も抜群だ。ご飯が柔らかいのが不満だったが、キーマが優しい味なので、柔らかいご飯のほうが合うのかもしれない。
 所謂カレーライスというイメージではないが、ほかのどの店にもないオンリーワンの個性がある。

第5位 上等カレー 渋谷本店

私の点数3.9。
 エビフライカレー980円。注文が入ってから揚げる方式で、ご飯の上に揚げたてのエビフライを乗せたらさっとルウをかけて出来上がりである。如何にも職人という無駄のない手つきで、信頼感が高まる。
 ご飯は固めに炊かれていて、風味もよくモチモチしている。とても美味しいご飯だ。ルウは小麦粉系のとろみがあるが、ブラウンルウを作るときにきちんと炒め切っているのか、他店に多かった粉っぽさはない。野菜の自然な甘味が感じられ、塩加減もちょうどよく舌にくどさが残らない。
 エビフライは素晴らしい。カリッとした衣の中にはホワッと柔らかいエビの身が十分に詰まっていて、スパイスの効いたカレーがかかっていても、十分にエビの香りがする。これで税込980円なら、コスパのよさは渋谷のカレー店の中でもトップクラスだ。

第6位 ネパリコ

私の点数3.9。
 ダルバート1,004円。ダルとは豆のスープで、バートがご飯。真鍮らしきお盆の真ん中に酸味のある赤いペーストが丸く敷かれ、手前に楕円形に盛られたご飯、向こう側にやはり真鍮製らしき小さなボウルに入ったスープが3種類。右側の緑色のがダルで、真ん中が肉のカレー、左側が野菜の煮込みだ。
 ご飯はインディカ米ではなくジャポニカ米。モチモチしていい感じだ。3種を少しずつご飯にかけて混ぜる。何とも言えない複雑な味で、エスニック感が満載である。中央の酸味のペーストを加えると味のバリエーションが増して楽しい。全体に塩分が控えめなので、飽きずに食べ進められる。説明にある通りに途中で卓上のチリソースを入れると、辛さが増して更に美味しい。

第7位 マリーアイランガニー

私の点数3.8。
 3種盛り1,080円。ご飯は固めではなく普通の炊き方で糯米でも混ぜているような粘りがある。食べやすいし、美味しいご飯だ。
 野菜のカレーはターメリック中心。人参とじゃがいもとカボチャの3種入り。塩味は控えめでスパイスの香りが立っている。ひき肉のカレーは独特の風味。チキンのカレーはスパイスよりもハーブが効いている。そしてチキンが美味い。
 香辛料と香草の減塩効果をよく理解して作られており、まったく飽きない。後味も爽やか。

第8位 カレー屋パク森

私の点数3.8。
 パク森カレー880円。店内は掃除が行き届いていてとても気持ちがいい。カウンターのカトラリーもカスターセットも清潔感がある。居心地のいい空間だ。
 パク森カレーは円盤状に盛られたご飯の上に、ドライカレー風のペーストが乗って、さらにカレールウがかけられた一品だ。ドライカレーは薄味だが野菜の甘みがあってとてもいい。ルウは固形物は何も残っていないが、いろいろな食材が混然となって甘みあり、酸味あり、辛味ありだ。塩加減もベストである。味が複雑なので、食べていて全然飽きない。沢山の材料が惜しみなく投入されていると思われるルウを考えれば、コスパはいいほうだと思う。接客もハキハキと元気がよく、食事をして元気がもらえる店である。

第9位 ア・カーム

私の点数3.7。
 グリーンカレー900円。付け合わせの春雨はピリッと辛味が効いていて、食べたら胃が目覚める。キャベツのサラダはナンプラーと柑橘系の酸味が暑さに疲れた頭をシャキッとさせてくれる。 ジャスミンライスはとてもいい香りで食感もよろしい。グリーンカレーはココナッツミルクの配合具合と塩加減がちょうどよく、飽きずに食べられる。ドリンクがついて900円ならコスパもよし。

第10位 シブ マハール

私の点数3.6。
 Aセット800円。ランチタイムはセットが選べてサラダが付いてナンまたはライスが食べ放題。サラダはトマトのドレッシング。バターチキンは少し甘過ぎる感がある。対照的にマトンはかなりスパイシーだ。ナンをそれぞれのカレーに交互に浸けて食べてもいいが、バターチキンに浸けたナンをそのままマトンのカレーに浸けると、甘さと辛さのバランスがちょうどよく、大変に美味しい。
 女性客や1人客には小さなナンを配ってくれるなど、気の使い方がアットホームでこちらも優しい気分になれる。インド人のおじさんは日本人の気持ちがわかる、なかなかのやり手なのだ。

