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食べログ 焼肉 EAST 百名店 2023 選出店
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究極の肉の素晴らしさを知ってしまった。
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matu4
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店名 |
ヒロ ナゴヤ(HIRO NAGOYA)
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---|---|
受賞・選出歴 |
2023年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2023 Bronze 受賞店
2022年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2022 Bronze 受賞店
2021年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2021 Bronze 受賞店
焼肉 百名店 2023 選出店
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食べログ 焼肉 百名店 2018 選出店 |
ジャンル | 焼肉 |
予約・ お問い合わせ |
052-938-3062 |
予約可否 |
完全予約制 |
住所 | |
交通手段 |
浅間町駅から471m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥80,000~¥99,999 |
予算(口コミ集計) |
¥60,000~¥79,999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 |
個室 |
有 |
---|---|
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、席が広い |
ドリンク | ワインあり、ワインにこだわる |
---|
利用シーン |
|
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
備考 |
紹介制 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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看板などどこにもない。
それどころか、表札すらない。
しかも、常連客以外のお客を取らない。紹介も同席しないと出来ない。
一度行った客はどうしても常連になりたがる。
予約は4ヵ月先まで一杯。
一度きた客はまた、なんとかして来たい。
頼んででも来たくなる。
そこまで一度口にしたものを虜にしてしまう。
例えようがない。
東京では出会ったことのないレベルの肉を食べさせてくれる。
死ぬほど肉を食べて、シャトーブリアンがメインだけど、決してアゴが疲れるような脂の強い肉ではない。脂の少ない赤身肉を食べさせる。
そう聞いて、意味がわからなかった。食べたものでないとわからない味がここにはあった。
そしてそこには生産者とタッグを組んで、理想の肉を作り、その超一流の素材を自分の大事にする顧客だけに出している素晴らしい店、素晴らしい東裕章という男がいた。
店に到着した時にあまりに店らしくない構えにまず度肝を抜いた。
そして、掲げられている書に目を奪われ、その額装の端正ながら、強さを帯びた造りの引力に引き寄せられた。
コースのスターターはキャビアからだった。
キャビアはフィンランドのノンパスチャライズドのベルーガ。
しかも、かなり立派な量が出てくる。スパークリングと合わせて絶妙な塩味とそのまろやかな口溶けに舌鼓をうつ。
「スープしか飲まないでいい。」という原木シイタケと鴨のスープが続く。
知多の平松さんの原木シイタケ。
一本の原木から数本しか取らないようにし、クオリティを保つというストイックな生産者の作るシイタケ。あまりに旨いのでペロリといただいてしまう。
次に続くはゆるりと火を通したというユッケスタイルの知多牛。
トモサンカクのいいほうだけを使い筋を抜いて。綺麗に小さく千切り状になっている肉を軽く混ざる程度の卵黄と。
普通に食べていただけで、何か違うなと思うくらいいい引力を持ったニンニクチップ。津軽のガーリックチップとのこと。
木曽川の上流の真鴨。
網で取った鴨の首をおり、
血が抜けないで持ってくるので、
最高の鴨。これを上手に焼いてくれる。特製の醤油と、ブラックペッパーの混ざったスパイスをかけて。
七輪で焼くと鴨が、その煙にあたりスモークがかけられる。
ジビエの極致。肉質が抜群。
オーストラリアのビクトリアのラム、20分から30分、遠火で焼く。こちらは焼きあがったスタイルで出してくれる。
肉の焼き加減はロゼで、塩胡椒で抜群。ハーブで誤魔化さなくても素晴らしい味わい。臭みはなく、ラムの香りは上質で一流。
品のいい脂と肉汁の残り方がハンパない。
箸休めは大根、桜えび、ゴマ、おおば、ミョウガ。
この辺りで本日の野菜。
こらはシイタケ焼き。
傘の表面のやげ具合がいい。
先程のスープに使われた原木シイタケとおなじ。
さて、佳境に入り、知多牛のテート、ポワント、シャトーブリアンがずらりと並ぶ。
これを圧巻と言わずしてなんというのか。今まで自分達が食べる肉でここまでフィレが並んだのは人生初。
素晴らしい肉。
肉質がだれてなく、旨い。
脂は少ないのに口の中で解ける。
肉の繊維が歯を使わないでもまさにほどけるのだ。
普通、シャトーブリアンのここまで柔らかな肉は間違いなく、脂の乗り方も尋常じゃなくなっているもので、脂が少ないと肉質はしまり硬くなる。
その常識を覆す。究極に柔らかいのに脂は少なく、重くないのだ。
口の中で筋繊維がほどけるようにしていく。
同じ方向に向かって束なっていた筋繊維が
ふわりと柔らかく連携していただけだと言うことに気づき、硬度を例えるなら薄皮まんじゅう並み。
うん、菓子だ、こうなると菓子の領域。
「おおおお!なんなんだ?!こ、これは、私の知らない世界があるなんて!!」と頭を搔きむしり、出会ったことのない最上級の歓びに白目を剥いでしまうくらいの旨さ。
ポワントは油脂分が少しだけ強いがこれがやはり口溶け天下一品。
テートは油脂分がシャトーブリアンよりさらに少ないのに口溶けが素晴らしい!
いずれも東京で圧倒的な評価をされている〇〇〇〇ブリアンの数段上。
食べ終わっても顎がだるくならない脂が少なく、口に入れると筋繊維がほどけていくこの感覚は未だどんな肉でも味わったことのない境地。
東氏、おそるべし!
肉をここまで理想の物に仕上げるとは、生産者とどこまでやりとりするのだろう。
それから知多牛というが、どこの生産者がここまですごい肉を作ることができるのだろう?!
東氏と生産者、この連携で世にも稀な素晴らしい食材がそして完成度のあまりに高い料理が生まれてくる。
感動を通り越して呆れてしまった。
ちなみにここの料理は大別するとステーキだろう。
直火、究極の赤身和牛の炭火焼のステーキ。
まあ、とにかく焼肉という括りには入らない。
カレーもトマトをベースにして野菜を煮込み作るらしいが、肉を入れて食べるとさらに肉の素晴らしさを実感。
一杯目はシャトーブリアンを入れて、
二杯目はテートを入れて極上のステーキカレーを堪能させていただきました。
どうしても商売的な話で恐縮だが、このステーキカレー、一皿だけでも東京都内なら5,000〜8,000円は取れる。あまりに圧倒的であり、あまりに素晴らしい。
このコース、地域間価格差を考えると、東京で商業ビルに入ってやったら10万円は超える金額だろうな。
食べた食べた。何枚食べたかわからない。
それなのにもたれない、飽きない、疲れない。
芸術的な赤身肉、芸術的な焼き。
こんな店あるんだなぁ。
東京にあると良いのになー。
愛知のあきひめでしめて。
こんなに食べたのに、アゴは全く疲れない。
食べ終わった時の素直な感想は…
はい!独断と偏見ですが、間違いなく、このヒロナゴヤが日本一の肉の店に決定しましたー!
断言していい、この店の上はありません!
本当に素晴らしい。
死ぬほど感動。
ちなみにここに連れてきてくれたのは名古屋出身、杉並定着系の友人。