呑助さんのマイ★ベストレストラン 2012

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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今年のテーマは『僕の、私の、もうぞ食い』

呑んだあとに「つい」「あるいは」「悪ノリで」もうぞ食いをしてしまった店の中から頻度が高い店や長年そういう使い方をしてしまう
店を選び、「深夜まで開いている or 深夜から開店する」店を第一条件に、更にその中から味もオススメできる店を選んでみました。
とは言え酩酊して行くことが多いので味はお墨付きではありませんので悪しからず(笑)

あれこれ振り返ってみると酩酊しているときの自分の傾向がよく見えてみます。
中華系(韓国系)と蕎麦系、これに尽きます。

和食やイタリアンでは深夜営業の比率が低いこともあるでしょう。
いわゆるBAR、ダイニング系も少ないほうかと。
雰囲気からしてやはり何となく食べるより呑むほうに重点を置いてしまうのでしょう。
足の長いグラスや店内備品をぶつけて壊しそうだから近づかないという学生時代のトラウマも影響しているようです。

中華系は香辛料も含めた味が好きだし、小菜がある店(一人でも気楽に入れる)が、
蕎麦系(昼はロクに行かないくせに深夜のみのチェーン店ばかり)は小腹を満たす手軽さからも頻度が上がるようです。

今回24hチェーン店や地方の店は除外させていただきましたが、地方で印象深い店は
丸和前ラーメン(小倉市内)
餃子の黒兵衛(宮崎市内)
などがあります。

*4位の選択を間違えていることに気が付きました。(1/21)
  「しうまい家松富」でなくて銀座の「松富」の間違いです。

マイ★ベストレストラン

1位

香妃園 (六本木、六本木一丁目、乃木坂 / 中華料理)

1回

  • 夜の点数: 3.9

    • [ 料理・味 3.9
    • | サービス 3.2
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2016/11訪問 2021/02/07

深夜族の御用達

深夜族御用達の当店。
ランチやってるとは想像もしなかったが、お天道様が出ている時間の入店は何やら恥ずかしさがこみ上げる。

予想以上にほぼ満席だが、高齢のひとり客が多いのも特徴だろうか。

30種余りのランチメニューから海鮮の沙茶醬炒めをチョイス。
最初に野菜スープとミニ油淋鶏と小ライスが出てくる。ライスはお代わりせよと言うことか。

ライスは固めなのは良いがどちらかと言うとやや保温し過ぎて固いという感じだ。

ミニ油淋鶏もしっかり揚げタイプでこれは高齢者には食べにくいのではないかな。

一目見るからにやや炒めすぎ感のあるくたびれた見映えの海鮮炒めが登場。
エビ、イカ、ホタテにアスパラ、マッシュルーム、長ネギを合わせたもの。
エビはいかにも のランチ用(と言っては失礼か)

沙茶醬炒めにしては平凡な味に感じてしまう。

相変わらず周囲では名物鶏白湯煮込みそばのランチ版を頼む客も多かったが、やはりこちらは
酩酊後の深夜に来るものだと再認識!

再見!

【2012.12】
初のデリバリー。

近所のラウンジで取引先忘年会の二次会。
テキーラ8本、泡が28本空いて生き残ったメンバーでのお取り寄せは定番鶏煮込みそば春巻き
鶏コラーゲンのとろみにダウンしていた店の子らも復活!
2時頃だったようだ。
うたた寝している間に海老春巻きの大半は食べられていた(泣)

酔っていてこそ胃に染み入るこの味。
六本木の味。

【2009.12】
マイレビュアー氏のレビューを読んでいて、お蔵入りに近い下書きを思い出しました。
2年前の写真ですけど、いまもさほど変わらないものかと推察します。

深夜に重宝とはいえ、どうしても夏場は足が遠のき冬場は特に集中します。
狙いは鶏煮込みそばだからです。

某レビュアー氏同様に深夜に呑んで騒いでの最後のシメで頻繁に通いました。
六本木で酔ってからの深夜メシでは、頻度NO.1に間違いありません。

80年代後半から2000年頃までが何だかんだと頻度は高くて多い時は月に2,3回。
みんな好きでしたねぇ。
一人で食べるにはもちろん多いけど、ラーメン一杯に比べれば3,4人でシェアして食べれば
軽く済むのもこちらの利点だったように思います。

以前は交差点のアマンドから麻布警察署寄りの、今だとマツキヨあたりでしょうか、そこに小さな入口で
佇んでいまして、白木みのる似の色白の店員さんが印象的でした。

現在地に移転後すぐはこの名物もコックの影響で明らかに味が落ちて、大ママにクレームをつけたことが
ありましたが、ほどなく味は元に戻ったと思います。


コラーゲンのトロミが絶妙の鶏白湯スープにひやむぎが伸びたような超やわやわ麺が泳いでいまして
刻んだ小松菜?の青みが酔った目にも鮮やかに写ります。

この色とスープの香りで酔いから(一瞬は)目が覚めた! というパターンか
思わずすすり込んで、トロミのアツさにヤケドして目が覚めた!
という中高年の方は多いことでしょう(笑)

え? 
鶏煮込みそばを昼に食べてみたいですと?
なに、トーシローみたいなこと言ってんですか。
深夜に酩酊してこそ食べるべきです。

最近の若い方は深夜にこういう店で〆るという経験は少ないかもしれませんが
是非一度は深夜にヤケド(いろんな意味で)してみてもらいたいと、オジサンは思うのであります。

