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open〜一人時間差〜last
(2700字)
▽▽▽
1964年東京五輪で、「東洋の魔女」と呼ばれた女子バレーが金メダルを獲得する一方、男子は銅メダルに終わった。女子バレーの祝賀会に男子陣は呼ばれず、「男子バレーが忘れ物にされた」と選手は悔しい思いをしていた。
翌年、監督に就任した松平康隆は、ソ連を中心とする東欧勢に対抗すべく、190cm超の大型3選手を代表に選出。そのうちの一人が、森田淳悟だった。
(中略)
「監督に『創造性のあるバレーを考案しろ』と言われていたんです。あるとき、セッターのトスが合わず、一度ジャンプを止め、タイミングを見計らってスパイクを打ったところ、目の前のブロッカーが消えた。これは使えると思って監督に報告しました」
こう森田淳悟(68)本人が語る。
森田考案の「一人時間差」に松平は大喜びし、「私の指示があるまで使わないように」と伝えたという。そして、1972年のミュンヘン五輪の準決勝。
ブルガリアに2セットを先取された日本は、3セットめに投入された南将之が、猛特訓の末に体得したフライングレシーブで窮地を救い、最終セットには森田の一人時間差が炸裂。ブルガリアをフルセットの末に降し、勢いに乗った日本は、決勝で東ドイツに3対1で勝利。東洋の魔女に続き、男子に初の金メダルをもたらしたのだ。
(週刊FLASH2016年8月2日号の記事より抜粋引用)
△△△
この日は、私の立飲み屋人生(大げさな)でも、おそらく空前絶後だろうと思われる記録が達成されたのです。それも2つも。いや、3つかも知れません。
1. 一人時間差
一度、会計をし、店を出ました。でも数分後に忘れ物をしたことに気付き、引き返したのです。するとママさんが『これ忘れたでしょう』と愛機iPad Airを手渡してくれました。そこまでは普通のシーンですが、そこから「どうせなら飲み直そう」と言うことで、再びカウンター前に立って飲み始めたのです。
一人で一軒の店を1日に2度行くなんて、いわゆる『一人時間差攻撃』って言えそうで、もちろん空前絶後の出来事だったのです。
2. オープン・ラスト
ママ曰く『ほぼオープンラストでしたね』と。つまり、店のオープン時刻に来て、ラスト、つまり閉店までいたということで、正確には開店直後ではないのですが、一番目の客だったようで、実質的な“オープンラスト”ということのようです。17:45ぐらいに入店、24:00を過ぎてママと一緒に退店した(その後別の飲み屋にご一緒した)のですから、6時間以上、居たことになるのです。しかも、その間、ずっと立って飲み食いしたわけで、連続立飲み記録更新とも言えます。一人時間差による“のべ時間”なので、正確には約3時間x2とも言えますが、とにかく新記録であるとは言えるでしょう。ちなみに、今までの最長記録は、広島の立飲み屋での3時間です。
3. 複数の客との交流
立飲み屋の醍醐味と言ったら、やっぱり同じ空間にいる他の客とのコミュニケーションだと思います。少なくとも私はそう思っています。ただ、話せても両隣に立っている2人(2組)程度で、それ以上はそんなに話し込めません。もちろん、たまに数人の頭越しに話すこともありますが、ハタ迷惑だし限界があります。
この日は結局、常連のハカセ、華やかな4人組の女子、ITの仕事をしている若者、そして映画が好きなリーマンと、4組7人の人たちといろんな話題で盛り上がったのです。ハカセとは人生を語り、女子達とはグルメ情報などを交換し、若者とは今のIT業界の裏話や古いパソコン時代の話をして、最後にリーマン(法律事務所の名刺を頂いたので違うかもだが)とはお互いの珍名さを競ったり映画の話などをしました。これも一人時間差の結果なのです。
☆☆☆
【ほそちゃんの秘密】
前回のレビューで、ほそちゃん(訪問回数は2回目?)のことに少し触れて、そこに“ママと知り合い”と書きました。そして、その詳細は“次回のレビューで”とも。
なので、このレビューでその謎解きをしようと思います。というか、前回のレビューを書いている時点では、すでにこのレビューを書くネタがあった、つまりぽっぽ亭に来てほそちゃんの謎が解けていたのです。
この店、ぽっぽ亭にはこのところ週1で来ています。
◎先々週 ー ほそちゃんと出会う。その時はほそちゃんは客だった。でも、ママがワンオペだったので、グラスなどの洗い物の手伝いをしていた。
◎先週 ー ほそちゃんとは会わず。
◎今回 ー ほそちゃんは何故か厨房に立っていた。
