【大阪・上本町】身も心も温まるうどん・厳選7店

出典: kurodaさん

【大阪・上本町】身も心も温まるうどん・厳選7店

独自のうどん文化の中で育った大阪人は、昔ながらのお出汁の利いたうどんに出会うと、ほっこりとした気分になるものです。 近鉄のターミナル・大阪上本町駅周辺で、大阪人の琴線に触れるおうどんを提供してくれるお店を厳選。ここにご紹介します。

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新店

記事作成日:2018/12/28

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大阪うどんは出汁が決め手

 大阪のうどんは、豊かな味わいのお出汁に、つるつるモチモチした饂飩、出汁の滲みた具材の三位一体が特徴。その代表はかけうどんに甘辛く煮たお揚げさんを乗せた「きつねうどん」です。
 大阪では近ごろ、高い志を持つ個人店の活躍や、大手チェーン店がスケールメリットを発揮するなど、讃岐系のうどん店が元気です。それに伴って、古くからの大阪うどんの影が薄くなってきました。
 それでもやはり独自のうどん文化を育て上げてきた大阪。昔ながらのお出汁の利いて、つるつる優しい風合いのうどんを提供するお店もまだまだ頑張っています。

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つうつうハイハイ店

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 近鉄大阪上本町駅の西隣、大型再開発ビルのうえほんまちハイハイタウン地下1階にあるお店です。
 ここはうどん専門店ではない、そばや丼ものの置いている食堂スタイルのお店だが、日常使いのお客さんで常に賑わっています。

深みのある出汁の「きざみうどん」

 「きざみうどん」(480円)は、お出汁が鯖節の深みある味わいの一級品で、口内に沁みわたる。
 刻み揚げはフワフワした高級感あるタイプです。テーブルには自家製のさくさくな天かすが置いてあって、これを加えるとさらに味が深まります。

 麺にはコシやツヤが希薄ながら、大阪らしいモチモチした食感があります。お出汁が悪けりゃ大阪では店を維持することはできないのだが、ここのは上々。繁盛するのもわかります。

ふる里

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 地下鉄の谷町九丁目駅から谷町筋を南へ5分ほど歩いたところ、生玉南の交差点の少し先の西側にあるお店です。
 店内には2列の大テーブルと若干のカウンター席があって、一人客がささっと食べるには向いています。また、入って左側には座敷もあるようです。

タクシードライバー御用達の名店

 カレーうどん(860円)は、湯気とともにスパイシーな香りが際立っています。お出汁はとろみが付いているので実に熱い。我慢して啜ると、スパイシーな風味が広がるとともに、出汁の旨みも実によく効いている。
 具はネギ、玉ねぎ、そして牛肉。玉ねぎの甘みがスパイシーな出汁と合わさって絶妙。

 饂飩は…これは細めの平打ち麺。見事なぐらいコシのない仕上がりです。これはこの店の仕様ですね。ツルっとした口当たりは、讃岐のそれとは対照的な饂飩ではあるが、カレーとのマッチングは悪くないと思います。
 このお店、なんで人気かというと、24時間営業でタクシー運転手さんの御用達なんですね。確かに、運転で疲れた胃には、この優しいお出汁と柔い麺はうれしいと思います。

饂飩道場毛利や

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近鉄大阪上本町駅の直上、近鉄百貨店上本町店の12Fのレストラン街にあるお店です。
店内はテーブル席ばかりで30席程度。このフロアーではいちばん小さい部類です。

濃厚な鴨のスープの鴨なんうどん

 「鴨なんうどんセット」(1,200円)は、深くて大きな器に入ったおうどんと、かやくご飯、小鉢、お漬物が付いています。
 お出汁を啜ってみると、かなり濃厚に鴨の出汁が出ています。鴨に合わせたやや甘めのお汁に山椒の爽やかな風味と合わさって、絶妙のハーモニーになっていますね。鴨肉も贅沢に入っていて、シャキシャキのネギとの相性もいい。