  • 沙茶醬を使っている割には案外味は薄め、辛さも無し。
  • エビ、イカ、ホタテにアスパラと長ネギ、マッシュルームを沙茶醬で。まぁ、材料はショボいけどこの場所で1,000円ランチじゃね。
  • 海鮮の沙茶醬炒め

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2位

みやざわ (新橋、内幸町、銀座 / 喫茶店、洋食、サンドイッチ)

2回

  • 夜の点数: 3.5

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 昼の点数: 3.5

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.1
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 ¥1,000~¥1,999

2022/08訪問 2022/08/28

夕刻の隙間に

所用ついでにたちばなで手土産を買い求め、本来ならどこかでポンイツ!というところ、禁酒の身にはサテンしか無い。

そうだ!みやざわに行こう!
フィッシュだ、ヒレカツだ、エビフライだ、と並ぶアゲモノ三文治はパスしてと
ミックスサンド(900)とレスカ(520)を注文。

長年厨房を切り盛りする外塚さん(だったかな)もほぼ同年代。
風貌は変わらないが積み重ねた年輪が見えるようだ。
目には見えない黄金比でブレンドされた(に違いない)ツナとタマゴはアテを意識してか少々塩分強め。
素面でいただくのはほぼ初めてだが、懐かしい味にひとりごちる。

そしてキレの良い「レスカ!」でさっぱりと流す。

夏の夕暮れ、帷が下りるというには少々早いが帆船の船内を思わせる昔と変わらぬ板壁と、時折響く出前の
プッシュホン音(懐かしいプッシュホン時代のコロコロ音)に暫しタイムスリップしたような時間を楽しむ。

善き哉、この独占感。
【2012.7 深夜】
「やはり深夜にはアゲモノが似合う」
が言ったか、けだし名言である。

そんな甘言に惑わされたチューネン二人が早引けのお姐さんとすれ違いに当店へと導かれる。
「まずは泡、三つ」誰かさんは座るやいなや口を開く。

未踏破メニューをオタメシしたい(写真を撮りたいだけ)気持ちは山々なのだが、気持ちだけでは腹には入らぬ。
「やはりこれに限る」
と王道のタマゴサンド

酒のアテ仕様のやや塩気の多い味付けに思わず「レモンサワー!ちょうらい」と流れが加速。

やはり頼まざるを得ない定番の鳥カラのそそり立つ揚げ姿に一同「まぁ、Gorippa!」の声が上がり
次いで登場した皿に思わず 「ヒメ de メンチ!」 (またかよ)

さほど混雑していない店内に妙なメニュー名が響き渡る。
これだからチューネンはタチが悪い。


【2012.3】
ナニゲにお気に入りの当店。
ザギンの裏方的な匂いも満ち満ちている店内もいい。

ザギンをネジロにしていれば、こちらの出前サンドイッチと、今は無き味彩の中華そばを食べたことのない人は皆無だろう。

かつて金春湯の並びの上海料理味の一のシンプルな中華そば、7丁目コリドー街手前、ざんまいの並びの地下に潜んでいたふくじんのワンタン麺など同様の使い方をしていた御仁も数知れずだろう。

残念ながらハムカツはないものの、メンチカツトリカラとアゲモノにも事欠かぬ充実ぶり。
深夜に出向くと「つい、その、まぁ」と手出ししたくなるものもあるので「もうぞ食い」には要注意だ。
それにしても深夜の生姜焼きのうまいこと!

  • レスカ!一丁
  • ミックス三文治(ツナとタマゴの共演)
  • ★目には見えない黄金比で調味料とブレンドされた(に違いない)ツナとタマゴ

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3位

阿武茶″ (日ノ出町、桜木町、関内 / 居酒屋、海鮮)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 -

2012/09訪問 2020/03/23

野毛で一番早起きの店?

野毛の奥深さを知ることとなったこの店。

こちらは地元民でないとかなり難易度が高い店の一つだと思う。

9月の某日、遠方からの客人の希望もあり野毛周辺案内の10軒目。
とはいえ、もう最初に駆けつけてくれたレビュアー氏は終電で帰ったし、客人も仙人の階下のスナックMで
先に宿へとお返ししたのでスナックで合流した大学時代の悪友らと向かう。
件のスナックママから紹介・案内されたのがこちら。

何と2:30am開店だというので、3時前に伺ったのだが先客が4名ほど。
我々が注文している間に、続々と一人客が入ってくる。
台風の影響で風雨も強くなっている週末の3時過ぎだというのにどういうことなのか全く理解できない。

河岸に行く市場関係者とかならわかるが、場所柄そうでもないはずだし、明らかに「飲みに来ている」客ばかり。
いわゆる丼など一品ものの食事もあるのだが、魚介類を中心に呑むのがオススメだと思う。

店内は鮨屋の様相で、カウンター10席程度と小さなテーブルが少し。
カウンター前にネタケースがあるのだが、酔っている目でもわかるような魅惑的なネタが並んでいて
睡魔が一気に飛び去ってしまった。

まずは熱燗で板わさイカ刺しを。
仙崎の蒲鉾を思わせる弾力を楽しみつつ、やはり板わさには日本酒だのぉ と夜中に同級生と首肯。
イカ刺はヤリイカか、適度な歯ごたえと甘みを日本酒で堪能。

次いで店主イチオシという、これはネタケース越しにも色合いからして目を引いていたカンパチの刺身。
これは反則もののネタで、どうしてこんな所で(失礼)お目にかかるのだろうと思いつつも、そんなことより
早く味見をと口に運べば、天然物の爽やかな脂の味が時間も場所も忘れさせてくれて、ここに熱燗を含んで
後味を流し込めば、最初からここを起点にしたくなるほどこの一日を後悔するのだった。

更にはタコ刺なのだが、これが佐島のだか何だか知らないが悶絶ものだった。
たぶん酔っていたから興奮してそう感じたに違いないが、思わずお替りをしてしまったほどウマかった!

