【あべの・天王寺】牡蛎を味わいつくす【冬のお楽しみ】
牡蠣はタンパク質やカルシウム、亜鉛などのミネラル類をはじめ、さまざまな栄養素が多量に含まれるため、「海のミルク」とも呼ばれる食材です。あべの・天王寺周辺でいただける牡蛎のさまざまな姿を集めてみました。寒い時期に特に嬉しい牡蛎を味わってみませんか。
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このまとめ記事は食べログレビュアーによる1538件の口コミを参考にまとめました。
牡蠣は古来より人類が親しんできた貝のひとつです。タンパク質やカルシウム、亜鉛などのミネラル類をはじめ、さまざまな栄養素が多量に含まれるため、「海のミルク」とも呼ばれる食材です。
牡蠣は一般的に魚介の生食を嫌う欧米食文化圏においてでも生で食べられる珍しい食材で、生食のほか、網焼きカキフライのような揚げもの、鍋物やお好み焼きの具にして食べるなど、食べ方も多様です。
大坂では明治時代まで広島から来るかき船が土佐堀、堂島、道頓堀などで船上での行商を行い、晩秋の風物詩となっていました。現在でも淀屋橋あたりにその名残があり、大阪人の牡蠣好きを窺わせています。
出典: kurodaさん
近鉄南大阪線・針中野駅からすぐ近く、駒川商店街に入ってすぐのところにあるお店です。
懐の深い店内は右側にテーブル席と、左側に壁に面したカウンター席のある全部で20席ぐらいだけだが、2階にも席はあるようです。
「かきそば」(1,300円)は、土鍋のような厚手の器におそばが盛られ、その上には4個の牡蠣が並び、刻んだミツバと海苔が散らされています。お汁は軽くとろみがついています。
お汁を啜ると、昆布が主体の旨みとともに牡蠣から滲み出した何とも言いようのない滋味のある風味が加わり、品のある上質の味わいが広がります。
蕎麦はやや柔めで、コシは弱いがツルツルした優しい風合いで、この汁とのバランスは良好です。
牡蠣を口に含むと中からジュワっと牡蠣の旨みが溢れてきました。この牡蠣の旨みが加わったお汁にはさらに柚子の酸味とミツバの風味が合わさって味わいを高めています。
31人
381人
06-6691-5187
出典: kurodaさん
近鉄南大阪線・大阪阿部野橋駅のすぐ近く、今や大阪のランドマークとなった「あべのハルカス」の南隣、岸本ビルの1階にあるとんかつとカレーのお店です。
大きなガラス窓に面した店内は明るく、左側に大きなU字カウンターが、右側と入り口横にテーブル席が並び、全部で44席とのこと。
季節限定のかきフライカレーは、まさしく欧風カレーの風合いで、スパイシーながら辛すぎない。そして、酸味と甘みも押さえ目ながらしっかりコクを出している、サンマルコらしい優等生的なカレーです。
老若男女、誰からにも好かれる理由が判ります。
大ぶりなカキは広島産。カラッと揚がった衣の内側にはジューシーな旨みが詰まっています。そしてカレーとの相性も抜群です。
135人
3443人
06-6621-6639
出典: kurodaさん
各線・天王寺駅、および近鉄南大阪線・大阪阿部野橋駅に隣接。「あべのハルカス」地下2階、「あべの市場食堂」にある「リンガーハット」です。
店内は16席の大テーブル席と3席のカウンター席、そしてひとつだけのボックス席合わせて全23席。
「かきちゃんぽんみそ」(961円)は、底の深い八角形の器に具がこんもりと盛られ、 牡蠣が散らされています。通常のちゃんぽんと違ってスープの色が灰褐色なのが特徴的です。
4種類のみそ(白みそ・赤みそ・米麹みそ・八丁みそ)をブレンドしたスープを啜ると、いきなり牡蠣の芳醇なコクを感じさせてくるが、磯臭さはあまり感じさせません。
めんは太目のストレート麺でモチモチした食感のあるちゃんぽんらしい麺。スープとの相性も良好です。