そうなのです。ママの知り合いということもあり、この日、シフトに入る予定の女性スタッフが“体調不良”ということで、休んだのですが、その代理としてほそちゃんが急遽バイトをすることになったようなのです。
実は、ママとほそちゃんは、以前(おそらくえっちゃんがこの店のママになる前の2018年4月以前)に一緒にたこ焼き屋で働いていて、ママが上役だったようです。つまり、ほそちゃんはママの言うことを聞く立場なのです。背の高さは圧倒的にほそちゃんの方が上ですが、ママはほそちゃんを上から目線で使い倒しているのです。(って人聞きの悪い表現だなぁ)
いや、二人の関係はいい雰囲気なのです。かといって、ラブな関係でもなさそうで、仕事仲間と言った感じでしょうか。お互いに(今のところ)この飲食業で実力を発揮したいと考えているようで、日々精進しているようです。ママの方はこの店を流行らせ、ほそちゃんはたこ焼き屋(元いた店とは違う店)で働きながら、独立を目指しているようなのです。(あくまで私の憶測)
こういうスタッフを見ていると、今まで以上にこの店が好きになったりします。店は人で持つと思うからです。
今回もごちそうさまでした。
☆☆☆
メモ:
◆ママに予約を取ってもらって、いつか一緒に「藤原」に行きましょう ー by 4人組の女子
◆4人組の女子のあだ名 → やなぎー、くっすん、せいちゃん、まめ (写真、奥側より)
◆ハカセは相変わらずママのことを「マスター」と呼んでいる。ママの呼び方は、他に「えっちゃん」というのもあり、これは本名由来のあだ名。
◆IT関係の若者の話 ー デバッグしているとソースコードを書いた人の癖が分かって来る。そして、そのうちどの辺りにバグが存在するかが、テストする前に分かるようになる。
◆映画好きなリーマンとの話の流れ ー ニキシー管使ったうどんの自販機 → ニキシー管が登場する『トゥモローランド』 → 『トゥルーマン・ショー』 → オススメの映画は『シャッターアイランド』、などなど。
謎のアイテム〜解答編〜
『あらいらっしゃい。噂をすればなんとやらですね〜』
店内には先客が3人、そのうちの二人に見覚えがあったのです。そして、中に入るなり、ママがこんなセリフで迎えてくれたわけです。
その二人とは、2週間ほど前にこの店で初顔合わせした「高槻のドンファン」と「ペッパー君」です。
『suna8さん、今日あたり来るんじゃない?』
などとママと3人で話していたらしいのです。そして、その“予感”、いや“予言”が見事的中して、驚いたって感じでしょうか。クシャミは出なかったんですけどね。いずれにしても嬉しい話ではあります。
「こちらこそ、再びこの店で会えて嬉しいですよ」
この二人は、呑み屋で出会った人たちの中でも、面白さは最高ランクで、特に「ペッパー君」は、話すだけじゃなく、見ているだけで楽しくなるのです。つまり、その存在全てが魅力的なのです、ある意味。
何も考えず、他愛のない会話ができる数少ない女性なのかな、って個人的には思うのです。いやはや、素晴らしい人物、いや、ペッパー君です。一家に一台(失礼)、欲しいですね。
そして、この日には、また興味深い人物と出会うことのなったのです。
「ほそちゃん」
身長185cmほどの長身で、細身の男性です。後客で来て、私の左隣にポジショニングしました。(普通なら“座りました”と書くところですが、立飲み屋なので)
どうやらママの知り合いのようです(どんな知り合いかは次回のレビューにて←謎)。最初、ママと親しげに会話していたのですが、私もその話の中に徐々に加わって行きました。何を話したかは忘れましたが、とにかく好青年で、真面目に色々と話してくれます。
『お笑い芸人の“和牛”の片割れに横顔が似ている』
と、ママが言ったのですが、お笑いにはあまり詳しくないのでピンと来なかったのです。そこで、例によってネットで画像検索をしたら、なるほど確かに似ているわ、ってことになったわけです。
そう言えば。
私は誰に似ているんだろう? 最近、私に関するその手の話題がどこからも出てこないのです。その昔、髪の毛が豊富で長髪だった時は、村上龍にちょっと似てるかな、って自分で思った時期もあったのですが、今、見ると全然違うようにも思います。
▽▽▽