ウニは連れが所望したので一口もらった程度で、こちらは普通にウマいもので、少なくともミョウバン臭さは
無いものである。
察するにこちらの仕入ルートは余程のモノがあるに違いなく、ここを知る酔客のみが深夜の楽しみを
享受できるのである。

いったい何時まで開いているのかわからないが、こんな素晴らしいネタは酔客にのみ渡す必要はない。
地元在住なら朝一に来ればこの上なく贅沢な朝食というか朝酒ができるに違いないからだ。

興奮度合いも入れての★4つ。

このあと精算して長者町のSPA NewJAPANに友人らと駆け込み、
朝までのコースで(2,000円)で仕上げたのだった。

野毛で一晩生き延びる余裕があればどうぞ。

  • 見よ!このカンパチを
  • 夜食にウニ!とも言える
  • 夜中に暖簾が密かにだされます

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4位

しうまい家 松富 (日本橋、東京、京橋 / 日本料理、飲茶・点心、海鮮)

1回

  • 昼の点数: 3.5

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2012/07訪問 2021/08/29

しうまいうまし

銀座松富との関係はどうなっているのか知らないが、肉の味を純粋に楽しめるしうまいである。

ここに来ると女性はかくもしうまい好きなのかと再認識させる、それほどの女性客の入りようである(ランチ)

向かいの今は閉店した海鮮のフライが美味かった今泉や2Fにあるえん山にはよく鮪ぶつ定食か煮込み定食
を食べに行ったものだが、その当時はこちらは無かったように思う。比較的新しい店のようだ。


ランチで欧風カレーセット(1000)、連れは特製しうまいライス(850)を。
カレーは欧風と謳うだけにベースがまろやか。

メインのしうまい、肉メインに海老と蟹入りらしいが肉の味が圧倒。
粗挽きの肉塊の歯ごたえと肉のジューシーさが際立つ。
餃子もシュウマイも、本場中国のそれも具が肉であれ海鮮であれ噛んでこその味わい重視というところが
好みとも合うだけに、世はジューシー好みが多いようだが、個人的にはこちらのタイプが断然好みである。
少なくとも銀座松富のそれよりは肉肉しくてよい。

胡椒が肉のシンプルな味を引き立てて、そのままカラシのみでも十分にイケる。
酒のアテとするならこの方が良かろう。
醤油で、或いは酢を少々足して味を楽しむのも悪くない。

味付けは控えめな小鉢の厚揚げや大根の煮ものから察するに、こちらのベースは関西系の主人か?
こういう味付けは好感が持てる。
思わずほくそ笑んだのが、同じ器に添えられたポテサラ
塩もみした玉ねぎにキュウリと人参。こちらは酒のアテにも良さげな強めの味付けでサワー類と合うに違いない。

サラダは水菜にジャコとトマト。
得てして下品なくらいドレッシングをぶっかけている店も多いが、ごく控えめな量が好感。


冒頭の女性客の多さはご夫婦(?)の人柄と小体ながら清潔な店内、全般に下衆でない味付けに依るものなの
かもしれないが、銀座と違い穏やかな(爆)夜の再訪を予定してみたい。

  • 欧風カリーSet かなり満腹感あり
  • 特製しうまい
  • 特製しうまい断面

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5位

博多ラーメン ばりこて (東高円寺、中野、新中野 / ラーメン)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 ~¥999

2012/11訪問 2012/11/15

再訪多数~この店のスープには九州出身者の神経中枢をマヒさせる何かがある。

【2012.11】
当店初という御仁を案内。
いつものねぎラーメン。麺はナマ!
半替え玉もナマ!なんである。

【2012.5】
実に久しぶりのランチでの訪問!
モロ昼どきで5,6分の待ち。
調理は数分だから食べ方さん次第で大してストレスなく待てるのが博多ラーメンの良さ。

定番の葱ラーメン(ばりかた)替え玉(生)で870円。なんて良心的なんだ。
(長浜店はさすがにここの原材料費では現地価格で出すのはしんどくなったようで残念)

店主と久々の会話に変わらぬ姿勢を確認。

今回の替え玉、茹で湯の問題か、少々表面のぬめりが余分な感じはしたが
スープの舌触りというかマイルドさは変わらず、どうしても一滴も残せない。

【2010.8】
ネギを生で一杯。
いかんと思いながらも替え玉(ハーフ)も生で。
文句なし!

