立ち飲みで、上品な旬の和食に舌鼓♪ : 銀座 しまだ

＜2016年12月＞
会食等がなく、ふいに早い時間に直帰出来る時・・
予約をしていないが、美味しい旬の料理で軽く飲みたい時・・
ふとこちらのお店の旬の和食が脳裏をよぎります。

17時から営業している立ち飲み「銀座しまだ」　※テーブル席あり（一つで4人掛け）　17時～　19時～　21時～でテーブル席及びカウンター一部予約可

立ち飲みとしては少々値が張るせい？か、17時台に入店出来れば予約なしで入れる確率が極めて高い印象（全席予約出来ないため）

こちらの黒板の旬のメニューはとても魅力的で楽しみなんです♪
さらに、一人よりは２～3人で訪問すると色々な種類も楽しめて最高！

「俺の～」の会社が出されたお店だそうですが、三つ星の麻布幸村さんで修行された方もいらっしゃるそうですね。
イタリアン、フレンチ、福岡の「俺の割烹」等からイメージすると、どうしてもコスパは魅力的ですが素材や味は・・今一歩という印象も？なのですが、「銀座しまだ」は、外れのない旬の良質の本格創作和食を楽しめる印象で、時折ふらりと立ち寄ってしまいます（前回レビューから3回目？）。


♦クエの小鍋　2,500円
ぎんだらのように適度な弾力のあるクエの身！　上品で美味しいスープ　　2月の蛤（ハマグリ）の小鍋も美味しかったなぁ。

♦焼き白子　1,600円
特大サイズが２つ。　香ばしい焼き具合も最高でこちらも美味！

♦にしん小芋　1,000円
みがきにしんの表面をあぶったもの？　皮はカリッと身は煮つけ（煮込み具合も素敵）、ミョウガ、柚子粉の脇役のバランスも良く絶品！

♦からすみそば 1,600円
（ハーフサイズあり）
自家製からすみと、岐阜から仕入れているという手打ち生そばのコラボ
そばは細めでつややかで舌触りも心地よく、からすみも適度な塩分としっとり感があり
数年前に食べた時よりも美味しく感じました！

♦獺祭スパークリング

こんなセンスの良い、上品な旬の和食を短時間でさくっと楽しめる立ち飲みって・・
なかなか、ありそうでないんですよね。

確か、お店を出されて5年目位だそうです。

超高級食材はありませんが、旬の美味しい食べてみたい魚系のメニューが必ず待ち構えてくれている印象♪

また、安くて旨い立ち飲みは数多くあれど、
清潔感のある白木のカウンター、立ち飲みとは思えない気配りのあるサービス（女性スタッフも増え、サービス向上したようにも感じました）も心地よいです♪

美味しい旬の和食を予約なしで気軽に楽しめる！　
まさに「立ち飲み」の概念を覆した、日本屈指の素敵な立ち飲みやさんですね。


＜2016年2月＞
1人客泣かせの本格立ち飲み割烹

新橋駅から銀座方面へ徒歩5分程度大通りと並走し始める細い路地にひっそりと佇む『しまだ』
京都の祇園のお店？かと思うような和の趣ある木戸を開け店内に入ると
メインの10人程度の立ち飲みスペースと道路側に4席のテーブル席
清潔感のある白木のカウンターが印象的な小さなお店です

2016年2月、近づく春を少しづつ感じる頃
銀座から新橋へ向かう途中夕方17時過ぎに、ふらりと覗いてみたら空席がありました（テーブル席とカウンター2席は予約出来るようですね）

料理のメニューは黒板に書いてあるのですが、心くすぐるような旬の魅力的な和食メニューが並んでいて・・・
オーダーする料理をホント迷います

何度か訪問していて500円のメニューは結構実食済みなのですが、
一番食べたい旬のメニューは一品1,200円〜1,800円のレンジがメインで興味を惹かれるものばかり・・

取り急ぎ飲み物と500円から個人的こちらのつまみの定番２品をオーダー

♦️きんぴら 500円
隠れた定番メニュー①
冷たく上品なゴボウの食感に心地よい出汁とピリ辛の唐辛子のアクセントに胡麻の香りで上品で美味

♦️イワシ梅煮 500円
隠れた夏の定番メニュー②
イワシはかなり柔らかめに煮込まれて
日本酒、焼酎とちびちびいたただくのに最高です


以下迷いに迷って今回一人訪問で選んだメインメニューからの２品


♦️大蛤とほろ苦春野菜の小鍋 1,800円
これはストライクでした！
蛤は房総産だそうで出汁も上品で素敵、百合根も入っていて(^-^)

♦️鴨ロースと菜の花の白和え 1,400円
チーズのような舌触りがなんともたまらない、冷たい鴨ロースは絶品、白和えも上品


さらに結局もう1品頼みたく思うのですが、やはり立ち飲み店で食べたい料理の追加料金が1,000円～2,500円位メインというお値段と
1人でもう一品追加だとちょと量が多いんだよなぁ・・というジレンマに襲われます。
そして気付いたころには満席で外待ち客も・・・

何を言いたいかと言うと、やはりこちらのお店は2〜3人での訪問がベストという印象

前回訪問時は3人で、9品程度〆にからすみそばもいただきましたが、3人だと食べたいメニューからもかなり選べてとても心地良かったです。
ちなみにこちらの名物「からすみそば」は1人で完食するのは、確実に飽きてしまう分量？で、一度食感を楽しめたらしばらくは満足？（ハーフサイズあるそうです！）。

またカウンターではなく、奥の調理場で調理される料理が殆どなのですが、繁雑時にはカウンター（１～2人）は大忙しで、目の前での調理や、ゆっくり大将との会話やサービスを楽しまれたい方には向いていないかもしれません。

個人的には焼酎の種類が、麦、芋各一種というところも料理のレベルからしたら寂しくもあり、まただんだん酔っぱらってくると最後の方には、ふと奥のテーブル席が羨ましくなりなんとなく自分も座りたくなってきます。
→立ち飲みメインのお店なので仕方ないのですが（笑）


過去の１人訪問時体験では、立ち飲みメインなのに「食べたくて仕方ない旬のメニュー」は１人だと量が少し多めさらに、まれに物凄く美味しい！とまでは思わないメニューも隠れていたりもしました。またいい意味では美味しかったけど「あれも食べたかったなぁ・・」と
退店時になると欲張り君？が「必ず」顔を出す＾＾
何とも不思議なお店です（笑）