村上 龍(むらかみ りゅう、1952年2月19日〜)は、日本の小説家、映画監督、脚本家。長崎県佐世保市出身。血液型はO型。武蔵野美術大学在学中の1976年、麻薬とセックスに溺れる自堕落な若者たちを描いた『限りなく透明に近いブルー』で群像新人文学賞、及び芥川龍之介賞を受賞。ヒッピー文化の影響を強く受けた作家として、村上春樹と共に時代を代表する作家と目される。代表作に、『コインロッカー・ベイビーズ』『愛と幻想のファシズム』『五分後の世界』『希望の国のエクソダス』『半島を出よ』など。芥川賞選考委員も務める。
(Wikipediaより抜粋引用)
△△△
『限りなく透明に近いブルー』は、そのタイトルの奇抜さも手伝って、当時は流行語にもなりました。私も実は、その流行に乗った形で、ハードカバーを買って読んだのです。今でも、自室の本棚に刺さっていたりします。その本のカバーの見返し部分に、当時の氏の写真が載っているのですが、その写真を見て、なんとなく似ているな、と、昔の自分は思っていた、というわけなのです。
本の内容は全く憶えていませんが。
そう言えば、似ているで思い出したのが、「ハカセ」でした。前回、初めてこの店で会った常連なのですが、その時、私はハカセの由来を推測して見事外したわけですが、本当の由来は、『ヤクルトの古田に似ていて、古田のニックネームがハカセ』というわけなのです。そりゃ分かりませんわ。古田は知っていても、そのあだ名までは、ねぇ。
この日は、前回、謎で終わった、カウンターの左端にあるアイテムの解答を検証するために寄ったのですが(いやいや呑むためだろうが)、まあ予想通りと言うか、まあ普通に考えれば、それしかない、という解答編でした。答え合せは、写真を参照して下さい。(飲食内容も写真を参照してね←手抜き)
ごちそうさまでした。
七夕の夜にハカセを雪隠詰め
この日のハシゴルートをおさらいしてみます。
鶏白湯のラーメン屋
↓
おまかせ日本酒の蕎麦屋
↓
スタイリッシュな立飲み屋
↓
ワイン推しのカフェ
なんともバラエティ豊かと言うか、たまたまこうなったわけですが、でもまあいい感じの店ばかりで、かなり自己満な気分で歩き続けることが出来ました。いや、この店が最後ではないわけですが、結果的には全ての店で気分良く過ごせたと思うわけです。
この店に来るのは6回目、もちろんママには名前も顔も憶えてもらい、すでに常連っぽく扱ってもらってますし(向こうも商売ですから)、多少の無理もききそうですが、今のところ大人しく過ごしています。
中をチラッと覗いたら、店内には先客3名のみだったので、反射的に入りました。数日前にも前を通っていますが、その時には満杯に近かったのでスルーしたのです。いくら気に入った店でも、大勢の客の中に割り込んでまでは入りたくはありません。まあ、あえて割り込んで“ダークダックス状態”になるのも立飲み屋の醍醐味かも知れませんが。
『いらっしゃい。あら、またお一人なんですね』
中に入ると開口一番、ママは私に連れがいないことを見て、こんなセリフを吐いたのです。
「え〜、基本は一人呑みですよ」
『そうなんですか。初回からずっとお連れさんといらっしゃってましたから』
……などと軽く挨拶を交わして、カウンターのセンター辺りにポジションをとりました。先客の3人は、それぞれ適度な距離を置いて、左のほうに立ってました。どうやら3人ともソロのようです。その中には、この店で働いている女の子もいて「今日は客なの?」と挨拶がわりに軽くツッコミをしてあげたら、喜んでいました。笑顔がステキな女性です。
この日は結局、その3人のうちの一人とかなり話し込む結果となりました。通称「ハカセ」さんは、おそらくサラリーマンで、なぜハカセと呼ばれているのかは知りませんが、私がジョークで「京大の山中教授に似ているね」って言ったら『全然似てないですよ』などと返されてしまいました。いや、ちょっとは似ていますよ。それがハカセの由来じゃないのかと思ったのですが、どうやら違ったようです。
私より一回りほど若い(だろう)ハカセは、人生についてそれなりに考えるところがあるようで、私がマジに話を聞いてあげて、肯定できる部分が大半だったので、ウンウンと頷いたりフォロー解説をしてあげると、かなり嬉しかったようで、上機嫌になっていました。聞き役に徹するのもなかなか楽しいものです。(とは言いつつ自分の人生経験に関してかなり喋りまくりましたが)
今回はそれなりに店に通ったということで、「スタッフドリンク、どう? 呑む?」とママに提案することにしたのです。こういう事って、ある程度通った客がする行為だと思っているわけで、今回、そろそろいいかなと自己判断したわけです。『はい、いただきますわ』と笑顔で答えてくれたので、サブの女の子と合わせてドリンクを奢りました。こういう行為も呑み屋の醍醐味の一つで、でも、たまに受けてくれない場合もあるので、その店の雰囲気をくみ取って、臨機応変に行動しないといけないのも確かです。