第11位 バー ハセガワ スタイル

私の点数3.5。
 メニューはチキンカリー600円のみ。ルウはシャバいままのインドカレー風だ。メニューに「十数種のスパイス入りスリランカ風スープ」とあるので、スリランカのカレーも多分インドカレーのようにスープ状なのだろう。ご飯はインディカ米ではなくジャポニカ米のようだ。スープに少しとろみがあるので、粘りのあるジャポニカ米が合っている。スープの塩分はちょうどいい塩梅だ。タイ料理みたいにココナッツが効いていることもなく、癖のないカレースープで、飽きずに食べられる。店内はバーだけあって、暗めの照明で落ち着ける。

第12位 CONROW 渋谷道玄坂

私の点数3.4。
 グリーンカレーガイヤーン900円。サラダは軽い味付けで、野菜がシャキシャキしている。ジャスミンライスは香りもよく、炊き方も非常によろしい。ガイヤーンは下味が丁寧でそのままでも十分。酸味と辛味のあるグリーンのソースを付けるとパンチが効いて更に美味しい。ビールが飲みたくなる味だ。
 カレーは塩分過多。そこそこ辛いので減塩効果がそれなりにある筈。なのに通常の味付けをしてしまったから、どうしてもしょっぱく感じてしまう。盛り付けや食器の選び方からはセンスのよさが窺えるので、微妙に残念な食後感であった。

第13位 カリー カイラス

私の点数3.3。
 2度目の利用。カツカレー4個で辛口の大盛り950円。注文が入ってからカツを揚げているのが見える。運ばれてきた皿はずっしりと重い。普通盛りと大盛りとでは2倍近い差があるのではないかと思える。
 カツは一口では食べられない大きさだが、スプーンで簡単に切れる。肉は熱くて柔らかくてカレーによく合う。ご飯は少し固めでモチモチしている。ルウは辛いがしょっぱくないのでパクパク食べられる。元気のよい接客は相変わらずだ。

第14位 インド料理 タンドゥール 西武渋谷店

私の点数3.3。
 セットA1,480円。セットはサラダとカレー2種と食べ放題のナンとドリンク。ナンは当然ながら焼きたてで熱々。焼き加減がとてもよろしい。タンドリーに当たっている部分が焦げがちだが、こちらのはうっすらと色がついている程度で職人の腕の確かさが感じられる。
 カレーは濃くも薄くもない、ちょうどいい塩加減。チキンカレーはいかにもインドカレーという味と香りだが、やや肉が固い。マトンマサラはマトンの臭みもなく柔らかい。スパイスがやや強めのいい仕上がりである。
 満足感はあるが、他のインドカレー屋と比較しても5割増しくらいの価格なので、西武百貨店で買い物をして、雨や雪で外に出たくないときに利用するかなという感じである。

第15位 マサカレー

私の点数3.2。
 マサカレー大盛り800円。盛付けはとてもきれいだ。ご飯は固めでモチモチしており、カレーによく合う。ゴーヤのほろ苦さは食欲を増進させる。カレーは小麦粉系のルウでとろみをつけた家庭料理風だ。最初の一口は粉っぽさを感じるものの、肉の旨みがよく出ており、スパイスも効いていて味は悪くはない。ただ、少ししょっぱい。
 結構こだわって作っている雰囲気があり、マサカレーの味は日々進化していく可能性があるので、しばらくしたらまた訪問してみようと思う。

第16位 シャンティ 渋谷店

私の点数3.2。
 チキンと野菜のスープカリー1,177円。ご飯は固めで白くモチモチしている。カレー屋の8割は固めのご飯を提供している。この店はスープカレーなので特にご飯を固めにしておいたほうがスープに合うだろう。柔らかいご飯だと雑炊になってしまう。チキンはとても柔らかくて美味しい。高く評価できる。揚げたナスはもちろんカレーに合う。具材については言うことなし。
 ただ、スープがしょっぱい。甘味や酸味もないから、簡単に言うとコクがない。スパイスはそれなりに使っているから、減塩効果を考慮して、塩分をもう少し控えてほしかった。飾りで振ってあるゴマも不要。

第17位 フラヌール

私の点数3.1。
 ステーキカレー1,150円。カレーは所謂小麦粉系のルウがとろみを出している家庭料理風で、やや粉っぽさがある。ステーキは正確に焼かれていて、中は綺麗なロゼ色をしている。極く薄味のソースがかかっている感じだが、やや油っぽい。ブラックペッパーが欲しくなる。カレールウと一緒に食べてみると、ステーキの味が薄すぎて、なんのことだかわからなくなる。やむを得ず油っぽさを我慢しながらステーキはステーキで食べて、カレーライスはカレーライスで食べたが、全体としてぼんやりとした味の印象になってしまった。美味しいのは美味しいのだが、もう少しステーキの味に感動したかったのが本音だ。期待したほどではなく、なんか残念。

