【厳選】大阪ディープゾーン、呑兵衛御用達の下町の店

【厳選】大阪ディープゾーン、呑兵衛御用達の下町の店

単身赴任期間の2016年からの4年半の間に行った呑兵衛御用達の店から厳選してみました。

記事作成日:2025/06/25

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このまとめ記事は食べログレビュアーによる4460の口コミを参考にまとめました。

そこに踏み入れる勇気があるかどうかで大阪の真の姿を知ることができるかが決まる

5年以上前の記録なのでその点を踏まえてご覧ください。

有限会社桝屋酒店

有限会社桝屋酒店   - 今回、カウンターいっぱいだったので、ここをベースにして、立ち飲みした。割り箸は撮影を意識した置き方で、特に意味はない。天板は固定されてないので、要注意。

この店は「角打ち(酒屋で立ち飲みするスタイル)」だが、これまで訪れた中で最も自然で親しみやすい雰囲気だった。角打ちは本来、近所の常連が酒を買いがてら気軽に飲んでいくようなもので、わざわざ調べて訪れ、写真やレビューを書くのは本来の姿とは違うと感じる。ただし、自分もその「邪道」をしてしまっていると自覚はある。近所にこんな店があれば通いたいと思えるような、敷居の低い店だった。

すき焼・鍋物 なべや

すき焼・鍋物 なべや - 牛肉鉄鍋に割り下を投入。

この店は、大阪・西成のディープなエリアにあり、事前予約でスムーズに入店。全席に一人用コンロが常設されており、今回は「牛肉鉄鍋」と「ハモすき」を2人前ずつ注文し、4人でシェアする珍しいスタイルを楽しんだ。鍋はボリュームもあり、1人でも複数人でも楽しめる柔軟な店だと感じた。

えいちゃん

えいちゃん - 干杯!(gān bēi)。この後ママに、途中でゲットしたエロいガチャをプレゼントした。

国道43号を越えて浪速区から西成区に入り、ディープなエリア「あいりん地区」にある店「えいちゃん」へ。西成は治安が悪いとの印象があるが、実際の犯罪件数は少なめで、日本三大ドヤ街のひとつでもある。

店「えいちゃん」はリーズナブルに飲食とカラオケが楽しめる、スナック的な雰囲気の店。枝豆や点心、ハイボールなどをシェアし、1人約3000円程度。テーブル席ではママも同席して飲み、スナックスタイルの接客がされていた。コスパ重視ならカウンター席がよい。

岩田屋酒店

岩田屋酒店 - こんな感じで、オサーン呑みが続いた。

この店は西成区のすぐ隣に位置し、実際の行政区は異なるものの、雰囲気や客層は西成そのもので「西成ゾーンの入口」と言える存在。昼過ぎに訪れると店内は7割ほどの客入りで、常連同士の暗黙の協力で立ち飲みスペースを確保できた。

この店の特徴は、安さに加えて、女店主による強めのオススメ。美味しそうではあるが、好みやペース、ハシゴ酒の予定を考えて適度に受け流すことも必要だった。最後まで和やかな雰囲気で楽しめた店だった。

のんきや

のんきや - 「ハイボール」(390円)と「どて焼」(1本120円)を2本。

呑み歩き開始前の0次会として一人で訪問。朝8時から営業しており、朝・昼飲みに最適な店である。今回はブランチ感覚で軽く利用し、注文は「どて焼2本」と「ハイボール」で計630円。

どて焼は白味噌ベースで、肉と脂身のバランスが絶妙な味わい。名古屋の赤味噌風とはまた違う美味しさで、何本でも食べたくなる魅力があったが、後のハシゴに備えて自制した。

あなぐま亭

あなぐま亭 - 「小鉢おまかせガチャ」(1個100円 x 4)。レーズンバター(手前)は、撮影前に1個、◯ーさんに食べられてしまったけどね。

この店は外観が地味で少し入りづらいが、入ると気さくなスタッフと絶品の肴が迎えてくれる。特に料理の独自性と美味しさが際立っており、今回のハシゴ酒ツアーの中でも特に印象深い一軒だった。

「昼呑みセット」をはじめ、昼飲みに特化したメニューが用意されており、定食のご飯と汁をアテに変更できるサービスもノンベには魅力的。「玉ひもしょうゆ漬け」「はもぱん」「小鉢おまかせガチャ」などはどれもユニークで美味しく、食の楽しさを存分に味わえる店だった。

酒の穴

酒の穴 - おでん「梅焼き」(1個120円 x 2)。この店の表記は“うめ焼”。

この店で「梅焼きのおでん」を初めて食べることができた。梅焼きは関西でも知名度が低く、特におでんに入れるのは非常にレア。「味はそれなり」だったが、長年の念願が叶ったという満足感が大きかった。

北浦酒店

北浦酒店 - 魅惑の「ビフカツ」。

大阪・天満の「北浦酒店」は、角打ちスタイルながら本格的なアテが楽しめる名店です。レストラン級のビフカツや、絶品の紅しょうが天、薄焼き卵で包んだ玉子の春巻きなど、どれも工夫と美味しさが詰まった逸品揃い。瓶ケースを椅子にしたテーブル席で、立ち飲みではなく“座り呑み”ができるのも魅力です。

ご夫婦の温かい接客も心地よく、まるで常連になった気分に。1軒目で訪れると、より歓迎されるかもしれません。気取らず、でも料理にはしっかり感動できる、そんなお店です。

稲田酒店

稲田酒店 - 今回のアテ。見れば分かるので料理名は割愛(←手抜き)。

天満の「稲田酒店」は、立派なカウンターが目を引く“王道の角打ち”スタイル。店内は雑多ながらも落ち着ける空間で、日本酒やおばんざいを楽しめます。冷酒は自分で冷蔵庫から選ぶセルフスタイルで、ラベルで選ぶのも一興。