『いただきます、乾杯』
「乾杯」
この瞬間がオヤジの自己満マックス状態なのです。
店が徐々に混んできて、私はハカセともっと濃い話をしたかったので、彼の横に移動しました。そこは店の左端で、スタッフが客を送り迎えするために行き来するわけで、その度に隙間を作らなければいけない場所でしたが、その事自体が酔ったオヤジ達には楽しい行為だったのです。『そんなに空けなくても通れますよ〜』などと言われながら。
この日は、呑み食いしながら人生をコンコンと語るオヤジでしたが、やがてハカセの“飲み友“だという若い女性が来て、私とハカセの間に入ってきました。ハカセはカウンターの左端からさらにはみ出した格好になったのですが、でもそれが気持ちよさそうでした。
厨厨厨□
房房房□
厨厨厨□
房房房□
厨厨厨□
房房房□
厨厨厨□
房房房□
①□□/
・②③・・入口
①ハカセ
②女性
③suna8
もう【雪隠詰め】と言っても間違いではないポジションです。私もそういう状況が嫌いではなく、むしろ好きです。同じ界隈にあるおでん屋でそういう場所に座って呑み食いしたことがありますが、かなり心地よかったですね。
という事で、相変わらず居心地の良い店と、そしてイイ客でした。イイ店にはイイ客が付くものです。私がイイ客かどうかは知りませんが。
ごちそうさまでした。
さてさて、そろそろ〆に参りますかね。
☆☆☆
【雪隠詰め】(せっちんづめ)
① 将棋で、王将を盤の隅に追い込んで詰めること。
② 転じて、相手を逃げられない状況にまで追い込むこと。
(大辞林より)
茗荷と玉葱あるいはドンファンとペッパー
今回で5回目の訪店、そして意外や意外、この店における初めての一人呑みです。
仕事帰りの立寄り、立飲み、これが本来の使い方なんでしょうね。
先客は2名で、最初はピン客同士かと思ったのですが、実は「呑み連れ」だそうで、もう10年ほど一緒に呑んでいるそうです。
背の高い男性と背の低い女性の熟年カップルで、二人の会話がめちゃめちゃ“漫才”していて、この日は飲み屋で腹筋運動が出来たなぁ、と思ったほどです。そのうち、夫婦漫才から私を交えたトリオ漫才になって、今度はメガネママが観客となったようで、大ウケしてました。
ということで、今回飲食したのはこんな感じ。
■ガリチュー
■上記の追チュー
■ミョウガの天ぷら
■赤ワイン
■パテ・ド・カンパーニュ
どれも美味しく呑み、そして食べました。
ごちそうさまでした。
☆☆☆
ここからは余談です。(って、いつもほとんど余談ですが)
前述したカップル、男性は自称、いや女性曰く「高槻のドンファン」とのことで、まあ、その呼称の根拠は別として、なかなかのモテ男のようでした。女性の方は高知県出身ということで、そこからミョウガの話になったのです。どうやら実家でミョウガを栽培しているようで、毎年のように大量に自宅に送られて来て、余ってしまって困っているとのことで、ミョウガには詳しそうでした。今回、この店にあったミョウガをチェックしたその女性は「なかなかいいミョウガだねぇ」と評価していました。「どこ産?」って聞かれたママは「宮崎産」と小さな声で返事をしました。「え〜〜」ってことで「じゃあ今度持ってきてあげるわ」なんて話していました。いつしか高知県産のミョウガを、この店で食べられるかもです、知らんけど。
そして、高槻のドンファンは、淡路島の出身ということで、じゃあ玉葱だねってことになって、こちらもいつか持って来るということに、、、とはならなかったようです。出身というだけでは無理でしょう。私が讃岐うどんをたくさん持ってこれるか、と聞かれるのと同じですから。
そして、背の低い女性の方は、その動きがなんとなくSoftBankのペッパー君に似ていることから、ドンファンが「これから君をペッパー君って呼ぼう」ということになったのですが、さっそく私が「ペッパー君」って呼んだら、「ペッパー」でいいよ、ということになり、二人のこの店での源氏名(じゃないし)は、“ドンファン”と“ペッパー”になったのです。ちなみに、私の源氏名(だからちゃうって)は、以前にこの店で出されて好評だった「砂肝の唐揚げ」になぞらえて、「すなぎも」になりかけたのですが、『肝という漢字が書けない』(ペッパー談)という謎な理由で、素直に「suna8」になったのでした。
お粗末様でした。
気軽さは立飲み屋の中でも随一
『三匹のオサーンが行くPart2〜天満・福島編〜』
【天満パート】
①立飲み屋S.O.
