麺や彰貴の２号店 : Menya shouki

鳥居松に本店がある麺や彰貴が、いつの間にか２軒目の東野店を開店していた。
本店が開店したのは2008年3月。順調にお店を増やしているということか。
本店はカウンター主体のこぢんまりした店だが、東野店の方がかなり広い。
テーブル席が多く、家族連れやグループならこちらの方が入りやすいだろう。

メニューは多分本店と同じ。看板メニューはゴマとんこつ味の「彰貴ラーメン」
以前はなかったつけ麺が目についたので、注文してみた。

彰貴つけ麺(780円)
温もりもできるが、やはり冷たく締めた麺が好きなので冷もりでお願いした。
１玉(120ｇ)でも２玉(240ｇ)でも同じ値段。１玉では物足らなさそうなので２玉で。

ドロリとしたつけ汁の味の印象は、彰貴ラーメンとほぼ同じ。
トンコツベースのスープにすりごまをたっぷり加えてあるようだ。
ゴマの風味が鮮烈。逆にいえば豚骨の風味はほとんどなく、ゴマしか感じない。
豚骨の風味はどこへいってしまったのか。
「ゴマとんこつ」というには物足りなさを感じてしまうのは私だけだろうか。
控えめに辛みがきかせてある。自家製ラー油だろうか。

特製という三層麺は確かに弾力は感じるが、特筆するほどでもない。
流行りのつけ麺で多用されている極太麺に比べれば印象は薄い。
その割に、冷もりにしたせいか、どんどんつけ汁が冷たくなっていく。
２玉にしたことを少し後悔したが、１玉だと間違いなく物足りなく感じたろう。

しょうゆラーメン(630円)
鶏ガラベースのあっさり味のスープ。花かつおが麺の上にのっている。
嫌味のない味だが、深みに欠けるような気もする。
やや細めでしっかりした弾力の麺がスープに合っている。
あっさりしていてすっきりした味わいだが、私にはもうひとつ魅力が感じられない。

人気のお店のようだが、私の好みのラーメンとはやや違うようだ。