営業中にもビール樽の交換が行われるなど、現役の酒屋としての顔も持ち、酒場としての雰囲気と活気が融合しています。角打ちの醍醐味をしっかり味わえる、味わい深い一軒です。

酒の奥田

酒の奥田 - 店舗外観。

天満駅近くの立ち飲み屋「酒の奥田」は、広々とした“凵字型”カウンターが特徴のオオバコ店。立ち飲みながらも、短冊メニューが整然と貼られた清潔感ある空間で、瓶ビール大瓶が380円と、さすがの天満価格。アテも豊富で、思わず「プリン?」と見間違うような謎の一品に興味津々。

客層もディープで、天満の立ち飲み文化を満喫できる一軒です。初手にふさわしい名店。

たちのみねこ

たちのみねこ - 赤い「赤玉パンチ」と「ハイボール」(共に180円)でカンパーイ。さすがにキレイな色の赤玉パンチ。たまにはいいかも。

立ち飲み屋としては破格の安さを誇るこの店。ハイボールや赤玉パンチが180円、大瓶ビールが390円と、財布に優しい価格設定に驚かされます。アテも50円から揃い、飲んで食べて230円なんて組み合わせも可能。加えて、狭い店内の一体感が心地よく、常連客との自然な交流も楽しみのひとつ。

客が店の雰囲気を作り出し、また似た者が吸い寄せられる——そんな“類は友を呼ぶ”店。飲み旅の途中で立ち寄る価値ありの一軒です。

酒処 竹富

酒処 竹富 - にごり酒の銘柄は『五郎八』だった。読み方は「ごろはち」で、アルコール度数は21。けっこうきつめだが、スムーズに飲めてしまう危うさがある。新潟の菊水酒造の酒で、秋冬限定。

堺東(ガシ)で出会った“ゼネコン系”オサーンと共に訪れた、昭和感満載の立飲み屋。昼でも薄暗い店内に、瓶ビールとどて焼きがよく似合います。先着2名限定の椅子に腰掛け、ゆるりと情報交換。名物のにごり酒「ゴロハチ」は滑らかで危険な一杯、制限付きも納得です。

カウンターを自ら拭く常連風の連れに、思わずニヤリ。昭和の香りと人情が染みる、ガシの名店です。次の一軒が待ち遠しくなる時間でした。

立喰酒場 金獅子 西中島南方店

立喰酒場 金獅子 西中島南方店 - 「炙りしめサバ」(ちょい飲み手帖)。通常価格:120円。こんなに安いとは思わず。

ビフテキや炙りしめサバといったコスパ抜群のアテがあり、呑兵衛にはたまらない店です。また日本酒「南方」やカニの甲羅を器にしたグラタンも秀逸。

何より印象的だったのは店長の人柄で、気さくな対応とおすすめ店の紹介に3000点。店も人も満足度の高い、再訪必至の一軒です。

七津屋 なんばウォーク店

七津屋 なんばウォーク店 - 「馬刺し」(230円)。

安さが売りの立ち飲み店と思いきや、料理のクオリティに驚かされる一軒。230円の馬刺しは少量ながらしっかり美味しく、180円のチキン南蛮串はなんとその場で串打ちからスタート。既製品に頼らず、一手間かける姿勢に脱帽です。

冷酒を一合、つまみと共にじっくり楽しんで、〆て660円。会話のズレもご愛嬌、笑って済ませるのがこの店の流儀。安さ以上に、丁寧さと人情が沁みる立ち飲みです。

鶏太郎 上本町駅ナカ店

鶏太郎 上本町駅ナカ店 - 目の前に、私を選んで〜、って並んでいるおつまみさん達。

近鉄上本町駅地下改札内にある立ち飲み店は、まさに「ちょっと一杯」にぴったりの使い勝手抜群の店。おつまみは150円から、日本酒や焼酎も200円台が中心で、ワンコインあれば十分楽しめます。壁の黒板風メニューとカウンターに並ぶ実物サンプルが目を引き、つい指差して追加注文したくなる魅力も。

支払いは都度現金で済ませるキャッシュオン方式で、予算管理も安心。通勤や乗り換えの合間に気軽に立ち寄れる、この「真のちょっと一杯」の名店は忙しい大阪人の強い味方です。

たこやき やまちゃん2号店

たこやき やまちゃん2号店 - 三種盛り合わせ(A)。ソースマヨ、素焼き、しょうゆマヨ。<2016/7/21>

たこ焼きは豊富な味付けから2種類を選べると知り、「ベスト(素焼き)」と「ヤングB(醤油+マヨネーズ)」の10個を注文。ヤングBは濃厚な醤油の風味とビジュアルが特徴的で、クリーミーなたこ焼きとの相性が抜群。特にその醤油の味に惹かれ、店頭で販売していた特製醤油も購入。自宅で再現することを楽しみにしている。

釜揚うどん一紀

釜揚うどん一紀 - 「おでん」(@100円)。大根とすじ(ひとすくい)。セルフサービス、自己申告制。

開店5分前の7:25に着くも、すでに20人以上が並んでおり、入店までに20分待ち。

朝飲みを楽しもうと「カレーうどんとおでん、ビール」の予定だったが、おでんは2月で終了しており食べられず。代わりに昆布の佃煮をつまみにしてビールを楽しむ。カレーうどんは10分ほどで提供され、適度な量ともちもちの太麺、程よい辛さ、具材の牛肉が絶妙で非常に満足。おでんがなかったのは残念だが、カレーうどんの美味しさには満足し、次回は寒い季節に再訪したい。








※本記事は、2025/06/25に作成されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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