②居酒屋KDK
③角打ちI.S.
◎ラーメン店SDS
④角打ちK.S.
【福島パート】
⑤立飲み屋SBO
⑥立飲み屋『立呑 ぽっぽ亭』⬅︎NOW
⑦立飲み屋
⑧バー
☆☆☆
オサーン3匹+ONEが行くハシゴ酒ツアーも、後半戦に入って、かなりお疲れモードになってきた感も無きにしも非ずですが、とにかく行きたい店があるわけで、前に進むしかありません。
▽▽▽
漫画『巨人の星』より……
飛雄馬に「球が軽い」という、投手として致命的な欠陥がることに気がついた父一徹は、正月に訪ねて来た飛雄馬に突如坂本龍馬のエピソードを話し始める。
一徹「しかし龍馬はこう言った。いつ死ぬか分らないが、いつも目的のため、坂道を登っていく。死ぬ時はたとえどぶの中でも前のめりに死にたい……と」
飛雄馬「うっ」
一徹「つまり限りない目的への前進だ! たとえどぶの中で死んでも、なお前向きで死んでいたいっ……。それが男だ!」
一徹「死にこだわったりおそれたり、あるいはどうせ死ぬんだといって前進を止めるようなやつは男じゃない!」
飛雄馬 (ガーン、ガーン、ガーン)
(「博物館訪問家・ひでのブログ」より抜粋引用)
△△△
私が小学生の頃、プチリッチな同級生があのスポ根漫画の元祖とも言われている『巨人の星』のコミック全19巻を持っていて、友達の間で回し読みしていました。いろんなシーンが思い出されるわけですが、この坂本龍馬の言葉も印象に残っているのです。でも、実際、坂本龍馬がこのセリフを言ったという事実はなく、一徹の言葉、つまりこの漫画の原作者である梶原一騎の創作なのです(作画は川崎のぼる)。そして、そのネタ元が司馬遼太郎の小説だったりします。
ということで……
“例えどぶの中で倒れても、なお前向きで酔っていたいっ……。それが呑兵衛だ!”
☆☆☆
この店にはこれで4回目の訪問になります。いずれも誰かと一緒に来ています。
1回目:岐阜県人と
2回目:3人の美女と
3回目:バーのママと
そして4回目の今回は、オサーン達とです。たまには一人で来て、この店のステキなメガネママと雑談したいなぁ、なんて思ってはいけませんよね。4回とも楽しく立飲みできたのですから。
ということで、ちょっと変わったドリンクを頼んでみました。
■青とうがらしチューハイ
「その、青とうがらしチューハイってやつ、辛いの?」
『さぁ、まあ辛くないと言えば嘘になりますけど』
「じゃあ、辛いの好きなので、それお願い」
ということで、サーブされました。
チューハイ自体は辛さはほとんどなく、青とうがらしのフレーバーがかおる、という程度でした。ただ、しばらく飲んでいると、刻まれた青とうがらしが口に入ってきて、ライトなピリ辛感が口中に広がりました。すっきりさが際だつ飲み物です。
アテは、たぶんこの2つです。
■スパニッシュオムレツ 特製トマトソース
■えのき素揚げ
オムレツは食べた記憶は多少残っていますが、えのきの方は記憶にありません。なので、間違っていたらごめんなさい。あくまで、写真判定です。あと、何を話したかも憶えていないので、誰か教えて下さい(おいおい)。
ごちそうさまでした。
今回は3回目の訪問だったのですが、見事に女性店長にそのことを当てられました。これはすごいことだと思います。確かに結構短期間に訪れてはいますが、客は不特定多数であり、どうやって記憶するのでしょうか。私がよほど印象深かったってわけでしょうか?(自意識過剰気味)
ここは大阪の福島でのお気に入りの立ち飲み屋です。
18時に、とある女性と、この店で待ち合わせていたのです。10分程度遅れるとの連絡が入ったので、中で待つことにしました。先客はいません。今後のことを考えて、一番奥の方に陣取りました。果たして、30分ほど経過するとほぼ満席状態(立飲みなので正確に言えば満席ではない)になりました。そして、さらに客が入ってきて、やがて“ダークダックス状態”になったのです。
「こういう、混み合う店で斜めになって呑むことを、ダークダックスって言うんだよ」
オヤジはいかにもな感じで、待ち合わせた女性にのたまうのでした。すると、隣に立っていたスキンヘッドのオサーンが、話に割り込んで来ました。
『そして、こうやってダークダックス状態を利用して、肩を抱いたりするんだよ』