具材は広島産の牡蠣のほかにキャベツ、、モヤシ、玉ねぎ、ニンジン、コーン、平天、豚、エビを炒めたもの。牡蠣は中サイズが5個ほど。かじると中からジュワッと牡蠣の旨みが広がってきます。
64人
337人
06-6654-8082
出典: kurodaさん
JR大阪環状線・寺田町駅の北口を出て、目の前の国道25号線を右手(東南方向)に50mほど進んだところにある、このエリアでは老舗のお好み焼き店です。
昭和の雰囲気を残す店内は実に広く、鉄板を擁したベンチシート席が並んでいます。2階にお座敷もあるようで、全100席とのこと。
冬場のお好み焼きのお楽しみ、「カキ玉」(980円)は、コテを入れてみるとサクっ!ではなくズルっとした感覚です。口当たりもやはりサクサク系ではなく、さりとてふわふわ系ではない、ドシッと重い感じです。
キャベツのカットが粗めで粉の比率が高い、出汁味の効いているどちらかというとクラシックなタイプかな?ややベタッとした質感は家庭の味に寄せているのかもしれません。
カキは小ぶりなものが6~7個。プリッとした食感とともに磯の風味が広がります。冬場はやっぱりこれに限る。
146人
4562人
06-6741-0193
出典: kurodaさん
近鉄南大阪線・大阪阿部野橋駅に直結、各線・天王寺駅に隣接。あべのハルカス・タワー館の地下2階の「あべの市場食堂」にある丼の専門店です。
店内は複雑に入り組んだカウンター席と少しばかりのテーブル席の合わせて40席足らず。
「牡蠣とじ丼」(900円)は、丼に中サイズのカキフライが4個並び、半熟状態の玉子で閉じられています。てっぺんにミツバがたっぷり乗せられているのが嬉しい。
カキフライをかじると中からジュワっと牡蠣の旨みが溢れてくる。牡蠣の風味と丼つゆの旨み、トロトロの玉子のまろやかさが合わさって実にいい具合。
丼つゆがたっぷりなので、ご飯は「つゆだく」状態になるが、あっさりめの味付けなので、しつこくなったりはしません。さらに赤だしが付いているので満足感は高いな。
82人
570人
06-6625-2614
出典: kurodaさん
近鉄南大阪線・大阪阿部野橋駅、および各線・天王寺駅の直近。あべのハルカスの地下2階、「あべの市場食堂」にあるうどん店です。
店内は、中央に大テーブルと、その周りのテーブル席で40席余り。テーブル面はLEDのスポットライトで料理が映えるように設えられています。
冬季限定の「大粒牡蠣の天ぷらと九条葱のみぞれうどん」(980円税別)は、中央に大根おろしが据えられ、出汁の中に牡蠣の天ぷら3個が沈み、九条ネギが散らされています。
昆布や節系の旨みを引き出したコクのある出汁に、大根おろしの風味が加わり、ほんのり柚子が香ります。
牡蠣の天ぷらをかじると中からジュワっと牡蠣の旨みが溢れて来ます。衣に包まれているので旨みは逃げていません。この牡蠣の風味とお出汁の旨みが合わせると、口の中で濃厚な味わいが広がってきました。
牡蛎と大根おろしのみぞれ、そして九条葱の風味が重なり合うこのうどん、極上の味わいに高まっています。
87人
1387人
06-6625-2391
出典: kurodaさん
JR・天王寺駅の直上の複合ビル、天王寺ミオ・プラザ館の4階レストラン街にある、お馴染みのKYKです。
店内は和食のお店らしい明るくクリーンな雰囲気。テーブル席のみの全66席。店内の真中はドリンクバーとちょっとしたビュッフェになっていて、ドリンクやカレー、ご飯、お味噌汁のセルフコーナーになっています。
「かきフライ膳」(1,230円)では、カキフライのお皿とサラダ、ご飯、お漬物、お味噌汁からなります。
カキフライは丸い平皿の上に網が敷かれ、その上に大粒のカキフライが五つ並び、レモンと千切りキャベツが添えられています。