都内の2号店にも視察に行くべしと会長からの指示。

【2010.3】
春の雨というには寒すぎる某日、門前仲町で某レビュアー氏と遭遇し勢いで高円寺まで一気に駆けつけた。

初の夜の部訪問だが門仲でかなり飲み食いしているので焼酎湯割りがめ煮でガマン。
念願の夜の部で興奮気味だが湯割りの湯気を吸いこんで呼吸を整える。

今回は初っ端からでいく。そして替え玉(半分)もで。
やはりここの「生」の素晴らしさは麺はもちろん、店主・スタッフの神経の使いようだとも思う。
麺の太さを測ってはいないが直径は2mm程度。微妙に他店よりコンマ数ミリ細いのだろう。
また気持ち加水の具合が多いのか(好みはあろうが)芯がのこらないのだ。
茹でも5秒程度でスープに投入すれば食べ始めも納得ながら、終盤の麺への余熱の通り具合が何とも絶妙。

この店のスープの香りには九州出身者の神経中枢をマヒさせる何かがある。

長浜にも店があるというので本店があちらかと思いきや、逆進出したとのこと。
これは長浜店の探訪も必要がありそうだ。
(追記:長浜店は既にClose)

【2010.2 ~居ながらにして博多たい~】
評価はかねがね熱心なファンから耳にしていたので、東高円寺駅からテクテクと。
昼時を大きくはずしたので先客は2,3名程度。

店内に充満する甘いトンコツの香り。
「ヌオッ。なんだ?この懐かしい香りは!」
決して強烈じゃないのに腰が抜けそうだ。

まずはラーメン(バリカタ)にネギトッピングをオーダー。

店内カウンター席だけだがスープがコトコト温めてある寸胴の前の席を選び準備完了。

魅惑的に軽く沸騰を繰り返す濃い乳白色を見つめながらテンションがさらに高まり胃袋がギュキュッとよじれる。

ものの1分程度で着丼。
見た目もさっぱり、甘い香りが目の前で揺れている。
本場の味を食べた人ならわかるが、福岡県内でも、北九州(小倉)、博多、久留米では微妙にコクや甘みも違うものの
決して脂ギトギトではないのが本場の豚骨。

うま~い。
これはハイレベル。居ながらにして意識は博多へ飛ぶ。
そして想像以上のウマさに少々心の中で涙ぐむ。

迷わず追加の麺をでお願いする。

生(粉落とし)がウマいと聞いていたものの、せいぜいバリカタ程度が好みで芯が残る粉落としをさほど嬉しいとは
思わずにいたがここの麺はまたすごい。
目から粉が、もとい、ウロコが落ちたとはこのことだ。

過去の数多くの豚骨系では納得いく「粉落とし」は無かったからだ。
読んで字の如く、表面の粉が落ちる程度に数秒~10秒湯にくぐらせてスープに投入。
当初はアルデンテでもスープの余熱やスープを吸い込んで程よい固さになるのだが、麺の状態やスープとの温度関係
からベストマッチしないもの。

夜は焼酎を楽しめそうな定番メニューが揃うではないか。
夜の部も一度来なければと再訪を誓う。

自分の中で都内No.1豚骨。

  • ネギらーめん(’12/11) 麺はもちろんナマで
  • ネギらーめん(’12/5)
  • 替え玉ナマ(’12/5)

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6位

中国料理味味 (学芸大学、祐天寺 / 中華料理、ラーメン、餃子)

1回

  • 夜の点数: 3.5

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2012/09訪問 2021/03/18

~再訪多数~中華と言うより台湾料理を彷彿させます

【2011.8】
学芸大学での飲み会の前に。五目チャーハンをかき込む。
相変わらず、オヤジさん、いい塩加減ですな。

この夜は2階では女子会が行われていたようだが、黄色い声というより黄色いダミ声風の声が響いていました。

【2010.9】
夏は冷麺
しかしここで一度も食べてないことを思い出し、中国風冷麺(\1,000)。
何が「中国風」なのかと聞いたがオヤジさんの説明は曖昧だ(笑)

麺ツユというかスープは一から作り始めて冷水で冷ましてスタンバイ。
その間に具を揃え、麺を茹でこれまた冷水で締め と調理場は目の前なので
徐々に自分のオーダーが出来上がるのを見ながら待つのも面白い。

ていうか、日本語のたどたどしいオヤジさんに突っ込んだり、突っ込まれたりと
話をしながら待つのが楽しいんだよなと、再認識。

黒酢が加熱でマイルドになった何と表現していいのか、う~んさすがは味味の味(笑)
新鮮な発見は締めた麺がとてもウマかったこと。
軽い縮れの細麺で、茹で上げのタイミングも難しそうだけど、こっちと話しながらこの仕上げ。
オヤジさんの腕か麺のおかげか(爆)

今度はこの麺で別の冷麺をお願いしてみよう。


【2010.6】
麻辣炒飯をいただきました。
麻婆豆腐や麻婆茄子がのった炒飯ではありません。
辛さはいくらでも調整してもらえます。

つくづく米の炊き加減というか炒めてわかる絶妙の硬さ。
一緒に出てくるスープも、これぞ大衆中華の王道という味加減。

【2010.4】
いつもながら3次会で酔徒4名で訪問。
うち初訪問2名。ウマいウマいと紹興酒がすぐ3本空いてしまう。

頼むのものはいつも似たようなものですが、海老とくわいの炒め物(1600)と腸詰の写真をUpしておきます。

【2010.2.3】
素面で久々に炒飯を食べました。
やはり、うまい!

