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店名 |
名代 富士そば 代々木八幡店
|
---|---|
ジャンル | 立ち食いそば |
お問い合わせ |
03-6276-3857 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
小田急小田原線 代々木八幡駅下車 改札口より徒歩1分 代々木八幡駅から104m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー可 QRコード決済可 |
サービス料・ チャージ |
なし |
席数 |
(カウンター18席、テーブル2人×4卓・4人×1卓) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | テイクアウト |
お子様連れ |
子供可 |
ドレスコード | なし |
ホームページ | |
オープン日 |
2017年4月5日 |
関連店舗情報 | 富士そばの店舗一覧を見る |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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「名代 富士そば」の贅沢かつ丼
酔いを冷ましながら、ぶらぶらと歩きながら代々木公園駅へと向かう。
山手通りの代々木八幡駅からエスカレーターを降りて、代々木公園駅に向かおうとすると、右手に は、夜空の下に燦然と輝く「名代 富士そば」の看板。それが見えた途端、急に空腹を覚えた気がして、図らずもこの桃源郷に吸い込まれていく。
そんな自分の愚かさは忘れて、UI(ユーザーインターフェイス)にそこそこ配慮された大きなタッチスクリーン画面の券売機と向き合う。そしていつも通りかつ丼のボタンを探していると、その左上の角に見慣れないボタンを見つける。
そこには「贅沢かつ丼」という文字と写真が入ったボタン。980円と「名代 富士そば」にあるまじき価格が表示されているではないか。
生来、贅沢な人生を歩んでいないせいか、「贅沢」という文字には妙に惹かれる。そしていつしか財布から千円札、そしてマメに小銭入れから10円玉8枚を出して、券売機に投入している自分がいる。
お釣りボタンを押し、百円玉を受け皿から取りつつ、食券を手にする。自分は今ここで何をしているのだろう?自分は一体何処に向かっているのだろう?という疑問が生まれてくる。
それを打ち消すかのように足を進め、ステンレスのカウンターや棚に囲まれた調理場のカウンターに向け、贅沢かつ丼の食券をおずおずと差し出す。
すると、「食券はそのままお持ちください。番号でお呼び出ししますので」と返される。ということは、食券を購入した時点で注文が通っているということだ。
そんなやりとりに、人手不足のニッポン、名代富士そばの進化を感じつつ、積み重なった樹脂製のコップをひとつ手に取り、給水機から水を汲み適当な席に着く。
他のお客さんより、随分時間がかかっているが、調理場に動きを感じ、そろそろ僕の番かなと待っていると、「B67番、贅沢かつ丼のお客様」と嬉しいコール。ステンレスの棚の上には、僕のために用意された贅沢かつ丼が載ったトレイが置かれている。
待ってましたとばかり、トレイを手に取り席に着いて、まずはお盆を俯瞰する。贅沢というだけあって、まさかの金色の丼に盛り付けられている。
金ピカの丼により、名代 富士そばで殿様気分。贅沢とはこういうことを言うのだと腹落ちする。ところが、つゆを伸ばしたワカメ入りの汁物やキュウリのキューちゃん的漬物は、普通のかつ丼と全く同じで、贅沢感はまったくなし。
さらに燦然と輝く丼に入った贅沢かつ丼、それを手前斜め上方から見る限りでは、玉子のかぶりはいつもの「名代 富士そば」のかつ丼らしく、美しいものの、400円安いノーマルのかつ丼と一見何も変わりない。
期待していただけに、丼が金色なだけじゃんと少しがっかり。今日は散財したなと反省しつつ、箸を手に取る。
ところが、ひとたび箸でとんかつを持ち上げると、いつもとは異なる感覚を覚える。そして、おもむろにとんかつを口に運び噛み締めてみる。
するとこのとんかつ、重さや厚さも微妙に違う。さらに断面の見た目も異なり、味や食感は中々のもの。その瞬間、このかつ丼に「贅沢」という名を冠したことに納得。
といっても、そこそこ旨い蕎麦屋のかつ丼に近いレベル。とんかつ自体は、かつやのカツ丼並みのクォリティ。品質・価格設定の面で、かつやのカツ丼には、やはり一日の長がある。
それでも「名代 富士そば」の贅沢かつ丼には、黄金色の丼を含めそれなりの価値は感じる。さすが長年愛した「名代 富士そば」だけのことはある。
調べたところ、この贅沢かつ丼は三元豚を使っており、元々は秋葉原電気街店のみで販売、10月から取扱店舗が増えるも、今も都内では品川店、代々木八幡店、板橋店のみでしか食べられないそう。
こんなに貴重なかつ丼にたまたま出会ったことに、何か運命的なものを感じるが、名代 富士そばらしくないお値段ゆえ、贅沢であることは間違いない。
結論的には、一度経験すればそれでよいという代物。名代 富士そばで贅沢をしてはならない。
贅沢かつ丼 980円