カキフライはもちろん揚げたてで熱々。衣は厚めながら軽い揚げ上がり。レモンを絞って齧ってみると、プリッとした食感を持つ肉厚ジューシーな牡蠣から旨みが溢れ出てきます。
別皿にタルタルソースがたっぷり盛られていて、テーブル上のトンカツソースとこのタルタルソースの2種の味で楽しめます。もちろんレモンだけでも旨い。
59人
1035人
06-6775-5330
出典: kurodaさん
JR大阪環状線・寺田町駅の南口を出て、狭い道を東に3分ほど進んだ三差路のところにある、昭和風情の残る佇まいのお好み焼き屋さんです。
店内もまさしく昭和。L字型の鉄板の周りに5席だけの小ささです。
「カキオコ」(1,000円)は、コテを入れると、割と滑らかな感触。牡蠣の身を切ったようで、断面から牡蠣の汁が滲み出てきました。これは旨味の塊。余さず生地に滲ませて口に運ぶと、牡蠣の風味がぶわっと広がってきます。
お好み焼き自体はふんわりした質感で、優しい口当たり。キャベツの甘みも良く出ていていいですね。ソースは甘辛でマヨネーズとも好相性。
しかし何といっても主役は牡蠣。大ぶりでふっくらした牡蠣がたっぷり1パック分入っています。
貝類は軽く火が通ったぐらいがいちばん旨いが、この「かきおこ」は絶妙の火入れ具合。ジューシーさが堪りません。
21人
924人
090-6249-1070
出典: kurodaさん
近鉄・大阪阿部野橋駅の直上、各線・天王寺駅に隣接。あべのハルカス近鉄本店のレストラン街・12階にある、大阪の老舗店の支店です。
店内は主にテーブル席からなる60席あまり。個室も用意され、小宴会にも対応されています。
「牡蠣そば」(1,740円)は、折敷の上に土鍋のような器の牡蠣そばと、塗りの器、レンゲ、薬味の刻み葱と生姜が並んびます。牡蠣そばには大量の牡蠣とともにワカメが乗せられています。
お汁は大阪らしい昆布が主体の旨みとともに、牡蠣から滲み出した何とも言いようのない滋味のある風味が加わり、品のある上質の味わいが広がります。
牡蠣は加熱されているのにこの大きさ。かじると中からジュワっと牡蠣の旨みが溢れるとともに、別の旨味がある。何らかの方法で下味を付けているようです。
蕎麦はやや柔めで、コシは弱いがツルツルした優しい風合いで、蕎麦の風味もいいですね。
この牡蠣の風味とお出汁の旨みが合わせると、口の中で濃厚な味わいが広がってきました。そこにさらに薬味の生姜と柚子の風味が合わさって混然一体。この美味しさは言葉にできない…
124人
1523人
050-5869-8458
出典: kurodaさん
各線・天王寺駅、および近鉄南大阪線・大阪阿部野橋駅のすぐ近く。あべのQsモール北側一角を占めるViaあべのWalkの1階にあるこの界隈では人気の老舗洋食店です。
店内は厨房に面したカウンター席と、大テーブル、4人がけのテーブルの並ぶ、小規模なレストランで、全部で30席ぐらいです。
「カキフライ定食」(1,480円)は、大ぶりのカキフライ4個とともに千切りキャベツが盛られ、タルタルソース、レモン、スパゲティーが添えられています。
レモンを絞っていただきます。カキフライは揚げたて熱々。衣はフワサクの軽い揚げ上がりです。この華やかなテクスチャーの衣の内側にはジューシーで濃厚な旨みを持つ牡蠣がいます。
秀逸なのが小さい器にたっぷり詰まっているタルタルソースです。酸味の強くないまったりとした味わいで、カキフライとの相性が抜群。
こういったあたりに老舗の矜持を感じます。
789人
37299人
06-6649-3566
※本記事は、2024/12/04に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。