 饂飩は適度にコシもあるが、大阪の饂飩らしいモチモチ感もある。レヴェルは高いですね。

かやくご飯は適度な油分を持って艶やかです。薄味なのもいいですね。関西ではかやくご飯の味がその店の人気を左右します。

福一屋

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 近鉄・大阪上本町駅の南側、上本町YUFURAの裏手あたりの小さなビルの1階にあるうどん屋さんです。
 中に入るとこれまた昭和!やや大きめのテーブルが2組、それぞれ6人ぐらいが座れるようになっているのと、壁に向かって2人が並んで座れる程度の小さいカウンターがあるだけです。

心和むおばあちゃんのおうどん

 昆布きざみうどんの並(450円)をお願いすると、店主らしき上品な人の良さそうなおばあさまが、おもむろに冷蔵庫から2種類の袋麺を取り出して「どちらにします?」っと…麺の銘柄を選んだのは初めての経験です(汗)
 先ずはお出汁を啜ってみると、驚くほどの甘く濃厚な味付け、そして後から出汁味が来ます。最近のお店ではなかなか出会うことのないクラシックな味わいです。

 麺は当然コシのない袋麺なりの歯ごたえ。それでもこのお店、そんなことは超越しています。年季の入ったおばあさまが丁寧に作ったおうどん。目配りを欠かさず、お水がなくなるとすぐに注ぎに来る…丁寧で真摯な接客には和まされます。

きなさ

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 近鉄百貨店上本町店の地下1階にある、うどん・そばのお店です。
 「きなさ」という名は信州の蕎麦の産地。にもかかわらず、ここのメインは饂飩です。

こころ温まる癒し系の「雑煮うどん」

 雑煮うどん(円)は、澄まし仕立てになっていて白味噌ではありません。この澄んだ出汁に焼いた切り餅が収まっている、関西人のイメージする雑煮とは別種のものになっています。
 お汁を啜ると、淡い味付けながら昆布出汁の風味に、生姜、山椒の薬味が掛け合わされ、さらに焼き餅の香ばしさが加わる…これはいい感じ。

 饂飩はつるつるした関西人の好きなタイプ。プリプリ感は強くてコシが希薄です。それでもこんな寒い日、この手の心温まるおうどんは無性に恋しくなってしまいます。

麺処 ふな井

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 近鉄・大阪上本町駅の南側、上本町YUFURAを東にしばらく進んだところ、清風学園の北側にあるうどん屋さんです。
 店内は、奥に小さなカウンター席4席のほかに、4人掛けのテーブルが5卓ほどの20数席。街場のうどん屋さんといった雰囲気です。

身も心も温まるカレーうどん

 カレーうどん(700円)は、とろりとしたテクスチャーのお出汁で、意外なほど甘い。その甘さの後にカレーの辛さが来るが、スパイシーというのではなく生姜のホカホカとした辛さです。

 饂飩はやや細め。コシはないがぷりぷりしていてカレーうどんには合ってます。具材は葱と牛肉。甘辛に煮込まれた牛肉は柔らかくていい具合です。これは冬場には最適ですね。

道頓堀 今井 上本町YUFURA店

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 近鉄大阪上本町駅の真南、大阪新歌舞伎座を擁する複合ビル、上本町YUFURAの5階。道頓堀に本店がある大阪を代表するといっていい程のお店です。
 店内は手前に少々のカウンターと、奥にテーブル席が多数。芝居小屋の食堂という位置付けもあり、上品な設えになっています。

老舗うどん店の新店で「しっぽくうどん」

 しっぽくうどん(円)しいたけの煮付け、かまぼこ、海老などを載せたもので、大阪や京都ではポピュラーなもの。元々は長崎の卓袱料理の影響を受けて京阪地区で考案されたうどんだそうです。
 小ぶりな器には美しく澄んだお出汁が満たされています。啜ってみると、薄味ながらしっかりとしたコクと旨味を感じさせる。北海道産の昆布と九州産の鰹を使用し、決して作り置きをしないという出汁は実に上品。

 饂飩はコシこそ弱いが、プリプリとした歯ざわりで優しい食感です。海老やら根菜やら蒲鉾やらが丁寧に盛りつけられている。この具だけをお椀に盛ったら、料亭ので出される焚き合わせのような存在感です。

体も心も温まる

美味しいお出汁とつるつる優しい風合いの饂飩が大阪うどんの真骨頂。

※本記事は、2018/12/28に作成されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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