【大阪・上本町】身も心も温まるうどん【つるつる・もちもち】
独自のうどん文化の中で育った大阪人は、昔ながらのお出汁の利いたうどんに出会うと、ほっこりとした気分になるものです。 近鉄のターミナル・大阪上本町駅周辺で、大阪人の琴線に触れるおうどんを提供してくれるお店を厳選。ここにご紹介します。
更新日:2025/04/07 (2018/12/28作成)
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このまとめ記事は食べログレビュアーによる1754件の口コミを参考にまとめました。
大阪のうどんは、豊かな味わいのお出汁に、つるつるモチモチした饂飩、出汁の滲みた具材の三位一体が特徴。その代表はかけうどんに甘辛く煮たお揚げさんを乗せた「きつねうどん」です。
大阪では近ごろ、高い志を持つ個人店の活躍や、大手チェーン店がスケールメリットを発揮するなど、讃岐系のうどん店が元気です。それに伴って、古くからの大阪うどんの影が薄くなってきました。
それでもやはり独自のうどん文化を育て上げてきた大阪。昔ながらのお出汁の利いて、つるつる優しい風合いのうどんを提供するお店もまだまだ頑張っています。
出典: kurodaさん
近鉄大阪上本町駅の西隣、大型再開発ビルのうえほんまちハイハイタウン地下1階にあるお店です。
ここはうどん専門店ではない、そばや丼ものの置いている食堂スタイルのお店だが、日常使いのお客さんで常に賑わっています。
「きざみうどん」(580円)は、お出汁が鯖節の深みある味わいの一級品で、口内に沁みわたる。
刻み揚げはフワフワした高級感あるタイプです。テーブルには自家製のさくさくな天かすが置いてあって、これを加えるとさらに味が深まります。
麺にはコシやツヤが希薄ながら、大阪らしいモチモチした食感があります。お出汁が悪けりゃ大阪では店を維持することはできないのだが、ここのは上々。繁盛するのもわかります。
88人
614人
06-6773-6547
出典: kurodaさん
地下鉄の谷町九丁目駅から谷町筋を南へ5分ほど歩いたところ、生玉南の交差点の少し先の西側にあるお店です。
店内には2列の大テーブルと若干のカウンター席があって、一人客がささっと食べるには向いています。また、入って左側には座敷もあるようです。
カレーうどん(1,180円)は、湯気とともにスパイシーな香りが際立っています。お出汁はとろみが付いているので実に熱い。我慢して啜ると、スパイシーな風味が広がるとともに、出汁の旨みも実によく効いている。
具はネギ、玉ねぎ、そして牛肉。玉ねぎの甘みがスパイシーな出汁と合わさって絶妙。
饂飩は…これは細めの平打ち麺。見事なぐらいコシのない仕上がりです。これはこの店の仕様ですね。ツルっとした口当たりは、讃岐のそれとは対照的な饂飩ではあるが、カレーとのマッチングは悪くないと思います。
このお店、なんで人気かというと、24時間営業でタクシー運転手さんの御用達なんですね。確かに、運転で疲れた胃には、この優しいお出汁と柔い麺はうれしいと思います。
631人
31148人
050-5592-1795
出典: kurodaさん
近鉄大阪上本町駅の直上、近鉄百貨店上本町店の12Fのレストラン街にあるお店です。
店内はテーブル席ばかりで30席程度。このフロアーではいちばん小さい部類です。
「サービスセット」(1,100円)では、大胆な筆跡のある器に入ったおうどんと、かやくご飯、お漬物が並びます。うどんはちく天、玉子天、蒲鉾、葱がトッピングされています。
お出汁はかなり濃厚に節の風味が現れます。風味は濃厚ながら薄味な塩梅です。大阪で好まれる味わいですね。
饂飩はコシこそ弱いがつるつるした口当たりで、これは大阪では標準的な口当たりです。
ちく天は最初はカリッと、徐々にお汁を吸って柔らかい口当たりになる。このテクスチャーの変化が楽しめます。
かやくご飯は適度な油分を持ってふっくら艶やかです。薄味なのもいいですね。関西ではかやくご飯の味がその店の人気を左右します。
28人