絶妙の炒め具合、適度な油が卵と共にやや固めの飯粒によく馴染んでいて
塩コショウの加減がドンピシャリ
。流石にプロです。

親父さんにコツを聞いたら、ご飯の炊き方と一言。加えて火力の違いは家庭では
如何ともし難いものだから諦めてウチに来いと(笑)。


【2009.12.28】
もつやき ばんのあと、勢いでまた入ってしまいました。
年末だからでしょうか、23時近いのに珍しく奥さんもいらっしゃいました。
奥さんのほうが日本語は苦手みたいですから、片言でも中国語で注文すると親父さんも
加わり会話が弾みます。

今回は紹興酒を頼むと、「香菜の薬味は要らないかい?」と親父さん。
これ刻んだ香菜を塩と胡麻油で和えたもの。
腸詰や砂肝醤油漬けにも合いますし、少量つまんで喝一杯(酒を一杯)でも合います。

今回の「トマト卵炒め」はこちらの酔い加減に合わせてか、やや味付け濃い目で
酒がすすみます。
久々の「ニララーメン」。
刻んだニラの香りは卵入りスープの絡んでいるので余り香りはしません。
麺は軽い縮れ細麺でやや半透明。ツルツルした感じが呑んでいても胃に堪えません。

何だかんだと30分余りで二人で紹興酒1本の他に炒飯まで平らげた年内最後の呑みでした。

【2009.11】
写真をUp。
今回の炒飯は泥酔寸前でしたので、塩味軽めでとお願いしただけに
色合いも淡白です。
レバニラ炒めも薄味に。(でもしっかり完食)

【2009.5】
知る人ぞ知る鷹番の「味味(みみ)」。
外観はごく普通の街の中華屋という風情です。
1Fはカウンター4,5席にテーブル2卓、二階は20名くらい入れるのでは。
いつも深夜1:00amまで開いているので、つい飲んだ後に寄ってしまいがちです。
締めにいいのがニラそば炒飯

ニラそばは細かく刻んだニラを卵スープのようなやわらかい鶏ベースの
スープに浮かべたもの。
炒飯はこれぞ王道というような色と艶!
最後に回しかけている醤油の焦げた香りがたまりません。

深夜の締めだけでなく、もちろんしっかりと夕食・宴会にも対応可能。
ビール片手に腸詰めや豚耳で始めます。

腸詰め・・ご主人が台湾帰り(のはず)なので昔の渋谷台南坦子麺
      食べたような独自の甘さがあります。

豚耳・・いつ頼んでもとてもプリプリしていて仕入れと仕込みが安心できます。
       ゼラチン質豊富なので女性にも向いてます。

水餃子・・もちもちした食べ応えのある皮で、まさに本場並みに皮を食すという感じです。

卵とトマトの炒め物・・家庭料理の定番で、シンプルに塩で味付け。少し焦げたネギの香りが引き立ちます。

鶏とカシューナッツ炒め・・鶏肉の下ごしらえもいいのか臭みも無く炒め合わせ味噌が独特です。

エビチリ・・ぷりぷるるんとしたエビが20尾も使われています。
       調理場内が一段低いので席からはよく見えませんが、あれこれ調味料をブレンドして投入してます。
       辛さが独特でややジャンキーな感じすらします。
      少なくともケチャップやチューニャン=酒譲(中国の酒粕)の甘みはないので好みは分かれるかも。
       しかしつまみには言う事ないですね。

紹興酒のお薦めを聞くといつも特価(2,500円)の10年ものを出されますが
これが旨いのなんの。時も忘れて飲み干してしまいます。

4,5人で押しかけていろいろ食べ比べするのがいいでしょうね。
こなしきれません。

  • 花ニラの蕾・芽と木耳・卵炒め('12/9)
  • 茗荷の中華風漬物('12/9)
  • ゲソ生姜('12/9)

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7位

かおたんラーメンえんとつ屋 南青山店 (乃木坂、六本木、表参道 / ラーメン)

2回

  • 夜の点数: 3.5

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 昼の点数: 3.5

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999

2020/09訪問 2021/09/05

また来ちゃったよ(笑)

かつての深夜のお供。かおたんラーメンえんとつ屋。
近所にお客が移転したもんだから、こちらも深夜でなくお天道さんが明るいうちに行けるようになっちまったよ。
ここも40年近い長い付き合いだな。

ほぼこちらで頼むのはワンタン麺(1020円)と決めている。
派手さはないけど独特の、しみじみ味わうスープ。
香味油?がいい具合に全体をコーティングしている感じ。
大きなワンタンもいいけど、やはりここのラーメンはスープがメインなんだと再認識させられたよ。
ワンタンは生姜汁が効いてるけどシンプルに肉の味だけ。スープと合わせて完成て感じだ。
昔むかし20年以上前のこと、六本木で夜な夜な遊ぶ友人がいました。
いつも深夜に空腹を訴える友人に付き合うには胃の胆力と眠気への耐性も必要でした。。

彼の行動はワンパターンで行き始めるととことん通う癖があったので選択肢は限られていました。

鶏煮込みそばの香妃園か明石焼きの比呂、インド料理ならモティ
(たまに麹町へ遠征してアジャンタ
焼肉なら叙々苑六本木店
鮨は当時今のような深夜営業や24h営業はなかったから明け方築地大和寿司鮨文へ。
そしてラーメンならドラム缶ラーメンで有名な天鳳かここかおたんだった。

味はさっぱりした従来の中華そばと同じような鶏がらベースのものですが、焦がしネギの香ばしさと
ツルシコ麺に、真偽も定かでない「福建省高級スープ」と書かれた文言に惹かれて何故か通ったものです。

今でこそ普通に見かけますが、おかしな日本語をあやつる中国人のつくるラーメンは酔った我々には妖しい
食材が使われているような気がして三鞭酒のそれが使われている
とか何とか勝手な都市伝説的な盛り上がりもあったものです。
考えてみれば元気一杯の20歳代が虎の○ニ○や鹿の○根とかのエキスだ何だのと必要なわけは
無いのですが20歳代なんてそんなものでした。

