京都・太秦/大映通り「キネマ・キッチン」。【7th】 : Kinema Kicchin

「穂久彩」同様、ロケ弁でも頑張る「キネマ・キッチン」。

ちょっと前のレビューになる。
僕の地元「太秦」は、映画の街だと、別のレビューで何度も書いた。
それにふさわしい弁当がある。ロケ弁だ。

最近、ロケ弁で有名なのは「穂久彩」だが、この帷子ノ辻駅から太秦駅に続く大映通り商店街の「キネマ・キッチン」でも取り扱っている。


「銀幕スター弁当(はいから)」(￥1,200)　――　銀幕スター弁当には、この「はいから」という洋食弁当と「なごみ」という和食弁当がある。コチラは、メインが揚げ物で、エビフライ２尾、唐揚げ２コ。それに、牛肉すき焼風、野菜が入った練り物、玉子焼き。その他にも、きんぴらごぼう、ひじきの煮物、インゲンの玉子和え、ふろふき大根などなど、フルーツのデザートまで豪華な感じでイイ。化粧箱に入れられ、いかにも銀幕スター向きな雰囲気が漂っている。
価格と品数からすれば、味はそんなに期待できないかと思ったが、いやいや丁寧につくられていて、なかなかの味である。行楽のお供に便利な弁当でもある。
満足。ごちそうさまでした。

普通のロケ弁も800円であった。
予約必須で、この時はお花見の時期とかぶっていて混み合っていたと思われる。


この「キネマ・キッチン」、食堂もあるので、一般的な定食や軽食をソコで食べるコトもできるし、貸し切り宴会などにも対応している。入口付近には、映画のコーナーなどがあったり、スクリーンで昔の名画などを上映する催しもある。

使い方次第では、昔の古き良き時代の銀幕スターファンには、たまらない店となり得る。


（文責：京夏終空、2015.7.24）


（※写真は、後日掲載。）