第18位 肉山

私の点数3.0。
 ビーフカツカレー1,404円。保温ジャーのカレーはスパイスの香りが立っていない。勿論熱々でもない。ご飯は固めではなく、普通の炊き方だ。モチモチはしていない。カレーはしょっぱくなく、まずまずのレベル。沢山の具が煮込まれて複雑な味になっている。スパイスやハーブの香ばしさがないのが残念。
 カツは今年食べた中でも一番美味しいレベルの牛カツ。揚げ油も香りよく、カレーで食べるのが勿体ないくらいだ。しかしやっぱり値段が高い。大盛りの割に量も多くなくて、あっという間に食べ終わる。空になった器をしげしげと眺め、これで1,404円かと思うと、なんだか、じっと手を見る石川啄木の気分になってしまうのであった。

第19位 J.S. CURRY 渋谷文化村通り店

私の点数3.0。
 J.S.カレー920円。ルウはトマトの酸味が効いていてまあまあ。しかしそれほどの驚きや感動はない。具は一口大の鶏肉が3個と半熟卵、それに小さめにカットされた野菜が冷たいままいくつか入っている。あとはカツオの荒削りみたいな野菜のチップが上にかかっているが、特に風味もないし食感が悪いのでこれはないほうがいい。
 メニューに税込金額がなかったので、会計で993円と言われてちょっと驚いた。

第20位 サムラート カレープラザ

私の点数3.0。
 ランチ850円。システムが分かりにくい。券売機でランチという食券を買うと、それを横で待ち構えている店員に渡す。ナンかライスかを聞かれ即答しなければならず、畳み掛けるように今度はカレーは何?と聞かれる。答えると、奥に向かって何やら叫んだら、2階にどうぞという。1階はノーゲストなのに2階に上がれと言うのは、どう考えても自分たちのオペレーションを優先しているとしか思えない。
 ナンは焼きたてで熱々だ。千切ってカレーを付けて食べるとなかなか美味しい。ナン自体にも薄い塩味がついている気もする。カレーだけを食べてみると割としょっぱい。ターメリックが多く黄色いルウは、辛味はあるがスパイスの芳しさはない。ナンが美味しいので食は進む。食後のラッシーはかなり甘く、インドらしさを感じさせる。

第21位 スープカレー食堂 ROCKETS 道玄坂店

私の点数2.9。
 チキンと旬野菜20品目のスープカレー1,350円。付け合わせのもやしは意外に美味い。蓮根、茄子、アスパラ、じゃがいも、玉葱など、大抵の野菜はカレーに合う。チキンがかなり美味しい。鶏の香ばしさがあり、パリパリというクリスピー感もある。スープカレーだが、少しとろみがあって食べやすい。塩分は最初はやや薄めに感じるが、全部食べ終わると丁度いい塩加減であったことがわかる。
 ただ野菜が20種類入っていたから嬉しいかというと、それほどでもない。外税というのもランチタイムとしてはあまり嬉しくない。それにスタッフや他の客が横を通ると床板が沈み、テーブルが揺れるのが減点材料。

第22位 せんきち 渋谷道玄坂店

私の点数2.8。
 千吉カレーうどん竹輪と味付け玉子トッピング720円。オーダーが入ってから竹輪を揚げるのか、それなりの時間が経過してからの提供。
 味付け玉子はきれいな半熟でいい出来栄えだ。竹輪はさすがに熱々。しかし見た目は一本を揚げているように見えるが、実は縦に半分に切ってある。そのせいか竹輪の食感と味が弱くなっている。メニューの写真から一本が丸ごと上がっているのだろうという期待感があるので、ちょっとした落胆がある。
 スープはターメリックを中心としたスパイスに、牛乳と出汁を加えた感じ。独特なカレースープで、塩分もちょうどよく、なかなか美味しい。ご飯100円を追加してスープを無駄なくいただいた。

第23位 かつや 渋谷道玄坂店

私の点数2.7。
 カツカレー竹820円。ご飯は少し柔らか目。カレー用ではなく定食用に炊かれているせいだろう。やや辛めのカレーに負けている。カレーにはもう少し固めのご飯がいい。
 カレーは兎に角、味が濃い。この店も、味にパンチがなくなることを恐れて濃い味の商品を出してしまう凡百の店舗のひとつだ。チェーン店は構造的にメニューを決めるときに何度も味見をするので、どうしても味が濃くなってしまう。一発で味を決められる職人がいない証拠だ。
 カツは熱々とまではいかないものの、それなりの温かさで提供されている。筋切りもしっかりされているようで、簡単に噛み切れる。しかしカツの味自体が弱い。下味が不十分な上に、濃すぎるルウにさらされて、カツ本来の味が飛んでしまっている。