そんなフラッシュ・バックを浮かべあの友人は今はいずこと思い出しながら初めて昼の部で行ってみました。
14時も過ぎていたので近所のサラリーマンではない人が数名。
店内は昔と何も変わらない気がします。

ワンタンメン(\900)をオーダー。
やや褐色の強いスープに絹さやの緑が映えてます。
チャーシューが一枚スープに沈み、ツルッとしたワンタンの皮が上に、メンマ、焦がしネギ、
もやしなどがのっています。

澄んだスープの色と香りは今も妖しい食材が使われているのか(笑)さすがに素面じゃぁ聞けません。
焦がしネギは確かに香ばしくていいのですが、こんな色だったかな。
勝手に大井町永楽の濃い目の焦がしネギのイメージと重なっているんでしょうね。

メンマもさっぱりした薄味仕上げ、チャーシューはジューシーでこれも薄めの味付け。
全てスープの濃さに合わせている感じで統一感があるのがいいです。

やはり夜もいいはずだ と再認識した次第でありました。


  • ワソタソ麺
  • 大きなワソタソ
  • ワンタン麺に焦がしネギと味玉トッピング。しょうゆ味に合うんだわ。

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8位

比呂 (六本木、六本木一丁目、乃木坂 / 居酒屋、明石焼き)

2回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.3
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 -

2019/06訪問 2021/09/05

2020年の50周年記念はおあずけ

(2019年の下書き)誠にコロナ禍は恨めしい。

この地で50年とは素晴らしいかぎり。
酒も安くて大勢でワイワイやるのに向いている。

学生時代、呑兵衛パイセンに此処へ拉致されてから早や37年。
移転、改装など重ねたもののメニューも味も変わらない。
もちろん丸刈りが印象的なオヤジさんも変わらない。

いかんせん馴染みの店ではノスタルジーに浸りがちなのだが
改めて居心地の良さ、使い勝手の良さを感じながら明石焼きガーリック焼きそばの味に感服。
やはり、最高!

遅くなるほどボルテージが増す店内には活気が溢れている。

2020年の50周年、仲間と貸切イベントでもやりたいものだ。
【2012.8】
フツーの時間で訪問。
やはり客はまばら(笑)
かっては朝8:00まで営業していた当店は深夜盛業の少ない時代の駆け込み寺的存在でもありましたが
社長(大将)も寄る年波のせいでしょうか(笑)、基本的には0時あたりまでの営業としたそうです。

真夜中の明石焼きやガーリック炒飯(およびG焼きそば)はもうぞ食いするにはよかったんですけどねぇ。

【2010.10】
恵比寿で2軒回っていい感じ。

水割りで冷えた胃を温めたくて明石焼きを食べに来たら、ポテサラがあることに今更ながら気付いたりした。
ここは一皿のポーションが多い事を忘れていたので、一人アップアップしながらいただきました。
きゅうりが輪切りじゃなくて短冊切りのポテサラは初めてだ。

【2010.3】
1970年代からやっているでしょう。俳優座脇の明石焼きで有名な居酒屋「比呂」。

学生時代の80年代前半からかれこれ30年近くお邪魔していることになります。
金の無い頃は安くて始発までやっているので週末の六本木はここでした。

宝焼酎一升が2,500円とこのど真ん中で破格の価格である上、料理は普通の価格ながら
量が多いので大人数で行くと安くあがるんです。

以前は防衛庁(現MidTown)手前にも「多古坊」「伊加太郎」と裏手地下の当店と
3店舗ありましたが、いまでは旧伊加太郎があった現在の店舗(2F)のみ。
地下にあるときはかっての『シシリア』を思わせる煤けた赤レンガがいい味出して
ましたが移転後はシンプルな内装。

深夜族のお供の店も随分無くなり寂しい限り。
営業はしているものの当店同様古株の[a:13123412,シシリア]も移転を余儀なくされ、鶏煮込みそばの美味い香妃園
瀬里奈裏の方に移転したし、後はモティくらいかな。

古い話はともあれ、

名物は 明石焼き
おそらく当時は東京で唯一食べさせるのは当店だけだったでしょう。
鰹風味のお出汁に三つ葉がよく香ります。
ふんわりした食感にお出汁の薄味が絡んでいくつでも食べられそうになります。

どんど焼きという洋風お好み焼きは関西風にしっかり粉と混ぜたもの。
やや強めに焼き上がるのでパリッとして香ばしいのですがキャベツが沢山で
中はしっとり。紅生姜もしっかり入ってます。

「ニンニク芽炒め」「砂肝炒め」「ワカメサラダ」などが自分達の定番ですが
おススメがガーリック焼きそばガーリック炒飯です。
焼きそばは細めの中華そばをみじん切りガーリックとパリッと炒めてあり
細切りの玉ねぎ・ピーマン・人参・マッシュルームが入り、刻んだ大葉が
上にのり香りのアクセント。タバスコを少しかけていただきますが、香りの
良さと食感の良さ、タバスコの刺激であっという間に無くなります。
炒飯はシンプルに刻んだガーリックのみを塩で味付け。
かなりの量のガーリックが入ってますから週末がよいかも。

大将の俊藤さんは昔も今も坊主頭でダミ声もそのまんま。
「よ~生きてんのか?今日はおせーじゃねーか」
またそんな声を聞きに行きますかな。

  • 定番!明石焼。薄味のダシは関西の味!
  • ニンニク焼きそば は溢れる刻みニンニクが魅力のバター風味
  • ニンニク焼きそば

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9位

ゑちぜん屋 (新橋、内幸町、汐留 / 焼き鳥、居酒屋、もつ焼き)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 -

2013/04訪問 2020/09/02

~再訪~H後屋呑兵衛 江戸を斬る・・・前に撃沈

残業に備えて軽く夕食を摂りに寄ったら、あらま、営業時間が16〜24時と人並み(?)に
なってました。

【2013.5】
初めて刺身盛合せを食べる。
案外(店長、スンマセン)ウマくて、そうだ、ここは刺身類もウマかったのだと再認識。

大山地鶏黒胡椒焼き
ジューシーでウマい!