193人
06-6771-0188
雑煮うどん(円)は、澄まし仕立てになっていて白味噌ではありません。この澄んだ出汁に焼いた切り餅が収まっている、関西人のイメージする雑煮とは別種のものになっています。
お汁を啜ると、淡い味付けながら昆布出汁の風味に、生姜、山椒の薬味が掛け合わされ、さらに焼き餅の香ばしさが加わる…これはいい感じ。
饂飩はつるつるした関西人の好きなタイプ。プリプリ感は強くてコシが希薄です。それでもこんな寒い日、この手の心温まるおうどんは無性に恋しくなってしまいます。
31人
171人
06-6773-3011
出典: kurodaさん
近鉄・大阪上本町駅の南側、上本町YUFURAを東にしばらく進んだところ、清風学園の北側にあるうどん屋さんです。
店内は、奥に小さなカウンター席4席のほかに、4人掛けのテーブルが5卓ほどの20数席。街場のうどん屋さんといった雰囲気です。
カレーうどん(900円)は、とろりとしたテクスチャーのお出汁で、意外なほど甘い。その甘さの後にカレーの辛さが来るが、スパイシーというのではなく生姜のホカホカとした辛さです。
饂飩はやや細め。コシはないがぷりぷりしていてカレーうどんには合ってます。具材は葱と牛肉。甘辛に煮込まれた牛肉は柔らかくていい具合です。これは冬場には最適ですね。
33人
401人
06-7175-0471
「お手軽しっぽく」(1,080円)は、濃縮の出汁と同量の水を入れひと煮立ちさせる。そこに饂飩と葱以外の具を入れて沸騰させ、最後に葱を入れてもうひと煮立ちさせたら出来上がり。実に簡単です。
お出汁は薄味ながらしっかりとしたコクと旨味を感じさせる。北海道産の昆布と九州産の鰹を使用したという出汁は実に上品。
饂飩はコシこそ弱いが、プリプリとした歯ざわりで優しい食感です。
肉厚のある海老と、甘くてジューシーな椎茸旨煮がアクセント。蒲鉾も上品な味わいです。
7人
119人
06-6771-0319
出典: kurodaさん
近鉄線・大阪上本町駅の地下コンコース改札内にある駅そば・うどんのお店です。
お店は中央に注文カウンターがあり、その両サイドに立ち喰いカウンターを持つ形態。店外に券売機があり、そこで食券を購入するスタイルです。
「伊勢うどん」(580円)は、器に極太の饂飩が横たわり、刻み葱とともに真っ黒な出汁醤油が掛っています。
饂飩を箸で持ちあげてみるとズシッと重い。口に入れると伊勢うどんらしいデロンデロンの食感で、コシというものは一切ありません。
出汁醤油も伊勢うどんらしい甘辛で、葱の風味と合わさって美味しくいただけます。
大阪上本町駅のプラットホームから伊勢・志摩方面行きの近鉄特急が多数発着しているので、ここに伊勢うどんがあるのも不思議ではないですね。
131人
780人
06-6772-4501
出典: kurodaさん
近鉄・大阪上本町駅から歩いて5分ほどのところの千日前通りの北側、「たかつガーデン」の東側にあるうどん店です。
店内は厨房に面したカウンター席がズラっと並び、奥に1卓だけのテーブル席を設けた全15席。ゆったりと配置されて狭苦しさは感じません。
「ちく玉天ぶっかけ(冷)」(1,000円)は、トレイの上に饂飩の盛られた器とぶっかけ汁の徳利が並んびます。饂飩の上にはちくわ天と玉子天が横たわり、葱と鰹節がトッピングされ、小さいレモンが添えられています。
饂飩を啜ると、艶やかな舌触りを持ちながらも適度なコシとしなやかさのある歯応え、そしてふんわり小麦の風味が広がります。
ぶっかけ汁はすっきりとした汁の風味と饂飩のほんのりとした甘みが交錯します。やや細めの饂飩の風合いが、艶やかさを高めています。
ちくわ天は大ぶりでズシッと重い。玉子天も衣はサクッとしていて、箸で割ると中の黄身がトロトロ。潰すと黄身が饂飩に絡まってカルボナーラ状態を創り出します。
805人
42609人
06-6764-3157
※本記事は、2025/04/07に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。