【あべの・天王寺】あべのハルカスでサンドイッチはいかが?

出典:kurodaさん

【あべの・天王寺】あべのハルカスでサンドイッチはいかが?

 その高さ300メートルにして日本一背(当時)の高いビル・あべのハルカス。その低層部の地下2階から地上14階までが日本最大売り場面積を誇る百貨店「あべのハルカス近鉄本店」です。この店内のカフェでいただける美味しいサンドイッチを特集しました。美味しいサンドイッチとお茶で、一息入れてみてはいかがですか?

更新日:2024/10/12 (2018/09/23作成)

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このまとめ記事は食べログレビュアーによる478の口コミを参考にまとめました。

ハルカスのサンドイッチは多種多彩

 その高さ300メートルにして日本一(当時)背の高いビル・あべのハルカスは、2014年3月7日のグランドオープン以来、今や大阪のランドマークとして屹立しています。
 このあべのハルカスは、最上階の展望台をはじめ、ホテル、オフィス、美術館、デパートなどからなる複合ビル。その低層部の地下2階から地上14階までが日本最大売り場面積を誇る百貨店「あべのハルカス近鉄本店」です。
 開業当初より予想以上の人気となった展望台やホテルとは対照的に、デパートの人気はいまひとつで、低調なスタートとなったものの、売り場を改装するなどのテコ入れが奏功し、沿線の居住者である地元客で賑わうとともに、今や外国人観光客にも人気の百貨店となっています。
 この「あべのハルカス近鉄本店」のカフェでいただける美味しいサンドイッチを特集しました。各店各様のサンドイッチをお試しください。

カフェ モロゾフ あべのハルカス近鉄本店

カフェ モロゾフ あべのハルカス近鉄本店

 タワー館3階にある神戸を発祥として全国的に展開する洋菓子店やカフェを運営するモロゾフが運営するカフェです。
 百貨店の婦人服売り場の一角にあるこのお店は、シックで落ち着いたインテリアのテーブル席のみの全46席。テーブルはやや小さいが、ゆったりとした配置になっています。

タワー館3階

カフェ モロゾフ あべのハルカス近鉄本店

 トーストサンドプレートと飲み物のセット(1,404円)はトーストサンドとカスタードプリン(ミニ)、そしてデンマーククリームチーズケーキがワンプレートになっています。
 サンドイッチはハム、チーズ、トマト、ピクルスと細かく刻まれたレタスが挟まれていて、しっかりトーストされたパンとレタスによってサクサクしたテクスチャーが特徴的。
 ピクルスの風味とマスタード・バターの辛みがアクセントとなっていてて高貴な味わいです。

カフェ モロゾフ あべのハルカス近鉄本店

 モロゾフの看板商品となっているプリンは小さい器の底辺にカラメルソースが広がっています。フワッとバニラの香りが広がるのがいいですね。
 スプーンを入れると、ちょっと抵抗感があり、さらに押し込むとぬるっと入り込む。口に運ぶと、昔から変わらない卵の風味があるこの味わい。たまらんなぁ…
 コーヒーはマシーンで淹れられている平均的な味。お替りが出来るそうだが、こちらにはあまり拘りはなさそうです。

丸福珈琲店 近鉄あべのハルカス店

丸福珈琲店 近鉄あべのハルカス店

 タワー館の5階、婦人服売場に隣接する喫茶店です。店内はテーブル席が並ぶ全76席とのこと。
 この「丸福珈琲店」は大阪らしい濃厚なコーヒーで知られる有名店で、ミナミの千日前に本店がある老舗です。

タワー館5階

丸福珈琲店 近鉄あべのハルカス店

 11時までのモーニングの時間帯に提供される「Bセット」(650円~)は、コーヒーにミニサンドイッチの付いたセットです。白い大きな丸皿に対角線にカットされたサンドイッチが並んでいます。
 サンドイッチは卵とハム、レタスが挟まれていますトラディショナルなサンドイッチです。かぶりついてみるとマスタードバターの風味があって美味しいですね。
 また、パンがふんわり柔らかくて、上質なパンを使っているのだと思います。量的にはやや少ないものの、上品な風合いに仕上がっています。

丸福珈琲店 近鉄あべのハルカス店

 丸福珈琲と言えば濃厚なコーヒーで知られているが、やはりこのお店でもとろりとした濃厚な仕上がりになってます。しかも濃厚ながら渋みが無く程よい苦味で実に美味しい。飲んだ後に胃が重たくならないのもいいですね。

キーフェル コーヒー あべのハルカス店

キーフェル コーヒー あべのハルカス店

 ウイング館の6階、タワー館との連絡通路にあるカフェです。
 店内は70席ほど、普通のテーブル席に加え、ソファ席もあり、落ち着いた空間を構成されています。
 ここは主に大阪市内の地下街などで「キーフェル」のブランドで喫茶店を展開する松本商事の運営です。

ウイング館6階

キーフェル コーヒー あべのハルカス店

 サンドイッチのモーニングセット(550円)のサンドイッチは玉子、ハム、胡瓜のミックスサンド。あっさりした仕上がりです。

キーフェル コーヒー あべのハルカス店

 コーヒーは自家焙煎の豆を、いちいちハンドドリップするとのことで、香りもいいですね。
 10時の開店から11時までのたった1時間限定ながら、こんないい場所で、こんな落ち着いた空間で、550円で贅沢なモーニングが味わえる。これはかなりお得です。