ホッピーでグダグダしながら常連レビュアーの近況情報を確認する。
ここは単なるお店を越えたコミュニケーション・プラザになりつつあるなぁ。

【2013.2】
ご常連と乱入。
またカタギのヘビーユーザーと遭遇。何なんだこの店は(笑)

記憶も曖昧なまま、腹にあれこれ収める。

【2012.10】
北千住で初飲という方を4軒案内したのち、彼の希望でこちらへ。
タクシーで爆睡して体力回復。したはずでしたがやはりキンミヤ一本ほかを空けた影響がジワジワ。
店長、満席のなか席を作ってもらったのに申し訳ない。

で小生は魚の家に聞きたいことがあって行ったところ、また奇遇にも遠方のレビュアー氏と遭遇。
食べログって本当にすごい縁をくれますねぇ。

【2012.10】
友人の酔客が先週土曜にも押しかけたらしいのだが、またリベンジとばかりに3人で訪問。
今回は口開け18時過ぎで貸切でい!

ホッピー、サワー、レモンサワー、何杯呑んだのか記憶無し。
料理はまた写真撮りたいがために、未注文の品をいくつか。
目指せ、全メニュー撮影!

何しに行ってんだか(笑)


後半台湾からの客人も合流し、焼トン鶏ナンコツ揚げポテサラカツ煮にご満悦。

こちらは仕事の丁寧さがよくわかります。店長の人柄が現れてますね。

焼き物は薄味好みの自分でももう少し塩をふっていてもいいかなというほど薄味仕立て。
新しいメニューにも挑戦し続ける店長、がむばって!
そして
店長、いつもありがとう!
ご迷惑いろいろかけます。


【2012.10】
3人で押しかけるとマイレビュアー2名遭遇。
ここはサロンか?

当店で初めてノドガシラを食す。
こちらのヤキトン系、何気ないがいい仕入れと仕事で納得の味。

塩煮込みホルモンはもちろん、軟骨つくね鶏レバ刺

【2012.10】
新橋で呑んでいたのでついまたこちらへ寄り道してとりからを食べてしまいました。
今週2回目だ。
ザギン、チンバシ方面で呑むとここに寄らざるを得ない何か魔物が住んでいるに違いない。
シゴトサボリー星人だな。

【2012.10】
夕方から呑み始めて神田で宴会ののち、いろいろ回ってこちら5軒目。

1日には完成していなかった店長渾身の塩煮込みを期待して入ると顔見知りのレビュアーがたが複数名。
前日には深夜に別レビュアーも登場したらしく、ここ最近レビュアーのサロンと化しています(爆)

新規の連れと行ったら、普段は少食で手を付けない彼がペロリと人の分まで食いやがった。
いや~完成度がアップしているなぁ。

モツ類はもちろん刺身も定評がある当店ですけど、秋刀魚刺身で一杯。

モツもウマけりゃ肉そうだろうと、ポークステーキ(550)。
ウスターソースベースでアレンジした?タレがウマし。
調子こいて豚バラ串(300)。先日九州を廻って来たので九州=バラ串は鉄板ですからつい、追加注文。
誰かが2本も増量していて皆で手分けして食べましたが、やはりこちらは肉そのものも美味しいです。

どの皿でも添えているツマひとつにしてもいつも新鮮でウマそう。
アタクシこういう点に非常に弱いです。

すっかりこちらのつまみにもハマってきたので、愛と偏見の★にさせてもらいます。
文句ある?

店長は工夫と努力を怠らない人なので、また食べたいつまみをリクエストしてみよう。


【2012.9】
常連呑兵衛のリクエストで店長が寝る間も惜しんで作り上げたという塩もつ煮込みをいただいた。
例によってかなり酩酊してからお邪魔したので、またもや数々の失礼があったに違いない。
店長、申し訳ない。

ヤゲン(鳥ナンコツ)の唐揚の味付けのいいこと。

それにしても塩もつ煮込みの完成度はよかった。
脂分をいい意味うまく落として、口の中で溶けてしまうほどに煮込んである。
ネギや糸辛子のあしらいも単なる居酒屋以上のものに仕上げてある。

思わず一人でおかわりまでしてしまった(笑)
モツ煮込みをもうぞ食いしてしまうなんて。


【2012.7】
ここは行く時間帯が悪いのか、連れの面子がいいからなのか、いつも記憶が曖昧です。
でも楽しい記憶しかないのでいい店なんでしょう。(あ~なんていい加減)