と、私の連れの肩を抱く真似をしたのです。もちろん、真似だけで実際には触れていません。今時、例え立ち飲み屋であっても、いきなり初対面の女性の肩を抱いてしまったら、まさにセクハラそのものです。
私は内心、便乗したかったのですが(オイオイ)、グッと我慢しました。
☆☆☆
結局、ドリンク2杯呑んで、アテは2種類をシェアして、次の店に行くことにしました。
ごちそうさまでした。
▽▽▽
【ダークダックス】
ダークダックス(DARK DUCKS)は、男性の重唱団(ボーカルグループ)である。過去のレコードジャケットでは『ダーク・ダックス』という表記がされる時もあった。同グループのメンバー数は活動の中心時期には長らく4人だった。ただし、1951年の結成当初は3人。メンバーの逝去にともない、現在は1人。
(中略)
飲み屋などでダークになるという表現[13]のダークとはダークダックスに由来する。
脚注13:立ち食い・立ち飲み式のカウンターで斜めに立ち、より多くの客がカウンターに立てるようにすること。転じて少し奥に詰めること。
(Wikipediaより抜粋引用)
「一人と3人」ハシゴ酒ツアー お気に入り編
この日の「一人と3人」ハシゴ酒ツアー、早くも5軒目となります。手元の時計は17:20を指しています。まだまだ外の景色は明るく眩しいです。普通の感覚の人なら、呑むことにちょっと気が引けてしまう明るさなのですが、我々一行はまったく気にしないどころか、どんどん盛り上がっています。
1軒前の餃子屋で3人目の美女と初顔合わせした私は、オススメの立飲み屋ということで、前回、「福島ハシゴツアー」で初めて行って、気に入ってしまったこの店に、みんなを連れて行くことにしました。メガネの女性店長と、いじりがいのある女性スタッフが印象的だった、カウンターだけの立飲み屋です。
「おじゃましま〜す」
開店時間から間もないからか、先客なしの状態で入ります。メガネが似合う店長は、私のことを憶えてくれていたらしく、『前回はどうも』みたいな感じで、笑顔で迎えてくれました。相変わらず、いい表情です。
「あれ? 今日は一人?」
前回は2人体制で、立ち位置のせいもあって、補助のスタッフの方と、主に絡まさせてもらって、かなりツボにハマったのですが、今回、彼女は見当たらないのです。
『そうなんですよ。あとから1人来ますけど』
いずれにしても、今回は美女3人相手なので、スタッフと絡んでいる余裕はないでしょう。
我々4人は、何度目かの乾杯をして、呑みながらあーだこーだ、ダベっていました。
「あ、呑むだけじゃなく、少しでも客単価を上げないとね」
ということで、各自、好きなものを頼むことにしました(この店はお通しはない)。でも、みんなアルコールが入っていて、なおかつ話すことに夢中になっており、食べ物に興味がないようで、結局は、大半を私が決めることになったのです。
■ミニステーキ
■カリフラワーの燻製
■チーズの燻製
ミニステーキは前回食べて美味しかったので、今回も頼みました。あと、なんとなく燻製が食べたくなったので、カリフラワーとチーズの薫製を、それぞれ頼んだのです。
その時、カリフラワーというキーワードに引っかかったメンバーがいて、カリフラワーとブロッコリーの関係性や好き嫌いについて、ちょっとした議論が始まったのです。(たいした内容ではないので割愛)
そのうち、前回の補助のスタッフが入店して来ました。でも、厨房には入らないようです。店長に聞くと、『彼女、今日は非番なんです』ということで、プライベートでの利用だったのです。カウンターの一番端に位置した彼女をチラ見しながら、う〜〜ん、絡みたかったなぁ、とも思いましたが、今回はその余裕もなく。
ということで、この後入ってきた後客の男性の存在にも気づかないほど盛り上がった(うるさくしてごめん)我々は、40分ほど呑み食いして、次の店に向かうことにしました。
ごちそうさまでした。また来ます。
☆☆☆
「一人と3人」ハシゴ酒ツアーマップ
1軒目:バルチカの居酒屋☑️
2軒目:放出(はなてん)のたこ焼き屋
3軒目:京橋の立ち飲み屋
4軒目:福島の餃子屋(3人目の美女と合流)
5軒目:福島の『立呑 ぽっぽ亭』⬅︎
6軒目:野田の焼肉屋 ☑️
7軒目:野田のスペインバル
8軒目:地獄谷のカラオケ居酒屋(?)