第24位 スパイスガーデン 渋谷店

私の点数2.5。
 チキンカレーセット720円。セットといいつつも、カレーとライスのみ。ライスは黄色いが、サフランではなくターメリックライスだ。やや固めに炊かれてカレーには合う。
 チキンはよく煮込まれて美味しい。問題はカレー。しょっぱいのだ。味も単調ですぐに飽きる。ひたすらカレーとライスを交互に食べる作業みたいな食事になってしまった。

第25位 シェフズキッチンカレー厨房 渋谷店

私の点数2.2。
 黒豚ロースカツカレー860円。カツは肉の厚さが薄いけれども、まあまあ。ルウにはあまりコクがない。材料を惜しみなく使っているという訳ではなさそうだ。ルウの量も少なすぎる。ライスは渋谷のカレーでは最低。炊き方云々ではなく、米自体の質が悪い。卓上の紙ナプキンは六つ折を使う店がほとんどだが、この店は四つ折りだ。当然1枚当たりの単価は安い。総じて一皿に対する投資金額を極力抑えようと努力しているのがあからさまに感じられる。

第26位 スパイスマジック 渋谷店

私の点数2.0。
 キーマカリー720円。驚いたのはライスの固さだ。とにかく固いというか、表面が乾いて、もう少しでカピカピと表現したくなるくらいの状態である。商品として出せるかどうかぎりぎりのレベルだ。そしてカレールウはコクがなくて味が濃い。つまりしょっぱいのだ。しょっぱいカレーはとにかく悲しくなる。

第27位 日乃屋カレー 東急本店前店

私の点数1.8。
 メンチカレー840円。ルウはかなり甘い。野菜だけの甘さではない気がする。上白糖?? まあ辛さもあって所謂家庭料理のルウの味だ。問題はメンチカツ。食べると肉の部分の薄さに驚く。上下の衣の厚さを足すと肉の厚さよりも厚くなる。そして凄く油っぽい。臭いもややきつい。肉が傷んでいる訳ではなく、揚げ油の酸価値が高かったのかもしれない。何とか食べ終えたものの、その後夕方までずっと水を飲み続けることになった。揚げ物に誘惑されることなく、店名と同じ日乃屋カレーを選んでいればよかった。

第28位 いんでぃら 道玄坂店

私の点数1.5。
 カシミールチキンの大盛り810円。ご飯は固め。モチモチとしてカレーに合う。ルウはスパイスが効いていて結構美味しい。チキンもよく煮込まれて柔らかい。
 しかし食べている最中に「キャベツと玉ねぎも切っておこうか」と客席に出てきた厨房のおじさんから店長に向かって大きな声。そういう会話をこんなに大声でいうところが、この店のすべてを表している。掃除の行き届いていていない外観、乱雑なカトラリー、汚れたカスターセット、カウンターに積まれた少年マガジン。
 この店は客に喜んでほしいと思っているのか? 席を立って財布を確認。生憎10円玉がない。「ごちそうさまでした」と千円札を出すと「10円ないの?」と言われた。

第29位 ゴーゴーカレー 渋谷宇田川町店

私の点数1.4。
 エビフライカレーエコノミー780円。ご飯はカレー屋らしく固めだが、ちょっと固すぎる。かろうじて芯が残っていないギリギリの炊き加減だ。水が少ないのか浸漬時間が足りないのかはたまた米の品質の問題か、兎に角ご飯の香りもなく、単に固いだけで食べづらい。
 ルウは、はっきり言って美味しくない。中濃ソースを水で伸ばしてカイエンペッパーを加えて小麦粉でとろみを付けたような味だ。スパイスの芳しさなど皆無で、3口目くらいから食べ進むのがつらくなる。
 エビフライは小さくて油っぽい。上にマヨネーズが乗っていて更に油っぽさが増している。意味がわからない。キャベツは味をぼやけさせるだけだ。
 カレーは香辛料が味を際立たせてくれるので、これは不味いというカレーには滅多に出会わないと思っていたが、久々に美味しくないカレーを食べた。

第30位 渋谷ハチカレー

私の点数1.3。
 注文が入ってから冷凍のエビフライをフライヤーに投入する。なかなかよろしい。揚げ置きなどもってのほかだ。
 提供されたエビフライは小さくて細い。中のエビは本当に細くて、エビの味も香りも極端に弱い。ご飯は柔らか過ぎてモチモチ感に欠ける。量も少な目だ。そしてルウは変に甘い。味は単調でスパイスの芳しさは皆無である。
 途中から卓上のオニオンチップやガーリックチップ、福神漬けなどを駆使して、なんとか食べ切ることができた。やれやれ。

※本記事は、2018/01/28に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

ページの先頭へ