ということで再確認にしに真逆の開店早々に訪ねました。

噂に聞きしこちらの店長、いい人だ、確かに。
ひとえにこの店長の人柄だな。
話をしていると随分深夜には迷惑をかけていたようで、身も縮む思い。

当店はやきとんから魚介類まで焼物を中心に手頃に呑める、魚介類と日本酒に力を入れているVATIサービスG
の中でも珍しい存在です。

複数の常連さんからの紹介も受けたこともあり、すっかり居心地の良い深夜の新橋でのハブ的存在に
なりつつあります。

ノドガシラ・ はらみ@150 値段相応にしっかり質感のある串の数々。 3,4本でお腹に溜まります。
カシラ@150
テッポウ@200
ポテサラ@300
黒ホッピー@380
ナカ@200×2
鯖一夜干し@450  アツアツの焼き魚はどの酒にも合います。日替わり?入荷の魚に注目すべきでしょう。
2,030円(外税)なり。


【過去のメモ】
2012.8 同じグループの店でしこたま日本酒を呑んで4人で突撃。

この日全員とろけそうになりながらサワーだかホッピーを口にする。
たしか千葉方面の最上級泥酔者を新橋駅方向へと蹴りだして、我らは続けていると常連さん登場で
不必要に盛上る。

かろうじてホッピーで水分補給できたからか、終電への意識が回復し他のメンバーは放置して
駅へ向かった。


2012.7 とある夜、ついついの流れで当店へ。

電車が無くなると周辺3km圏内からゾンビのように酔客が集まってくるようだ。
店長と呼ばれる男性、愛されているようだ。呑兵衛に。ご愁傷様?(爆)

また何を口にしたのか不明なままだ。

2時頃にはダウンしてタクったような記憶が残る。


2012.6 とある夜、酒癖がいいんだか悪いんだかわからない野郎(チッ!)に呼び出された。

何やら酒精がたっぷり入ったドリンクを飲まされたような気がするんだけど
初訪問にもかかわらず恥かしいことながらも記憶無し。
手ブレの写真もそのブレの酷さに前後関係が繋がらない。
どうやら相手方も記憶がなかったらしい。お互い様か(爆)

かろうじて使えそうな焼物の写真が一枚だけあるものの、食べてないんだろうな。
店の方には失礼なことをしたので、素面での再訪を誓い、、、、寝る。

  • 10月最初の塩煮込みは完成度が上がっていました。
  • 豚バラ串(@300):福岡のそれより4倍はある
  • とりから

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10位

セント・サワイオリオンズ (内幸町、銀座、新橋 / バー、洋食)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2012/10訪問 2021/07/19

ある意味銀座らしさの残る、我が家のような隠れ家


下書き放出。

今年で45周年。
来月開かれる記念パーティーの案内をもらったので顔を出して来ようと思います。

【2011.3】
利用回数多数。

'72年から40年近く続く銀座の隠れ家。
小生も20年以上利用させてもらっている電通通り沿いの古いビルの10F。

知らない人は絶対に入ってくる事はないので
気の知れた仲なら取引先ともゆっくり話をするのにいい場所。
もちろんプライベートでも使える。

一見するとホテルのバーかサパー・レストラン(死語か)を思わせる店内。
時間が止まって感じるかもしれない。
濃厚な色のオークウッドの内装はいろいろな時間が滲みついていて一朝一夕に
醸し出されるものではない。

存外軽めな扉が2つ。
手前はゆったりとしたソファー席(70席近い)に繋がり、正面奥の扉はカウンター・
バー(10席程度)に。
ただ、カウンターオンリーのバーとは違う。
2つのスペースは中で繋がっているからだ。が、気にするほどではない。

カウンターでもソファーでも食事は同じものが口にできるが、カウンターは
やはりシンプルに酒でいきたい。
昔は店名にもあるようにミスター・バーテンダーと称された澤井慶明氏(元国際バーテンダー協会副会長)が
ここでシェイカーを振っていた。
白のタキシードがよく似合っていたその澤井さんも2006年に旅立たれた。

ソファー席奥にはグランドピアノがあり、BGMとしてピアノが時折流れる程度。
だが12時以降になると生ピアノで歌う客が出てくることもあり。
席はゆったりして席間も広いので分煙ではないが気にならない。
シガーも充実しているので禁煙した小生も偶には楽しませてもらっている。

料理は和洋折衷で季節感を意識した食材を使ったものも多いので、毎日来ても
飽きることは無いだろう。
やはりお薦めは20kgくらいありそうな塊から切り分けられるロースト・ビーフ
いつもジューシーなこれはホース・ラディッシュの爽やかな刺激と軽めのグレイビー・ソースで楽しめる。
上質のランプ肉を使っているのだろうが、余計な脂や筋が無いのが個人的には好きな一品。

定番は他に一緒に煮込んだ香草野菜の香りも良いレバー・ペーストと中のチーズの溶け具合が
いいライス・コロッケ。他にラタトゥイユも前菜に手頃だ。
季節ものは夏は鱸など冬は牡蠣など魚介類と野菜類の料理がかなり充実している。

毎月お薦めのボトルがあり、10,000円程度と銀座では十分に良心的な設定だろう。
キープしていれば6,000~7,000円程度で十分。
こういう店でありながら実は日本酒も焼酎も揃えてあり何でも楽しめる融通の利きようが嬉しい。
澤井さんの「世界中の美味しい食事とお酒を手頃な値段で楽しんで」という精神そのものである。

澤井さんの後を支配人の屋良氏を中心に何ら変わらない雰囲気と味をそのままに保っている。
どんなに久しく、また酔いに任せて飛び込んでもボトルはすぐに出てくる心地よいサービスは
小生にとって我が家のように居心地の酔いまさに隠れ家なのである。


  • 一段とグレードアップした当店名物のローストビーフ
  • 美味!ローストビーフ
  • チーズ盛合せ

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