(凡例:⬅︎現在地、☑️レビュー完了)
福島でハシゴ Part2
こういうのって面白いですね。一人呑みの時と、二人以上で呑む時の、自分自身の食べたり呑んだりする行動パターンが全然、違うってこと。
しかも、一人呑みの仕方も人それぞれで、今回の同行者(このレビューではワザと相手を特定する表現を採っていません)の呑み方と私のそれは、全然異なっていたりして、客観的にも主観的にも、なかなか興味深いものとなりました。
・店の選び方
・注文するドリンクやアテの選び方
・寡黙に呑むか、周りを巻き込むか
・1店舗あたりの滞在時間
などなど。
まあ、私なんかは呑めればいいので、相手がいる時は合わせちゃったりしますので、まったく気にしないのですが、相手からはどう見えたのでしょうか。いや、それを気にするような“お年頃”でもないので、どうでもいいことなのですが、お互いに興味深かったってところでしょうか。
世の中には色んな人がいますよね。
いわゆる多様性って言うやつです。
さて、そんな下らない前フリなんて放っておいて、そろそろ本題に行きますわ。と言っても、この後書いている本題と言っているレビューだって、私の書く内容なんて、いつも下らないわけですけど、まあ、そこは勘弁して下さい。趣味であり日記ですので。
☆☆☆
この店はいわゆる立ち飲み屋です。カウンターのみの狭小な店内で、でも、このくらいのコンパクトさが好きです。店の全てが把握できるからです。どういうお客が何を飲み食いして、どう盛り上がっているか、スタッフの動きや対応はどうなんだろうか、とか。別にそういう事を常に考えて呑んでいるわけではありませんが、ちょっと手持ち無沙汰になると、いきなり観察モードになったりもするわけで、店内を俯瞰して見るのって、結構、面白いものです。
この店のメニューは、基本的には2つの黒板に集約されています。一つがドリンクメニュー、もう一つがフードメニューです。それぞれ1枚づつで、それ以外のメニュー掲出はほとんどなく、分かりやすいのです。こういう点も、コンパクトな店だからこそ出来るワザであって、店内が広くなると、そういう手法が取りにくくなるわけで、そうなるとハンドメニューを作ったり複数の黒板を毎日メンテナンスしたりしなくてはいけなくなり、そこに瑕疵が生まれやすくなるのです(1軒目がそんな感じだった)。
また、店内のあちこちにメニュー表がベタベタ貼られていたり、これでもかという感じで短冊が並んでいると、もしそこに食べたいものがあったとしても、見つけられずに終わって、あとでそれを知ったりすると、残念な感じになってしまうのです。まあ、そういうのもトリッキーで面白いという解釈もありますが、私は「その店でしか食べられないもの」を見つけて食べたい、という基本的な考え方を持っていたりします。
現実には、オンリーワン・メニューというのはそうそうあるものではなく、きっと全国津々浦々に存在するのでしょうけど、なるべくそういう料理、アテを見つけようと努力はするわけです。特に、その傾向は出張などで、普段の生活圏から離れた場合に顕著で、いわゆる地産地消を見つけたいわけなのです。
定番料理は、基本的には選ばない、というところでしょうか。私は味が想像できる料理は、後回しにします。
申し訳ないのですが天邪鬼です。
■黄身のみそ漬け
あ〜なんか、こういうのって、メニュー表で見つけたら幸せな気分になるのです。
☆☆☆
そうそう、この店のドリンクメニューはALL390円です。このなんとも“シンプルイズベスト”な価格体系、好きです。私は基本がケチなオヤジなので、並んでいるドリンクの価格がバラバラだと、どうしても安いものを選びがちなのです。でも、均一価格なら冒険できるのです。今回も、普段はあまり頼まないウィスキーを選んだのです。
「ジョニーウォーカーのハイボール、下さい」
『お客さん、実は、メニューにはないけど、ジョニ黒も入ったんですよ』
「え〜〜、じゃあ、そっちにするしかないがね」
ちょっと嬉しくなると、微妙に語尾が名古屋弁しちゃうわけで、じゃあってことで、久々にジョニ黒を飲むことにしました。去年の誕生日に上の娘がプレゼントしてくれて以来です。
■ジョニーウォーカー(黒)
ふぅ。。。(息継ぎ)
店内の撮影許可を得ようとした時に、女性店長に『拡散をお願いします』って言われて、生まれて初めて生で聴くそのキーワードにドキッとしたオヤジでした。そして、インスタの相互フォローをしたり、『オヤジ的キレイな写真を撮るには?ミニ講習会』をお願いされたりと、今風なスタッフで、なかなか新鮮でした。