UCCカフェプラザ 近鉄あべのハルカス店

UCCカフェプラザ 近鉄あべのハルカス店

 ウイング館の7階、書籍売場に隣接するコーヒーショップです。
 店内は意外に大きく、テーブル席、ソファー席、カウンター席、大テーブル席合わせて55席とのこと。
 ここはもちろんUCC上島珈琲の系列店です。

ウイング館7階

UCCカフェプラザ 近鉄あべのハルカス店

 海老タルタルのアボカドサンドのセット(980円)は、白い大きな丸皿にガラスの器に入ったミニサラダと、対角線にカットされたサンドイッチが並んでいます。
 サンドイッチはボイルした小エビとトマト、アボカドなどがたっぷり挟まれています。かぶりついてみるとディル独特の風味があって美味しいですね。エビの食感もいい具合です。パンは軽くトーストされていて、サクッとした口当たりです。

UCCカフェプラザ 近鉄あべのハルカス店

 コーヒーは、まず空のカップを置き、スタッフがサイフォンの下の部分をその場で注ぐスタイルです。サイフォン仕立てをアピールしているのだが、コーヒー自体はまろやかな美味しいコーヒーです。

カフェ 英國屋

カフェ 英國屋 - あべのハルカスの13階

 あべのハルカス近鉄本店。このハルカス・タワー館の12階から14階までを占めるハルカスダイニングの、13階にある高級志向の喫茶店です。
 店内はエントランスから左右に分かれる構造で、そのどちらもにテーブル席がゆったり並ぶ全60席程度。什器やシャンデリアなど、豪華かつ洗練されたデザインになっています。

タワー館13階

カフェ 英國屋

 「ビーフカレープレート」(1,200円)は、ミニのサンドイッチとミニのカレーライスがコンビネーションになっています。
 サンドイッチは玉子サンドとポテトサンドの2種です。ふんわりしたパンに挟まれたトラディショナルなタイプ。際立ったものはないが、安心していただけます。
 ビーフカレーは、グラタン皿程度の大きさの器に入っています。控えめのスパイス感の中に上品なビーフの旨みが広がります。正統派な欧風カレーといった具合。

カフェ 英國屋

 コーヒーはほんのり酸味が感じられるコクのあるタイプ。1杯お替りができるのはうれしいですね。ウエッジウッドの器にもこだわりが感じられます。

あべのカツサンドパーラー ロマン亭

あべのカツサンドパーラー ロマン亭

 近鉄・大阪阿部野橋駅の地下改札を出てすぐのところ、あべのハルカス近鉄本店ウイング館の地下2階の一角にあるサンドイッチパーラーです。
 店内はテーブル席とカウンター席合わせて38席。テイクアウトにも対応されていて、デパ地下側に専用の販売カウンターが設けられています。

デパ地下で人気のサンドイッチ店がまさかの復活

あべのカツサンドパーラー ロマン亭

 「ヘレカツサンド&タマゴサンド」(719円)は、平皿の上にヘレカツサンドとタマゴサンドが二切れずつ並び、長命草なる一種の青汁のカップが添えられています。
 ヘレカツは断面が見事なサーモンピンクに照り輝いていて、見るからに美味しそう。かぶりついてみると、パンはふわふわで中のカツがサクサクでジューシー。
 カツは熱々の状態で肉質が実に柔らかい。ソースはタルタルソースがほんのりと。玉ネギのシャリシャリした食感が加わり実に高級感があります。

あべのカツサンドパーラー ロマン亭

 片やタマゴサンドもユニークで、ゆで卵を潰した玉子ペーストと極薄切りの食パンがミルフィーユ状に重ねられています。パンは外側の2枚だけ軽くトーストしてあり香ばしい。
 玉子ペーストにはそれほど味付けがされておらず、卓上にあるお塩を少しつけていただくのだが、この塩が大粒の岩円で、味わい深く、ガリガリとした食感もまた楽しい。

カフェ オッテ あべのハルカス店

カフェ オッテ あべのハルカス店

 近鉄南大阪線・大阪阿部野橋駅に直結、各線・天王寺駅の直近。あべのハルカス・ウイング館2階の婦人洋品雑貨売場の一角にあるデンマークスタイルのカフェです。
 白木調のテーブルと椅子が並んだ客席は北欧感たっぷり。明るいながらも落ち着きがあり、座席の間隔もゆったりとしています。席数は76席で、お水はセルフサービスです。

スメアブロはデンマークのオープンサンド

カフェ オッテ あべのハルカス店

 「スメアブロプレート」(1,650円)は、2種のスメアブロとともに、ベビーリーフのサラダ、バルサミコソースのポテトフライが盛られています。スープは具沢山のミネストローネですね。
 スメアブロは密度の詰まったライ麦パンの上にバターが塗られ、サーモンにクリームチーズが乗り、ディルと輪切りのレモンが重ねられています。さっぱり爽やかな風味です。

カフェ オッテ あべのハルカス店

 もうひとつは細かくカットされたチキンとオレンジが盛られ、ニンジンのラぺが重ねられています。こちらも軽い風味です。オレンジがいい仕事をしています。
 ポテトフライはビーツのラぺやクリームチーズが添えられてバルサミコが主体のソースが掛かっています。甘酸っぱいソースが軽やかです。

※本記事は、2024/10/12に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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