さらに、サブの女性スタッフがイジリ甲斐がありすぎて、そのためだけにまた来たいと思ったほどです、マジで。
……ということで、楽しく時間を過ごしました。あ、同行者の方にはあまり絡めずじまいでしたが、寡黙に飲むタイプ(本人談)なので、大丈夫らしいです。
ごちそうさまでした。
口コミが参考になったらフォローしよう
suna8
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店名 |
立呑 ぽっぽ亭(ぽっぽてい)
|
---|---|
ジャンル | 立ち飲み |
お問い合わせ |
06-4796-2325 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
新福島駅から89m |
営業時間 |
|
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
個室 |
無 |
---|---|
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
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ここ一ヶ月は、平均すると週に1回おじゃましています。通勤は、通常はJRで往復するところを、帰路だけ歩いて、少し大回りするとこの店があったりするのです。タイミング次第では店内が混んでいることもあって、その時はひっそりとスルーして、そのまま帰ったり、場合によっては近所のサイ◯リヤで、“センベロワイン”したりもします。
平均すると、ドリンク2杯、アテも2種類ぐらいで終わり、会計時には2000円でお釣りがきます。夕食が軽めに済ませられるので、立飲み屋の有効活用って感じです。(ここ何回かはママたちと“乾杯”しちゃうので、もう少し行きますが)
この日は、今まで出会った常連客とは会わなかったので、一人呑みモードで口数少なめで過ごしました。(ほんとかいな)
カウンターの隣にサラリーマンが来たので、何かきっかけを作って話そうかと思っていましたが、どうやらその客はもう一人とこの店で待ち合わせをしているようで、相手が約束の時刻より遅れていることもあって、落ち着いて雑談をする雰囲気ではなかったようです。なので、私もきっかけがあったとしても、あまり絡まないようにしました。
それでも、ママの方で、図らずもきっかけを作ってくれたのです。
『ゴーヤーチャンプルー、作りすぎた〜』
そう、私が頼んだわけですが、どう見ても一人前の量とは思えない感じで、ゴーヤーチャンプルーが皿に乗って出て来たのです。一人で食べられないわけではありませんが、他のアテも食べたかったので、どうしようかと思ったのです。
「おすそ分け、いかがですか?」
私はママから取り皿をもらって、それに料理を分け入れ、隣に立って飲んでいた先ほどの客に、オススメしました。料理的には好き嫌いがある類なのですが、どういう流れでそうなったかは、目の前で展開されていて説明は不要だったので、その客はスムーズに受け取ってくれました。(その後、そんなに食べ進んではいませんでしたが)
私は残りの目測1.5人前以上あるゴーヤーチャンプルーを、いつもよりハイペースで完食しました。もちろん、ママの自信作ということで、美味しくいただきました。名古屋の自宅でも夏季に、朝顔などと一緒にゴーヤーをベランダで育てて、生育したゴーヤーを家内が調理して夕食などに出されますが、それとはワンランク上の風味で、やっぱり専門家と主婦との差なのかな、とも思いました。まあ、素材そのものも異なるとは思いますが。
その後、隣のサラリーマンの知り合いがようやく到着したようで、その人はインド帰りとかそうでないとかで、ちょっと興味が湧きましたが、今回は一人呑みモードで貫きました。「日本のインドの人が作っているカレーと現地のカレーの差異」や「カレーにおけるネパールやスリランカとの関係性」など、聞きたいことは山ほどあったのですが、例えインドに出張などで行った経験があったとしても、どこまでそういうコアな質問に答えられるかは、ケースバイケースなので、質問すること自体がビミョーではあるわけですが。
ということで、常連のハカセと入れ替わる感じで、店を出ました。ハカセ、もっと早く“出勤”してくださいね。
ごちそうさまでした。